はてなキーワード: SeaMonkeyとは
『「Mozilla/Firefoxの日本語コミュニティ解散」とかいうDramaについて知っておくべき2,3のこと』とかいうのが回ってきた。あまりにもひどい内容なので、あえてリンクにはしない。もし私がこういうタイトルで書くなら、という if を書いてみる。
など。今回解散したのは SUMO のコミュニティで、それ以外への直接の影響はない。また、SUMO もコミュニティの活動はないものの、今回の騒動以降も複数の個人が貢献している。なお、SUMO のアクティブな貢献者は 3 人よりも多い。例の記事では、gecko-l10n と SUMO の貢献者を足しても 2 人 (後から 3 人に訂正) としていたが、これは明らかな誤認。
(これを書いている私は幻の 3 人目、もしくは存在を消されたその他の貢献者かも)
他に影響がないなら安心、とはいかない。なぜなら、Mozilla はアクティブなコミュニティが解散する理由を作ったことになり、他のところでもこういう方針転換は起こる可能性を否定できなくなってしまうから。
まあ、Firefox、Thunderbird のリリース版は翻訳完了率がほぼ 100% で Bot が暴れる余地はなさそう、MDN では過去に検討されたが導入しないこととなった... など安心できる事情もある。
貢献者不足だけが原因ではないと思う。例えば、原文に新しい内容が追加された場合、それが句読点の修正でも最新の仕様に合わせるためのアップデートでも、翻訳者には「更新が必要」としか表示されない。作業が必要な順にトリアージできないので、修正は間に合わない。
Mozilla は Bot の導入後に翻訳者に望む作業として、修正だけでなく UI 部分の翻訳を挙げている。Bot が記事を翻訳すると、Firefox などのボタンに書いてある内容を翻訳せず、英語のまま残す。Mozilla のコミュニティ担当者すら最初バグだと思ったらしいけど。どうやら、人類には刺身にタンポポ()のせる仕事は残るようだ。いや、独自の翻訳モデル作る前に、翻訳ファイルからもってくる Bot を作ってよ。
Mozilla がもっと適切な支援をくれていたら、メンテできる記事はもっと多いと思う。
一部の貢献者の活動の恩恵の割合がかなり大きいことは否定できない。しかし、どこも複数人が活動していて、誰かが自分の撤退によって Mozilla やユーザーを脅迫することはできない。本当に困った事態になれば、ライフステージの変化などで今は活動していない、古の貢献者たちが復帰することもあり得る。
コロナ以降、新規の貢献者獲得のためのアピール活動は低調になっていたと思う。しかし、MDN のメンバーがブース出展などを数年前から再開し、最近は gecko-l10n の人も一緒に出しているっぼいのでこのタイミングは残念。
なお、今回の件は事前の提案に反対意見がなかったからフォーラムへと書き込まれていて、暴走ではない。私はあの時点で今後も貢献を続けると決めていたけど、解散には反対ではない。Bot の合間を縫って貢献しつつ新しい翻訳者を育て、次の世代にコミュニティを引き継ぐなんて不可能なので、合理的な判断だと思う。
CC がある限り相手が自分の著作物を使用することを強制的 (法的) にやめさせることはできないけど、使用しないように要請することはライセンス上否定されないはず。もちろん、要請に応じる義務はない。私は、例の主張は要請に留まるものだと思っている。そのような要請も CC の理念に照らして好ましくはないし、SUMO を使用する第三者に対してならば私は絶対に許容できないけど Mozilla に対してする分にはまあ。というか、そんなことは知っているはずの人だし、コミュニティとしてでなく個人の行動なので特に言うことがない。
あまりいい形で注目を集めている訳ではないけど、Mozilla やオープンソースの翻訳コミュニティに光が当たっているので参加する人が増えたらいいな。Mozilla 関係だと毎月 MDN のコミュニティが新規参加の人向けの会をやってるし、他のところでもいいので。メーリスとか Slack とかに入るだけでも何卒。
リアクションを見ていると、元リーダーとか、Mozilla 側の担当者とかを中傷するような投稿がちらほら。ほとんどは英語だけど、一部に日本語のものもあって大変悲しい。たとえ日本の貢献者を支持している内容でも Mozilla のスタッフ個人の悪口を書いているものは見るに堪えないし、コミュニティ側の問題を指摘している意見にはうなずくものもある。だから、何も書くなとは思わないけどさあ...
ここに書いてあることは全部フィクションかもね。しらんけど。
MacOS と iPhone・iPad のユーザーにはその他より迷惑がかかるかも。ごめん。Bot がガイドラインに従っていないという問題の影響で、SUMO と Firefox などで表現が異なるものが若干存在する。日本語では Bot は一時停止しているっぽく (土日は Bot も休むとかでなければ)、かなり近い将来に翻訳も含めて一時撤回する可能性はあると思う。また、活動を継続している貢献者は意外と多いので、誰かが修正するかも。それまでは困ったら原文を見てほしい。
各国の貢献者が活発に意見を述べている。こういう問題が海外や別のプロジェクトのコミュニティでは起こらないようにするために、徹底的に議論する必要があるはず。今回の自動承認は論外だけど、下書きとして活用する分には十分役に立つぐらいの精度ではあると思っているので、今度はコミュニティとしっかり話し合って役立つ形に改良してほしい。
今回の件で、Firefox や Thunderbird の使用をやめるという声も聞いている。過去にも非英語圏のユーザーやコミュニティを蔑ろにするような決定は存在したけど、まだ相対的、総合的にはましだと思っている。私は使用も貢献も少なくともあと 10 年は続けるつもり。SUMO の問題が解決することだけではなく、Mozilla 自体の姿勢に何か変化があればいいと思う。
亀だけど、Seamonkey対応してほしいよなぁ。
とりあえず、スターのあるページでテキストボックスが入力不能になるとか(1.x系)、
FireFox用アドオンが蹴られるとか(1.x/2.xとも)。
先生、GeckoとアドオンはFirefoxではかなり中心的な部分を占めるものだと思います!
アドオン機能の無いFirefox、GeckoじゃないFirefoxを見限る信者は数多いと思います!
これらを横に置いてしまうと、話すことが激減してしまいます。
Gecko系(Seamonkey,Galeon,K-Meleon他)に対して同胞とみなしてる場合も多いと思います!
非IE連合的な纏まり(WHAT WGメンバの支持派とか)も形成されてると思います!
Macは、OS XがUNIXの一種であることから、UNIX-Linux-OS Xの緩い繋がりが形成されてる場合もあると思います!
Linuxディストリビューションも、パッケージシステム(deb系等)ごとに緩い繋がりが形成されてる場合があると思います!
こういう複数勢力にまたがる支持層はどうすればいいのでしょうか?
以外と知られてないやつ。とりあえず設定項目をいじらずに出来るものをご紹介。
→IEで開く。表示が崩れたりイマイチ上手く動作しないページなんかあるときに便利。ちなみにシングルクリックでリロード。今動作を確認するためにクリックしてうっかり文章飛ばしてorz
→最後に開いていたタブを復元。ちなみにタブをホイールクリックすると閉じます。ダブルクリックでロック(Close禁止)。ちなみにデフォルト設定だと確かここでホイール回せばタブ切替になるはず。タブバーの空白部分は右クリックのコンテキストメニューも充実してるので一見の価値有り。
→インストールしてあれば描画エンジン切替。SeaMonkeyのGeckoらしい。比較的FireFoxに近いページ表示になるはず。IE6なんか入ってる状態で使ってると最近はページが崩れまくったり右上にアナログって出てきたりするので、知ってればちょっと便利。
少ないけどだいたいこんなもので。個人的には至極当たり前ではあるんだけど便利なのが、Alt+R → スクリプトの整理。スクリプト一覧がエクスプローラーで表示されるんだけど、結構中のフォルダいじって直接スキンおいたりする自分にはかなり便利。分からない人はSUECとかいってみましょう。
偉くは無いけどエロゲやる程度にはエロいから書いてみたりしなくもない。
多くの人はIEがTridentというレンダリングエンジンを持っていること、SeamonkeyやFirefoxがGecko、OperaがPresto、SafariがWebKit(KHTML)であることなんて知らないし、興味もない(危険だと聞いて怯える程度にはネットに精通しているに過ぎない)。ただMozilla陣営の過激派が「IEは危険、Firefoxを使いましょう」「IEを窓から投げ捨てろ」などと喧伝し、Operaも「君、Operaを使いたまへ」などと言い、Secuniaなんかも「Internet Explorerの致命的な脆弱性」みたいな発表の仕方をするので(まあ、Tridentの……なんて書かれてても、多くの人がかえって混乱するだけだろうけれども)、IEは危険=IE意外なら安全という意識になってしまう。似たような事例だと、OEが危険だと聞いて別のメーラ使っていたけれど、無防備にHTML表示&無造作に添付を扱っていたなんてのもある。一応「IEのセキュリティホールの影響を受ける」って書いてあっても、大々的に書かれているわけじゃないから、大抵の人は気付かない。
あと、SleipnirとかLunascapeはGeckoエンジン利用に部分対応しているから、それを「Geckoと同じ安全性がある」みたいに勘違いしてる例もあったよ。インストールしても使ってなくちゃ意味無いのに。
他には、「Firefoxなら安全だから」とか言ってVer.2系出て暫くしてからもVer.1.0を使ってたりとか……。
多くの人は安全性なんて大して考慮してないし、らくちんに出来る範囲でだけ、まあ気紛れ程度に安全対策してくれるに過ぎない。アップデートも自動でなくちゃ気の向いたときにやる程度(ウイルス対策ソフトなんて、更新してなくても、入れてるだけで大丈夫だと思ってたりする)。多くの人は、単に何かが危険だと言われたから止めた、何かが安全だと言われたから使ったという程度。興味もないから、実際に何か大変な事例にならない限り(MSBlastとか)、説明したって聞いちゃくれない。