2025-09-27

anond:20250927154650

高槻市枚方市間に橋がない理由と整備計画

主要な理由

高槻市枚方市を隔てる淀川の約12km区間に橋が架かっていないのは、

過去橋梁建設の優先度が低く、

用地取得費用負担の調整が難航してきたためです。

現在大阪府による都市計画道路牧野高槻線」の橋梁整備が進行中で、

2029年度の完成を目指しています

なぜ「橋空白地帯」が生じたのか

費用効果予算配分

淀川の幅は約300m前後に及び、橋梁建設に伴う費用が高額となるため、過去渋滞緩和が喫緊課題とみなされず、他の橋梁道路整備が優先されてきた。

用地取得の難航

両岸の宅地化が進んでおり、河川敷や周辺用地の買収に時間を要したため、計画が後回しになっていた。

自治体間および府県間の調整

枚方市高槻市(ともに大阪府)であっても、具体的な橋梁位置費用負担維持管理について協議時間を要してきた。

交通需要の変化

鉄道路線の充実により、淀川をまたぐ道路需要相対的に低かったことも、計画の後回しに寄与した。

結果、現在まで枚方大橋(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%9A%E6%96%B9%E5%A4%A7%E6%A9%8B)に交通が集中し、朝晩の渋滞がおこるボトルネックとなっていました。

現在の整備計画:「都市計画道路 牧野高槻線」

計画概要

牧野付近府道京都守口線)から対岸の十三高槻線までを結び、全長約1.5kmの4車線橋を架設する計画です。

整備目的
整備状況とスケジュール
関連道路整備

併せて「都市計画道路 京都守口線」の交差部から牧野長尾線までを4車線に拡幅する工事も進行中です。

現状の迂回ルートと所要時間

橋が未整備のため、現在下流枚方大橋や上流の御幸橋八幡市)まで大きく迂回して淀川を渡る必要があります

そのため、数キロの直線距離にもかかわらず所要時間が40分程度かかる状況が続いています

今後の展望

都市計画道路牧野高槻線」の完成により、高槻市中心部枚方市北部が直結し、以下の効果が期待できます

計画通り2029年度に橋が完成すれば、現状の「近くて遠い」状況は解消される見込みです。
記事への反応 -
  • 言葉は悪いが〇鹿か?と思ってしまう なんで数キロの直線距離を40分かけて移動してんねん

    • 高槻市―枚方市間に橋がない理由と整備計画 主要な理由 高槻市と枚方市を隔てる淀川の約12km区間に橋が架かっていないのは、 過去に橋梁建設の優先度が低く、 用地取得や費用負担の調...

      • こういう意味不明に熱の入った詳細なトラバってAIが出来る以前はビックリしてたけど、AIが出来たあとでもびっくりするな。なんで地方のローカルな愚痴にこんな熱を入れてトラバれる...

      • ありがと 2020年まで誰も疑問に思わんかったのが異常だと分かったわ

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