はてなキーワード: 馬の骨とは
文章はまとまりある一連の文って定義は「読む心・書く心」っていう東大出てる東大助教授が書いた本にあるものなんだけど、お前の引用はどこの馬の骨が書いたものなの?
dorawiiより
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アリババです。一ヶ月ほどインターン勤務を離れて充電してきたところ。
乃木坂(村を荒らしてきた46人の盗賊団)の首領Fidoに狙いを定めた。奴は俺の遣唐使生活を掻き乱した悪人だが、急がば回れ、ここで恩を売ってアピールしておくのだ。実はFidoは、村では変装して、零細の飛脚屋を営業している。白髪混じりの髭をツルツルに剃って、黒髪の鬘を被り、村では、寄付をしないケチな実業家として知られている。労働基準法もびっくりの二重賃金価格を設定して、人の移動から引越しまで、社員をこき使っているのだ。
さて、俺は大陸で禅の修行をしていたある日、「アールワン」と禅師が叫ぶのを聞いた。日本語でいうところの、「喝」と考えてもらっていい。その瞬間、俺は閃いてしまったのだ。これは、Fidoの運送業務の難題を解決する新規経路アルゴリズムの鍵となる可能性を秘めていた。そこで俺は、派遣末期にインディードをiPadで検索し、そこにしれっと出ていたFido飛脚屋に応募、いや正確には、なにくわぬ顔をしてFidoにコンタクトを取った。Fidoは、「どうしてもやりたい事が見つからなければうちに来てもいい」と言ってきた。勿論俺は、そんなチンケな飛脚屋で飼い殺しにされるつもりはなく、禅の公案を考えていた最中に浮かんだアイデアを試したいだけだ。
ところが生憎、Fidoは初め俺を奴の素晴らしいアイデアを証明するための突破口へと突撃させるポーン♟️として利用しようとした。俺は「毒蛇は急がない」というどこかの国の諺を知っていたので、殊勝顔で業務を遂行するフリをした。糸口としては面白いが、今俺が身を切る理由はどこにもないので、客観的に業務日誌を付けるよう心がけた。
遂に好機がやってきた。ある夏の日、最新の大陸の禅書に、アールワン(とはどこにも書いてなかったが)を売り込む口実を見つけたのだ。衒学的なFidoは、飛脚屋だが最新の禅書を揃えて並べるのを趣味としている。書物の配列に暗号を仕込んであるらしいのだが、俺の頭では解読できそうもない。
早速俺は、Fidoへの業務報告の機会にPRを始めた。「これは大陸の権威ある禅者が著したもので、このように言ってます。これが斯界の新潮流です。しかしながら、文脈Qで、世界でアールワンの謎に気づいているのは私だけです。これがうまくいけば、我が社の経路探索問題の解決に質的な飛躍が起きます。つまり、全ての道はローマに続くことが分かれば、飛脚は走るだけで良いのです」
その時、Fidoの眼が黒く光ったのを俺は見逃さなかった。これで我が社も一息つける、天下りのネタに使おう、そのために馬車馬となってもらおう、等々。大陸で孫子の兵法を学んだ俺は、学究心に溢れた修行僧のように見える目つきをして、このFidoの皮算用を逆に利用することにした。Fidoがこれを読んでヘソを曲げられても困るので、詳細は書かない。
必ず一年に一度、俺はなぜか無性にピザを食べたくなり、国際ピザシンジケートのホームページから、ピザ屋の広告を眺めた。すると、あら不思議、いつもその直後にFidoの魔の手が俺に迫ってきたため、その度に俺は比叡山延暦寺に身を匿ってもらわないとならなくなった。何度か、「本当に危ない目」に遭った。ちなみに、二度目の時だったかと思うが、事の直前に俺は紅葉を見に寺社に行ったのだが、ブリタニアのピザ屋の社員と思われる男が本邦の女性と秋を楽しむ名目で、俺の様子をそれとなく気にかけるのを見た。日本人の心性を探って日本進出への足掛かりとするなど、なかなか忍術兵法に熱心ではないか。能天気な俺は、自分がどんな目に遭うのかこれっぽっちも思い至らないので、そんな雑駁な感想になるのだ。
俺は着実に、飛脚屋最適経路問題を解決すべく新規アルゴリズム開発の歩を進めた。実を言うと、それはすでに出来上がっているのだが、Fidoが本来の盗賊稼業に忙しいので、いまだに実装されていない。世界の片隅でこっそり言おう、Fidoの飛脚屋が効率的な仕事をする時がもし来るとすれば、それは俺のお陰である。東洋の島国のローカルな飛脚屋の発明がインパクトをもつとは思わないが、未来の運輸業界の歴史家は、もしかしたら寛大にも俺にウインク😉をくれるかもしれない。
さて、国際ピザシンジケート及び我が国の検非違使がFidoへのラブコールを表明しているのは、周知の通りである。俺のような馬の骨はFidoのようにはモテないので、最新のピザを真っ先に試食できるFidoが羨ましくてたまらない。が、それはいい。
🇮🇱のピザ屋がFidoにピザをどうしても食べてもらいたいと熱心だったので、6月の広告を見た後、俺は間に立って青田買いを控える協定に合意してもらった。
🇺🇸のピザ屋は、ドンドンパチパチ薪が爆ぜる窯焼きピザを推しているようだ。
🇬🇧のピザ屋は最も狡くピザ販促において謀略を仕組み、また、村の井戸端に広告を出している。Fidoがこれまでピザを食べたことがなかったのは、村人(の言論活動)にもかなり責任があると俺は思うので、これから先、村人には文明開化の香りを堪能して欲しい。
俺は、Fidoの今後には二つのシナリオがあると思っている。二つ目は一つ目が起きない時で、あと20年、Fidoは俗界で過ごすだろう。一つ目は、あと5年俗界、その後5年ワンルーム(カーテンコール)。タイムスリップのキーとなるのは🇮🇱のピザ屋の動きだ。なぜなら、一番美味い😋との噂だからだ。
しかし俺は愛国者なので、検非違使が国際ピザ販売業務の統括か、自国のピザ販売をして欲しいと思う。
話はまだまだ続く
カクヨムにて7月8日から公開・連載されている『成り上がり~炎上配信者だった俺が、最強の女神たちと世界をひっくり返す話~』についての感想や考察を書いています。
通称『なっくり』。
匿名はてなの文字数制限にひっかかってしまったようなのでパート分けします。
https://anond.hatelabo.jp/20250904223228
第3話はこちら↓
https://anond.hatelabo.jp/20250905141623
第4話 覚醒の王
https://kakuyomu.jp/works/16818792436194059031/episodes/16818792436376167778
……なんですが、タイトル変じゃね?
「王の覚醒」とか「目覚める王」とかのがすっきりするんじゃね?
覚醒って使いたいのはわかるのだけども。
【嵐の前の食卓】
さて。前回で天神姉妹の用意した家で配信環境を取り戻した圭祐。
さっそく玲奈と二人でゲリラ配信を始めるのですが、突然玲奈がカメラの前で圭祐にキスをしてしまいます。当然これはコメント欄も大炎上なのですが……
……でも天神姉妹に機材を用意してもらってる時点で、何らかの説明をしなければならないのは当然と思います。よもやヘラヘラして『なんかもらっちゃいまいした』とか言う方が不自然だし、キスはやりすぎとしても腹をくくるべき場面ではないでしょうか。
心の奥底に澱のように溜まっていた、俺が社会から受けた心の傷が、膿のように溢れ出す。人間なんて所詮、手のひらを返すものだ。信じられるものか。
圭祐が天神姉妹のお家公開配信をしなければ説明する理由はそもそもないのですが。なんで公開しちゃったの。スタジオ内だけでカメラ回すなら場所の特定もされにくかったしまだ誤魔化せたかもなのに。なによりそこまで社会不安を抱えてる人が何故配信なんかするの。
玲奈は潤んだ琥珀色の瞳で真っ直ぐに俺を見つめ返すと、微かに怒ったように、しかしどこか甘えるように言った。その声には、SNSの炎上など、取るに足らないものだと言い切る、財閥令嬢としての揺るぎない自信が滲んでいた。
珍しくも、玲奈が普段の口調を崩してでも自分の意見を言うシーンです。
確かに生まれながらのセレブである天神玲奈にとっては、SNSの炎上なぞは慣れっこでしょう。圭祐が『ガチ恋アイドル』などと世迷い事を言わなければここまでのことをする気は無かったかもしれません。これは圭祐が悪いよ。女の子大事にしろよ。
「……帰らせてもらう。世話になったな」
その言葉の真意を測りかねた俺は、自らの不器用な優しさを、拒絶という名の鈍い刃に変え、彼女と、この甘すぎる、しかし得体の知れない城から逃げ出そうとした。本能的に、これ以上踏み込んではならない、という警告が脳裏に響いていた。
帰る場所ないだろお前!
まだネット炎上の件が片付いていないんだから、今は大人しくしてるしかないんだって! 弁護士の桐島に任せるって話になってるんだから!
それら事情をかなぐり捨ててもパタパタ逃げ出したい気持ちであるのでしょうが、流石にそうは問屋が下ろしません。
鬼の形相で仁王立ちしていたのは、学校帰りの莉愛だった。
脱出しようとしていた圭祐の前に、配信を見て駆けつけたのか莉愛が立ちはだかります。
どうも彼女はモデルの仕事もしてるらしく、その仕事も早めに片づけて帰ってきたようです。
「お姉ちゃんがキスでKくんを落とす気なら、私は手料理で胃袋を掴むから! お姉ちゃん、昔から料理だけは壊滅的にヘタなんだからねっ!」
しかも料理まで作る気でいるようです。素晴らしいバイタリティ。
でも前回は玲奈が圭祐にトーストとコーヒーを持ってきていましたが、玲奈もそれくらいの料理はなんとかなるということでしょうか? 食パンをトーストするだけでオーブンが爆発するタイプのラノベではないようです。
修羅場の真ん中で呆然と立ち尽くす俺の、その緊張感をぶち壊すように、
ぐぅぅぅぅぅ…。
「…そっか。お腹空いてるんだ。任せて!」
莉愛はキッチンに駆け込むと、冷凍庫から取り出した有名店のロゴ入り高級冷凍ハンバーグを焼き始めた。ジュージューと肉が焼ける香ばしい音と、バターの甘い香りがリビングに広がり、俺の胃を刺激する。彼女は、完璧な半熟の目玉焼きをその上に乗せ、特製だというデミグラスソースをたっぷりとかけた。「はい、お待たせ! 私の愛情たっぷり、手作りハンバーグだよ!」と、満面の笑顔で差し出す。
問題のシーンです。
高級冷凍ハンバーグはともかく、これを焼いて出したものを「私の愛情たっぷり手作りハンバーグ」と称する莉愛。いや、ワンチャンそういう商品名である可能性もあるかもしれませんし。デミグラスソースは手作りなのかもしれませんし。そもそも圭祐が今お腹空いてるのにハンバーグのタネから手作りというのはテンポ悪いかもしれませんし。じゃあもっと簡単なパスタとか炒め料理とかそういうのにすればいいだろ。
湯気を立てる温かいハンバーグを前にした瞬間、俺の目から、訳もわからず涙が溢れ出した。止まらない。それは、製氷工場での孤独な日々、社会からの悪意あるコメントに晒されていた過去、そして親との確執の中で、ずっと欠けていた「何か」が、今、目の前で満たされようとしている感覚だった。
(…ああ、そうか。俺は、ずっと、人の温もりを知らなかったんだな…)
画面の向こうの、顔も分からない奴らの悪意ばかりを相手にして、自分の心がここまで冷え切っていたことに、今、初めて気づいた。誰かと食卓を囲む温かさ。自分のために作られた料理の匂い。そんな、当たり前の日常を、俺は心のどこかでずっと求めていたのだ。それは、過去の自分が見て見ぬふりをしていた、あまりにも普遍的な、人間としての飢えだった。
圭祐の母は、ニート状態だった圭祐にもトンカツを用意してくれる優しい母です。
確かに圭祐は製氷工場では孤独だったし、炎上してからは荒らしコメントに傷ついていたし、働き始めたとはいえ両親との確執は残っていたでしょう。
でもそれで「ずっと人の温もりを知らなかった」というのはあんまりです。顔も分からない人間の悪意ばかり相手にして、身近な優しさに気付かなかったのは圭祐です。「見て見ぬふり」をしていたのは自分自身の飢えとか傷ではありません。あったでしょう。優しさはずっと。
むしろこの手作りハンバーグこそ、姉に負けじとする莉愛のエゴによるものとも考えられます。この愛は侵略行為では?
「……ありがとう」
俺は、嗚咽交じりに、それだけを言うのが精一杯だった。言葉にならなかったのは、感謝だけでは足りない、あまりにも深い感動が胸を去来していたからだ。
とはいえ莉愛に作ってもらったのは確かなので、お礼を言うのも大切なことです。
親にも感謝せえよ。
食事の後、未成年である莉愛は家に帰る時間になった。執事の柏木が運転する黒塗りのセダンが迎えに来るまで、俺たちは三人で大理石の玄関ホールで待機する。静かに車が到着し、莉愛が乗り込む直前、彼女は俺の前に立つと、ぐっと背伸びをして、俺の唇にチュッと軽いキスをした。
圭祐の胃袋を掴む。と宣言した莉愛ですが、それはそれとしてキスも狙うようです。
どうでもいいですが、莉愛と圭祐なら圭祐の方が背が高いのですね。
エゴサするとSNSは、俺と天神姉妹の三角関係の話題で、凄まじい熱量で盛り上がっていた。批判の声も多かったが、莉愛のキス動画は瞬く間に拡散され、一夜にして「国民的彼氏」という称号まで付けられていた。その狂騒に、俺はどこか他人事のように眺めていた。
さっきまでのシーン動画配信してたの!? 別に公開しなくても良くない!? 莉愛の方で料理動画と一緒に配信していたのでしょうか。
まあ、二人同時に恋人関係になることを迫られ、圭祐は了承したわけで。それはいずれ公になることではあるのでしょうが。玲奈よりさらに女性フォロワーが多そうな莉愛のフォロワーからしたら、どこの馬の骨ともわからない男がいきなり出てきてだいぶ困ってるんじゃないかな……
「何やってんだろな、俺は」
湯船の縁に頭を預け、俺は呟いた。自分の人生が、まるで台本のないドラマのように、目まぐるしく展開していくことに、未だ実感が伴わない。
何やってんだと聞きたいのはこっちのほうです。
やれやれクール系を気取るのやめてください何もしてないでしょう圭祐は。
ついでに言うと『台本のないドラマ』という比喩の空回り加減も気になります。グルグルその場で廻る即興劇ならともかくですが、これは明らかに指向性を持って展開していくドラマです。そういうのはむしろ、何者かの筋書きがあってこそではないでしょうか。
風呂から上がると、玲奈が俺を豪華な主寝室へと案内した。キングサイズの、巨大なベッドが鎮座している。その光景は、以前、タワマンのスイートルームで経験した時の記憶と重なる。
不明な描写です。圭祐がタワマンのスイートルームに行ったなどというエピソードは存在しません。
多分これは修正後に追加された部分ですが、未来のエピソードと混線している気がします。なんなんだこれは……
「悪いんだけどさ、こんなデカいベッド、落ち着いて寝れないんだ。別の部屋、ないか?」
俺の庶民的な一言に、玲奈は一瞬、何かを言いたそうに口を開きかけたが、すぐに寂しさを隠すような微笑みに変えて言った。その瞳の奥に、僅かな影が落ちたのを、俺は「神眼」で捉えていた。
鈍感なんだか鋭いんだかよくわからないシーンです。
三人称的には玲奈がシュンとしたのを描写するのは良いですが、一人称でそれを描くと圭祐の気付きになってしまいます。ここにギャップがあるのですが……そもそもこの小説三人称になったり一人称になったりコロコロ変わるからそういう工夫は意味ないんだよな……
翌朝、玄関ホールで二人の女神を見送った俺は、一人でゲリラ配信を開始した。玲奈は、俺が一人で配信していることを知ってか知らずか、何も言わずに家を出ていった。
何度も懲りないんですかね。この男は。
配信者として考えても「お宅紹介」しかコンテンツがないのはあまりにもお寒いでしょう。別に緊急性があるような企画でもないし『ゲリラ配信』をするのは単に予定通りに行動できない無計画な人です。
そもそも視聴者に対して無駄に横柄。あいさつくらいちゃんとしろ。
『K、今日の服オシャレじゃん』
コメント欄が、いつも以上に盛り上がっている。俺は、玲奈が選んでくれた黒のセットアップを着ていた。その服が、不思議と俺の気分を高揚させているのを感じていた。
……神眼とプロデュース能力があるのに、自分に対して使う気はないのか?
俺は、その反応に気を良くし、シルバーのカードキーを手にルームツアーを敢行した。トレーニングジム、プール、そしてシアタールームの豪華さに、コメント欄と共に俺もテンションが上がる。配信の勢いに乗せられ、俺はシルバーカードキーをシアタールームのテーブルに置き忘れてしまったことに、その時は気づいていなかった。
調子に乗りすぎてる圭祐。
気分はバチェラーなのかもしれません。全部他人から貰ったモノだけどね。
チャイムが鳴り、配信をエラーで切った後、機材を運んできた業者をスタジオルームに案内しようとするが、ドアが開かない。ポケットを探ってもシルバーカードキーはない。ダメ元で莉愛のピンクゴールドのカードキーをかざすが、やはり開かない。莉愛のカードキーは俺のプライベートエリアにしか入れない「特別許可証」なのだ。
いやわかるだろそれは。わかんねえのは圭祐だけだよ。
というか莉愛のカードキーはその文の書き方だと圭祐が持ってる意味なくない? 「莉愛のプライベートエリアに入れる鍵」というならまだ意味は通じるけど、そもそもこの家自体が圭祐のプライベートなのでは?
その時、俺は玲奈が「王の帰還を待ってろ」と告げた言葉を、ぼんやりと思い出していた。もしかしたら、この城自体が、俺を成長させるための試練の場なのかもしれない。
玲奈そんなこと言ってませんよ……?
真っ先にマスターキーを渡して置いて試練というのもなんなんでしょう。圭祐の知能がお留守番もできない5歳時レベルだということなのでしょうか。
そもそもこの鍵を置いた場所を忘れたってだけのエピソードは何を表現するためのパートなのでしょうか。全体的によくわからないシーンです。
と。章の途中ですがここで一旦区切って後半に続きます。
ドラクエって、やっぱり圧倒的にストーリーに無理があるのは2だよなあ。
ローレシアやサマルトリアはなんで王子一人を鉄砲玉として送り出してんだよ。
1なんてどこの馬の骨とも判らん市井のロトの子孫だし、3は行方不明になった鉄砲玉の息子だから、一人で送り出しても王国はダメージないけど、ローレシアなんて一人っ子だろ。
ローレシア王は何考えてんだ。
まあ、ドラクエはどのタイトルも王様が変ではあるんだが……。どの作品でも主人公が玉座まで素通りだし、王様の寝室に無駄侵入してクローゼットからステテコパンツ盗んでもなんも言われんし。
それにしてもローレシアとサマルトリアの王子への扱いは圧倒的におかしい。
指摘の源泉が正義感だったとしても、他人の悪しき点だけを指摘し続け、代案もなくこき下ろすことのどこに正義があるというのか。
社会への不満、行き場のない正義感、埋めようのない孤独感をどうにかしたくて、あるいは何者かになりたくてなれなかった自分を慰めるために、やることがこれなのか。
君は批判と呼ぶそれを向ける相手以上に、一体何を努力したんだ。何とどのように向き合ってきたんだ。そしてどのような結果を残してきたんだ。
何もないなら今から向き合ってくれ。努力してくれ。結果は急がないがいずれ必ず出してくれ。何もしないが文句は言わせてもらおう、そんな理屈を誰が許すというのか。君は他人がそうしていても許すといえるのか。否、現に許してはいないではないか。だったら何をすべきかは自明であるのに、君はなぜ何もしないんだ。
最もらしい理由を探して弁解することはもうやめにしてくれ。君がなにをする/しないかなんて、自由に決めてよいことじゃないか。なぜなにかしないことの正当性ばかり説くんだ。私はこのようにある、この一言で済む話じゃないか。自己保身のために他人を下げることを直ちにやめてくれ。そして世間体なんか気にせず自分の人生を生きてくれ。言い訳で終わる人生なんて、見ていていい気分がしないんだよ。
全く無益な時間だ。嫌なものを見たくなければ見なければよい、ごもっともな話である。目を逸らすたった数秒で、有限の時間の一部を失わずに済んだと思うと、私は至極愚かなことをしたと言わざるを得ない。
しかし、そういった自己責任論の果てに、ここで指摘するような人たちが道を踏み外したままという現状が転がっていると思うと、見て見ぬ振りを貫くことはそろそろやめねばならないと考えるようになってしまった。誰かが一石を投じなければいけない。そうした人たちに腹を立たせて、なにくそ私だってと奮起させなければならない。
駄文にお付き合いいただき、感謝の念に耐えない。もし腹が立ったならば、直ちにその気持ちを原動力にして、多少は前向きなこと、他人のためになることをしてほしい。そうすれば何処の馬の骨ともしれぬ人間の数十分は無駄に終わらないかもしれない。それは立派に誰かのために行動したと言えるかもしれない。どうぞひとつよろしくです。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250508/k10014799651000.html
こういうニュースが出ると、いじめられてたのかもとか、何か理由はあるのだろうとか、
中立的な視点?から評価しようとする人がいるけど、事実がわからない以上はそう考えること自体はわかるけど、
このニュースの件についてはわかりませんが、という留保を一応付けた上で(正直、私個人として内心思っていることは違いますが)、
小学校でのこの手の話、ニュースにならない日々の業務のほとんどの実態はだいぶ違うんだよね
「保護者の言っていることは部分的には事実ではあるとしても、... であり、また、... という対応もすでに講じており、保護者の主張は ... であって、その要求に至っては ... と考えられ、到底容認できない話である」
この、{...}に色々なことが入ります。
なので、例えば先のニュースで「子供がいじめられていた(と、保護者が言っている)」という情報が仮に上がってきたとしても、そこからは何も判断できないんですよね。
一般的にありがちなケースとしては、無理があり論理的でもない話を繰り返す保護者が毎日のように学校に来て、長時間居座って全く進展がなく建設的でもない話を繰り返しながら文句を言い続けてくるなどです
ただでさえ、朝5時起き程度は珍しくない教員が、こういう人たちに業務後夜10時まで拘束され、なんてことになるんですね(もちろん、保護者が帰ったあとは内部での話し合いがあるのですぐには帰れません)
保護者は、なんでそんなしょっちゅう学校に来て暴れられるのか?暇人か?と思ったかもしれませんね
概して暇人です
ありがちな一例としては、シンママの生活保護者(中軽度の精神疾患のある方のケースも多い)が、内縁の夫や、飲み屋かどこかで知り合ったどこの馬の骨かもわからんうさんくさい男を引き連れて学校にくるようなパターンですね
再び盛り上がってる(?)AED論争。実際のリスクがどの程度大きいかはさておき、女性も前に見た例だと、地震(確か能登地震のとき)にXで「女性で遭難された方、泊めます」っていう募集してらした方が複数いたのよね。これに一部男性が「差別」と噛みついてたけど、そりゃ女性の立場からすりゃどこの馬の骨ともわからない男性をいくら緊急時っても、家に招き入れるのはリスクだと思う。「男性も可」としてたら、良心的な男性でなくやばい男性が応募してた可能性も高かったろうし。
そういう行為を男性としての自分は「女性の立場から」リスクを避けるために正当だと認めるので、男性が「自分たちにとってリスクが高い(リスク評価の正当性はともかく)女性に善行をしない」とすること自体は道徳的に責められることではないと思う。「見捨てる」というと悪く見えるけど、本来は「善行」なのだから、それを義務的にする必要はないよね。
普段だって、忙しい人が倒れてる人を一瞥して去っていく(同性であってもね)なんて光景は都会で時折見る(田舎がどうかは知らない)。忙しいからとか他の人が助けてくれそうだとか、理由は色々あるだろうけども、既にときどき見る光景だからなあ……と冷めた目線で見てる。
ネットのオタクというのは漫画で得た知識を聞き齧りで喋っているだけなので、専門的に見ると術語の間違った解釈・使用が非常に多い。
ここ10年ほどのSNS社会がエコーチェンバーによりそれをさらに悪化させている。
なお悪いのは、日本の一般社会もこれを軽蔑するほどの定見を持たず、底辺向けのテレビ番組はもとよりポピュリズム政治家までが、このレベルの歪んだ知識で科学や社会を平気で語る悪弊まで出始めている点である。
個人的に研究経験のある領域でいうと、ゲーム理論における「囚人のジレンマ」という言葉などは、今や中学生でも知っていそうだが、それをどう扱うのかという観点において大いに歪んだものが支配的である。
ゲーム理論による社会分析において、囚人のジレンマは「解消」方法を研究するものである。
例えば「繰り返し囚人のジレンマ」という反復状況において、どのような戦略を取ると本当に得な、win-winの結果が得られるかなどと考えるものである。
なのに日本の一般社会では、このジレンマを「仕方ないから受け入れるべきもの」と捉えるような低次元の解釈が横行している。
「どうせ囚人のジレンマなんだから、奪い合え」という馬鹿みたいな刹那主義を良い大人が共有して、生きにくい社会を作って苦しんでいる。
海外ではこのような歪んだ術語の解釈は、少なくとも中流階級のメディアでは浸透しない。
専門的な概念には専門家の意見を取り上げて、何処の馬の骨が書いたかもわからないネットの匿名投稿などは最初から参照しないからだ。
結果として、海外では囚人のジレンマの解消にもっとも大切な「コミュニケーション」を重視して、互いにちゃんと得になるパレート最適点を社会全体のゴールとして設定している。
いわゆる「持続可能な開発目標」などはこういう社会合意の元にバランスよく目指されるものになっている。
政治が誠実なコミュニケーションに依拠せず、互いに被害妄想のようなやっかみ合いで足を引っ張り合う状態を『分断』という。
それ自体は大なり小なり世界中で起こっている問題ではあるが、日本ほど世代や属性で分断されることが常態化し、それに疑問も持たなくなっている社会はそうはない。
自分を中庸あるいは先進的とすら思っている一般市民が、平気で年齢とか性別で区切った特定層を死なせろだの罰しろだのと公言して、それをとんでもない暴言だとすら思っていない日本で、トランプを異常視する道理なんかない。
しがない公務員なんだが、どうしても仕事で今すぐ欲しい備品があって自腹を切ってしまった。
まあこれが自分の使うものだったら問題ないんだけど、他所の部署に頼まれたけど色々あって(「公募手続き」「予算逼迫」「上司とのコミュニケーションエラー」等々)調達できなかった備品の横流しなので物品管理的には微妙な所。
どこの馬の骨とも知らんものを「出所は気にせずこれを使うとよいぞ。倉庫の奥に突っ込んであった登録漏れや廃棄漏れでは断じてないのであるゴニョゴニョ」と他所の部署に渡すのが公務員の働き方としてセーフかアウトかで言えばグレーだと思う。
ゆうて文房具や工具で私物を使ってもセーフなんだからそれの延長みたいなもんだし、なんでもかんでも支給品じゃなきゃ駄目っていうならスーツ・ネクタイ・網タイツ・ハンカチに至るまで支給してなきゃおかしいわけだからしてな、つまりセーフなはずだ。
ただどうしても「物品調達の自縄自縛や予算不足のツケをなんで俺が払わなアカンねん……」という気持ちは湧き上がってきてしまう。
そしてこれがいつまでも続くときっとどこかで「俺は既に身銭を払ってるんだから、それと同じぐらい貰っても許されるだろう」とか考えてトイレットペーパーを盗み始めるのだろうな。
きっと陸自のトイレットペーパーが足りないのも、自腹で補充した連中が「俺がこの職場に補充した分は転勤時に貰っていってもいいはずだ」とパクりあってるうちにそうなったという背景があったりするはずである。
恐ろしいぜ。
俺もこの闇に飲まれないようにしなければ。
俺は組織のために身銭を切ったのではなく、他所の部署の連中から「おいおい良い加減にしてくれよ~~~~マジでよ~~~~」とギリギリ許されるレベルのハラスメントを繰り返されるのに耐えられなくなっただけだ。
だから俺が組織に対して払った額への見返りを求めるべきではない。
うん。
マジで心が穢れる。
次にやるとしても数年後にしよう。
こんなことを繰り返していった先にあるのは公私の境界が薄れて公金をポッケにしまいこむキチガイへの道だ。
マジでやるべきではなかった。
でも……耐えられなかった……。
しんどい……。