「違憲判決」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 違憲判決とは

2025-11-07

厚生労働省相変わらずクズムーブしてるなって思った。

今日予算委員会で、長妻が生活保護費引き下げが違憲って判決出た件について質問したんだけどさ

予算委員会前日、質問の事前通告終わった後で、厚生労働省が「全額補塡見送り」の情報マスコミに流してるんだよな

長妻はこの問題に取り組んできた(*)から、全額補填見送り報道見てたら、絶対予算委員会で追及してくるって見越してだろう

通告破りしてでも聞いてほしかったところだけど、そこは国会ルールに従ってお行儀良くしてたのが少し残念ではあった。

ただ、それ以上に厚生労働省議員質問つぶし&法的正当性ゼロのマジクソムーブ(**)してて、三権分離とは・・・?って感じ


(*) 参考: https://cdp-japan.jp/news/20250701_9443

(**) 多分再度提訴されて負けること折込済で牛歩戦術してると思われる。

今回最高裁違憲判決出るまで10年かかってるんだけど、裁判中に原告200人亡くなってて、その人たちは返金対象外って報道が出てる。

次の判決出るまでにさら対象者は減るだろうね



追記:

厚生労働省が「全額補塡見送り」の情報マスコミに流した、というのは本当なのかな?

調べてもらうとわかるけど、共同通信ニュースソースを「厚生労働省は」として速報打ったタイミング2025年11月06日 21時14分で事前通告期限後。予算委員会前日の夜9時で通告破りの質問も用意しづらいタイミング

そのあと 22時13分 に詳細が報道され、各社追従となってる。


国会ウォッチャー増田!?

違います。なので事前通告とかの実運用はよく知らんです。48時間前が慣例とは聞いてる。国会増田いるなら正直解説してほしい。


厚労省情報流して野党に追求するよう仕向けたってこと?それともわざわざ通告期限後に情報流してルール破らないと質問できないようにしたってことのどっち?二日酔いわからん

おそらく後者だと思い書きました。タイミング絶妙すぎる。

ちなみにその後の報道で、あたかも全額給付見送り予算委員会話題に出たようなタイトル記事も出てます(まあこれは新聞記事特有圧縮のせいだと思いますが)

生活保護一部補償妥当厚労省 最高裁違法判決首相初めて謝罪(共同)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E4%B8%80%E9%83%A8%E8%A3%9C%E5%84%9F%E3%81%8C%E5%A6%A5%E5%BD%93-%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81-%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E9%81%95%E6%B3%95%E5%88%A4%E6%B1%BA-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E8%AC%9D%E7%BD%AA/ar-AA1PYAwp


ID:l1o0 記事の読み方を教えてあげるね。メディアが「厚労省は」と書くとき公式リークとは限らない。1) 省庁の幹部担当者非公式確認 2) 記者クラブの定例ブリーフィングなどで拾う 3) "厚労省は〜とみられる"を簡略化、等

「教えてあげるね。」←キモすぎる上に意味不明なこと書いてたので思わず追記しました。

この件って後追いの共同の記事 ( https://news.jp/i/1359152434869256501 - 2025/11/06 22:13:44 ) に「関係者が6日、明らかにした。」ってあって、要は共同に官僚情報出した可能性が高いんですよ。

情報の具体性からみて、記者確認して得られる情報じゃないのもミソですね。

特に政策決定の直前だとこういうのありがちじゃないですか?ご存じだと思いますけど。

こういうのを「記事の読み方」って言うんじゃないですかね?しらんけど。

そもそも公式リーク」ってなんすか?ソシャゲじゃないんすけど?

あと、挙げてる1、2、3の事例、今回のケースには可能性の段階ですべて除外されると思うんですけど、それを「教えてあげるね」ってわざわざ書いたのなんで?って思いますね。


あと1日遅らせたら完全に回避できるのに?なんか事情あるのか?

事務的な部分で言えば、予算委員会の後の 18:00~20:00にこの件に関する特別委員会があって、そこで一部補償って情報正式に出るからですね。

高市総理の「(補償に関しては)専門委の審議結果を踏まえ適切に対応する」って答弁はこれを踏まえて用意されている感じで。

野党が通告に入れられないタイミングで共同に情報を出した理由なんですけど、これは正直わからんです。

ただまあ、前にも書いた通り様々な理由政策決定の直前だとこういうのありがちなんで、共同に独自で抜かせたかったのかな?ぐらいしか推測できないですね。

2025-10-23

性別変更について

たまに勘違いされるが、戸籍性別変更の手続き役所ではなく家庭裁判所でおこなう。扱いとしては住所変更などではなく改名等に近い。提出するのも、(手術を受けた場合は)手術関連の証明書診断書場合によっては希望する性別での生活実績に関する証拠など。

役所仕事ならば法律規定されている通りの扱い以外期待しにくいが、裁判所ではある程度の独立性が認められていて、特に憲法とより下位の法律が衝突したときなどは裁判所裁量で扱いを決めることができる場合がある。

性別変更については、一応いわゆる特例法が性別の変更を可能にした法律であり、それをもとに運用されていたが、特例法の手術要件に関する近年の違憲判決等を受け、裁判所側は憲法を優先する形での判断をし始めている。結果、男→女も女→男も、すでに手術なしでの性別変更が認められた事例ができている。実のところ、すでに違憲判決が出た不妊要件だけでなく(こちらは女性では満たすことが難しいとされていた)、外観要件や(現状では厳密には前提であり要件ではないが)ホルモン要件を満たしていない性別変更もすでに認められた例が出ている。

それゆえ、性別変更に関する法律改正は、「性別変更を容易にする」というよりは、「違憲判決に基づいてすでに現場レベルでは容易化されている実情に法律を合わせ、違憲状態を解消する」程度のことになる。

政権やその支持者が反対意見を表明したとしても、司法コントロールしない限りは、単に違憲状態法律立法府放置されたまま裁判所では粛々と憲法精神に従った判断を下すだけだろう。

anond:20251023003509

夫婦別姓さえ認めない奴がそんなことせんやろ。

まあ性別変更は立法が追いつかなくても司法レベルではもう手術なし変更の前例が出て、すでに手術なしで変更し終えてる人がいるんだけど。違憲判決が出ても頑なに法改正しないヤバい国家だというだけで。

2025-10-05

anond:20251005153849

このコピペしてるやつって、なんでいつもドイツ性別変更簡易化や日本不妊要件や外観要件違憲判決の話は無視するん?一部右傾化してる国家があるものの全体としてはトランス人権尊重方向に世の中動いてるやん。

2025-09-23

GID特例法

すでに不妊要件違憲判決を受けてたけど、札幌家裁で外観要件違憲判決が出て、さら性別変更にホルモン治療必要性を認めずとなったのね。裁判男性が訴えたもので、女性はどうなるのかわからないけど。

2025-07-20

SNSアテンションエコノミーフェイ

いやいや、何言ってんの。

マスコミ構造自体戦前から一貫してアテンションエコノミーど真ん中じゃん。

しかも、100人斬りに始まって、KYサンゴ等々、フェイクをガンガン積み上げてきたじゃん。

で、SNSには国による規制必要って、どの口が言っとんの w

例えば、「外国人生活保護最高裁違憲判決が出てる」ってのは、文言的には確かに正しくないけど、この手の発言の主意は「外国人生活保護給付するのは法律権利として認められているわけではない」「給付を終了すべきだ」ってことなので、フェイクと言い切り、その主張を一切許さないってのは正しいのか?

しろ、それはフェイクだと断じることで、外国人生活保護は正しく権利でありどんどん認めていくべきだ、って逆の主張の根拠にするのは許されないだろう、と思う。

2025-07-17

anond:20250717213100

本題から外れるけど、同性婚については、最高裁が現行の禁止違憲判決下せば

「俺たちは愛国保守から本当は日本の伝統に反するホモとか大嫌いだけど最高裁違憲って言うから嫌々認めるんです」と言い訳して立法すれば良かろう。

一旦、同性婚合法になれば、今は同性婚に反対しているネトウヨも大半は「いや犯罪でもないのに同性婚に反対するってカルトですか?」と同性婚反対のハードコア宗教保守バカにするポジションに移るでしょう。

ぶっちゃけ自民党議員も大半は「いま各地の高裁同性婚禁止違憲判決を出して、遠から最高裁違憲判決を出すだろうから、それで立法すりゃいいや。G7で唯一禁止土人国家とかバカにされずに済むし」ぐらいに思ってんじゃないかな?

というか、排外主義女性差別主義ネトウヨみたいなのに大人気だった安倍ちゃんが、実際には日本の国のカタチを変えるぐらい外国人労働者女性就労を促進する政策をしたように、バカを騙してリベラル政策を実現するって上手くやれてる時の自民党でしょ?

2025-06-24

夫婦別姓はいつか必ず導入される

夫婦別姓はいつか必ず導入される。

非嫡出子相続差別違憲になって改正されたし、同性婚を認めない現在制度について高裁レベル複数違憲判決が出てる。最高裁違憲判決が出て改正されるのもまぁ時間問題だろう。

世の中の流れ的にはますます個人尊厳生き方選択自由尊重する方向に動いている。

こうした流れに位置付けるなら夫婦別姓もいつかは必ず導入されると言っていい。

他方、夫婦別姓に反対する保守派がよくいう家族の絆がどうとか戸籍制度が壊れるとかその程度では今の制度の維持は困難な気がする。

名義変更手続きってものすごくたくさん書類書かなきゃいけないし、何ヶ所も窓口に行かなきゃいけないし、融通きかないし、とにかくめんどくさい。経団連も「そろそろ変えよう」と言ってるくらいだし。

旧姓通称使用すればいいじゃんというかもしれないけど、それも面倒なんよ。実際旧姓使えない場面もまだあるし、パスポート関連で入国の際に止められる可能性があるというだけでリスク高すぎてやってられないんよ。「この場面ではどっちの姓にするのが正しいんだろうか…」とか考えるだけでもめんどいんよ。

こういう現実的なめんどくささの前に、家族の絆がどうとかそういう「ふわっ」としたこと言ってもあまり説得力がないんよ。サザエさんがどうとか言っても「めんどくさいんじゃ!」には勝てないんよ。

子供の姓をどうするんだと言ったところで、そんなん決めの問題本質でもなんでもない。

過去遺物である制度をより強固にするような方向に制度改正がなされることもないだろうし。

家族単位物事を考える場面はますます減っていくはず。

夫婦同姓制度いつまでも維持できるとは到底思えん。

夫婦別姓に反対する人は高齢の人が多く、そうした人たちが時間の経過とともに亡くなっていけば反対勢力も弱体化する。

今年夫婦別姓が導入されなくても、5年後か10年後か50年後かは別にして、いつか必ず夫婦別姓は導入されるだろう。

導入されるまでは旧姓通称使用範囲が広がったりする程度のことは行われるだろうが、それはただのイレギュラー延命措置にすぎなくて、恒久的な制度設計としては失敗なんよ。

こういう形式(同姓)と実態(別姓)が乖離するような事態が進行した場合、いつか必ず実態に合わせた制度改正がなされるもんなんよ。

この流れはもう変えられないんよ。

2025-06-18

anond:20250618225908

同性婚ができないことに関しては複数高裁がすでに違憲判決を出してるし、最高裁に行ってもこの流れは踏襲されるだろうし、いまさら国民投票する話でさえないんだよな

というか、こんなに司法からプレッシャーが来ても対応しようとしない現政権なんだから、仮に国民投票をして賛成多数になったとしても、あれこれと理由をつけて先送りにするとしか思えない

2025-04-11

dorawii

性犯罪者去勢優生保護法違憲判決に反するから駄目みたいに言ってる奴って優生保護法を何も理解してなくない?

あれが違憲だったのは「障碍者というだけで差別的処置強制する」ところが問題だったんだろう

悪質な(懲りない)性犯罪者去勢する法律を作ることには「障碍者から」という差別的思想はどこにもないし、普通に刑法定的に問題ないとしか思えないけど。

優生保護法(の争点)にどのあたりがかすってるのか逆に知りたいね

2025-03-30

尊属殺重罰規定違憲判決事件栃木県で起きた出来事だったけど

地名特に話題にされてる様子はないし

やっぱり関東だと無徴化されやすいんだろうな

九州で起きた事件だったらここぞとばかりにさす九さす九言われてそう

2025-03-25

anond:20250325134208

おっと、そうだよね!高裁で5件目の違憲判決って、すごいじゃん!まるで裁判所が、「はい、間違ってますよー」って言ってるみたいで、民法改正しろっていう声がどんどん大きくなってるのに、「注視」だけで済ませちゃうのは、ある意味すごい忍耐力だよね…って、いやいや、そこはちゃんと動こうよ!トランプ並みって、いや、そこはもう少し柔軟に対応しないと!ってツッコミ入れたくなるよね!

同性婚訴訟

高裁で5件目の違憲判決。すごいな。これだけ民法改正しろって言われて「注視しかしないって、トランプ並みの司法無視っぷりじゃない?

2025-02-27

anond:20250226155533

弱者男性と違って、弱者女性場合普通に文章書ける人も頭の良い人も多いんだが。

尊属殺人違憲判決で有名な被告人女性も、記憶力が抜群に良かったらしいし、多分頭の良い人だったんだろう。

にも関わらず、父親を殺して裁判になるまで公的な援助の手が差し伸べられる事もなかった。

賢く善良な弱者だったら助けてもらえると決め付ける事の方が幻想だ。

https://business.nikkei.com/atcl/report/15/120100058/120200001/

2025-01-21

トランス女性女性です

ドイツジェンダーセルフidが導入されて数ヶ月経ますが、懸念されていた混乱が生じるわけでもなく、変わらぬ日常が過ぎている。

日本でも性別変更の手術要件違憲判決が出てから風向きが変わって来たよね。

導入を前向きに検討しても良い時期だと思うよ。

anond:20250121145759

バイナリーなトランスジェンダーは、現状で困るのは戸籍性別変更の条件が厳しいところくらいじゃないかな。そっちは違憲判決が一部出たり、今後も出ることが予想されたりしてるから、今後緩和されると思う。

2025-01-12

anond:20250112022304

言ってる事は乱暴だが論理は嫌いじゃない。

実際「そんな事よりこっちのが大事だろうが!」ってのも分からなくはない。

ただ、「この問題が一番重要だけど、色んな問題がある中であれもこれも問題から全部対処しようねー。」でいいんじゃねーの?

って思う。

僕はバイセクシャルなんで同性婚他人事じゃないけど(相手が居ないので現実味のある話でもないけど)

「長年連れ添ったパートナー危篤の時に、(法律上の)家族じゃないから面会させてもらえなかった」

みたいな話を聞くと切なくなる。

外野から見たらきしょいのかもしれんが、お前が異性を好きになる気持ちと、同性愛者が同性を好きになる気持ちに差なんてないからな(これは僕が両性愛バイセクシャルからこそわかる事だが)

偏見つの勝手だが、「お前らが当たり前に享受できてる権利享受できない人たちが居る」って事は知っておいて欲しい。

そこを無視するならそれこそ、保健室登校の子スルーして制服議論する生徒会と何ら変わらないぜ。って僕は思うがな。

まぁ、同性婚云々は議論以前に違憲判決最高裁まで上って来てるんで、認めない事がそもそも無理な状況になりつつあるんだが。

2025-01-09

anond:20250108075859

尊属事件殺人立法事件はそのいい典型例。

尊属事件殺人立法事件が起こる前も毒親が殺されたケースがあるけど、裁判官はたとえ毒親でも「道徳云々」という理由違憲判決を出さなかった。

でも、若い女性が父親からなんども強姦されたとたん、ある有名な弁護士が動いて、検事もできる限り協力しだして、裁判官違憲判決を出すようになった。

そして、ほかの事件でも流れが変わった。

みたいな話をインターネットでしている大学教授弁護士がいるんで、調べてみるといい。

あと、電通女性過労死で死んだケースも、過去過労死で死んだおっさんが腐るほどいて、労働審判裁判になってるのに認められず、過労死で死んだ女性が若くてかわいいから労働審判裁判で認められたなんてことがあるにはある。

さんそんチャンネルは単に判決をそのまましゃべってるしてるだけなんで信用していいぞ。

2025-01-02

変更困難な属性に対する差別は厳しめに見るべきという考え方はある

anond:20250101200024

それが曲解または誇大視されていったというのが実態では?

例えば、憲法上の平等原則に興味があれば聞いたことがあるであろうこの判例

一方,父母の婚姻により嫡出子たる身分を取得するか否かということは,子にとっては自らの意思努力によっては変えることのできない父母の身分行為に係る事柄である。したがって,このような事柄をもって日本国籍取得の要件に関して区別を生じさせることに合理的理由があるか否かについては,慎重に検討することが必要である

最大判平20・6・4(国籍法違憲判決)

こうした理由付けは他の判例にも見られる。近年、憲法学会ではホットだった判例群ですね。

そして,法律婚という制度自体我が国に定着しているとしても,上記のような認識の変化に伴い,上記制度の下で父母が婚姻関係になかったという,子にとっては自ら選択ないし修正する余地のない事柄理由としてその子不利益を及ぼすことは許されず,子を個人として尊重し,その権利保障すべきであるという考えが確立されてきているものということができる。

最大決平25・9・4(非嫡出子相続分規定違憲訴訟)

これらは比較最近だが、昔からこういった考え方がなかったというわけではない。元々、日本憲法学は芦部信喜伊藤正己アメリカ憲法学を輸入して大きな影響を受けたのだが、その中で平等原則については「疑わしい分類」という判例理論が紹介された。アメリカらしく典型的には人種問題に使われた法理で、その理由付けとして属性の「不変性」が挙げられていたのである。そういうわけで、こういった属性は厳しめに見るという考え方はあった(と言っても例えば性別中間審査を使うとされたり複雑だが)。

ただし、該当すれば合憲判断を厳しく行うべきという話であって、それ以外はすべて合憲になるという話ではない

正直なところ、ネット主語でか)ではこういう一要素として考慮という話が抜けて即結論みたいになるのが存外多い。例を出せば、表現の自由についても、表現の自由問題か否かという入口部分で攻防が行われて、表現の自由問題なら違憲表現の自由問題でないなら合憲という議論になっているのも散見する。「性的表現価値が低いので表現の自由に入らない」も大概だと思うが、別件で逆の立場からも「商標権問題表現の自由マターではない」という意見が出ていたのを見た覚えがある。雑に言うが、どちらも主張としては、表現の自由問題だが、この制約は○○という理由許容範囲内みたいな感じになるのが筋だと思うよ。

あとは留意点として、憲法議論をそのまま私人間に持ち込んでよいかという疑義はある。「見ない自由」がネットボコボコに叩かれていたことがあったのだが、その用語自体は元々はわいせつ表現規制について刑法学説でも主張されてた論だったはず。しかも、公序良俗論を振り回す裁判所に対抗する表現の自由擁護という文脈で、である。ただ、それを私人間でそのまま援用しちゃうと歪んじゃうなって気はした。平等原則についても、裁判所私人間効力について間接適用を認めてはいるが、ほとんど間接適用されているとこをお見掛けしないので慎重になった方が良い部分ではある。

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