「リリィシュシュ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: リリィシュシュとは

2025-04-01

自分人生観を変えた映画

リリィ・シュシュのすべて

から20年くらい前に当時の恋人レンタルビデオを観せられた。

予備知識なく観せられ、衝撃を受け、とても暗い気持ちになった。何なら20年経った今でも暗い気持ちが続いている。

今でも、ドラマSNS市原隼人を観る度にリリィシュシュのことを思い出すくらいトラウマになっている。「おいしい給食」などのコメディハッピーエンドドラマに出る市原隼人を観る度に、「よかったな‥」という気持ちになる。

人生観を変えた、とはどういうことかというと、「不幸」に高い関心を持つようになった。自分自身はこれまで深刻ないじめを受けたり犯罪に巻き込まれたことはなかったが、「リリィシュシュのすべて」を観たのをきっかけに、世の中にはどんな不幸があるのか無性に気になり、過去凶悪犯罪事件ネットで延々調べたり、残虐な内容の漫画小説を見つけると読まずにはいられなくなった。そして新たな「不幸」の種類をみつけ自分の中に不幸カタログを作り鬱々とした気持ちになる、という、自分でも何でそんなことしているのかよくわからないことが趣味?になった。

それに加え反出生主義に共感するようになった。自分の子供がこんな目に遭ったらどうすればいいんだ、生まれてこない方がいいんじゃないか、と思うようになった。


もともとネガティブな方だったとは思うが更にネガティブになった。

現在自分結婚していて(リリィシュシュのすべてをみせてきた恋人とそのまま結婚した)、子供もいる。子供小学校に上がって以降は、残虐な漫画小説が読めなくなった。子供には、嫌なことがあったら学校行かなくていいから、と口を酸っぱくして言い聞かせている。

また、SNS市原隼人という名前を見かけて、リリィシュシュループに陥ったのでカキコ

2022-12-25

リリィシュシュのすべて」観たあとに「黄泉がえり」観たんだけどさ

市橋隼人がどっちもいじめられっこ役やってんだが、こいつ他にもいじめられっ子役やってたりするん……?

2022-12-01

ネットやってると何かを読み取る力が取り分け弱い連中がゴロゴロしてて吃驚するよな

フィルマークスっていう映画レビューサイトがあるんだけど、岩井俊二の『リリィシュシュのすべて』のレビューを見た時に「ただの中二病映画」としか受け取れない奴がゴロゴロしてたのが凄い衝撃的だった

2021-04-06

はてなー達が嫌いそうだけどすごい好きな映画あげてけ

リリィシュシュのすべて

中学生時代不安定な閉塞感の再現度篠田昇撮影技術、俺はぶっ刺さる層だった。

2014-07-21

あの頃の自分漫画惡の華』を読んだらどう思うだろう

以下ネタバレ含む。

自分は、学生の頃にリアルタイムで、エヴァ旧劇とかリリィシュシュとかヒミズとかを観ていた世代だ。

ああ言う救いの無い作品を観た時の、絶望感に浸る感覚が好きだった。

当時は商業主義丸だしのエンタメ作品なんて、クソ食らえだと思っていたし

そんなものを好むやつを、心の中で見下していたと思う。

さくらの唄も、ワールドイズマインも、人間失格も、ノルウェイの森も、絶望の世界も、レディオヘッドも、その頃に出会った。

自意識過剰自己顕示欲の強い、典型的サブカル被れの痛い学生だった。

年齢を重ねるごとに、そう言う選民思想みたいなものの痛さも知り

付き合っていた彼女の影響もあって、売れてるものには売れるだけの理由とか魅力がある。

って言う風に考えがシフトチェンジして、今はワンピースミスチル伊坂幸太郎も好き。みたいな

10年前の自分が観たら、ドつかれるような人間になった。

そんなアラサーになった今の俺が『惡の華』を読んだ。

この作品は救いの無い中学生編(まさに現代リリィシュシュのような)と

登場人物が成長して、心の救済を得る高校生編に分かれている。

読後に、これは傑作だと思った。

そう思えたのは(ネットの評判を見ると割と蛇足とされる意見の多い)高校生編の展開があったからだ。

中学生編で終わらなくて良かったと心底思う。

登場人物過去と決別して、普通幸せを手にする過程は読んでいて心地良かったし

その後の未来を読者の想像に委ねる終盤も良かった。

絶望だけで出来たような物語を、もう今の自分は求めていないのだと改めて思った。

誰かが不幸になる話なんてクソくらえで、どうせなら登場人物幸せになって欲しい。

そう思うのは自分が歳を取ったからなのか、時代の流れがそうさせるのか。

今は、綾波がポカポカして、アスカが鳥に食われない時代なのだ

でも、あの頃の自分惡の華を読んだらどう思うだろう。

救いなんていらねえよって思うんだろうか。

焼身自殺で終われよって思うんだろうか。

なんとなく、そんな事を考えた。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん