テスラが6位後退 10月世界EV・PHV販売、米国で3割減
10月の世界15カ国の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の販売は、米テスラが大幅に減少した。9月に3位だったメーカー別の順位は、6位に後退した。トランプ米政権がEVの税額控除を終了したことが逆風となった。 調査会社マークラインズが世界のEVとPHV、燃料電池車(FCV)の販売動向をまとめた。集計対象は中国、米国、日本、インド、ドイツ、フランス、ブラジル、英国、韓国、カナダ、イ
ヤナセ、26年夏に初のBYD販売店 国内のEV普及後押し
高級輸入車・中古車販売大手のヤナセは、中国EV(電気自動車)大手の比亜迪(BYD)日本法人と正規販売の契約を結んだと発表した。新会社を設立し、2026年夏に正規販売店を横浜市に開く。車販売のノウハウを生かしEV普及につなげる。 設立した新会社は「ヤナセEVスクエア」(東京・港)で資本金は1000万円。BYDの新車販売、アフターサービスの提供、中古車販売を手がける予定だ。2店舗目以降の出店計画は未
車8社の10月海外生産、2カ月ぶり減 ホンダは半導体不足
国内の乗用車メーカー8社がまとめた2025年10月の海外生産は前年同月比2%減の141万4027台だった。2カ月ぶりに前年実績を下回った。ホンダはオランダに本社を置く中国資本の半導体メーカー、ネクスペリアの出荷停止の影響で調達が不足し減産した。日産自動車も米アルミニウム大手ノベリスの工場火災などでメキシコ生産を落としたことが影響した。 ホンダの海外生産は13%減の23万9009台だった。主力の北
広州は「華為ショー」、連携17件 トヨタ・アウディの頭脳に
中国の広東省広州市で30日まで開催する「広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)」では、中国勢がけん引する先端技術が前面に出ている。通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の運転支援技術などが入った車が会場内を席巻。独アウディやトヨタ自動車などのクルマの「頭脳」を担っている。車の知能化など次の技術を競う動きが顕著になっている。7つの出展から中国の今を読む。 広州モーターショーでは1000台程度の車
10月のタイ車生産14%増 中国EV拡大、2カ月連続プラス
タイ工業連盟(FTI)は25日、タイの10月の自動車生産が前年同月比14%増の13万5685台だったと発表した。増加は2カ月連続で、2023年5月以来の増加幅になる。中国自動車メーカーが電気自動車(EV)の購入補助金を受け取るために条件である現地生産を強化した影響が出た。 国内向けは71%増の5万3082台だった。乗用車は75%増、「国民車」と呼ばれるピックアップトラックは64%増とそれぞれ伸び
10月の欧州EV販売33%増 中国車拡大でPHVも4割プラス
欧州自動車工業会(ACEA)が25日発表した10月の欧州主要31カ国の電気自動車(EV)販売台数(乗用車)は、前年同月比33%増の22万5399台で、10カ月連続で2桁台のプラスを記録した。中国車の流入拡大でプラグインハイブリッド車(PHV)販売は11万6514台と40%増えた。 手ごろな価格帯の小型車のラインアップ拡充によってEVは販売復調が続いている。国別のEV販売ではドイツが48%増の5万
米国EV、3万ドルが主戦場 LAショーにGM・日産が出展
米国で自動車大手がコストパフォーマンスを重視した電気自動車(EV)を投入している。20日、トランプ米政権がEVの購入補助を9月末に廃止して初の開催となった「ロサンゼルス国際自動車ショー」では、3万ドル(約470万円)以下の低価格EVの展示も見られた。世界的に電池の低コスト化が進んだことも背景にある。 GM、3万ドルの「シボレー」 カリフォルニア州ロサンゼルスで20日開幕した自動車ショー。同州は5
BYD軽EV、買うなら「204万円」「サクラ切り」 100人調査
BYDは「ジャパンモビリティショー2025」で軽自動車の電気自動車(EV)「ラッコ」を初披露した。NIKKEI Mobilityがブースを訪れた100人に聞いたところ、購入希望価格の平均は204.3万円だった。室内の広さやスライドドアの使いやすさが好評だったが、日産自動車の軽EV「サクラ」の実質購入価格と同程度の200万円前後という評価にとどまった。 BYDのブースは多くの来場者でにぎわった。「
ポルシェ、「カイエン」EV初公開 出力はエンジン車の1.5倍
ドイツの高級車ポルシェは19日、同社の人気多目的スポーツ車(SUV)モデル「カイエン」の電気自動車(EV)を初公開した。最高出力は現行エンジン車モデルの1.5倍に相当する1139馬力だ。中国市場での販売低迷に加え、EV計画見直しに伴うコスト増から赤字転落しており、新型EVに反転攻勢を託す。 「カイエンEVはポルシェの量産車史上最もパワフルで、スーパーカーの領域だ。再びゲームチェンジャーとなるだろ
日本のショー、栄光再び トヨタ・クーペはエキゾチック
1世紀以上、自動車ショーは業界が集い、見せ合い、見られる場であった。最大規模の展示会では、メーカーが計50台以上の新型車を同時に発表することも珍しくなかった。主要なショーには常に100万人以上の来場者が集まっていた。 NIKKEI Mobilityは海外在住の専門家やジャーナリストによるグローバルな動向のリポートをお届けしています。今回は米デトロイトを拠点に40年以上にわたって自動車業界を取材して