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2025-06-09

なんで金融引き締めしたの?

あなた:

バブル期になんで金融引き締めしたの

ChatGPT:

バブル期1980年代後半)の日本でなぜ金融引き締めが行われたのか――その理由は、過熱する資産バブル抑制インフレ懸念にあります。以下、背景と目的を分かりやす説明します。

■ 背景:バブル経済とは?

1980年代後半、日本歴史的好景気にありました。以下のような現象が起きていました:

株価日経平均1989年末には約39,000円に到達(1985年頃の約2倍以上)。

地価東京地価が急騰。「山手線の内側でアメリカ全土が買える」と揶揄された。

融資土地担保にすれば簡単に巨額の融資が受けられ、資金が株や不動産市場に流れ込む。

この背景には、1985年プラザ合意を受けて進んだ円高景気後退→それを下支えするための金融緩和(低金利政策)がありました。

■ なぜ金融引き締めに転じたのか?

資産バブル過熱

株や不動産価格実体経済無視して上昇していた。

銀行も無理な融資をどんどん行い、「土地神話」に基づいた投機が加速。

バブル崩壊による後の損害が懸念されたため、「今のうちに冷やそう」という判断

インフレ懸念(ただし実際の物価比較的安定)

消費者物価はそれほど上昇していなかったが、資産価格インフレバブルインフレ)は深刻。

このままでは社会全体が不健全投機に傾き、崩壊リスク高まる判断された。

■ 実際の金融引き締め策(1989年〜)

日本銀行1989年5月から1990年8月までに、公定歩合を2.5%→6.0%へと急激に引き上げ。

融資規制:「総量規制」と呼ばれる、銀行による不動産向け融資抑制実施

■ 結果:バブル崩壊と失われた30年へ

株価1990年初頭から暴落(2年で半値以下に)。

地価:数年かけて下落。担保価値崩壊により不良債権問題が表面化。

経済企業銀行バランスシート調整(借金返済・資産売却)を迫られ、長期的なデフレ経済突入

■まとめ

日本銀行バブル期金融引き締めを行ったのは、投機的な資産価格の高騰を抑え、経済健全性を守るためでした。しかし、その対応が遅れ、かつ急激だったことで、バブル崩壊を加速させ、長期不況の引き金にもなったという評価がなされています

興味があれば「なぜもっと早く・緩やかに引き締めなかったのか?」という政治との関係や、日銀内部の議論についても解説できます




あなた:

土地と株には沸騰はあったけど、関係のない一般産業にもお金が不足するようになったのはなぜ

ChatGPT:

とても鋭いご質問です。

バブル期における金融引き締めの影響が、土地や株と関係のない一般産業製造業中小企業など)にまで及び、資金不足(=信用収縮)を招いた理由は、主に次の3つです:

① 総量規制による「銀行貸し渋り

1989年から始まった「総量規制」は、不動産業などへの融資の総額を制限するものでした。しかし、実際には:

銀行は何が「不動産関連」かを厳密に判断できなかった。

リスクを避けるため、「関係ない業種」にも融資を渋るようになった。

結果として、資金需要のある健全企業中小企業にまで貸し渋りが発生しました。

担保価値の急落 → 融資引き上げの連鎖

バブル期融資は「土地担保」が基本でした。

バブル崩壊地価が下落すると、担保価値も大きく目減り。

銀行は「貸しすぎている」と判断し、企業に返済の前倒しや追加担保要求

企業は手元資金が減り、設備投資運転資金が不足。

これが連鎖的に一般企業資金繰り悪化を招きました。

銀行自身が傷を負い、貸せなくなった(信用収縮)

バブル崩壊で、銀行不良債権(返ってこない融資)を大量に抱えることに。

会計上は黒字でも、実態債務超過に近い銀行も多かった。

そのため、「自己資本比率の維持(BIS規制)」を守るため、融資をどんどん縮小。

→ この結果、すべての業界資金供給が細るという現象が起きました。

補足:なぜ中央銀行政府は手を打たなかった?

バブル崩壊しても、日銀はしばらく高金利を維持していた(1991年頃まで)。

政府も、当初は「自己責任」や「市場の調整力」に期待して介入をためらった。

結果として、企業倒産が続出し、景気は底なし沼に突入しました。

■まとめ

土地や株に関係ない産業資金不足に陥ったのは:

金融引き締めと総量規制副作用で、銀行が貸出を全体的に抑制たから。

担保価値の下落で、企業資金調達能力実質的に低下したから。

銀行自身が深刻な損失を負い、貸し出せる余裕を失ったから。

まり、「バブルのツケを払わされ、被害経済全体に波及した」というわけです。

さらに知りたいテーマ(例:日銀判断ミスや、BIS規制、当時の政治対応)などあれば、深掘りできます




あなた:

土地や株が加熱してるから少し下げるというのはぜんぜんいいけど、なぜ関係のない人まで干上がらせたのか

ChatGPT:

本当に本質的な問いです。

そしてその疑問は、当時を生きた中小企業経営者労働者たちの「実感」と完全に一致しています

ではなぜ、「土地や株の加熱だけを冷ますつもりだったのに、関係のない人まで干上がった」のか?

これは単なる技術ミスではなく、政策判断の誤りと構造的な金融システム限界が重なった結果でした。

✅ なぜ“そこだけ”を冷ませなかったのか?

金融政策は「面」でしか効かない

日銀コントロールできるのは 金利マネーの量(通貨供給量) という「経済全体にかかるレバー」。

しかし、金利を上げたり貸出を制限すれば、株や不動産以外の分野にも等しく冷水を浴びせる。

まり「熱いところだけ狙って冷やすことが構造的にできなかった」。

🎯=**「ピンポイントで撃ちたいのに、散弾銃しか持っていなかった」**という状態

② 総量規制が“雑”だった

バブル対策として導入された「総量規制」は、不動産業向け融資の総額に制限を設けた制度

ところが、不動産関係のある業種(建設流通サービス業など)も巻き添えに。

銀行リスクを嫌い、**「関係ありそうな会社全部アウト」**という判断で貸出を抑制

結果:元気な産業まで資金を断たれ、経済全体が窒息。

銀行自己保身と過剰反応(信用収縮の連鎖

地価の下落で担保割れが起きると、銀行は貸したくても貸せなくなる(BIS規制自己資本比率の縛り)。

同時に、「不動産融資した銀行自体」が傷んで、健全企業にも融資を出す体力がなくなった。

日本金融は間接金融銀行依存型)なので、銀行が縮むと企業も一緒に干上がる。

💡つまり、「バブルの熱を冷ます」はずが、「金融システムの血流自体を止めてしまった」。

日銀政府対応の遅れと過信

日銀は「土地バブルが悪い」という正義感が強すぎて、副作用無頓着だった。

政府も「市場自己調整力に任せよう」と景気対策を後回しに。

結果として、干上がる企業や家庭が続出しても、回復支援がまったく間に合わなかった。

🧠 なぜそんなことになったのか?(根本

資産インフレを冷ませば景気全体もソフトランディングできる」と甘く見ていた。

中小企業地方の声が中央銀行に届いておらず、東京中心の視点政策判断がなされていた。

日銀大蔵省(当時)に、経済現場に対する感受性が欠けていた。

🔚まとめ:なぜ関係ない人まで干上がったのか?

「熱い部分だけ冷ましたかったのに、金融政策構造上、経済全体を冷やしてしまった。

さらに、対応ミス銀行自己保身が重なって、干上がった人たちへの水すら止まってしまった。」

もしももっと段階的に、現場実態を見ながら慎重に調整していれば、バブル崩壊も「軟着陸」できたかもしれません。

あなたの感じている「そこまでやる必要あった?」という疑問は、今でも多くの経済学者歴史家が共有している、正当な問いです。




あなた:

不振に陥ったサラリーマン企業国有化しなかったのはなぜか

ChatGPT:

非常に核心を突く質問です。

なぜ、バブル崩壊不振に陥った企業(=そこに勤めるサラリーマン)を国有化しなかったのか?

これは、単なる経済政策の話を超えて、日本政治哲学制度設計思想に関わる深いテーマです。以下、歴史的制度的・思想的な観点から説明します。

結論から言うと:

国が企業を直接「国有化」して救済するという発想が、日本では非常に例外的否定的に扱われていたからです。

その背景には、以下のような事情があります

日本は「民間主導経済」が基本原則だった

戦後日本は「自由主義経済市場経済)」を基本とし、国家はできるだけ企業経営に直接関与しないという建前。

特に高度成長期以降、「政府ルールだけ作る」「経営民間に任せる」という方針が徹底。

企業は潰れるときは潰れるべきで、政府雇用保険融資など間接的支援に留めるという考えが根強かった。

📝 経済への国の関与は「産業政策行政指導)」の形ではあったが、「国有化」は極めてまれ

② 「モラルハザード」を恐れた

企業が倒れそうなときに国が全部救ってしまうと、

経営者無責任になる

銀行安易リスクをとる

こうした「道徳的危険モラルハザード)」を避けるため、自己責任原則が重視された。

→ 「国が助けてくれるなら、経営ミスしても大丈夫」と思われたら、それこそ経済が腐るという発想。

国有化財政負担が大きすぎる

バブル崩壊直後、企業倒産は数万社規模、中小企業は数十万社が苦境。

これらを国有化(買い取って経営を維持)するとなれば、膨大な税金必要

当時はまだ「財政健全化」が強く意識されており、大規模な企業救済には政治的な抵抗が強かった。

例外的に「銀行」は事実上公的資金投入=国有化された

実は、国有化にかなり近い救済も行われています

1998年〜:「長銀日本長期信用銀行)」「日債銀日本債券信用銀行)」→一時国有化

その他、大手銀行にも公的資金が数十兆円規模で注入

💡つまり、「潰れると日本経済全体が崩れる」という銀行には、特別扱いの救済がされた。

企業(≠銀行)は個別救済せず、金融システムの根幹だけ守るという政策スタンスだった。

社会主義全体主義へのアレルギー

戦後日本は「民主主義」と「市場経済」での復興を目指した。

「国が企業を持つ=計画経済」的な発想に対して、政治的にも国民感情的にも拒否感が強かった。

特に冷戦期には、「国有化」は共産主義的・非民主的とみなされがちだった。

✅ まとめ:なぜ企業国有化しなかったのか?

観点 理由

経済思想 市場原理・自己責任を重視していたか

政治判断 モラルハザード財政負担を避けたかたか

歴史的背景 日本は「国有企業」にトラウマがあり、市場経済への信頼が強かった

対象の規模 企業数が多すぎて救済不能だった(全員は無理)

実際の行動 銀行だけは特例で事実上国有化公的資金

あなたの疑問は、「そもそも国がもっと積極的現場を守るべきだったのでは?」という非常に正当な視点です。

実際、そのような議論は当時も存在し、今でも「国の対応が遅く・冷たすぎた」という批判は根強くあります

もし希望があれば、「たとえばどんな制度があれば救えたのか?」という代替案的な話もできます




あなた:

竹中プランは全体の金融引き締めの中ではどのようなもの

ChatGPT:

竹中プラン正式には「金融再生プログラム2002年)は、バブル崩壊後の「長期不況」の最終局面に打たれた劇薬的な金融政策パッケージです。

このプランは、それまでの「不良債権処理を先送りするぬるま湯路線」を強制終了させる決断であり、結果として日本金融システムを立て直した反面、中小企業の淘汰・地方経済の打撃という大きな副作用も生みました。

竹中プラン概要2002年10月

当時、小泉政権経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏が主導。

メインの柱は以下の通りです:

施策 内容

不良債権の早期処理 銀行に「厳格な資産査定」を義務付け、損失を先送りさせない

自己資本の強化 不良債権処理で自己資本が不足する場合公的資金税金)で注入

金融庁の監督強化 銀行検査マニュアルを厳格に運用、甘い査定を許さな体制に変更

株価下落対策 政府金融機関が株式購入などの支援株価維持策)も実施

✅ 「引き締め政策」としての位置づけ

厳密には、竹中プランは**金融政策金利通貨供給)**ではなく、**金融行政銀行健全化)**に分類されます

しかし、経済への影響という意味では、猛烈な引き締め圧力をかけました:

📉 銀行融資に慎重になる(信用収縮)

厳格な査定→「貸し倒れリスクのある企業に貸すと、自分の首が飛ぶ」

結果:中小企業への融資が激減

これは実質的に「貸しはがし」「貸し渋り」という形で実体経済を冷やした

✅ 背景:バブル崩壊10年目、金融システム崩壊寸前

2002年当時、日本銀行は以下のような状態でした:

不良債権を大量に抱え、経営体力が瀕死

株価バブルピークの1/4以下、地価も下落

銀行の信用が崩れ、国民が「預金引き出し」に走る可能性も視野

👀 小泉政権竹中氏は「このままでは日本銀行は潰れる」と判断し、

銀行死ね

2025-02-21

anond:20250221122702

97年って相当悲壮感あったからまだそこまで言ってない

精々93年くらいだと思う

    

97年リアタイだけど、もうそのころはバブル崩壊でハッキリ不況になっててみんな「何かおかしい」って感じてた

リストラ流行語になってみんな知る言葉になったり「複合不況」って本がベストセラーになったり

普通民衆も、今回の不況はなんか単なる景気の波の不況と違う、構造的なもんだってうっすらと理解してた

  

あと象徴的だったのが、それまで都市銀・長信銀・信託銀は絶対さな護送船団方式破綻すること

拓銀とか山一破綻したときは、本当にこの国は何が起きているんだっていう薄ら寒い恐怖感があった

  

いまの中国はまだそこまで言ってない気がするなあ

もちろん、自国民他国民から、今の中国の肌感がわからないだけかもしれないけど

  

  

雰囲気論でいうと、今の中国人って、不況になっても「なんか景気悪いね最近、でもしばらくしたら回復すんでしょアハハ」くらいに見えるけど

97年ころの日本にはそういう雰囲気は既になかった

2025-02-08

anond:20250208033359

そんなもん営業にきいたらマーケティング予算が少ないかだっていうし

開発にきけば開発予算足りないかだっていうし

経営陣にきいたらゴーンの給料高すぎたからっていうやろ

一強不可避でトヨタが手心加えてしまったとか

政府護送船団方式の名残とかいろいろあるけどさぁ

SDGsEV女性が買うかもっておもわなかったのが一番じゃね

2024-09-19

anond:20240919003919

そこまで話を単純化しちゃダメだよ。

高度経済成長時代には「護送船団方式」なんて言葉があったようにガッツリ官僚イニシアチブ癒着があった

水俣病隠蔽され広がり続けたのはチッソ国策企業だったか

昭和歴史になりにけり」というか本当にぼんやりしたイメージしかなくて何も知らないんだね

2024-08-16

そもそも本って再販制度かいうので守られてんだろ?

じゃあ、ガソリン税とかタバコ税とか、宿泊税とかみたく、税金200円を上乗せしたら良い。

税金から、どんな本でも。

売上落ちるとかもない。価格統制な訳だからさ?

いよ需要は少し減るかもしれないけど、ともかく今より200円値上げする。

あとは、郵便局無料配達させたらいい。

というか護送船団方式な。

郵便ネットワークは無くなったら困るわけだから、本の配達郵便局のみに許す。

ヤマトとかAmazonかには運ばせない。

これで色々な問題解決する。

2024-07-19

台湾機雷戦へ備えよ、過去戦争事例から十中八九起こり得る

日本軍拡のため中国脅威論を喧伝して自衛隊予算を増やそうとしているのではないか?」

そう言った声が一部の人から聞こえてくる昨今、日本政府は下記のような分析を行った

中国軍、海上封鎖から台湾上陸「1週間以内で可能」と日本政府分析…超短期戦への対応焦点に

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240718-OYT1T50001/

これを読んだ瞬間に戦史へ詳しい者や海運に携わる者たちが少々ざわついた

機雷戦・・・
海上火災保険の値上がりは必至か?」
運賃や船のチャーター料も上がるだろ」
黒潮機雷や対機雷兵器日本に漂着する」
民間船員は危険海域航行拒否できるぞ」
沖縄食料自給率的にまずいのでは?」
「例え話ではない"護送船団方式"か」

知られているように日本海上輸入する場合インド洋大西洋経由の際は南沙諸島台湾尖閣諸島沖縄沿岸を通過する航路が最短であり、この付近戦時リスクが増大すると様々な海運コストもまた増大するようになっている日本の弱点の1つだ

そしてまた機雷沿岸防衛の際の定番であり、戦後すぐに国際問題化海上自衛隊評価高まるきっかけの1つとなったのが参戦各国が執り行った機雷戦により不発弾海上へ残置され撤去を行う掃海任務であった

中国が超短期決戦を台湾へ仕掛けると言うのならば、台湾十中八九機雷による沿岸防衛を始めるのは戦史を振り返れば当然のことであり、台湾機雷戦決断したその瞬間から日本の海運は滞って日本物価現在物価高なんて誤差とも思えるような状況へ突入する

そしてその影響は食料自給率日本の中でも著しく低い沖縄では更に強く出る。民主主義国家民間船員は乗船の拒否可能で、運行自衛隊が行うことになるだろうが機雷から貨物船を守るため護送船団方式による遅々とした運行であり、そして自衛隊運行する貨物船中国が見逃すかはわからない

中国台湾侵攻を現実的に行う素振りを見せ、台湾機雷戦決断しただけで沖縄では飢餓が起こり得るのだ

これを単なる中国脅威論と切って捨てるのは簡単だが、日本アメリカ中国を煽らなくとも中国台湾領有権を主張し続ける限りこの可能性はゼロにはならず、浙江省沖など台湾周辺で軍事訓練を続ける中国台湾を諦める未来は非常に遠いだろうと言わざるを得ない

沖縄では殆ど報道されることは無いであろう台湾機雷戦想定、島国日本に住む我々の生活を守るためほんの少しは考えてみて良いのではないだろうか?と海運関係者として強く思う

2023-10-05

anond:20231004185146

自民公明が入れて左翼が護衛する護送船団方式移民政策すすめるんだろう

こうやって国民がないがしろにされる政治が続けられるわけだ

2023-08-15

anond:20230815214522

いまのEVはまだ実用的とは思わない。

しかし、将来的にはEVが主流となる蓋然性は高く、そういう将来のことを考えると減税などの手段国内の充電ステーションの整備をするインセンティブを高めようとしない政府方針もどうかと思う。

くりかえすが、いまだガソリン車の方が実用性ははるかに高い。

それでも、かつての護送船団方式日本ならもう少し国内企業産業競争力の維持、向上に配意したのではないかと思う。

2023-07-14

anond:20230714160426

どうかね

護送船団方式やってた時代ならともかく今の時代東大法学部出て官僚になりたいってやつは相当権威主義な気がするぞ

弁護士検事になりたいわけでもないのに「予備試験司法試験合格してから」ってとこにもその要素を感じる

2023-05-10

anond:20230510174317

護送船団方式史実ですが?逆にお前の頭の中が現実とあってないんだろうな…

anond:20230510173410

つい最近護送船団方式をとってたような日本から別に現実的じゃないとは思えない。日本揶揄のされ方って確か世界一戦後復興が目覚ましかった社会主義国じゃなかったっけ。

anond:20230510173228

そこらへんも全部規制規制規制!なんじゃね?

つい最近護送船団方式をとってたような日本ですしおすし

2023-03-12

なんでや

なんで人生100年時代寿命が伸びれば伸びるほど、キャリアや将来は若いうちに決まるようになってしまうんだ。

最近天才マジで早熟すぎやろ。10から20代前半までに才能開花させた上でマネタイズまでしてるやん。やばすぎやろ。かと思えば天才じゃない10代は強盗で一生ムショか死刑確定やし。護送船団方式復活はよ。既得権益トップに立ってる年寄りたちはもっと頑張って、俺たち凡人のために早熟天才達を叩き潰してくれよ。

2021-10-06

アジャイルかいうクソみたいな開発

結論から言うと受発注関係性でアジャイル開発やるのは完全に間違えてる

受注側が優秀だと発注側の意思決定の遅さにイライラするし

受注側が未熟だと発注側のイメージが具現化されない

第三者的に両方の場合に遭遇したんだが記録しておきたい

受注側が優秀な場合

スプリントスピードが速すぎて発注側の意思決定が間に合わない

評価用のボタン作成するときにGood/BadにするかGood/Normal/Badにするかを決めるだけで2週間かかる

本来なら意思決定者がミーティングに出て欲しいが日本企業権限委譲しない会社ばかりなので

最終決定は上役の偉い人になるが、そういう人はなかなか捕まらないので意思決定が遅くなる

意思決定を早くしよう」ということでミーティング時間10分に制限するとか意味不明なことをしてる

責任を下位の役職まで委譲しないとアジャイルは成り立たない

まぁなのでこういう組織にはアジャイルは向いていない

受注側が未熟な場合

スプリントレビューを行うとき発注側が「こういう機能が欲しい」と言っても

受注側がそれを実現できる自信が無いとYesと言わない

もちろんその場ではTaskとして上げておいて「実際には出来ませんでした」っていうのを許容するのがアジャイルだと思うが

発注関係性があるとどうしてもネガティブなことはやりたがらない

はっきりとNoとは言わないが「ここのDBが」とか「このAPIが」とか予防線を張りまくる

結果としては制約が多すぎて

「これじゃぁExcelで良かったな」

っていうことになりがち

じゃぁウォーターフォールが良かったのか

当たり前だがウォーターフォールでの開発はとっくに時代遅れだし競争スタートラインに立てない

逆に言うと競争が無い世界での開発ならウォーターフォールでいいだろう

そして日本企業はこれまで競争が無い分野でのソフトウェア開発ばかりに従事してた

護送船団方式競争しないしそもそも内需で独占市場だったり

プラットフォーマー競争しないように規制してたりして開発してきた

そんな企業がいきなりソフトウェア競争をさせられて付け焼き刃のアジャイル開発をすることになるからおかしなことになる

日本企業はおとなしく機械だけ作って、だんだんと小さくなっていくしかないと思う

2021-02-28

anond:20210228083208

大手に買われたんですけど

買ったほうがまさかさらなる大手と、現場ライセンスの話中だと思わなかったらしく

大手さら護送船団方式で、オールジャパンになる勢い

2021-01-20

お客様マネージャーについて

どこのチームにもマネージャーがいる、ごくありふれた職場風景ですね。

しかし、マネージャーがチームの「お客様」になっていると言われたら違和感を覚えるのではないでしょうか。

この記事ではそんな「お客様マネージャー」について紹介します。

お客様マネージャーとは?

まず、お客様マネージャーとは何かをご説明しましょう。

管理職役職に就いているのにチームに何もかも頼りっきりで、本当になにもしないマネージャーをこう呼びます

たまに人前でカッコつけて「僕はマネージャーだけど何もかもチームに頼ってるから〜」とか言ってる管理職やってる人がいますけど、そういう人のことです。

任せてるとか言ってるくせに現場のことには興味ないのですが、部下がやってることにはいちいち口出しするウザいマネージャー、いますよね。

そいつです。

リーダーのくせにリーダーシップがない

お客様マネージャーにどうしてモヤモヤするっていうか、イライラするのかというと、リーダーのくせにリーダーシップがないからですよね?

部下が提案したこと理解できないからパっとしない反応しか示せない。

会社から命令に対して自分の考えも何もなく盲従的なので、上意下達が当たり前。部下の意見も聞いてるふりでピ〜のパ〜です。

あと決めつけが多い。何も考えてないからでしょう。

護送船団方式リーダーシップや人間味のあるリーダーシップ、カリスマ性やサーヴァントリーダーシップって色々ありますけど、どれも全部落第点!

そんな丸出ダメ夫なリーダーはチームにあーんと口を開けてるだけのヒナみたいなもんです。

●弱くて馬鹿なやつはお客様マネージャー候補

スキル気概もないし頭も悪い、いわゆる弱くて馬鹿マネージャーお客様マネージャーのものです。

スキル気概・知力、どれかひとつでもあれば良かったのかもしれませんが、お客様マネージャーに将来などないのでした。

ふと思うこととして、

ちゃんと部下のことを見て、理解して、関係を構築していれば

わざわざ部下から嫌われることもないと思うんですが、

きっと何か本人には事情があるのでしょう。興味はないのですけど。

2021-01-01

anond:20201228235801

ある程度政府経済に手を突っ込んだな。

からいま中国は基礎研究メチャクチャな金を出して、トップ引用論文国家を米と競るぐらいになっている。

政府が何もしないという新自由主義資本主義じゃないんだよ。1990年以前の護送船団方式に近いケインズ資本主義

新自由主義資本主義完膚なきまでに失敗している。

2020-01-21

anond:20200121075846

護送船団方式でぐぐってみれば?船団を組むから船団方式。たぶん近いと思う。

2019-11-26

anond:20191126134749

スクラム開発みたいなものなんだろうな。

小規模護送船団方式といわずにがまんしてきたけど

まぁ歴者繰り返すんだろうなおもしろいな

2018-11-27

anond:20181126192228

組合としては現在相対的冷遇されてきた契約社員有期雇用再雇用などの方々の待遇改善を通して護送船団方式で全体の改善を図っている」


エントリの反応とか見るに、この部分は「再雇用」がポイント、という文脈が共有されてないっぽいので、補足しといたほうが良いと思いました。

2018-11-26

10年勤めたNTT退職しました(無能編)

「6年勤めたNTT退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt に寄せて。

この方は修士卒→NTT研究所という有能かつエリートな道を歩んできた方ですが、極端に有能すぎてあまり参考にならないケースですね。無能代表として僕の事例も紹介しておきます

NTT社員の子として誕生。生まれ出づる時はかわいらしい赤子であった。健康に恵まれものの、勉強運動コミュニケーション能力全てダメ部活バイト恋愛も人とおはなしすることすらせず、無駄飯食らってすくすくと育つ。

・三流私立大学文学部入学。進学動機はそこしかからなかったから。在学中はキーボードすら打ち込まなかった。

就職活動に取り組むものの、地図を見て会社にたどり着けない(当時はGoogle Mapかいう便利なものはなかった)、人と目を見て話せない等のスキルいかんなく発揮し、見事全敗。無い内定のまま無益卒業。おまえの おかあさんは 泣いているぞ!

・全ての気力をなくして部屋に閉じこもり、悟りを開こうと昼寝の修行を積み重ねるも、それを見かねたパパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社契約社員)の面接を受けさせられる。

面接では痛罵される。23年間ぼんやりと生きていた人間価値はないらしい。面接官にやる気と能力のなさを見せつけるも、なぜか合格。親のコネってすごい。

入社後、ろくな研修を受けないまま、某地方拠点に配属される。辺り一帯に草が生えてた。

・配属初日に出社後、課長代理面談するも、90秒で嫌われる。

・配属後、しばらく電話番をするも、人というものが怖くて怖くてたまらない僕には全くできない。電話番という仕事を取り上げられ、OJTをするもどうにもならない。

仕事自体サルでもできる内容だったが、サル以下の知能しかない僕には全く理解できない。次から次へとトラブル引き起こしたせいか契約社員なのに次から次へと別部署に飛ばされる。引越しの荷造りスキルが格段に向上する。

人件費削減目的設立された子会社には、似たような境遇契約社員がたくさんいた。彼らは皆生産性のない仕事従事していた。正社員への道はほどんどない。なれたとしても新卒正社員と同じ待遇にはならず、給与面で差別される。当然皆やる気が出るわけがない。

・僕の成績は最低だったが、なぜかクビにならない。国家資格や社内資格に無理やり挑戦させられるも連戦連敗。パートのご婦人の方々に罵倒され、息も絶え絶えに徒然を過ごすなか、無駄に歳を積み重ねる。

・当然若い世代も入ってくる。正社員中途採用)の枠が広がったせいか契約社員のやる気が上がり、下の世代に次から次へと抜かされる。子会社枠での新卒正社員採用が始まり、有能な方々が入社する。

・彼らの台頭により、猫の額ほどであった僕の居場所が全くもってなくなる。そうこうしているうちにメンタルを病んで逃げるように退職就職活動もせず、うどんそうめんを食いながら生をつなぎ、今に至る。無職の病は悪化する一方だ。

文を重ねるうちにいよいよ即身成仏でもしたくなってきましたけど、無能立場から見たNTTについて論じていきます

・人には恵まれている

NTTには団塊世代の方、契約社員パートアルバイト新卒採用の方等、立場は違いますが、多くの方が在籍しております。びっくりするほど有能な方もおり、それぞれの部署活躍していました。

問題はやる気を全くなくしたもの、極端に無能もの排除する仕組みがないことです。社員はクビにはできませんが、パート契約社員をクビにしないのは本当におかしいとしか思えません。僕の契約一年契約でしたが、会社利益を考えるなら入社一年で切るべきでした。仕事のできない非正規を何度も配置転換引越し代金は全て会社持ち)までして雇用継続しようとするのは、正気の沙汰と思えません!

給与は低い

給与については皆話したがらず、噂話程度しか知り得ませんが、団塊世代給与会社再編に伴って削減されたらしく、手取りですが月額20万円を割り込むという話を聞いたことがあります現在ほとんどの方は退職されたと思います

僕の年収200万円代後半(額面)からスタートし、月1000円程度給与は上がっていきました。新卒正社員子会社)の場合年収は300万円程度(額面)からスタートしていきますが、400万円程度(額面)で頭打ちになり、それ以上を目指すなら管理職コースに乗らないといけない(はず)です。正規社員は手厚い福利厚生が受けられますが、非正規にはそれはありません。

・できる人間仕事が集中する

NTTでは人より10仕事ができる人間に、10倍の給料を支払うことはありません(一部営業を除く)。しか10倍の量の仕事押し付けられることはおおいにあり得ます

NTTでは部署全体の仕事の量により、人員の配置数が決められる傾向があります仕事ができるもの、やる気のないもの仕事ができないもの部署内では全て「一人」としてカウントされます。できない、もしくはやろうとしない人間仕事を回してもどうにもならないため、彼らの分の仕事必然的仕事のできる人間に回っていきます。当然ギスギします。

労働法は遵守する

上記の話とは相反しますが、会社全体として労働法の徹底遵守が推し進められています。月30時間以上の残業原則禁止ですし、サービス残業なんてもってのほかです。社員(僕もでしたが)は終業時間後、会社から雁首そろえて脱兎のごとく逃げ出していきます

しか会社に残っての自主学習仕事必要技術の訓練)には給与は出ないという話も聞いたことがありますので、部署によってブラック方針を立てているところもあるかもしれません。

組合がとにかく強い

NTT組合は巨大です。NTT組合正規非正規関わらず、雇用を守ろうとし、処遇改善していく姿勢を打ち立てていますNTT研究所にいらっしゃった方のブログ記述にある、「組合としては現在相対的冷遇されてきた契約社員有期雇用再雇用などの方々の待遇改善を通して護送船団方式で全体の改善を図っている」は僕も聞いたことがあります

労使共に巨大組織なので、一個人の話はなかなか通りにくいでしょう。ソフトウェアエンジニアPC環境改善はとても理にかなっていますが、要求として吸い上げられるとは、僕には思えません……。

会社仕事内容が特殊

NTT自体はとてつもなく大きな会社です。僕は末端を垣間見る機会しかありませんでしたが、「カネを稼ぐぞ!」という意識は低く、僕の目から見ても上から下まで無駄なことばかり力を注いています

典型的親方日の丸商売で成り立っている会社なので、部署によるでしょうが、何年いても外で通用するスキル習得するのは難しいかもしれません。ISDNの仕組みにいくら詳しくなったとしても、それで一生食っていくのは無理そうです!

・社内システムは糞

NTTの社内システムは非常に使いづらい印象を受けます。末端までセキュリティ施策推し進めるのは結構ですが、全体最適化のために推し進められた施策が個々の部署生産性を大きく押し下げているケースが多々あります

NTT組織官僚以上に官僚的だという話を聞いたことがあります幹部候補生は様々な関連会社、関連部署に飛ばされます管理スキルは向上するでしょうが専門性を高める機会に恵まれません。ある部署ITに携わってもしても、3年程度で別部署に飛ばされるため、継続的な学習は困難です。特定分野の専門家は社内で出世できません。

NTT研究所にいらっしゃった方が述べたように、上層部ITリテラシが低いのは当然の帰結であり、むべなるかなとしか言いようがありません。

NTTは最高の会社一部の人に限る)

駄説を長々と述べましたが、NTTはとてもいい会社です。ーーできない人に限ってですが。できる人に負担をかけてまで、無能排除しない。無能と有能で給与に大きな差が出ない。先々のキャリアプランが見えやす会社ではあります

できる人はやる気をなくし適当に過ごすか、転職するかのどちらかの道を選ぶ場合が多く、やる気を継続したまま定年まで勤められるのはレアケースです。さすがに僕のまわりでGoogle転職された方はいませんが、NTT踏み台にして別の道に進まれた方はたくさんいらっしゃいます

NTTには無能ばかり残りますしか会社は潰れません。NTT会社自体特別法律適応されるほどの特殊企業であり、国策企業からです。NTTが潰れる時は、日本国が潰れる時です。

とにかく何もしたくない、しかしほどほどのお金が欲しい方はNTTに潜り込むことをおすすめします。Googleに入れるほど優秀で意欲にあふれる方には絶対おすすめしません。現場からは以上です。

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11/27 1:45 タイトル・本文中の「退社」を「退職」に修正、本文中の表記、誤字修正

11/27 1:57 NTT組織全体のどこの子会社かわからないため「パパのコネで無理やりNTTの子会社から「パパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社」と表記修正。orbital_velocity氏、ご指摘ありがとうございます

11/28 18:30 複数の方よりご指摘のあった、「パート妙齢のご婦人」を「パートのご婦人」に表記修正。その他表記修正。ご指摘ありがとうございますパートどころか老若男女関わらず平等罵倒される日々を送っていた記憶もありますが、本文中はそのままにしておきます

12/8 21:38 あとがきを書きました。https://anond.hatelabo.jp/20181208213728

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