2025-09-05

オタクって鼻つまみ者だったよね

増田現在20代後半。

平成一桁ババアだよ。

二次創作も嗜むしアニメ漫画アイドルも嗜むオタクだよ。

増田が育った地域治安が悪かったし田舎だったからか知らないけど、少なくとも中学生までは二次元オタク人権がなかったように思う。

海外ドラマで見るようなギークとかナードみたいな扱い。

なんせ中学の頃は運動部至上主義とは言わんが、カーストの上位は運動部で、増田が入ってた美術部は最下層だった。

アニメ漫画読んでてもジャンプの、それも看板作品しか人権ない。みたいな。

そして厄介なのが、中学卒業ごろにスマホが普及し始めくらいだったかネット文化も徐々に入ってきた。

まだ、X(旧Twitter)もInstagramも主流じゃなかったのが救い。

さて、そんな時代オタクとして青春を送ってきた増田としては、やっぱりオタクとそうじゃない人の線引きって結構重要だな。と思ってる。

増田はとにかくクラスで浮くのが嫌だったから、オタクも自認してたしクラスメイトも増田のことをオタク認識してたけど、極力、いわゆる公共の場(教室とか)ではオタクっぽい会話はしないようにしてた。

幸い増田はクソミーハーなので、オタク以外の話題にも乗れたし、周りのオタクほど大人しい性格でもなかったので、クラスにはうまく馴染めてたと思う。

たまに別のクラスを覗くと、他のオタクがあからさまにいじめはしないけど、扱いづらいとかああ、あいつね(笑)みたいな扱いをされてて、増田絶対あんな扱いされたくないって思ってた。

今考えるとガキだし、性格悪かったな自分。って思う。自己擁護するとあの頃は学校という場が世界の全てだった。

高校大学特殊環境だったかカースト存在しなかったので、語るエピソードがないけど、そんな増田就職した先がゆる体育会系みたいな陽キャしかいないような現場系の会社だった。

これは気をつけないといけない。ってすごく思った。

でも蓋を開けて見たら、世間は私が学生の時ほどオタクを鼻つまみ者扱いしてなかった。

というよりは、世間が指すオタクって言葉範囲が広がったように思う。

コロナ禍も相まって、みんなアニメにも漫画にも触れる機会が増えたこと、増田会社ファミリー層が9割だったか子供の影響で見る人が多かったこともあると思う。

それでもそういった層は、公式から供給されるものを楽しむにとどまるし、増田みたいに二次創作を嗜む人は少なくとも表向きは見てない。

増田は完全にインターネットの住人なので、世の中には二次創作を楽しむ人がいっぱいいることは知ってるけど、世の中に存在する人と比較した時、その絶対数は少ない。

そういうマイノリティであることを自覚して活動しないと、何か良くないことが起こった時マイノリティーというものはすぐに爪弾きにされる。

増田は肉も食べる人間なんだけど、出会った人がヴィーガンなんだよね。って言ったらちょっと警戒するかも。

それって、ニュースやなんだで、ヴィーガンの人が起こした問題を知ってるから

例えになってるか分からないけど、二次創作を嗜むオタクもそうだと思う。

増田がこのエントリーを書こうと思ったのは、悪いインターネット話題の某コスプレイヤーの人。

彼女自分が行ってるのは意識改革だと思ってそうだけど、その手法はあまりに強引で一歩間違えば彼女以外の全てを消し炭にするくらいの威力があると思ってる。

一般の人からしたら、きっとコスプレなんて子供プリキュアごっこ仮面ライダーごっこの延長で、そんな人が自分キャラクターだと思い込んでミーグリやってたら、ちょっと引くと思う。

古のオタク目線で言うと、その引くという相手感情理解した上で、いい塩梅活動する、しないの線引きをしてたのが彼女の言う因習村なんじゃないかな。

私はオタクが鼻つまみ者になるきっかけの時間の時はまだ生まれてなかったので知らないけど、二次創作を嗜むようなオタクがそれに関わる事件を起こした瞬間に、オタクはまた人権がなくなると思う。

正直、彼女はすでに片足を突っ込んでる気がするしそれに気づいてない。

自分が全であり、楯突く者は全て間違ってると思ってそう。

私にもそのきらいはあるけども、彼女はそれの上をいってる。今のインターネット私たち学生の頃に使ってたよりも圧倒的に拡散力があって、便利でその代わり圧倒的に危険なことに無自覚のまま、暴れ散らかすのはコスプレも含めた二次創作を楽しむオタクにとって危険因子すぎる。

あとぶっちゃけ自分特別だと思い込むのはいいけど、インターネットを取り上げたらあなたは等しくone of themであることも理解した方がいい。

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