はてなキーワード: 著作権違反とは
「俺たちのIP(ピカチュウとかクラウドとか)をそのまま出力するな」なら分かる。でも「無断学習自体を禁止しろ」は筋が悪くないか?
ゲーム開発会社ってことはテック企業でもあるんだから、コーディングやらにLLMを絶対使ってるはず。
軽く調べたら、まあまあ事例もそこそこでてくる。
プログラマーが生成しているプログラミングコードだってKubernetesのマニフェストだって、Web上のブログ記事やGitHubのコードみたいな、大量のデータを「無断学習」した結果として成り立ってる。
例えば、「100万本のブログ記事を無断学習した結果、『こんにちは』を『Hello』と翻訳するAI」があっても、誰も著作権違反とは言わない。出力結果の『Hello』に著作権はないからだ。
じゃあ、同じ理屈で「ピカチュウの画像を100万枚無断学習したAI」が、人間が描いても著作権違反にならないような(ピカチュウそのものではない)何かを出力したとしても、それは違反にならなくないか?
「俺たちはオプトアウトとか関係なく、人様の著作物を無断学習しまくって作ったAIを業務で最大限活用して金を稼ぐ。でも、俺たちが描いた『絵』だけは神聖なので無断学習は許さない」
って反AI絵師さんみたいなスタンスは、どうしても論理的一貫性がないなぁと感じてしまう。
これは単なるビジネス上の知財戦略と割り切ってしまえばそうだとは納得できるんだが、自分が見落としてるだけでテキストの学習と画像の学習には、何か根本的な違いがあるのか?
俺は正直どうでもいいから大きな声で言わないけど
Xで、作品名を出さずとも、その作品名の説明みたいなものを要求すると、該当作品が出力されるみたいに言ってる人いて
それってつまり「要求に一番近い学習データを引っ張ってきてる」がでかいんだよね
たとえばさ、ソース1個から出力したらやっぱり著作権違反じゃん
10個から10%ずつだったら、オリジナリティあると言っていいかもしれない
で、皆のイメージしてる生成AIって10個から10%ずつの方だと思うんだけど
実は内部でやってるのって結果的に2個から50%ずつくらいのものだったりするよねって話
まあ、いうてこういうのも10年以内に解決しちゃうと思うんだけどね
つまり、どう素材の味を消すかってだけの話だからさ、できなくはないんだよ
今はそこまでのケアをする余裕がないだけで
AI絵をトレパクして炎上してSNS逃亡したフォロワー20万人の有名人がいるらしい。
本件に関して投稿されたコメントをみると、かなり混沌とした様相を呈しており興味深い。
以下はその一部の要約だ。
・AI絵がそもそも著作権違反しているのだから問題しかないだろ
・他人が生成したAIイラストをトレパクしたのがまずかった。自分が生成したAIイラストならトレパクしても問題ない。
・↑問題ないわけないだろ、何年もかけて習得した技術を盗用されて生成したイラストは他人が書いたイラストと変わらないよ。
・なんでAI擁護派がいるんだ?自分が必至で努力したものを勝手に奪われたら誰だっていやだろ。人の気持ちがわからないのか?
など。
個人的には(論点がずれまくっていることは承知の上で)反AI派の気持ちは分からない。
何十万枚とある学習用データの中で自分のイラストは何枚あるのだろう?
そんなに沢山のサンプルのなかの一つなら自分のイラストなんて生成結果への影響はカスみたいなものじゃん。
あったってなくたって変わらないのに、それで盗用されたなんて騒げるのはむしろ自信過剰だと思う。
自分がテストで悪い点とったら、「自分がこのクラスの、学校の偏差値を下げているんだ」とか責任感じるんだろうか。大変だな。
さらに言及するなら、仮に著作権がすべてクリアになった綺麗なAIがあったとしてそれで反AIの人の溜飲は下がるのだろうか。
「まったく努力せず、作り上げたAI絵が気に食わない。私はこんなに苦労して描いているのに。」と言ってくれたほうがまだ共感できる。
一つは
変容的利用が認められた
利用された部分の量と実質性、も同様
もう一つは
4つ目の要素の著作物の潜在的な市場または価値に対する利用の影響
で判決とは関係なしに判事が個人的感想で原告の妄想じゃなくてちゃんと証拠そろえて損害主張してたら勝たせてあげたのに!
ほとんどのものは価値に対する影響があるだから、基本全部フェアユースじゃない
といって
色々アドバイス出してたけれど
……
実際どうよ?
例えば、原告の著作物を学習していないAIと学習しているAIの比較とか
基本原告むりじゃね? ディスカバリーとかでパラメータとか教えてもらえても、どの原告がそのAI作れるん?
例えば、損害額の算定だけど、裁判は、原告と被告という二者間の対立だから
裁判と関係ない第三者から受けた損害を被告に請求することは出来ないし、
被告が原告以外に与えた損害を関係ない原告が請求することも出来ない。
世の中にMetaのAIが独占しててかつ、原告の著作物に似ている物しか出力していないならともかくさ
Meta以外のGoogle,とかOpenAIとか、deepseekとかいろんなAIが世の中にあるのに、
そして、AI生成物がどのAIで作られたかは、アルゴリズムとかで判別する手段もなく、企業もしらず、各生成物を作成したユーザしか知りえないのに、
きちんとMetaが出力した生成物のうち、原告の著作物に似た出力のみを
ぶっちゃけ「ちゃんと」著作物の潜在的な市場または価値に対する利用の影響を裁判で証明出来る人いなくね?
しかも、これで勝ってもフェアユースじゃないと認められるの、Metaが取り込んだデータの内原告の分だけで一括で著作権違反が他の権利者にも認められるわけじゃないんよ?
るろうに和月は敗者ですか?
著作権違反よりジドポのほうがタチわるいよな?
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