2025-09-06

FatサイドFIREしたい

Fat FIREって多分リーFIREレトロニムとして扱われ、目指すべきFIREでないアンチテーゼだと思うんだけど、俺はせっかく金貯めたらFatに生きたい。仕事は辞めないし減速もしない。そうすると仕事しながらのFIREはサイドFIREなので、Fat サイド FIREということになる。これを試算する。

いくらかかりそう?

住むところには妥協したくない。人と会える機会を逃したくないし、都市インフラガッツリ活用したい。なので、都会の中心部都内周縁部は必須。そうすると家賃で50万ぐらいかかりそう。

このとき手取り年収の1/3に収めることとして、1800万の手取りが最低必要ということになる。

FIRE年収パターン

FIREしていないパターン
資産資産収入労働収入(額面)
0 0 2400万(4200万)

まず労働収入サラリー)で必要年収を稼ぐ方法を考える。

ただしこの場合資産形成が別途必要だ。1800万の手取りでは足りず居住費は1/4に収めるのがセオリーだ。そうすると2400万の手取り必要になるだろう。

2400万を手取りでもらうには額面で4200万円ほど稼ぐ必要がある(所得税住民税社会保険料)。ダブルインカムなら額面1800万円x2で到達可能だ。

ただ、一般的家計法則手取りの1/4に抑え、資産形成)に、このレベル高額所得者適用するのが間違っているかもしれない。エンゲル係数も低くなるだろうし(食費は50万もかからなそうだ)、1/4も資産形成に回す必要はないだろう。実際はこれより少なくても良さそうだ。

コーストFIRE
資産資産収入労働収入(額面)
2000万 100万 1800万(3000万)

貯蓄せず収入はすべて使い切る方向で考える。貯蓄の主な目的である老後資金は準備済と考えるのだ。これをコーストFIREという。

1800万を手取りでもらうには3000万円ほど必要ダブルインカムなら額面1300万円x2で到達可能だ。

サイドFIRE 1
資産資産収入(額面) 労働収入(額面)
10000万 400万(500万) 1400万(2200万)

FIREの目安となる1億を資産形成したパターンを考える。この場合、400万を資産収入として得ることができるので、のこりの1400万を労働で埋めることになる。ひとりだと2200万の額面、ダブルインカムだと950万x2での額面が必要だ。

サイドFIRE 2
資産資産収入(額面) 労働収入(額面)
16000万 800万(1000万) 1000万(1500万)

労働収入リアルに到達可能ものとして、残りをFIREで埋めるというパターンを考えてみる。

労働収入1500万だと手取りは1000万程度になるようだ。ダブルインカムで等分だと手取りは1100万程度になるだろう。

残りの800万を資産収入で埋めることを考えると、5%運用で1億6000万必要だ。

フルFat FIRE
資産資産収入(額面) 労働収入
40,000万 1800万(2000万) 0

フルでFatFIREを目指すと4億の資産必要になる。

ただ、労働収入がないと審査が降りず貸してくれる大家がいないだろう。

総括

そんなわけで50万の家賃を払うには結構厳しいことがわかった。

パワーカップルといわれる2000万を夫婦で稼いだとしても一億円の資産さらにそれをリスク資産に突っ込んだ運用別に必要になっている。


都内には家賃50万の家なんてポンポンたってるし、この価格帯では別に富裕層マンションと言う感じでもない。新中間層というのがお似合いのマンションである都内に限らず地方の主要都市にある駅チカマンションだと50万クラスになるのではないか

地方サラリーマン中流家庭に生まれたような人間は、都内には居をかまえず、1時間超の通勤時間で極狭マンションに住むのが人生ということになる。

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