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はてなキーワード: 学術書とは

2025-11-06

anond:20251106091740

それ一回でってこと?

マニアック学術書とか技術書買わないと15000円分一回で本買うのかなり難しくない?

普通読書しますって人だったら毎月本買う日決めてその日に向けてリスト作っとくとかしない限り到達できなさそう

2025-09-21

anond:20250921230839

ジャンルが悪すぎる

数を誇るべきは小説

学術書ならむしろ絞れ。博士課程に進むくらいなら別だけど、乱読するのには向いてない

たぶんラノベ500冊(シリーズ)でも読んでた方が、まだ教養とか感受性養われていたんじゃないのかな

680冊読書したが成功もしなかったし賢くもならなかった。結局『コミュ力』『人生経験』が大切だった

ニート脱出してからはや10

学術書を中心に680冊読書したが

新書選書を除く)

賢くもならなかったし成功もしなかった


結局『コミュ力』や『人生経験』が大切だと悟っただけだ

読書してて友達彼女もいない独身の俺って人間として魅力ないもんな


最近読んだ本


喧嘩両成敗の誕生

私たち名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない ~韓国女性たちの労働生活

政治社会運動岩波講座 社会学  第13巻

2025-08-14

森川ジョージ先生ツイート

AI著作権自身立場について

画像生成AIをめぐる議論が白熱する中、自身プロ漫画家として40年以上、現行の著作権法の恩恵を受けてきた。

「無断学習問題について、安易規制既存クリエイターを困らせるとし、まずは「人間学習」と「機械学習」を切り離して考えるべきだと主張。

AIは道具であり、その性質と成り立ち、使用する人間所業こそが問題だと考えている。

AIは新しい道具の一つであり、拒否反応は過去の新しい技術スクリーントーンデジタルツールなど)導入時にも見られた歴史の繰り返しだと捉えている。

「無断学習」に対する憤りは、学習元に尊敬感謝がない点にあるとし、自身倫理観感情論であることを認めている。

議論への関わり

自身が「画材AIでもいい」とSNS投稿したこと炎上したことが、この問題に関わるきっかけとなった。

その後、被害者弁護士開発者など、多岐にわたる関係者を集めた勉強会主催

法律を作る側(政治家)の考えを知るため、議員会館に足を運び、現状を訴えた。

当時は自分自身勉強不足であり、様々な意見を聞いて判断する段階だったと述べている。

提案と今後の展望

AIとの共存のためには、「データセットの情報開示義務」「簡単オプトアウトシステム」「AI生成のラベリング」が必要ではないか提案

今後、AIを使った漫画が多数現れるだろうが、それは新しい技術を持った作家だと捉え、プロ同士の切磋琢磨を楽しみたいとしている。

自身の考えは、あくま漫画家としての個人的な心境であり、他業界に押しつけるものではないと断っている。

全体を通じて

技術進化とそれに伴う摩擦を冷静に見つめ、感情論だけでなく、法制度や倫理歴史的背景を交えて多角的考察している。

安易規制感情的対立ではなく、対話を通じて解決策を探っていく姿勢を示している。

原文

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、なんとかかならんか?」との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが「詳しい人に任せよう」というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」と書きました。

画材AI」という単語が並んだから一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすぐに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、「どうやら深刻そうだ」と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、弁護士政治関係者アニメ業界の方、声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、主に話し合ったのは

「今何ができるのか?どこを目指せばいいのか?」でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法人生を合いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日か渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。

この時Hさんと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

「とにかく言いたいことを盛り込みなさい、後から引き算すればいい」と作ったものです。

それと並行して現状を訴えて政治家さんがどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んでみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初のを忘れていました。

遁辞の意味自己理解すれど 1/100 も理解できません。

すがやみつき先生にいただいた本が一番わかりやすかったんです。

(ありがとうございます)

「なんで? どうして?」というスタンスから炎上しながらも、沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質が劣る方面では著作権侵害の塊とみなされますが、自分はそれを断定できません。

プロ漫画家として40年以上現行の著作権法の恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしい。

それを守りそれに助けられてきた立場から越境する発言はできません。

現行の著作権法の範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、新条項罰則されます

手続と窓口を間違えそれがらが必要判断される程の声を届けることが重要なのかと思います

何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だバフコメ以上のものは見えず、疎情報自体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、他力にするな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度立法された法、条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけようと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないとは思います

自分は先輩達の漫画を数々無断学習してきた身です。

その量を棚上げして、現行の著作権法に抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできません。

(わししか法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さんが決起した『NOMORE 無断生成 AI』は大拍手で、

タイトルに「無断」と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。

声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一人ユースプメントになると思いました。

業界も続く可能性も考えられました。

ところがこうしたすぐ手の甲が上り

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

「いつでも譲歩してはいけなかったのですか」ね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動たまたましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたい場合には、その意向尊重される仕組みが必要である

と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています

2024年2月の「文化庁パブコメ結果(団体)」のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」との意見もよく見ますが、省庁内で各著作権団体の集まる会議に参加し

て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。

初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、削りが可能になった時、やはり「楽してる」と思った人はいたようです。

(ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカフアウゼが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割をするようになった時は「カラスロを使え」と言われ、

コピック登場の際には「今の若い連中は筆も使えない」と言われ、

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方知らない」と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的に綿々と繰り返されてきたことです。

一方でで多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるのでしょう。

しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、使用する人間所業かと思います

嫌悪となりますが「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます

学習元にリスペクトの無い「機械の無断学習」に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常識しかないと申しつけますが、先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、

その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、あっていいことではありません。

この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにわかおりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した「あったらいいな」が以下です。

データセットの情報開示義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議員の場でも生成AI話題は出ており、

気にかけている議員さんは少なくないです。広く深い議論を期待します)

提案していてズッコケなのですが、自分積極的に動く覚悟はないのです。

答えが出せないことが多いのです。

何故なら自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在はしていますが、この先、生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。

自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、漫画業界と、アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが通用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人のだけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025/8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

2025-08-13

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818画像OCR

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、 なんとかならんか?」 との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが 『詳しい人に任せよう』 というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」 という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」 と書きました。

画材AI』という単語が並んだからか一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすでに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」 くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」 という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、『どうやら深刻そうだ』 と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、 弁護士政治関係者アニメ業界の方、 声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、 主に話し合ったのは

『今何ができるのか? どこを目指せばいいのか?』でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法の人たちに会いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日かに渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。 この時Hさんらと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

『とにかく言いたいことを盛り込みなさい、 後から引き算すればいい』 と作ったものです。

それを渡して現状を訴えて政治家さん達がどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、 出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んではみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、 読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初の方を忘れていました。

鶏頭自分には難解すぎて1/100も理解できていません。

すがやみつる先生にいただいた本が一番わかりやすかったです。

(ありがとうございます)

『なんで?どうして?』というスタンスですから炎上しながらも、 沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質がある方面では著作権侵害の塊とみなされていますが、 自分はそれを断定できません。 プロ漫画家として40年以上現行の著作権法恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしく、

それを守りそれに助けられてきた立場から、 越権する発言はできません。

現行の著作権法範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、 新条項は附帯されません。

手順と窓口を間違えずそれらが必要判断される程の声の塊を届けることが重要なのかと思います。 何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だパブコメ以上のものは見えず、 陳情団体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、 他力にすがるな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」 だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度決議された法、 条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけてしまうと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないと思います自分は先輩達の漫画を散々無断学習してきた身です。

その事を棚上げして、 現行の著作権法抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできませ ん。(しかし法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さん達が決起した 【NOMORE無断生成AI】 は大拍手で、

タイトルに『無断』 と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。 声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一大ムーブメントになると思いました。 各業界も続く可能性も考えられました。

ところがコレにすぐ火の手が上がり、

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

一つでも譲歩してはいけなかったのですかね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動はたくましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたくない場合には、その意向尊重される仕組みが必要である と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています2024年2月の 『文化庁パブコメ結果 (団体)』のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」 との意見もよく見ますが、 省庁内にて各著作権団体代表が集まる会議に参加し て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に 「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。 初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、 削りが可能になった時、 やはり 「楽してる」 と思った人はいたようです。 (ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカケアワセが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割りをするようになった時は 「カラス口を使え」と言われ、

コピック登場の際には 「今の若い連中は筆も使えない」 と言われ。

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方も知らない」 と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的綿々と繰り返されてきたことです。

一方で多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるでしょう。 しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、 使用する人間所業かと思います

雑感となりますが 「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます学習元にリスペクトの無い 「機械の無断学習」 に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常に感謝しろとは押しつけませんが、 先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、 その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、 あっていいことではありません。 この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにおわかりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した 『あったらいいな』 が以下です。

データセットの情報開示の義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、 少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議連の場でも生成AI話題は出ており、 気にかけている議員さんは少なくないです。 広く深い議論を期待します)

提案しておいてズッコケなのですが、 自分積極的に動く覚悟はないのです。 答えが出せないことが多いのです。

何故ならば自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、 それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然 【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】 を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在していますが、この先、 生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。 自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、 漫画業界と、 アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが適用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人だけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025 8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

2025-08-11

色々な階層を見てきた上での「知性」に関する所感

https://togetter.com/li/2587630

一応旧帝大を出ており、周囲に東大京大は当たり前の環境から知的障害関連の就労支援施設勤務まで経験したことがあり、まあ上から下まで色んな階層を見てきたという自覚がある。

その経験から言うけど、ある種の知的能力には「努力で埋められる範囲能力」と「努力ではどうしようもない生来的な能力」の違いがあって、前者はともかく後者に関しちゃ明確に個人差があるよ。

どういうことか。たとえば、自分より遙かに読書スピードが速く、色んな文学なり学術書なりを自分の数倍読んできた人に出会たことがあるけど、その人は2桁同士の足し算を暗算できなかった。二桁の足し算なんて暗算の中じゃ楽な部類なのに、それ見た時めちゃくちゃビックリした。逆のパターンもあるよね。物理学大学院に進んだ友人は、専門分野の学術書はすらすら読めるけど、文学作品や人文学系の本は全く読めなかった。内容が頭に入ってこないんだそうだ。

何が言いたいかというと、知的能力においても「才能」はあって、それは脳の処理速度なんですよ。それは「文章読解能力」よりも前の段階にある「本を読む速度」だったり、「数的処理能力」の前段階にある「四則演算を行う速度」だったり、そういう部分です。

もちろん、そういうのを後天的に鍛えることはできなくもない。できなくもないけど、最初から速い人とはスタートラインが違うのね。つまり、初期段階でのビハインドリカバーするのに必要努力の総量が違う。こればかりはもうどうしようもない。

とはいえ、まあ一定程度までは努力すればどうにかなる範囲は大きい。個人的には「一般的な人」であれば、旧帝大早慶上智関関同立入学するくらいは可能だとは思ってる(ただし、それなりの勉強量を積めること、勉強に費やせるだけの生育環境があることを前提にする)。このラインは間違っている可能性も当然あって、努力で届く範囲は国公立MARCHまで下がるかもしれない。適切な線引きラインは知らん。一方で、極端な話で言えば知的障害だったり、先天的な疾患で常に体調が悪くて勉強に集中できない人だったり、あるいはASDの人だったりに同じことが言えるかというと、まあ言えないよね。

2025-08-04

anond:20250804125620

学術書文芸も「マンガのおかげ」だから、世の中そういうもんなんだろうな感

稼げるやつが一番偉い、という世界になりきれないのはいいのやら悪いのやら

稼いでるやつ(アニメ)を叩く稼げない貧乏乞食(実写)が上から目線してた頃よりはマシになった気がする

まだそういう化石みたいな業界人も残ってるのかしら?

2025-07-29

670冊読書したけど、成功もしなかったし何も意味がなかった。結局『人生経験』が重要だと気づいただけだった

ニート脱出してから早9年10ヶ月

専門書や学術書を中心に670冊読書したけど

成功もしなかったし、何も意味がなかった


結局『人生経験』や『コミュ力』が重要だと気づいただけだった…

読書をすれば成功するが陰キャ妄想だと気づけただけだった


ちな直近読んだ本5冊


憲法事件を歩く 尊厳をかけて闘った人々と司法

反共愛国-保守と共棲する民主社会主義

部落フェミニズム

DTOPIA

リース会計の実務対応と勘所

2025-07-22

読書をすると年収が上がる

と、言われていることをいいことに、本をバカスカ買って気まぐれに読んだり積んだりしている。

エッセイ詩集学術書新書など本当に雑多にその時気になったもの本棚に並べている。

本当に年収は上がるのだろうか?

2025-07-16

専門書アカデミー対応が酷かった

いつか使うだろうとため込んでいた書籍で部屋が狭くなっていたので処分検討した。

もともとの定価が高い学術書が多く、検索したら専門書アカデミーがいいって出たので申し込んだら断られた。

後出しじゃんけん的に条件を突き付けてきて、そこそこ丁寧な文面であるものの言ってることがストレートすぎる。

書籍売却で検索すると大手ならブックオフでそれ含めて20社くらい存在しているがそんなにもうかる商売じゃないのは分かる。

安く人雇ってるから対応が良くないし、そこそこの悪評が多くてこの業界の闇を感じたわ。古紙回収に出すのが楽じゃないかな。

事前に買取可否について確認したい。送付予定書籍の発行年とジャンル及び分野を連絡せよ。

更に書籍全体の写真を添付しろ。弊社が送料を負担しておりますので、売れそうもない本は送るな。

2025-06-23

anond:20250623171125

すげーわかる

学生の頃学術書とか揃ってたのに、くだらんラノベとか(丁度ブームの時期だった)で新しい学術書が入らず。

買えばいいじゃんって話だけど、それこそ学術書って和訳もされてない状態で2万とか平気でするわけで・・・・。

今まで置いてなかったならともかくそれまでの本はしっかり綺麗に揃ってたのに、数字を追い求めてどうでもいい

(それこそ読みたいなら自分で買えよ。高々500~700円程度の本なんだから)物ばかり置かれたのはつらかったわ。

なんとかリクエスト通してもらって学術書入れてもらったけど、今はさら予算やらキツくなってそうだもんなぁ。

図書館内で何かしら物販なりしてカネに出来る事とか無いのかな。

2025-06-09

anond:20250609160547

あいうのって学術書カテゴリなの?

なんか小話とかコラムとかその程度の感じだけど

おすすめ学術書を教えてほしい

よく「おすすめ小説」とか「おすすめ漫画」とかなら紹介されてるのは見かけるんだけど、学術書ってなると全然見かけない。

自分学生時代に『利己的な遺伝子』を読んで感銘を受けたので、そういった類の本でお勧めの一冊があればご教授いただきたい。

2025-06-08

違う研究分野の業績評価って正直自分の分野の基準で物を言うことなんて出来ないと思うわ。人文科学系の研究者やってるけど、うちの分野だとハイペースに研究が進むわけではないから、論文数は多い人で年一本くらいで、日本語査読つきで十分、英語査読つき論文はごくごく一部の人だけ書いてる感じ。それよりも公募だと単著学術書出版してるかどうかが一番評価されるからちゃんとした出版社を納得させられる本一冊分以上の原稿を書き、場合によっては資金の一部を自分持ちにしてでも本を出す(借金する人もいる)というのが、テニュア獲得のほぼ前提になってたりする。

2025-05-28

図書館の使い方の話をしているのに、家庭が勉強できる環境にない子供の話をするのはズレてると思う

図書館は本を読むためのところであり、蔵書から学習する場でもあるというのが大原

それがままならなくなるほど、目的利用者が多いのであれば、目的外利用を禁じる流れになるのは当然なのよ

じゃあ、それによって、家が狭いとか家族が多いとかで落ち着いて勉強できる環境を持たない子供勉強する場所がなくなる、という話だけど

それって図書館からすると関係ないわけじゃん?

家で勉強できない子が勉強しているのを認めるのは、あくま図書館善意であり目的外利用の黙認でしかないんだから

そりゃガラガラで誰もいない時に勉強している子を追い出そうなんて誰も思わないけど、本を読みたい人がいるのに学校から持ち込んだ宿題してる人がいるせいで読めないのだとしたら、そりゃ優先度がどちらにあるかなんて考えるまでもないわけよね

ただ、図書館の蔵書の参考書学術書を使いながら学校宿題やっているならそれは正当な使い方で、咎められるいわれはないわけなんだから、本当に困っている子がいたらそういう言い訳を用意した勉強にすればいいだけだよね

で、どうしてもそういうのが成り立たず困っている子がいるとしたら、その解決図書館仕事ではなくて児童福祉とか学校仕事なわけなのよ

図書館仕事ではないわけよ

善意でできる範囲でならもちろん図書館も協力すべきことではあるんだけど、あくまでそこは善意なんだよな

本来その問題根本解決する立場の者は別にいるのに、図書館のせいにして別の話を混ぜちゃいけないと思う

2025-05-19

dorawii

国会図書館といえども洋書、それも学術書洋書となると狙ったものはなかなか置いてない

Term Rewriting & All Thatもない。でもCategory Theory がないのはさすがに驚いた。

まあ逆に国会図書館に無い本を集めて俺SUGEEEするうえでは都合がいい状況なのだろうが。

2025-04-05

[] 菩多尼訶経

江戸後期、宇田川榕菴によって書かれた植物に関する学術書で、経文仕立てとなっている。

日本で初めて体系化された植物学書とされる。

「菩多尼訶」はラテンで「植物」を意味する「ボタニカ(Botanica)」を漢字表記にしたもの

2025-03-19

anond:20250318155235

そもそもの話、ある意味では読んでいるのが「本」に書かれたものであるという時点でそこまで頭が良いとは言えないとも言えてしまう。

学術書というのはあるがあれに書かれているのは学部レベル(古典)だろう。

実学系や人文社会系は知らんが少なくとも自然科学数学研究レベルの知見にアクセスするには論文を読まないことには始まらないだろう。

その論文は本であると言うよりは紙の束あるいはPDFであって読書家が好むようなまともな装丁が施されたものではない。

20世紀レベルの高名な科学者が書いた論文なら本として編集されていてかつその内容は学部生ではちょっと手が出ないもあるのだろうが、そうはいっても令和の今から見れば最先端の知見とは言えない。

結局本しか読んでいない限りはまだそこまでの境地ではない、有体に言えば他人が調べたことのレールの上に乗っている段階という感じで「今」を基準として創造的なことを入出力しているレベルではないわけだな。

スタバで読む気になれるものという時点でその程度のものって言い方もできるか。ああでも新聞普通に読もうと思えば読めるのだから論文だって読めてもおかしくはないか

とにかく人文社会実学よりはいわゆる理系学問の方が要求される知性という点では上位に位置付けられているのだろうから精神現象学みたいな哲学含め本ってもの自体がすごく高い視座から見れば漫画団栗の背比べではないだろうか?

なので自ら「読書家」だというのは自分は知性において中途半端人間ですと白状してしまう恥ずかしいことだと思う。

論文を読むことはふつう読書とは言わないのと、本当に頭がいいなら本を読むひまがあるなら一本でも論文を多く読んで自分の知見を高めようとするだろうから

高卒のdorawiiより。

2024-12-17

図書館で借りれる一番エロい本教えて。

都道府県図書館に蔵書がある感じの本で。

小説でもノンフィクションでも学術書でもジャンルは問わない。

頼む。

2024-12-02

anond:20241202214508

わかる

わかるけど、小説だけじゃなくて、学術書参考書漫画画集、みたいに、サイズばらばらの本が多いと、サイズごとに本棚分けても、結局色んなサイズ必要になって、部屋が落ち着かなくなるのよ

でも奥行きの広い本棚ってやっぱり無駄だよなー、って思うし、最終的に部屋が綺麗に見える本の整理方法って未だに正解が見つからないのよ

2024-11-29

607冊読書したけど、成功もしなかったし何も意味がなかった。結局『人生経験』が重要だと気づいただけだった

ニート脱出してから早9年

専門書や学術書を中心に607冊読書したけど

成功もしなかったし、何も意味がなかった


結局『人生経験』や『コミュ力』が重要だと気づいただけだった…

読書をすれば成功するが陰キャ妄想だと気づけただけだった


ちな直近読んだ本5冊

図解徹底分析 IFRS会計基準リース

#MeToo政治学: コリアフェミニズム最前線

朝鮮植民地戦争: 甲午農民戦争から関東大震災まで

サンショウウオ四十九日

最適化手法入門

2024-11-11

anond:20241111011453

あぁいや別に低学歴だと煽ってるわけじゃなくて、8割9割は大卒だろうと思ってたからこんなにも知らない人がいるのが意外だってだけ

そりゃ中には生協がない大学だったり、そういう漫画雑誌は置いてない生協もあるだろうけど、半分くらいは学術書以外も割り引いてることくらい知ってるはずでは?って思っただけ

anond:20241110172210

から漫画ファッション雑誌が1割引きで売ってたりするのが生協から

別に学術書だけを割り引いてるわけじゃない

案外、はてなって大卒少ない?

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