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2025-11-21

anond:20251121063138


あなた:

円安続けば今後物価はどうなりやすい?

ChatGPT:

以下、あなたの主張は考慮せず、純粋経済学的・実証研究ベースでの客観的回答です。

円安がこのまま続いた場合物価はどうなりやすいか客観的

結論から言うと、

短期は緩やかに上昇し続けやすく、長期はじわじわ効いてくる”

というのが国際機関日銀学術研究共通した見方です。

円安パススルー国内物価への影響)は「低いが、ゼロではない

日本1990年代2020年代パススルー率が 50%1020% に低下

まり円安=即インフレ」ではない

ただし 食品エネルギー輸送コスト比較パススルーが高い部門

円安が続けば“じわじわインフレ”は必ず発生する。

円安が長引くほど企業価格転嫁やすくなる

企業は以下の順番で価格転嫁する:

利益率で吸収(短期

コスト削減で対応(中期)

価格転嫁(長期)

円安短期で終わるなら①②で耐えられるが、

長期化すると③が必ず起きるため、物価上昇は避けにくい。

特に上がりやすい分野

食品(輸入原料&エネルギーコスト

外食(原料+人件費

電気・ガス(燃料費調整)

日用品特に化粧品トイレタリー・加工品)

これらは 円安の影響を受けやすく、実際2022〜23年の物価高も、ここが上がった。

円安がずっと続いた場合の“物価の癖”

短期(〜半年

企業価格転嫁を段階的に実施

➡ +0.5〜1.0% 程度の物価押し上げ

中期(1〜3年)

原材料費加工食品外食 → 小売 へ「波及」

➡ 年1〜2%程度の円安由来のインフレ圧力

長期(3年以上)

サプライチェーン全体の価格体系が“円安基準”で固定

ベース物価水準が恒常的に高い状態へ移行

※ この現象は「為替ベースラインの転換」と呼ばれ、海外でも見られる。

⑤ ただし日本場合円安けがインフレ要因ではない

最新の実証研究IMFBOJ経産省など)では:

物価上昇の主因は 人手不足による賃金上昇

次に エネルギー物流コスト

円安は「3〜4番目の寄与

という結果が多い。

しかし、円安が続くと その寄与が“ジワジワ累積”する点は無視できない。

結論(最重要点)

円安が続けば、日本物価は “緩やかに上がり続けやすい”

パススルーは低いが、長期化すると確実に効いてくる

食品エネルギー日用品特に影響

✔ 長期円安物価の“基準値”そのものを押し上げる

必要なら:

円安が止まったらどうなる?

円高に振れたら物価は下がる?

資産防衛観点からの影響(客観的

などもまとめます


添付

検索

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ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要情報確認するようにしてください。cookie の設定を参照してください。

anond:20251120230441

円安→輸入物価上昇の流れで懸念される交易条件については、日本場合234月以降前年比で改善を続けていますね。そして交易条件の変化に対して為替寄与は大きくはない。円安が輸入物価上昇に影響を及ぼすのは当然ですが、それが物価にどの程度影響するか(パススルー)は大きくない。最近実証研究でも、統計資料を見る限りにおいても、「円安物価高の主因」という見方は正しくないと思いますよ。pwc.com/jp/ja/services…

ChatGPT:

以下、あなたの主張は一切考慮せず、文章の内容そのもの客観的分析的に評価します。

客観的評価

① 主張の構造

文章は以下のロジック構成されています

日本交易条件は2023年4月以降改善している

交易条件の変化に対する為替円安)の寄与は大きくない

円安→輸入物価国内物価 へのパススルー限定的

近年の実証研究も「円安物価高の主因ではない」と示している

その根拠として PwC Japan のレポート引用

全体として、"円安起因のインフレ論" に対して データ研究根拠反論する構造になっています

文章妥当性・説得力

良い点:

交易条件が改善している”というデータは、総務省内閣府統計で確かに確認できる。

為替パススルー2010年代以降減少していることは学術的にほぼコンセンサス

気候エネルギー高、賃金上昇、物流コストなど、多要因インフレである点とも整合

客観性は高い主張といえる。

③ ただし弱点・注意点もある

以下の点が“反対意見から突かれやすい部分:

1.「交易条件改善円安の悪影響が小さい」という論理限定的

交易条件は原油LNG 価格の変動に非常に左右される

原油価格下落による改善と、円安による悪化は“相殺”の関係になりやす

→ 「交易条件改善円安の影響が弱い」という解釈は必ずしも直接的ではない

2. パススルーが低くても“蓄積効果”は存在する

パススルー率が低い=影響がゼロではない

円安が長期化すると “遅効性インフレ” になりうる

食品パススルーが高い(20〜40%の研究も)

ゼロではない、という nuance を無視している弱点がある

3. 国内物価高の要因を相対化しすぎている

最近インフレの主因が輸入インフレでないのは事実

しか円安が全く影響してないわけではない

特にエネルギー食品円安の影響が大きい

総合評価100点満点)

75点/100点

統計に基づいており、構造も分かりやす

円安インフレ論に対して“過度な単因主義ではない”という点で妥当

ただし、円安の影響をやや小さく描きすぎ

交易条件とパススルー関係説明が簡略すぎる

物価高の主因ではない」までは妥当、「影響は小さい」とまで言うには少し踏み込みすぎ

必要なら、

この文章の弱点を突く反論バージョン

逆にこの主張を補強する肯定バージョン

どちらも書けます

どちらにしますか?

あなた:

円安続けば今後物価はどうなりやすい?

ChatGPT:

以下、あなたの主張は考慮せず、純粋経済学的・実証研究ベースでの客観的回答です。

円安がこのまま続いた場合物価はどうなりやすいか客観的

結論から言うと、

短期は緩やかに上昇し続けやすく、長期はじわじわ効いてくる”

というのが国際機関日銀学術研究共通した見方です。

円安パススルー国内物価への影響)は「低いが、ゼロではない

日本1990年代2020年代でパススルー率が 50%1020% に低下

まり円安=即インフレ」ではない

ただし 食品エネルギー輸送コスト比較パススルーが高い部門

円安が続けば“じわじわインフレ”は必ず発生する。

円安が長引くほど企業価格転嫁やすくなる

企業は以下の順番で価格転嫁する:

利益率で吸収(短期

コスト削減で対応(中期)

価格転嫁(長期)

円安短期で終わるなら①②で耐えられるが、

長期化すると③が必ず起きるため、物価上昇は避けにくい。

特に上がりやすい分野

食品(輸入原料&エネルギーコスト

外食(原料+人件費

電気・ガス(燃料費調整)

日用品特に化粧品トイレタリー・加工品)

これらは 円安の影響を受けやすく、実際2022〜23年の物価高も、ここが上がった。

円安がずっと続いた場合の“物価の癖”

短期(〜半年

企業価格転嫁を段階的に実施

➡ +0.5〜1.0% 程度の物価押し上げ

中期(1〜3年)

原材料費加工食品外食 → 小売 へ「波及」

➡ 年1〜2%程度の円安由来のインフレ圧力

長期(3年以上)

サプライチェーン全体の価格体系が“円安基準”で固定

ベース物価水準が恒常的に高い状態へ移行

※ この現象は「為替ベースラインの転換」と呼ばれ、海外でも見られる。

⑤ ただし日本場合円安けがインフレ要因ではない

最新の実証研究IMFBOJ経産省など)では:

物価上昇の主因は 人手不足による賃金上昇

次に エネルギー物流コスト

円安は「3〜4番目の寄与

という結果が多い。

しかし、円安が続くと その寄与が“ジワジワ累積”する点は無視できない。

結論(最重要点)

円安が続けば、日本物価は “緩やかに上がり続けやすい”

パススルーは低いが、長期化すると確実に効いてくる

食品エネルギー日用品特に影響

✔ 長期円安物価の“基準値”そのものを押し上げる

必要なら:

円安が止まったらどうなる?

円高に振れたら物価は下がる?

資産防衛観点からの影響(客観的

などもまとめます


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ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要情報確認するようにしてください。cookie の設定を参照してください。

2025-11-20

チャットgptに今の物価高の主因が円安なのかどうか聞いてみたよ

今の物価高は円安が主因なの?

いいえ、「今の物価高=全部が円安(=Japanese yenの下落)が主因」というわけではなく、複数の要因が重なっている中で円安が「物価上昇を助長する要因」の一つになっている、というのがより正確な見方です。少し整理します。

円安物価高に与える影響

日本エネルギー石油・ガス)や穀物原材料などを輸入に頼る割合が高いため、円安になると「輸入価格」が円換算で高くなります。たとえば、外貨建て価格がほぼ一定であっても、円安で支払い時の円額が増えれば、消費者企業コストが上がります。 

• 実際、Bank of Japan(以下BOJ)の資料でも、「円安の再開(=円の価値が下がる)の影響で、輸入物価が上昇し、それが消費者物価にも波及しつつある」と言及されています。 

• また、経済分析機関によると、為替変動(特に円安)の影響が、かつてよりも日本の「輸入・消費者物価」に与える影響が強くなってきた、という指摘もあります。 

よって、円安は確かに物価上昇(インフレ)を促す要因」として機能しています

⚠️ ただし、“主因”というほどではない理由

BOJ資料では、価格上昇を「一時的・外部要因(輸入原材料エネルギー・食料)によるもの(『第1の力』)/賃金上昇等による持続的なインフレ(『第2の力』)」という枠組みで整理しています円安は『第1の力』の一部とされ、「持続的なインフレ引き起こしいるか」という意味では、まだ十分ではないとしています。 

• また、円安の影響が「消費者物価全体」にどれほど直接的に波及しているかについては、“影響があるが緩やか”という分析もあります。例えば、ある報告では「2021〜24年の間、輸入価格生産者価格には為替影響が強まったが、消費者物価にはまだ限定的」という調査があります。 

• その他、世界的なエネルギー・食料価格の上昇、サプライチェーンの混乱、物流コストの高まり、また賃金雇用状況など国内側の要因も併せて価格を押し上げています

• 例:BOJ発言では「エネルギー・食料価格上昇」がこの数年の日本インフレを牽引してきた主要因の一つとされています。 

まり円安は「物価高を加速させるトリガー増幅器」にはなっているが、「物価高の唯一・主な原動力」とまでは言えないというのが現状分析です。

📌 結論として

物価が上がっているのは、円安が原因か?」という問いに対しては次のように答えられます

はい、一部は円安の影響です。特に輸入品原材料エネルギー・食料などで円安価格を押し上げる力が働いています

• いいえ、それだけが原因ではありません。むしろ複数の要因が重なっており、円安はその中の一要素であって、「主因」とするには少し慎重であるべきです。

日本物価インフレがこの先どう展開するかは、円安の動向だけでなく、賃金上昇がどれだけ持続するか、輸入コストがどう推移するか、国内需要がどう変化するか、など複数変数に左右されます

もしよければ、**「日本物価高・インフレがどのくらい円安のせいか数値・推計で見た分析」**を一緒に探して、より定量的理解することもできますが、どうしますか?

2025-11-13

anond:20251112134750

ファクトチェック概要

ユーザー投稿は、主に為替相場ドル円)の急変動を基に、自民党特に高市政権)の政策批判選挙敗北予測を展開しています政治的意見部分(例: 「左翼勝利目前」「オルカン投資推奨」)は主観的ファクトチェック対象外とし、経済為替関連の主張を中心に検証します。検証は最新データ2025年11月13日時点)に基づき、事実確認計算の透明性を重視。全体として、為替円安進行は事実ですが、一部主張(ドル価値下落率や「イベントなし」)に誤りや誇張が見られます

主要主張の検証テーブル**
主張 検証結果 詳細・根拠
----------------------------
ドル円が154.5円ラインを「特にイベントなく」突破した部分的に誤り(突破事実だが、イベントあり)2025年11月13日ドル円終値は約154.74〜154.93円で、確かに154.5円を突破過去1週間で高値154.945円を記録。 ただし、「イベントなし」は誤り。主な要因は米金利(US yields)の高止まり日銀の慎重姿勢BOJ policy divergence)、日本刺激策期待による円売り圧力東京CPIの上昇(後述)も影響。
去年(2024年夏)の160円突破からドル価値が15%落ちている」ため、調整後相当は136円。今の154円は「ワーオ」級の円安誤り(下落率は約5%で、調整後相当は約152円。極端さは過大評価ドル価値下落を米ドル指数(DXY)で測ると、2024年7月ピーク(約104.25)から2025年11月13日(約99.3)で下落率は約4.8%。15%は大幅に過大。
計算の透明性: 調整後レート = 過去レート × (1 - 下落率) = 160 × (1 - 0.048) ≈ 152.32円。実際の154円はこれを少し上回るが、「ワーオ」級ではなく、市場の通常変動範囲内。DXY下落が緩やかなため、円安の「隠れ進行」は部分的に正しいが、15%主張は根拠薄弱。
円安物価高を加速させ、これまで企業耐えや補助金で抑えられていたが、今後耐えきれず自民党大敗確定部分的事実円安物価高は継続中だが、加速は未確定)日本CPI消費者物価指数)は2025年8月で年率2.7%、10月東京コアCPI)で2.8%と、日銀目標2%を上回る水準で推移。円安(輸入物価押し上げ)が要因の一つ。 企業はこれまで利益圧縮で耐えてきたが、補助金縮小やドル局面悪化リスクあり。ただし、10月CPIは前月比加速せず、BOJの利上げ期待で円安抑制可能性も。 「大敗確定」は予測で、選挙結果は多要因依存
高市政権支持率が高く、SNS野党炎上左翼絶望の様子部分的事実支持率高め、炎上事例あり) X(旧Twitter)上で「高市早苗 支持率検索(2025/11/1以降)では、支持率66%超(安倍超え)の投稿複数確認。一方、「炎上」関連では中国側から脅迫斬首言及)で一部騒動はてな匿名ダイアリーなどの反応はツール外だが、Xでは高市支持の声が目立つ。左翼側の「絶望」は主観的
高市総裁政策で円価値15%回復なら「去年夏並み」水準計算上正しいが、仮定過大 15%円高なら154円 → 約130.9円(154 × 0.85)。2024年夏の160円時DXY調整後152円を下回るが、政策変更(例: 利上げ)で即15%回復は非現実的日銀政府の「現状維持批判妥当だが、安倍黒田植田・岸田・石破の責任論意見
全体評価と追加コメント**

このチェックは公開データに基づく。追加質問があれば深掘りします!

2025-07-22

石破政権敗北後の対米自動車関税交渉

要点

政権弱体化が交渉に与える影響

交渉の主要カード

想定シナリオ

- 日本側: 調達比率と数量枠を受け入れ

- 産業: サプライチェーン再編コスト

- 政局: 「痛み分け」で一時安定

- 日本側: 農産物防衛装備品を先行購入

- 産業: 猶予期間に北米投資加速

- 政局: 「譲歩過多」批判改造内閣必至

- 日本側: 対抗関税WTO提訴検討

- 産業: 利益率急落、国内生産にも影響

- 政局: 退陣論高まり9月総選挙の公算

タイムライン

まとめ

政権脆弱さは交渉力を大きく削ぎ、追加関税発動リスクを高めている。決定打は8/1。交渉結果次第で日本自動車産業と石破政権の命運が同時に決まる。

2024-01-01

financial times

Will the Bank of Japan raise rates above zero?

No. 2024 will be the year the Japanese central bank finally ditches yield curve control and negative interest rates. Contrary to market expectations of several further increases, however, rates will end the year no higher than zero.

With mediocre wage growth, a stronger yen in prospect as US rates peak and reasons to prefer a steeper yield curve, the BoJ is unlikely to set a positive rate — although as with any central bank forecast, much depends on the incoming data. Robin Harding

2023-06-07

住所はローマ字英訳活用しなさい

ウェブサイトURLみたいにさ

日銀bojと書くようにさ

2021-12-02

anond:20211202005356

11月買い入れなし

ご参照ください

ttps://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit11.xlsx

2021-01-19

anond:20210119113913

銀行出資制限がかけられてて、事業会社については5%以上出資出来ない

あとBOJが行える業務範囲日銀法で定めてあるので、法律改正しないと事業会社買収とかそもそも出来ない

2018-12-25

おいお前ら、小金持ちになるチャンスだぞ

株安! 円高原油安! 小金持ちになるチャンスがゴロゴロしてる。上手く立ち回れば一生遊んで暮らせる金が手に入るかもしれない!

為替で!

円高が進んでいる。日本円しか持ってないお前らは、毎日お金がどんどん増えているようなものだ。購買力平価で考えると 円高100円を切るくらいまでは進みそうだ。オーバーシュートすれば 90円を切るかもしれない。もし、ドル円100円を切ったなら、FXポンドロングやドルロングを試してみるべきだ。金利差があるので毎日スワップ金利が入ってくるし、円安になったら為替差益も狙える。ブレグジットポンドが叩き売られるかもしれない。その時がチャンスだ。

ただ、焦ってはいけない。あくまで<チャンスが来たら>乗っかるのだ。「為替のロングをすると決めた!安くなったらロングしよう!じーっ」なんて態度だと尻の毛までむしられる。私の感触を伝えよう。「95円で 10枚ロング, 85円で 30枚ロング, 必要経費は 500万円, スワップ金利は 700円/日(USD 10枚), 3000円/日 (USD 40枚)」

株で!

儲けずらい地合いなのは確か。日経が 20000円を切ったくらいでは<全然>割高だ。日銀の買い入れが大きすぎて完全に市場がぶっ壊れている。適正な株価は 16000円とかその辺だろう。ただし、BOJ の介入は不均一であり、TOPIX あたりはその恩恵をあまり受けていない。暫く日銀は緩和を緩めることができない&日経平均のゆがみが顕在化しているので、今後はTOPIXに対して買い支えをする可能性がある。株価がある程度下がったら、TOPIX指数先物 or CFD勝負するのは十分勝算が出てくるだろう。TOPIX が 1200を切ったら少しずつ買い足すイメージで負ける確率は相当低くできるはずだ。

商品で!

原油金・銀 はまさに今買っても負けにくいといえる。めんどくさくなったのでこのへんで。

2016-03-06

2016春季JDA決勝のとある定理由(一部追記)

one of the judging board membersの判定理由。

(ちなみにこの判断プロセスマイナーではなかったことを付け加えておく)

議論の大枠おさら

→余裕があればこの記事トラックバックする形で追記しま

誰の利益に基づくべきか、論題主体は誰か、の枠組みの議論

よって、この試合においては(A)地球規模の利害と(B)日本国の利害の双方を考える必要があると考えられた。また、その上でAD/DA比較衡量した「一般的な」判定基準プロセスを進めることは妥当と考えられた。

マトリクス

上記のことを受けて、

の6つを材料として本試合ではAD/DA比較衡量は行う必要が考えられた

    AD DA1 DA2

地球

日本

 

AD

地球規模、というと若干ラベル大風呂敷だが、日本の枠組みを超えた視点で考えた場合、下記の評価となる

虚偽の申告による招致

※それが強い論題肯定材料かどうかは別問題

イスタンブールのほうがコンセプト的にも都市開発としてもよい
  • 東西架け橋」「イスラム圏で行うことの意義」というのはもう少し詳しく論じて欲しいところではあったが、このあたりは全く反駁がないため、そのまま採用
経済効果イスタンブールの方が大きい
  • これはDA2でも触れるが、特にNegに有利な材料は提出されていない

→というわけでADに関してはグローバル(…?)で見た場合には肯定側の支持要因、日本の利害に関しては特に論じられていないためニュートラル

DA1 テロ

イスタンブールリスク(地球規模)

→この段階でDA1のimpact1(人命が大事)は大きく取れない

→impact2はある程度残る。(だが、これこそ誰のメリット不明。観客? IOC運営陣?)

→というわけで地球規模で見た場合、人命リスクに関してはnot unique、ただ、観客の安全を考えたらイスタンブールは観客やIOC経営陣にとっては忌避材料かもね。という、否定側の支持要因になる

東京リスク(日本)

DA2 観光立国がうまくいかなくなる

日本の利害

→このことから、「社会不安定化や少子化をもたらす経済問題を解決することは国家の責務」と否定側は語っていたが、そもそも現状でそれが達成できるかどうかも不明であれば、五輪の開催有無が与える影響も高くは見積もれない

→よって、もちろん五輪効果はないわけではないが(肯定側もないとは言っていない)、伸びしろ問題で、否定側が言うほどには効果は出せないであろうという判断

イスタンブールの利害(地球規模)

DA2は地球規模で見た場合には肯定側に対して強い支持材料

マトリクス評価

地球規模 AD:◎ DA1:×~△…人命的にはnot unique~観客やIOC的には少しある  DA2:○…途上国なので効果大きい

日本目線 AD:-  DA1:×~△…返上したほうが東京リスクが下がる。ただ、もともと日本結構安全  DA2:×~△…伸びしろが少ないので効果乏しい

という判断になる

結論

否定側は冒頭から地球市民どうこうの前に地球視点でもイスタンブールよりも東京でやった方がメリットが大きければ否定が勝つ」と語っていたが、DA1は人命リスクという点ではどちらにもvoteできない。観客や運営側(IOC)という視点にたてば少し否定に有利という程度だが、この立場をどの程度尊重すべきなのかは議論が全く無いまま試合が終わっていてvoting issueにしづらい。

DA2に関してはこの試合の中ではイスタンブールの方が強く有利。日本に若干の不利益はあるかもしれないが、それがイスタンブールに起きる利益よりも大きいという反証は一切ない。

結局、日本という視点世界的という視点で見た場合にはDA1/DA2だけで見てもNegに投票することはできない。(日本だけで見ればDA2の若干の不利益投票理由にはなり得るが)

また、ADもそのまま残っている。よってAffにvote。

所感

試合への純粋感想
ジャッジング・フィロソフィー
 
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