はてなキーワード: 無性にとは
どうでもいいジジイやババアがApple Watchしてるの見ると無性にイライラしてくる
お前ら別にガジェットオタクでもないしネットに入り浸りのユーザーでもないし健康にも気を遣ってるわけでもねえだろ
増田の話を読んで思い出した。
産後は気が立つというけど本当にそうで一人目を産んだ時は手伝いのため滞在してた母に腹が立って仕方がなかった。理性は残っているので当たり散らす事はなかったけど、無性に癇に障ってたんだよね。そんなある日、ママ友と話してたら「間違って夫の歯ブラシ使って気持ち悪い」って心底キモがってたのが割とショックで。え、そんなに配偶者の事嫌っちゃう?って。
でも二人目を産んでよくわかった。夫の事が気持ち悪くてしようがない。ああ、あの時のママ友だ。と思った。その時もまだ理性は残ってたから夫に当たり散らす事はなかった。時は流れ子が幼稚園に入った頃初めてシンママと知り合った。その人はその勢いのまま離婚した人だった。つまり産後に夫が気持ち悪いから離婚したって話。
何が言いたいかというと自分の周りに居る信頼している人、気を許している人に増田は噛み付いているだけなんじゃないかってこと。配偶者はいい人っぽいから増田が愛しているのは事実なのだろう。でも、相反する感情があるのも事実。先の私の話では産後のホルモンが原因だと思われるが、増田の場合は成育歴ではないのか?つまり、悲しくて怒ってる気持ちを閉じ込めてるから、気を許せる相手が出来た今、矛先を向けているのではないか?ということ。
私は親歴15年ほどになったので沢山のママ友を見てきたけど怒りを溜めてる人って居るんだよ。多くは配偶者だと思うんだけど、自分がいじめられた歴史に対しての怒りが抜けない人も居た。そういう人達って元がピリピリしてるから沸点低くて何かあるとすぐ怒るし怖いから私は逃げの一手なんだけど実は私の夫もそのタイプで……ここからは自語りになるからやめとくけど、昔理不尽な思いをした記憶ってそう簡単に消せないんだなと感じるよ。現代の世にはカウンセリングがあるから、根気強く増田に合うカウンセリングを見つけて昔の傷を癒す事が増田のすべきことなんじゃないかなって思います。
先日、無性にモスが食いたくなって、お気に入りの赤ワインをハーフボトルで持ち込んで優勝してきた。とびきりチーズの肉厚パティと、カベルネ・ソーヴィニヨンのマリアージュ。口の中で完成する至高のうまみ。想像してみてほしい。最高だろ?
で、この話をグルメ気取りの知人にしたら、「え、店で?」「ありえない」とドン引きされた。
なんでだよ。最高の食事には、それに見合った最高の飲み物を合わせるのが当然の礼儀だろうが。コーラやメロンソーダが悪いとは言わん。だが、モスが提供するあのレベルのハンバーガーには、上質なワインが寄り添うべきなんだよ。
まあ、わからんのだろうな。食への探究心がない連中には、この至福は一生理解できない。ああ、もったいない。人生の半分、損してるよ。
アリババです。一ヶ月ほどインターン勤務を離れて充電してきたところ。
乃木坂(村を荒らしてきた46人の盗賊団)の首領Fidoに狙いを定めた。奴は俺の遣唐使生活を掻き乱した悪人だが、急がば回れ、ここで恩を売ってアピールしておくのだ。実はFidoは、村では変装して、零細の飛脚屋を営業している。白髪混じりの髭をツルツルに剃って、黒髪の鬘を被り、村では、寄付をしないケチな実業家として知られている。労働基準法もびっくりの二重賃金価格を設定して、人の移動から引越しまで、社員をこき使っているのだ。
さて、俺は大陸で禅の修行をしていたある日、「アールワン」と禅師が叫ぶのを聞いた。日本語でいうところの、「喝」と考えてもらっていい。その瞬間、俺は閃いてしまったのだ。これは、Fidoの運送業務の難題を解決する新規経路アルゴリズムの鍵となる可能性を秘めていた。そこで俺は、派遣末期にインディードをiPadで検索し、そこにしれっと出ていたFido飛脚屋に応募、いや正確には、なにくわぬ顔をしてFidoにコンタクトを取った。Fidoは、「どうしてもやりたい事が見つからなければうちに来てもいい」と言ってきた。勿論俺は、そんなチンケな飛脚屋で飼い殺しにされるつもりはなく、禅の公案を考えていた最中に浮かんだアイデアを試したいだけだ。
ところが生憎、Fidoは初め俺を奴の素晴らしいアイデアを証明するための突破口へと突撃させるポーン♟️として利用しようとした。俺は「毒蛇は急がない」というどこかの国の諺を知っていたので、殊勝顔で業務を遂行するフリをした。糸口としては面白いが、今俺が身を切る理由はどこにもないので、客観的に業務日誌を付けるよう心がけた。
遂に好機がやってきた。ある夏の日、最新の大陸の禅書に、アールワン(とはどこにも書いてなかったが)を売り込む口実を見つけたのだ。衒学的なFidoは、飛脚屋だが最新の禅書を揃えて並べるのを趣味としている。書物の配列に暗号を仕込んであるらしいのだが、俺の頭では解読できそうもない。
早速俺は、Fidoへの業務報告の機会にPRを始めた。「これは大陸の権威ある禅者が著したもので、このように言ってます。これが斯界の新潮流です。しかしながら、文脈Qで、世界でアールワンの謎に気づいているのは私だけです。これがうまくいけば、我が社の経路探索問題の解決に質的な飛躍が起きます。つまり、全ての道はローマに続くことが分かれば、飛脚は走るだけで良いのです」
その時、Fidoの眼が黒く光ったのを俺は見逃さなかった。これで我が社も一息つける、天下りのネタに使おう、そのために馬車馬となってもらおう、等々。大陸で孫子の兵法を学んだ俺は、学究心に溢れた修行僧のように見える目つきをして、このFidoの皮算用を逆に利用することにした。Fidoがこれを読んでヘソを曲げられても困るので、詳細は書かない。
必ず一年に一度、俺はなぜか無性にピザを食べたくなり、国際ピザシンジケートのホームページから、ピザ屋の広告を眺めた。すると、あら不思議、いつもその直後にFidoの魔の手が俺に迫ってきたため、その度に俺は比叡山延暦寺に身を匿ってもらわないとならなくなった。何度か、「本当に危ない目」に遭った。ちなみに、二度目の時だったかと思うが、事の直前に俺は紅葉を見に寺社に行ったのだが、ブリタニアのピザ屋の社員と思われる男が本邦の女性と秋を楽しむ名目で、俺の様子をそれとなく気にかけるのを見た。日本人の心性を探って日本進出への足掛かりとするなど、なかなか忍術兵法に熱心ではないか。能天気な俺は、自分がどんな目に遭うのかこれっぽっちも思い至らないので、そんな雑駁な感想になるのだ。
俺は着実に、飛脚屋最適経路問題を解決すべく新規アルゴリズム開発の歩を進めた。実を言うと、それはすでに出来上がっているのだが、Fidoが本来の盗賊稼業に忙しいので、いまだに実装されていない。世界の片隅でこっそり言おう、Fidoの飛脚屋が効率的な仕事をする時がもし来るとすれば、それは俺のお陰である。東洋の島国のローカルな飛脚屋の発明がインパクトをもつとは思わないが、未来の運輸業界の歴史家は、もしかしたら寛大にも俺にウインク😉をくれるかもしれない。
さて、国際ピザシンジケート及び我が国の検非違使がFidoへのラブコールを表明しているのは、周知の通りである。俺のような馬の骨はFidoのようにはモテないので、最新のピザを真っ先に試食できるFidoが羨ましくてたまらない。が、それはいい。
🇮🇱のピザ屋がFidoにピザをどうしても食べてもらいたいと熱心だったので、6月の広告を見た後、俺は間に立って青田買いを控える協定に合意してもらった。
🇺🇸のピザ屋は、ドンドンパチパチ薪が爆ぜる窯焼きピザを推しているようだ。
🇬🇧のピザ屋は最も狡くピザ販促において謀略を仕組み、また、村の井戸端に広告を出している。Fidoがこれまでピザを食べたことがなかったのは、村人(の言論活動)にもかなり責任があると俺は思うので、これから先、村人には文明開化の香りを堪能して欲しい。
俺は、Fidoの今後には二つのシナリオがあると思っている。二つ目は一つ目が起きない時で、あと20年、Fidoは俗界で過ごすだろう。一つ目は、あと5年俗界、その後5年ワンルーム(カーテンコール)。タイムスリップのキーとなるのは🇮🇱のピザ屋の動きだ。なぜなら、一番美味い😋との噂だからだ。
しかし俺は愛国者なので、検非違使が国際ピザ販売業務の統括か、自国のピザ販売をして欲しいと思う。
話はまだまだ続く
欲しくなかった子どもを世話するのはめんどくさい。
ましてや2番目は顔が両親共に似てない。
https://joyme.io/@quaithuvohinhhd
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一方の私は性欲つよ女である。
仕事も自分自身は女優でもなんでもないがAV関係の仕事についていた。動画編集や出版関係のお仕事だ。エロゲもやるしなんでもござれ。
なので性的なものに嫌悪はなくセックスはむしろ好きなので求められたらいつでもゴーするつもりであった。
しかし相手からは一度も求められなかった。仕事を通じて知り合い、発売されたばかりのゲームをやらんかねと誘われて相手の部屋に遊びに行き、朝までゲームをした。
それから映画を見てゲーセンにいき、時間が余れば満喫で互いのおすすめの漫画を教え合ってよみまくり、感想言い合いながら飯を食い家に帰って撮りためたアニメを一緒に見た。
この人でもセックスとかするんかいな〜という素朴な疑問がなんとなく湧いたこともあったけど、この人とは別にしたくはないんだよな〜という気持ちになっていた。
昔は好きな人ができて、好きすぎて告白し相手からフラれた後に好きな男に抱かれるなら!とか付き合えないままセフレ状態になったりしたけど、別に目の前にいるこの人には抱かれなくてもいいし抱いてくれとも思わなかった
結婚したのは相手が引っ越すことになり「遠くなるなら会えなくなるかもね」と、それじゃもう結婚とかする?みたいなノリで、した。
付き合おうとかもなんも互いに話してないし、手は迷子になりかけたときに繋いだくらいで、キスするみたいな雰囲気にすらならないし、お互いに性欲出したらウワァみたいになる空気感がなんかあった
結婚するかどうかの1番の決め手は何かというと、
仕事の激務で疲れていた当時、デートに出かけるぞと言われてまともに化粧すらする気力を失っていた私に向かって昔付き合ってた元彼から「頼むから化粧くらいしてくんねーかな」と言われたのが無性にイライラして引きずってたのだけど、今の夫は「疲れてるなら化粧とか無理にせんでもいいし、今日は出かけなくてもー」って感じで言ってくれたのが嬉しかったのでこの人すごいなと尊敬し感動していた。
でも彼に可愛く思われたくて一緒にいるわけではないから、別にどーでもよかった、私にじゃなくて一緒に可愛いと思えるものを見て一緒に可愛いねって褒め合うのが楽しい。
かっこいいと思えるロボとかアクションを見てそういうロマンを語り合えるのもよい。
今は猫ちゃんを飼ってるので2人で猫ちゃんが可愛すぎるな……と褒め称える毎日である。
相手にガチで性欲がないのか?は気になったので結婚にあたり子供はどうする?と聞いたら欲しいかも〜とかいってて、欲しいならしなきゃね〜という話になり普通にセックスはした。
できるんかい。でも本当に子作りって感じ。
ふ〜一仕事終えましたぞ〜みたいに終わる。
しようって誘われることがない、子供が欲しいからそろそろしとかんといかんのではみたいな義務?で行われる
男は風俗いったらいいけど、それじゃ病気もあるだろーし、女は妊娠の可能性あるし
結婚してんだから、もうこれで終わりかーと思ったら多少虚しくなったものの、えっちな漫画を読んだり自らが考えたシチュの同人を描くことでそうした欲を今は満たしてる。
結婚生活はふつーに楽しい。猫可愛いし夫と好きな映画見てアニメ見てゲームして毎日お互いの好きなごはんを作り食べている。楽しい。
チェンソーマンの映画見たくて誘ったら、相手はチェンソーマン知らなくて知らない映画はやだ!とかいわれてしょぼくれてたら、総集編のアニメを見て予習してくれて、用意ができた、一緒にいこうといってくれたとことか好きすぎる。あとは漫画も読んでほしい
職場は極めていい職場で、不出来な自分にも優しく指導してくれますし、同期にも恵まれ、仕事は楽しくやれています。
ただ、今自分は無性に逃げ道を探しています。仕事の覚えが悪いし、要領も悪い、んでもってそれをどうにかする努力すら劣っている。(努力せずにこんなの書いてるのが典型例です)自分にに全て原因があるクセに、謎の劣等感を覚えて、あまりに惨めに感じるのです。何か今すぐにでも逃げ出したくなってしまいす。
でも、この仕事から逃げたくないのです。幼少期からの憧れでもありましたし、内定をいただいた時には両親も親族も、その時の学友も心から祝福をしてくれました。この会社にいることだけが自分をこの世に存在することを肯定してくれる唯一の手段なのです。
https://www.onlinegdb.com/fork/fNl_r9uqOh
私は今、かなりいい会社で高卒で入社させていただいてる、旧制度ならまだ未成年の、絵に描いたような陰キャチー牛オタクなガキです。
職場は極めていい職場で、不出来な自分にも優しく指導してくれますし、同期にも恵まれ、仕事は楽しくやれています。
ただ、今自分は無性に逃げ道を探しています。仕事の覚えが悪いし、要領も悪い、んでもってそれをどうにかする努力すら劣っている。(努力せずにこんなの書いてるのが典型例です)自分にに全て原因があるクセに、謎の劣等感を覚えて、あまりに惨めに感じるのです。何か今すぐにでも逃げ出したくなってしまいす。
でも、この仕事から逃げたくないのです。幼少期からの憧れでもありましたし、内定をいただいた時には両親も親族も、その時の学友も心から祝福をしてくれました。この会社にいることだけが自分をこの世に存在することを肯定してくれる唯一の手段なのです。
そういう時は気分転換をするといいとは良く聞きますが、旅行や読書といった趣味が全く手がつかず、ただスマホに張り付いて、創作だったりに昇華することなく、楽に済むからという理由で自慰行為だけして仕事の準備をするという生活をしてしまっています。年齢が年齢ですから酒もタバコも逃げ道として使うことはできませんし、本当に困っています。こんなだらしない人間になったことを本当に恥ずかしく思うのに、それを変えられないのです。本当に恥でしかありません。
それに、SNSで仲のいい方がいるのですが、その方に片依存しているような状態が続いています。自分でも良くないし、相手に迷惑だというのはわかっているのですが、どうしてもその方とギリギリ手のつくゲームやアニメの話をすることだけが今の助けなのですが、その方は大勢のフォロワーがいますし、その方も生活がありますし、やりたいこともありますからそれをずっとしてもらうなんてわけにもいきません。
学校の頃の友達とも疎遠になってしまい、自分はどうしたらいいのかわかりません。
こんなめちゃくちゃな散文で申し訳ないのですが誰か助けてくれませんか。
夫 30歳
妻 30歳(私)
息子 9ヶ月
私は軽度自閉症があり、そのせいで昔から人間関係がうまく構築出来ず、社会人になってからは鬱病でメンクリにずっと通院してる。
夫は大学時代からそんな私とずっと一緒にいてくれて、山あり谷ありのお付き合い期間を経て結婚、この度息子が産まれた。
そんな夫は、穏やかな性格で、衝突をとにかく嫌う。
両親と兄が皆感情で動く人で、その時の気分でキレられる、物に当たる、男兄弟なのもあって厳しく育てられたようだ。
夫は家族の事は大切にしているが、両親の育て方がトラウマになっており、「あんな風に子どもを育てたくない」とずっと言っている。
結婚したからには、次は子どもかな?くらいの気持ちで、「欲しい」と言ったら、夫は「どちらでもいいけど、君が欲しいなら作ろうか」と言って、その結果息子が産まれた。
夫はラッキーなことに、育休を1年取れることになり、半年間は一緒に子育てして、残りの半年は私が仕事復帰して、夫が1人で育ててくれる事になった。
当たり前だ、子どもがいなくても鬱病の人間が、産後のホルモンバランスや育児のしんどさに耐えられるわけがなかった。
せっかく夫が離乳食を作ってくれても、やり方が違うと腹が立つ。
さらに私が夫の勤務地の近くへ転職活動をすることになり、なぜ私だけ転職をしなければならないのかとワーワー泣く。
そんな私を夫は責めず、育児をしながらずっと励ましてくれている。
むしろここ最近は、私の機嫌が少しでも悪くなると、先回りをするように「大丈夫?」「したくない事なら俺がしようか?」と聞いてくるようになった。
そんな中ふと「私は結局、家族が夫にしてきたことと同じことを夫にしてるんじゃないか?」と思った。
不機嫌で相手をコントロールし、自分が気分が良くなるように動いてもらう。
最近の夫はなんだかずっと私の顔色を伺っている。
この関係は対等ではないと思う。
世の夫婦は一体どうしているのだろう。
誰か教えて欲しい。
遠距離だったし、元々1人が苦になるタイプではなかったため別れたところで生活に変わりはないと思ったいた。
仕事は好きではないのに、雑談してくれる同僚がいるのが楽しくて会社に行っていることに気付いてしまった。
このままでは軽蔑していた独身50代おじさんに自分がなってしまう。
出会いが欲しい。
まわりには今時アプリで出会う人の方が多いよと言われ、実際アプリが悪いものだとは思っていない。何度もやろうとしている。
がしかし、写真を登録してプロフィール文を書いて、いざ「いいねを送ろう」の段になると
会ったこともない写真と条件しかわからない相手を値踏みしている自分に嫌気がさしてしまう。
みんな普通にやっていることだから気にしなければ良いだけだけれど、どうしてもそんな自分を気持ち悪く感じてすぐにアプリを消してしまう。
私が風俗に足を踏み入れたのは学生の時だった。学費を払うために手っ取り早く稼ぐ方法を考えた時に、パッと思いついたのが風俗。
夜になると家からこっそり抜け出して、デリヘルの送迎車に乗り込む生活を送った。
学生、そして若いというだけでどうにか得たお客様の中には、1日に何時間も買い取ってくれる人もいた。お金は確かに稼げたけど、数ヶ月してメンタルの限界が来て、お店の人に「辞めます」と伝えた。その時オーナーに「一度風俗業界で稼いだ子はいつかまた戻ってくるんだからw」と言われたことを強く覚えている。
その言葉通り、数年後私はまた風俗業界に戻ってきた。上京して、浮き足だった私は気付けば多額の借金を抱えてしまっていた。
オーナーに言われた言葉も少なからず影響していた。「風俗に戻るくらいなら借金した方が良い」と謎の思考をしていたのだ。
抱えた借金を返済するために選んだのは、ソープランド。デリヘルで本番を迫ってくる客を断るのに疲れていたから、いっそそれを断らなくて良い場所で働きたいと思って選んだ場所だった。
写メを撮るのも得意だったし、文章もそこそこ書けたからだろうか、ある程度長く通ってくださるお客様に恵まれた。そもそも性に奔放だったこともあって、初めましての人と交わることもそこまで苦ではなかった。一生ソープ嬢として働くのもいいなと思うほど、私は恵まれていた。
一時期は講習にも通って、接客の技術を磨くことにも夢中になった。出会った同業の女の子も優しい人ばかりで楽しかった。それに何か1つできるようになれば、お客様が喜んでくれる、気持ち良いと笑顔で帰ってくれる。そんな瞬間に喜びを覚えて、更にソープの仕事に精を出す日々が続いた。
おかげさまで数年かけて借金を返すことができた。しかしながら、借金完済とともに目標を失った私は急速にソープの仕事へのやる気をなくしてしまう。
人の前で脱ぎたくない、笑いたくない。エロ好きキャラでやってたけど、エロが好き!と言うことすら苦しくなっていた。あんなに更新していた日記もパタリと更新しなくなった。その時に私は、風俗嬢である自分を捨てたくなっていることに気づいた。
そして、数ヶ月悩んだ末にソープを辞めた。ちゃんと飛ばずに、辞めることを宣言して、お客様ともしっかり最後まで向き合った。だからだろうか、今は無性にすっきりとした気持ちだ。
お客様のことは大切だったけど、正直もう連絡をとらなくていいとか、休みを削って会わなくていいとか、そもそも抱かれなくていいというのは心の安寧に繋がっている。
今は昼職で細々と暮らしている。毎月決まった額のお給料が入ってくる生活は、意外と悪くない。
それに好きな人もできた。お相手は至って普通の男の人。もちろん私が風俗嬢だったことは知らない。わがままだけど、知らないでいてほしい。
風俗やら夜の世界にどっぷり浸かっていた私が、今はいわゆる「普通の生活」をしている。あの頃から考えたら信じられないようなことだ。
こんな日記を書いたら「売春婦が何を言っているんだ」と言いたい人もいらっしゃるんだろうなと思うけど、まあ仕方ない。そういう道を選んだのは私だ。
それでもこの日記を書いたのはこれまでの自分にお疲れ様を言ってあげたくなったのと、業界を卒業したい女の子に少しでも希望を持ってほしいから。業界を卒業した女の子の声って意外と聞こえてこなかったりするから、普通に卒業した人間の声を残しておこうと思ったんだ。
なんとなくでも、このままじゃ嫌だと思っているんだったら、それが好機かもしれない。別に風俗が悪いわけじゃないんだ。私も借金完済できたのは風俗のおかげだし、スタッフさんにもよくしてもらったし。でも普通の生活が欲しかった。人前で脱がず、エロでニコニコする必要もなく、普通に働きたかったし、普通に恋愛とか結婚もしたかった。
だから私は風俗を辞めた。だからあなたもそれを選んでいいんだよ。
あと夜の世界は変な人もいるし、何より夜の世界の男は大体助けてくれません。笑 自分を助けられるのは自分だけだと思う。
だから少しでも風俗を卒業したいと思っている子がいて、この文章を読んでくれた子がいたなら、ぜひ一度前向きに卒業を考えてほしいと思う。
これは「空力の鬼才」と呼ばれるエイドリアン・ニューウェイが買いた本だ。
この本、確かに面白いし勉強になる。だが同時に、読んでて無性にムカついた。
まず、ニューウェイの謙遜のなさだ。35年のF1キャリアを振り返りながら、自分がデザインしたマシンがいかに優秀だったかを淡々と語る。ウィリアムズFW14B、マクラーレンMP4-13、レッドブルRB19…確かにどれも史上最強クラスのマシンだ。でもその語り口に、ほんの少しの謙遜もない。俺が作ったから勝てたんだという自信が行間から滲み出てる。
特にイラついたのが、他のエンジニアやデザイナーに対する評価の仕方だ。明らかに俺の方が上という態度で書いてる。確かにその通りかもしれないが、読んでて「お前そんなに偉いのか」と思った。
さらに腹立たしいのが、技術的な詳細をあえてぼかして書いてる部分があることだ。空力設計の核心部分になると「これ以上は企業秘密だから詳しくは言えないが」とか書いてたりする。これじゃあ技術書じゃなくて、ただの自慢話集だ。
でも一番ムカついたのは、この本を読んだ後の自分の反応だった。
「くそ、こいつめちゃくちゃ凄いじゃないか」と認めざるを得なかった。19個のF1タイトルに関わり、150勝以上を記録し、史上最も成功したデザイナーという実績は否定できない。ニューウェイの設計哲学や問題解決のアプローチは、確かに天才的だった。
特に感動したのが、子供時代にタミヤの1/12スケール ロータス49を作っていた話だ。幼少期から機械いじりが好きで、分解と組み立てを繰り返していた少年が、やがて世界最高峰のF1マシンを設計するようになる。この流れに、エンジニアとしての原点を見た気がした。
結局のところ、俺がムカついたのは嫉妬だった。自分も技術者の端くれとして、ニューウェイのような圧倒的な才能と実績に憧れる。でも同時に、その高すぎる山を見上げて絶望的な気持ちになった。
「どうすれば、もっといい仕事ができるか」というこの本のテーマが、読後に重くのしかかった。ニューウェイは常にこの問いと向き合い続けてきた。そして実際に、より良い仕事を積み重ねてきた。
俺たち凡人エンジニアは、この本を読んでどう感じるべきなのか。諦めるのか、それとも少しでも近づこうと努力するのか。
ムカつくけど、やっぱりこの本は凄い。技術者なら読むべきだ。そして読んだ後に感じる複雑な気持ちも含めて、この本の価値なんだと思う。
1週間前に彼女に振られた。たった1カ月とちょっと付き合っただけの、マッチングアプリで出会った彼女に。
別れのメッセージをもらったとき、自分はちょうど一人旅に出ていて宿で寝ようとしていたときだった。気が動転してその日は一睡もできなかったことを覚えている。
翌朝の食事もほぼ喉を通らなかった。
この日彼女は予定があって会えそうにないというのは知っていたので、ふらっと一人旅に出ていたのだ。海外出張中に食べられなかった海産物を求めて。
付き合い始めたのはありがちな3回目のデートの終わりがけ。ムードもへったくれもない駅のホームだった。
次にいつ会えるだろうか、そんな話をしたときふと彼女が言ったのだ。そんなに期間が空くなら忘れちゃうかも。
勢いで言ったことは覚えている。忘れないでいてもらうためにもお付き合いしませんか?
勢いで言ったのは事実その通りで、この日を逃すともう会ってもらえないだろうという確信があった。そして他の人にこの人を取られたくないと思っていた。チキン野郎な自分はこの日に告白しようと決めていたものの最後まで口にできなかったのだ。
一方で自分はこの人と人生を歩んでみたいと思っていたし、口から出た軽薄な言葉とは裏腹に本気だった。
実際8月はほとんど日本にいなかった。本当にメンタルすり減る出張が連続していた。
かろうじてお盆期間だけは海外出張から帰ってこれたものの、この夏彼女と同じ時間を過ごすことはほとんど叶わなかった。
それでも一瞬帰ってきた間に夕食を共にできたし、再度出張に行く前に空港に見送りにも来てくれた。自分は万事うまくいっているように思っていた。でも釣った魚に餌はやらない。そんなことをしてしまっていたのだろう。
別れの言葉にはこう書かれていた。
告白の言葉にモヤモヤしていた。会うたびにそれが増大していた。価値観が違うんだなと思った。
自分は価値観などをすり合わせていくもので、一発アウトを食らうものとまで思っていなかった。デートの時も彼女の価値観を尊重できていなかったのかもしれない。きっと釣った魚に餌をやらないクソ野郎は万事うまくいってると錯覚して自分の価値観を押し付けていたのだろう。
彼女の言う通りならばそもそもスタートから間違っていた。自分の本気をちゃんとぶつけるべきだった。
事の顛末を知っていた友人にはしっかり怒られた。9月以降の出張を何とかセーブして彼女との時間を作ろうと努力していたと言ったが一刀両断された。お前の仕事の忙しさなど彼女にとって関係ない。それをさも頑張ってる感だして伝えたんだろう?それは相手に対してリスペクトのある行為か?
ぐうの音も出ない的確な指摘だった。持つべきは客観的に物事を指摘してくれる友人だ。
別れのメッセージに返信しようと思ったがもうブロックされているようで、自分はこの言葉に返信ができていない。
アプリで出会った男に別れ話を持ちかけるなど、恐らく大変勇気のいる行為に違いない。もちろん話したい気持ちはあるが、そのエフォートを割く価値のない人間と認識されているのだろう。そもそも彼女の中で終わった人間と話すことなど恐怖以外なにものでもないと思う。
ここに自分が送ろうと思っていたメッセージを供養しておく。好きなだけ叩いてほしい。
Xさんの判断を尊重します。きっとつらい判断をさせてしまったのだと思います。ごめんなさい。
軽薄な言葉で思いを伝えてしまったこと、ちゃんとお互いの気持ちや価値観をすり合わせることができなくて申し訳ないです。
一緒にいる間、離れている間モヤモヤと向き合ってもらってありがとうございました。
私はXさんといる時間がとても楽しかったです。できることならもう一度ちゃんと向き合いたいですが、その気持ちはないのだろうと思っています。だからXさんの気持ちを尊重したいと思います。
どうかお元気でお過ごし下さい。
この1週間本当に地獄だった。あまりに仕事が手についていない様子だったのか9月の海外出張は全部キャンセルされた。いまさら遅いのに。
広告に出てくる「出張ベースの日本と海外の二拠点生活!」「海外駐在!」みたいな転職サイトに無性に腹が立ってくる。そんな生活など私のサジェストされてもまったく魅力的ではない。なんなら海外出張のない仕事に転職してやろうかという気持ちにすらなる。
このところ毎日酒を飲みながら思考と記憶をシャットダウンさせていた。今もこんな時間まで眠れない状態だ。たぶんこの後当分眠れないのだろう。酒を入れるか悩ましい。
きっとこれまでの人生がそうであったように今回も時間という薬が解決してくれるのかもしれない。
あるいは海外で不慮の事故にでも遭って、1億くらいの保険金が母のもとに届くのかもしれない。
元彼女に買ってきたお土産が部屋の一角に置いてある。これをいつ捨てようかと思いながら、今はもう、どうにでもなれという気持ちだ。