はてなキーワード: 寿司ロボットとは
熱心なワールドエキスポファンとして、これまで世界中を渡り歩いてきた。
🇨🇳 上海2010の都市のド派手さ、🇰🇷 麗水2012の海の魅力、🇮🇹 ミラノ2015の活気ある文化融合(🇦🇪 ドバイ2020はコロナでパス)。
2025年大阪万博は、日本の技術力とホスピタリティが光る最高峰のイベントになるはずだった。
𝕏で何ヶ月も盛り上げ、1年前にチケットをゲットして、心の準備は完璧だった。
だが、結果は失望の極み。可能性を無駄にした、ガッカリな万博だった。
今回は、その全てを正直に語らせてもらう。
4つも別々にインストールさせられた挙句、どれもバグだらけ、動きは鈍くて、使い勝手は最悪。
メインアプリは、ただの劣化版ウェブサイトのようで、「戻る」ボタンすら正常に機能しない。これはUX設計最大のタブーでしょう?
これが新幹線を走らせる国、世界に誇るIT技術を持つ日本の仕事かと思うと、ショックだった。
俺は、旅の計画を立てるのが好きだ。
行きたいところ、見るべきもの、全部きっちりスケジュールに落とし込むタイプだ。
これまでの万博なら、それが楽しかった。でも大阪では、スタート地点から躓いた。
公式サイトは、あれもこれも詰め込みすぎて、何が重要なのかさっぱり分からない。
必要な情報にたどり着くだけでも一苦労。これじゃ計画なんて立てられない。
仕方なく現地でアドリブ勝負に切り替えたけど、それが大間違いだった。
他の万博みたいに、並んだらすごいパビリオンに入れる――なんて甘いもんじゃなかった。
大阪は、「チケット購入→日付指定→さらに個別抽選」という三段階地獄が待っていた。
しかも、抽選がまたキツい。「予約可能」と表示されてるのに、タップした瞬間に消える詐欺まがいの仕様。
何度アプリをリロードしても、人気パビリオンの枠は幻みたいなもの。
夢洲の人工島、テーマは「未来社会のデザイン」とかでワクワクしたのに、実際は雑多な企業展示会。
レイアウトはグチャグチャ、案内表示は不足、人の流れはボトルネックだらけ。
ブース内も、パワーポイントと流行語を並べただけのやっつけ展示ばかりで、文化的な深みは一切存在しなかった。
食事も高額な割に感動ゼロだった。予約なしで入れるフードコートでは、小さなピザセットに2,000円も払わされた。
日本は、新幹線、ジブリ、寿司ロボットといった世界が憧れるイノベーションを生み出してきた国だ。
本来なら、これらを世界に見せつける最高の舞台になったはずだった。
上海2010は壮大なビジョンを見せ、麗水2012は海の未来を描き、ミラノ2015は食と文化の躍動を体現していた。
だが、大阪2025は、それらの失敗要素だけを寄せ集め、「魔法」を完全に忘れたかのようだった。
しかし、最悪なデジタル体験、ストレスフルな予約地獄、心を動かさない展示。
断言する。「行かなくていい」。
本当の大阪のスター「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に行った方が絶対にいい。