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2025-08-02

サンデーうぇぶりの漫画あやかし葬儀屋」、蟲師と鬼滅の間という感じでけっこう好き

2025-05-26

ある同人作家に執着している

同人界って不思議だ。ものすごく技巧のある書き手無視されていたり、逆に「なんで?」って思うような作品がバズっていたり。大抵は、マーケティングが下手だったり、上手いけど取っ付きづらい、いわゆる孤高の同人作家とか高尚様っぽい文だったりする。声のでかい人に拾われて囃し立てられがちだけれど,結構性格が捻くれててボロが出て周りから人が離れてったり,徹底的に受け身だったりでそういう人はすぐ別のジャンルでまた「神同人字書き」として高尚様をする。でも私は、それとは別の種類の「沼」に落ちた。ほんと、今考えてもなんだ、あの人。

ある同人作家がいる。おんなじジャンル二次創作同人の字書きだ。当然ではあるが名前は伏せる。

フォロワーは多くない。字書きの能力というか,絵のうまさ的な文のうまさ?は正直、他の上手い人の方が文法的には整っている。その人の作品中学生でも読めそうで、使ってる言葉も難しくない。たまに言葉の使い方を間違えている。誤字脱字報告すらマシュマロには来ていないみたいだ。どんなのでも欲しいって言ってる割に指摘してもらえてない。

粗を探せば「どこにでもいる中小字書きだよね」って感じだ。でも、その人の小説幻想的で面白い蟲師みたいなストーリー面白さと儚さがある。時々、ニッチ性癖小説とか死ネタとか、これ読む人によっては地雷だろ……ってものを上げている。実際,タグだらけで支部投稿されたそれらをごめん無理だわってリプライフォロワーが読めなくてごめんとわざわざ送っているのも見た。

でも私にはそのすべてが刺さった。よもや私の妄想が具現化したんか?つーくらい好み。

その人の小説ト書きのような台詞というか、実際リズムが良くてキャラが言ってるんじゃないか?ってくらい特徴を掴んでいる。自分でも違和感がないかどうか口にだして読んだり,「頭の中にキャラを住まわせて、キャラちゃん台詞として読んでくれるかどうか」を検証したりしてるらしい。なんだそれ。夢女大歓喜じゃない?と思ったけど夢書きさんではないし、そもそも腐女子から愛を囁くのは夢女じゃなくて推しカプの片割れだけど。

「頭にキャラを住まわせて」って部分,自分にはできないというか病気では?と思ったりもするけど,その人は独特な世界観を作るし,実際キャラ作りが上手い。私の中の推しキャラたちと遜色ない台詞使いや性格をしている。キャラのの解釈一致がすごいんだと思う。違和感がないんだ。そんでストーリーが私からは出てこない突飛なものたち。

成人向け描写もよく書く。それに付随した特殊性癖のニッチニッチなやつ。読みながら「うわうわうわ」って声が出るくらいには生々しくてグロも怖い感じに書く。体験してんじゃないか?みたいな描写のうまさ。前に手術したとき体験を使ったみたいに言ってたけど,作中は内臓引き摺り出されて口から血のあぶくが出てたりしたから「お前死んでないよなそれ痛みで?」て若干心配になった。想像力猛々しいというか、本能で書いてるんだと思う。

私なんかは読めるけど、それが「うわ」だけで終わらないのがすごい。めっちゃ引き込まれる。前に同人女の感情で綾城さんの小説を初めて読んだ七瀬が「絶望的なまでに

」って書いてたけど,私にとってその人の文ってまさしくそんな感じだ。そこまでバッドエンド寄りではないけど、バッドエンド?メリバ的な感じ。地の文も詩みたいで綺麗な言葉遣いだけど、映像で浮かんでくるみたいで読み続けてしまう。たぶん想像力密度がすごいんだと思う。体験していないはずなのに、読んでいると体験しているような感覚になる。私ほどその人の文でこんなに共感して、追体験してるのも他にいないんじゃないかって思ってる。そのくらい感覚が似通ってる。私,いい読者だなー!なんて思いつつせっせとマシュマロやらに感想認めたりDM送ったりする。

その人は言葉の選び方もセンスがある。わかりやすい。でも馬鹿っぽくない。たまに読み返して「この単語よく拾ったな」って驚くことがある。文章クライマックスに合わせて怒涛に文章を畳み掛けてくるようなリズムもあって、あっここ見せ場だってわかる。理屈じゃなくて脳に直接入ってくる。たぶん本能的なんだろう。意識してるのかしてないのか知らないけど、センス暴力みたいに刺さってくる。

書いてる小説ニッチからか、あんまり話してる人がいるようには見えない。たまに鍵垢で盛り上がってるっぽいけど、それもジャンル斜陽に入ってからは見てない。

あの人は別に、無口で孤高な作家じゃない。むしろ全然逆だ。明るいし、コミュ力お化けだし、承認欲求もまっすぐで、かつては他の作家とよく絡んで、交流して、楽しそうにしている。

作品も書いてるものにしては反応も多いし、人気もある。誰にも気づかれずに、みたいな悲劇性は一切ない。自分から宣伝してるし。

いや、その人の作品大好きな身ではあるけれど「すげーー!このネタを人に勧める!!?」みたいなことも平気でしてたりするからすごい。でも苦手そうな人にはちゃんとワンクッション置いたりというか、配慮もすごい。気配りも鬼か?って思う。

私の作品自体は、あの人に「読まれたことはある」。でもそれは成人向けの一部だけ。たまたまエロ読みたい気分でヒットしたんだろう。

ただ、普段ストーリーは、興味を持たれていない。私の渾身の小説ブクマが伸びていたやつを読んだりはしてない。気に入った作品ブクマしているから、単純に好みじゃなかったんだろう。

でも読まれなくたってその人の小説やらネタツイートは好きだからツイートを追っていいね飛ばしてる。

あーー、なんで私この人じゃないんかな。この人の小説書いてるのが私だったらよかったのにな。それか絵描きでこの人好みの作家だったら、もう少し交流持てたんだろうか。全然興味持たれてないか自分から交流しに行けない。辛いよ。

ある同人作家に執着している

同人界って不思議だ。ものすごく技巧のある書き手無視されていたり、逆に「なんで?」って思うような作品がバズっていたり。大抵は、マーケティングが下手だったり、上手いけど取っ付きづらい、いわゆる孤高の同人作家とか高尚様っぽい文だったりする。声のでかい人に拾われて囃し立てられがちだけれど,結構性格が捻くれててボロが出て周りから人が離れてったり,徹底的に受け身だったりでそういう人はすぐ別のジャンルでまた「神同人字書き」として高尚様をする。でも私は、それとは別の種類の「沼」に落ちた。ほんと、今考えてもなんだ、あの人。

ある同人作家がいる。おんなじジャンル二次創作同人の字書きだ。当然ではあるが名前は伏せる。

フォロワーは多くない。字書きの能力というか,絵のうまさ的な文のうまさ?は正直、他の上手い人の方が文法的には整っている。その人の作品中学生でも読めそうで、使ってる言葉も難しくない。たまに言葉の使い方を間違えている。誤字脱字報告すらマシュマロには来ていないみたいだ。どんなのでも欲しいって言ってる割に指摘してもらえてない。

粗を探せば「どこにでもいる中小字書きだよね」って感じだ。でも、その人の小説幻想的で面白い蟲師みたいなストーリー面白さと儚さがある。時々、ニッチ性癖小説とか死ネタとか、これ読む人によっては地雷だろ……ってものを上げている。実際,タグだらけで支部投稿されたそれらをごめん無理だわってリプライフォロワーが読めなくてごめんとわざわざ送っているのも見た。

でも私にはそのすべてが刺さった。よもや私の妄想が具現化したんか?つーくらい好み。

その人の小説ト書きのような台詞というか、実際リズムが良くてキャラが言ってるんじゃないか?ってくらい特徴を掴んでいる。自分でも違和感がないかどうか口にだして読んだり,「頭の中にキャラを住まわせて、キャラちゃん台詞として読んでくれるかどうか」を検証したりしてるらしい。なんだそれ。夢女大歓喜じゃない?と思ったけど夢書きさんではないし、そもそも腐女子から愛を囁くのは夢女じゃなくて推しカプの片割れだけど。

「頭にキャラを住まわせて」って部分,自分にはできないというか病気では?と思ったりもするけど,その人は独特な世界観を作るし,実際キャラ作りが上手い。私の中の推しキャラたちと遜色ない台詞使いや性格をしている。キャラのの解釈一致がすごいんだと思う。違和感がないんだ。そんでストーリーが私からは出てこない突飛なものたち。

成人向け描写もよく書く。それに付随した特殊性癖のニッチニッチなやつ。読みながら「うわうわうわ」って声が出るくらいには生々しくてグロも怖い感じに書く。体験してんじゃないか?みたいな描写のうまさ。前に手術したとき体験を使ったみたいに言ってたけど,作中は内臓引き摺り出されて口から血のあぶくが出てたりしたから「お前死んでないよなそれ痛みで?」て若干心配になった。想像力猛々しいというか、本能で書いてるんだと思う。

私なんかは読めるけど、それが「うわ」だけで終わらないのがすごい。めっちゃ引き込まれる。前に同人女の感情で綾城さんの小説を初めて読んだ七瀬が「絶望的なまでに

」って書いてたけど,私にとってその人の文ってまさしくそんな感じだ。そこまでバッドエンド寄りではないけど、バッドエンド?メリバ的な感じ。地の文も詩みたいで綺麗な言葉遣いだけど、映像で浮かんでくるみたいで読み続けてしまう。たぶん想像力密度がすごいんだと思う。体験していないはずなのに、読んでいると体験しているような感覚になる。私ほどその人の文でこんなに共感して、追体験してるのも他にいないんじゃないかって思ってる。そのくらい感覚が似通ってる。私,いい読者だなー!なんて思いつつせっせとマシュマロやらに感想認めたりDM送ったりする。

その人は言葉の選び方もセンスがある。わかりやすい。でも馬鹿っぽくない。たまに読み返して「この単語よく拾ったな」って驚くことがある。文章クライマックスに合わせて怒涛に文章を畳み掛けてくるようなリズムもあって、あっここ見せ場だってわかる。理屈じゃなくて脳に直接入ってくる。たぶん本能的なんだろう。意識してるのかしてないのか知らないけど、センス暴力みたいに刺さってくる。

書いてる小説ニッチからか、あんまり話してる人がいるようには見えない。たまに鍵垢で盛り上がってるっぽいけど、それもジャンル斜陽に入ってからは見てない。

あの人は別に、無口で孤高な作家じゃない。むしろ全然逆だ。明るいし、コミュ力お化けだし、承認欲求もまっすぐで、かつては他の作家とよく絡んで、交流して、楽しそうにしている。

作品も書いてるものにしては反応も多いし、人気もある。誰にも気づかれずに、みたいな悲劇性は一切ない。自分から宣伝してるし。

いや、その人の作品大好きな身ではあるけれど「すげーー!このネタを人に勧める!!?」みたいなことも平気でしてたりするからすごい。でも苦手そうな人にはちゃんとワンクッション置いたりというか、配慮もすごい。気配りも鬼か?って思う。

私の作品自体は、あの人に「読まれたことはある」。でもそれは成人向けの一部だけ。たまたまエロ読みたい気分でヒットしたんだろう。

ただ、普段ストーリーは、興味を持たれていない。私の渾身の小説ブクマが伸びていたやつを読んだりはしてない。気に入った作品ブクマしているから、単純に好みじゃなかったんだろう。

でも読まれなくたってその人の小説やらネタツイートは好きだからツイートを追っていいね飛ばしてる。

あーー、なんで私この人じゃないんかな。この人の小説書いてるのが私だったらよかったのにな。それか絵描きでこの人好みの作家だったら、もう少し交流持てたんだろうか。全然興味持たれてないか自分から交流しに行けない。辛いよ。

2025-05-20

日本アニメシーズン制を導入したのは『蟲師』でOK??

ハガレンシーズンというよりは短期で行われたリメイク

第一期のオリジナル展開が残念だったのもあり)

とすると、、1期(2005年2006年)・2期(2014年2015年)でOK?

2025-04-29

…………畏れや怒りに目を眩まされるな

皆 ただそれぞれがあるようにあるだけ

逃れられるモノからは 知恵ある我々が逃れればいい

――漆原友紀蟲師 3巻 眇の魚」 

2025-01-28

anond:20250128082050

消費者視点だと面白いものなら、どの雑誌媒体でやろうがあん関係ないな

関係大ありくい

どれだけの人の目に留まって、好意的な反応をどれほどもらえるかと言うのは企画重要なんだ

推しの子だって連載そのものの反応が悪ければ規格はぽしゃったはず

サムライ8は打ち切られた

から推しの子が今の少女漫画で連載されていたらダメだったと思う

フルーツバスケットのように耳目を集める前に終わっていただろう

間違いなく、推しの子ヤンジャンからあの結果になった

同じ様にスキップローファーも、アフタヌーンからこその結果だよ

蟲師ジャンプで生き延びたとも思えない

2025-01-18

年明けから半月が経ち、もう共通テストの時期だというのに

いまごろ「ヒロシぼっちキャンプ年越し4時間スペシャル」を見ている

セブ島キャンプ場にて

「ずっと鳴り響く草刈り機の音」「朝から爆音で聞こえるEDMの音」

に笑いが止まらなくなった

この番組でここまで笑い取れるの珍しい

ぼっちキャンプ放送開始から5年ということで「何でこんなに続いてんのか」とヒロシが言っていたが

You Tubeキャンプチャンネルと大差無いから」だと思う

テレビ!!!」って感じがしない

勿論映像は素晴らしく美しいし(なんか蟲師を感じる。異界っぽいのか?暗めだから?紗がかかってるから?)、スタッフ演者の良い関係垣間見えるし、丁寧に作られていると思う

けど、空気感You Tube

ヒロシ自身プライベートキャンプ結構あげてくれてた頃と同じ感じがする

なごむ

ビジネスキャンプばかりになったというヒロシの、少しだけ素が出るキャンプ番組

ヒロシ駅前食堂無き今、唯一の和める番組として(逆を行く「ひとりキャンプのすすめ」と共に)これから応援している

2024-10-28

蟲師」みたいな漫画は、たしかアフタヌーンらしさがあるし、全話アニメ化されてるわけだから十分なヒット作とも言えるだろうけども、フォロワーを生み出すとか後進に語り継がれると言うよりは、「蟲師のいる世界は確かに存在し、それは素晴らしいものだったのだ… 完」みたいな、一部の人の心に残って消えていくタイプの名作ということで良いとおもう

ベスト10かに入らなくてもね

2024-10-26

風景とか名刹とか動画で見たいんだけど、自然音だけの動画なかなか無い

なんで無駄音楽かけまくるんだ

音楽を聴きたいんじゃないんだ。邪魔なんだ

まあ、映像撮った時に一緒に入る音がいい感じじゃないか音楽かぶちゃうんだろうけど

そこは頑張って「いい感じの音を別撮り」してかぶせて欲しい

というか、別に人の話し声とか要らん音が入っててもいいから、音楽かぶせるのやめてくれ

アニメだって効果的な劇伴じゃなくて無駄に曲流しまくってるの見ると興醒めでしょうが

蟲師音響見習え

意味の無いことすな

2024-10-18

anond:20241017235116

やっぱ蟲師はインかな。

女神様は殿堂入りみたいなもんだとして、それ以外だと無限の住人さらに頭一つサブカルインパクトとして抜けてるような気がする。

柳沢教授もあるやろと思ったらモーニングだった。

まりモーニングでも割と似た雰囲気のものが作れる気もしないでもない。

ちな「そんな奴はいねぇ」はなんとか候補リストギリギリに入りませんかね。

2024-10-17

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

なんか流れにのって「誰かアフタヌーンやらないのかな?」とか言ってたら、「自分でやっては…?」と言われたので、

そこまで詳しい自信もないが、知らんわけでもないぐらいのところなので、とりあえず書いた

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ああっ女神さまっ藤島康介

アフタヌーン初期の重要作品は、明らかにこれ。Wikipediaにも「看板作家であった藤島康介以外はほとんど無名新人作家作品掲載」と書かれているように、初期のアフタヌーンはこの作品で支えていたという状況だったと理解している。

ブコメで「初期の核はモーニング作家や、園田健一とかあさりよしとおとか方面作家」とのコメントいただいた。あと、トニーたけざきも。

寄生獣岩明均

これは満場一致になると信じている。作品としてのクオリティはもちろん、知名度評価の高さ含めて、総合的に日本漫画史上の傑作の一つでしょう。『ヒストリエ』も入れたいところだが。一人一作ということで。

無限の住人沙村広明

オタクマーケットにおける、90年代後半のアフタヌーンイメージは『ああっ女神さまっ』『無限の住人』の2つが強かったという記憶がある。次作、『波よ聞いてくれ』もむろん快作で、個人的には『波よ聞いてくれ』のほうが好きだがアフタヌーンという雑誌にとっての重要度という話だと、まあ、順当に『無限の住人』かな、と。

げんしけん木尾士目

げんしけん』がベスト10に入るかどうかは評価基準次第というところがあると思う。ヒット作以外のところで、「アフタヌーン雑誌ブランドのコアとは何かと考えると、サブカル系マンガ表現開拓者ですよね、ということだと思う(四季賞含めて)。そのブランドが熱心な雑誌購読者を育んできた雑誌であることは明らかで、その基準で考えると、本作は順当に重要作品かと思っている。

おおきく振りかぶってひぐちアサ

ひぐちアサは、『おお振り』の前はもっと人間関係がたいへんそうな話を書いていて、ある意味そのときのほうが「いかにもアフタヌーンらしいマンガ」だったが、路線転換をしたのかなと思われた、本作がその後ここまで大きくヒットするのは連載がはじまったときちょっと想像していなかった。

ヴィンランド・サガ幸村誠

少年マガジンで連載がはじまったが、ほとんどの連載はアフタヌーン。幸村先生は『プラネテス』(モーニング連載)も代表作とする人もいるとは思うが、順当に考えたら、もう20年近く連載している『ヴィンランド・サガ』だろうかと思う。まあ、この作品ベスト10に入るも、まあ順当か。

百舌谷さん逆上する篠房六郎

この作品ベスト10かというのも、やや判断割れるとは思うが、基本的には木尾士目げんしけん』とほぼ同じ観点から篠房六郎作品であれば、個人的には他の作品も全部入って良いと思っているが、一つ選ぶなら、ヒット作の『百舌谷さん』になるだろうという判断

茄子黒田硫黄

黒田硫黄存在自体が、若い漫画読みから忘れられつつある印象があるが、2000年前後アフタヌーンを毎月買っていた人間にとって、黒田硫黄存在感が圧倒的だったのは確かなことだったと思う。捻くれたサブカルだったら「黒田硫黄が好き」とか言うのは、ぜんぜん捻くれてないチョイス過ぎて、言うと恥ずかしいぐらいの存在感だった。宮崎駿御大まで「このおもしろさが判る奴は本物だ」とか、はずかしい推薦の言葉を帯に捧げ、ジブリ系のアニメーターである高坂希太郎監督によって作品の一部がアニメ化もされた(制作マッドハウス)。『大日本天狗党絵詞』も衝撃的な作品だったが、黒田硫黄存在感もっとも強かった時期の作品ということで挙げればこれかと、思う。

宝石の国市川春子

個人的市川春子はそんなにハマっていないのだけれども、客観的に見て、支持の厚さ、連載期間、メディア化、受賞状況などから鑑みて、この作品を入れないわけにはいかないだろうということで。

ブルーピリオド山口つばさ

近年の作品から一つ選ぶなら、まずこれですかね、という感がある。作品自体も登場時に衝撃を受けたが、その後のヒットまでうまく繋がり、人気作に育って本当に良かった。

次点

蟲師漆原友紀) 人によっては、こっちを10選にいれる人はけっこういるとは思う。筆頭候補

ラブやん田丸浩史

BLAME!弐瓶勉弐瓶作品10本縛りがなければ、どっちかを入れたいところ。個人的に『BLAME!』はアフタヌーンイメージが強い。

シドニアの騎士弐瓶勉)同上

・ハックス!(今井哲也) 今井作品も一つは入れたいところだが…。

なるたる鬼頭莫宏) 鬼頭作品なら『ぼくらの』(IKKI)の方が一般重要作か、ということで除外

メダリスト(つるまいかだ) 最近作品ブルーピリオド以外にいれるならこれが筆頭か。

スキップローファー高松美咲) 最近作品での上位候補

勇午赤名修/真刈信二) 個人的には大好き。塩漬けなど、ミームになるパワーがある作品だと思う。

Spirit of Wonder(鶴田謙二) 重要作品だとの認識はある

EDEN遠藤浩輝) EDEN入れる人もいるとは思うが、だいぶ意見分かれるかな、という印象。

臨死!!江古田ちゃん瀧波ユカリ

砲神エグザクソン園田健一

GUN SMITH CATS園田健一

青野くんに触りたいから死にたい椎名うみ) 

ヨコハマ買い出し紀行芦奈野ひとし

天国大魔境(石黒正数) 

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見恵三朗/草水 敏)

・あっかんべェ一休坂口尚

越後荒川堂夜話(石坂和道)

黄色い本高野文子

・来世は他人がいい(小西明日翔

ハトのおよめさんハグキ

同一作家の別作品を入れたので除外

ヒストリエ岩明均) ごく順当に重要作品だとは思う。

波よ聞いてくれ沙村広明) 同上。

大日本天狗党絵詞黒田硫黄

・あたらしい朝(黒田硫黄

四年生木尾士目

・五年生(木尾士目

ぢごぷり木尾士目

空談師(篠房六郎

 

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まとめる作業してて思ったが、

「あれ、これアフタヌーンじゃなくて、IKKIなんだっけ?」っていう記憶の間違いがけっこうあった。

2024-10-18追記ブコメ対応):

・『アンダーカレントふつう意識の外だったけど、雑誌買ってなかった時期に、単行本で読んだので、アフタヌーンという認識ぜんぜんなかった。大変失礼いたしました。位置付け的に確かに入っておかしくない作品だと思う。

「・「ガロからアックス」の境目だったから、ああいテイスト避難地になってた印象。」とのコメントも、なるほどと思ったので確認したら、ガロがほぼ休刊になったのが、97年7月で、アックスが98年なので、97年~98年スタート作品ということかな?ちょっとよくわかってない。

植芝理一ディスコミュニケーション』が魅力のある作品だとは個人的にも思うが、周囲でこの作品の話してた人ほぼいなかったんだよね。観測範囲問題かとは思う。

・『大合作』について複数コメントあり、扱いどうすればいいんですかね…

・『神戸在住』もコメント多めで、ここらへんも確かに好きな人多いですよね。

・『地雷震』(髙橋ツトム)の適切な位置付けはあまりよくわかってない。読んではいた。

・『カラスヤサトシ』『ワッハマン』も同様。

・『菫画報』はふつうに好きだけど、こういう選のなかに入るような層の厚い評価文脈ってあるの…?

・『ワンダンス』を次点ぐらいには入れてほしいとのこと。ちなみに、個人的に好きというだけだけで言うと、次点にも入れなかったけど、『リンガフランカ』(滝沢 麻耶)は好き。個人的気持ちとしては清家雪子とかも、もっと売れてほしいなと思っている。

五十嵐大介は、代表作は『リトル・フォレスト』より、『海獣の子供』(IKKI)のほうなのかな?とぼんやり認識なので、入れなかったけど、認識ぼんやりしてる

とよ田みのるは、『『これ描いて死ね』』(ゲッサン)のほうが代表作になるかなと思って、いれてない。

・冬目 景は四季賞デビューアフタヌーン作品複数あるが、『羊のうた』(コミックバーガーコミックバーズ)『『イエスタデイをうたって』』(ビジネスジャンプグランドジャンプ)いずれも他誌

四季賞受賞したデビュー作の衝撃がすごかったという人が、けっこういるのは完全に同意四季賞は、他誌の新人作家向けの賞とは明らかに位置けが異なる賞だと思う。

あらためて思ったが、アフタヌーン作品評価文脈はいろいろあって複雑だな、と感じる。ブコメでも書いていただいたが、アフタヌーンは、他の雑誌よりも10選とかやったら、合意とりづらいのはそうだと思う。「これがヒット作です」的な基準の外側に「この文脈ではすげー評価されてるし…!」というような文脈が、いろんな形で存在しているので、合意とりづらいところが、アフタヌーンの良さなんじゃないかとは思っている。

2024年11月28日追記

熱量のある反応をいただいていたので。ありがとうございます

https://msknmr.hatenablog.com/entry/2024/11/20/123000

ちなみに、完全に個人的に10選ぶなら、こんな感じだろうかと思う。

滝沢 麻耶リンガフランカ

黒田硫黄大日本天狗党絵詞

銀峰瑞穂清家雪子)『孤陋』(四季賞作品

岩明均ヒストリエ

篠房六郎空談師』

沙村広明波よ聞いてくれ

山口つばさブルーピリオド

真鍋昌平スマグラー

木尾士目ぢごぷり

赤名修真刈信二勇午

2024-09-29

ヒロシのひとりキャンプのすすめ、次回「ぼっちキャンプ(駅前食堂風味)完コピ企画

大期待

真っ昼間に見てても寝落ちしそうになる癒やしの番組を、アニオタ再現出来るのか

リアル蟲師みたいなあの映像を、御手洗・坂本カメラマン再現出来るのか

(もう、蟲師続章のopをずっと流して林間に宿るヒロシを撮っとけばいいんじゃない?黄砂が舞ってるような色合いのフィルターかけて

あと、opヒロシの顎のラインが綺麗に見える煽りVを使うこと)

それにしても今回は類を見ないほどの迷走っぷりで笑った

グルトと海苔馬肉ジャーキー(犬の餌)が出てきたときの気まずさたるや

この番組は常に迷走しているけれども(褒め言葉)、今回は本当に迷走を極めていた

ブレないのはまゆたんのアニメ音楽好きだけ

(ぼっちざろっくとかガールズバンドものは全く見ないので、まゆたんが大絶賛しているその声優さんは存じ上げないが、いつか呼べるといいね)

それにしてもまゆたんは40代だろうに、番組で取り上げるアニメがやたら古いのは何故なんだ

もしかして熊本ではすごく古いアニメ再放送ばかりされていたのだろうか

2024-03-23

anond:20240322191534

蟲師って漫画

犯人は蟲だけど、その蟲を使った真犯人別に居ることがある。

2023-10-21

フリーレンのジャンルって蟲師と同じだよな?

あとキノの旅

もっと増えてほしいけどむずいよね

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