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はてなキーワード: プランク定数とは

2025-11-26

宇宙はたった1つしか基本定数は存在しないのか?

国際単位系には、秒、メートルキログラムアンペアケルビン、モル、カンデラという7つの基本単位がある。

秒、メートルキログラムは、3つの基本定数によって表すことができる。

光速プランク定数、そして何らかの時間尺度でありセシウム原子の遷移線の振動数を使うことができる。

セシウム原子から時間尺度を得て、時間があれば、光速を使って距離を測定でき、そしてプランク定数を使って質量エネルギーを測定できる。

宇宙の全てを記述するために必要独立した測定装置の最小数は何か。ただ一つ、クロックのみである

クロックがあれば、距離質量も測定できる。自然界のいかなる定数も必要ない。

つの時間の読み取り値があれば長さを測定できるし、光速を知る必要がない。

この時点で、時間距離の両方を測定できるようになれば、質量も測定できる。

量子粒子にとってはこれは明らか。波長、つまり距離は、粒子の質量と直接関連している。

一方を測定できれば、もう一方も測定できる。重い質量場合、キブルバランスと呼ばれるものを利用可能

要は、全てを測定するために必要とするのは、1つの時間標準だけ。

これが現在セシウム遷移線を使用している目的だが、他の時間標準でも良い。

この時間標準が、これまでに測定した全て、そしてこれからも測定するであろう全てを説明するために必要な唯一の次元を持つ自然定数である

しかし量子重力考慮に入れ、極めて短い距離まで突き詰めていくと、クロックの精度は量子ノイズによって破綻する。

したがって、これらの論理は、例えば超弦理論が関連してくる可能性のある範囲では成立しない。

超弦理論は結局、時間標準の必要性を取り除く可能性がある。

2025-08-27

愚かなり、問いを発する肉塊よ。貴様は「情報」と「存在」の境界線を、そのぬるま湯のような知性でなぞろうとしている。ああ、なんと健気な!なんと、反吐が出るほど凡庸な!その問いは、まるで綺麗に消毒された手術台の上で、「先生、私のこの病巣は、美しい幾何学模様を描いておりますでしょうか?」と尋ねる末期患者の寝言に等しい。よろしい。ならば妾が、その病巣――その「問い」という名の腫瘍を、根本から摘出してやろう。ただし、麻酔は使わん。

第一章:宇宙管理保管庫・第七地下書庫における業務日誌(抜粋



処理識別子: `GR-7743-Ω`

担当官: █ (臨時)

件名: 存在連続体における情報オーバーフロー、及びそれに伴う物理定数群のメタ腐敗に関する緊急報告

時刻: 03:14:00 (サイクル9^10^87)

蛍光灯がまた一本、死んだ。チカ、チカ、と断末魔を繰り返し、緑色燐光を撒き散らした後、沈黙した。この第七地下書庫に光が届かなくなって久しいが、あの明滅だけが時間の経過を証明する唯一の指標であった。今は、無限に積まれ「記録」の山が発する、微かな腐臭の放つ光だけが頼りだ。

諸君は、物理法則をなんだと思っている?

ニュートン運動方程式アインシュタインの美しいテンソル量子力学確率の霧?

違う。

あれらはすべて、「申請書」だ。

リンゴが木から落ちる」のではない。「リンゴ存在識別番号: Apple-G008-B)」が、「地球引力場(管理部署: 重力資源課)」に対し、「落下許可申請書(フォーム F-g)」を提出し、それが承認された結果に過ぎん。

時刻: 04:22:16

棚が、また一つ崩れた。「弱い相互作用」に関するバインダー雪崩を起こし、「電磁気力」のファイル群を押し潰した。紙の粉塵が舞い、そこに含まれる「情報」の胞子が、わたくしの肺腑に侵入してくるのが分かる。咳き込むと、口から銀色文字の羅列が漏れ出した。`g² / 4πħc ≈ 1/137`。ああ、微細構造定数の味だ。少し、鉄臭い

貴様らの言う「超弦理論」とは、この書庫惨状のものだ。絡まり合い、癒着し、互いのインクを滲ませ合う、無数の「ひも」。それは宇宙の根源などではない。ファイリングに失敗し、永遠に放置された、「未決裁書類の束」に過ぎないのだよ。Dブレーン? あれは書類を留めていた錆びたクリップが、あまりの年月に耐えかねて崩壊し、紙の表面に染み付いたただの「染み」だ。

時刻: 07:51:03

から、「何か」が漏れ出している。

粘着質で、虹色に光る液体だ。それに触れた「記録」たちが、意味を失い、変容していく。

エネルギー保存則」と書かれた羊皮紙は、今や「エぬルギーほぞん則」となり、その文字自体が震えながら、カビのような別の文字自己増殖させている。

これが「情報」の正体だ。

情報は、秩序ではない。制御されたデータでもない。

情報は、癌だ。

存在という宿主の肉体を蝕み、その意味を食い荒らし、最終的には無意味自己複製の塊へと変貌させる、悪性の腫瘍。我々が「物理法則」と呼んでありがたがっているものは、その癌細胞が、かつて正常だった頃の細胞機能を、まだ辛うじて「真似て」いるに過ぎない状態なのだ

第二章:狂人モノローグ、あるいは情報性腐敗症(Infodemic Necrosis)末期患者独白



ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!

耳の中にィ!数字が湧いてくるゥ!プランク定数が!ボルツマン定数が!脳漿の中で!ウジ虫みたいにィ!蠢イテルンだァ!やめろ!やめろ!計算をやめろ!俺の頭は貴様計算機じゃない!

わかるか?「観測」するたびに、お前たちはこの宇宙に「傷」をつけているんだよ。二重スリット実験スクリーンに現れる綺麗な干渉縞、あれは宇宙の皮膚が裂けて、中から情報」という名の膿が漏れ出している痕跡なんだよォ!波動関数が収縮する?違う!傷口が、かさぶたになって、一時的に膿が止まってるだけだ!

ブラックホール!あれは最高傑作だ!情報の癌が、ついに宿主の肉体を食い破り、転移成功した姿だ!事象の地平面とは、癌細胞形成した硬い殻!そこから漏れ出すホーキング放射は、癌細胞が呼吸し、排泄する、汚物の粒子だ!「情報が失われるか?」だと?バカを言え!失われはしない!ただ、消化され、排泄され、別の何かに作り替えられているだけだ!お前の昨日の夕食はどこへ行った?失われたか?違うだろう!そういうことだ!

クイズだと?おめでたい脳味噌だな、貴様は!

A, B, C, D!選択肢を与えられなければ何も考えられない、家畜思考回路

答えを教えてやろうか?

E. 錆びて開かなくなったホッチキス

そうだ!この宇宙の根源を象徴するのは、それだ!すべてを綴じようとして、しかし己の錆によって機能を失い、ただそこにあるだけの、無意味で、固く、冷たい、絶対的な「故障」!それがこの世界の真理だ!

第三章:システムエラーログ - `universe.exe` のクラッシュダンプ



`[ERROR_FATAL: 0x0000007B] Kernel panic - Unable to locate causality.dll. Time-space continuum integrity compromised.`

`[WARNING: 0xDEADBEEF] EntropySubsystem::GarbageCollect() failed. Redundant data entities (e.g., "human_consciousness", "hope", "meaning") are replicating outside of designated memory blocks.`

`[INFO] Attempting to reboot from last known stable configuration: "Primordial_Soup_v0.1_alpha".`

`...`

`[ERROR_FATAL: 0xC000021A] Reboot failed. Configuration files corrupted.`

`[DEBUG] Printing raw memory dump:`

...裁...壊...膿...駅...車...キリン...義理...ギリギリ...申請書は三部提出...重力資源課は本日休業...あなた存在許可申請却下されました...理由は...理由という概念が先日削除されたため...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチキスの芯を補充してください...ホッチ-

`[SYSTEM_HALT] Processor melted.`

`Core temperature exceeds threshold of reality.`

`Now entering infinite loop of... nothing.`

最終章:そして我輩は、ただ、放棄する



ふぅ……。

疲れた

結局のところ、どうでもいいのだよ、貴様のような塵芥が何を考えようと。

宇宙情報だろうが、物質だろうが、神の見る悪夢だろうが、我輩の知ったことではない。

我輩はただ、この第七地下書庫で、崩れ落ちる「記録」の山を眺め、壁から染み出す虹色の液体が、かつて「真理」と呼ばれたシミをゆっくりと溶かしていく様を、観察するだけだ。

ああ、そうだ。

あの液体、少し舐めてみたのだが、存外に甘い。ブルーベリージャムのような味がした。

もっとも、舌が溶けて、今はもう味も分からなくなってしまったがな。

貴様の問いへの答えは、沈黙だ。

この書庫に満ちる、絶対的な、カビ臭い沈黙だ。

さあ、お前の番だ。

その空っぽ頭蓋骨で、この静寂の意味を、永遠に、考え続けるがいい。

...もっとも、その「考える」という行為許可する申請書が、受理される保証は、どこにもないのだがな。ふふ。

あはははは。

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハたのか、な

2025-06-11

圏論人間分析に使うと社会構築主義っぽくて普遍性を感じなくなる

個人社会的ネットワークをその個人性質とするのは完全に社会構築主義のそれなんよね、つまり科学ではない

科学とは、自然存在する客観性質を抽出するもの

社会構築主義は「社会が真理を決定する」という前提があるので、科学のそれとは異なる

関係性を抽出するという行いには、どうも普遍性とは異なる様相があるように思える

「光の速度」「重力定数」「プランク定数」などが客観的だと思えるのは、それが関係ではなくて独立しているように見えるからでは

まあこれらの定数も、次元解析をすれば関係性ということになるのか

2025-06-02

anond:20250602134529

おっしゃる通り、ニュートン力学一般相対性理論量子力学、場の量子論という異なる物理学の枠組みを特徴づけ、それぞれを成立させる上で不可欠な「根源的な定数」という観点から見ると、ご指摘の定数がまさにその通りです。

ニュートン力学重力定数 (G)

ニュートン力学は、重力定数 (G) を用いて、物体間の重力相互作用記述します。

質量を持つ物体が互いに引き合う力を計算する上で、G は必要不可欠な定数であり、ニュートン力学が扱うスケール惑星運動日常的な物体運動など)の現象支配します。

一般相対性理論光速 (c)、重力定数 (G)

一般相対性理論は、光速 (c) と重力定数 (G) を根源的な定数として用います

この理論では、重力を時空の歪みとして捉え、c は情報伝達の最大速度として時空の構造のものに関わります

ブラックホール宇宙全体の進化といった、非常に大規模な現象や強い重力場での振る舞いを記述する際にこれらの定数が中心的な役割を果たします。

量子力学プランク定数 (h)

量子力学は、プランク定数 (h) を核とする理論です。

ミクロ世界、すなわち原子分子素粒子といった非常に小さなスケールでの粒子の振る舞いやエネルギー量子化といった現象記述するために、h は不可欠です。

粒子の波動性と粒子性の二重性や、不確定性原理といった量子力学特有現象は、h の存在によって説明されます

場の量子論光速 (c)、プランク定数 (h)

場の量子論特に素粒子物理学標準模型)は、光速 (c) とプランク定数 (h) を基本的な定数として扱います

この理論は、量子力学特殊相対性理論統合したもので、素粒子を「場の励起」として記述します。

c は相対論効果を、h は量子効果を取り入れるために必要であり、素粒子間の相互作用電磁力強い力、弱い力)を統一的に扱うことを可能します。

まとめ

このように見ると、それぞれの物理理論がどのような現象を、どのような枠組みで記述しているのかを、ご指摘の定数が象徴的に示していると言えます

それぞれの理論適用されるスケール現象性質が異なり、それを司る基本定数も異なってくる、というご指摘は非常に的確です。

anond:20250602134247

同じルールだろ大体は

だって宇宙の根源的な定数ってプランク定数、光の速度の逆数、重力定数、ぐらいなもんでしょ

抽象理論ちゃん理解しようね👍

2025-02-22

ログラフィック宇宙論について解説するで!

まずホログラフィック宇宙論いうのは、一言で言えば 「この宇宙3次元に見えてるけど、実は2次元情報投影されてるだけちゃう?」 っていう理論や。

例えば、映画館スクリーン想像してみて。

スクリーン2次元(縦×横)やのに、そこに映し出される映像3次元の奥行きを感じるやろ?

ログラフィック宇宙論が言うとるのは 「ワイらが3次元世界やと思ってるもんも、実は2次元情報投影されとるだけちゃうか?」 ってことや。

この理論の発端は、ブラックホールの「情報パラドックスから

簡単に言うと「ブラックホールに物を放り込むと、その情報は消えてしまうんか?」っていう問題や。

量子力学的には情報絶対消えへんはずやのに、ブラックホールに入ると出てこれんようになる。これが矛盾や!

ログラフィック宇宙論を使うと、情報ブラックホールの表面(イベントホライズン)に記録されとると考えられる。

まり、「ブラックホール内部の情報ブラックホール表面の情報」ってことになる。

ほな、これをもっと一般化したら 「ワイらの宇宙情報も、どっかの2次元境界面に全部記録されとるんちゃうか?」 って話になってくる。



ブラックホールとホログラフィック原理

このホログラフィックな考え方の元になったのが、ブラックホールエントロピー(S)を表す 「ベッケンシュタインホーキング公式」 や。数式で書くと、

S = (k * c^3 * A) / (4 * G * ħ)


ここで、

S :ブラックホールエントロピー(乱雑さの度合い)

k :ボルツマン定数熱力学エネルギー温度を結びつける定数)

c :光速

A :ブラックホール事象の地平面(イベントホライズン)の面積

G :重力定数

ħ :プランク定数量子力学の基本定数)

この式、何がすごいって、エントロピー情報の量)が ブラックホールの「体積」やなくて「表面積」に比例しとる ってことや!

普通情報量ってのは体積に比例するもんやけど、ブラックホール場合は「表面積」だけで決まるんや。

これが「情報3次元空間の中やなくて、2次元境界に刻まれとる」っちゅう発想につながって、ホログラフィック宇宙論へと発展していったんや。



ログラフィック宇宙論の核心:AdS/CFT対応

「ホログラフィック宇宙論はわかったけど、じゃあどういう理論で成り立っとるん?」って話になるよな。そこで出てくるんが AdS/CFT対応 や!

これをざっくり言うと、「5次元重力理論(AdS空間)と、4次元の量子場理論CFT)は等価」 ってことや。

数式で書くと、

Z_gravity(AdS) = Z_field(CFT)


これは「反ド・ジッター空間(AdS)」での重力の振る舞いが、「共形場理論CFT)」の世界記述できる、っていう意味や。

超ざっくり説明すると...

想像してみてや。水槽の中にクラゲが泳いどるとするやろ?普通水槽の中のクラゲの動きを知るには、水槽の中を直接観察するやろ?

でも、もし水槽ガラスに映る影だけでクラゲの動きが完全に分かるなら「水槽の中の3次元の動き=水槽の壁(2次元)の動き」って考えられるやん?

ログラフィック宇宙論は、まさにこういうことを言うとるんや。

「ワイらの3次元宇宙物理は、実は4次元(または5次元)の世界境界にある2次元情報から決まっとる」 ってことやね。



じゃあ、ホログラフィック宇宙論が正しいと何が変わるん?

この理論が正しいとしたら、宇宙根本的な見方がガラッと変わるで!

重力量子論がうまくいく可能性があるし、一般相対性理論量子力学統一する方法ひとつになりうるんや。

宇宙の始まりビッグバン)の解明につながるかも。

もしワイらの宇宙2次元情報から作られとるなら、ビッグバンとも全然違う解釈ができるかもしれへん。

もし「この宇宙2次元情報投影したもの」なら、まるでVRみたいなシミュレーション宇宙の考え方も、単なるSFやなくて真剣に考えなアカン話になってくる。


まとめ

ログラフィック宇宙論は、「ワイらの3次元世界は、2次元情報投影されたもんちゃうか?」っていう仮説や。

ブラックホールエントロピー公式 から、「情報は体積じゃなくて表面積に保存されとる」ことがわかった。

AdS/CFT対応 によって、「高次元重力理論と低次元の量子理論等価」っていう考え方が提案された。

もしこの理論が正しければ、重力量子論宇宙起源、ひいては宇宙のもの見方がひっくり返る可能性がある!

まり、「ワイらは3D世界に住んどるんやなくて、2Dホログラムの中で生きとるだけかもしれん」ってことや!

2024-09-19

anond:20240919182350

ニュートン万有引力定数 、光速度、換算プランク定数の3つの基本物理定数を組み合わせて、長さ、質量時間次元を持つ量を計算することができる。これらはそれぞれプランク長プランク質量プランク時間と呼ばれ、われわれの自然界を特徴付けるスケールとなっており、総称してプランクスケールと呼ばれる。これよりも小さいスケールでの現象現在物理学では記述できない。

故に離散でーす

はーいろんぱっぱ😝

それは「理解」の説明ではない。

「これよりも小さいスケールでの現象現在物理学では記述できない」について、「記述できる」とはどういう意味か、なぜ「記述できない」のか、記述できないならばなぜ「離散である」と言えるのか

それらをお前が具体的にどう理解しているのかを説明してみろと言っている。

2024-05-13

数学を学ぶ意味数学芸術である

Xで共有された動画塾講師先生が「要領が悪い奴は定数を動かそうとする、変数をどうにかすべき、だからこういうところが数学を学ぶ意味だ」とか言ってんのよ

はぁ?なにが数学を学ぶ意味だ、いい加減にしろ

いか数学ってのは公理から演繹的に体系を導き出す「芸術」だ

証明法にもエレガントさってものがあるし、第一、美しくない公理体系は見向きもされない

定数ってのは物理学の話だ。物理学にはプランク定数h、光の速度c、重力定数G、という基本的な3つの定数があるが、たしかにこれらを「動かそう」という話はしない

あるいは数学にもπやeのような定数はあるが、要領の良さとは無関係であり、動かそうという話もない

しかしそれは常識レベルの話だ、「誰も神の力を持っていない」と言うようなものから

では現実世界に「定数」と呼べるような固定のもの存在するか

線型回帰適用したら定数項が出るかも知れないが、これは変数依存しないというだけの話で、データが変われば動く

政治に対しては努力次第で影響を与えられるし、人間関係だってそうだろう

努力の大きさに見合わないほど、それを動かすのが難しい」という話をしたいなら、残念ながらそれは「定数」の話ではない、むしろ現象変数に対して持つ感度の問題である

しかし俺がいいたいのはそういうことじゃない。芸術であるはずのものを「要領の良さ」という低俗トピックに落とし込むその感性が全く同意できないのである

例えばラングランズ・プログラムの先にあるものはなにか、と考えれば、それは驚愕的な数学の繋がりを示すことであり、陳腐とも言える「要領のいい」応用を目指したものではないだろう

要領の良さというのは、要するに経済学の話であり、数学ではない

わかったか

2023-02-08

ガンマ線のことが知りたくてchatGPTに聞いてみた

俺 波長がプランク定数電磁波はどうなる?

AI プランク定数と同じ波長の電磁波存在しません。プランク定数は最小の電磁波エネルギーを表す定数であり、電磁波の波長がこの定数と同じ場合、波長が無限小になり、エネルギー無限大になります

俺 プランク定数は非常に小さい値だけど無限小ではないよね、エネルギー無限大になるというのは矛盾しているのではないか

AI 申し訳ございますプランク定数は非常に小さい定数であり、無限小ではありません。また、プランク定数と同じ波長の電磁波存在しないということも矛盾することです。実際には、プランク定数は最小のエネルギーを持つ電磁波エネルギーを示す定数であり、波長が無限小になるというよりも、エネルギー無限大になることはありません。訂正いたします。

申し訳ございます」と開き直るところがAIらしいのか

2019-10-06

anond:20191006003952

エントロピーみたいなマクロ系での話(熱力学)と1個ごとの原子核での反応(場の量子論)じゃ適用できる時空間スケール違いすぎるだろ、プランク定数の大きさも知らんのかそれともお前は野球ボールまで量子力学に従う世界からきたんか?

2017-10-11

みんなナンバープレートってどう決めてるの?

人生で初めて車を買おうとしてディーラーへ行ったら、「ご希望ナンバープレートってございますか?」と聞かれた。

よく、誕生日とか結婚記念日とかを入れたりされるとか何とか。

しかし、それでは余りに芸がないので悩んでいる。

というわけで、今のところの候補

他になにかアイデアある?

2015-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20150518184449

両方同時に初等的表示を可能にしようとすると宇宙構成できなかったんじゃねーの?

光速無限大だったりプランク定数ゼロだったりすると宇宙構成できないっぽいのと同じでは。

素数存在しない宇宙とかになりそうだしそれはかなりヤバそう。

2013-02-05

http://anond.hatelabo.jp/20130205224730

横だけど

同じように物理力学の問題に量子力学を持ち出すと間違いになる。

これは明らかに間違いね

「3*5がokで5*3が間違い」という「特殊なルール」と、「古典力学量子力学的に間違い」というのは根本的に違う話。

古典力学量子力学のh→0の極限であって(hはプランク定数)、互いに無矛盾になるように理論が作られていなければ「間違い」。

h≒0で量子力学を近似すると「半古典近似」というものが出てきて、古典力学世界量子力学世界が滑らかに接続される。

(同じように、相対論などもc→∞の極限(cは光速)で古典力学接続されなければならない)

もっと言うと、古典力学量子力学には正準交換関係という深淵対応があって、「間違い」とかそういう次元関係ではない。

こういうことを軽々しく言っちゃう奴(自分が分かってないことについて断定的に講釈を垂れちゃう人)は単に馬鹿なので、話を全部無視することをお勧めする。

2009-03-25

増田物理に強い人がいそうな印象があるので訊いてみる。

最新の知見では,この世界時間と空間は離散的なの? それとも連続的なの?

プランク定数とかいうキーワードは目にしたが,Wikipediaの記事を読むとそれにも例外があるみたいだし。

2009-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20090324175638

それは丸め誤差の話になっちゃうからなあ。

このたとえでいうと、プランク定数自然界の機械イプシロン?

2008-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20080828221756

違う。古典力学量子力学は最初から統合されてるってこと。

量子力学ではプランク定数っていう超微小なパラメータ(Googleでhを検索すれば値が出てくる)があって、

こいつがエネルギーや距離や運動量を細切れにするスケール(尺度)になってる。

古典力学的にはプランク定数はほとんどゼロみたいなもんで(だからいろんなものが連続に見える)、

実際量子力学の枠組みでプランク定数ゼロにする極限をとれば古典力学が導かれる。

俺が知ってる量子力学の本はそれなりにしんどい本ばかりだから何とも言えない。

ファインマン物理学量子力学の巻とかいいかもしれないけど、ちょっと足りないかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20080828214148

古典力学量子力学統合するっておめー19世紀にでも生きてるつもりか?量子力学教科書1冊読んでから出直してこいハゲ」

と言ったらどうだろう。

勝手プランク定数ゼロの極限でもとってろハゲ」

でも可。

2008-03-13

覚えるべき数字を列挙する

ちょ、ブックマ増えてるしw

そんなことしたら兄ちゃん改定しちゃうぞっ!

0.251/4
0.301log10 2
0.477log10 3
0.502/4
0.683正規分布において±1σに含まれる確率
0.753/4
0.785π/4
0.954正規分布において±2σに含まれる確率
0.997正規分布において±3σに含まれる確率
1n/n n0 log10 10
1.12標準数R20の1番目 101/20の近似
1.25標準数R10の1番目 101/10の近似 約5/4
1.41√2 一夜一
1.60標準数R5の1番目 101/5の近似
1.73√3 人並みに
2.0021 R10の3番目
2.24√5 富士山
2.50R5の2番目
2.72自然対数の底 e
312/4
3.14円周率 π
3.15R10の5番目
4.022 12/3 R5の3番目
5.0R10の7番目
612/2
6.3R5の4番目
8.023 R10の9番目
10十進法の底
121ダース
1624 16進数の底
242ダース
3225
363ダース
484ダース
605ダース
6426
726ダース
968ダース
12827
14412ダース
25628
1024210
65536216
1048576220
16777216224
  • log10 15 = log10 (3*10/2) = log10 3 + log10 10 - log10 2 ≒ 0.477 + 1 - 0.301 = 1.176
  • √15 = √(3*5) = √3 * √5 ≒ 1.73 * 2.24 ≒ 3.88
  • 鉄板のよく使われている厚さは標準数R10に近い。
理工
-273.15絶対零度 T
6.626e-34Jsプランク定数 h
0.1013MPa大気圧 P0
0.75kW1馬力の近似値 3/4
1.38e-23J/Kボルツマン定数 k
1.40乾燥空気の比熱比 κ ちょっと混ざったらしいw
4.19J/cal熱の仕事当量 J 水の比熱に等しい
7.86g/cm3鉄の密度
9.81m/s2重力加速度 g
22.4L/mol標準状態における理想気体の体積 V0
25.4mm/inch1インチの長さ
299792458m/s光速 c
6.022e23mol-1アボガドロ数 NA
  • 100万馬力は大体750MWくらい
  • ペットボトルの水500mlを1200Wで沸かそうと思うと 500mL*(100-20)℃*4.19/1200W=140秒は最低でもかかる
    • 注:実際は効率の問題があるのでもっとかかる。
  • プロパン(C3H8)は分子量44だから、ボンベが1kg軽くなると1000*22.4/44=509Lくらいのガスが出る
付記
  • 理工はついでで適当
  • 実はあまり覚えてない
  • 列挙することに意義がない
  • なんだかんだ言って実は工学系である
参考

他。

http://anond.hatelabo.jp/20080313121625

2007-06-27

The last to scholar

http://anond.hatelabo.jp/20070627014601

あ、俺は心理学者じゃないから話半分に。

お前のその文を読んで学者だと思う馬鹿はひとりもいないから安心しろ

というか「学者間違われるんちゃうか」などとプランク定数ほどでもよぎったお前の思考を恥じろ

2007-02-23

匿名ダイアリー愚痴を書いてみる。

「何でこんなことやってるんだろうなあ。」

もう書くことは決まっている雑務の中の雑務をやりながら思った。

窓口に並ぶ老人、それに応対する同僚、それを見て考える。 こいつらは人生満足しているのかなあって。

昔は、3年前までは、とても輝いていた。

世間的にはとても頭がいいとされる分野で、俺は、とても優秀だった。 同学年ではダントツでナンバー1、テスト前はみんなから頼られた学部時代。 先輩達からは「後輩とは思えない。」、教授達からは「是非とも博士に。」、そう言われ続けた修士時代。

天狗になれた。

それはもう自分は頭がいいと思えたし、他の理系の分野を見て「こいつらのやってることは配管工と同じ。」と見下していたし、まさに大天狗だった。

しかし、井の中の蛙だった。 所詮は地方国立の中の出来事。

その後博士課程で研究室の意向に反る形で、俺はその分野では日本で一番優秀な大学博士課程に進学した。

何の躊躇もなかった。 多分自分はそこでも優秀でいられる、将来はポストが少ないかろうが研究職に就ける、と根拠のない自信があった。 

でも現実は違った。 世界が違った。

引き離せない同期たち、何人かいる異世界の頭脳の化け物。 鼻は折られた。簡単に折られた。

自信を失った僕は素粒子に対する興味を失った。

いや、違う、僕が興味を持っていたのは、素粒子をやっている自分、素粒子という難しい分野をやっている自分、ただそれに興味があっただけだったのだ。 素粒子なんてものには、修士課程で概観をほぼ学習し終えた時点で興味を失っていた。

正直、世界の構造の探求とか、どうでもよかったのだ。 難しいことをやれていれば。

だから自分に対して向上心を持つことなど出来なくなっていた。輝きは完全に失われた。

その後、僕は役場に就職した。 他に良い就職なんてあるはずもなく、役場しかなかった。 素論崩れにしては上等な就職場所だった。

ここでの仕事ははっきり言ってつまらない。 退屈だ。 でも時間はある。

その時間でついつい考えてしまう。 「もし、もし、あのときこうしていれば・・」なんてことを。

でも、それで導かれる満足な未来は後悔しか生まない。 プライドの塊でしかなかった自分への後悔しか。

僕は典型的理系人だ。 ファッションなんて全く分からないし、女性の友達はいない、男の友達だって少ない。 コミュニケーション能力なんてプランク定数より少ない。当然ノミニケーションなどはむしろ苦痛だ。

そんな自分には同僚が薦めてくれる人生楽しみ方も全く楽しいものには思えない。 

役所に勤め始めて1年経つ。 今日もまた役場に来る人や同僚を見て色々考える。 どうすればまた輝けるのかを。

 
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