ワイは豚しゃぶ食べたやで
たしかに手を上げるわけでもないし、壁を殴ったりもしない。
でも無言になる。
あからさまに冷たくなる。
舌打ちしたり、こっちが話してる途中で部屋を出ていったりする。
それが、怒ってないってことなんだろうか。
わたしは怖いと思ってるけど、
「そんなことでビビるの?」って笑われる。
怒ってないんだったら、なんでいつも
こっちが「ごめん」って言って終わるんだろう。
子どもがうるさくならないように調整するの、
いつもわたしなんだろう。
また転職するらしい
「この職場、合わなかっただけ」って言ってるけど、
次の職場もたぶん合わないんだと思う。
わたしも働いてるけど、子どもがまだ小さいから時短しかできない。
なのに「そんなに金の話ばっかすんなよ」って言われる。
怒ってないらしい。
怒ってないって言われるたびに、
ああ、私が悪いのかって思って、
黙るようになった。
双極性障害きついよね。毎日ちゃんとラミクタール飲んでるけど、それでもやっぱり躁転したりするし、そのあとは鬱になって働けなくなる。私はたまたま先天性の不妊だからそもそも関係ないんだけど、出産や子育ては耐えられる気がしないわ。自分の面倒を見るので精一杯。
きっかけは某深夜ラジオで「自己暗示で味覚が変えられる」という話を聞いたことだった。
もちろん最初は冗談だと思ったよ。でもそのときちょうど麦茶を飲んでて、これが極上のウイスキーの味になったらすごくね?って思ったんだよ。
それが始まりだった。
麦茶はどう頑張っても麦茶だし、カップラーメンもチープな味でしかなかった。
ある夜、突然スイッチが入った。
しかも角とかの安いやつじゃなくて、一杯2000円しそうなシングルモルト系の舌に重みのあるやつ。
最初は本気で間違えて飲んだのかと思ってコップ見直したくらいだよ。
カップラーメンも同じだ。
夜中に食べたカップしょうゆラーメンが、都内の行列店で1時間待ちで出てくるような味に変わった。
いや、正確には「変わったように感じた」って言うべきなんだろうけど……体感としては完全に変わってた。
感動して、思わず立ち上がったもん。は?何これ、うまっ!?ってな具合に興奮した。
じゃあ、どうやって催眠術をかけてたのか。
やり方はシンプルだ。コツは五感の一部を、強制的にストーリーに巻き込むこと。
具体的には、以下のステップを踏んでる。
例えば。麦茶の入ったグラスをよく見て「これはウイスキーだ」と声に出す。3回くらいでいい。
そのあと、目を閉じる。
照明は暗くて、JAZZが流れてる
店主が小さく微笑んで、グラスを差し出してくれた
「このスモーキーな香り…12年モノだ」みたいに、自分で勝手にストーリーを語る。
実際には麦茶の香りだけど、スモーキーって言うと脳が引きずられていく。
「やっぱり、この後味…まちがいない」って自分に言い聞かせる。
こうすることで、脳が「じゃあそういう味ってことで」と納得してくれる。
慣れてくると、設定を入れるだけで味が“そっち寄り”になってくる。
カップラーメンなんかも、「湯切りのとき店員が声かけてきたな~」とか勝手に回想してるうちに、あの合成的だったスープの味がコクが深いものに変化してくる。
これ、たぶん脳の錯覚を利用してるんだけど、イメージ的には錯覚っていうより脳の編集機能って感じ。
同じ素材を違う文脈で出すと、まるで別物に見えるってアレだ。
あ、あのーー!!!
誰か聞いてください!!!!!
13年来の友達にブロックされた!!!インスタもLINEも切られた!!!!
私の誕生日に「おめでとう!これからも仲良くしてね!会いたいなー!」って言われて、そこから数ラリーしたあと未読のまましばらく返信こないから、何かあったのかな?と思って大丈夫?って追いLINEしたけどやっぱり既読がつかない。
インスタ見てみたらフォロワーにいない。外されてる。まさかと思ってLINEのスタンププレゼントしてみたらブロックされてたーーーーーー!!
息子がギャン泣きしてても、
「今はそっちが見てるんでしょ?」って言ってスマホいじってるの、
泣いてる子どもに怒鳴るのも、
「うるせえな」「泣くなよ」「ほら黙らせて」って言うのも、
冷静とは程遠いと思うんだけど、
たぶん本人の中では 怒鳴る=主導権 なんだろうな。
保育園の持ち物の用意、
通院の付き添い、
薬のスケジュール、
情緒の記録、
全部こっち。
でも、なんかもう怒れない。
怒ったら「ヒス」って言われるし、
怒らなくても、疲れてると「機嫌悪いの?」って言われるし。
怒っても怒らなくても詰んでる
誰も見てないだけ。
試す気力がもうない。
世の中ではネタバレが本当に嫌だという人が多そうだけど、自分は逆なんだよな。「ネタバレなしで読んで欲しい」と勧められたものは、そもそも興味ある内容かどうかわからないから結局手に取らないことが多い。「これはネタバレだけどこういうキャラのこういうシーンがあって」と言われると、好みに合うものだったら手に取る。ゲームも実況をエンディングまで見てから買ったりするし、たぶん驚きたいんじゃなくて、キャラや世界に愛着を持ちたいんだよな。
正直、ミステリーの犯人やトリックを最初にバラされてもキャラクターや世界観に興味があって、文体や描写が好みだったら全然読めるわ。どっちが良いという話でもないだろうけど。