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はてなキーワード: フリックとは

2025-10-27

anond:20251026230023

いやざっと見てきたけど、今のフリック入力小川氏でまちがいないんじゃないの。

先行技術文献、フリックではあっても全部「今の」フリックではない。

小川氏にしろ他にしろ、公開公報時点の特許請求範囲第一項はひろめにかいてあるけど、

おそらくひらがな限定×十字方向限定にすることで入力認識速度を格段にあげて定着させたんじゃないかな。

特許公報のほうまでちゃんとよんで比較した?包袋取り寄せもしたほうがいいね

まあオレは金とれるレベル仕事を、わざわざ労力かけて、ブクマとひきかえにする行為なんぞやらんけどさ。

ヤフーの栗なんとか潔なんとかさんが原稿料にするんだろうしな

2025-10-26

フリック入力発明」とは何を発明したことを指すのか?

ダイヤモンドの↓の記事が盛りすぎでブクマカが釣られまくっているので、ちょっと落ち着けという意味で少し解説する

フリック入力発明して「人生100回分」稼いだ日本人AppleじゃなくてMicrosoft特許を売却したワケ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/diamond.jp/articles/-/374568


普通の人が「フリック入力発明」というフレーズを見たら、どっちを想像する?

1. 上下左右方向のフリック操作文字入力する手法を考案した

2. 1を改良し、入力効率を向上させる工夫を考案した

普通は1を想像するよね。でも、上の記事の「発明」は2の意味。8割くらいのブクマカはここを勘違いしてコメントしてるように見える

同じ発明家氏の記事でも3ヶ月前の東洋経済のほうは、「フリック入力発明」という釣りフレーズこそ使っているものの本文を良く読めば発明キモの部分が2であり1では特許を取れなかったことがそれなりに分かるように書いてある

フリック入力」を発明Microsoftに売却した彼の"逆転"人生。元・売れないミュージシャンフリーター家賃3万のボロアパートでひらめく

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/889631

もちろん2の意味発明もスゴイし重要なんだけど、釣りは良くないよね

解説

そもそも世の中のほとんどの技術は様々な発明アイデア集合体である歴史の積み重ねであり、最終形がいきなり湧いて出るわけではない。もちろん「フリック入力」にも歴史の積み重ねがある。それを少し紐解いてみよう(なお、下記の「年」は引用可能特許論文が出た時期であり、実際にはそれよりもっと前にソフトウェアリリースされていたりアイデアメーリングリスト投稿されていたりすることもある)

[追記]※増田仕様ひとつ記事に貼れるリンク数に制限があるため一部URLのhを抜いている点、不便ですがご了承ください[/追記]

pie menu (1988年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/57167.57182 (論文)

放射状に選択肢を並べるUIアイデア1960年代から見られるが、接地点からの移動方向情報を用いた入力手法の祖としてはとりあえずこれを挙げることができるだろう。これは文字入力に特化したものではなく、一般的メニュー選択のための手法である

T-cube (1994年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/191666.191761 (論文)

pie menuを文字入力に応用したもの論文の著者はAppleの人。英語用。広義の『「フリック入力」の元祖』に最も該当するのは、おそらくこれだろう

かなT-cube (1997年)

ttps://rvm.jp/ptt/arc/227/227.html

ttp://www.pitecan.com/presentations/KtaiSympo2004/page65.html

T-cube日本語に応用したもの。広義の『日本語版「フリック入力」の元祖』の候補

Hanabi (1998年)

https://web.archive.org/web/20080925035238/http://www.j-tokkyo.com/2000/G06F/JP2000-112636.shtml (特許)

https://newtonjapan.com/hanabi/

Apple Newton (PDA)用に実装された文字入力UI。「中央が『あ』、上下左右方向が『いうえお』」に対応する見慣れた形のフリック入力がここで登場する。『現在よく見る形の日本語版「フリック入力」の元祖である。なお、開発者特許申請したもの審査請求しておらず、特許としては成立していない

00年代前半ごろ

この頃、Human-Computer Interaction分野でT-cubeHanabiの発展としての文字入力手法研究が活発になり、特に国内学会で多くの手法が発表された。情報系の学生卒論修論テーマとして手頃だったからだろう。PDA製品実装されて広まった例もあり、SHARP Zaurus用のHandSKKや、少し時代が下ってATOKフラワータッチ等もこの系譜である

なお、この頃までの技術は指での入力ではなくペンスタイラス)による入力を想定したものが主であるiPhoneの登場以前はキーボードレスモバイル端末といえばPDAタブレットPCなどスタイラス入力を前提としたデバイスが主流だった)

iPhone日本上陸 (2008年7月)

スマートフォン上の「フリック入力」の元祖』であり『予測変換機能を備えた「フリック入力」の元祖である日本語フリック入力効率を考える上で予測変換の占めるウェイトは大きく、「実用的なフリック入力」を実現するには予測変換との組み合わせは外せない。2006年Apple招聘されてiPhoneフリック入力機能を開発した増井俊之氏は元々予測変換のPOBox1998年 - ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/274644.274690 )の開発者として知られる研究者であり、Appleへの招聘もその経験を買われてのものだろう。入力フリック操作を用いること自体特筆すべきものではなく、当時の流行を考えれば自然選択だったと思われる

なお、前述のHanabi開発者氏がiPhoneフリック入力を見て

これってボクが10年前にNewton用に作った入力方式Hanabi」じゃないですか(驚き)

ttps://newtonjapan.com/blogO/?p=232

と言っている一方、増井氏はHanabiに対して

知らんがな

ttps://scrapbox.io/UIPedia/Hanabi

と言っている。この分野の研究をしていて知らんことあるか?とも思うが、電話テンキーの上に五十音かなのフリック入力実装すると誰が作っても概ねHanabiのような外観になると思われるので、本当に知らなかったとしても齟齬はない

発明ミュージシャン小川コータ氏の発明 (出願: 2008年1月登録: 2011年3月)

ttps://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2008-282380/11/ja (特許)

『画面表示は絶対座標+移動判定は相対座標で行うことで「フリック入力」の入力効率を向上させる手法特許である(詳しい仕組みは上記東洋経済記事に書いてある)。ペン先と比べて指先は太いため指によるタッチでは厳密な操作が難しく(fat finger問題)、「実用的なフリック入力」を実現するにはこのような工夫も必須になる。小川氏の凄いところは、スマホ日本語UIリリースするならどのメーカーも必ず実装するであろうこの工夫を、日本iPhoneリリース直前、Apple社としては引き返せないであろうタイミング特許申請したところだ。機を見るに敏すぎる。特許庁に2回も拒絶された特許を不服審判で認めさせているところも本人が弁理士からこそできる強さだと思われる

なお、氏の記事を読むと「フリック入力自体を氏が考案したように思えてしまうが、ここまでに述べた通りそれは誤りである。「フリック入力に関連する重要特許公報に『発明者』として掲載されている」ことは疑いない事実なので「フリック入力発明者」と称するのはギリギリ誤りではないと言えないこともないが、「フリック入力発明した」はやはりダメだろう。上述の通りフリック入力自体90年代に既に登場しており00年代の前半にはタッチスクリーン上のかな入力手法一角を占めるに至っていたので、iPhone実装されたことは不思議でもなんでもなく、

しかしたら、僕がプレゼンした相手が、自分発明たかのように社内プレゼンしたのかもしれません。そこは闇の中です。

このあたりは荒唐無稽邪推すぎて、ソフトバンクから名誉棄損で訴えられたら危ないのでは(そもそもiPhoneフリック入力を開発したのはAppleであってソフトバンクではない)

まとめると、さすがに小川氏の記事はモリモリに盛りすぎである書籍宣伝にしても酷すぎる。価値の高い特許を取った発明であることは事実なのに、なぜこういう胡散臭いムーブをしてしまうのか

ここまでの事実をふまえて、Wikipediaの「フリック入力」の項

2023年6月までは妥当説明だったのに

1998年Apple Newton用に開発された日本語入力システムHanabi」が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。従来の「あ段→い段→う段→え段→お段」とキーのプッシュを繰り返して表示・入力する方式トグル入力)に比べ、素早い入力可能になる。その入力効率の高さから2010年頃にはキーボード離れが加速している[1]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=95808357


同年11月の編集唐突に不自然小川推しに改変されている

1998年Apple Newton用に開発された日本語入力システムHanabi」[2]が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。日本におけるフリック入力は、発明家でシンガーソングライター小川コータiPhone上陸以前に考案し2007年から2015年にかけて特許出願した[3]ものであり、取得した権利マイクロソフト譲渡された[4]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=97947525


ただ、これはおそらく関係者自作自演等というわけではなく、日本におけるフリック入力関連特許小川のものばかりであることからボランティア編集者が勘違いしてこのような記述にしてしまったのではないかフリック入力は前述のように地道な技術差分の積み重ねなので、個々の差分開発者が「特許」を取ろうという気にならないのは良く分かる。その点でも、自ら弁理士として特許を量産した小川氏の強さが際立っている(が、やはり盛りすぎは良くないと思う)

2025-10-11

ホムペ広告が強力すぎて1ページ目を読むのも大変だし2ページ目に行けない問題

たぶんPCだと行けるように思うけどiPhoneだと無理だった

2ページ目に全面広告があり、閉じるボタンクリック広告ページに移行(笑)

戻るボタン(というかフリックで)記事一覧になるので進むボタンで戻ろうとするも白紙ページ

ホムペ運用するのに広告大事だと思うけどもうちょっと邪魔にならんようにしてくれんとそもそもの見てもらえる事が無くなるんじゃ?

2025-10-04

ファイアーエムブレム シャドウ

人狼確定!殺せ!】

 

・バフ持ちのキャラなのに一切使わないもしくは自分しか使わない。(100%確定) 範囲選択クールタイム1秒なのに仲間にかけない。(100%確定)

・仲間の体力満タンなのに回復連打(8割確定)。 というかみんな自分の事で手一杯なのに回復できる奴普通に怪しい。

攻撃の避け方が綺麗すぎる(9割確定)。 普通の人なら見てから判断してフリック操作するのでどうしても2秒ギリギリになる。安定した避け方する奴は演出してる。あやしいなら殺せ。

ポイズンがかかって無いキャラ(8割確定)。人狼が食らったフリする事もあるので今までの経緯を判断して殺せ。

2025-09-18

Aimの良さが仕事効率につながる

仕事効率がなんなのか、それは40を目前にした俺にもまだわかっていない。

ただ「aimの良さ」は現代において一定価値があると思ったのでここに書き記す。

エンジニアの皆さんはスクロールしてタイピングの繰り返しだと思うので、フリックaim的なマウス操作とは程遠い手の動かし方をしてるんだろうと推測する。

トラックボールトラックパッド使いたがる人が一定数いる理由はこの辺にあるのでは?とか思ったり。

大抵の総合職的なサラリーマンPC作業は、業務システム必要情報を入出力したり、メールの返信や仕訳・スケジューラ登録資料作成分析Office系とか?

このときマウス操作スムーズさが全体的な効率底上げになると思う。

この手のPC作業だと(ある程度のショートカットキーを使ったとしても)マウス操作が半分近くにはなる。

dpiもわからないため最適な感度を設定できず、カーソル追従も遅いような、アスクルで買えるELEC◯Mとかのマウスだとこの時のストレスが半端でない。

私物のゲーミングマウスを持ち込むようにしてから、このストレスが激減した。

貸与PCにG HUB入れるわけにも行かないのでデフォルトdpi使用しているが、それでもdpi数値がわかるので自宅のマウスと同じedpiにできる。

一定aim力があると、画面のフィードバックを待たずとも目的地にカーソルを一瞬で持っていくフリックaimというものができるようになる。

例えばExcelメニュー選択するとき

目的地を見てマウス移動(フリック)→カーソル目的地に乗ってるか確認カーソルが乗ってないならマイクロドラッグしながら修正

だったのが、

目的地を見てマウス移動(フリック)→クリック

だけで済むようになる。

完全にここまで全部俺の主観なんだけど、オンライン会議他人の画面共有とか見てるとメニュー操作が俺より倍くらい遅い。

サラリーマンマウスaim力けっこう大事じゃないかと思うんですがどうですか?

2025-09-12

チンコフリックスってサブスクやってみたい?

月極で契約できるチンコことなんだけど。

これビジネスチャンス、、、だよ。

2025-09-11

anond:20250911112830

いや、小さいキーボードが良いとか悪いとかじゃなくて、フリック+変換は通常PCキーボードより圧倒的に作業性悪いか

キーボードがいらなくなるって思ったことはないなって話

2025-09-06

何かと話題のBYDを買って、そこそこ走ったのでレビューする

本命だったテスラヒョンデを試乗しても勢い含めて買うまでに至らなかった。時々通るところにBYDディーラーが出来たのは知っていた。一応見ておこうかと寄ってみたらシーライオン7を買っていた。ドルフィンの見た目は好みではないし、ATTO3の内装は遊びすぎ。シールは内外装良いがセダンの低さはもう乗れないし、荷室の問題があった。

 

シーライオン7をはじめて見たときは「あれ、予想以上に質感よい」だった。そして、ドルフィン、ATTO3に見られた突飛な箇所が個人的に無かった。

 

日本では2025年9月に大幅値引きを謳って話題になっているが、私が買うときにすでにドルフィン、ATTO3は価格改定で値引きされ、シールAWD店頭普通に100万以上の値引きがされていた。つまりシーライオン7も何かあればすぐに値引きするだろうなと予想出来た。そして、いろいろ調べると中国では競争苛烈で、BYDはEVPHEVを先行して発売し、中国でも海外でも値引きで他社より安いを戦略として市場開拓しているメーカーだと分かる。タイではやり過ぎて問題になり、既存オーナーに充電無料1年保証とかしているし、中国では当局から注意喚起され、現在、大々的に値引き戦略が出来ない。

 

そして結論に至る。

日本ではどのメーカー特に中国メーカーEVは発売時に新車で買うのが最大の買い時。

 

これには他にも大きな理由がある。EVリセールは悪い事、補助金4年(4年以内の乗り換えは月割で返納必要)、新車保証4年、進化スピードが早いことだ。

 

ディーラー存在

日本においてBYDは他社EVメーカーにはないディーラーがある。今回のBYDの大々的な値引き補助金戦略自分は憤慨していない。つまりそういうことだ。流石にこんなに早いとは、発売間もないシーライオン7も含めるとは思わなかったが。法定点検、何かあった時のメンテナンスなど、国産に比べればまだまだ少ないが、拠点があるのは安心材料になる。

見た目について

どこまでいっても好みの話。その人にとってアリか無しかシーライオン7は海洋シリーズなのだが、アシカというより自分には爬虫類系に見える。フロント、サイド、リアはどれもかなり好みとまではいかないがどれもアリの部類。

走り心地

シーライオン7はモデルY旧型よりは確実に乗り心地が良い。EVならではの静粛性は本当に高い。またバッテリーが床下にあるため重心安定性を実感できる。走行モードエコノーマルスポーツ、雪がある。全部試してエコ自分にあっている。普段は停止時からの加速は求めていない。AWDのほうがより良いらしいが、そこまでの加速性能と走りを求めていないし、価格が上がるのに航続距離が短くなる(4モーターで重くなるから当たり前ではあるが)ので選択肢から外した。

日本仕様と充実装

日本仕様はしっかりと右ウインカー左ワイパー。ドアハンドルポップアップ式なので格納されると美しい。シートも良い。電動で上下前後、膝、腰と調整可能だ。懸念は1925mmの車幅だったが、CarPlayのモビリンクだと大通り優先ルートをしてくれる。ありがとうトヨタヤフーナビも車幅考慮ルートあるが微妙だった。あと360度アラウンドビューモニターがかなり優秀で駐車が楽で安心タイヤの軌跡、車の最大アウトライン障害物との距離を音、色だけでなく距離数字でも表記左折するときに連動するカメラビュー表示もある。テールゲートのキックセンサーもある。夜は近づくとミラー下部が光り、ドアを開けるとドラ下部ライトが地面を照らす。流行りのアンビエントライトもある。あればより良かったのになと思うのはアダプティブハイビームだろうか。オートハイローは一応ある。

 

個人的にメインとメーターが一体型より、メインディプレイ15インチ以上ドーンが良い。CarPlayが縦に対応していないので使っていないが、メインディプレイは縦にもなる。そしてメータ液晶HUDもある。ガラスルーフに電動シェードがある。前席シートベンチレーション、ヒーター、後席もシートヒーター搭載。BYDはグレードがシンプルだ。シーライオン7はRWD(2躯)かAWD(4躯)かだけ。装備内容に差はない。つけるオプションETCドライブレコーダーとマットぐらいでよい。マットも防水系でいいならアリエクで半額以下で買える。ディーラー上記以外のアクセサリーはほぼアリエクで半額以下で買えるのでディーラーで買うのはおすすめしない。

 

日本は外装色が4色からしか選べないがどの色を選んでも料金上乗せはない。アトランティスグレー(深い青にみえる濃いグレー)は他社なら5万、10万高くなる。内装は黒しか選べない。これは、日本も白やタンカラーを選べたほうが良かったとは思う。

 

EVでなくても、ここまで装備満載でこのサイズで500万きる車は他にあるのだろうか。

 

また個人的運転中の動画視聴を必要としてないので買ってはいないが、BYDは運転中もオットキャストなどでメインディプレイYouTubeなど動画視聴可能になる。これは色々緩い規制Android Autoを動かしている機器テスラは許していない。知り合いはタブレットを設置して見ていた。

先進運転支援(ADAS)

ACCはかなり優秀で1000km以上は走った。0kmから使えて、追従性、加速、減速はとても自然で不満ない。注意する点は、前の車が左折するときは、停止寸前まで減速するのでアクセルで調整する必要があり、前に追従車がいない場合で50km以上で走っているときは、センサーが掴むか掴まないぐらいでブレーキを踏みたくなるのが自然感覚だと思うので過信はしないことだ。車間距離は4段階。これはヒョンデテスラにも無かったはずだが、車間とは別に停車距離も段階があって選べたほうが良かった。車間4でも、もうちょっと手前に停車してほしいと感じるときがある。

ブレーキホールド操作

ブレーキホールド挙動自然だ。ブレーキを踏んで停止すれば即座に作動し、足が楽になる。アクセル踏むとき自然に加速する。もちろん、メモリー機能があるので、乗車ごとに設定する必要はない。ハンドル操作も軽快でブレーキもかなり良い。信号で少しブレーキを踏んでしまときも前のめりにならない調整がされていて自然

電費

予想以上に良かった。電費に関しては表記が国ごと、メーカーごとに違う。今のところ電費は6km/kWh以上で走れている。航続距離日本が許しているカタログ数値のWLTCは甘すぎる。シーライオン7RWDは590kmだが、オーストラリアのWLTP表記456kmが実際に走った航続距離に近い。今のところ、エアコン普通に効かせて街乗り多めで450〜470km、ストップ・アンド・ゴー少なめだと500km超える。高速100km以上のスピードで走るとどんなEVでも電費が落ちる。120kmだと分かりやすく落ちる。上り坂はもちろん苦手だ。あと経験していない冬の暖房エアコンは落ちるの確定らしい。夏の冷房エアコン上記の通りで一般的に思われている夏の電費落ちはそうでもないかなという結論ガソリン車として分かりやすく書くと今の燃費レギュラーガソリン165円で電気30円/kWhだとリッター34kmぐらい。

 

ここの計算サイトが素晴らしい。

https://www.ev-calc.app

リモート操作

ガソリン車も可能ではあるが、排気ガス必要以上の熱と騒音を撒き散らさなEVリモートエアコンは、今の時期最高であるコンビニとかの少し立ち寄るぐらいだとエアコン効かせたままでロックして買い物し、出先の待ちで車内にいるときも周りに気兼ねなく冷房エアコン効いた車内で待機が出来て、バッテリーも1時間駆動して1%減るか減らないか。音に関しては、もちろん無音ではないがガソリン車よりは確実に静か。

LFPバッテリー安全だが運用大事

LFPバッテリーは3元系と比べ耐久性が良く発火耐性も強い。実際の報告でも1年で2万キロ以上走り急速充電の割合が90%以上のシールが1%台の劣化率だった。3元系と違い100%運用できるのも好み。しかデメリットもある。まず重くなる。それは電費が普通に良いので不満ではない。LFPは3ヶ月〜半年に一度のキャリブレーションを推奨している。これを甘く見てはいけない。LFPバッテリー残量を測るのが3元系より難しい。なので、定期的にバッテリー10%以下にして、一気に満充電にするキャリブレーションをしないとバッテリー残量が正確に測れなくなる場合がある。

 

さてシーライオン7の微妙な点も書く。

 

ICCハンドル保持はとっても微妙

高速もしくは一般道路の信号がない長い真っ直ぐな道以外使っていない。

ACCが一発で起動しない

起動方法が、ハンドルにあるICCボタンを押して起動して、もう一度押してオフ(それかブレーキ)にして、その左上にあるホイールボタン上を押さないとACCは起動しない。今は連続で押しているが遅れて音声で起動、解除が流れるのが微妙

シートベンチレーションの起動方法

今は音声で起動しているが、乗るたびに言うの忘れるときもある。メモリーもない。良く使うことはボタン液晶ワンタッチ操作したい。音声は目的地検索以外に利便性を感じていない。

交通標識認識システムTSR)の音

これは世界中で不満があがっている。現在走っている道路規制スピード更新されるたびにポン、ポンなる。なおかつ規制スピードを超えるとポンとなる。ワンタップ規制スピードオーバーの音は消せるし、TSRも画面上部をフリックしてショートカットから直ぐにオフには出来る。ただオフにしても次の乗車のときはオンになっている。メモリー機能が待たれる。

荷室に電源関係がない

買う前に分かってはいたが欲しかった。後部座席にはUSBは二口ある。荷室にはUSBコンセントシガーソケットもない。

スタッドレスタイヤ選択肢がない

昨今のこのサイズの車はEV関係なく、タイヤが大型化しておりシンプルに高い。なおかつシーライオン7RWDはタイヤが前後サイズが違うこと。またブレーキキャリパーの関係インチダウンが厳しいらしい。

OTAアップデート頻度は期待できない

テスラが異常な頻度なだけで、ヒョンデもそこまで頻繁にしていない。ただ放置しているわけではなく、定期的にアップデートしている。しかし売れてない面倒な日本最後の後回しだ。

かい

テスラの近づいたらロック解除、離れたらロックセントリーモードは羨ましい。パーキングにいれてもデイライトがつきっぱなしなのでこれも時間が経ったらオフになる機能がほしい。

 

やっとまとめ

というわけで、すでに3000km以上走ったが、車に関しては何も問題が起きていない。本当に何も起きていない。シートとACCが快適なので長時間運転も疲れが少ない。というかかなり快適で満足度想像以上に高い。洗車するときに、隅々までみたが、本当によく綺麗に作られている。輸入車アルアルのある程度の不具合を受け入れて乗るなんてことがない。テスラで聞く晴天なのにオートワイパー作動とかもない。プジョーの新型で聞くワイパーが暴れてうるさいこともない。アウディの新型であるブレーキホールド作動するにはブレーキを強く踏み込む必要があることもない。なんでその仕様なの?という箇所が車自体にはほぼない。上記の不満の大半はOTA改善可能なのでちょっとだけ期待している。シーライオン7はテスラみたいに何かに突出して得点をとっている車ではないが総合的にどれも平均点以上の車だなというのが今のところの印象だ。

 

全体的には問題ゼロではないリモートするためのアプリ車両接続不安定シーライオン7はこの不具合解消のための日本だけのOTAアップデートが一度あった。また、私は遭遇しなかったが駐車しているだけなのに一晩で数%消費する放電問題もあった。これはOTAバッテリーキャリブレーションで直ったらしい。

 

BYDが何も問題がないメーカーだとは思ってもいない。シールブレーキ鳴き問題があったようだが、対策品を出したらしい。つまりメーカーとして何等かの問題がおきたらしっかり責任を果たし対応している。

 

長々と書いてしまった。ここまで読んでくれた人は10人中2人もいないだろう。

 

ちなみに私は自宅に充電器を設置出来るが今はしてない。エネパス月額2980円で運用可能環境からだ。これは時間の制約、場所問題もあるから万人には受け入れられないだろう。そしてこの類のサービスは突然終わるので期間限定だと思ってオトクなうちに利用している。

 

テスラ買いたい人は、定期的にやっているスーパーチャージャー◯年無料ときに買うのが良いと思う。金利0%よりお得に感じる。実際の無料年数と走る距離次第だろうが。

 

最後

今回EVだけだと選択肢が少ないから、競合するサイズ国産SUVもほぼ全て見てきた。マツダのCX60の内装は流石だったし、ミツビシのアウトランダーPHEVの中では現時点で最強だと思う。ただ他は内装の質感、装備内容はいろいろ微妙で残念クオリティ。そして、インフォテイメントの見せ方がどこもダサくセンスを感じず洗練さもない。BYDも中国メーカーの中では洗練さ、センスがよい部類ではない。それでもBYDのほうがマシと思える。

 

ウンザリするのは国産のグレードとオプション設定。テスラ中国メーカーはBYDだけでなく、他のメーカーエントリーグレードもそれなりの装備を全入する。上位グレードはAWDだったり、バッテリー容量多く積んだ航続距離を伸ばしたモデルだったりする。しか日本エントリーグレードは、表示価格を安く表記したいだけの装備をけずりまくったグレードとなる。で、実際売れるのはエントリーグレードではない装備がそれなりに充実しているグレード(50万ぐらい余裕であがる)が基本となるが、その上希望オプションを選ぼうとするとこのグレードでは選べない場合があるとか面倒過ぎる。あと今はマイチェンの度に値上げがどのメーカーも当たり前となった。

 

今回ある程度のリスク覚悟でBYDを購入したが、初期ガチャはとりあえずハズレではなかったようだ。BYDは2026年末に軽EV投入が決定しているし、それより前に導入予定の1車種だと思われていたPHEV現在日本で3車種テスト走行している。自分が乗るつもりの5年は撤退しないだろうと判断した。

 

ネットニュースだけであーだこーだいうのも良いけど、最終的に何も買わなくてすべて見送りとなっても体験するのは大事。私が自然だと感じた動作は人によっては不自然かもしれない。輸入車の中でもドイツ車系は不愉快な思いをしたという人を良くみかけるが、テスラヒョンデ、BYDはその傾向はあまりないと思う。ただ、テスラはその後の営業が1番しつこい。連絡先を残すことは覚悟した方が良い。他にはない熱量があるのは凄いなとは思う。

 

一度EVでもPHEVでも車を実際みて、悪くないなと思ったら試乗してみると面白いと思う。

2025-05-28

Godanキーボード必須

GboardのGodanキーボードで慣れてしまったのでフリック入力は使えない

てか、動体視力が弱いかフリック文字を出すとかいうのクソだと思ってる

2025-05-21

anond:20250521182714

まり俺のスマホ

フリック」 かつ 「連打ならポケベル入力」が有効になっていて、どこかにそれを禁止できる設定があり、

フリック」 かつ 「連打してもポケベル入力にしない」設定にすればいいということか。

サンキュー

ちなみに手持ちのiPhoneアンドロイドも連打ならポケベル式になる。変更した覚えもないわ。

anond:20250521181352

そういえばそんな設定あったかなと思って調べてみた。

iPhoneだと

設定 → 一般キーボードフリックのみ

をオンにしていれば「あああ」と打てる。オフにしてると元増田のような状態になる。

Androidは知らん。

anond:20250521180802

母音を連打するには、フリックではなく「タップ入力」に切り替えるか、「あ→小ぁ→あ」と交互に打つと速くなります

ガンダムがそれはできないと言っている

anond:20250521173532

そんな冷静でばかりいられねえよおおおおお!

「お」は連打しやすい。フリックから

2025-04-01

anond:20250401072557

四月になると、ここ(増田)へ来て~

卒業増田、めくる(フリックする)のよ~

2025-03-14

問い合わせ投げるだけ投げて返事を無視するクライアントもどきの人、

骨折して二度とキーボード打てないとかスマホフリックできないとかになってほしい

断るなら断るで一言入れろや

2024-12-07

最近ウェブ広告挙動ラインを超えて来てないか

表題そのままの内容なんだけどさ。

最近広告ブラウザ挙動をハックしてきて怖い。

ほんの10年ほど前なら、スマホブラウザの画面下に出てくるバナー広告がうざいとか、縦に長いスマホに変えたら広告も縦に長くなったとか、そういうのがいわゆる「鬱陶しい広告」だった。

今は違う。

スマホブラウザに表示される広告は、操作をハックして邪魔してくる。

広告の上に指を置いてしまうと、スワイプしてもタップ扱いになって画面遷移してしまう。

ブラウザバックして元の画面に戻すと、同じ位置に同じ広告があるから同じことが起こるリスクがある。

一応これには対症療法があって、画面下にあるバナー広告にはこのタイプがないから、バナーを起点にしてスワイプすればよい。

いや、よかった。

次に現れたのが、スクロール妨害する広告だ。

その広告が画面に表示されると、スクロールがぴたりと止まる。

そして、上下スワイプすると広告が画面外へ出ないように反対方向へスクロールさせてくる。

フリックして高速スクロールさせると、ユーザー操作広告操作の板挟みになって画面が上下にブルブル震える。

何度か繰り返すと開放してくれてスクロールできるようになることもあるが、開放してくれないこともある。

すると一度画面を切り替えるしかなく、ページをリロードすることになる。

当然同じ広告が同じ場所に表示されるから、さっきよりも先まで進めるかは運次第だ。

また、当然のようにこれらの広告は組み合わさって襲ってくる。

ブラウザの画面が全部広告になったなんて、おそらく誰もが経験していると思う。

その広告スワイプの起点にしただけで画面遷移するタイプで、しかスクロール妨害してくるタイプだったりすると、もはや詰みである

広告タップするか、ページをリロードするしかない。

PCなら幾分ましと思っていたが、そうとも言えなくなっている。

最近流行りのPCブラウザ向け広告は、ブラウザ勝手操作してくる。

その広告が仕込まれているウェブページを開くと、マウスポインターがブラウザの外に移動したことを検知して全画面広告を表示する。

そしてその広告を閉じると、ブラウザバックが実行される。

最近広告を閉じずにページをリロードしてもブラウザバックするようになった。

元のページに戻ると、当然同じ広告が仕込まれいるから同じトラップが発動する可能性がある。

ご丁寧なことに、そのページに履歴がない(新しいタブで開いた場合など)と、その広告は閉じられない。

リロードしかなく、詰みである

ブラウザ履歴操作する広告もある。

ブラウザバックすると、直前に見ていたページではなく広告ページが表示されるというものだ。

こちらは新しいタブでページを開くと、広告が発動した時点でブラウザバックができるようになる。

注意して見ていると、グレーアウトしたブラウザバックのボタンアクティブに変化する瞬間を見られるらしい。

これらを組み合わせたケースにはまだ遭遇していないが、時間問題だろう。

もはやウイルスじゃないのか、これ。

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