はてなキーワード: 仮面ライダーBlackとは
そういえば仮面ライダーBLACKの敵組織はクライシス帝国といってたな🤔
どちらの作品も現実世界で起こった(あるいは今も継続して起こっている)社会問題や
悲劇的な出来事を物語の中にモチーフとして取り込んでいるんだけど、
それがあまりにも露骨に”現実世界まんまそのもの”で、ファンタジーとして希釈出来ていない気がする。
訴えかけたい・考えさせたい意図みたいなものが露骨過ぎて、なんか胸焼けがするんだよね。
あとモチーフが露骨なぶん、実際に被害に遭った人や、今まさにその状況に置かれている人が居ることや、
年月が経った今でも、どうにもならない悲しさや悔しさを抱えて生きている人がいることを知っているので、
その人たちがこの作品を観てどう思うんだろうか? 悲しくなったり苦しくなるヒトもいるだろうな……と思うと、
なんかやりきれない気持ちになるばかりで、私には楽しめなかった。
私は左右どっちかといえば左のほうだが、それでもあの政治関連の描写は下らなく見えて無いわと思った。
いい役者を揃えといてやらせたのはつまらん物真似かよっていう。
そもそもとして石ノ森章太郎が原作なんだから、仮面ライダーBLACKにも多かれ少なかれ政治性があるのは当たり前なんだが、それを銀魂の蓮舫disレベルの糞下らない揶揄程度でやって何がたのしいのか。
結局のところ原作仮面ライダーBLACKの様な画を作りたいだけで政治批判ネタも一つのそれっぽいお飾りって程度ならば、わざわざ実在の人物の肖像権を侵害せずに独自に今風アレンジを加えたキャラを作り出せばよかったんじゃないの。
特撮に政治を持ち込むなーというけどシンウルトラマンやシンゴジラだって政治的作品
でも「有事の時には有能になる」というネトウヨホルホル要素を入れたから文句をいわなかった(なのでゴジラの内閣総辞職ビームもあまり叩かれなかった)
ところがネトウヨを刺激する要素を入れられて特撮オタクは顔面レッドマンになり発狂
「誰一人として人と怪人の命を救うために努力していない」中、
「人間も怪人も命の重さは地球以上、1gだって違いはない」とか言われても
「その思想を体現する存在が一人もいない」のが構造的な問題という感じはする。
3話まで視聴した。
この言葉、登場人物どころか、「作った製作者・監督・脚本家」すら、一切誰もが信じてないでしょ。
普通は、こういう話において、主人公がそれを信じられるキャラクターとして配置されるはずなんだけれど、その役割を果たしてくれない。
人間と怪人の命を救うために努力をしているポジションが配置されているはずなのだ。
例えば、「怪人だろうが人間だろうが必ず助ける、苦悩する医者」というような存在がいないのだ。
「逆らうやつは敵」
「気に入らないやつを屈服させたい」
「ひたすら怒る」
をやっているだけである。
これは本当に気持ち悪い。
「人の世に熱あれ 人間に光あれ」
と、視聴者が信じられる形で言ってくれる人がいない。
ひたすら引き裂かれた人間と怪人の争いが描かれるだけで、誰もそんなことを信じていないのだ。
主人公ですら信じていない。
主人公すら、そんなことを信じていない。
主人公が、もう全て諦めているのだ。
一体誰がこの物語を救うのか?