はてなキーワード: 増田文学とは
それほど頻繁に書くほうではなかったけど、月に2~3回くらいその時々思ってたことなんかを書いていた。
身バレ対策でぼかしたり違う設定を入れることはあっても、できるだけ嘘は書かないようにしてたし、自分の気持ちに正直に書くようにしていた。
そんな風に書いたものが時々ホットエントリになったりするのが密かな楽しみでもあった。
ブコメで「AIだろ」みたいなのが目についたときに、そうか「嘘松」の代わりにこれが言われるようになるのか、と思った。
そういった仕組みだからこそ生まれてくる面白い文章というのがあるなと思っていた。毎年誰かがまとめてくれる増田文学なんかも大好きだ。
匿名の実在する誰かが書いたもの、として捉えるからこそ面白いのであって、AIが書いたものだと思って読むと味はなくなってしまう。
フィクションでもなんでも面白ければいいじゃん、という考え方もあって、それは自分も同じくなんだが、
増田はやっぱり実在する人が書いてる文章だから面白い、というそれこそ良い意味での「便所の落書き」的面白さだと思ってる。
だからその中にAIの文章が入り込んでしまうと個人的には魅力は激減してしまうなと思ってる。
さらに踏み込んで考えると、AIが考える文章が面白いなら、人がわざわざなにかを書いて、人に伝えようとすることももはや必要なくなるのでは?と思考が飛躍する。
私自身は物書きではないんだけど、他のジャンルで創作を生業としている。
なので創作における美味しいところだけを、AIが全部持っていきそうな予感を憂いてはいる。
人間はたぶん創作におけるつまらないところだけを作業する役割になるだろう。
アイデア、発想、創作の醍醐味を感じる部分はAIのほうが上手なのだ。
AI増田が増えてるって話は聞いてたけど、プロンプト作るの面倒そうだと思って試してなかった
「はてな匿名ダイアリー」でバズるような書き込みをしたいです。下記の内容を元に、草稿を書いてください
「はてな匿名ダイアリー」で注目を集めるには、共感できる日常、意外なオチ、そしてユーモラスな自虐を盛り込むのが効果的です。
ご提示いただいた要素を元に、いわゆる「増田文学」風の草稿を作成しました。
草稿案:朝起きたら腰がバキバキだった件
朝起きたら腰が痛い。
ギックリ腰一歩手前みたいな、鈍い筋肉痛だ。
最近の運動不足解消にと、昨日は張り切って隣町まで往復30kmほど走ったのだ。
もう若くないんだな、と朝食のトーストをかじりながら一人で黄昏れていた。
と言ったら、
妻がニヤッと笑って、
「えー、本当にそれだけかな?」
と言ってきた。
…
……
………
あ。
昨晩、久しぶりに妻と頑張ったんだった。
そっちか。そっちの筋肉痛か。
自転車のせいにしてすまない。
俺の腰、まだ現役だったらしい。
そして妻よ、その「全部お見通しだ」みたいな含み笑いはやめてくれ。
なんとなく、負けた気分だ。
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA512 https://anond.hatelabo.jp/20251010173938# -----BEGIN PGP SIGNATURE----- iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaOjH5QAKCRBwMdsubs4+ SDQTAQCUUkTZaXpSSta2uDEh/dlg9zobnaNHw3HS+jt8xT0JtwD/UBri3LaGVZIy pYaJSeQOkbWXmF0GERQDQIgjstM6vQA= =LzpJ -----END PGP SIGNATURE-----
1年以上経ってるけど一応
経過、状況が似てる
#増田文学
はてな大学は28日、マスダの地上絵を新たに248点発見したことを明らかにしました。
また、地上絵の配置から物語やメッセージを伝える目的で描かれた可能性があることも新たに分かりました。
これは28日、京都市で開かれている増田文学展覧会で開かれた日本政府とはてな大学の共同会見で明らかになったものです。
はてな大学マスダ研究所と京都ののIT企業はてなはAIを活用した地上絵の現地調査を行っています。
おととし(2023年)から去年(2024年)にかけて行った調査で新たに「英語スパム」や「dorawii」、「ブクマbot」など248点の地上絵を発見しました。
また、新たに発見された地上絵は漏らした無念を讃える「トイレ供犠」、「すいすいすようび」、「タヌキックマスター」といったテーマごとに配置されていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a59c21f247a0789e706f4ee0cec272f58a2b12da
このインターネットの片隅にひっそりと存在する場所で、日々、無数の匿名の言葉が生まれ、消えていく。誰かが書いたのか、何のために書いたのか、わからないままに漂う文章たち。その中でも特に、「増田文学」と呼ばれるものがある。文学なんて大層な名前をつけるのも気恥ずかしいが、そう呼ばれてしまう何かがあるのだ。俺は思う。あれはきっと、誰もが胸の奥にしまっている感情を、隠したいのに隠しきれず、匿名だからこそ吐き出せる叫びのようなものじゃないかと。
増田文学って何だよ、って思うかもしれない。定義なんてない。はてなの公式が決めたものでもないし、誰かが審査して「これが文学だ」とお墨付きを与えるわけでもない。ただ、自然発生的に、そう呼ばれるようになったものだ。たとえば、仕事で疲れ果てたやつが「もう辞めたい」と書き殴って、それが妙に詩的だったり、読んだやつの心に刺さったりする。あるいは、恋人に振られたやつが深夜に「君の残したマグカップがまだ棚にある」とか綴って、それが妙に切なくて、読んだやつが自分の失恋を思い出して胸が締め付けられたりする。そういうやつだ。別に文才があるわけじゃない。むしろ、ぎこちなくて、誤字脱字だらけで、句読点すら適当なことが多い。それでも、なぜか「文学」と呼んでしまう。
俺だって増田に書いたことがある。夜中の3時、コンビニの袋ラーメンをすすりながら、なんかモヤモヤして、スマホに打ち込んだ。あの時は何を書いたかもう覚えてないけど、たぶん仕事の愚痴か、昔の友だちのことか、そんなしょうもないことだったと思う。でも、投稿ボタンを押した瞬間、ちょっとだけスッキリした。誰かに読まれたかどうかもわからない。コメントがつくこともあれば、完全スルーされることもある。それでもいいんだ。増田ってそういう場所だ。誰かに届けるためじゃなくて、自分の中の何かを吐き出すための場所。
増田文学の魅力は、その生々しさにあると思う。Twitterだと140字とか、今は280字とか、制限があるからキレイにまとめなきゃいけない。ブログだと「読まれること」を意識して、少し背伸びした文章になりがちだ。でも増田は違う。匿名だから、取り繕う必要がない。書き殴って終わりだっていいし、長々と愚痴っても誰も咎めない。そこに、妙な自由がある。たとえば、「コンビニの弁当が冷たくて泣きたくなった」なんて一行で終わる投稿が、なぜか数百ブックマークついてたりする。誰もが「ああ、わかる」って思う瞬間があるんだろうな。
ただ、増田文学って言っても、全部が全部深いわけじゃない。くだらないやつも多い。昨日見たのだって、「俺の家のネコが屁をこいた」とかそんなのだった。でも、それすら笑えるから不思議だ。文学って、別に高尚じゃなくてもいいんだなって思う。むしろ、日常のどうでもいい瞬間を切り取って、それが誰かの記憶に引っかかる。それで十分だ。
俺が好きな増田文学は、数年前に読んだやつだ。詳細は忘れたけど、田舎に帰ったやつが、じいちゃんの使ってた古いラジオを見つけて、電源入れたら雑音しか流れないって話だった。それがやけに寂しくて、でも温かくて、読んでるうちに自分のばあちゃんのことを思い出した。あの時、俺は泣いた。匿名だから、誰が書いたかわからない。でも、その誰かの記憶が、俺の記憶と繋がった。ああいうのが、増田文学なんだと思う。
結局、増田文学ってのは、匿名だからこその力なんだろうな。名前も顔も出さないから、本音が出る。嘘かもしれないし、本当かもしれない。でも、それがどっちでもいいんだ。読んだやつが何かを感じたら、それで成立する。そんな場所、他にないよ。はてな匿名ダイアリー、増田。お前らも一度、書いてみろよ。そしたらわかるから。
アラサーになってから焦って始めたんだけど、マッチングアプリも結婚相談所もダメだった。
メッセージのやり取りは続かないし、たまに会えても二回目につながらない。なんでかわからない。
いや、正直わかってる気もするけど、認めたくないってのが本音。
趣味はアニメとラーメン巡り。特にラーメンが好きで、毎週新しい店を探して食べに行ってる。
でも、そういう話をしても女性は全然興味なさそう。ラーメンの話題で盛り上がったことなんて一度もない。
もう婚活で疲れ果てて、どうでもよくなってきた。
そんな時、ふと思った。どうせなら好きなことをとことんやってみよう。誰にも読まれなくても、自分が楽しいことをやろうって。
最初は「〇〇店の味噌ラーメン食べました。濃厚で美味しかったです。」みたいな一行日記みたいだった。
でもだんだんこだわりが出てきて、スープの濃度とか麺のコシとか、細かく書くようになった。写真も角度とか照明とか気にして撮るようになった。
そしたら少しずつアクセスが増えてきた。コメントもつくようになった。
「この店美味しそうですね」「今度行ってみます」とか。共感してくれる人がいるって嬉しい。
最近では「○○市のラーメンならこの5店!」みたいなまとめ記事も書くようになった。
たまに店から「レビューありがとうございます」って言われることもある。
ブログに夢中になってたら、婚活のことは完全に頭から消えてた。
それで気づいたんだ。
結局、好きなことやってる時の方が、自分らしくいられる。
その後、二軒ハシゴして解散したけど、連絡先交換も何もなかった。
「次はつけ麺食べに行きましょう」って。
なんか、ちょっとだけ報われた気がした。