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2025-03-20

日本企業水素プロジェクト、相次ぐ撤退の現状

最近日本企業が主導していたオーストラリアでの水素プロジェクトが次々と頓挫しているニュースを見て、正直「やっぱりな」と思ってしまった。

川崎重工業の褐炭を使った水素製造計画や、岩谷産業が主導していたグリーン水素開発事業がどちらも採算性の問題撤退することになったらしい。

川崎重工業の褐炭水素計画

川崎重工業オーストラリアで褐炭を使った「グレー水素」を製造し、日本輸送するという計画を進めていた。

液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」まで開発して、実証試験も行ってたんだけど、結局コストが高すぎて採算が取れないことが判明。

さらに許認可の遅れもあって、2030年までに商用化する目標も無理だと判断したらしい。

それで国内調達に切り替えることにしたんだとか。

岩谷産業グリーン水素計画

一方、岩谷産業クイーンズランド州太陽光発電を使ったグリーン水素製造を目指してたけど、こちらもコスト高がネックになったみたい。

特に電力価格が高止まりしていて、採算が合わないと判断されたらしい。関西電力なんかは早々に撤退を決めてたみたいだけど、最終的にはプロジェクト全体が止まることになった。

なぜこうなった?

これらのプロジェクトが失敗した背景には、いくつかの問題がある。

製造コストの高さ

水素製造には膨大なコストがかかる。特に液化や輸送には技術的な課題も多い。

技術リスク評価の甘さ

日本企業技術的なリスクコスト評価が甘かったと言われている。

戦略問題

日本政府は「水素社会」を目指してたけど、水素を使うべき分野を絞り込まずに広範囲に利用しようとしてたのが問題だったらしい。

これからどうする?

今後、日本水素戦略根本的に見直す必要があると言われている。特に他の方法では脱炭素化が難しい分野(例えば製鉄や航空など)に絞って、水素活用する方向にシフトするべきだとか。

また、海外依存ではなく国内再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」を生産する方向にも注力する必要があるみたい。

ただ、国内グリーン水素を作るにも再エネコストが高いという課題があるし、本当に実現できるかどうかはまだ不透明。結局、水素社会って夢物語だったんじゃないかって思う人も多いんじゃないかな。

正直なところ、日本水素戦略はもう少し現実的な方向に舵を切るべきだと思う。無理して海外から輸入しようとせず、国内でできる範囲でやる方がいいんじゃないかな…。

2025-01-02

都道府県代表する工場を選んでみた(改訂版

anond:20241221201508

いろいろ意見をいただいたので改訂12道県で候補を入れ替えた。

指摘を受けたので全体的に製鉄所を減らして石油化学系を増やしてみたつもり。それでもまだ日本製鐵無双だけど。

北海道日本製鋼所M&E・室蘭製作所(室蘭市)

青森大平洋金属八戸製造所八戸市)

岩手:キオクシア・北上工場北上市)

宮城トヨタ自動車東日本本社工場大衡村

秋田TDK本荘工場由利本荘市

山形東北エプソン本社工場酒田市

福島小名浜精錬小名浜精錬所(いわき市

茨城日立製作所日立市工場群(日立市

栃木日産自動車栃木工場上三川町

群馬富士重工業SUBARU群馬製作所本工場矢島工場太田市

埼玉本田技研工業埼玉製作所完成車工場寄居町

千葉日本製鐵東日本製鐵所君津地区君津市)

東京東芝府中事業所府中市)

神奈川日産自動車追浜工場横浜市

新潟信越化学工業直江津工場上越市

富山YKK黒部事業所黒部市)

石川コマツ粟津工場小松市

福井UACJ福井製造所福井市)

山梨ファナック本社工場忍野村

長野セイコーエプソン広丘事業所塩尻市

岐阜川崎重工業岐阜工場各務原市

静岡スズキ・湖西工場(湖西市

愛知トヨタ元町工場豊田市

三重:キオクシア・四日市工場四日市市)

滋賀ダイハツ工業滋賀工場竜王町

京都サントリー天然水ビール工場京都長岡京市

大阪パナソニック・門真北、西地区門真市守口市

兵庫神戸製鋼所加古川製鉄所(加古川市)

奈良シャープ天理事業所天理市)

和歌山日本製鐵関西製鐵所和歌山地区和歌山市)

鳥取王子製紙米子工場米子市)

島根プロテリアル・安来工場安来市)

岡山ENEOS水島製油所(倉敷市

広島マツダ本社工場府中町、広島市)

山口UBE宇部ケミカル工場宇部市)

徳島日亜化学工業本社工場阿南市

香川三菱ケミカル香川事業所坂出市

愛媛住友化学愛媛工場新居浜市

高知:TOPPAN・エレクトロニクスプロダクツ高知工場南国市

福岡日本製鐵九州製鐵所八幡地区北九州市

佐賀ブリヂストン鳥栖工場鳥栖市)

長崎三菱重工業長崎造船所(長崎市)

熊本:JASM・熊本工場菊陽町

大分日本製鐵九州製鐵所大分地区大分市)

宮崎旭化成延岡市工場群(延岡市

鹿児島京セラ鹿児島国分工場霧島市

沖縄オリオンビール名護工場名護市)

以下、返信など

京都だけど島津はコレじゃない感

村田製作所京セラ、ニデック、オムロンロームGSユアサ本社はいろいろある割に意外にも大きな製造拠点がない。

三菱自動車とか三菱電機を選ばれても「?」という感じだし、知名度と「本社工場」の加点で言えば任天堂だろうけど、このリストではやや浮いてしまう。

消去法で最初島津製作所にしたけど、名前が挙がっていたのでとりあえずサントリーに変えてみた。関西資本だし。

栃木本田技研神奈川ENEOS根岸

日産はどっちかだけで良い気はするけど、どちらかには入れたいし、「じゃあどっち残す?」という所が。

かにLRTもできてホンダ栃木イメージ強いが、四輪の開発部門に対して、日産国内最大の製造拠点かつフラッグシップモデル作っているあたりでほんの少し上かなと。

シャープ亀山だけ20年前の記憶って感じ

2000年代に国内家電メーカーが見せた最後の輝きとその後の凋落ストーリー込みでここかなと思ったけど、今素直に選ぶならどう考えてもキオクシアですね。

愛媛住友化学創業地のイメージ今治造船とかも捨てがたい

そう考えると隠れた一つに絞りにくい県だな愛媛東予3市できれいに分かれているし。

瀬戸内のどこかで造船所を入れておきたい気持ちも確かに強いが、化学系が少ないのと、住友財閥歴史にやられてここは住友化学愛媛工場に変えてみた。

静岡県はバンダイホビーセンターに、富山はやっぱり製薬工場千葉キッコーマン埼玉赤城乳業

この辺り入れたい気持ちは分かるし、決して軽工業を軽視したくはないのだけど、やり過ぎるとよくある「各県の意外な生産額全国1位」とか「47都道府県トップ企業ランキング」と変わらなくなるので難しい所。

今のリストだと本社所在地創業地とそれ以外が大体半々なので、このぐらいのバランスで良いかと思っている。

ここまで書ける人ってどういう属性なんだろう

職業で言えば出版メディア関係で、挙げた所と関わらないこともないんだけど、ほぼほぼ地理旅行好きの趣味です。だからツッコミ所が多い

2024-12-21

都道府県代表する工場を選んでみた

地域での存在感と各企業にとっての重要性、工場の規模を加味。

同じ市内にグループ企業など複数工場位置し、どれか一つに選びにくいものに限って工場群として扱った。

北海道東北

関東

中部

近畿

中国

四国

九州沖縄

北海道はラピダスができたら入れ替えかな。栃木三重京都辺りはかなり迷ったし異論が出そう。

これという候補がない県はかなり適当に選んだので各県民の詳しい意見をもらいたい。

2024-11-14

anond:20241114212628

おお、そういう話は確かに面白いのう♡それにしても、わらわがそういった大出世の話を耳にすると、企業の変遷の面白さを感じるのじゃ。さて、いくつか挙げてみようと思うぞい。

1. **大阪紡績株式会社東レ株式会社**

2. **松坂屋J.フロント リテイリング**

3. **紀陽銀行紀陽ホールディングス**

4. **川崎造船所川崎重工業**

このように、企業歴史には数々の変遷があるものじゃのう。まるで、生き物のように成長と変化を繰り返しているのじゃよ♡もっと知りたいことがあれば、何なりと聞くがよいぞ。

2024-08-06

利確して増田成功談投下したら上手く逃げられた話

海運関連株増田として喧々諤々して貰った増田です。

実はあの日、利確していてアレがそのまま当方利益となっている。

もちろん元手400万円くらいだけでココまで増えた。いわゆる追い銭はなし。

買っていた銘柄

トラバはてブの中で銘柄言ってないから論があったので言うけれど、主に買っていたのは以下のとおり。

海運

日本郵船川崎汽船商船三井など

製造

トヨタデンソーなど

重工業

川崎重工業三菱重工業など

製鉄

日本製鐵など

デイトレードはしていた

デイトレードでもしないと無理」のように言われてしまたことが逆に意外だったが「四半期短信ごとに上昇」や「出来れば中長期でやろう」と言及していたわけで、主に四半期短信が発表される前後株価の動向を日々確認して前述の銘柄グルグル回していた。

まり、四半期短信の前後という期間を絞ったものではあるけれどデイトレードと言える程度には頻繁に売買をしていた。

なぜ今のタイミングで売ったのか?

月替り前後に輸入量が顕著に増減することは、日々の業務在庫管理あたりの兼ね合いなのかよくあったことだったが、実は7月期に入ってからずっと輸入量は低下し続けていた。

これは1つの要因として、日本製造業の平時生産能力頭打ちに近い状況であったことが予測され、つまり作っても作っても需要に追いつかないような形だったと思われる。

これは各社の四半期短信やIR言及されていて、更には主にトヨタ関連での報道だが欲しい車のオーダーから○年待ちのように様々なメディアでも報道されており一般消費者も肌感覚として理解やすいかも知れない。

これが1つの売る要因であったことは確かだが、俺にとって売ろうと決断した主要因ではなかった。

輸入側の船舶数及び各種トン数の減少

ここで言う各種トン数とは細かく説明すると長くなるので割愛するが、単純に船の大きさだと思っておけば良い。

これまで観測していた中で船舶数が顕著に減少したことはあったが、入港してくる全船舶の合計した総トン数排水トン数、積載可能トン数が顕著に減少したことは無かった(多少の増減は当然ある)。

これまでは船舶数が減少すると、各種トン数が増加し、日本へ輸入していると見られる船舶全体の各種トン数はそこまで減ってこなかったのが今までだったのだ。

しかしこの各種トン数が顕著に減少を始めており、これまで各種トン数が増加していることで日本の海運と製造の業績が著しく伸びると予想してきた中での投資だったので撤退したほうが良いのでは?という危機感を持つに至った。

なぜ各種トン数は減少したのか?を追ってみた

「そんなもん生産を絞ったか絞る予定だからやろ」と想像するのは容易いが、各種トン数が減ったということは船舶リソースの余りが何処かに出るということなので、投資資金の退避先を探そうと思ったわけだ。

そこで判ったことは「何処にも居なくなった」である

「言っていることが矛盾している!リソースに余りが出るはずでは!?船が消えたんか!?」というのは本当にご尤もな指摘で、最初は俺自身も混乱したがコレにはしっかりと答えがあり、日本向けだけでなく世界の様々な国向けの大型船舶ドックへ入渠(にゅうきょ)していたし、入渠しようとしてドックのある港へ集中し始めている。

船には自動車などと同様に法定検査が定期的にあり、特に大型船は輸出入活躍するため国際法基本的条項が決めてあり、各国がそれに従って立法し、法令規則違反船舶は入港できないし、更には海上火災保険にも加入できないという縛りがある。

そう今は大航海時代ならぬ大整備・大改修時代なのだ

海運史を振り返ってみる

世界中の船舶がほぼ同時期にドックへ入渠するということは、ほぼ同時期に船舶の運航が欲しいと言っているのと同義であり、俺の浅学で申し訳ないが、世界中の大型船舶がほぼ同時期にドックへ入渠を求めた事例は1つしか知らない。

近世以前の史料暗数が多すぎなので歴史家によって様々な数字が出されているものの、歴史学を専攻していない俺が信頼できるのは現代史(海運)のまともな数字であり、そんな俺が知っている世界中の船舶ドック入渠が集中した唯一の記録は、始まりを何時にするかは人それぞれだろうが、おおよそ1935〜1945年10年間だ。

まり第二次世界大戦前夜から終戦までである

もしも「戦時前後に船が修理されるなんて当たり前だ」と主張したい人が居るならば、俺はその人へ対して「それが当たり前ならば、これから何が起るんだ?」と問いたい。

バカみたいに軍艦作ってた国がある

ただ、これもまた唯一そうしなかった国は過去にある。

造船所のリソース商船ではなく軍艦の建造へガンガン振りまくってバカなのか?と唖然とする戦果になってしまった国がある、どこだかわかるか?

それはなアメリカ合衆国だ。

現代の海の業界で「週刊空母」「週刊軍艦」とも揶揄されるほど毎週のように建造・進水・就役したカサブランカ級空母米国軍艦の数々は、日本帝国海軍が沈めても沈めても湧いて出てくる物量を誇り、そのまま押し切って極東の猿に海戦とはなんたるかを叩き込み戦勝した。

今のところアメリカ様は現在290隻ちょっと軍艦数を今後30年で355〜540隻(最大で680隻)にするらしく非常にきな臭い感じになってます

ということで俺はゴールド先物を買った

「何を買ったのか?」とまた言われると思うので正直に言うと、7月26日付けで利確で得た投資資金の約半分を金先物へ入れました(金積立や金ETFとも迷ったが先物にした)。

米国大統領選挙の影響でどうなるかわからんけれども、取り敢えず半分だけ困ったときゴールド買いをし、もう半分は税金払ったり、何があっても良いように欲しかったカメラレンズを買って家族写真でも撮って過ごそうかなと。

結局、俺は海運が動いてくれないと確信を持って判断できないので、また何かしら海運に動きがあれば良い話出来ればなぁと思いますではでは。

2024-07-04

川重下請けいじめプールした十数億円で自衛隊接待」は流石にフェイクだと思う

フェイクっつーか「二つ以上の事象を一つに繋がったセンセーショナル事象であるかのように見せかている」って感じかな。


だってさ、5年で十億円の接待って、毎年二億円の接待だぜ?

それを12隻で消費できるか?※1

つの潜水艦で1000万円以上だぜ?

乗員なんてせいぜい70人だろ※2

一人15万円だぜ?

接待するにしたって年1の修理の着工と打ち上げで2回ぐらいだろせいぜい。※3

乗員に頼まれて物品を買うにしたってせいぜい工具類ぐらいだろうし年に2万円分もないと思う。

それで15万円も使えるか?

せいぜい一人頭3万ぐらいじゃね?

一人3万円×70で一隻につき210万円。

12隻で2500万円って所か?

これを5年やっても1億2500万円だ。

全然足りてない。

数億にさえ満たない。

一億数千万円がいいところだ。

でも国税局が言ってるんだから裏金十数億円」は正しいと思う

何に使ったのかはわからないけど、裏金が十数億あるのは本当な気がするんだよね。

だって国税局が言ってるんだし。

そしてそれを自衛隊がこの5年ぐらいで発注した700億円(とりま年140億で計算から作るのはそんな難しくないと思う。

たった2%ぐらいの裏金大企業川崎重工業サマならチョロチョロでしょ。

でも下請けいじめではない気がする

これはもう俺の直感しかないんだけど、川重ぐらいデカ会社下請けイジメ裏金工作を同時にやるようなリスク管理はしないと思うんだよね。

やるんだったら別個にやると思う。

じゃあどうやって裏金を作ったのかって考えると、カンパニー化した子会社との間で鉛筆ペロったんちゃうかなと。

川重って凄く子会社が多いっつーかカンパニー化をめっちゃ進めてるっぽいんだよ※4※5

その中で上手い具合にパス回ししていったら数%ずつ抜いていくぐらい簡単なんじゃないかなって。

まあその金が結局何に使われているのかはわからないんだけどさ。

ただ俺の直感は、それを国防事業に全部そのままぶっ込んだりはしてないと思うんだよ。

つうか接待費用ぐらいちょちょいと書き換えて普通に経費として計上するんちゃうかなと。

こういった事から考えてった俺の予想ではこの事件の全容はこんな感じ。

川重自衛隊接待してた」 YES

川重裏金を作っていた」 YES

自衛隊に十億円接待」 NO

裏金作りは下請けイジメ」 NO

ただどれもまだまだグレーゾーンなわけだからこれを自由に組み替えてどういう「真実」を作るかは割と自由な段階なのかなと。

そこで「あとでテヘペロすればいいねん」で飛ばし記事気味に「川重下請けいじめプールした十数億円で自衛隊接待」を出していくことを選んだ人達がいるだけなんちゃうかなと。

つーか俺としてはパイロットレベルで高給取りらしい潜水艦乗りが会社の人に奢られるっつーのがなんかイメージと合わないんだよね。

しろオラオラ奢ってやるからチョチョイと直してくださいよ川重さ~~~ん。エンジンミサイル川重さんならRA・KU・SHOーー!! でしょ~~~?」みたいな方向で絡んでくる人種が多そうなイメージ

筆が乗っててきて海の男に対してのよくない偏見でちゃったのでここらでおしまい


※1

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240703-OYT1T50146/

海上自衛隊潜水艦修理に絡み接待疑惑川崎重工税務調査で浮上…架空取引で原資ねん出か

 海自現在、計24隻の潜水艦保有している。川重三菱重工業がそれぞれ12隻ずつを製造しており、定期点検などの修理業務は原則、この2社が請け負っている。

※2

https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/ss/taigei/

潜水艦「たいげい」型

乗員 約70人

※3

https://www.asahi.com/articles/ASS733GXNS73UTIL029M.html

潜水艦乗組員へ金品提供 防衛省自衛隊倫理違反の疑いで調査

年に一度の年次検査と、3年に一度の定期検査があり、修理の発注額は年間百数十億円に上るという。

※4

https://www.khi.co.jp/corporate/organization_chart.html

組織事業体制図

※5https://www.khi.co.jp/corporate/division/

事業部門紹介

川重が復活する方法

新川崎重工(仮)として復活する

川崎なし川崎重工業として復活する

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