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2025-05-23

Radioheadの変化

anond:20250523083136

自分はこのおっさん世代的にたぶん近いと思う。違いとしては俺の場合若い頃ずっと自分でもバンドをしていた。

から体験としての音楽的な経験値が多いので、おっさん頭でっかちだなとは思ってしまう。がそれを踏まえて、

この手の話しでわかりやすいのはReadioheadの例だと自分は思っていて。

彼らは最初メロディアスかつ、ややプログレっぽさもあるロックバカ売れ(ニルバーナクイーンと足して割ったようだとか言われてた)

そこから楽曲は複雑さを増していってOKコンピューターピークを迎える(一部の曲は既にその後を暗示するものもあるが)

そしてその後に出したKidAが出た当時はなかなかの問題作だとされた。

OKコンピューターでも一応全体的にはいわゆるロックバンドスタイルドラムベースギター構成するという体は守っていたのが、

完全に開き直ったかのような打ち込み主体テクノアンビエント的な楽曲オンパレードだったからだ。

かいことを言うとギターベースなど楽器演奏してる曲もあるが、間違いなく曲の作り方そのものが変わったであろう点が一番大きい。

俺はKidAを聞いた時の気持ちを今でも思い出せる。

ああ、なんかradioheadは遠くに行ってしまった。もう俺の好きな彼らはいないんだ。そんな風に思った。

実際、KidAを境にRadioheadを聞かなくなった友人は何人もいる。

しかし俺はKidAを聴き続けた。そこには彼らならではのなにかがあるはずだと思ったからだ。

元々ロックしか聞かないわけではなかったので、テクノアンビエント、中でもエレクトロニカは昔から好きではあった。

そのぶんハードルは低かったと思うが、聞いていくうちに俺はこのアルバムが傑作であるという確信に至った。

マジでこれまでの人生を通して、もっとも繰り返し聞いているRadioheadアルバムがKidAになってしまった。

その理由文章説明するのは残念ながら不可能だ。

ただひとつ言いたいのは、radioheadライブに行かないとこれは分からないのだけど、後期の彼らの曲も、ちゃんステージで「演奏」される。

そしてそれは、めちゃくちゃノレるのだ。マジで踊りだしてしまう。

それはクラブ的なノリだけど、同時にすごく有機的ですごくロックでもある。Readioheadでないとなかなか出せないものだと思う。

ライブでそれを体感した俺は完全にロック呪縛から解き放たれた気持ちだった。

そしてこのRadiohead絶妙進化、早すぎず、遅すぎない、ちょっと半歩くらい先取りしてる感じ。

これが時代をうまく反映していたようにも思う。

音楽役割が、様々なBGMとして、カラオケで歌われるものとして、気分を上げ下げするものとして機能するのはいつの時代も変わらない。

だけど、音楽が鳴っている状況に幅が出たのだ。もはや「聞くだけじゃなく作って聞く」がいよいよ身近になっている。

自分が聞きたい音楽がないか自分で作る、が可能になってきている。もちろんそれなりにハードルはあるし、面倒だしそこまでしない人がほとんどだろう。

だけど一部の人間にとって、「自分でも作ってみようかな」が圧倒的にやりやすくなった時代なのだ

日本でもアコギ一本でやれるフォークはそうだっただろう。しかフォーク普段聞いてる音楽とは離れたジャンルになってしまった。

しかし今は自分が聞いてるような音楽、昔ならたくさんの機材や知識必要だったものが、かなり簡単に作れるようになっている。

ある意味Radioheadもそうだったのだと思う。「自分が聞きたいものを作ろう」とした結果、より内省的でバンドアンサンブルに囚われない方向に進まないと前には進めなくなったのだ。

まあバンドなので最低限共有意識は必要だけど、それは自分たちに嘘をつかないぞという真摯姿勢を持つなら、ある種時代的な必然だったようにも思える。

そして今の若者が作る音楽は、言ってみればそういった道を辿ったRadiohead以降のものだ。

なんの葛藤もなく最初からあらゆる音は材料になり、音楽ジャンルに囚われる必要もない。

そのへんの普通の子あいみょんの曲を流した後にノイバウテンの曲が流れるプレイリストを聞いていてもおかしくない世界

洋楽好き」なんて言葉意味をなさない。日本の昔のシティポップが海外流行るのもそう。これはインターネットのおかげでもある。

つい先日も俺はタイバンドでめちゃくちゃオシャレでカッコいいのを見つけた。昔なら「タイバンドなんて古臭いロックとかしてそう」って思われてたと思う。

全然まったく同じ時間軸で最新の音楽をやっている。「多様性」なんてベタ言葉ではあるけど、音楽においてはまさにそれを感じる時代だ。

そしてそういった時代の流れについていけそうにない老害にとって、Radioheadのかつての変化が分かりやすい例なんじゃないかなあと思ったという話。

2022-05-12

アインシュテュルツェンデノイバウテンと噛まずに言えるようになった

しかしもうアインシュテュルツェンデノイバウテン発音する機会が世の中にないのであった

2022-02-26

anond:20220225202702

つながりをたぐるとき

楽しいです。

プロデューサー

初期Kraftwerkコニープランクが、Ultravoxの名盤いくつかやってるの知り、そこからノイバウテンDAFなど・・

デペッシュ・モードからミューレーベル総帥ダニエルミラーを知り、ファドガジェットやザ・ノーマルなど・・

同じエンジニア

デペッシュ・モードノイバウテンあたりからガレス・ジョーンズとか

Joy Divisionからマーティン・ハネット(マーティンゼロ)からESGとか初期OMDとか

ジョン・フライヤーエリック・ラドクラフ・・・

同じスタジオ

コニープランクスタジオもそうだし、

初期デペッシュ・モードのBlackwing Studioからダニエルミラーミュートつながりとか

同じ楽器

典型的なのはメロトロンつながりでどんどん聴くとか

上のBlackwing Studioでは、ARP 2600で特徴あるディープバスドラム音を創って録るのがお約束で、

1st〜2ndのDepeche Mode, そこからの導出のRecoil, Fad Gadget,

意外なとこではCocteau Twinsの1st Garlandsとか

同じジャケットアーティスト

Peter Saville大好き!

2020-07-29

ノイバウテンパフュームみたいになっている。

それにしても鬱陶しいノリだなあ。そしてウルサイ。

じん…本書きに向いてない(正直自分は曲も好きではない)

メカクシティは無理で視聴中止した。

この作品は頑張れるだろうか。

LISTENERS、軽いジブリ臭。

お姉ちゃんの声がすごく良い。誰だろうか?

(川尻早人@ジョジョGUの声の人だった!世間的にはとある御坂さんの人という認識だろうか?)

あと、村瀬の声って偶に緒方恵美の声と間違えちゃう。続けて聴くと違うんだろうけど。

で、こちらの作品。よくある素っ頓狂な筋のお話

MAPPAらしい感じ。MANGLOBEっぽくもあるけど。

どくとく。

ん?

原作:じん

って、あの「じん」か?

なる…ほど…

次回、ノイバウテンね。

2012-05-08

たいした理由もなく、テストデプトの動画Youtubeでいくつか見ていた。

このバンドについての情報って日本ではほんとに少なくて、俺個人的に

名前はよく聞くが実際のとこまったく得体が知れない、という

状態でここまできていた。ライブ動画劇団とのコラボにまつわるドキュメンタリー

PVなど見てなんとなーくようやく把握できた感が持てた。

いわゆるメタルパーカッション系に分類され、同時期に活動していた

アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン比較されることの多いバンド(?)だ。

でも改めて見てみると両者の共通点はそれこそ「メタルパーカッションを使ってる」

くらいしかないと気づく。ノイバウテンはやはりかなり「ロックバンド的」なのに対し、

テストデプトは「パフォーマンス集団的」というか、ポップさがまるでなくてやたらと

政治色の強い、なおかつ青くないブルーマングループ、みたいな。

うそう、政治色というか「反◯◯主義」みたいな部分も特徴のようだな。

なにしろアルバム「ショルダー・トゥ・ショルダー」は「南ウェールズストライキ炭鉱労働者合唱団」との

ダブルネームだし。ただ、反資本主義的な方向性ソ連崩壊後の彼らの作品からは薄れ、

キリスト教以前のイギリスというテーマに傾倒してどんどんクラシック民俗音楽が合わさったような

方向に行ってしまう。(末期のSPKもそうなんだがヨーロッパ方面のノイズの人ってなんでちょっとほっとくと

クラシックくさくなっちゃうんだろ)劇団ブリス・ゴフ」とのコラボ「Gododdin」なんかが特にその

傾向が強い。

さてもっかいノイバウテン比較するとテストデプトはバンドっぽくない。なんか「パーカッション主体の『楽団』」

って感じ。ギターベースがいない、ってのが大きな違いだな。でもトランペットがいたりする。

そう考えるとクラシックとか民俗音楽方向にいったのはあんま間違ってないとも言えるのか。うむ、けっきょくよくわからん

2009-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20090130013120

In Slaughter Nativesとノイバウテンメモった

多大なるビッグシャリラーを送りつつさんくす。

一応オタク的に探してはみたんだけど、どうもジャンルとして確立されてるわけじゃないみたいで苦戦してたの

そゆときはクラウドインテリジェンスじゃないかしらねっていうやつで。

インダストリアルともノイズとも微妙に違う感じがうまく伝えられないので

暫定的に未来派と呼んでるよ

2009-01-15

2chにおける音楽センス競争に最低限必要な知識

クラシック;  バッハ, マーラー ,ワーグナー,モーツァルト        J POP:  Mr.Childrenサザンオールスターズ

R&B:  Mary J Blige、Chris BrownAaliyah               アンビエント:  Brian Eno  Tangerine Dream

エレクトロニカ:  Fenneszboards of canada               ブルース: Jimi Hendrix B.B.king               

カントリー:  Hank Williams、Johnny Cash                ゲームBGM: MOTHERシリーズテトリス東方

サイケ: 1200Mics、Boredoms                        ジャズ:  Bill EvansJohn ColtraneMiles Davis

ポケモン;  初代のラストのライバル戦BGM               ファンク:  SlyJB、the new master sounds

ブレイクコア; XANOPTICON, Jason Forrest,kid606          スカ:  スカパラ, Specials、The Skatalites     

ダブ :Lee "Scratch" Perry、King Tubby                 テクノ:  Jeff millsDerrick May,Orbital

トランス:  TiestoPaul van DykGoa Gil                 ニューウェーブ:  XTCDepeche ModeNew Order

フォーク:  Simon & Garfunkel さだまさし                 プログレ:  YesEL&P King Crimson, pink floyd

ニューエイジ:  Enyazabadak                        ハードコア:  Bad Brains、Suicidal Tendencies,

ハウス:  Masters At WorkDaft PunkDeep Dish           パンク:  Sex Pistols CLASH , iggy pop, あぶらだこ, スターリン 

ヒップホップ:  2pacNasde la soul, JURASSIC 5           オルタナ:  Nirvana Sonic Youth, Pearl JAM

フュージョン:  Weather Report Brecker Brothers            パフューム;  断然のっち

ジブリ;  君を乗せて, 風になる, 心オナニー                ロキノン;  BUMP OF CHICKEN,  RADWIMPS,  相対性理論

ポストロック: Mogwai65dos miceparade                メタル:  Iron Maiden、MegadethSlipknot

メロコア:  Green DayBlink-182 ハイスタ                レゲエ:  Bob Marley 卍ライン     

ノイズ; ノイバウテン、灰野                          レアグルーヴ; The Wooden Glass  和田アキ子     

エレクトロ; justice,Boys Noize                        ドラムンベース; 4Hero , Makoto、kabuki

ロック:  The BeatlesLed ZeppelinQueen、Rolling Stones     演歌: 氷川きよし, 北島三郎, ジェロ  

現代音楽; ライヒクセナキス ジョンケージ グラス          トリップホップ; Massive Attack, Portishead

V系;  hide黒夢ガゼット, dir en grey                   ソウル:  Stevie Wonder、 Marvin Gaye

チップチューン;  YMCK,  covox, Rolemodel Y.m.o.

 
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