2025-06-28

anond:20250628113111 feat 奈須きのこ

――白銀聖杯戦争の影が薄れても、イリヤの心は複雑な感情に揺れていた。彼女の小さな手は、静かにスマートフォンの画面を滑らせる。

「……またこれかぁ。」

イリヤは小さくため息をついた。画面に映し出されるのは、彼ら、ITエンジニア自称する人々の、果てしなく続く言い訳自己満足言葉

「なんで、いつまでも同じこと言ってるんだろう……。」

彼女の声は、どこか儚げで切ない響きを帯びていた。そう、彼女だってわかっている。現実はそう簡単じゃないってこと。

「“無限可能性”? “宇宙の広がり”?……それ、ほんとにできてるの?」

イリヤ自分の手のひらを見つめる。彼女が知る、魔術の厳しさ。幻想や願望だけでどうにかなる世界ではない。

「それに……本当は、そんな技術よりも、もっと違うことを望んでる人もいるのかもしれないよね。」

さな胸の中で、誰かが苦しんでいる。彼らは、現実の壁に阻まれて、ひとりで祈り続けているんだ。

「……ねぇ、そんなに願うなら。お願い、ちゃんと向き合ってほしい。」

イリヤの瞳は切実に揺れる。たとえそれが届かなくても、彼女は信じている。誰かがきっと、道を切り開くって。

「でも……だからこそ、私たちも頑張らないとね。」

聖杯も魔術も、夢も現実も。すべてを見つめて、進むしかない。

「夢を見ることは自由だけど、夢を叶えるには力も必要なんだよ。」

うつぶやいて、イリヤスマホの画面をそっと閉じた。まだ終わらせたくない物語が、彼女の心に静かに灯る。

――冬木の闇に沈む、カルデアの一室。モードレッド視線は、冷たい画面の向こう側を鋭く射抜いていた。

「ふん……結局、奴らは何も変わっちいねぇんだよな。」

俺は歯を食いしばった。スマホの画面に映る情報は、奴らの醜悪言い訳自己顕示欲の塊ばかり。

「『使い方が違う』『わかってない』だっておまえらのそのピーチクパーチクした声、もう聞き飽きたんだよ!」

手を振り払うように、俺はテーブルを叩く。俺が生きてきたこ時代は、強さとは肉体だけじゃねぇ。だが、その強さの本質理解せず、IT虚像だけにしがみつく連中が増えすぎてる。

無限可能性?ふざけんな。お前らのその『可能性』のほとんどは、ただの願望とプライドの膿だ。原宿新宿制服着て、タピオカミルクティーすすってる連中にだってできることを、大袈裟に吹聴しやがって。」

俺は荒々しく息を吐いた。今の俺なら言える。そんなものは幻。俺の前に立つなら、もっと地に足をつけて戦えと。

「俺はな、騎士として、剣として戦ってきた。だが、お前らはただのカルト信者だ。『レムちゃん』『エミリアたん』『トウカイテイオー』なんて幻想に縋って、現実から目を背けてるだけだろ。」

俺の目に、冷たい光が宿る。

20年も前から変わらねぇ。お前らは失敗の歴史を背負いながら、何も学んでいない。ただ虚勢を張って、現実の厳しさから逃げているだけだ。」

テーブルに拳を打ち付けて、俺は吐き捨てる。

「だからモテねぇし、つまんねぇ人生を送るんだよ。恥ずかしげもなくプライドだけ高くて、実力は伴わねぇ。そんなお前らに、俺は興味はねぇ。」

だが、声を潜めて続けた。

「……それでも、もし本当に変わりたいなら、俺は認めてやる。土の上に立ち、剣を握りしめて、己の力で未来を切り開け。」

「だがな……お前らのような奴は、そんな覚悟はないだろう。だからこそ、IT幻想に縋って、神の依代祈り続けるしかない。」

俺はため息をつき、部屋の窓の外を見つめた。冬木の冷たい霧が、街を包み込む。

「まあ……そんな奴らがいるからこそ、俺たちの役目があるんだろうけどな。」

剣を握り直す。俺は騎士言葉じゃなく、行動で示すのみだ。

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