2025-09-17

野球の良いところ

主に「プロスポーツとして良いところ」である野球面白いぞ!

https://anond.hatelabo.jp/20250916184618

●どんな強いチームでも10回やれば4回は負け、どんな弱いチームでも10回やれば4回は勝つ。

個の力によるところが大きいので誰かが爆発すればチーム総合力で劣ってても勝てる試合があるということ。

じゃあ運かというとそうでもなく、100試合やると総合力が如実に出てくる。

5勝5敗の対戦成績がひとつひっくり返るだけで最下位と優勝に運命がわかれるのだ。

●今どんな弱いチームでも数年待てば優勝争いしたりする。

これはドラフト恩恵が大きい。世界の多くの野球リーグではドラフトが行われ強い選手が最弱チームに入団なんてことも当然ある。

選手移籍FAとるまで長いので財力あるチームに一極集中とかが起きにくい。

ビッグクラブができにくく、FAとった選手比較自由にチーム選択でき、それが戦力均衡につながる良い循環がある。

「そのうち強くなるから」と信じててもいっこうに強くならないチームもあったりして(暗黒阪神横浜中日ロッテ広島、オリなど)、それはそれでネタになるし逆説的に面白い

●弱いチームでも寂しくない。

ファン目線:いや本当はさみしいが。しかしいい選手が出てきたときに「いずれ強いチームへ巣立っていくんだなあ。移籍金で誰を獲得しようか」などとちょっぴり切ない思いをせずにすむ。

選手目線:いや本当はさみしいとは思うが。しかし弱いチームでキャリアを過ごしても個人成績さえよければ一流選手の仲間入りできる。生涯一度の優勝経験もない一流選手もたくさんいる。後述する「スタッツが豊富スポーツ」という特性が大きいと思う。

余談だが、だから野球に下部リーグはいらないと思う。さすがに下部リーグでの記録は記録とみなされないだろうから、降格したらいい選手はみんな出て行きたがるだろう。すごい生涯スタッツを積み上げつつある選手が下部リーグで記録断絶してしまうのなんか誰もみたくない。(なお今は上部リーグMLBのことな)にチャレンジして通算記録に傷をつける選手がたくさんいる模様。しかしこれは挑戦の結果なので仕方ない。皆応援している)

●家で雑用しながらまったり見れる

野球批判でよくあるのが「実際プレーしてる時間少なくね?」ってのがあるが、俺個人はこれがむしろ好き。

プレーしてない時間に飯食ったりトイレ行ったりできるし、レオザみたいに早口にならずともひとつひとつプレーのんびり論評できたりする(サッカーも好きだけどな)。

ちょっと目を離しても大丈夫

風呂上がって戻ってきたら逆転されてたとかめったにないからへーきへーき(泣)。

いいんだよ。143試合もあるんだから

●大逆転が起きやす

3点、4点の逆転はざら。今日ドジャースが4点差逆転負けしたばかりだ。前年度ワールドチャンピオンで今年も首位なのに。大谷降板した瞬間に6点取られててワロタ。でも8回2点とっておいついて、でも9回3点とられて負けた。こういうことが普通にある。ファンはたまったものではない。

なんなら9回の1イニングでそういうことが起きる。

球場ですら飯買いに行ったりトイレ行ったりしながらまったり見れる

球場グルメも楽しみの一つ。酒のんで飯食って友達とおしゃべりしながら見るのもよし、ひとりでぼーっと見るのもよし。

時間の飲み食いで客単価も高いはずなのでビジネス的にもおいしいんじゃないか

●後追い視聴しやす

ライブ視聴できない日も多いが、結果をチェックせず帰宅してフル視聴を開始するとする。

このとき10秒スキップ=おおよそ投手が1球投げるタイミングになる。

ランナー出たときは20秒スキップ。緊迫した場面なら30秒スキップ

これで超時短視聴を可能としつつ、ほぼすべてのインプレーを楽しめる(たまにスキップしすぎて「ホームラーン!」みたいなとこに飛んでしまうこともあるが)。

俺はこれを応用し、あえて試合開始後1時間くらい経ってから視聴を開始することもある。

序盤のヌルっとした展開をほどよくスキップできる。

テキストでも楽しめる

野球ひとつひとつプレーがかなり詳細にテキスト情報化できるスポーツなので、テキストでもかなり楽しめる。

動画視聴環境がないときもあるしな(時間的、場所的に)。

俺がよくやるのはスコアを手で隠し、1回表から順に手をずらして点数を見ていき、得点したり失点したりするたびに発狂するという楽しみ方である

なんなら1打席ごとに同じようにしてもいい。めちゃくちゃライブ感があって楽しいし10分で終わる。

注意点として、速報サイトを開くとスコアがドーンと表示される場合が多いので、結果を見てしまわぬよう手で隠しつつ薄目で操作し、当該ページまでのリンクを辿ること。

慣れてないと意外とこれが難しいのだ。

●年間143試合もありシーズン中はほぼ毎日楽しめる

まりませんねー。

●記録が楽しい

ただでさえスタッツが豊富なのに、最近セイバーメトリクスという統計学的分析手法も発達してきて、より深く楽しめるようになってきた。

試合一切見ずに(いや見るが)数字だけ見てて楽しいスポーツってのも珍しい。

●力の劣る選手でも1試合3,4打席くらいは回ってくる

そういう選手ファンは嬉しいと思う。期待の若手とか。

バッターボックスないしピッチャーマウンドに立っているときはどんな選手でも主人公になれるのだ。

そのぶんダメだったときは晒されることになるがそれも一興である

●いちおう野球の悪いところも挙げておこう

だいたい野球の良いところの裏返しになるが。

降格がないので、降格争いのドキドキ感がない。弱いチームのファンシーズン後半(場合によっては中盤からモチベ失いがち。

試合がダラダラ長すぎ

ルールが複雑

日本ではチーム数が少なく「おらが街のチーム」感が薄い

同じ理由で他スポファンから見れば「しょっちゅう同じチームとやってんなー」感は否めない(交流戦で多少緩和)

日本ポストシーズンCS)は6チーム中3位に入れば進出でき、日本一の称号すら狙える。おいおい。今年のセ・リーグ負け越しチームのCS出場が実現しそうである(たまにある)。

世界メジャースポーツではない(北中米東アジアくらい? WBCがんばれ)。このことを思うとき野球ファンは「でもアメフトもっとガラパゴススポーツから」と心を慰める。

記事への反応 -
  • 週に1回しか試合がないなんて 日曜日にチームが負けたら、次の日曜まで試合がなくて、月曜から1週間暗い気持ちで仕事とか行かなきゃならんわけだろ 凄すぎる

    • 主に「プロスポーツとして良いところ」である。野球は面白いぞ! https://anond.hatelabo.jp/20250916184618 ●どんな強いチームでも10回やれば4回は負け、どんな弱いチームでも10回やれ...

      • 野球はスポーツ興行として最強な理由がだいたい揃ってる でも100万都市や三大都市圏じゃないとまともにペイ出来ないってのが厳しすぎるが

    • 五輪ファンですが4年に一度しかありません(冬季は興味なしとする)

    • 全チーム応援すればいいじゃん

    • 3週間で1回勝てば残留だもんな

    • えっ そうなんだ NBAですら最大で中3日なのに。82試合もあるからね

    • 競馬民だが中央しかやらんので週末が楽しみで仕方ないぜ 毎日だと飽きるし資金も尽きるのでこんくらいがちょうどいい

    • 税金でサッカーやってなきゃ週一でも文句ないんだけどな

    • 増田なら毎年毎月毎週毎日二十世紀毎秒バトれるゼ!😉👍

    • オリンピックファンだけど四年に一回だぞ 気が狂いそう

    • それだけ野球がキツくないヌルいスポーツだってことでは。俺はサッカーは興味ないけど、ラグビーを見てたら「こんな激しいスポーツ、週一がせいぜいだよな」って思うよ。ワールド...

      • 野球はレジャーだから。投手はスポーツだけど打者はレジャー。スポーツだったら週に6試合なんてできない。 ある2000本安打を達成した選手の言葉です

        • 野球は運動量が少ないから夏の甲子園でも問題ないのにやめさせようとしてる人たちがいて駄目だよな

    • 発想が南場オーナーすぎる

    • スポーツだいたいそうだけど、オフシーズンどうするの? って思う ボロボロ最下位なって半年どうしようもなくなる。下手すれば序盤に諦めることに 趣味は複数必要の年単位版か週単...

    • それをいうなら、諏訪大社の氏子のほうがスゴイw 7年に一度の御柱を立てそこなったり(そこねない)、死傷者が出たりしたら、7年暗い気持ちで過ごすんだからなww

    • そんなにサッカー籤があったら、みんな破産してしまう。

    • 逆に毎日試合あるのに飽きない野球ファンがすごいと思うよ

    • 他人の球蹴りで仕事に支障が出るまで影響するほうがすげーよ

    • 中位がぬるいので降格枠を6くらいに増やすことが求められる

      • 半分入れ替えで良いと思うから真ん中のJ2を基準として、全20チーム中、上位5チーム昇格、下位5チーム降格、残留10チームでええわ

        • J1 10チーム 降格6 J2 20チーム 昇格6 降格プレーオフ3 自動降格3 J3 30チーム(3地域に分け、各地区自動昇格1プレーオフ1) これで激アツになる

          • 感覚的なもんだけど、半数以上が入れ替えはさすがにどうなんとは思ってしまうわ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん