はてなキーワード: 誤記とは
「インターセックスの選手」と「意図的に性別を偽った選手」と「トランスジェンダー」がごっちゃになってない?
オリンピックの性別規定がトランス女性ではなく、むしろ女子種目に出ていたトランス男性を排除するために設けられた歴史を理解していない。
多分性別規定とかじゃなくて、冷戦期のオリンピックの事件と染色体検査が導入された時の話をしてるんだと思う。
当時のオリンピックで、東側諸国の選手で明らかに男性みたいな女子選手がいたんすよ。
有名な例だとタマーラ・プレス、イリーナ・プレス姉妹とかエヴァ・クロブコフスカとか。日本のTVでも何度か取り上げられたから知ってる人もいるんじゃないかな?
すげえ記録をバンバン出すからおかしくね?ってことで染色体検査などが導入されて、これらの選手は検査前に引退したり、検査で男性と発覚して記録抹消になったりしたって歴史があって、その話がしたかったんじゃないかな。
ただ、これらの選手はインターセックスの可能もあるんでトランス女性のオリンピック参加とは別文脈で語った方がいいとは思う。
そもそも、冷戦期のオリンピックって結構闇深くて、選手が知らずに薬盛られてたケースもあったんで、あんまこういう文脈で語ってほしくないんよな。
明らかになったものだけでも東ドイツの国家計画14.25とかあるし、ソ連も絶対なんかやってたと思う。
選手が意図して不正をしてたわけじゃないこともあるし、これをトランス女性によるオリンピック云々で語るのはいろいろ間違った理解をしてしまうと思う。
人口減少社会で森林面積は増大しており、熊の人里への進出は止め難い。
しばらくは、我々は捕食対象として襲われ続けるだろう。
熊は人のつくる農作物や果物の味をおぼえると、ドングリ食に戻れなくなる。
熊は、高度の知的能力と適応能力を有した生物であり、手強い競争相手だ
人に慣れ街に出る「都会っ子」の熊は、不可逆な変化・成長を遂げたとみるべきだ。
自衛隊は有効な銃火器の使用を禁止され、多勢を持って熊を威圧するために出動した。
300年前、「生類憐みの令」が猟銃を取り上げた時も、長槍兵が囲んで討伐していた。[訂正1]
だから、熊と対峙する人間に対して、これほど貧弱な装備で派遣するのは古今に例がない。
ただ、自衛隊が銃火器を持っていたとしても、退治できるかは怪しい。
警察や自衛隊がクマを撃てる人間を養成するためには、選抜し、教育しないといけない。
猟師がクマと対峙して有効な武器は猟銃のみ[後注、誤記2本文ではライフル銃のこと]。
猟銃の許可を取るためには、散弾銃の許可を得てから基本的に10年の要件期間を必要とする。
散弾銃は貫通力が弱く、熊の皮膚を抉るにとどまる。
複数の猟師が指導し狩りに同行させて経験を積み、山を知り熊を知り対峙が可能になるまでに三年。
高度の体力と精神力という資質と、正しい指導、そして経験が備わって初めてクマ撃ちが可能になる。
逆に、資質があり罠や散弾銃の許可をえていても、猟銃の携帯までは時間がかかる。
自分は、散弾銃所持猟師にも条件付きで猟銃の携帯を認める仕組みにすべきと思う。
猟銃は、先輩猟師が所有して狩の時に徒弟たる猟師に貸し出す形の登録制がよい。
見習い期間3年で特例による猟銃所有の許可を認めるという感じ。
もちろん手当の増額なども必要だ。
しばらくは苦しいが、「巻き返し」をしなければ、未来の世代に負債を残すことになる。
自然保護というお題目のために、自らの子孫の命を危険に晒した罪は我々にある。
将来世代へ出来る償いとして、まず自衛が可能な法制度を整えることが必要だ。
ソースを見返したところ、誤認があったので訂正する。他にも誤解があるかもしれないので、仮に[訂正1]とする。https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2006.html
https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2005.html
江戸時代の「生類憐みの令」のもとでも、熊の被害が起きた場合、藩兵は猟銃の使用が限定的に許可されていた。熊以外の殺傷をしないという誓約をしてことに臨んだ。一方、猟師は槍一本を携帯していた。
生類憐みの令により民間の猟銃運用能力の伝承は途絶えたようで、民間猟師の猟銃を用いた熊退治が記録されるようになったのは1721年、将軍が死亡してから10年余後のことだった。
本文中、猟銃をライフル銃の意味で用いていた。正しくは、猟に使用可能な銃の総称が猟銃であり、空気銃、散弾銃、ライフル銃が含まれる概念。一方、江戸時代の銃も猟銃と表記しているが、種類としては火縄銃に相当すると思われる。
そして、今年2025年3月に規制されるまで、ハーフライフルという「法律上は散弾銃に区分されるがライフルに準じた運用が可能な銃」が多く運用されていた(一部特例により運用継続地域あり)。ライフル銃の銃身内側には螺旋状の溝があり、弾丸を回転させて射程距離と直進性を高めている。これをライフリングとよぶ。ハーフライフルは、ライフリングを一部省略するなどして散弾銃扱いで運用できるように加工した日本独自の改造銃だ。ほとんどが北海道で運用されてきた。
ライフルには及ばないもの、専用スラグ弾を詰めたハーフライフルは100m近くの射程距離がある。「平筒銃」と呼ばれる散弾銃は40-50mで命中精度も低い。
北海道銃砲火薬商組合は「ヒグマの走る速さは秒速約16メートル」とし、単弾を用いた平筒銃で50メートル先のヒグマを撃って外した場合は3秒以内、30メートル先だと2秒以内で反撃されると試算。「自身の身を守るためにも新人ハンターにハーフライフルは必要」と訴えていた。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2245W0S1VIIPE025.html
ハーフライフル規制により新人ハンターの経験を積む機会は決定的に減少したと思われる。
これについては「時間を要する」と記述したのみで、公務員が狩猟が可能な制度改正を行うことを否定しておらず、むしろ賛成の立場である。。ただし、法を改正し、公務員から適正のあるものを選び、教育を施して実用にいたるまでには、5年は最低でもかかると考える。
公務員は急に増やせないし、急に減らすことも難しい。地方公務員だと管轄の問題も発生する。急に現場に駆けつけて、熊だけ退治して去っていく。これが法律上可能なのは現状で民間猟師しかいない。そのため、まずは民間猟師の参入を増やし、ノウハウの継承を途絶えさせないことが大事と考える。育った人材を特別公務員として任用する流れがあれば、より望ましい。猟師の公務員登用が、カリキュラム作成へつながると期待する。
日本共産党による、新宿区役所の管理職に対する赤旗の押し売り(パワハラ)が話題だ。(https://www.sankei.com/article/20251015-YAL7UACXSJI7NFBFRQI63XHAWY/)
定期的に話題になるが、今回は現職の新宿区議会の渡辺議員が解説していて非常に興味深い。(https://watanabemichitaka.hatenablog.com/entry/2025/10/16/163754)
昔から、地方公務員や図書館、公立学校に対して赤旗の押し売りがなされていたことは有名だ。ここでは、年間どの程度の金額を売り上げているのか見ていきたい。
もちろん、推論に推論を重ねた試算になるので、
というものにしたい。
渡辺議員が「課長に昇進が決まった係長に対しても行われていた。」としているように、一般的に課長級の職員に対して勧誘が行われている。
課長級の職員の割合は自治体によって大きく違うが、東京都の基礎自治体の場合おおむね2.5%から15.0%ほど(都庁は10.0%)。
埼玉県庁で5.0%、秋田県庁で10.5%、川崎市で10.4%、さいたま市で10.4%、東京都青梅市で10.0%、東京都府中市で7%、山口県萩市で19.2%、京都府長岡京市で24.5%など(各自治体Webより。年度は若干の前後あり)。基本的に役所の規模が小さくなるほどに割合は高くなる。
ここではかなり低めに見積もって5%で考えてみよう。
地方公務員数は280万人。ただ、この中には警察官や教員なども含まれている。今回対象となる一般行政職はおおむね95万人程度(総務省Webより)
産経新聞の記事によると、「先輩管理職から、過去断ることができた人は1人のみと教わり、購読した方が無難というアドバイスをもらった」とのことであり、相当な高率で取らされていることが推測できる。
ただ、これも低めも低めに見積もっておおよそ8割の職員が取らされていると考えよう。
すると、対象人数は95万人×5.0%×80%で3.8万人。
ちなみに、とある県庁で課長職を務めたことのある私の経験からいうと、当時の購読率は100%だった。
赤旗の購読料は月額3,497円(日刊版)または990円(日曜版)。
とすると、日曜版なら3.8万人×990円×12月で約4.5億円、日刊なら約16億円となる。
かなり低めに見積もって、年間4.5億円〜16億円(おそらく実際はその倍以上)のカネが、地方公務員に対する赤旗の押し売りにより日本共産党に流れ込んでいると思われる。
ちなみに、私が課長職を務めていた頃は、皆、日刊版を購読していた。
各地の公立図書館や公立学校においても、共産党議員団の働きかけによって、一般紙と並んで何故か政党機関紙である赤旗が購読されていることが多くある。これも相当な収入源になっていることが推測される(館長や校長が個人的に購読させられているのか、図書館予算や学校予算から購読しているのかは知らない)。
ちなみに、話題になった自民党の裏金(単純な誤記載や記載漏れなどを全て含む)が、5年間でおおよそ22億円、即ち1年間で4.4億円。それと同等以上、というかおそらくその数倍以上のカネが毎年毎年日本共産党に流れ込んでいることになる。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_685b3781e4b0a6ad6d5ade18
「昨日の外国人特派員協会での記者会見での私の発言内容について、女性蔑視とのご指摘をいただいています。私がお伝えしたかったのは『国民民主党の政策は女性にとっても良い政策だと考えていますが、実際には女性に届いていない実状があり、それについて難しさを感じています』でした」「それが、会見では『it’s very difficult to understand for them.』と言ってしまいましたが、本来は『it’s very difficult to deliver to them.』というような表現を使うべきでした」
「英語が未熟なため、拙い表現をしてしまったことを反省しています。決して女性蔑視をするつもりはありませんでした。女性の方々に支持が広がっていないのは、政策をちゃんと伝え切れていない私たちの問題です。本当に申し訳ございません」
「女性が、政策の良さを理解するのがたいへん難しい」から、「(私たちが)女性層に政策の良さを伝えることが大変難しい」という意味になる。
国民民主の政策を、幅広い層に伝えるように努力するというのが本来の意図であると読める。
私見では、平易な英文だから大丈夫と、通訳を通さずに原稿を起こしたため起きた誤記に見える。
From the very beginning of the establishment of our party September 1990(actually 2020)and since then, unfortunately we have not yet get the the popularity late from women.
Many people say, what we are saying is very complicated and it’s very difficult to understand.
But last year’s general election, increasing the 1.03 million to 1.78 million it’s easy to understand.
So I think our policy is good not only for men but also women but I think it’s very difficult to understand for them.
At the same time, as our policy is good for the younger generation but also our policy is also very good policy for the elderly but it’s very difficult to understand how to see, you know, increase the pension or...
So we have been trying to explain many times and it’s our policy is good as women and the elderly but so far we have not been successful to get the support from the the women and the elderly.
1990年(※正確には2020年)9月、わが党が設立された当初から、そしてそれ以来、残念ながら私たちはまだ女性からの人気を得ていません。
多くの人は、私たちの言っていることはとても複雑で、理解するのがとても難しいと言う。
しかし、昨年の総選挙での、(年収の壁を)103万から178万に増やす政策は、たいへんわかりやすいです(文章不全のため意訳)。
ですから、私たちの政策は男性だけでなく女性にとっても良いものだと思いますが、女性には非常にわかりにくいのだと思います。
同時に、私たちの政策は若い世代にとって良いものですが、高齢者にとっても非常に良い政策です。
だから私たちは何度も説明し、私たちの政策は女性や高齢者にとっても良いものであることを伝えようとしてきましたが、今のところ女性や高齢者の支持を得ることはできていません。
去年Apple Musicでいくつか楽曲のアーティスト名の表記ミスを報告したけど今日見たら反映されてた。
反映まで時間は掛かるが言えば直してくれるとわかったのは収穫だけど、この報告って曲単位でしかできないのが難点なんだよねぇ。
今回のケースは誤記が数作品というかほぼ全作品に跨ってるから全部報告しなきゃいけないのがしんどい。でもマイナージャンルのアーティストだし多分俺がやらないとずっとこのままなんだよなぁ…
幸い多作家じゃないし、文章コピペで一日一作品ならなんとかなるか。
つーか今に始まったことじゃねーけどAppleの野郎楽曲管理杜撰過ぎねーか?iPodとiTunesで一世を風靡した会社とは思えねー所業。ケー!!
LINEのオープンチャットで独り言専用ルームがあり、そこは送信取り消し禁止のルールになってる
独り言なので他人に絡むのも一切禁止で、メンションもリアクションも禁止
これまでに誰かの投稿に対してネガティブなレスを直接的にも間接的にもした人がおり、そういったトラブルを避けるためなんだろうなと理解してた
そことは違うオープンチャットルーム、独り言でもなんでもない、同じ趣味の人の集まりの部屋
今日、管理者から、送信取り消ししないで欲しいとの旨の全体連絡があった
最近よく取り消す人がいるけど、話の流れが分からなくなるから取り消さないようにお願いしたい、と
取り消していたのは限定1名
一度消した理由は、身バレを防ぎたく読んでほしい相手が読み終わったであろうと判断して消したという話だった
そこまで投稿も多くないルームで、かなりの長文投稿を何度もしていて、取り消しも多い
自分はこだわりの強い人で誤記が気になって何度も取り消しやるのかな、くらいに思ってた
管理者が取り消しをやめるよう全体周知をしてるのを読んで、理由が分からなかった
という候補が出てきた
理由としては 取り消すような内容を送った(浮気による送信先ミスなど、後ろめたい内容)と思わせるから、だとか、消しただけでノーリアクションを繰り返すのはかまってちゃんだとか、まあいろいろのよう
不完全なコミュニケーションで、存在しない情報を脳が補完しようとしてメモリを食う、みたいな感じか
あとLINEメッセージを取り消すと、取り消した時にも通知がいく
オープンチャット、自分は通知を切っているけど、管理者さんは切ってないんだろうか
何か話題があったと見に行ったら、特に話題もなく、参加者が意味不明にメッセージ取り消ししたとなると、たしかにもやっとしそう
取り消す場合はその後すぐ、なぜ消したのか伝えて謝る ことにしたい
自分は家族に対してあれこれ送っては送信取り消し、実はけっこうやっちゃっていた
理由は
愚痴メッセージをいくらか送ったが反応がなく、送ったことを恥じた
依頼したい内容を前提含め何通か送ったが、その依頼自体が不要になった
エンタメ系の画像・動画の共有で、あとで自分たちの行動ログとして共有した写真を見返す時に邪魔だなと思った
など
けど相手にとっては仕事中に通知が行き、無視しているとまたしばらくして連続で通知が来て、その後の休憩時に見てみると取り消したというシステムログだけで無言
昔のことなので仔細を忘れたが、世界の屋台料理と称した野外イベントに、ピナッソスを出品している屋台があった。
日本語の拙い外国人店員に尋ねたところ、カレーに似たほうれん草の料理だという。
カレーなら大外れはなかろうと注文したところ、確かにほうれん草入りのカレーライスのような料理が出てきた。辛くはなく、むしろわずかに甘い。
屋台物なので食い出はなかったが、肉や野菜をもっとたくさん入れればもっと美味しいだろうなと思いつつ、ピナッソスを完食してその場を後にした。
家に帰りネットで検索したところ、なんと「ピナッソス」は1件もヒットしなかった。なんなのだこの料理は。
店員の誤記かもしれないと思いなおし、「アフリカ」「シチュー」等の単語で再度検索したところ、その料理はマフェと呼ばれる西アフリカ料理であり、ほうれん草のマフェはギニア風であるとつきとめた。マフェとピナッソスじゃ全然違うじゃん。
ところで、マフェの特徴はコクと風味付けのためにピーナッツバターを使う点にある。
ピナッソス…
ピナ…ソス…
嗚呼。ピナッソスとは「ピーナッツソース」のことであったのだ。
メニューを代筆した日本人が聞き間違いをした結果、ピーナッツソースがピナッソスになったと思われる。小説「人間の証明」並みのトリックであった。
「マフェ」でネット検索すれば料理写真やレシピは多数入手できる。美味しい料理なのでぜひお試しください。
ネットで検索をしても1件もヒットしなかった単語「ピナッソス」。この場を借りて「ピナッソス」をインターネットに記録したいと思う。
想いの人は結構好みが厳しくて、ランダム(ある程度法則性ある)に訪れるイベントで、パラメータが足りてないと幻滅されて恋が終わる
体育祭(誤記してましたすみません)では体力や技術、文化祭では器用さやコミュ力、団結、リーダーシップとか
定期的にピクニック(明治ブリック)をおごらないといけなかったりでバイトもしないといけない(能力値伸ばすのにも本を買ったりでお金がいる)
似たようなゲームありそうだけど
クッキークリッカーとかみたいな転生要素(お金は失われるが本人の能力は戻らない、プレイヤー側にも儲かるバイトとかの知識が蓄積される とか)等と合わせて詰めたらそれなりに攻略がいのあるバランスになるか
似たようなゲームありそうだけど
もう来年50だ(1974とか75生)
初代mixiは学生時代に学校もろくにいかず日雇いバイトしたりしながらふらふらしてる時に友達に招待されて始めた記憶がある
小さい画面で見た記憶がないからケータイにはなかった? あったが自分のケータイが雑魚すぎて使えないか使う気がおきなかったのか
初めは誤記かと思った。
30前? (2004引く1975だから)爆発的に人気出て広がってその年に始めたとしても計算が合わない。
紹介してくれた2~3友人は大学行かずにふらふらして、ずっと深夜にコンビニで買った酒飲んだり公園で滑り台するような付き合い方だったから、あの周辺だけ時が止まってたのか
その後数年でお互い仕事や家庭とかが優先になってめっきり会うことも無くなった
anond:20241213001612の補足編(多分続くので1とした)である。
こんな話題に食いつく人などいないと思ったが、いたので嬉しい驚きだった。今回はコメントを見てみたいと思う。あとやっぱりヴィルトゥオーゾ系の曲はまた別に七選作ろうと思う。超絶とパガ超パガ大が別にあるとはいえ、演奏会用練習曲集1つとノルマの回想だけではさみしい。
前期のブコメ。ちょっと笑ったが、実はリストの両親のスペルはListである(マジ)。
ピアノソロ曲じゃないけど、リストのピアノ協奏曲第1番を聴くと過度にゴージャスでなんか笑えてくる。フリードリヒ・グルダのチェロ協奏曲を聴いたときの笑いに似た感じ。
トライアングル協奏曲(命名はリストの政敵エドゥアルト・ハンスリック)ねw スター時代の曲だが、実は循環形式を大々的に活用した野心作で、ピアノソナタ ロ短調の前段階にあたる曲の一つという。
今はやるのか。前期編でうかつに音楽史上の重要性はバッハやベートーヴェンに劣ると言ってしまったのだが、音楽史上重要な作曲家というのは、ナショナリズムが時代様式となった近代以降現在までの歴史認識の上で成り立っていることが多い。バッハが再評価されたのはドイツ・ナショナリズムの高揚なくしては考えられない。ベートーヴェンだってそうだろう(彼の曲にはフランス革命への共感という要素が強くあるが、一方でドイツ民族の古典の頂点とみられている)。リストはナショナリズムの歴史認識からは扱いにくい。リストが音楽史上最も評価されているのは新ドイツ派の旗手として、特に交響詩様式を確立させたことであり、紛れもなくドイツ・ナショナリズムの文脈だ。ピアノの表現技法を著しく拡大させたという点については、扱いが薄い。ピアノは楽器の王者だが、一方で知名度の壁を貫通して義務教育レベルまで到達してくるピアノ曲がどのくらいあるか。タールベルクをはじめとして同じような貢献をした19世紀のヴィルトゥオーゾたちの名前はピアノ史を詳しく調べなければ出てこない。
リストの両親はドイツ系だが、ドイツ・ナショナリズムに含めにくいオーストリア人※でしかも当時のハンガリー生まれ(ということはハンガリーではリストは少数民族になる)、生活はパリでフランス語話者とつかみ所がない。ショパンもパリで活躍したコスモポリタン的な人物でほとんどの曲がピアノ曲だが、生まれも育ちもワルシャワからそう遠くない近郊地帯といっていいと思う。何よりポーランド分割に憤り、ロシア皇帝のお誘いを断ってでも「亡命ポーランド人」であることを貫き通した生き様は、ナショナリズムの歴史認識に乗せやすい。彼の「革命」(op. 10-12)などが記憶されているのも多分にそのせいのはずだ。
※オーストリアを支配するハプスブルクの支配は多民族帝国(チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニアetcの「民族の牢獄」と呼ばれた)なのでドイツ・ナショナリズムによる国家統一は不可能である。歴史上「大ドイツ主義」が挫折したのはそのせい。
そう言い出したので慌てて西園寺公望が止めたという話がありますけど本当なんでしょうかね。無理を言ってでも連れて来てくれれば、日本の音楽界も違ったものになっただろうになぁ。
巡礼の年イタリアはチョ・ソンジンが最高だった。ダンテで涙出た(リサイタルで聴いた)けど、音源は出してないんだ。。。/ロルティも好きです。
浜松ピアノコンクールライブの映像があるがやばい(https://www.youtube.com/watch?v=_nG3CyuNC00/このライブ録音のCDがほしい)。本当に15歳だったのかこの人(結果は優勝)。
有名なラ・カンパネラはパガニーニ練習曲に含まれる曲。改訂を経て、軽薄だけどわかりやすく演奏効果の高い第3稿を決定稿としたリストは時代を見抜く目があったと思う。
いつも見ております。おかげさまでピアノ協奏曲のオレイニチャク盤に巡り会いました。ありがとうございます。
※コメントしたアーノンクールこと「コスモピアニスト」氏はショパンとラヴェルのCDのレビューを大量にHPに書いている(https://www.asahi-net.or.jp/~qa8f-kik/index.html)。
ショパンの元カノとマリーとの関係をぜひkwsk(もはや音楽関係ない。いや、むしろ音楽性に影響があったとか?w) あの時代の作曲家界隈のドロドロネタで本が書けそうですね。
サロンにありがちなドロドロした人間関係の方がもはや興味あるの分かる。正直私にはちんぷんかんぷんなので誰かマリーに焦点当てた本書いてくれないか。
え?入れたけど
学生時代にエステ荘の噴水を弾いて大人になりローマ近郊のエステ荘の噴水を見に行きました ^_^ https://maemuki.hateblo.jp/entry/2013/01/26/005305
リンク拝見しました。10年以上前にこの記事読んでました。実はこの記事を読んで本格的に「エステ荘の噴水」に開眼しています。そんな人が逆に読んでくださって本当に嬉しい。
話題についていけないならとっとと負けを認めればいいのに
言及でついた※から。後者の下についてるコメント(前者の反論?)がいうように勝ち負けの問題ではないから好きにやれば良い。それよりたったこれだけしかないんですか? もっとあるでしょ。MIDI音源で作ってる人も含めて。ピアノ編曲の善し悪し含めて知らん奴に布教してくれたら最高や。
が言う通りだと思う。
リストは手が大きい。彼の曲は日本の小柄な女性ではいくら手を広げても弾けない曲がある。そしてその曲の美しさよ。どうやっても届かないあの美しさに悔しさと羨ましさで恍惚となってしまう。
ロルティやペトロフ、あるいはヴォロドスのようにその恵まれまくった体から繰り出される力強い響きと(特にロルティは)恐ろしく繊細な音色のコントロールを見ると確かにそうだなあと思う。でも、ノ・イェジンのように、小柄な体で「ノルマの回想」を弾いている人もいる(映像あった/https://www.youtube.com/watch?v=gostiJcVod4)。小柄な日本人女性ピアニストがリストの曲に果敢にチャレンジしている動画も結構ある。昔何かのコンクールでリスト編の「ギョーム・テル」序曲を弾き出した勇者がいて驚いたことがあったが、その人も女性だった(多分これだったかな?/https://www.youtube.com/watch?v=GRYLy8O3VIQ)。アムラン同様大変なテクニシャンであるスティーヴン・ハフも痩身小柄な体型をしている。何度かコンサートに行ったが「ダンテを読んで」では顔を真っ赤にして渾身の力で演奏していた。多分手や体が小さいなりにやれることはあるのだと思う。日本人が無理してドイツ人のような歌唱法を真似して喉を痛めるみたいな話を声楽をやっていた人から聞いたことがあるのだが、似たような問題なのかな。
(追記)
anond:20241213202638 で以下のような有難い指摘があった(リストがハンガリー人としての意識からLisztと綴ったという旨)。なるほどと思うと同時に、自分の話は出典が思い出せなかったので、消しておいた(できれば何か出典があると助かる)。
マジャル語ではszの綴りで/s/を表すので
単なるsはマジャル語で/ʃ/になるから。
Listだとマジャル語読みでリシュトになってしまう。
それと多分同じ人だと思うが、ハンスリックの上の名前はまったくの誤記で、こちらも感謝する。訂正しておいた。
(再追記)ウォーカーの本でしたか! ありがとうございます!!!