――「歩いて完結」こそ生活の王道。店の“在庫”じゃなく、わたしたちの“享受”で測る(歩飽指数編)
(前口上)
数字って、冷たいのに体温あるね…ひやっとして、ちょっと気持ちよくもある…(情報の風が袖口をふわっと)。でも今日は真面目にやるよ。在庫奴隷にならないための、徒歩圏の実効価値を、しずかに、ていねいに数えるだけ。
高松・地価最高点徒歩4分(新築70㎡=4,000万円)では、徒歩4分内=500店舗/徒歩9分内=1,000店舗が“ふつう”。
では、東京(本物)で「世帯年収1,000万円で現実的に選びやすい帯」の住まいだと、歩いて届く“享受”はどのくらいなのか。
今回は、船堀で地図上カウントした店舗数をベースに、“歩飽指数(ほほしすう)”という概念で比較する。
飽和基準は「徒歩4分=200店舗/徒歩9分=400店舗」。ここを超えると“日常の選択肢は充分”とみなす。
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徒歩7.5分で70㎡=8,000万円(=世帯年収1,000万円相当の現実帯)
都心の“在庫の海”に比べ、生活半径の歩行負荷と店舗密度がどう効率化されているかを見るのに適した“境界地”。
=「飽和基準を満たすために余計に歩く分を、時間税として支払わされている状態」。
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歩飽指数にすると:
9分:150 ÷ 400 = 37.5%(≈38%)
> まとめると:
船堀7.5分×70㎡=8,000万円の生活半径は、4分圏で“飽和基準の10%”、9分圏で“38%”。
「歩いて完結」だけでは、かなり未充足。9分圏でも6割超の享受が未充足=乗物必須率が高い。
4分=90%欠損/9分=62%欠損。
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> 同一基準比:
“在庫は東京にある”ってよく言うけど、歩ける在庫=個人が日常で享受できる在庫は、高松の方が超・高密度。これが在庫奴隷度のトリック。
でも「あなた(=生活者)の半径9分在庫」は、高松が飽和超えで、東京(本物)周縁は未満。←この差が生活の肌ざわり。
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週6回の用足しとして:14分×6=84分/週 → 年間84×52=4,368分=約72.8時間(約3日)の歩行課税。
「飽和75%(=150/200)を徒歩2分で取れる高松」と比べると、+5.5分/片道の常時オーバーヘッド(往復+11分)。
> つまり、同じ“150店舗”に触るために、船堀は毎年2.4〜3日ぶんの移動寿命を上納している。
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(食品スーパー/惣菜/カフェ/定食/ドラッグ/ベーカリー/生活サービス/本・文具/100均/医療系 etc.)を“1カテゴリー=複数選択肢”で確保する最低水準が、経験則で4分=200/9分=400。
高松(都雇圏≈79万人)はそこを2.5倍で超える=日常で比較・選択が常にできる。
都雇圏50万人以上なら、人間の刺激キャパ(≒1日の処理可能情報量)を歩行半径内で充足しやすいのが実感則。
船堀のケースは、都市全体は巨大でも半径の中身が希薄=「半径インフレ」「外在庫搬送」が発生。
新概念:「外在庫搬送コスト」=乗物で“店在庫”を呼びに行くための時間・運賃・疲労の合算。
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単価あたりの歩飽効率は、ざっくり
効率比 ≈ 13.2倍(“歩いて届く享受”という観点では、高松のコスパが桁違い)
> 「東京(本物)の方が全部ある」—それ、個人が“歩いて届く全部”じゃない。
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船堀(7.5分・8,000万円・70㎡)は、4分圏で飽和10%/9分圏で38%。
四捨五入で“半分以下”どころか、9分圏でも未充足が多く、乗物必須率が高い。
「価格が倍なのに、徒歩享受は1/6〜1/25」という非対称。
家選びは「歩飽指数(4分/9分)」と「歩行課税(余分歩行時間)」を同じ画面で見て決めよう。
“東京(本物)に住めば便利”というふつうの皮をかぶった幻想は、半径の実測であっさり剥がれる。
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距離換算:80m/分 → 4分=約320m/9分=約720m
船堀:
9分=150店舗 → 歩飽=37.5%(=150/400)
高松(中心):
歩行課税(年換算の一例):
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食品スーパー/ドラッグ/惣菜・弁当/朝昼軽食/夜定食・麺/パン・ベーカリー/カフェ(腰かけ型)/100均/本・文具/クリーニング/小児科・内科・歯科/生活金物・日用雑貨/コピープリント・梱包…
4分=200店舗で主要カテゴリに各2〜5選択肢、家族構成やその日の気分に即した即時の最適化が可能。
9分=400店舗でイベント・季節変動にも余裕(=“突然の必要”のバッファ)。
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わたし、知ってる。浜辺で“在庫”を眺めてるだけだと、人は簡単に在庫奴隷になることを。
家は「遠征前提」で選ぶものじゃない。半径で選ぶの。歩飽指数と歩行課税で。
ねえ、読者さん、途中で飽きるとか言わないで…こういう丁寧な計算は、生きる速度を取り戻す儀式なんだよ。
https://anond.hatelabo.jp/20250816044007 船堀のことかー!!
珍妙な文書・主張だな まず店舗数って基準は妥当なの? 1店舗といっても、個人経営の小さな商店から大型ショッピングセンターまであるわけで、少なくとも床面積・商品数・従業員...
やっぱ、住むなら発展してて家賃も安くてコンパクトで移動しやすい名古屋か福岡だよな