はてなキーワード: スティルトンとは
気づけば冷蔵庫はチーズだらけ、けれど最初はただの偶然だった。
本格的に沼に落ちるきっかけは、地元のイタリアンで食べたモッツァレラ。
それまではピザやパスタの具として「何となく旨い」くらいに思っていた。
でも、ある日、皿に乗ったカプレーゼの白いモッツァレラをフォークで切った瞬間、
口に入れたら、柔らかさと淡い塩気、ほんのりした甘みが混じって、
「これ、牛乳の延長じゃない。別物だ」と脳天を砕かれた。
今まではスーパーのプロセスチーズしか知らなかった俺が、その一皿で世界が広がった。
「本物」を知った瞬間だった。
それから家でも試してみたくなり、スーパーで水に浸かって売られているモッツァレラを買った。
最初はちょっと高いな、でもどうしても再現したくて、家でカプレーゼをつくった。
結果は、正直、レストランみたいに仰天はしなかった。
スーパー品は日持ち重視で固め、塩気も控えめ。でも、「プニ感」と淡い味わいには感動。
「モッツァレラはイタリアでは水牛乳が主流」「本場はもっとモチっとしてる」
北海道や輸入物の値段にビビりながら、勇気を出して新しい銘柄を買ってみる。
何種類か試すうちに、モッツァレラの奥にカマンベール、ブリー、ゴーダ、パルミジャーノが並んでいることに気づいた。
そして2週間後、デパ地下で「カマンベールはおつまみに最高ですよ」と店員に勧められ、
今度はフランスチーズに手を伸ばすことになる。そのまま、白カビ、青カビ、ハード――
どんどんチーズの世界が広がり、気づけば冷蔵庫が「沼」になっていた。
でもその「なんとなく」の壁を超えた瞬間、世界は激変する。
【まず知れ】
でも、チーズの世界はめちゃくちゃ体系化されていて、クセや用途、食べる順番まで全部意味がある。
フレッシュチーズ、白カビ、青カビ、ハード――この4ジャンルを間違いなく頭に叩き込め。
【白カビチーズ】
クリーミーに塩気。クセはピンと来るが、初心者にも食べやすい部類。
クラッカー、パン、果物、ワインに最高。熟成によって香りもトロみも増していく。
名前の通り青や緑のカビがびっしり入り込んでいる。初見は怯む。
でも一口食えば、塩気と旨みにやられる。
蜂蜜かけてパンに乗せろ。パスタやソース、ナッツとも相性抜群だ。
クセは最強クラス。でも慣れると抜け出せなくなる。
粉にしてパスタに、スライスしてサンドイッチ、グラタン、カルボナーラ――全部に使える。
塩気、コク、旨みが信じられないくらい詰まってる。
エメンタールはスイス名物、穴あきでチーズフォンデュやラクレットの主役。
アレはナチュラルチーズを細かく切って溶かし、再度固めた“再構成”の食品。
クセなし、安定した味、料理向きだけど、
【さらに、沼の底は深い】
白カビの頂点エポワス(オレンジ色で酒の香り、室温で液体になるほどトロトロ)、
リヴァロ、ポンレヴェック――これぞ発酵臭の暴力(褒め言葉)。
山羊乳のシェーヴルは、酸味とほんのり土臭さ。これを蜂蜜と合わせると「酸味×甘味」の天才タッグ完成だ。
ブリヤ・サヴァランやタレッジョ(イタリア生まれ)も「ダメ人間製造機」級の誘惑。
お前らは「臭い」「クセが強すぎる」「高い」と尻込みするかもしれない。
でもその先に未知のうまさが待っている。
固くて塩辛くてボロボロ崩れるハードチーズは、パスタやサラダを何倍も美味くする。
一番手軽なのは、まず近所のスーパー当たってみる。でも正直、ラインナップは控えめだろう。
モッツァレラやカマンベール、チェダー、ゴーダ、パルミジャーノあたりが置いてあればいいほう。
ここではフレッシュからハード、青カビ、山羊乳までそろってる。しかも「量り売り」が多いから、少しだけでも買える。
何も知識がないままでも店員さんは慣れている。初心者はこう声をかけろ
「チーズ初心者で、クセが少なくて食べやすいものを教えてください」
「この予算で色々試したいんですが、人気の品ってどれですか?」
基本は、モッツァレラ(爽やか)→カマンベール(クリーミー)→チェダー/ゴーダ(コク・クセ控えめ)あたりをまずすすめられる。
もし勇気があれば、「青カビや山羊乳も少しだけ試したい」「クセはあっても平気です」と伝えれば、小さくカットされた本格派も出してくれる。
量り売りがあるデパ地下なら「100gくらい」「少しずつ数種類を食べてみたい」と言ってみろ。店員は必ず、「初心者セット」的な組み合わせを選んでくれる。
大事なのは「わからないのでおすすめを知りたい」と素直に伝えること。遠慮するな。
専門職はその場で味や特徴も教えてくれる。
まずはデパ地下で、「初心者です。食べやすいチーズを色々教えてください」でOK。値段が気になるなら「できれば○○○○円くらいで」と一言添えれば、絶対外れないから安心しろ。
「あれ?母さん?おかしいな、さっきまで一緒にいたのは俺の彼女だったような・・・ ・・・あ、そうか、これ夢だ。」
『明晰夢』とは、夢の中で、これは夢だと気づくことです。
夢の中で、空を飛び、どこまでも走り続け、もう会えなくなってしまった大切な人に会うことができます。
多くの『明晰夢』は朝に見るので、朝、誰にも邪魔されないで、自分のペースで起きられる方は、参考になるかもしれません。
なお、あらかじめ断っておきますが、セックスはできません。理由は後述します。
さらに、このスキルも再現確率が低いです。私の場合10夜に1回くらいです。
それでも良いという方は、続きをお読みください。
毎朝起きた時に、かならずその日見た夢をメモするようにします。
このために、ノートとペンを用意し、枕元においておきましょう。
ペンは引っかかりが少なく、乾きにくく、滑らかに書けるものがいいでしょう。私はジェットストリームを愛用しています。
『明晰夢』は多くの場合、明け方、目が覚める直前、眠りと覚醒の間にいるときに見れることが多いです。
もちろんそうもいかない方々も多いでしょうが、定刻就寝を厳密に習慣づければ、覚醒時刻をコントロールすることは不可能ではありません。
頑張ってみてださい。
これは実は、なぜ効くのか明らかになっていないのですが、
ある種のブルーチーズを寝る前に少量食べることで、『明晰夢』への突入確率を飛躍的に高めることが可能です。
インターネットの情報によると、スティルトンと呼ばれるチーズが効果が高いそうですが、
私の経験では”臭いチーズ”なら、だいたい同じように効果があるようです。
自分の手をじっと見つめて、開いたり閉じたりしてみてください。その感覚を忘れないようにしてください。
これは夢の中で”これは夢だ”と気づくために、有効な手段です。
夢の中で自然に、この動作を行えるように、あらかじめ訓練しておきましょう。
ふと気づいた時に、何気なくできるように習慣づけてください。
準備は出来ましたか?
と言っても、おそらく一度では『明晰夢』は見られません。あなたは繰り返し何度も試してみることになります。
夢の中での「意識」の状態は
「主人公」>「映画を見ている観客」>「泡のように浮いてきたり消えたりする色々な雑念」> (ブラックアウト)
の順になっていて、それぞれの段階を行ったり来たりします。
雑念がイメージとしてまとまって、ストーリーのある映画のようになるタイミングに注意してください。
そこで訓練していた「手を見て、開いたり閉じたりする」ができると、あなたは自分の「意識」を夢の中で取り戻すことができます。
「やった!『明晰夢』入れた!」
舞い上がって、初恋の女の子を探しまわってしまいたくなります。
でもちょっと待って。落ち着いてください。
夢の中で”現実的でないこと”を行うと、リアリティは消失してしまいます。
主人公の資格は剥奪され、映画は意味のない映像の束に戻ってしまいます。
もし気づいた時にあなたが、ビルの中にいたなら、窓から飛び降りてはいけません。
窓から周りを見渡すくらいにしておきましょう。
夢の中の体験はすべて、現実世界であなたが体験したことを元に、構成されています。
空をとぶ体験は、ブランコを高く漕いだ時のイメージを元にしています。
水に潜り、息苦しさと冷たさを感じることができます。それをしたことがあるからです。
雪の中にダイブして、氷の粒が砕ける音を間近に聞くことができるのは、それをしたことがあるからです。
誰かを抱きしめた時に感じる温もりは、幼い時にお母さんに大切に抱きしめられたからです。
あなたの体験は頭の深くにプールされていて、「無意識」下で鮮やかにリアルに、呼び起こすことができます。
『明晰夢』をリアルにするために、現実世界で経験を積んでください。
そして、あなたが”現実にできたかもしれないこと”を夢の中でやってみましょう。
初恋のあの人ととりとめのない話をしたり、嫌な上司に面と向かって文句を言ったり、ビルからビルに飛び移ったり、走ったり、笑ったり、、、
ノーリスクでやりたい放題、楽しみましょう。
(ただし、夢の中でセックスしようとしてはいけません。夢の中で興奮すると、すぐに目が醒めてしまうからです)
夢の中で、同じことを繰り返したり、じっと同じ場所に居続けると、夢は意味のない映像の束に戻り、あなたは『明晰夢』からはじき出されてしまいます。
これはおそらく、脳が、新しくない・面白くない情報を”不要”とみなして注意対象から除外するためです。
脳に見えているものだけが、「無意識」下でリアルさを生みだしていきます。
夢の中では常に動きまわり、色んな物を観るようにしましょう。
(脱線しますが、夢の中で鏡を見ると死ぬ、という都市伝説があります。
しかしそれはデマです。私は過去に一度だけ、夢の中で鏡を見たことがありますが、今もこうして生きています。ただし鏡には自分の姿は映っていませんでした)
ふたたび、「自分の手を見て、開いたり閉じたりする」動作を試みてください。
それでもダメなら、地面を拳でガンガン叩いてみましょう。うまく戻れる場合があります。
『明晰夢』の成否にかかわらず、すぐにノートに夢の内容を書き留めてください。
文章として意味を成す必要はありません、誤字など気にせず、思い出したままに書きなぐってください。
一度に取れるノートの量は日に日に増えていくでしょう。
一度に取るノートの量が多くなるほど、夢は鮮明になり、『明晰夢』に近づいていきます。
はじめは”彼女と一緒に道を歩いていたら、母になった。”
くらいしか思い出せませんが、
慣れるとA4いちページを簡単に埋め尽くせるようになります。
夜を重ね、ノートが集まってきたら、それらを読み直して、共通のモチーフが出てきていないかをチェックしましょう。
共通のモチーフを気に留めておくことで、夢の中で自覚しやすくなる効果があります。
十分に『明晰夢』に慣れると、夢の中で文字を読むことができるようになります。(慣れないうちは文字はグチャグチャになって見えます。看板に”巨頭オ”って書かれてたり)
ただし、夢の中での時間は現実世界の時間と変わりませんので、夢の中で勉強する、というのは無理です。
以上です。