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はてなキーワード: PCIeとは

2025-11-06

anond:20251106191724

以下に、この文章矛盾点・不自然点を箇条書きでまとめます

技術的な矛盾

• 「RTX 1050/1060」という表記存在しない(2017年当時はGTX 1050/1060)。

店員の「内蔵GPU搭載版でGTX1050相当の性能」という説明事実と大きく異なる。

• 内蔵GPU構成PC20万円という価格設定は不自然2017年当時なら10万円以下が妥当)。

BTOショップが「BIOSを内蔵GPU優先」にして出荷することはほぼない。

BIOSで「PCIe Graphics=Disabled」にしているのに、WindowsでGTX1050を認識しているのは矛盾

グラボ無効化されているのに、デバイスマネージャーに「GTX1050」と表示されるのは不可能

ディスプレイをどこに接続していたかマザボ側かグラボ側か)の描写がないのに、動作説明が成立している。

BIOS設定を変更しただけで一気に「25fps→150fps」になるのは誇張(ドライバ設定や再起動必要)。

• 「GPU無効化されていた」設定で8年間Steamゲーム普通に起動できていたのは不自然

心理的・行動的な矛盾

• 「ゲーミングPC欲しい」と言いながら、GPUなし構成を選ぶのは矛盾している。

• 初回起動時に「NVIDIA GeForce GTX 1050」と表示されてスルーするのは不自然

• 「GPUNVIDIA GeForce GTX 1050」とメールに明記されているのに8年間気づかないのは非現実的

ゲームがカクカク(25fps)なのに「こんなもんだ」と8年間気づかないのはありえない。

• 友人に言われるまでGPU存在に気づかないのは不自然Steamなどで選択肢に出る)。

• 「ゲームが嫌い」と言いつつ、8年間もゲームを続けている点もやや矛盾

時系列構成上の矛盾

2017年当時、「RTX」シリーズはまだ登場していない(登場は2018年)。

2017年購入で8年経過なら2025年だが、RTX表記など時代微妙にズレている。

BIOS設定が「内蔵GPU優先」にされた経緯(出荷時?本人操作?)が曖昧で筋が通っていない。

総評

この話は「技術リアリティ」よりも「人間の無関心や思い込み」をテーマにした寓話的な構成

そのため、細部の整合性よりもストーリー面白さを優先して書かれています

ゲーミングPCを持ってたのに8年間気づかなかった男の話

買ったのは2017年の春。ボーナスをもらって、意気消沈してた心を奮い立たせるために、家電量販店BTOコーナーに足を運んだ。

「ゲーミングPC欲しいんですけど」と店員に言った。すると、その兄ちゃんは、さらさらと何かのカタログをめくりながら、「RTX 1050搭載のやつですと、25万円でこちら。RTX 1060搭載ですと30万円。GTX 1070搭載ですと35万円」と説明してくれた。

値段をちらっと見たが、ボーナスのほぼ全部吹っ飛ぶ金額だ。「ああ、こんなもんなんだ」と思った。

そこで、店員は続けた。「ただ、CPUの内蔵GPU搭載版でしたら、GPUなしでも20万円で、GTX 1050相当くらいの性能が出ますので」と。

「あ、そっちでいいです」と即答した。「どうせゲーム楽しくないし」という思い込みがあった。俺はゲーマーじゃない。スペックなんて気にしない。安い方でいい。そう考えた。

その時、店員は何か言いかけた気がしたが、俺は「納期はいつですか」と聞いて、話を先に進めてしまった。

その時、店員は何を言おうとしたのか

後になって思い出す。あの時、店員の口元が、微かに動いていた気がする。「あ、でもご注文内容を確認しますと」とか、そういう言葉が出かかってたのかもしれない。

でも、俺は聞かなかった。「内蔵GPU版で」と言ったつもりでいた。店員も、客の意向には逆らわない。営業トーク不要だと判断したのかもしれない。

実は、何が起きたのか。いまだに完全には理解していない。

おそらく、こういうことだったんだろう:

店員が「内蔵GPU搭載版」という言葉を聞いた時、「あ、この客は内蔵GPUの話をしてるな」と理解した。でも、同時にBTOカスタマイズの画面も見てたのかもしれない。「あ、このスペックなら、グラボ付きでも安いな」と思った。そして、何かの間違いか、設定ミスか、あるいは別の理由で、グラボ付きの構成で注文が入ってしまった。

その確認メールが来たはずなんだ。でも、当時の俺は、仕事が忙しかった。メール件名を見て、「PC注文確認」と書いてあるのを見て、「ああ、注文した」と思ってスルーした。内容なんか見ていない。価格もチェックしていない。ただ、「納期:3週間」ということだけを覚えていた。

到着

3週間後、デスクトップPCが到着した。黒いケース。ATXサイズ。けっこう重い。

開けて、とりあえず立ち上げた。Windows 10が起動した。ドライバインストール画面が出て、「NVIDIA GeForce GTX 1050」とかい文字が見えたが、俺は「ふーん」くらいの感じで、スキップした。

「内蔵GPU版だし、そんなもんなんだろう」と思ってた。

完全に誤読していた。

8年間の黒歴史

買ってから、ずっと同じ状態だった。

Steamゲームを買った。設定をいじる際に、「グラフィックス設定」というタブがある。「GPU選択」という項目があった。でも、俺は気にしなかった。勝手に選ばれてるんだろう、くらいの感じで。

実は、その時点で、マザーボードの設定で「BIOS起動時のプライマリGPU」が「オンボード」に設定されていたんだ。つまり、GTX 1050があるのに、BIOS レベルで「内蔵GPUを使え」という指定がされていた。

ゲームをやると、すごくもっさりだった。「ゲームってこんなもんなんだ」と思ってた。フレームレート表示を見ると、「25fps」とか「30fps」。カクカクしている。でも、「ゲームをやったことない俺には、この程度が標準なんだろう」と思ってた。

友人が遊びに来た時、「こんなんでゲームやってるの?」と言われた。「え、こんなもんじゃん」と答えた。その時、友人は変な顔をしてた。

「あ、デバイスマネージャー確認ときなよ」と言われた。デバイスマネージャーを開いた。

「あ、GTX 1050ってのがあるな」と思った。

「それ、グラボじゃん」と友人が言った。

「え、グラボ?」と俺が返した。

「お前のPCグラボ搭載だったんだ」と友人が言った。

その時の感覚は、いまだに忘れない。鳥肌が立った。

真実の追求

その日の夜、俺は注文確認メールを探した。

……あった。

確認メールには、こう書いてあった:

「ご注文ありがとうございます。以下の構成でお手配させていただきますCPUCore i7-7700K、メモリ:16GB、SSD:512GB、GPUNVIDIA GeForce GTX 1050、電源:500W」

GPS。もちろん、GTXだ。グラフィックスプロセッシングユニットアルファベット三文字

8年。8年だ。8年間、俺はこのメールを読んでいなかった。

読んでいたのかもしれない。でも、認識していなかった。「GPU」という言葉が、脳に入ってこなかった。

BIOSの謎

翌日、俺はBIOSを開いた。パスワードなし。すぐに入れた。

「Integrated Graphics」という項目を探した。ありました。「Enabled」になってた。

そして、「PCIe Graphics」という項目も見つけた。こっちは「Disabled」になってた。

まり、この8年間、マザーボードは「内蔵GPUを使え。GTX 1050は使うな」という指定をしていたわけだ。

これはもう、奇蹟としか言いようがない。

BTOショップカスタマイズ担当者は、なぜこんな設定にしたのか。あるいは、出荷時にこういう設定が入っていたのか。理由不明だ。

でも、その一瞬の選択(あるいは誤選択)が、俺の8年間を決定した。

その後

GTX 1050を有効にした後、ゲームを起動した。

フレームレート表示を見た。

「え、150fps?」

設定を最大にしてみた。

「えっ、100fps?」

何が起きたのか分からなかった。でも、分かった。

8年間、俺は内蔵GPUゲームをやってたんだ。GTX 1050があるのに。

後悔と罪悪感

正直なところ、その後、割と虚しい気分になった。

8年間。8年間、俺は「ゲーミングPC、遅い」「ゲーム、難しい」「ゲームに向いてない」と思い込んでいた。

でも、実は、PCじゃなくて、俺の設定ミスだった。

マザーボードの設定ミスなのか、BTOショップの誤設定なのか、あるいは、俺が注文した時点で「内蔵GPU版でお願いします」という意思表示をしていたのに、店員がそれを誤解して、結果的グラボ付きで発送してしまったのか。真相不明だ。

でも、その結果、8年間、俺はGTX 1050に無視され続けた。

今、思うこと

GTX 1050を有効にしてから、3年経った。

ゲームはめちゃくちゃ快適だ。フレームレート安定。グラフィック設定も高設定で動く。新作ゲームもそこそこ動く。

でも、不思議なことに、あんまりゲームやらなくなった。

なぜか。おそらく、理由はこれだ:

8年間、内蔵GPUで慣れていた。設定を落とす。グラフィック品質を諦める。低いフレームレートに耐える。そういう「制約の中での楽しみ方」を、体が覚えてしまった。

今、快適な環境ゲームをやっても、昔ほどの喜びがない。むしろ、「あ、こんなもんか」という感じで、すぐに飽きる。

逆に、昔やってた「Minecraft」とか「Terraria」とか「Stardew Valley」とか、そういった軽いゲームの方が、今でも楽しい

心理学的には、これを何て言うんだろう。「獲得した効用よりも、失った効用の方が大きく感じられる」みたいな、何かそういうやつ。

あるいは、単純に、「8年かけて培った習慣」が、3年では変わらない、ということかもしれない。

終わりに

この8年間の人生を、別の人生だと考えることがある。

「もし、あの時、GTX 1050を有効にしていたら」

そうしたら、ゲームにハマってたかもしれない。友人とマルチプレイをやってたかもしれない。ゲーミングコミュニティに入ってたかもしれない。人生が変わってたかもしれない。

でも、そうはならなかった。

8年間、内蔵GPUで、ゲーム世界限定的に見た。その結果、「ゲームは、こんなもんだ」という認識形成された。それが、今の俺を形作ってる。

最後に思うのは、人生って、案外、そういう小さなミスの積み重ねで決まるんだなってことだ。

メールを読まなかった。BIOSの設定を変えなかった。GTX 1050を有効にしなかった。

たったそれだけのことで、8年間が変わった。

今、新しいPCを買うことも考えてるが、BIOSの設定だけは、確認することにした。

もう二度と、隠れたGPUを見逃すまい。

あ、でも、設定を変えたからって、俺がゲーマーになるわけじゃない。

相変わらず、ゲームはヘタクソだ。フレームレート100fpsでも、敵にボコボコにされる。

内蔵GPU時代の「修行」は、もう身について離れない。

それが、ある意味、救いなのかもしれない。

追記11/09

ブコメさんくす。お察しの通りAI文だよ。お前らのおかげで無駄グラボに詳しくなったわ

2025-10-04

女『パソコンが何もしてないのに壊れた…』

女『パソコンが何もしてないのに壊れた…』

男『あらら?電源かな?電源ランプは点いてる?』

女『点いてる。POSTは1ビープで通過、BIOSは最新にフラッシュCMOSクリア済み、XMPオフJEDEC固定』

男『お、おお…じゃあモニターには何か映る?』

女『映らない。WinREでスタートアップ修復→sfc /scannow→DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthも実施改善なし』

男『えっと…セーフモードは?』

女『入れる。クリーンブートも試した。イベントビューアではKernel-Power 41は過去ログのみ、現象再現時はエラー出ず』

男『ハ、ハード側は…?』

女『MemTest86を4周ノーエラー。NVMeはSMART正常、chkdsk /f /r済、bootrec /fixmbrと/rebuildbcdもやった』

男『ド、ドライバは?』

女『DDUでGPUドライバをセーフモードから完全削除→最新クリーンインストール。VIDEO_TDR_FAILUREの疑いでWinDbgミニダンプ解析もしたけど致命的じゃない』

男『GPU本体の切り分けは…』

女『別個体GPU差し替えPCIeスロット変更、補助電源は別系統供給PSUも別個体テスト。12V/5V/3.3Vはテスターで規格内』

男『配線や外部機器は?』

女『前面パネルPWR/RESET配線は導通OK周辺機器は最小構成USBキーボードだけ』

男『……(白目)』

女『で、どうしたらいい?』

男『……ででで、電源ランプは……点いてる、よね?(震え声)

女『最初から点いてるって言ってるよ?』

男『モ、モニターの電源は…?』

女『だから入ってるって……あっ』

(※モニター入力HDMIに切り替えたら直りました)

2025-05-15

anond:20250515145723

一線越えた対処法だと前置きするけど、

ゲーミングPCビデオカードは重たいから、自重マザーボードPCIeスロット破壊ちゃうことがあるのな

まりPCをあけてビデオカードを上から押すと、めりめりっとスロットがもげるわけだ

断線するギリギリくらいの圧で上から押したら、どうなるかなあー?

2025-04-12

anond:20250412214046

PCIe直接出してるようなバスとか本当に実装されそうよな

2025-03-20

「DGX Station」がAI時代パソコンになるのでは

  1. GPUボードが大きくなりマザーボードとどちらが主かわからなくなっていたので、1つのボードCPUチップGPUチップを載せるのはスマート
  2. CPUGPU間のPCIeの帯域が全然足りていない。ゲーム場合は帯域が足りないなら足りないなりにプログラミングする、メモリの移動を少なくするといったことが出来るがAIは不向きなので、CPUGPUは広帯域がいい。
  3. VRAMは24GB/32GB/128GBとかではAIとしては全然足りていない。Mac Studio M3 Ultraでのメモリ帯域足りておらずゆっくりMac Stuido 2台をThunderboltで繋いだものでもゆっくり

問題価格だが、いつになったら下がるだろうか

2025-02-04

日本はやっぱりAIチップ設計出来ないのか?

AppleNVIDIAは盛り上がっているが、他の半導体企業は振るわない。

IntelAMDも苦戦している。

半導体チップというと、ロジックメモリセンサーアナログ車載など色々ある。

半導体株は一時期盛り上がっていたが、結局儲かっているのはAppleNVIDIA設計ソフトEDAベンダーだ。

給湯器車載向けの半導体が無くて作れないといったことが数年前に起こったが、一円以下の数銭単位で値引きされ利益がない。

メモリは1にも2にも低価格を突き詰める。

メディアIoTだ、車載だと騒ぎ立てたが、どこも稼げずジリ貧のまま事業続けているのが実態だろう。


そんなところにAIけが出てきた。

性能がいくらあっても足りない。というよりスパコンHPCだ。

単体GPUじゃデータが格納できないので、複数GPUデータをやり取りすることになる。

NVIDIAコンシューマ向けGPUでは不要だったスイッチチップも着々と用意していた。

NVIDIAサイトを見てもらえばわかるが、GPU以外のハードと、それを使うためのソフトも沢山ある。


ここからが本題だが、日本AIチップは作れないのだろうか。

日本研究だと低消費電力向けを研究しているのだが、IoTなどでもわかっていることだが

ニーズはあるが、ラズパイなどでいいじゃんとなり失敗する。

唯一無二の性能・販売価格でなければ他に埋もれて購入すらされなくなる。


ゲームだと1フィールド読み込めば使いまわしなどキャッシュが効きやすい、シェーダパイプラインが決まっている、

そもそもハード限界の中で仕様が決まるなどがあり、問題はなかったが、AIチップの性能内で決まらない。


AI場合、推論はKVキャッシュくらいは活用しようという動きが出てきたものの、メモリ全部にアクセスするのでキャッシュバッファ的な意味合いしか効いておらず、

メモリ帯域が物を言う。

PCIeでは帯域は足りず、DRAMですら帯域が足りない。

HBMのようなもの必要になる。


あと日本リソグラフ限界サイズの大きなチップを作ってこなかった。

4GHz,5GHzで駆動させると、チップ内を光速信号が伝搬するとはいえチップサイズに対して伝搬速度が遅く、タイミングがMETしない。

電源ドロップ問題もある。

大きめのチップを作っている企業もあるだろと指摘があるだろうが、物理設計台湾企業委託していたりとノウハウがない。


2024-11-28

パソコン構成、そろそろ変わらないのだろうか

テクノロジードライバーが、ゲームモバイルだったので、出来る範囲のことで実現出来ることでなんとか間に合わせていたが、

AIが出てきて裏の計算科学技術数値計算と変わらんので、性能が足りていない。

Web見るくらいだと性能はいらないが、AIを絡めて動かしたいとなったら金を出しても世の中にないとなっている。


排熱についても、Web見るくらいだとファンレスでもよくなったが、

AIだと発熱問題になっている。

データセンター向けだが、NVIDIA DGX B200を見るとヒートシンクの高さが凄い。

RTX5090も冷却が凄いことになると噂が出ている。

なんせ600Wとかとの噂なのだから

RTX4090の時点で、電源端子が溶けたり、PCIeスロットGPUの重さに耐えられなくなったりとなっている。

もうパソコンは縦置きが難しくなってくるんじゃないか


GPUのVRAMが足りないのに増設出来ない状態もずっと続いている。

VRAMだけ追加でボードに挿して、GPUと専用ケーブル接続といったことが出来ないのだろうか。

CPUDRAM仮想メモリ技術があり、DRAMが足りなくても動くが、VRAMが足りないと動かない、増設も出来ない。


メモリだとDRAMの速度が限界で、CAMM2をデスクトップPC用のマザボが参考展示として出てきたが、

平面になってヒートシンクによる冷却が出来るそうな反面、増設が厳しい。


パソコンのケースは、GPUボードは小さい割にヒートシンクが長いため、大きなケースでなければ入らず、

5インチベイ、3.5インチベイの拡張というのはなくなって中はスカスカなわりに、拡張性がない。

PCIeカード自体も、GPUくらいしかなくなっている。

そのくせ、PCIeのレーン数はSSDが多くなってきてレーン数が足りてない。

2024-11-20

anond:20241120193146

FenviのWi-Fiモジュールおすすめ

デスクトップPCならこういうPCIeカード

https://www.aliexpress.us/item/1005006727532818.html

Wi-Fiが死んだり不安定になるときは俺の経験上、ほぼすべてRealtek通信チップ積んだ子機側の問題だったから(バッファローとかIODATAとかのUSB子機タイプはだいたいこれ)

intelチップ積んだやつにするとあっさり改善される

Amazonでも似たようなのは買えるけどそんだけ距離ある環境ならアンテナPCIeカード直付けじゃなく独立して置く形のやつのほうがいいし

ヒートシンクついてる立派なヤツのほうがいいだろうからそれだとAmazonはAliExpressの倍の値段する

2024-11-01

新しいAIハードが出てくるのを期待しつつ、ずっとRTX 3090を使っている

AIが盛り上がって数年経つが、個人が買えるような価格帯で、良いAI向けのハードが出てこない。

RTX 3090のVRAM24GBを大事に使っているが、そもそもVRAMに入らないモデルの方が多い。

複数AIを立ち上げるなんてのは、VRAM容量が溢れるので、そもそも動かせない。

動けばNVIDIAの Nsight Systemsなどで遅い所などを探せるが、そこまでいかない。

複数SSD仮想メモリにするというのも、RTX 3090のNVLink BridgeでVRAMだけ拡張するなんてのも世の中に出てこない。


Appleもそろそろ出してくるかと思っていたが、M4普通の順当進化だった。

M2 Ultraはチップtoチップ接続し2.5TB/sを謳ったが、同じチップを繋げたのでいらない機能が倍になっただけだった。

M4 Ultraで、片側のチップGPU or NPU+帯域の広いGDDR or HBMになればいいが、あまり期待が出来ない。

GPU or NPUのコアが増えたとしても、L2/L3キャッシュの容量が少なすぎる、増やしても距離が遠ければ性能も出ないので、

AppleAMDのように3D V-CacheSRAMを積み、Hybrid Bondingで上下の帯域を確保してくれないだろうか


IBMはTelum IIとSpyreを出してきたがエンタープライズ向けなのでパス

Groq社がLLM用LPU、HyperAccel社がLLM用ASICを出して来たが、

Groqは1枚のPCIeカードでは全くメモリ容量が足りず役に立たなそうで、HyperAccelはサーバー前提でこちらも個人から手が出しにくい。

FPGAHBMが載ったPCIeカード個人向けには販売できるような価格でもなければ、そもそも販売すらされない。

ジムケラー率いるTenstorrentも1枚のPCIeだとメモリが足りないし、Ethernetでなんとかやりくりしようとしているが帯域に引っ張られそうに見える。

NextSilicon社がMaverick-2というIntelligent Compute Accelerator (ICA)というのも出してきたが、HPC向けで個人利用からは遠い。


中国も良いのが出てきていない。

Biren、Fuzhou Rockchip、VeriSilicon、Moore Threads、LinJoWing、Loongson、JingJia Micro、Cambricon、Vastai Technologies、Xiangdixian Computing、Enflame Technology、MetaX、Zhaoxin、Lingjiu Microelectronics、

DengLin Technology、Iluvatar CoreX、Innosilicon、Horizon Robotics、Black Sesame Technologies

色々あって追いきれないが、何か飛び出て良いのが出てきたというのは聞かない(日本いるかからもしれないが)

2024-10-30

ラックサーバーTier表

自宅サーバーとして考えたとき

自分が所有しているマシンのみ

Sランク:Proliant DL20 Gen9

AランクPowerEdge R320、PowerEdge R210 II

BランクPowerEdge R430

CランクFUJITSU PRIMERGY TX1320 M2

■Sランク:Proliant DL20 Gen9

小さい、安い、ウェブブラウザからBIOS画面の操作ができる。

PCIE接続RAIDカードがついていない場合オンボードRAIDコントローラー動作し、その場合RedHat系のOSインストールちょっと大変。

最新のOSであるAlmaLinux9、Ubuntu24などもインストールできる。

有名メーカーなのでOS側も大抵対応している。

■AランクPowerEdge R320

安い。

自分が買ったときヤフオクで3000円だった。外付けHDDケース買うより安い。

仮想基盤用のラックサーバーが欲しいとき、4コア8スレッドでは心もとないが、このマシンなら8コア16スレッドできる。

R320に適合する8コア16スレッドCPUは1500円で買えてしまう。

メモリも4000円で64GBとかできちゃう

ウェブブラウザからBIOS画面を操作する機能もあった気がする。(うろ覚え

■AランクPowerEdge R210II

小さい、安い。

Sandy Bridge世代CPUを使うので余り物でよい。

実験台や単一機能用のサーバーとして使うのにちょうどいい。

■BランクPowerEdge R430

自宅サーバーとして使うには厳しい。

体積こそR320と同じだが、CPUを二つ載せられたりちょっと豪華。

でも要らない。値段も高い。

これを買うなら小さいのを二つ買ったほうがいい。

■CランクFUJITSU PRIMERGY TX1320 M2

スリムタイプパソコンのような見た目をしたサーバーマシン

何万円もするライセンス料を払わないとウェブブラウザからBIOS画面を操作する機能を使えない。

OSインストールは頑張る必要が時々ある。Proxmoxはインストールできなかった。

開閉がとても面倒。官公庁が大量に買ってくれるから、といい加減な気持ちで作っているのではないかと疑ってしまう。

グラボを載せられるのが利点。

■番外編

・Jamper EZbook X3 CeleronN3450

サーバーとして使っていたところバッテリーが膨張して変形した。

今は内蔵バッテリーを外して使っているが悪くない。

とても小さく、超低消費電力だ。

HP Prodesk 600 G1

スリムタイプPCなのに3.5インチHDDが2つつけられる。グラボも付けられる。

サーバーOS普通パソコンにはインストール出来て、サーバーマシンにはインストールできないという場面がよくある。

全部RAIDカードのせい。

2024-10-20

ハードエンジニア、選んだの失敗だったか

半導体チップとかを作っているが失敗だった

  1. 国内設計仕事がなくなってきた。東京ならとかの話ではない。アメリカインド中国
  2. 設計ソフトを作っているのが、移民中国人、インド人なので、当然日本語ドキュメントはない。日本市場が小さいのでサポートもあまりない。
  3. 設計ソフトシングルコア性能に制約を受けることが多い。トランジスタ数の増加に追随出来ない。設計データ馬鹿でなくなっていく。設計するためのコンピュータ能力が足りてない
  4. 単位設計ソフトライセンス必要で、そのソフト教育を受けるにもお金がかかる。誰が出すのか。ネットにも使い方の情報はない。
  5. ソフトの使い方を覚えても、どう設計すればいいのかの情報がない。日本語だけでなく、英語でもない。アメリカでも会社に入ってメンターに教えてもらうとか
  6. 先端プロセスが高い。億単位。そのくせ世界中で売れるような仕様なんて、そうそうない。
  7. armのコア、アーキテクチャなど何百ページもあるドキュメント複数あって読むのが大変。エラッタもある。最悪オースティンなどに問い合わせ
  8. 物理限界プロセス、電力、チップサイズシグナインテグリティEMCEMI
  9. FPGAも実際に使えるような大きいものは高すぎる。もちろん趣味個人で買えるようなものはない。(AI向けハードなんて作れやしない、それ以外でも)
  10. 複数FPGA合わせて使うとかになるとハードルがまた上がる
  11. FPGA以外のボードに載っている機能にも引っ張られる
  12. 規格がいつの間にか世界の何処かで立ち上がる(アメリカとか、ヨーロッパとか)
  13. DDRPCIe更新される、セミナー米国だけとか。USB、eUSB、Ether、UCIe、etc。金出さないと規格ドキュメントも見れない。規格あっても守ってなかったり、規格曖昧さがあったりとか
  14. 軍用になると更にわからなくなる。規格や電子戦ってどこから勉強すればいいですか?
  15. 測定機が高い、特殊、使い方覚えるのが大変なのに潰しが効かない、パソコンデータ持って行くの大変で、更に特殊フォーマットで開くのにライセンス料金払ったソフト必要とか
  16. ネットに役に立つ情報はないのに、ニュースコメントばかりは多い(熊本には仕事はないです。不動産は値上がりしたかもしれんが)
  17. コンピュータサイエンスと呼ばれるものソフトエンジニア視点ばかりになる
  18. 機械学習ハードと相性が悪い・・・SRAMサイズメモリ高い、HBM高い
  19. Pythonくらいまで抽象化しないと誰も使わない。というか買ってすぐ稼げるようなパッケージにまでしないと売れない。
  20. C言語だとまだハードに近くで想像ついたが、Pythonになると全然ハードが見えてこない。性能出ないのはキャッシュ共有コアが悪いのか、インターコネクトか、DDRの口か、温度によるクロック低下か

2024-10-13

AI、VRAM容量どうにかする技術出てこない限り、制限かかったままにならない?

Webゲームテクノロジーリブンで、ありもののHWスペックでなんとかするので進んできたけど、AIはそういう感じじゃない。

GPUとは別にVRAMだけのPCIeボード接続して、GPUと帯域稼ぐためのブリッジ接続みたいなの出てこないのだろうか。

2024-09-22

USB、イーサ、PCIe通信速度の上がり方遅いよな

Webくらいだと問題にならんけどもさ

2024-07-19

自作NAS

PCIe4x16 x2以上装備となるとサーバーMBしかなく

安価に作ろうとするとEYPC第一世代あたりになる

仮想サーバ兼務で作ろうとしてる場合問題ないが、ゲームもやろうとすると難しい

AM5かLGA1700なマザーPCIe4x16 x2以上持つことは無理なのでどうすっかな状態

EYPC 4004のPCIeの最大が28レーンじゃなく32以上だったらな・・・

まあ個人で100Gpbsな環境作るとなるとVGA妥協しないと無理だから

Ryzen Threadripperの立ち位置がもうちょっと気軽なWSよりだったら良かったんだがな

素直にSPF28カードで作ったほうがいいか やすいし

2024-04-06

パソコン、これから性能上がるんやろか

もう性能上がらんとか言われつつも上がってきたけど。


CPUは、クロック数は流石に限界っぽい、SRAMプロセス進んでも微細化されなくなった、

SRAM3次元で接合しても3D V-Cacheで性能上がらなかった。


メモリDDR側はレイテンシボトルネック、帯域も足りてない。

CXLで容量は増えそうだけど。


SSDPCIeの帯域増で早くなるけども、PAM4以降どうするのか。

PAM8, PAM16するのだろうけども。

FLASHの速度は変わらず、RAMキャッシュさせるのでなんとか凌いでいるのにRAMも速度上がってない。


冷却方法も新しいのは出てきていない。

コンセント供給能力限界も見えてきた。

2024-04-05

AG03が配信中に音切れしちゃう問題をどうにかこうにか解決たからメ

結論 UEFIPCIEAutoからGen3へ、x16をx8x8にしたら治った

スペック

 B550M Pro4

 Ryzen 5 4500

 Geforce RTX 3060

 AG03

問題

 配信中に高負荷が掛かるとすっごいブツブツなる。問題の切り分けをするとAG03に繋がっている入出力機器から出ているらしい。(ヘッドホンPC直挿しにすると聞こえなくなった)

 マイクからブツブツ鳴り、デスクトップ音声については問題なし。

対処

 電源のプラン変更→効果なし。

 グラボドライバのアプデ→効果なし。

 サンプリングレートの統一効果なし。

 USBの指す場所変える→効果なし。

 UEFIのアプデ→効果なし。

 PCIEをGen3に固定する→効果なし。

 PCIEをx16からx8x8に変更する→効果アリ!

しかしたらグラボの性能悪くなるかもしれないけど、まあ仕方ない。

それにしてもなんでこんな問題が起きてしまってなんでこうすれば治るのかは神のみぞ知る……。

2024-03-21

NVIDIAインテルIBMはどうして差がついてきたのか、あるいは富士通「富岳」CPU民間普及しなかったのは何故か

NVIDIAと、インテルIBMはどうして差がついたのか、疑問に思う。

AIで言えば、IBMのWatsonがずっと先行していた。

AIニューラルネットワーク模倣していると言われ、ニューロモーフィックというチップを、IBMは作り、その後、メンバー移籍してインテルも作った。

現在ニューラルネットワークとは違うものになったが、勝っているのはNVIDIAになっている。


先日、1.58bitのBitNetが話題になったが、LLMではないが昔BinaryConnectで0.68bitまで下げる案を出したのもIBMメンバーだ。

ハッカーニュースでBitNetについてIBMだった人がコメントしている。IBMはそれなりに早かったはずだ。

https://news.ycombinator.com/item?id=39544500


普通GPU会社だと、ゲーム用のGPUボードだけを作っていたと思うが、NVIDIAは色々と手を出している。

データ プロセシング ユニット (DPU)、InfiniBand、NVIDIA MetroXなど、

HPC向けで、インテルAMDIBMの方が得意だろうという分野まで手を出した。

RTX 4090はゲームするにはバカ高いがAI向けには性能不足で、単価が高いAI向けボードを売るという差別化も出来ている。


ファブレス企業から、というだけでは説明不足で、TSMCNVIDIA向けのカスタムプロセスを作らせることが出来ている点が差別化要因の1つだろう。

TSMCから出てくるデザインルールの通りにしか作らないと、どこの会社も似たりよったり性能になってしまう。

物理限界を他社(TSMC)に投げてしまうというのも、経営としては効いているのだろう。

そして物理限界チップサイズを攻める。電力も物理限界を攻める。

日本会社だと、電力のバカ食いで怒られるが、そこも攻めている。


インテルGPUカードに参入したが、AI向けだけに限定した方が良かったのではないだろうか。

DirectX対応既存のゲーミングとの互換性がある。

中国GPUメーカーコケているのに対して、動いているだけでも流石インテルなのだが、競争力のあるGPUとは言えず、参入した意味とは?になってしまっている。


IBMは良くわからない。

量産ではない先端プロセスは持っているし、特殊チップも作れている。

CPUについてはPower関係資産もあり、AI向けもユニークなのが作れているのに、ぱっとしなくなった。

RISC-Vが上手くいくのであれば、OpenPowerも上手くいくと思うのだが、そういう話も聞かない。

そもそも米中関係で、オープンソースCPU/GPUが禁輸されそうな感じもしている。

結局、量子コンピュータについてもまだまだ先になりそうな雰囲気だ。

色々とやっているのに、いまいちブレイクしない。


日本だとすると、富岳のCPUPCIeボードで売りにでも出し手入れば違っていたのだろうか。

2024-03-04

富士通が、京や富岳向けチップPCIe拡張ボード販売していた世界線

日本でもアーキテクトが育成できていたり、AI向けライブラリが作れていたりしたんだろうか

2024-02-29

AIハードウェアアクセラレーター、タイプ異なるボードを挿すってならないのか

GPUは描画に専念でよくて、AI向けチップは別のPCIeボードで挿して、

学習用、推論用とかでもボード分けて、といった構成にならんのだろうか。

2024-02-20

Groqについて

数年前は、TSP(Tensor Streaming Processor)と呼んでいたが、LPU(language processing unit)と名前を変えた?

数年前のチップをそのまま使い続けているかからないが、同じならアーキテクチャは4年前のユーチューブを見るか、アスキーあたりの記事にある。

https://youtu.be/UNG70W8mKbA?si=9VFeopAiPAdn08i_

要は、コインパイラで変換が必要。なので提供されているLLMモデルが限られている。


SRAMを240MB(230MB?)しかない。

PCIeボードが400万くらいらしいが、SRAMの容量が小さすぎて1ボードでは動かない。

DRAMレイテンシSRAMではないので早いのだ、という意見も見られてたが、

1チップSRAM容量が小さすぎるので、チップチップ間、ボードボード間の通信レイテンシは必ずあるはず。

(数ヶ月前から性能上がっているのは、このあたりのチューニングのはず)

DRAMレイテンシというが、これも今どきはレイテンシ気にしないように隠蔽するはず。

チームが小さすぎてハード作れなかった可能性もあるが・・・。DMACでチューニングしているか


ボードにでかいDRAMが載せられるのであれば、そちらの方がボードボード間の通信時間より減るのでは?


グローバルファウンドリ14nmで既に1ボード250Wほど。

GF使ったのは、おそらくAMD設計者が居たからでは。デザインルールどこ破れば性能でるかある程度わかってたとか。1GHzくらいなのは知見なしでやってるとそれくらいで上限くるのはそうだと思う。

チップ世代更新するかはわからないが、兎にも角にも電力下げて、チップ大量に載せて、チップチップ間の通信時間を下げられるか。

2024-01-25

パソコンって、皆期待してるのに進化の速度遅いし、機能や性能のカスタマイズ性もない

AIチップでこれ使えばできることが広がるっていうのも出てこない。

GPUで頑張っているけどVRAMが足りないとか、そういうので制限されている。

CPUじゃなくてもいいが高性能チップを作る人が少ないのか?

PCIeスロットに挿して何か新しい事ができるようなのも出てきてない。

コンピュータサイエンスといっても既存コンピュータの使い方を勉強するから駄目なのか?

2024-01-01

anond:20240101035519

そのマザボなら一般的PCIe M.2を挿せるから空いてるならM.2で良さそうだな

ただPCIeバージョンとレーン数が低い(PCIe2.0のx2レーン)んで、最新のPCIe4.0対応の高いM.2を買ってもフル性能は発揮できん(低い方に性能上限が合わされる)ということだけ注意

普及してる3.0x4くらいの差しても動くはずだが、速度的にはSATAよりはマシという程度かね

anond:20240101032901

SATASerial ATAであってるよ、2.5インチだとクレカみたいなサイズで少し厚いやつだな

M.2 NVMe形式SSD100円ライターみたいに細長いサイズの基盤で早い、接続形式普通PCI Express(PCIe)を使うが、過渡期のやつにはM.2の寸法と端子してるのに内部的にはSATAの回路を使う場合があって、それは遅くなる

ただ端子の形は全然うから

もし現PCスペック表見てPCIeのM.2に対応してて空きスロットがあるならM.2を選んでもいいが

たぶんないだろうから普通に2.5インチSSDを買えばいいよ

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