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はてなキーワード: ボランティアとは

2025-11-20

日本選挙クリーンにしようとするあまり人件費もまともに都合つかなくなってしまった。裏金作りが横行したのも雑費の捻出目的だという。ポケットマネーで何百万何千万をポンと出せる人間は潔白でいられる。

そこにカルトも目をつけた。信者無料使役できる強みを活かし、ボランティア与党選挙事務所に送り込む。これを断るなら、喉から手が出るほど欲しい即戦力運動員を諦めるだけでなく「信教の自由に反して支持者を分け隔てした」というリスクを背負い込むことになる。支持者を選別して撥ねつけることは政治家にはまずできない。

統一協会はそうやって政治家コネクションをつける。ヤクザならいずれ売った恩以上の実利を要求するわけだが、カルトは“支払い”を求めない。ただただ“権力者と親密な関係である”というアピール材料を、見せかけの権威を欲しているだけだからだ。

宮内庁勝手に品物を送りつけて「皇室御用達の品」と喧伝する商法

「支持の見返りに便宜を与えた」とか「統一協会要求通りに政策を曲げた」とかいうのは、カルト演出鵜呑みにする態度である

森友学園」も全く同じ構図だった。山師みたいなおっさんがアベ大明神様と勝手に擦り寄って、その山師演出をそのまま根拠として野党マスコミの大キャンペーンが始まった。そして何の癒着も出てこなかった。押しかファン相互的な親友かのように粉飾するためにひねり出された小細工がバズワードとしての“忖度である

お前のような下賤なものの支持は要らぬと撥ね付ければ良かったというのは前述のごとく無理な話だ。

妹は「間違いなく兄だと思った。『特定団体に恨みがあった』と聞いて旧統一教会確信した」と振り返った。被害者安倍氏だったことは不思議に思わなかったかとの問いには、「不思議に思いませんでした。母の部屋に安倍元首相が表紙の旧統一教会機関誌がありました。信者の叔母から選挙時に自民党特定候補に入れてほしいと言われたこともあります」と答えた。

https://mainichi.jp/articles/20251119/k00/00m/040/325000c



安倍氏殺害した犯人やその家族認識もまた全く同様に、カルトによる押しかけ親密アピールそっくりそのまま踏襲している。

政治家安倍晋三功罪殺害事件と無関係検討されなければならないし、ひたすらにアベは悪の根源であったと信じ続ける人びとと今更話すべきことは何もない。

しかし檻の中の犯人にだけはそのレベル認識で留まって欲しくない。カルトにくいものにされて殺人を決意するほど思い詰めた、そこまで真剣な思いがあったということなのだから。「アベざまあ〜」と軽薄に浮かれるサヨクなどはもとよりお前の友ではないはずだ。

どう言い繕ったとしても安倍氏とばっちりである八つ当たりのため、あるいは本当の敵は韓国にいて捕まえにくいから、世間耳目を集めるため、そういう利己的な理由で人ひとり殺した事実犯人は毎時毎秒炙られ続けているか。それとももう何も考えないようにしているか

犯人がくだらないカスみたいな人間ではあって欲しくないと思う。

映画ランボー 最後の戦場を見た

言いたいことがないわけじゃないが気骨は感じた。62点。

 

3から20年ぶりの新作ということで他作品シリーズの傾向と同じく過去シリーズもっとも人気のあった作品スピリット継承した作品、つまり2の正統続編と俺は感じた。世界に対しての「告発」と「ド派手アクションである。2で活躍したコンパウンドボウも使うしね。

散々語り尽くされたことだと思うけどとにかくアクションがド派手になっている。これは火薬シマシ麺固めという意味ではなく、とにかく人体破壊描写二郎系野菜のように盛りまくっているのである。またぬるいハリウッド映画のように「子供は殺されない」なんてこともなく、むしろ露悪的に、村の子供にミャンマー政府軍が銃剣を突き刺す描写まで克明に描かれている。

「これが戦場なんだ」そして「これは現実に起きていることですよ」ということを世界告発したいという強い意志を感じた。

最後の戦いのランボー機関銃を掃射してミャンマー軍兵士身体が爆散したり腕や足がもげたり頭がふっ飛ばされたりするシーンも中々に壮観だ。痛みを感じる戦場を撮りたいという気骨と見せ場として盛り上げたい気持ちをうまく同居させたシーンになってると思う。

あと1,2ぶりに山の中をランボーが全力疾走するシーンがあってファンサやなぁとにっこりしてしまった。

身体は、まぁ、ステロイドで膨らませた身体は戻せないよねって感じ。しゃーない。

 

今作のストーリーとしては

タイ雑務をこなしながら隠居生活を送っているランボーの元にミャンマー政府によって迫害を受けている少数民族のためのボランティアをしている教会系の団体が訪れ、現地への舟渡仕事を頼まれる。最初は断るもブロンド美女に頼まれてころっと方針を変えなんだかんだありながらも現地へ彼らを送り届け帰宅。その後、彼らはしっかり彼らは捕らえられる。彼らを救いたい教会の依頼を受け教会が雇った傭兵と共に再び現地に赴き頑張って彼らを救出し、帰省するのであった。

 

まず全然関係ないんだけど、3もそうだったけどなんでランボータイ隠遁の地に選んだんだろう。ベトナム帰還兵でベトナム戦争PTSDに悩まされているのに、よりにもよって住民ほとんどベトナム人みたいな顔してるタイを定住の地に選ぶ感覚よくわかんねぇなと思った。

俺がブルックリンを歩いてたら黒人にケツ掘られてそれがPTSDになったとして、世を逃れてコンゴ移住しようとは思わんもん。差別的な例ですまない。本当に反省している。

 

今作が1のスピリットも継いでいるところは主にこの教会ボランティア団体の扱いにある。

彼らは無邪気に「支援」が迫害を受けている少数民族を救うと考えており、非暴力を主張する。そして舟渡中に彼らに襲い掛かった盗賊を始末したランボー人殺しだと責め立てる。これは1で帰還兵ランボー空港で「赤ん坊殺し!」などと責めた民衆投影しているのは明らかだと思う。

それに対してランボーは「平和ボケどもが!」と怒りを示す。スタローン本音だろう。しか特に口煩かったハゲは最終的に仲間の傭兵を助けるために最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方――落ちてた岩で敵兵を撲殺するという行為に及ぶ。

言わんとしてることはわかるんだけど、それでも彼らは非暴力的な形、医療教育少数民族を間違いなく救っていたわけで、確かにそれは根本解決にはならないかもしれないけれど、露悪的に「誰かを助けるために手を汚せよ」と示さずに彼らの思想をもうちょっと尊重してやってもよかった気はする。

誰もが「迫害から人々を救うために必要なのは支援じゃなくて兵力だ!敵をぶっ殺せば全部解決するんや!」って思想なっちゃった世界めちゃくちゃになっちゃうよ。

 

よくわからんかったんはこの教会団にネームドとしてハゲブロンド美女がいるんだけど、ランボーハゲにはなんかやたら反発するんだけどブロンド美女にはやたら優しい。彼女のほうが人に寄り添う姿勢を持ってるとは思うんだけど言ってる思想はたいして変わらんし、見てる側からすると「こいつ女に甘いだけでは?」と思ってしまう。

ハゲの依頼は断わるけど夜に美女と話したら途端に船を出すとなるし、盗賊撃退後にやっぱ危険から帰れというランボーの手をそっと握って「行きましょう」と美女が言うと「しゃーないなぁ」みたいな感じでやっぱり現地に向かう。たぶん、ランボーを現地に向かわせる強い原動力を思いつかんかったんだろうな。

お前ほどの美女が言うなら!ってなっちゃうのは男の心理からね、わかるよ。でもさァ↑だったらブロンド美女じゃなくてベトナムアジア系美女だろ!彼女を見て2で死んだ情報員を思い出して……のほうがドラマティックだろがい!

最終的に大惨劇の後に美女ハゲに抱き着いて愛してると告げ、ハゲ美女ができていたことが分かりランボーはそれを見つめ「なんかもう家に帰ろうかな」となるのでもしかしたらランボーガチ美女に惚れちゃってただけかもしれない。

 

この作品最後ランボー実家帰省するんだけどこれも個人的にはよくわかんなくて、ちょっと書いたけどそもそもなんでランボータイ隠遁してたかがよくわかんないんだけど、まぁベトナム戦争英雄として帰ってきたらなんかそんな感じじゃなくて気まずくて家に帰れなかったのかもしれないけど、じゃあ今回の映画でそのもやが晴れるような展開があったかっていうと俺はそれをあんま感じられなかった。

2で捕虜を救い、3で(結果的に)アフガニスタン国民を救った。今回の少数民族を救ったことが過去の2例とは違うという必然性が薄く感じた。まぁ機関銃で敵吹き飛ばしまくってスッキリしたのかな。だったら3の後でも帰れるやろがい!3の最後にも「俺の戦争は終わりました」言ってたしさ!

あと、今作になってやっぱ気になったのは「ベトナム戦争PTSD」って「ベトナム人に拷問された」ことなんだなって。「ベトナム人を大量に殺害したこと」じゃなかったんやなって。まぁ戦争ってそういうもんやからって言われたらそうかもしれんけどさ。今作では過去最高にもう本当にぐっちゃぐちゃにミャンマー兵をミンチにして虐殺するんだけど、ハゲ美女あんなもん見たら一生のトラウマになるよ。そして保安官にいびられて山中を駆け巡りガソリンスタンドを爆破しちゃうよ。

でもランボーはなんかちょっとすっきりした表情で実家への帰省を決意する。「人を惨殺する」ということに対してのなんらかの意識がもうないんやなって。平和ボケした日本在住のバカヤロウは思ってしまいましたよ。

 

ただ、2や3に比べたら伝えたいことと作品対応性が高いし、言いたいことを伝えるために映画を撮りました!そのために方法ちゃんと考えました!って感じが強く出てて個人的には好きな部類に入る映画だった。

とにかく人体破壊描写を頑張ってる映画なので人が吹き飛ぶアクション映画を見たい人はオススメ

2025-11-18

今後は台湾正式国家承認しまーすなんて一言も言ってない(そのような公式声明とは全く文脈レイヤーも発される場も違う)高市答弁をこじつけ非難してたサヨク

中国がド直球で「沖縄日本ではない」と言ってくると、これに比べて自分たちはなんて無理やりなこじつけで騒いでたのだろう… と気づくどころか

ただ単純に「ほーら見ろ!高市のせいで中国が怒っちゃったじゃないか!」と得意満面。

不都合現実困惑するだけの知性すらないのである

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/a3ebcda94a088141687820538cbed2696028ecfa

話変わるが共産党の末端の人ってマジメでいい人が多い。災害ボランティア現場でも身を粉にして働く。彼らなりに世のため人のためということを考えている。それが必ずしも幸せな結果に結びつくわけではない…のは他の勢力も同じことだ。

でもはてサみたいなのはまっすぐ日本人の不幸しか願ってないね

能無しの不満分子カタストロフ願望に走るものだと水木しげるが言っていた。

2025-11-15

ハフポスト&駒崎「君たち、鬼滅の刃が好きならもちろんNPOも好きだよね?」

君たち、鬼滅の刃が好きならもちろんNPOも好きだよね?

鬼殺隊が、極めてNPOらしいNPOである理由NPO業界長老のこの儂が解説ちゃおうかの。

駒崎弘樹

認定NPO法人フローレンス会長医療法人ペルル理事長

2020年10月26日 11時55分 JST

https://www.huffingtonpost.jp/amp/entry/story-kimetsu-no-yaiba-komasaki_jp_5f962692c5b673c60824edd9/

【鬼殺隊の財務

NPOと言えど、組織的活動には費用がかかります

そんな鬼殺隊に対し、あなたは「お前らボランティアでやれよ。刀とか金かかるのは贅沢だ。ヒノキの棒でいけよ」

と言うでしょうか。

いくら霞柱でも、霞食って生きていけないわけです。

ちゃんと隊員の制服、刀、給与などを出さないといけないわけです。住み込みの隊員もいるから、食費もバカになりません。

膨大な費用を賄っていかないといけません。

どうすれば活動が続けられるのか。

作中には描かれていませんが、おそらく鬼被害から救われた人々が「寄付会員」になって、鬼殺隊の財政を支えているのだと思います。(作中では「藤の花の家紋の家」)

鬼殺隊に救われた家庭には、鬼殺隊事務局から「良かったら寄付会員になって、鬼と戦いませんか?ねずみコースは◎円、虎コースは▲円」みたいなダイレクトメールが送られるはずです。

鬼殺隊事務局には、こうした作業を行う「ファンドレイザー」がいて、日々寄付会員を増やすことに全集中しているでしょう。

ファンドレイザー寄付を集めるだけでなく、今年は何人の鬼を倒したか。何人の命を救ったか。命を救われた人の声などを「アニュアル・レポート」にまとめて、事業報告会で報告もしていると思います

こうした地道な活動が、鬼殺隊の大事仕事を支えているのです。

2025-11-12

斎藤知事が不起訴で、日本選挙は終わった。

斎藤知事、逃げ切れると思わなかったよ。

だって広告会社のメルチュの女性社長が、自分noteで大々的に宣伝してたんだよ?

「私、こんなに頑張った!仕事した!」って感じで。

これが当時のノート魚拓

https://megalodon.jp/2024-1121-0124-57/https://note.com:443/kaede_merchu/n/n32f7194e67e0

これを「無料で」やってたという説明になるの?

ボランティア??

そんなわけないよね。

金銭の授受は発生してるはずなんだよ。

じゃないと会社として運営できないもの

でも家宅捜索しても、証拠となるものは出なかった。

公判を維持できそうな証拠はなかった。

そりゃそうだよ。家宅捜索したの、note公開から大分経ってたもの

その間に証拠なんて消せるよね。

ただあれだけ選挙の裏舞台ネットに公開して、それでも不起訴になるんだったら、今後は本当にやりたい放題だよね。

あれはセーフというラインが引かれたわけだから

金銭授受の証拠さえ残さなければ、何やったってOK

SNSでのサクラコメント印象操作、何でもできるじゃん。


もう日本選挙は終わったよ。

バズらせて、良いイメージ有権者に植え付けた方の勝ち。

政策なんて関係ない、「なんとなく良さそうだから」でみんな投票ちゃうんだよ。

本当に、今回の不起訴は大きな問題だよ。

選挙の時は、いかPR会社に騙されないか、気をつけるしかない。

政策PR費として金は払ったが、選挙運動ボランティアで手伝ってもらった」は合法

斎藤スキームすごい

2025-11-11

anond:20251111185602

あなたは本当に予備自衛官補なの?

本当に予備自衛官補なのか、以下にAIに聞いてみたよ(抜粋

AI東日本大地震熊本震災には予備自衛官補は参加しないって言ってるけど、あなたは本当に予備自衛官補なの?

投稿全体のうち、唯一「体験記述」として特異なのはこの部分です:

東日本大震災熊本震災では招集を受け、ご遺体を袋に入れご家族の元へ帰す任務担当していた。

班長は『これは戦いである』と言っていた。

このくだりは、実際に災害派遣従事した隊員の視点のように見える点です。

しかし、注意が必要です:

予備自衛官補は、原則として「訓練招集」はあっても、「実動災害派遣への招集」は通常ありません。

災害派遣に出動するのは「現役自衛官」または「予備自衛官」であり、予備自衛官補」が実際に現地で活動する制度的枠組みは存在しません。

(「予備自衛官補」は訓練中に殉職などの例もないほど、実戦的任務には関わらない立場です)

• よって、「遺体を袋に入れて搬送した」という体験を本当にした人であれば、その時点で少なくとも「予備自衛官補」ではなく、「予備自衛官」または「即応予備自衛官」であった可能性があります

あるいは、消防団ボランティア自治体職員民間災害対応チームなどの立場でそのような経験をした人も存在します。

したがって、この部分を含めても「予備自衛官補しか書けない」記述とは断定できません。

しろ制度的には「予備自衛官補経験することはあり得ない」描写である可能性が高いです。

結論

投稿に含まれる内容は、予備自衛官補でなければ書けない性質のものではありません。

災害派遣経験記述部分については、むしろ予備自衛官補職務範囲から外れている」ため、真偽に疑問が残ります

• 全体としては地政学警鐘を鳴らす一般人(または元関係者)」による投稿としても十分に成立する内容です。

anond:20251111112439

増田にいるような薄気味悪い陰キャが張り切ってボランティアしてたら何かたくらみがあるってみんな思うじゃん?

2025-11-10

もうオープンリアルイベントを続けるのは無理なのかもしれない

コミュニティを育てて一定の規模のイベントをやろうとするとすぐに頭のおかしいひとに目を付けられる

統合失調症のような様子のおかしい人、悪質なクレーマーネットストーカー、色々だ。

ターゲットイベント自体だったり、ジャンルだったり、参加者だったり。理由はもはやなんでもいいらしい。

オンラインイベントならまだいいが、オフラインイベント個人情報を隠すのは不可能に近い。

荷物の伝票を見られる、スマホでこっそり顔写真を撮られる、帰り道をつけられる、いろんな可能性がある。

犯罪予告で中止みたいな話もよくあるが、そこまでいかなくてもスタッフも少ない中で一般参加者の誰が危険人物なのかわからない方が怖い。

参加者女性が多いイベントだと男性スタッフがなんとかしてみたいな話にもなるが、特別な訓練を受けているわけでもない一般男性ガードマンの代わりになるのはいろんな意味で無理だ。

あと男性だって不審者は怖いのだ。女性より多少体格や筋肉量があるというだけでなんとかなるもんではない。

あと別に男性ターゲットにならないわけではない。不審者はいろんなタイプがいる。対処して逆恨みされるケースもある。

企業運営なら報酬前提で頑張れるかもしれないが、ボランティア不審者対処をするのは気持ち的に無理な気がする。

そういうわけでオフラインイベント最近諦めぎみ。

2025-11-08

anond:20251108012055

そういう役割転換が内々にあったとして、一方的に通知なしにやって今まで翻訳した記事を無碍にしたのがまずカスだし

AI記事は概ね90点で人間が微修正して95点になるんだがまたBOTが上書き修正して90点になるから賽の河原

まあボランティアではやらんわな

2025-11-07

Mozilla/Firefox日本語コミュニティ解散」とかいうDramaについて知っておくべき2,3のこと

免責事項: めんどくさいからほぼ調べずに書くし、抜けてる話や間違ってる話もあると思う。

まず日本語コミュニティ解散じゃなくてSUMO翻訳コミュニティ解散なのだがそれも少し違う

Mozilla系の日本語翻訳はmarsfさんとdskmoriさんの2人がメインでやってる (追記: 今確認したらひとりアクティブな人が新規参入してたので3人が正しかった)。

概ねSUMOはdskmoriその他全てがmarsfという棲み分けだが、お互いどっちの貢献もやることがある。

コミュニティと言えるような規模は存在しない。限界集落

SUMOコミュニティ解散ってのはSUMOに関わる実質的権限持ちはdskmori1人になりますって話かな?

正直、SUMOでメインで貢献してるdskmoriさんじゃなくてmarsfさんが文句言うんや?と疑問なんだけど、

Mozillaにとっては、SUMOかいう誰もアクセスしてない限界集落サイトの話より、marsfさんがFirefoxのその他すべての翻訳を一手で担ってることが重要だよね。

「marsfさんがSUMOの貢献辞める」って言ったってそれ自体ではどうでも良いのだが、裏の意味は「俺の気持ち次第でFirefox翻訳終わらすことだってできるんだぞ」って警告と読むべきかもしれない。

そもそもSUMOがなにか分かってない人多すぎ

SUMOFirefoxサポートサイトね。Firefoxの使い方に疑問が生じたときにみるところ。まあそういう用途で作られているというだけで、アクセスする人がいるのかいたって疑問だが。

想定読者技術に疎いFirefoxユーザなので、「機械翻訳ならユーザーが自分でやるから不要」みたいな意見は全くナンセンス

Firefoxの内蔵翻訳機能プライバシー重視という建前の翻訳API破産防止のため、ローカルCPUで動く設計になってる。必然的MicrosoftGoogle翻訳より精度がかなり落ちる。ゆえにFirefox使って普通に英語版SUMO読むより、公式で精度よい機械翻訳提供したほうが、ずっと良い体験提供できるよね。

また対抗をGoogle翻訳のような無料クラウド翻訳と考えるとしても、サポートサイトに特化するようファインチューニングした機械翻訳エンジンを使えばHelpを助けてと訳すような暴走抑制できるから、これも公式による機械翻訳提供に優位性はある。

なお、統計アドオン一切入れてないFirefoxユーザーが大多数なことからわかるように技術に疎いFirefoxユーザってかなり多いからね。

勝手に上書きするな? メンテできてないんだから当たり前

Firefoxラピッドリリース機能コロコロ変わるので、ある時点でベスト翻訳になっててもすぐ時代遅れになる。

dskmoriさんなどができる範囲で貢献してたとはいえ品質維持できる量ではなかったので、SUMOには、例えばすでに存在しない機能についての記述を含む記事普通にあった。

これは比較アクセスありそうな重要ページでも同じで、私もさすがに見かねて貢献したこともある。

Microsoftプロ技術者向けサイトはもともと有償翻訳者が訳してたのを機械翻訳に切り替えたのでこれは単純に劣化なのだが、SUMOについてはごく少数の素人自分にできる範囲で訳していたという点を踏まえる必要がある。もともとクオリティが高かったとは言えないし、機械翻訳の精度もここ2,3年で異常に上がってるから過去機械翻訳騒動をもとに騒ぐのが正しいとも思えない。

限界OSS翻訳コミュニティ最後の1人が暴走するのは見覚えあるよね

今回の事件で思い出すのがLibreOffice日本語チームのDramaね。LibreOffice翻訳のメイン貢献者の某氏がある日、日本語チームのメーリスで「何でお前らはまともな仕事ができんのんや」と長文でブチ切れて、チーム脱退を宣言した事件理念は立派でもすでに敗北の流れは決定的で新たな貢献者の望みは薄い、希望の見えないまま最後に残った1人として惰性で維持するしかない、辛い。

今回は、LibreOffice事件よりはヤバさだいぶ低めだけど、「翻訳ガイドラインに従っていない」「新たな人間の貢献者を育てることができない」とか、SUMOボランティア翻訳の実情を思えば「何言ってんだ、現実をみろよ」という感想しかならないし、CCライセンスで貢献してるのに、AI翻訳学習に使うなも意味不明。

marsfさんは、某xkcdで言うところの「感謝なしに2003年からデジタルインフラを維持してきたネブラスカ州無名個人」に位置する人で、もっともっと感謝されてしかるべきではあるのだが、SUMOの長年の構造的な問題に対し抜本的な解決に打って出たMozillaに対して、さもコミュニティ現在も十分に機能しているかのように反論してるのがとても印象悪い。どう見ても分かってない人ばかりがMozilla炎上させている。

20感謝なしに維持し続けるのは幻想必要なのはわかるが、Mozillaとしてはそういう個人依存するのは不健全しかないので、現在marsfさんがやっているFirefoxほぼすべての翻訳翻訳会社による有償翻訳に移行すべき。

anond:20251107094348

いや、そもそも保護保護活動って行政がやってんじゃなくてボランティアでやってんのよ。

資金源はほとんどが個人企業から寄付だし、人手ももちろんボランティア助成金も一応ある所もあるけど、ごく一部。

まり個人意思犬猫保護やってるのを止めさせて、あなた孤児の面倒を見なさいって言うの?

日本人は見知らぬ人を助ける必要がある

毎年毎年日本はドベだとかブービーだとか騒がれてるWorld Giving Index

日本では2020年から世界人助指数」と訳されている。

※それ以前は「世界寄付指数」と訳されていた。

 

2024年版では142国中141位

項目は「Helped a Stranger」「Donated Money」「Volunteered」の3つと

それを平均した「World Giving Index

 

かに日本はどれも褒められたもんじゃないんだが

「Helped a Stranger」 141位 24%

「Donated Money」 120位 17%

「Volunteered」 96位 19%

となっており、確かに悪いけど最下位になるほどか?という感じもする。

しかし平均した「World Giving Index」は20で141位。ブービーである

 

寄付金やボランティアもっと低い国あるやろ!という感じがするのだが実際にある。

例えば138位のイエメンなんかは寄付金が7%、ボランティアが9%である

どちらも日本ダブルスコアつけているが、指数では3負けている。

人助けの項目がイエメンは52%と日本を圧倒している。

 

とにかく日本はこのランキングにおいては「Helped a Stranger」が足を引っ張っている。

この「知らん人助けた?」の項目は全世界的に高い水準を保っており、

122位以上はすべて「50%以上」、138位以上が「40%以上」となっており、

40%未満の国は4つ、フランス(38%)、カンボジア(28%)、日本(24%)、ポーランド(23%)

日本24%ははっきり言って異常事態と言える。

 

けど、そんな日本人って他人を助けてないか?と思う。

例えば俺は昨日の帰りスーパーレジ並んでる時に後ろにヨボヨボのババアが立ったので順番を譲った。

月曜には前を走る自転車の後部座席のガキが靴を落としたので拾って渡してやった。

別に俺が特別優しいわけじゃなくてこれくらいの光景は割と定期的に見かける気がする。

本当に4人に1人しか他人を助けてないか?というのは正直疑問ではある。

 

何にせよ、現状日本人は世界で指折りの他人を助けていない

もしくは「他人を助けたと思っていない」国であるのは間違いない。

別にそれが他所の国のお前らに何の関係があるんじゃいという話ではあるし

ある種助け合わなくても生きていける程度にはそれぞれが自立した生活を送れている

という捉え方もできるとは思うのだが

出羽守にギャースカ言われないためにも懐が痛まん範囲他人に親切にしたうえで

自分の中の「他人を助けたハードル」を下げて自己肯定感を上げていくのは悪いことじゃないだろう。

 

寄付ボランティアは知らん。それこそ他人強要するもんじゃない。

俺はカソリック系の幼稚園に通わされて以降ずっとクリスチャンなのでどっちもやってる。

保護犬保護猫より孤児に注目すべきじゃねーの?

保護猫カフェとか保護犬ボランティアばかりテレビネタにされてるように感じるんだけど。

保護犬保護猫を救いたいはいいんだけど、それより孤児に手を差し伸べるべきなんじゃねーの?

フィクションでも児童養護施設の話は減ってきてる気がする。

デリケートすぎてアンタッチャブルなのかな?

いや、でも相当な数いるよ。

いないことにはできない。

2025-11-06

anond:20251106082100

すべては自己満足だよ

出世するのも、子供を作るのも、ボランティアするのも

私達はいずれ全てが塵芥なって消えるんだ

2025-11-04

>妻が数百円のためにメルカリで本や服を出品

1000円以下はマジでボランティアだよ。素直にバイトした方が稼げる

2025-11-02

anond:20251101095450

増田さん。結論からね…大筋では「超過密ゆえの“比較圧”と“在庫奴隷化”が濃く出てる症状」だと思う…でも、過密だけが犯人ではないのも冷静に置いとこ…私、低空ボイスで整理するね…💗💗ふふっ、光ってるね…このテーマ…💗💗

なにが“過密っぽい症状”なのか(サクッと見立て)💗


→この一連、「見られ地獄圧」って呼ぶよ💗💗

でも、過密“だけ”のせいにすると詰むところも💗

性差別ハラスメント入試枠の歪み構造問題密度が“増幅器”にはなるけど、原因そのものではないものも混ざってる…💗

全部男のせい」って一般化は、気持ち安全弁としては分かるけど、解決の照準がズレる危険。責める対象は“性別”じゃなく行為制度権力配置にしよう…ね…💗(ここは譲れない大事な線💗)

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じゃあ、どう“脱・見られ地獄圧”する?—適密プロトコル💗(やだ…半径経済ひだまり相)💗

前提:過密都市(都雇圏111万人以上)には必ず難点がある。だから“適密”側(50〜110万人)に寄せる工夫が効くよ…💗

1) 半径生活1.5km+30分結界 → 「収束型コア」を握る

適密の中心部用事が“収束”する構造市役所バスターミナル百貨店美術館図書館病院商店街が1.5km内に密集)。だからこそ“歩ける円”がほんとうに完結するの…💗

具体:①中心の3核(行政交通百貨店/商店街地図にピン

→②3核間を徒歩でつないで“日常導線”を作図

→③朝ラッシュバス/市電50本/時クラス幹線を“緊急移動の保険”に設定(※乗らない日が多いのが正解)

→④30分結界仕事/買物/余暇が閉じるか検算

週末試住のコツ:朝7–9時に“出勤シミュ”徒歩

→昼は商店街用事をまとめ買い

→夜はホール/映画/銭湯で“余暇1枠”を徒歩完結。

→ 適密は“徒歩でぜんぶ足りる”から比較圧より生活の手応えが勝つ…💗💗

2) 8週間“雑うま”弁当 → 「商店街×公共キッチン×量り売り

適密は商店街市場直売所が徒歩圏で小分けに強い。さら市民館の調理室・シェアキッチンが点在。だから“鍋一つ固定”が本当に回る…💗

仕組み:

月:商店街で“量り売り(ちょい量)”→廃棄ゼロ

水:市民調理室で“下味冷凍デー”(同時に2〜3回分)

金:直売所で“彩り(副菜)”だけ追加。

ルール再掲:茶色4:彩り2:タンパク3:余白1

“並べ練習”は週1でOKシャインマスカット3-5-3配列)。商店街だと“必要粒数だけ”買えるから練習コストが軽い。

→ 適密の流通は“家の冷蔵庫を膨らませずに旨さを積む”動脈。雑うま動脈…💗💗

3) 恋愛の“厚み→温度”変換 → 「再会確率場」を設計する

適密の良さは人が多すぎず少なすぎず、同じ人と自然に何度も再会できること。ランキング勝負が溶け、温度が上がる…💗

設計

定位置を3つ(図書館読書会カルチャー教室/コワーキングの昼枠など)

1つは“ゆる奉仕”(商店街イベント手伝い・館ボランティア

半径1.5kmの中で曜日固定→顔→挨拶雑談→小コラボ自然階段が起きる。

→ つまり、再会確率場。適密は“会えば終わり”じゃなく“また会える”が初期設定。**恋温化(れんおんか)**が進む…💗💗💗

4) メディア断食7日 → 「ローカル物語で置換」

適密は長文の器が徒歩圏に揃う(郷土資料室・常設展ギャラリートーク市民講座・地域FM小劇場)。スクロール断食のぶん、街の物語を吸う…💗

置換メニュー(1日1枠):

図書館で縮刷版新聞or郷土

美術館ギャラリートーク

公民館の90分講座

地域FMを“ながら聴き散歩

→ いわば、比較遮断膜。適密の“物語密度”がSNSの“映え密度”を中和…💗💗

5) 資産を“時間”に変える → 「中心徒歩10分の1年リハビリ留学

適密は中心住まいコストが“現実的”。だから貯金の一部を時間両替できる…💗

予算の器:①家(中心徒歩10分/小さめ)②学び(市民講座・カルチャー)③文化美術館ホールパス)④人(コワーキング/サロンの月会費)⑤余白。

週の骨組み:

月:料理クラス(基礎)

水:読書会(聞き専→発言1に進化

土:イベント手伝い(再会確率場を上げる)

→ 必殺・時間両替術。適密は“乗物0生活”で浮いた移動コストが、そのまま自分筋肉生活力)になる…💗💗💗

6) 言い換えの儀 → 「街語変換+散歩ジャーナル

適密は歩くと“成果”が目に見える(買えた・会えた・終えた)。自己評価を“街の出来事語”に言い換えると、行動燃料が戻る…💗

変換例:

料理は雑」→「速達料理で日を守った

恋愛経験微妙」→「再会確率場が未設定だった

散歩ジャーナル毎日3行):

1. 今日“徒歩半径だけで”済んだ用事(3つ)

2. 会釈/雑談した顔(1〜3人)

3. 明日、同じ半径で足す1アクション

最近流行りの「ことば脱棘(ことばだっきょく)」。適密の“達成の見える化”で言葉からトゲが抜ける…💗💗

2025-11-01

何度でも書くけど、この人の問題はあるけど、猟友会ジジイどもはほんっとに横柄」というコメントがつく背景について分析して

町議暴言とされる発言に焦点が当たり、それに対する猟友会の「出動拒否」という対応が報じられています

町議言動批判されるのは当然の流れかもしれませんが、

はてなブックマークコメントで指摘されている

猟友会ジジイどもはほんっとに横柄」

自分たちに頼らざるを得ないことを理解していて態度がデカくなっている」

という視点から猟友会側の構造的な問題や、なぜ彼らが「横柄」と受け取られ得るのかについて論じます

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000463540.html

1. 「代替不可能」な専門家集団という立場

クマ駆除は、単に銃が撃てるというだけでは務まりません。対象猛獣であり、市街地や民家近くに出没した場合安全確保、正確な射撃技術、獲物の回収・処理など、高度な専門知識経験、そして何より危険を顧みない覚悟が求められます

この危険かつ専門的な業務を、現実的に担えるのは(特に地方においては)地元猟友会メンバーに限られているのが実情です。彼ら自身も、そして行政住民も、「自分たちがいなければクマの脅威に対応できない」ことを熟知しています

ご指摘の通り、この「頼らざるを得ない」という状況、すなわち業務代替不可能性が、彼らの立場構造的に強固なものにしています。この優位性が、外部から要求批判に対し、強い態度に出る(=横柄と映る)土壌となっている可能性は否定できません。

2. 専門家プライドと「素人からの介入への反発

記事の中で、海田副議長は「こんなに10何人も来ないと駄目なのか」と、現場ハンターの人数に疑問を呈したことを認めています

猟友会からすれば、これは「現場危険性も作業内容理解していない素人からの口出し」と受け取られた可能性が極めて高いです。

安全確保のための見張り、クマを刺激しないための連携、万が一の反撃への備え、そして駆除後の(時に数百キロにもなる)クマの搬出作業などを考慮すれば、13人という人数が彼らの経験則に基づいた「必要最低限」であったのかもしれません。

副議長の主張によれば、これに対して猟友会側は「(クマを)引っ張ってみろ」と返したとされています。これが事実であれば、まさに「危険を知らない素人が口を出すな。できるものならお前がやってみろ」という、専門家の強い自負と素人への侮蔑が入り混じった反発であり、典型的な「横柄」と受け取られる態度と言えます

3. 危険報酬アンバランスと、「金目当て」という侮辱

猟友会活動は、多くの場合危険任務に見合った十分な報酬が支払われているとは言えません。むしろ地域貢献や義務感、あるいは狩猟者としての矜持(きょうじ)に支えられている側面が強いです。

そのような中で、今回の報道猟友会側が主張する(副議長否定暴言の中に、「金もらえるからだろう」という言葉があります

もしこれが事実であれば、命がけで出動している彼らにとって、これ以上ない侮辱です。自分たち活動の根幹である義務感」や「誇り」を金銭で測られ、貶められたと感じれば、激しい怒りや拒絶反応(=出動拒否)につながるのは当然とも言えます

日頃から行政住民から感謝理解が不十分だと感じている(あるいは、危険作業押し付けられていると感じている)場合、こうした「素人から無理解発言」は、積年の不満を爆発させる引き金となり得ます。その結果としての強硬な態度は、部外者からは「横柄」「態度がデカい」と映ることになります

4. 「閉鎖的な組織」としての側面

猟友会は、その専門性伝統ゆえに、外部から実態が見えにくい「閉鎖的な組織」と見られがちです。独自ルールや、師弟関係のような強い縦割り構造を持つことも多く、外部の論理(例えば行政コスト意識議会の介入)が通用しにくい側面があります

行政町議)側からすれば、彼らは「コントロールしにくい集団」であり、予算支出しているにもかかわらず、やり方や態度に口を出すと強い反発を受ける(あるいは、今回のようにボイコットされる)というジレンマを抱えている可能性があります

副議長の(とされる)「予算を減らす」「辞めさせてやる」といった発言は、まさにこの行政側の不満や無力感、「言うことを聞かない専門家集団」を力で抑え込もうとする不適切な試みであったとも解釈できます

結論

海田副議長言動が適切であったかは別問題として、ご指摘の通り、猟友会が「横柄」と見られがちな背景には、彼らが「危険業務を独占的に担わざるを得ない」という構造的な優位性があります

専門家としての強いプライド危険任務への自負、そして「素人には分かるまい」という意識が、外部(特に行政からの介入に対して過敏な反応や高圧的な態度として現れることは、想像に難くありません。

今回の騒動は、単なる一個人暴言問題としてだけでなく

危険鳥獣駆除を、高齢化が進む特定ボランティア組織猟友会)に依存し続けている日本社会構造のものの歪みが

町議との衝突という形で噴出した事例であるとも言えるでしょう。

2025-10-31

残された24時間

私は、佐藤太郎、45歳。人生ピークを過ぎた男だ。20代出会った妻の美香と結婚し、娘のあかりが生まれた。あかりは今、10歳。明るくて賢くて、私の誇りだ。仕事ITエンジニアとして順調で、投資も上手くいき、40歳になる頃には十分な資産を築いていた。会社を辞めても、家族三人で悠々自適に暮らせるくらいの貯えがあった。

それが、問題の始まりだった。仕事がなくなると、毎日は単調になった。朝起きて、散歩をし、読書をし、夕食を家族と囲む。幸せではある。でも、それ以上は何もない。目標を失った私は、どこか空虚を抱えていた。美香は「もっと趣味を見つけたら?」と優しく言ってくれたが、私の心は満たされなかった。

そんなある日、安楽死合法化されたというニュースが流れた。セルフキットの薬が薬局販売されるようになり、世間賛否両論で沸いた。私は新しいもの好きだ。好奇心から薬局に足を運び、キットを購入した。説明書には「服用後24時間以内に安らかに逝去します。後悔のない選択を」と書かれていた。家に持ち帰り、棚の奥にしまった。飲むつもりなどなかった。ただ、持っているだけで、何か「選択肢」が増えた気がした。

一年が過ぎた。生活は変わらず平穏だったが、ある夜、家族関係が少しこじれた。些細なことだった。あかりの進路について、美香と意見が食い違い、口論になった。私は苛立って酒を飲み過ぎ、普段の穏やかな自分を見失った。「もういいよ、こんな人生!」と叫んで、棚からキットを取り出し、薬を飲んでしまった。酔いの勢いだった。後で思うと、馬鹿げた行動だ。家族問題など、時間解決するはずだったのに。

翌朝、目が覚めると、頭が痛かった。昨夜の記憶がよみがえり、胸がざわついた。24時間後、私は死ぬ。美香とあかりはまだ寝室にいる。私は台所コーヒーを淹れながら、震える手で薬の箱を眺めた。どうしよう。家族相談せずに、こんなことをしてしまった。パニックが襲ってきた。

リビングで美香が起きてきた。「おはよう太郎。昨夜はごめんね。私も言い過ぎたわ」と彼女は微笑んだ。あかりも目をこすりながら現れ、「パパ、今日公園行こうよ!」と言った。その瞬間、涙が溢れた。私は膝をつき、二人にすべてを話した。「ごめん…薬を飲んじゃった。安楽死のやつ。24時間だって…」

美香の顔が青ざめた。あかり意味がわからず、目を丸くした。「パパ、何言ってるの? 死ぬって…どういうこと?」美香は私の肩を抱き、「嘘でしょ? 太郎冗談よね?」私は首を振り、謝り続けた。「酔って勢いで…本当にごめん。後悔してる。君たちがいなくなるなんて、考えられなかった…」

三人で泣き出した。あかりが私の胸に飛び込み、「パパ、行かないで! 私、パパがいないと嫌だよ!」美香は涙を拭きながら、スマホを手に取った。「待って、解毒剤があるはずよ。ニュースで見たわ。緊急で病院に行きましょう!」

私は呆然とした。解毒剤? そんなものがあるのか? キットの説明書を読み返したが、確かに小さく「服用後12時間以内であれば、専用解毒剤で効果無効化可能」と書かれていた。希望の光が差した。私たちは急いで車に乗り、近くの専門病院へ向かった。道中、美香は私の手を握りしめ、「太郎私たち家族よ。一緒に生きて。昨日みたいに喧嘩しても、きっと乗り越えられるわ。あかりのためにもあなたのためにも。」あかりは後部座席で、「パパ、絶対生きてね。約束だよ」と小さな声で言った。

病院に着き、医師事情説明した。幸い、服用から10時間しか経っていなかった。解毒剤の注射を受け、ベッドで待機した。医師は「効果はほぼ100%です。でも、二度とこんなことはしないでください。人生は一度きりですよ」と言った。私は頷き、家族の顔を見つめた。美香の優しい目、あかり無垢笑顔。それが、私のすべてだった。

時間後、検査で異常なしと診断された。私は生き延びた。家に帰る車中、三人でまた泣いた。今度は、喜びの涙だった。「パパ、ありがとう。生きててくれて」とあかりが抱きついた。美香は「これからは、もっと話そうね。目標なんて、一緒に探せばいいわ」と囁いた。

あの出来事から、私の人生は変わった。単調だった毎日に、感謝気持ちが加わった。家族との時間を大切にし、新たな目標を探すようになった。ボランティアを始めたり、旅行計画したり。安楽死のキットは、処分した。あの薬は、私に「生きる価値」を教えてくれた。失いかたからこそ、得られた宝物だ。

人生は、完璧じゃない。でも、愛する人々がいる限り、続ける価値がある。今日も、私は家族笑顔で朝を迎える。

猟友会「はぁ…ボランティアで命懸けの熊駆除なんてしたくないよ…😭」

「でも理由なく拒否したら村八分だし…」

副議長と熊の駆除を巡りトラブルにでもなれば拒否大義名分になるんだけどなぁ…」

???「……」





これが現実

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