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2025-02-20

運動音痴ども「体育の授業はクソ!ツマヌダ格闘街は動きの"理"を教えてくれる!」

meganeya3

現在大ヒット中「悪役令嬢転生おじさん」の上山道郎が描いた藤子・F・不二雄フィーチャー格闘漫画ツマヌダ格闘街」ではかなり動きの「理」を教えてくれるぞ。そして面白い

2025/02/19

これがトップコメ

お前らはほんまに。

   

    

あれはほぼほぼ全部ウソ

ごめんな、

善意に基づくポジティブブクマだと思うから別に悪く言いたくはないんだけど

ツマヌダ格闘街典型的頭でっかち運動音痴オタクが書いた理論倒れ格闘術漫画なんだ

 

あれって乱暴に紹介すれば

「地道にたくさんドリルしてフィジカルトレーニングしてスパーリングもした運動歴10年超の体重もある筋肉質なアスリート

一人でちょっと謎の練習した細身の文化系若者女性や老人が古流武術理論で勝っていくマンガ

じゃんな

   

要するにちゃん運動競争をしない人が

古流だのなんだの特別メソッドで多くのリアルアスリートの上をいくような話なんだけど

そんな甘い話は現実にはないっていうか、

あれ要するにニセ科学やぞ

  

  

オタク格闘技漫画

実際に日本武道界隈って一時期古流武術中国武術やらに「そういう人」が集まったんだよな

一般的フィジカル努力や痛くて苦しいぶつかり合いを迂回しながらその上を行きたい人」ね

はっきり言ってオタクっぽい変な人が多かった

  

その中でも頑張って努力した人はいたし別に全否定はしないんだけど

都合のいい非実在ロマンを追い求めてしまった部分はあると思うし、

やってた当人たちもそれはもうみんなわかってる

  

そういうのが詰まった漫画だよツマヌダは

作者の人が自覚してるのか天然なのかは知らんけど(8巻ぐらいまでしか読んでない)

ろくに格闘技どころかコンタクトスポーツしたことない人なのは確信持って言える

逆にそういう人にしか描けない漫画

童貞処女しか描けないエロ漫画があるのと同じ

あの世特有オタク格闘技漫画のしっぽだよね

   

ホーリーランドとかグラップラー刃牙

作者が重たいものを持ち上げたり重たいものと衝突したりした経験考察豊富にある

描写でわかるよね

 

   

オタク格闘技漫画のよくないところ

もちろんフィクションに収まる限りはどんな妄想も何でもありであって

これはあくまであれを何か現実に使える知見のように書いてるブコメがあったから言うんだけど

あれを現実に当てはめて読んでしまうんなら

あれは運動を舐めきった運動音痴特有認知に満ちてる

   

たとえば古武道の突きと対照的に貶められる「普通ストレート」や「普通タックルだって

実際にはトップアスリートが全才能と競技人生注ぎ込んで体の使い方を工夫し続けるものなんだ

世界中でそういう人たちが指導者も含めて切磋琢磨しながらじりじりと改善し続ける技術の粋なんだ

  

そういうもの競技人口激少の古武道の老人やお姉さんが教えるメソッドノウハウに劣ることなんてあり得る?

仮にそんなメソッドがあるならとっくに現代スポーツに吸収されてるってわかるでしょ

 

もちろん古武道を真面目にやってる人はいるし優れた技術持ってる人はい

けどそういう人ほどアスリートに敬意を持ってるよ

アスリートスパーリングしたら勝てないのは理解してるから

マヌダに出てくる達人観やそれをすっと受容できる人はやっぱりスポーツアスリートを深いところで舐めている

 

わかってる、舐めてはいない

舐めてるというより本当に本当に運動が苦手で運動と無縁で全然知覚してない世界ってだけなんだよな   

 

けどどんなに運動経験センスがなくても

例えばプロボクシング井上尚弥試合で動きを見れば芸術品なことぐらいはわかる

あれが世界最高歴史上最高だってことが (クロフォード?うるせえな)

  

あれを上回る達人が市井や山奥に潜んでることなんてないし

達人からちょろっと習ってちょろっと修行したところで凡庸な下っ端のプロボクサーに勝てることすらない

最大規模の競争の中で飛びぬけてきた大谷翔平人類最高の野球選手だし

大谷ほどの才能と努力ですら大谷がたどったパスと仲間と指導者抜きには今の大谷になってない

    

一人で変なお姉さんに習っててモチベーションも舐めてる漫画家志望の若者が誰に勝てるっていうんだ

そんな優れたメソッドがあったら国が取り入れて体育に使うよ

あれはあくま漫画

  

 

普通の人に習え

よりによってツマヌダで体の動かし方を学ぶって

本当に運動に一切興味がなくてなんにも経験がないんだよなはてな民

 

自分の体で頑張ったことがない

ブックマークしても試さな

高学歴でも運動に関してはニセ科学レベルのことを信じる

 

マヌだって別に信じるのはいいけど

じゃあ自分でやってみようってやってみればおかしいことに気づくよ

読んで真に受ける癖に実行しないかあんなにおかしいことすらわからないんじゃん  

 

それよりもその辺のボクシングでもMMAでもヒートトレーニングでも、実地でやるジムに入会すれば

その100倍は体でわかることがあると思うよ

 

全然大した人になんかなれないけど自分の中での進歩はすごくあって

普通のジャブ」 「普通ストレート」習うだけで面白い発見なんか無数にある

ジムによっては入れ墨入った人とお近づきになったりするけどね

 

苦しいことはあるけど続ければ苦しくなくなって

もっと苦しいことにチャレンジして

それで漫画のやられやくレベルの人の凄さが分かって、それで十分じゃない?

 

そのころには運動のことがなにもわからない運動音痴ではなくなってるよ

2022-11-29

ワイベスト格闘漫画ツマヌダ格闘街」の作者、50歳でなろう系漫画の連載を始めていた

しかセルフ原作

 

直近2作品打ち切りで、

このままじゃダメ!昨今の流行を取り入れなきゃ!異世界転生だわ!

うーんこの悪役令嬢ってジャンルいいじゃない!私なりにアレンジちゃうわ!

錯乱してできた一作らしい

なぜ……

 

次にくるマンガ大賞2020」で4位入賞

マンガ編集長が選ぶ、2020年イチオシ作品」選出

 

安易になろう小説コミカライズじゃなくてセルフ原作なのは評価したい

完結したら読む

 

てかよく考えたらツマヌダ格闘街もなろうみたいな漫画だったわ

2021-04-29

やたらボクシング漫画アニメが多い理由

というより、他の格闘技のほうが圧倒的に少ない。

拳児なんかは異端で、中国拳法はせいぜいチンミくらい。

総合格闘系漫画になるとぐっと数が減る。

実は総合格闘技漫画はないわけではなく、有名所で『オールラウンダー廻(格闘団体修斗』の空気感を強く反映している)』、マイナーで古臭い『格闘太陽ガチ(『PRIDE時代の空気を色濃く反映している)』などがあり、未読のものでも『鉄風』、『ハナカク』等があるらしい。しかほとんど無名しかも数が少ない。

ではなぜ総合格闘技漫画が少ないのか。

やたら細かい

例えばなぜ総合のスタンディングは間合いが遠いのか、という視聴初心者にはまるでわからない問題からテイクダウン相手を倒す所作タックルの入り方、入ったあとの攻防でどう立ち続けるか、などスタンディングから寝技に入るまですらいくつかの段階がある。寝るともっとかいしかしこれだけでは理由にならない。何故ならボクシング漫画にも細かな攻防が散りばめられてるし、こうした細やかさは『はじめの一歩』を皮切りにしてその後の漫画で通例となっている。例えば右ガードを上げっぱなしにして直ぐに左の返しを打つ、縦拳でねじ込むなどの試合を見るだけではわからないテクニックが盛り込まれる。

わかりにくさ

特に初心者場合総合寝技に入ったあと困惑しがちだ。「この人達なんで抱き合ったまま動かんの?」が一般的感覚だろう。漫画にする際に一番問題なのがこの地味さだ。ともかく総合グラップリング(組技)のビジュアルは地味に尽きる。よほどの実力差がないときれいに腕とったかと思ったらそのまま頸動脈を締めてフィニッシュ、なんてことにはならない。ダラダラと抱き合って時々ポンポンと叩いたかと思ったらまた起き上がる、の繰り返しだ。人気が出にくいのも無理はない。しかしその地味な中で選手は常に目まぐるしく考えている。ハーフガードから足を抜いてサイドを取って、裸絞か腕十字の二択をかけながらバックチョークを狙い、更にこの中間パウンドを挟んでゆく、という思考ゲームを繰り広げる。故に柔術は才能や瞬発力より学習と反復であると言われており、特に能力のうち努力比重が高い(もちろんフィジカル面において足が長いほうが有利、体重差は関係するなどの条件は一応ある)。こうしたほぼ見えてこない攻防は柔術教習系のYouTubeを何度か見ることによって初めて理解されるものであり、そうでない限りはまるでわからずに試合が過ぎてゆく。漫画でこれを再現するには動きのないシーンをずっと続けなければならない。つまり決定的に漫画アニメに向いていない。総合漫画アニメにする場合、両者が軽量級で締めや関節の攻防がスピーディーに繰り広げられるという目まぐるしい展開を技と作らなければならない。

ボクシング漫画効能がわかりやすい。こう殴ればこう効く、こう殴ればジョルトカウンターだ、といったビジュアルでの説明がそのまま通用する。ボクシング思考ゲームではない、頭は使わないと言ってるわけではなく、見た目がわかりやすいのだ。

しか総合微妙な違いを上手に絵として伝達しにくい。試合ですらわからないのに、同じビジュアル重視の漫画アニメで十全に理解されるわけもない。

競技としてのマイナー

実は今日YouTube界ではもはやボクシングのほうがマイナースポーツいである。畑山竹原・渡嘉敷のご三方が出演するチャンネル総合格闘家の朝倉未来ゲストに迎えてやっと跳ねるという具合で、井上尚弥以外は完全に下火だ。京口紘人の防衛など一般人はほぼ知らない。

が、いわゆる格闘技と言って未だに思い浮かぶのはボクシングないしプロレスである。なぜなら総合格闘技興行であるPRIDE』が外資に買い叩かれて空中分解し、『K-1』が財政破綻解体された後、日本の格闘シーンには長い空白期間存在たからだ。後にキックボクシングなどが日の目を見ることはなかったし、K-1再生と『RIZE』や『KNOCKOUT』と神童那須川天心の訪れを待ち、更には『THE・OUTSIDER』『RIZIN』の登場を待たねばならなかった。一般市民プロレスボクシング格闘技だという認識を持つほどに、格闘技忘却されていたのである

総合格闘技知名度は『RIZIN』次第になってしまったが、これからというところでコロナが襲いかかってきた。試合国内選手だけに限定され、海外の強豪と試合をするチャンスは潰えた。また、同時に国内バンタム級王者マネル・ケイプ海外総合格闘技団体大手の『UFC』で連敗するという事態が起こり、今もまた危機的状況にある。

こうした浮き沈みの激しさから題材化する事が大変難しい。キック場合でも再生した現『K-1』の安定からメディア化の波が起こってもおかしくはないが、ルールがいわゆる肘ありと首相撲ありのムエタイルールとは程遠く、漫画化するにしてもキック代表格として扱うには難しく感じられる。


以上

総合は細かすぎる技の数々、見た目の地味さとわかりにくさ、競技人口の少なさとマイナーさなどが相まって漫画家が難しい分野であるキックボクシングと同じく題材化しやすものの、マイナースポーツ感がさらに強い。

ちなみにタイトルからして『メガロボクス』を思い浮かべた人も多いだろうが、ボクシングと言うよりボクサー生き様が焦点であり、今回は語らなかった。『メガロボクス』単体なら長文を書けるほどに好きだが。




追記01:競技として完成されつつある総合格闘技と古き良き異種格闘戦はだいぶ毛色が違う。細かく言えば総合の始まりであるバーリトゥード今日MMAは別物と言っていいし、ストリートファイト総合格闘技もだいぶ違う。そんな意味刃牙は異種格闘戦あるいはストリートファイト的だし、総合範囲を広く取りすぎると述べたいテーマから逸脱する。『エアマスター』はストリートファイト的な上にファンタジーが多く、リアリティよりも勢い重視なので総合漫画とは言えないし、修羅の門ファンタジー(技についての意味武術漫画総合とは無関係だったり。

けして上記漫画がつまらないと言ってるわけではなく面白いと思う。ただ総合じゃないよねと。あと『史上最強の弟子ケンイチ』に触れてなかったけど、詳しくないのに言うのも気が引けたし、『ツマヌダ格闘街』は読みたいけど読んでなかったのでほんとすまん。

追記02:柔道漫画を上げる人がいるけど、柔道柔術じゃグラウンドの攻防がまるで違う。そしてMMA柔術競技柔術でも全く違う。競技漫画として柔術柔道比肩するという意見は的が外れている。

 
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