2025-09-24

年収4桁万超えたけど、税金自己投資で死にそう。誰だよ勝ち組とか

ここ数年、ありがたいことに年収が大台を超えて、いわゆる「年収4桁」ってやつになった。

20代の頃の私が聞いたら「勝ち組じゃん!毎日寿司!?ブランド品買い放題!?」とか言って失禁するレベルだと思う。

でもな、先に結論を言う。あれは全部幻想だ。

年収1000万なんて、ただの「ちょっと贅沢できる程度の社畜」でしかないことに、私は気づいてしまった。

給与明細を見るたびに真顔になる呪いにかかる。

まず、毎月送られてくる給与明細。あれは給与明細じゃない、絶望通知書だ。

額面だけ見れば、確かに夢がある。でも「控除」の欄を見た瞬間、現実に引き戻される。


社会保険料、お前はもういい。未来自分のためだと100回唱えれば、なんとか納得できる。これはもうそういうもんだ。諦めた。


問題所得税住民税だ。

累進課税かいシステム、考えたやつマジで出てこい。


稼げば稼ぐほど、税率がネズミ算式に上がっていくの、本当に意味がわからない。国民義務果たしてるよ。真面目に働いて納税してる。なのに、なんで頑張った分だけペナルティみたいにゴッソリ持っていくんだよ。


ただでさえ物価の高い都内で、必死に働いて生きてるだけなのに。もはや「東京都民税」は、この街に住むことを許してもらうためのショバ代なんだとすら思う。


高収入の正体は「激務」と「都心への魂の束縛」

そもそも、なんで私がこんな給料をもらえてるか。

それは、「会社から徒歩圏内に住み、心身を捧げて激務をこなしているから」に他ならない。

終電で帰れたら「今日ラッキー♪」みたいな生活してたら、会社の近くに住む以外の選択肢がない。物理的に死ぬからだ。

結果、どうなるか。

家賃バカみたいに高くなる。会社の近くってだけで、月40万近くが吹っ飛ぶ。(既婚者なので各々の仕事部屋必須家賃は半分負担してんだわ)



これはもはや家賃じゃない。「命を維持するための生存コスト」なんだよ。

家賃補助?そんなもん、とっくの昔に所得制限対象外だ。高所得者への罰ゲームはどこまで続くんだ。

スキルアップという名の終わりなき課金ゲーム

「でも、それだけ引かれても手取りは多いんでしょ?」

そう思っただろ。甘い。ここからが本当の地獄だ。

今の収入来年も、再来年も維持できる保証なんてどこにもない。


しろ、何もしなければ収入は落ちる。私のいる業界は、半年ROMってたら浦島太郎になるレベルで変化が速い。

まり収入を維持するためには、自分課金し続けるしかない。

スキルアップ: 毎月増える技術書資格におけるスキル維持のための専門書やらマネジメント書籍語学学習など気づいたら月5万とか普通に消えてる。

情報アップデート: 海外の専門サイト業界紙のサブスクだけで年間数万円。これをケチると、マジで仕事についていけなくなる。

仕事の付き合い: クライアントとの会食、手土産、後輩に奢るメシ代。収入が上がると、付き合いの単価も自動的に上がるんだよ。断れないんだよ、これが。

○身嗜み:清潔さと仕事は直結してる。太り過ぎないようにジムに行き、髪を染めて、メイクに費やし、ボロボロになった身体メンテナンス病院に月数万。

これらは全部、「浪費」じゃない。「投資」だ。むしろ維持費かもしれない。

この自己投資をやめた瞬間、私の市場価値暴落し、今のポジション収入も失う。そう考えると、怖くてやめられない。稼いだ金で、さらに稼ぐためのスキルを買い続ける自転車操業。それが現実だ。

高所得者?ナニソレ、美味しいの?

最近、ようやく悟った。

世間イメージする「高所得者」ってのは、きっと親が資産家だったり、不労所得生活してる人たちのことなんだ。

私みたいなのは違う。

労働集約型のビジネスモデルで、自分時間スキルを切り売りして、高い時給をもらってるだけ。

要するに、高給取りの社畜だ。

キラキラした生活なんてどこにもない。あるのは、カフェインで無理やり動かしている身体と、寝不足でできた目の下のクマだけ。


から、もし昔の自分に会えるなら言ってやりたい。

年収1000万は新たな沼の入り口だぞ」って。

まあ、お前らも頑張ってこっち側に来てみろよ。

この税金地獄で、一緒に絶望を分かち合おうぜ。待ってるわ。


追記:すまんなこれでも既婚なんだ。お互いコンビニで昼飯買うのも高くて嫌だから弁当持参してんだよ、これで金銭感覚バグってんのか…?

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