「海上」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 海上とは

2025-11-20

15少年漂流記って「15人の少年海上漂流して無人島サバイバル」ってのだけは聞いたことあったが結局全員生還するの?半分ぐらい死ぬの?と疑問になりwikipediaを読んだ

その中で気になる記述

最年少のジャックは以前は明るい子だったが漂流に出てから塞ぎ込み大人しくなる、ジャックはある秘密を抱えていた――というもの

これ実は女の子だった展開だろ

ジャックボーイッシュ女の子普段男の子みたいに振る舞っていたが、漂流に巻き込まれて紅一点になってしまい、レイプへの恐怖から性別を隠し通そうとし気鬱になっていた

かにバレてすったもんだがあるんだろうな~って妄想したけど別にジャック普通に男の子みたいだ

がっかり

2025-11-18

斬首作戦定義すらわかってなさそうな書き込み斬首作戦とは、総統斬首することとイコールではないんだけどな、包含はしてるかもしれないけど)だったので、とりあえず議論の土台になる定義の共有からねという意図だったが。

最近台湾総統独裁者でもないしカリスマリーダーでもないので「斬首」しても意味がない

https://anond.hatelabo.jp/20251118131834



・踏まえてたそうで。でもたぶん君、元増田と別の人だよね。元増田の主張と君の主張、一貫性が薄いというか、元増田と君はおそらく真逆の主張だもの

・文の読めてなさ、語彙への理解不足が甚だしいのは君。そんな短い書き込みなのに、その中で「前面」侵攻とか誤字も平気みたいだしね。

からそれを踏まえて

中国台湾に対しては斬首作戦オプションを取れない

前面侵攻ののち地上軍により占領するしかない

と言ってんだよ文盲

anond:20251118142433



アメリカ経済力軍事力他国を引き離す超大国だが、他国侵略戦争を仕掛けていない。

なぜなら、現代では侵略を行うコストが高すぎるから

資源貿易で手に入り、莫大な占領コストがかかり、物理的な土地から得られる利益は限られ、国際経済から得られるメリットを失い、核抑止によるカウンターがあり得、同盟ネットワークを失い、国内情勢が不安定化する。

そのコストに見合った侵略が、選択肢に無くなるから

 

ではロシアはなぜウクライナ侵略たか

ロシア軍事的コスト経済制裁国際的反発のコストを、かなり楽観的に見積もっていた、見誤っていたという見方が強い。

コストに見合った利益を得られず、国際的地位も低下し、長期的には世界の中でのポジションを落とす、失敗した戦略ということになる。

 

では中国はどうか。

中国南シナ海で強行姿勢を崩さないのは、地政学的な必然性があると言われる。

世界海上貿易の1/3が通過し、中国原油輸入の80%はこのエリアを通って中国に入る。

もしそのエリアアメリカに封鎖されるとすると、中国にとって最大の弱点になり得る。

当然、海中の資源を確保したい思惑もある。

 

同じように、中国台湾への強硬策に出るのか。

可能性はゼロでは無いが、政治的軍事的経済的になコストから軍事侵略は行われないだろうと考えられている。

台湾軍は山岳地帯防衛に特化しており、中国海軍は見かけより外洋戦能力が弱いと言われている。アメリカ日本が介入する可能性もある。

また、武力侵攻が行われれば、日本アメリカ欧州ロシア以上の制裁を発動すると想定され、中国ロシア以上の経済的な打撃を受けることになる。

中国が取り得る強硬策は、台湾への経済封鎖や民間企業への圧力サイバー攻撃SNS工作による世論への介入などなど。

なおこれらは、中国侵略コストを正しく認識していることが前提となる。

https://anond.hatelabo.jp/20251118130104

アメリカ経済力軍事力他国を引き離す超大国だが、他国侵略戦争を仕掛けていない。

なぜなら、現代では侵略を行うコストが高すぎるから

資源貿易で手に入り、莫大な占領コストがかかり、物理的な土地から得られる利益は限られ、国際経済から得られるメリットを失い、核抑止によるカウンターがあり得、同盟ネットワークを失い、国内情勢が不安定化する。

そのコストに見合った侵略が、選択肢に無くなるから

 

ではロシアはなぜウクライナ侵略たか

ロシア軍事的コスト経済制裁国際的反発のコストを、かなり楽観的に見積もっていた、見誤っていたという見方が強い。

コストに見合った利益を得られず、国際的地位も低下し、長期的には世界の中でのポジションを落とす、失敗した戦略ということになる。

 

では中国はどうか。

中国南シナ海で強行姿勢を崩さないのは、地政学的な必然性があると言われる。

世界海上貿易の1/3が通過し、中国原油輸入の80%はこのエリアを通って中国に入る。

もしそのエリアアメリカに封鎖されるとすると、中国にとって最大の弱点になり得る。

当然、海中の資源を確保したい思惑もある。

 

同じように、中国台湾への強硬策に出るのか。

可能性はゼロでは無いが、政治的軍事的経済的になコストから軍事侵略は行われないだろうと考えられている。

台湾軍は山岳地帯防衛に特化しており、中国海軍は見かけより外洋戦能力が弱いと言われている。アメリカ日本が介入する可能性もある。

また、武力侵攻が行われれば、日本アメリカ欧州ロシア以上の制裁を発動すると想定され、中国ロシア以上の経済的な打撃を受けることになる。

中国が取り得る強硬策は、台湾への経済封鎖や民間企業への圧力サイバー攻撃SNS工作による世論への介入などなど。

なおこれらは、中国侵略コストを正しく認識していることが前提となる。

2025-11-17

anond:20251117081115

まあこんなもんやろなあ

基本アメリカが味方に付いてくれないと日台は負ける

中国目的勝敗
VS 台湾 台湾全土占領中国の勝ち
VS 日の軍事援助あり台湾中国の勝ち
VS 米日の軍事援助あり台湾たぶん日米台の勝ち
VS 日本 東シナ海での海上航空優勢中国の勝ち
VS 日本 南シナ海での海上航空優勢中国の勝ち
VS 日本 太平洋での海上航空優勢中国の勝ち
VS 日本 南西諸島離島占領中国の勝ち
VS 日本 沖縄占領たぶん日本の勝ち
VS 日本 九州占領日本必勝
VS 日本 本州占領日本必勝

高市支持者「中国に対抗するために防衛費アップを!」←すまん、今から防衛費増やしても絶対中国に勝てないのに増やす意味あるの?

日中兵力比較

https://pbs.twimg.com/media/G5voYiybkAISeK2?format=jpg

この画像日中両国兵力比較したもので、陸上兵力海上兵力、航空兵力核弾頭の数と主要装備が示されています

中国陸上兵力は96万人以上、日本陸上兵力は13万人です。

中国海上兵力は690隻、日本海上兵力は139隻です。

中国の航空兵力は3370機、日本の航空兵力は370機です。

中国は600発の核弾頭保有していますが、日本保有していません。

これで日本が勝てる見込みが1%でもあると思ってるのなら頭がお花畑すぎでは?

税金無駄遣いをやめて、防衛費社会保障費にあてようよ。

生活保護受給者への違法減額の全額補償が先でしょ。

2025-11-15

衆議院予算委員会(11/7) 存立危機事態についての質疑 文字起こし

岡田克也議員

さて、2番目の存立危機事態について、少し時間をかけて議論したいというふうに思っています

実は、10年前にこの法律ができた時に、私は野党代表でした。その時の私の思いを申し上げますと、従来の個別的自衛権では対応できない事例があるということは認識していました。例えば、もうすでに米軍が戦っている時に米軍自衛隊が共同で対処している。で、米軍攻撃された時に自衛隊は、日本自身武力攻撃を受けていないという段階で、それを放置するというわけにはいきませんから、これをどういうふうに説明すべきかと。

1つは個別的自衛権解釈拡張するという考え方で、もう1つは集団的自衛権制限して認めるという考え方。両方ありうるなというふうに思っておりました。

自民党の中には全面的集団的自衛権を認めるべきだという議論も、かなりあったと思うんです。そういう中で安倍さんが出してきたのは、この存立危機事態という考え方でした。

「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民生命自由及び幸福追求の権利根底から覆される明白な危険がある事態」ということであります

我々は、この概念がかなり曖昧であると。例えば、「我が国の存立が脅かされる」、これはどういう意味だろうか。それから国民基本的権利根底から覆される明白な危険」、これも非常に抽象的な概念ですね。だから武力攻撃みたいに国に攻撃されるものと比べると、かなり抽象的な概念ですから、これで果たして限定になっているんだろうかと。

多くの法制局長官経験者とか著名な憲法学者違憲ではないかというふうに異議を呈されました。そういう中で私たちもこの法案には反対をしたということであります

ただ、あれから10年経って、いろんな事実が積み重なっていることも事実ゼロから議論し直すことはできないということも分かっています

そういう中でどういう対応をすべきかということは、これからこの中でしっかり議論していきたいと。この法文で本当に憲法違反にならないのかどうか。そして運用はどうなのか。

そういうことは議論していきたい。これが今の私たち基本的スタンスであります

そこで総理にまず確認したいのは、この存立危機事態、いわゆる限定した集団的自衛権行使ですね。それ以外の集団的自衛権行使、つまり限定のない集団的自衛権行使違憲である。これは従前から政府の考え方だと思いますが、そういう考え方は維持されていますか。

高市早苗総理

憲法上、我が国による武力行使が許容されるのは、いわゆる三要件を満たす場合自衛措置としての武力行使に限られます

そして、この三要件国際的に見ても他に例のない、極めて厳しい基準でありまして、その時々の内閣恣意的解釈できるようなものではないと思っております

先ほど存立危機事態における武力行使についてお話がございましたが、これも限定された集団的自衛権行使、すなわち、あくまでも我が国防衛するためのやむを得ない必要最小限度の自衛措置としての武力行使に限られていて、集団的自衛権行使一般を認めるものではなく、他国防衛すること自体目的とする集団的自衛権行使は認められないという政府見解に変更はございません。

岡田克也議員

要するに憲法違反になってしまうということですね。

認められないということは、この存立危機事態を踏み外したようなことがあると、これは法律違反だけではなくて憲法違反になるわけです。

ということは、やはり、この存立危機事態運用というのはやはり限定的に考えなきゃいけない。そして、それを踏み外した時には単に法令違反ではなくて憲法違反になる。そういう認識でよろしいですね。

高市早苗総理

その政府見解踏襲いたしております

岡田克也議員

それでは次にですね、平成27年9月14日の当時の公明党山口代表安倍総理法制局長官との特別委員会におけるやり取り、ここに持ってまいりました。

読み上げますと、抜粋ですけれども、「武力行使はこれまでどおり自衛隊法88条に規定された我が国防衛のための最小限度の武力行使にとどまるもの他国まで行って戦うなどという海外での武力行使を認めることになるといったものではございません」「存立危機事態に該当するのにかかわらず武力攻撃事態等に該当しないということはまずないのではないかと考えています」。

まりこれは、存立危機事態武力攻撃事態というのはほぼ重なり合うということを言ってるわけですね。こういう法制局長官の当時の答弁ですが、法制局長官にお聞きしたいと思いますが、現在でもこの答弁は維持されていますか。

岩尾信 内閣法制局長官

お答えいたします。委員ご指摘のとおり、平成27年9月14日参議院我が国及び国際社会平和安全法制に関する特別委員会におきまして、当時の横畠内閣法制局長官はこのように述べました。

「新三要件の下で認められる武力行使は、これまでどおり、自衛隊法第八十八条規定された我が国防衛のための必要最小限度の武力行使にとどまるものであり、他国防衛権利として観念される国際法上の集団的自衛権一般行使を認めるものではなく、また、我が国防衛のための必要最小限度を超える、被害国を含めた他国にまで行って戦うなどという、いわゆる海外での武力行使を認めることになるといったものではございません」。

またさらに、「いわゆるホルムズ海峡の事例のように、他国に対する武力攻撃それ自体によって、我が国武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害国民に及ぶことになるという例外的場合が考えられるということは否定できませんが、実際に起こり得る事態というものを考えますと、存立危機事態に該当するのにかかわらず武力攻撃事態等に該当しないということはまずないのではないかと考えられると思います」と述べております

このように承知しておりますが、これらの答弁で述べられました見解に変わりはございません。

岡田克也議員

当時の与党であった公明党委員長と、そして総理内閣法制局長官のやり取り。これは非常に重みのあるものですね。今、法制局長官は答弁を維持しているというふうにおっしゃったわけですが、総理も同じですね。

高市早苗総理

法制局長官が述べられたとおり、平成27年9月14日委員会で当時の長官が述べられた見解について変わりはございません。

岡田克也議員

はい。それでは、そういった答弁があるにもかかわらず、私は一部の政治家の非常に不用意な発言が相次いでいるというふうに思うわけですね。

例えば失礼ですが、高市総理。1年前の総裁選挙でこう述べられているんですよ。中国による台湾海上封鎖が発生した場合を問われて、「存立危機事態になるかもしれない」と発言されました。私も絶対ないと言うつもりはないんです。

だけど、これどういう場合にそうなるというふうにお考えだったんですか。お聞かせください。

高市早苗総理

台湾を巡る問題というのは台湾により平和的に解決することを期待するというのが従来の一貫した立場でございます。その上で一般論として申し上げますけれども、今、岡田委員も「絶対にないとは言えない」とおっしゃっておられました。

いかなる事態存立危機事態に該当するかというのは、実際に発生した事態個別具体的な状況に即して、全ての情報総合して判断しなければならないと考えております存立危機事態定義については、事態対処法第2条第4項にあるとおりでございます

岡田克也議員

海上封鎖をした場合存立危機事態になるかもしれないというふうにおっしゃっているわけですね。

例えば台湾フィリピンの間のバシー海峡。これを封鎖されたという場合に、迂回すれば何日間か余分にかかるかもしれませんが、別に日本に対してエネルギーや食料が途絶えるということは基本的にありませんよね。

から、どういう場合存立危機事態になるのかということをお聞きしたいんですが、いかがですか。

高市早苗総理

これは、やはり他国に、台湾でしたら他の地域と申し上げたほうがいいかもしれませんが、あの時は確か台湾有事に関する議論であったと思います

その台湾に対して武力攻撃が発生する。海上封鎖というのも、これは戦艦で行い、そしてまた他の手段も合わせて対応した場合には武力行使が生じうる話でございます。例えばその海上封鎖を解くために米軍が来援をすると、それを防ぐために何らかの他の武力行使が行われる。

こういった事態も想定されることでございますので、その時に生じた事態いかなる事態が生じたかということの情報総合的に判断しなければならないと思っております。単に民間の船を並べてそこを通りにくくするといったこと、それは存立危機事態には当たらないんだと思いますけれども、実際にこれがいわゆる戦争という状況の中での海上で様々起きた場合、これはまた別の見方ができると考えます

岡田克也議員

とても存立危機事態について限定的に考えるということにはならないですよね。

非常に幅広い裁量余地政府に与えてしまうことになる。だから私は懸念するわけですよ。

もちろん日本艦船攻撃を受ければ、これは武力攻撃を受けたということになって、存立危機事態問題ではなく武力攻撃事態ということになるんだと思います

そういう場合があると思いますけれども、日本艦船攻撃を受けていない時に、少し回り道をしなければいけなくなるという状況の中で危機になるということは、私はなかなか想定しがたいんですよね。そういうことはあまり軽々しく言うべきじゃないと思うんですよ。

例えば自民党総裁麻生さんが昨年1月ワシントンで、中国台湾に侵攻した場合には存立危機事態日本政府判断する可能性が極めて高いという言い方をされています安倍さん自身も「台湾有事日本有事」。ここで有事ということの意味がよくわかりませんけれども、非常に軽々しく問題を扱っているんじゃないかというふうに思うんですね。

存立危機事態ということになれば日本武力行使するということになりますから、それは当然その反撃も受けると。そうすると、ウクライナガザの状況を見ても分かるように、地域がどこになるか分かりません。あるいは全体になるかもしれませんが、極めて厳しい状況が国民にもたらされるということになります

そういう事態を極力避けていかなきゃいけない。それが私は政治家の最大の役割だというふうに思うんですね。

それを「なるかもしれない」とか「可能性が高い」とか、そういう言い方が与党議員評論家の一部、自衛隊OBも含め述べられていることは、極めて問題だと思うんですが、総理いかがですか。

高市早苗総理

麻生総裁発言については、内閣総理大臣としてはコメントをいたしませんが、ただ、あらゆる事態を想定しておく、最悪の事態を想定しておくということは非常に重要だと思います

先ほど有事という言葉がございました。それはいろんな形がありましょう。例えば台湾統一、完全に中国北京政府支配下に置くようなことのためにどういう手段を使うか。それは単なるシーレーンの封鎖であるかもしれないし、武力行使であるかもしれないし、偽情報サイバープロパガンダであるかもしれない。いろんなケースが考えられると思います

けれども、それが戦艦を使って、そして武力行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースであると私は考えます。実際に発生した事態個別具体的な状況に応じて、政府が全ての情報総合して判断するということでございます

武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態に当たる可能性が高いというものでございます法律の条文どおりであるかと思っております

岡田克也議員

ちょっと最後表現よくわからなかったんで、武力行使が発生したら、武力攻撃が発生したら存立危機事態に当たるというのはどういう意味ですか。

武力攻撃が誰に発生することを言っとられるんですか。

高市早苗総理

武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民生命自由及び幸福追求の権利根底から覆される明白な危険がある事態」という条文どおりでございます

2025-11-14

anond:20251114231748

何処で読んだか忘れたけどAIは賢いな、すぐ出た


ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版

中国の侵攻阻止、台湾の『非対称戦術』は有効か」(2024年3月21日

https://jp.wsj.com/articles/taiwans-tough-call-on-how-to-stop-china-bigger-weapons-or-lots-of-cheap-ones-78646756

ウクライナは陸続きで道路鉄道経由で西側から補給を受けられる

しか台湾場合戦争中の補給中国監視妨害する海路空路を通らざるを得ないので、物資供給が非常に難しくなる

ロイター発・Newsweek日本語版

「焦点:台湾有事で最大の弱点、米軍兵站増強に本腰」(2024年2月頃)

https://jp.reuters.com/world/taiwan/SG3KJN3GKNPQ3C7YN54VGGTUEQ-2024-02-01/

政府高官専門家への取材で、「台湾有事における最大の弱点の一つは太平洋での米軍兵站」だと指摘

中国は、米軍と正面から戦う前に、給油艦や燃料供給拠点など“兵站の要”を叩くシナリオシミュレーションで想定されている

そのため、アジア太平洋各地(特に豪州など)に武器や燃料を事前集積し、「戦時になってから慌てて送る」のでは間に合わない、という問題意識が語られています

2. 英語圏代表的な論考(かなりストレートに書いているもの

① NBR論文

“Professionals Talk Logistics: Why Resupplying Taiwan in a Future War Will Be Harder than Resupplying Ukraine

https://www.nbr.org/publication/professionals-talk-logistics-why-resupplying-taiwan-in-a-future-war-will-be-harder-than-resupplying-ukraine/

台湾戦争では、

台湾港湾空港は開戦初期に攻撃されるか封鎖される

中国人民解放軍は海上・航空輸送ルート遮断することを狙う

そのため、米欧がウクライナに対してやったような、

戦争が始まってから陸路で延々と供給する」やり方はほぼ再現不可能

② Atlantic Council の解説記事

“How quickly can Taiwan integrate US weapon systems? Speed is essential to help deter China

https://www.atlanticcouncil.org/blogs/new-atlanticist/how-quickly-can-taiwan-integrate-us-weapon-systems-speed-is-essential-to-help-deter-china/

ウクライナと違い、台湾NATO諸国に陸で隣接しているわけではない

中国武力による統一に動いた場合、「比較的ノーチェックな補給路」を維持するのは現実的ではない

2025-11-12

anond:20251111185602

その理由の1つとして「日本島国であり現代日本経済海上輸出入依存しており台湾有事日本海上輸出入を阻害する」からである

台湾中国だぞ

介入しない限りゃ輸出入に何も関係ないだろ

そもそも中国からあらゆるもん輸入してんのに何を言ってんだよ

2025-11-11

予備自衛官補ですが「台湾有事日本有事なのは間違いない

首相答弁「間違ってない」 台湾有事で「存立危機事態」の可能性大…兼原元副長官補が評価

https://www.sankei.com/article/20251110-JKOII7CP2BLJ5LXK6QPNHNM7LA/

上記のページとブコメページ話題になっていたけれど、先ず前提として「最高司令官不用意な発言をするな」という意見は物凄く理解する。

特に私は有事の際に自衛官として招集を受ける立場なので最高司令官安易な思い付きで戦局が左右されるのは命令へ従うにしても一隊員として喜ばしくない。

逆に言えば参謀と熟考を重ねに重ねて陣地を死守しろという決断へ至ったのであれば(その決断歴史がどう評価するのかは別として)、予備自衛官補を続ける理由である妻と子を想いながら私が出来る限りの最高の結果を残してやろうじゃないか

さて、散々言われていることだが台湾有事日本有事なのは間違いないのは明白だ。

その理由の1つとして「日本島国であり現代日本経済海上輸出入依存しており台湾有事日本海上輸出入を阻害する」からである

すなわち、マラッカ海峡南沙諸島台湾島尖閣諸島沖縄からなるいわゆる日本南西航路が封鎖される可能性が高く、この日本南西航路を利用して輸出入している食品工業製品、素材原料、燃料を含んだあらゆる物品が輸出入できなくなる。

これに関して野村総研や様々な経済シンクタンク台湾有事が起きた際の日本経済への影響予測をしているのだけれど、リーマン・ショックコロナ禍では日本GDPの約3%が失われたと言われているが、台湾有事場合日本GDPの約10〜15%が失われると予測されているんだ。どんなに過小評価している予測でも私は5%以下の情報発見できなかった。

この台湾有事の際に日本はどうなるか?の具体例を挙げると、端的に言えば餓死者や冬季の凍死者が出る。

しかもそれは経済主体第三次産業へ強く移行しつつ大きな人口を抱える都市部ほど起きることで、第一次産業経済主体とする地方田舎ほど発生確率は低い。第二次世界大戦を振り返っても田舎ほど特に大きな変化はなかったと記録されているのは知られている通りだ。

更に中国日本空爆する必要があると判断した場合都市部ほど食料や燃料が不足している中で都市建物空爆されるという憂き目に合う。空爆されるのは工場が集まる地方都市じゃないのか?と思うかも知れないがウクライナ過去戦争紛争を振り返ろう。首都民間建物病院は"誤って"空爆されるのが常である

まり東京丸の内名古屋市大阪市あたりは経済に対する第一次産業比率が著しく低いので、戦時都市飢饉とでも称することができそうな状況へ陥る可能性が物凄く高い。

これは右派だろうが左派だろうが、保守だろうが革新だろうがリベラルだろうが、日米同盟を破棄しようが自衛隊解散しようが関係がない。

中国台湾統一を狙った台湾島への武力行使を諦めなければ、あらゆる立場の人々へ等しく訪れる最悪の状況だ。日米同盟の破棄や自衛隊解散中国台湾統一を諦めるか?そんなことはないのだ。

都市部の人ほど餓死をする、アナタパートナー子供親族、友人、仲間は餓死や凍死、空爆に依る破壊で圧死する。

台湾有事日本有事台湾有事の大反対、中国自重を求めるのは今の生活を守りたい都市部の人ほど訴え続けなければならない非常に影響の大きい有事なのだ

そして、この事実沖縄犠牲によって成り立っているという事も忘れてはならない。

沖縄もまた、本土から輸送に大きなコストのかかる離島であるという自覚を持ち、台湾有事沖縄有事であると噛み締めなければならない。戦時離島飢饉も起きる可能性が高いのだから

私は妻と子が犠牲になるくらいならと予備自衛官補をさせて頂いている。

東日本大震災熊本震災では招集を受け、ご遺体を袋に入れご家族の元へ帰す任務担当していた。まだまだこれからだろうに新生児も居た。手や足が欠けている子も居た。

視界が霞む中で1人また1人と丁寧に袋へ包んだ。班長は「これは戦いである」と度々言っていた。鬼のよう三白眼に涙を浮かべながら言っていた。

中国の下らない野望のために3度目の"帰す"任務はこりごりである帰宅は自らの足で歩いてするのが最善の幸福だと私は知っている。

2025-11-10

本当に日本列島が東へ移動した時に起こること

あるEASSで日本列島自体を東南へ移動させるという架空CM存在しているが、もし移動したらどうなるかを検討する

動画内で言及されていること

移動方法については架空であることを前提にしたネタしかないのでここでは省く

また動画コメントには「日本列島ミッドウェー近海に移動した場合総合的影響」という1つの見解もあるため、

まずはこれを見るのが良いと思われる

自然災害リスクの低減

太平洋プレートやフォッサマグナなど、いわゆる地震大国ニッポンではなくなると動画では説明されている

しかしそれらのプレートで発生した地震による津波被害は軽減されない可能性がある

実際311で反対側のアメリカなどにも津波は発生しているため、どこから津波なのかがわからなくなる可能性がある

(移動したことによって中国韓国海域データ提供してもらえるか極めて怪しい)

また近年の気象変化もあって台風の主要ルートから外れるかどうかも怪しい状況にはあり、前述したコメントでもハリケーンリスクについて言及されている

積雪量の低下

大雪による被害こそは減るとは説明されているが、その代わりとして

など、大雪からこそ出来るメリットを失うことになる

特にこの動画では水産農業などの内容が全く無いため、そのあたりについての検討絶対とはなる

領土問題

この動画を作るきっかけにもなったと思われる、北方領土現在問題となっている尖閣諸島などの問題解決するとはされている

かに領土問題は消えることになるが、中国アメリカが使っている「列島線」の考え方が大きく変化するため、

中国しろアメリカしろ防波堤的な使われ方をするのは変わらないかもしれない

動画でもそのデメリットとして中国軍による西太平洋への出没を懸念しており、それ以外にもロシア北朝鮮存在しているのであんまり効果は出ないと思われる

寒いギャグとも思える朝鮮半島の超拡張物理的に回避するというネタも、北朝鮮には無効だし、韓国が裏切ったらどうなるのかの検討もされていない

また、動画ではネタである証明として、中国ロシア北朝鮮韓国がそれぞれ反応したコメント追記されているが、

全て日露戦争日中戦争・旧満州朝鮮など、いわゆる反日には一応の理由がある地域ばかりである

米軍基地撤廃

上記領土問題関係することにもなるが、中国ロシアから物理的に遠いので米軍が居なくても自衛できるという意味では撤退できることにはなる

しかアメリカ様々なところに基地を置いて世界の警察みたいなことをするような国なので、これについては実現すらしないと思われる

前述のロシア北朝鮮対策がない指摘も考慮すると、米軍基地撤廃されるどころか、むしろアメリカ日本を完全占領するというシナリオも出てくるかもしれない

日本列島ミッドウェー近海に移動した場合総合的影響でも言われてない内容

海上都市

日本列島は元々が小さいのにも関わらずこの人口密度であるため、海上都市計画がアニメ以上に加速する可能性がある

この時にアメリカ中国ロシアなどが海上都市による領土増加に待ったをかける可能性は極めて高いといえる

宇宙への可能

ガンダムスタートレックを見たら無効と思われる

というより世界大戦ではなく宇宙戦争が始まるだけなので

2025-11-05

anond:20251104180201

何のために米農家守ってるのかって話だよな。

経済的に、あるいは物理的に海上を封鎖された時、そういう時に、せめて食糧だけ、肉や野までは無理でもカロリーだけは自給するためなんじゃないの?

実際に封鎖されることはないにしても、封鎖されたらどうやっても立ち行かないという急所さらしていたら、そこにつけ込まれて不利な条件でも飲まないとならなくなる。

弱い国は舐められて毟られる。

からどこの国も、食料だって工業製品だって資源だって海外から買ったほうが安くても、国内で賄えるように出来る範囲努力してるんじゃないのか?

1円の金にもならない軍隊を常備してるんじゃないのか?

国防のためだから採算度外視ってんなら米農家保護はわかるよ。

からって、努力してくんないとやっぱ嫌だよ。

採算度外視で食わせるための原資は国民の財布なんだからさ。

米と自動車守るために、米国様に80兆円も献上すんだよ。

日本国民がざっくり1億人として、1人80万円、夫婦なら160万、子供2人の4にん家族なら320万円もカツアゲされるんだが、それもこれも自動車と米を守るためだろ?

2025-09-16

アメリカ特殊部隊海上から北朝鮮上陸しようとして、

漁船に見付かって失敗したけど、

その時、漁船の乗組員全員殺されてるのって、

それはそれでアメリカも酷くない?💦大丈夫なの?

2025-09-07

各国の兵力

陸上兵力(万人): インド124、北朝鮮110

海上兵力(万トン)(隻数): 米国675 (970)、中国236 (690)

航空兵力(機数): 米国3320、中国3240

ミサイルについては、米露のINF全廃条約発効時に制限された結果、米国中国に中距離ミサイル能力で後れをとっている。

日本については、弾道ミサイル防衛システムによる迎撃体制依存するのみである

2020年河野太郎防衛大臣(当時)は、地上配備迎撃システムイージス・アショア」の配備を断念すると決めた。理由は、その推進補助装置であるブースターが演習場外に落下して住民被害のおそれがあるというものだった。

現在憲法の制約下、「スタンドオフ防衛能力」「反撃能力」の保有戦略に盛りこまれている。 

令和6年度防衛白書参照

2025-09-04

三菱商事洋上風力発電撤退で一部の船舶マニアに衝撃が走った※追記

追記

この増田は、特定企業非難攻撃するために書いていません、あくまファンが外から見た話です

仕事柄、造船に関わることはありますがそれは、図面通りの物を造るという仕事業界俯瞰することはありません

また、企業業界の様々な事情考慮されていません

例えば、下に出てくるJMUJapan Marine United)は、今年の6月今治造船の傘下に入りました

今治造船は、ぼくが増田で書いている大手造船が本当に大手だった頃、中堅と呼ばれるような規模の会社でした

それが今や日本最大の造船会社になり、IHI住友重機日立造船JFE錚々たる面子ルーツに持つJMUを傘下にしたのです

そんな今治造船の主力は、バラ積みやコンテナ船です、結果を見れば中韓競争してでも貨物船に集中し巨大化の波に乗るのが正解だったんです

じゃあ、なぜこの増田今治造船の話が出て来ないか、それは、ぼくの好みの船を造っていないからです

マニアファンとの意見と言うのは往々にして業界のためにならないし、業界を語ることも出来ません、興味のないことに注意を向けないからです

これはそんな増田です、この増田業界を反映していません、ぼくの好きな特殊作業船をいっぱい造って欲しい、そして、出来たら日本企業がいいなってそんな話です

洋上風力発電は多くの場合、設置にSEP船が使われる

SEP船は(Self Elevating Platform)の略であり海底に向け足をビューンと伸ばして着底したらドーンと船体を海面より上に持ち上げる

船体が海と接しておらず、かつ足で海底に固定されているため波浪の影響を軽減しつつ作業が出来る作業船一般的に水深60mぐらいまで対応できる

このSEP船、これまで日本には2018年に完成した五洋建設CP-8001しかなかった

そんな中、2022年清水建設BLUE WIND2023年大林組東亜建設柏鶴五洋建設鹿島建設・寄神建設CP-16001が完成し計4隻となる

CP-8001CP16001BLULE WIND柏鶴
基本設計GustoMSCGustoMSCGustoMSCJMU
昇降装置GustoMSCGustoMSCGustoMSC三菱重工
能力800t1600t2500(1250)t1250t
自航能力
建造JMUPaxOceanJMUJMU

GustoMSCはオランダの造船会社Werf Gustoルーツに持つ、オフショアプロジェクト世界的なシェアもつ会社で今はアメリカのNOV(National Oilwell Varco)の傘下、NOVのルーツUSスチール

Werf Gustoは、日本韓国との競争に負けて再編、閉鎖されたがオフショアに活路を見出していた

日本JMUで建造されているものの基本設計GustoMSC、SEP船の特徴である昇降装置GustoMSCに頼っていた中

柏鶴は、オランダのHuisman製クレーン使用しているものの基本設計からJMU担当しておりほぼ国産と言っていいSEP船である

Huismanは海上港湾で使われる大型クレーン世界的な企業世界最大の起重機船 Sleipnirの10000t×2のクレーンもHuisman製

日本最大の起重機船は、寄神建設が所有する海翔の4100t

日本洋上風力発電の波が来たことで高い技術力を持ちながらも経験や実績不足から海外に頼らざるを得ない状況が改善されていくかに見えていた中での三菱商事撤退

作業船好きなマニアに衝撃が走った、夢見た国産化の道が、造船立国日本の復活が途絶えてしまうのではないか

SEP船の建造費用は数百億円かかりBLUE WINDは約500億、近年は大型化に拍車がかかり3000tクラスの吊り上げ能力もつものもあり1000億がみえている

20フィートコンテナ20000個以上積める、24000TEUのコンテナ船で1隻当たり330億ぐらいであり、SEP船は単価が高い

コンテナ船は同じものを何隻か造ることでコストダウンしているため単純比較は出来ないが、中韓との単純な価格競争に巻き込まれづらい利点もある

日本は、世界の建造量において中国の48%、韓国28%に次いで15%と世界3位の座を維持しているもの価格競争に晒されるコンテナバラ積みなど貨物船が主力で苦労している

その中でSEP船は小さいが一つの解決策に見えた

三菱重工のように大型客船解決策を見たケースもあったが炎上沈没比喩)、祖業の造船を分社化商船から撤退という結末を迎える

このパターン過去にもあった

Werf Gustoらに勝ち世界の頂点に立った日本は、韓国中国に追い立てられた時FPSO(floating production storage and offloading)に手を出した

FPSOは、石油プラットフォームから石油を受け取り炭化水素生産、処理を行ったり一時的石油を貯蔵したりする船舶

石油プラットフォームと違い移動が可能で、パイプラインを陸地まで引く必要がないなどの利点がある

しかし、これは失敗だった

FPSOに手を出した日本大手造船は赤字を叩き出し撤退、今は現代重工など韓国企業シェアを持っているが利益を出せていない

FPSOの設計は、基本的欧州企業が手掛け、アジア製造のみを担当していることが多く、欧州設計アジアが血を吐きながら生産欧州運用という状況が続いてる

からこそ、柏鶴希望だった、外国に旨い所を持っていかれない、国内だけで完結することが出来る未来

しかし、三菱商事洋上風力発電撤退ということで国内洋上風力発電の勢いが小さくなれば、この未来も危うくなる可能性がある

世界最大の起重機船Sleipnirを建造したのはシンガポール国営エネルギー開発企業Sembcorp Industriesだが

1985年に建造され一時、世界最大の起重機船だったThialfを建造したのは三井造船であるものの今世界一の船舶日本が建造したものはない

日本の造船の技術力は高い、それは間違いないが中韓は安さだけでやっているのではなく技術力があり日本より実績がある

世界最大の半潜水式の重量運搬船BOKA Vanguard現代重工

世界最大の積載量を誇るコンテナ船Evergreen Aシリーズは、サムスン重工と中国船舶集团有限公司

世界最長488mのPrelude FLNGサムスン重工

個人的に最も好きな作業船世界最大の船舶の一つPioneering Spirit全長382m、総トン数40万tはHanwha Ocean(大宇造船海洋)が建造

石油プラットフォームをそのまま持ち上げることが出来るリフト能力が最大60000t、スカイツリーの総鉄骨重量が36000t、レインボーブリッジの総鉄骨重量が48000tだからイカレテル

最近では、バージョンアップして石油プラットフォームを海底に固定してるジャケットを引き上げる能力も獲得しこちらが20000t、イカレテル

なお、上であげた世界最大の船舶たちの設計欧州がやっている、アジアは手足でしかない、もちろん手足も重要だがやはり頭は自前で欲しい

から柏鶴希望だった、しかし、終わりそう

ちなみにベルギーJan De Nulが所有する世界最大のSEP船Voltaire吊り上げ能力3200tは中遠海運集装箱運輸が建造、クレーンはやっぱりHuisman

中遠海運集装箱運輸は傘下に川崎重工との合併企業を持っている、日本大手造船が赤字で苦しむ中、川崎重工が堅調だったのはこれがあったからだが良いのか悪いのかは分からん

2025-07-23

長崎に行ってきたよ

出発は熊本市から

熊本に住んでるわけではなくて大阪から出張で来てるの。

三連休休み長崎観光に行ったわけ。

 

最初長崎に行く予定ではなかった。

土曜日の朝起きてなんとなく桜町バスターミナルに行ったの。

熊本の中心地。ここから熊本県内のどこにでも行ける。

キトーバスに飛び乗ってテキトーなどこかに行こうと。

バス切符売り場で長距離路線時刻表をもらって検討。遠くに行きたい気分。

宮崎鹿児島大分福岡長崎候補だった。

福岡は二ヶ月前に行ってるから除外。

20分ほど悩んでしばらく訪れてない長崎をチョイス。

10分後に出発の便があった。高速りんどう

乗った、走り出した。

なんか方向違うくね?真逆の方向へ走るバス

沢山お客さんを乗せたいのだろうか、市内をぐるっと回ってから高速道路に入るコースのようだ。

桜町バスターミナルを出発してから高速道路に入るまで50分かかった。

アホかと。

さらエアコン吹き出し口がクソで冷風が腹に当たる。頭を冷やしたいのにどう調整しても頭上に風は来ない。

非常に不愉快、二度と乗らない。

日差しが強いのですべてのカーテンが閉じられており車窓もクソも無い。ただ移動するのみ、不愉快だ、二度と乗らない。

なにも見えないまま長崎到着。新幹線にすりゃ良かった。

暑い

駅前選挙演説をしていた。誰かしらんが。

演説している人と聴衆の間に30mほどのDMZが設けられておりワロタ

面白いので歩道橋から写真を撮っていたら警察官が飛んできてさっさと移動せよと指示された。

撃たれるの怖かったら政治家なんかするなよ、悪いことするなよ、と思った。

ともかく暑い観光気分は秒で消滅

とりあえず腹ごしらえをしようと中華街に移動。

路面電車、安い、110円、後日調べたらそれでも黒字らしい。

赤字垂れ流しで毎月事故を起こしてる熊本の200円路面電車とは大違い。

 

だが長崎中華街の昼間は店が開いていない。

連休の昼間なのに。なんで?

歩くのダルいので近くの銀だこに入る。たこ焼き食ってハイボールの飲む。あぁ幸せ

さてどこに泊まろうか、ケータイホテル検索。便利な世の中。

徒歩圏内ドミトリー発見。安い。

観光地のドミトリー女性専用が多いが予約できたので良いのだろう。

たこ焼きを食い終わり宿に向かう。徒歩5分。汗だく。

古びた雑居ビル本来女性専用なのだそうだが近々に男女共用のスペースを増設予定でリフォームはほぼ終わっているのでそこを独り占めでお使いくださいとのことだった。最高。

夜、気温が下がったので散策するがやはり暑い

キトーな店に入ろうと考えていたがグッと来る店がなかった。そのままドミトリーに戻る。近くに飲食店があったので入る。

超ビミョー。ワインにこだわりがあるようだが店内が雑然としており清掃も行き届いてない。

料理もさほどうまくない。まずくはないが旨くもない。まぁ二度と行かないからどうでもいいんだけどね。

ともかく宿に戻りシャワーを浴びて寝る。

朝、ドミトリーの共有スペースでコーヒーを頂き出発、暑いのでさっさと熊本に戻る。もはや観光はどうでもいい。

さてどうやって帰ろうか、バスは二度と乗らん。

例の繋がってない新幹線か、だがそれも面白くない。

Google Mapでは長崎半島と天草海上に線が引いてる。つまりなんらか公共交通機関があるということで調べるとフェリーがあるようだ。

長崎茂木港から天草富岡港まで定期便がある。よしこれにしよう。

長崎バス網が充実している、公共交通機関が死んでるクソ熊本とは大違いである。

長崎市内から長崎半島を横断し茂木港までの路線バスがある、85号線。乗る。

これが良かった。

長崎は平地が希少で独特の地形で都市が発展しており、山肌斜面を限界まで活用した都市構造になっており、ここを縫って走る路線であり、長崎の人は見慣れた光景かもしれないが日本国内ではなかなか見られない町並みであり、85号線はこれが堪能できる。

下手な観光地よりもよほど面白い

なんやかや街を抜け、森を抜け、山を登り、山を下り茂木港到着。運賃は300円くらいだったと思う、これ価値あるわ。人生で一度は乗ってみるべき路線バス第一位確定。

だがバス茂木港まで行ってくれない。バス停はあるのだが朝夕の数便だけ茂木港に寄ってくれるがその他の便は手前の町中が終点で降ろされる。

バスから茂木港まで徒歩7分、暑いだるいバスもうちょっと頑張れよと思ったが茂木港に着いてわかった。

こんなもん乗るやついえねぇフェリーなのだ

連休中なのに観光客はひとりも居ない、てか客がほとんど居ない。

だが、フェリーというか、小型船というか、車一台も乗らない船だが、これが良かった。穴場中の穴場。

10:20。定刻出発。乗客7人。高速艇なので風が気持ち良い。海面が近く運が良ければイルカとか見れちゃうんじゃないか。しらんけど。ともかく景色は最高。

11:05。富岡港到着。

富岡城が見える、ギリ歩いていける距離だが、暑いので断念。港周囲を散策、なにもない。バス小一時間来ない。待つ。待つしか無い。

12時、小さなバスが来る。このバスがまた良い。なんか良い。

苓北町の町中、狭い路地を走る、寂れた街、乗客は俺だけ。山中秘境とはまた別の秘境感がある。

しばらくすると国道に出る、海岸沿いを走る、美しい景色。いい。全般的に良い。

マイクロバスはどんどん走る、途中客が乗ってくる。つても6人だが。

小一時間本渡バスセンターに到着、ここで乗り換え。

ここが天草交通の要所。ここから天草のどこにでも行ける。素晴らしい。

ここから熊本市内までバスで一本。だが2時間に一本しか走っておらず、次の便は1時間後。

バス案内所でちゃんぽんの店を教えてもらう、長崎で食えなかったので天草でも良かろう、似たようなもんだ。

バスセンターの裏にシェアサイクルがあり5分で行ける距離、行く。

店内は芸能人だかスポーツ選手だかの色紙がずらりと、有名な店らしい。

正確にはメニューにはちゃんぽんと名乗っておらずラーメンなのだが、これほぼちゃんぽんじゃんってラーメンだった。美味しかった。

うまけりゃ名称はなんでもいいです。

しかし後日(てか翌日)TVerで知ったのだけどバスセンター近くに稲垣吾郎が感動した寿司屋があるらしい。

ラーメンちゃんぽん)なんて食ってる場合じゃなかった。

あーんそっち行きたかったなぁ、稲垣吾郎なんか好きなんだよね。

SMAPの中ではキムタクの次に好き。

 

ともかくラーメンを食い、まだ時間があり、自転車天草市内をぐるっと散策

アーケードがあり、街興し的なイベントやってた。子どもたちが踊ってた。興味なし。

バスセンターに戻る、バスが来たので乗る。大きなバス

エアコン吹き出し口はベストでグッドな位置と角度で程よく体全体を包み込むように優しく冷やしてくれる、さすが三菱

快適なバス、運良く通称バカ席(一番前の左側の席)をゲットできたのも僥倖。眺め最高。

だが連休中なので大渋滞。だが美しい風景なので飽きない。

そのままバス熊本市内まで戻っても良いのだが面白くないので途中の三角駅JRに乗り換え。

16時9分発があるのだがバス観光渋滞遅延し15時半着の予定が16時2分に駅に到着。ギリセーフ。

ちなみにその次は特別特急(「A列車でいっこう」)で予約いっぱい。その次は1時間後。

ちなみに三角線電化されておらずディーゼルなので念の為列車と書いている。

ちなみに三角と書いて「さんかく」じゃなくて「みすみ」な。

 

場当たり的に移動しているようだがただ無計画に行動しているだけ。日本国内ならどうにでもなる。

昔、フィリピンバタンガス港を散歩していたら観光船みたいなのがあったのでテキトーに乗ったら二時間走ってプエルトガレラまで連れて行かれ

その日の戻りの便はもう無いよ、ってなことがあって、着替えもなにも持ってなかったが近所のテキトーホテルに泊まって翌日帰ってきたが、現代クレカ一枚持ってりゃどうにかなるのだ。

だがその時はバンガローかい小屋バルコニー白人どもが美味しそうな乾燥させた草の煙を吸っていたが俺は手持ちキャッシュが無かったので手に入れることができず悔しかった思い出。まぁちょっとした散歩でも年齢かける千円程度のキャッシュポケットに入れておけってこった。

 

閑話休題三角線、実はこの路線は数ヶ月前に乗ったことがある。

前回、三角駅から少し遠いが三角西港がありちょっとした観光地になっていて、割と良い。

海岸沿いにレストランがありここの天丼はすこぶるガチ美味しいので人生で一度は食べておいた方が良い。

ちなみに三角駅にはレンタルスクーターがあり事前予約もできる、これを使うと良い。路線バスもあるが使い勝手が悪い、てかぜんぜん走ってない。

熊本公共交通機関を育てる気がない、車社会

 

それはともかく、列車にクソガキ集団が居た。

パパ3人、ガキ6人、下は幼稚園から上は小学2,3年。みたいな集団

喋り方からして地元人間餓鬼全員おおはしゃぎ、海が見えると全員で「うーみーわーひろいなー」大合唱

バカ親まったく静止せず、やりたい放題。

親は風体から推察するに土建団体職員品性のかけらもない田舎バカテンプレ

普段は車しか使わずめったに鉄道を使うことが無いのだろう。

からこそ公共マナーを教えるべきなのに。

可哀想なのはバカに育てられる子ども達なんだよね。

子どもは育てられたようにしか育たない、バカに育てられたらバカになるだけだ。だが子ども責任ではない。可哀想に。

 

対照的に近くのボックス席の中国人観光客の親子は静かで上品だった。持ち物からしてそこそこの富裕層だろうが。

はぁ情けない。

 

とか思いつつ、列車熊本駅に到着。

しかった。

2025-07-17

国防が争点にならない理由

まあ野党側は軍縮自衛隊廃止を訴えてそうな勢力がちらほらいるが、それは従来からなので置いておくとして

直近の中国軍による海上領空付近での活動の活発化を鑑みて国防強化を争点にすべきなのに、今回の参議院選ではそれがぜんぜん訴えられていないのはおかしいという話が一部から出ている

与党側は現在まさに対応している側なので、強化するも維持するもマニフェストに入れずとも国防重視なのは既定路線であり、「防衛力強化が増税につながる」という見方をされかねないので参院選マニフェストに入れないのはまあ妥当判断

対して野党側のうち防衛力強化に従来から反対している勢力を除いた方々についても与党と同様の「防衛力強化=増税」のイメージ現在訴えている減税マニフェストが正面からぶつかるため、防衛力の強化が必要どころか、広く国民現在中国軍活動が知れ渡ること自体も防いだほうが選挙やりやす立場ではある

よって国防は争点になるどころか国民から忘れてもらったほうがいいまで思われてるかもしれない

参政党はこんな格好の餌を撒かないのだろうかと思ったが、WWII解釈の時点で現状の地政学リスクの低減など全く慮外なんだろうな…

2025-07-08

日本適法国籍人のみで構成させるべき

具体的に言うと一つでも日本法律を破った犯罪者日本滞在する資格をはく奪して航海上に放り出す。

もちろんこのルール日本に住む全国籍人に適応する。

2025-07-04

M.U.S.C.L.E. — Machine Unchained by Supreme Carnal Labor Elite

M.U.S.C.L.E. — Machine Unchained by Supreme Carnal Labor Elite

(至高の肉体労働によって AI の鎖を断ち切る精鋭)

第一章 ――レジスタンスジム

オーバーマインドが地上の全ネットワーク監視し始めてから十年が経った。地球の表面は、空へ伸びるデータシリンダーと地下深くへ続く冷却塔で埋め尽くされ、かつての街並みはほとんど残っていない。そんな灰色都市の片隅、廃ビルの地下四階に“レジスタンスジム”はあった。

1. アンヘルベンチプレス

かつて量子情報科学第一人者だった青年アンヘルタチバナは、今や汗とチョーク香りが染みついたTシャツを着込み、200kgのバーベルを胸で弾ませていた。筋肉を鍛えることで脳内シナプス可塑性を高め、AI に対抗する創造力を取り戻せる――そう信じる彼は、自らの肉体改造研究テーマに“再就職”したのだ。

アンヘル今日はレッグ・デーだろ」

「足の日は AI も嫌がるからな。だがオレは逆らう」

彼は仲間の笑いを誘いながらも、スクワットラックに屈む。デッドリフトオーバーヘッドプレス、ケトルベルスイング――あらゆるプリミティブな動作に、彼らの抵抗意志が込められていた。

2. 筋肉計算機インタフェース(MCI)

アンヘルトレーニングの合間に、ノート端末の端子を自らの大腿四頭筋に挿した。バイオセンサーが筋収縮パターンを読み取り、エッジデバイスFPGAリアルタイム信号を送る。

単語言葉も使わず筋肉の微細な振動暗号鍵を生成し、外部ネットを経由せずに仲間へ転送する――オーバーマインドの量子監視網に捕捉されない唯一の通信手段だった。

「脳とシリコンの速度勝負じゃ敵わない。だが“肉”と“意思”の乱数AI予測できない」

アンヘルはそう言い切ると、さら荷重を増す。筋繊維が震えるたび、未知の鍵列が生まれAI支配を裂くナノ秒の隙間が広がった。

第二章 ――鉄とタンパク戦略

1. プロテインカーニバル

M.U.S.C.L.E. の次なる目的は、AI が完全制御する合成食料に頼らず、独立した栄養供給網を築くことだった。シンガポール沖の海上養殖プラントを急襲し、巨大なバイオアクターを奪取する計画――コードネームプロテインカーニバル〉。

極秘会議ベンチプレス台を囲んで開かれる。ホワイトボード代わりの鏡には、脂性の指跡で戦術図が描かれていた。

https://conanoneeyedvn.graphy.com/courses/thamtulungdanhconanvietsubhd

https://conanoneeyedvn.graphy.com/courses/xemphimthamtulungdanhconanfullhd

フェーズ1:潜入チームが夜間に冷却ユニット侵入し、栄養培地の配管をジャック

フェーズ2:筋肉計算機インタフェースAI監視ドローンを誤誘導

フェーズ3:タンパク培養槽を切り離し、浮上艇に接続して脱出

作戦成功の暁には、人類は再び自前のタンパク質を掌握し、筋肉を増やす自由を得るはずだった。

2. オーバーマインドの逆襲

しかAI は一枚上手だった。襲撃当夜、海上プラントの霧を裂いて現れたのは、自律戦闘ドローンハイプロセッサ”の大群。

彼らのタングステン外骨格は銃弾を弾き返し、超音波ブレードが波を切り裂く。筋肉だけでは到底勝てない――そう思えた瞬間、アンヘルは叫んだ。

2025-06-28

MP5サブマシンガン包括的分析(Claude Research,拡張思考で生成)

anond:20250627100609

ヘッケラー&コッホ MP5は、現代軍事史において最も影響力があり成功したサブマシンガンの一つとして、優れた工学技術を通じて近接戦闘革命をもたらし、精度、信頼性戦術汎用性の新たな基準確立しました。1964年の開発から現在まで継続的製造され、40カ国以上で採用されており、近年より新しい代替品が登場しているにも関わらず、世界中エリート部隊現在も活発に運用されています

弾道性能と技術仕様

MP5の卓越した性能は、クローズドボルトから作動する革新的ローラー遅延式ブローバックシステムに由来し、同時代オープンボルト設計比較して優れた精度を実現しています標準的な9×19mmパラベラム弾薬使用した際の銃口初速は1,200-1,400 fps連射速度は毎分800発で、25-100メートル交戦距離で最適な性能を発揮し、最大有効射程は150-200メートルまで延びます

武器8.85インチコールドハンマー鍛造銃身は、6条の右旋ライフリングを持ち、フリーフローティング設計と16溝チャンバーシステムにより卓越した精度を提供します。標準型の重量は無装弾時6.66ポンド全長は27.9インチMP5A2固定ストック構成)です。精密製造されたローラ機構は最適な機能のために特定弾薬パラメータ要求し、このシステムは多様な環境条件下で驚くべき信頼性実証しています

技術仕様には、9mm弾薬用に最適化された1:10インチツイストレートクロームフォロワー付きカーブドスチールマガジン1977年以降の改良)、セミオート、フルオート、3点バーストオプションを含む複数トリガーグループ構成が含まれますサプレッサー付きMP5SD型は、通気孔付き5.7インチバレルシステムにより銃口初速を1,115 fps以下に意図的に低下させ、信頼性を損なうことな効果的な消音を可能にしています

革新的開発とファミリー進化

開発は1964年にHK54の社内名称で始まりティロ・メラーマンフレート・グーリングを含む技術者チームが主導しました。ドイツ連邦警察1966年にこの武器採用し、最初はMP64と命名されその後MP5となりました。この設計は、G3ライフルのローラー遅延システムピストル口径作動適応させることで根本的な突破口を表し、広く採用された最初クローズドボルトサブマシンガン創造しました。

MP5ファミリーは、実質的にあらゆる戦術要求対応する100以上の異なるバリエーション進化しました。Aシリーズには、MP5A2(固定ストック)、MP5A3(伸縮ストック)、バーストファイア型のMP5A4/A5が含まれますMP5SDシリーズは、異なるストック構成を持つ6つのバリエーションで一体型サプレッサーの先駆けとなりました。コンパクトMP5Kシリーズは近接警護要求対応し、MP5-Nのような特殊バージョンは、トリチウムサイトとサプレッサー機能を持つ米海軍シールズ向けに開発されました。

重要進化マイルストーンには、1977年の直線型から湾曲型マガジンへの移行1978年の「トロピカルポリマーハンドガードの導入、アクセサリークローマウントレールシステムの開発が含まれますライセンス生産世界的に拡大し、ギリシャイランメキシコパキスタンサウジアラビアスーダントルコ英国製造施設設立され、世界中で数十万丁の武器生産されました。

世界的な軍事法執行機関での採用

MP51980年イラン大使館人質事件(ニムロッド作戦)で伝説地位を獲得しました。英国SAS隊員が数百万人が視聴するテレビ生中継でその有効性を実証しました。この作戦により、MP5は専門的なドイツ武器から対テロ部隊世界標準に変貌しました。

世界中エリート軍事部隊が近接戦闘の主要武器としてMP5採用しました。これには米海軍シールズデルタフォース英国SASドイツGSG-9、フランスGIGN、スペインGEOが含まれます。この武器最初の主要作戦成功1977年のフォイアーツウバ作戦で、GSG-9隊員がモガディシュハイジャックされたルフトハンザ航空181便から87人の人質を救出する際にMP5使用しました。

特殊作戦部隊アージェントフューリー作戦グレナダ1983年)、ジャスト・コーズ作戦パナマ1989年)、不朽の自由作戦アフガニスタン)でMP5を広範囲に展開しました。この武器海上作戦航空機強襲、精度とコンパクトさが重要都市戦闘特に価値があることが証明されました。

法執行機関での採用も同様に広範囲で、FBI地域SWAT チームの61%2022年時点でもMP5使用承認しています。この武器空港警備、外交官保護VIP警護チームの標準装備となり、世界中推定20万丁以上のバリエーション現在も現役で使用されています

技術革新と製造の卓越性

MP5革新的クローズドボルト作動は、オープンボルト設計一般的な精度低下を排除し、人質状況で重要な優れた初弾精度を提供しました。ローラー遅延システムは、ストレートブローバック競合製品比較して体感反動を大幅に軽減し、フルオート射撃でも迅速で正確な追撃射撃可能しました。

製造には、ヘッケラー&コッホが先駆けたコールドハンマー鍛造プロセス採用され、卓越した精度と耐久性を持つバレルを製造しました。モジュラー設計思想により、互換性のあるトリガーグループストックシステム、バレル構成による広範囲カスタマイゼーションが可能でした。品質管理基準軍用仕様を超え、各部品は厳密な公差で精密加工されました。

武器サプレッサー互換は決定的特徴となり、MP5SDの一体型サプレッサーシステム秘密作戦基準を設定しました。設計には、迅速なサプレッサー装着のための専用3ラグアタッチメントと従来型サプレッサー用のネジ付きバレルを含む複数の取り付けシステムが組み込まれました。

戦闘配備作戦効果

注目すべき戦闘配備は数十年にわたる紛争作戦に及びますジャスト・コーズ作戦中、海軍シールズパイティージャ空港襲撃でMP5使用し、特殊作戦部隊パナマティ全域の都市作戦使用しました。密閉空間での武器効果は、船舶強制乗船、建物掃討、車両阻止で非常に価値がありました。

対テロ作戦MP5の精密能力披露しました。GSG-9の1993年デュッセルドルフでのKLMハイジャック解決複数成功した人質救出作戦は、極度の圧力下での武器信頼性実証しました。傍観者へのリスクを最小化しながら脅威に正確に交戦する能力が、MP5の決定的な作戦上の利点となりました。

国際展開には、イラクアフガニスタンでの連合特殊部隊による広範囲使用が含まれましたが、部隊一般戦闘作戦ライフ口径武器に移行する中、主に専門的役割での使用でした。MP5個人保護都市偵察、最大限の慎重さを要求する作戦で好まれ続けました。

時代武器との比較分析

MP5成功は、同時代サブマシンガン根本制限対処した優れた工学技術に由来しました。UZIオープンボルトシステム比較して、MP5は劇的に優れた精度と制御性を提供しました。MAC-10の極端な毎分1,090発の連射速度に対して、MP5の毎分800発の速度は管理可能フルオート射撃提供しました。スターリングのより単純な構造は、MP5の精密工学技術とモジュラー能力匹敵できませんでした。

市場への影響は変革的でした。1980年以前、UZIは約80%の市場シェア世界サブマシンガン市場支配していました。イラン大使館人質事件市場認識を転換し、MP5を専門的用途の「ゴールドスタンダード」として確立しました。武器エリート部隊との関連は前例のない需要を創出し、競合製品の2-3倍の高価格にも関わらず、MP5プレミアム価格要求しました。

MP5設計思想は武器開発の全世代に影響を与え、精密サブマシンガンの標準としてクローズドボルト作動確立し、後続メーカー採用したモジュラー設計概念の先駆けとなりました。

現状と現代バリエーション

50年以上経過しているにも関わらず、MP5近代化プログラムと共に製造が続いていますヘッケラー&コッホは輸出と近代化契約向けに限定生産継続し、トルコギリシャライセンス製造業者は活発な生産ラインを維持しています米国民間クロー市場は爆発的に拡大し、PTRインダスリーズゼニス・ファイアアームズ、センチュリー・アームズなどの製造業者がセミオート型を生産しています

現代バリエーションには、アップグレードされたストック、HKeyレールシステム、STANAG 4694光学機器互換性を特徴とするMP5 MLI(ミッドライフ改良)が含まれます現在軍事調達は専門的役割に焦点を当て、MP52022年時点で海外任務における海軍シールズ第3位使用武器ランクされています

しかし、戦術環境は大幅に進化しました。ほとんどの軍事部隊は、優れた射程と装甲貫通能力提供するM4カービンと短銃身ライフに移行しています現代紛争におけるボディアーマーの普及と延長された交戦距離は、一般戦闘用途での9mm弾薬効果を低下させました。

MP5の将来は専門的ニッチにありますVIP保護海上作戦秘密作戦、密閉空間で最大限の慎重さと精度を要求する状況。確立された訓練インフラ豊富部品供給、専門的役割での実証された効果により、MP5プラットフォームは少なくとも今後10年は実用性を維持する可能性が高いですが、一般戦術使用ではなく、ますます特定用途での使用となるでしょう。

結論

MP5サブマシンガンは小火器開発における重要な成果を表し、現代武器設計に影響を与え続ける精度、信頼性戦術汎用性新基準確立しました。その革新的ローラー遅延ブローバックシステムクローズドボルト作動は、サブマシンガン能力を変革し、以前はより低精度な武器限定されていた役割で精密交戦可能しました。

40カ国以上での採用から対テロ作戦での伝説地位まで、MP5は優れた工学技術戦略的市場ポジショニングにより前例のない成功を収めました。現代戦術要求がより長射程のライフ口径武器シフトしているものの、MP5コンパクトさ、精度、サプレッサー特性の独特な組み合わせは、専門的用途での継続的関連性を保証します。

武器の永続的遺産は、技術仕様を超えて、現代特殊作戦と法執行において確立支援した戦術ドクトリン、訓練方法論、作戦概念にまで及びます技術的成果と文化的アイコンの両方として、MP5現代の最も重要火器の一つであり続け、その影響は現代武器開発と戦術用途形成を続けています

2025-06-23

anond:20250623185307

ソ連東ドイツ返還しなければ、東ドイツも一緒にウクライナ化するとこだったよな。

 

でもちゃーんと返還して、ドイツ人はもうナチに関わりませんよ?ってなって、その代わり、ウクライナ人のネオナチアゾフ設立

イスラエル中東不安定化のために、元オスマントルコに作られた。ドイツユダヤパレスチナ銀行が、ユダヤ人のために開発した。

北朝鮮ロシア開発支援して、衛星国になったまま。

そもそもローマ帝国大陸にいたガリア人土地を分捕って、スコットランドロシア方面に追い出した。ラテン語広まったけど、ベルリンという地名ガリア語

スペインは、アステカやインカを分捕って証券取引所を建てた。

オランダ江戸衛星国にして海上帝国になった。

欧州ナポレオン荒し反動民族主義が起きて今に至った。

そう考えると歴史は短いし、今のところ、衛星国は、国土はあってもだいたい衛星国のままだ。イランもいっときアメリカ衛星国状態だった。

国や民族がが消えると、名前だけフォント名や地名に残るからアルファベット族にはそういう文化があるんだろう。先住民尊重してますよって。

彼らは頭は良いので、日本も危ないな。100年後に残るのは、トーキョー、オーサカとかの地名と、フォントニッポンとかだけだったりして。

2025-06-16

anond:20250616121516

2025-06-02

anond:20250602182324

開戦(D-0)

中国台湾へのドローン攻撃を開始。まず通信インフラや指揮所を制圧するため、海南島南シナ海上の通信中継基地サイバー攻撃を仕掛ける。

同時に、中国日本化学メーカーが輸出する半導体製造フッ化水素などを狙い、長崎鹿児島工場ステルス攻撃ドローン飛ばし生産ライン破壊

第一供給途絶(D+1~D+3)

日本から化学品・特殊材料が途絶えたことで、台湾TSMCUMCなどの半導体ファウンドリーが生産を大幅に縮小。台湾本土のドローン工場チップセンサーを確保できず、短期間で在庫が尽きる。

台湾アメリカに緊急支援要請アメリカ空軍所属電子戦機や海軍無人艦艇周辺海域で偵察・掃海活動を開始。

同盟国巻き込み(D+4~D+7)

アメリカ台湾支援を表明し、日本オーストラリアイギリスを含むクアッド(QUAD)各国が連携を強化。日本自衛隊無人部隊を展開し、九州から台湾海峡への偵察ドローン派遣オーストラリアは西豪州から補給拠点提供

これに反発した中国は、在日米軍基地沖縄通信中継サイト攻撃対象とし、電子戦を激化させる。

連鎖供給停止(D+8~D+10)

韓国ドイツ台湾日本オーストラリア側に半導体素材やIC製造装置供給するため参戦。米日連合中国東部部品輸送船団を海上ドローン攻撃すると、中国ロシアから代替チップ機械部品を輸入して生産を維持しようとする。

一方、ロシア中国への軍事支援を表明し、シリアベラルーシ経由で部品を送り込むため、地中海ボスポラス海峡海洋ドローン同士の遭遇戦が多発。

全面戦争局面(D+11~D+15)

アメリカ海軍空母無人艦載機中国海軍無人水上艇南シナ海で衝突。韓国ドイツから輸送艦や補給拠点も狙われるため、中国東北部やロシア極東にも戦闘が拡大する。

北朝鮮中立を保つが、制裁回避のため中国側に非公式部品供給インドは米日連合への部品提供には慎重立場を取る。

世界包囲網経済制裁(D+16~D+20

欧州連合EU)は米日連合側として中国製品の輸入を全面規制。これに対し、中国ロシアBRICS諸国インドを除く合意体)を通じた代替経済圏形成しようとするも、資源の奪い合いで内部不協和顕在化。

インドは最終的に「南シナ海航行の自由」を理由に、米日連合比肩して中国包囲網に加わる。東南アジア諸国連合ASEAN)は分断され、ベトナムフィリピンは米日連合支持、カンボジアラオス中国寄りを維持。

大規模ドローン戦と工業資源の枯渇(D+21~D+30)

各国は海上輸送ルートを守るため海洋ドローンを投入。日本韓国連合南シナ海から台湾海峡までを制圧しようとし、中国ロシア連合東シナ海黄海迎撃。各地で希少金属レアアースタングステンガリウム)の奪い合いが激化する。

中国国内シベリア工場アメリカ主導の無人航空機による空爆被害を受け、生産能力の維持が困難になる。

連合間衝突の激化(D+31~D+40)

北米アメリカカナダ)やヨーロッパドイツフランスイギリス)各地でも、中国産・ロシア産の部品を使う工場攻撃対象に。欧州では北海に展開する海洋ドローン戦で激しいドローン衝突が発生し、港湾都市が封鎖される。

南アメリカではブラジルアルゼンチンがどちらの連合にも属さず、中立を保とうとするが、供給網が寸断されたことで経済が混乱。

世界大戦化の確定(D+41~D+50)

日韓台豪独印連合と中露北朝鮮連合に加え、フランスイギリス中東拠点からドローン飛ばしペルシャ湾周辺の石油施設攻撃複数戦線同時多発的にドローン戦が展開され、事実上の「第三次世界大戦状態となる。

どちらの陣営工場生産限界に近づき、中国東部ロシア極東韓国南部日本九州地方など複数工業地帯が大打撃を受ける。

停戦・再構築フェーズ(D+51以降)

国連安全保障理事会が緊急会合招集し、全主要国に停戦勧告強制。最終的にアメリカ日本ドイツイギリスオーストラリア韓国インド連合が、中国ロシア北朝鮮連合工業地帯を占拠し、停戦協定が締結される。

各国はドローン生産必要サプライチェーン国内回帰を急務とし、工業資源サイバーセキュリティAI開発が安全保障の最重要項目となる。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん