はてなキーワード: 押井とは
エヴァ旧劇を見に行った際、予告が流れたので見てみることに
押井監督作なのは知ってたが観たことなく、キャラデザ天野とはその時知った
攻殻とかパトレイバーも名作だけどワイは御先祖様万々歳や立喰師が好きな人間。長台詞がタマラン
しかし、公式サイトだと昼の部があるのに映画館のサイトではレイトショーしかない
舞台挨拶付きなので通常上映とは別映画扱いになってたことに気づく
そして前日夜に残席僅か、席を見ると残り7席。いっそ満席なら諦めつくのにと思いながら、朝早く起きて映画館に。
残り3席。ギリギリ間に合った。どれも不思議と端から一つ空いた席。一人客が多いということか。
注文票でグッズを注文する形式だが、パンフレットの見本がグッズ売り場にない。ただ、売り場に行けば普通に買えた。旧劇の時もパンフレットはないものと思ってたが買えてたのかもしれない。ここは改善しちほしい。
5分前に付くはずが、ビルを1区画間違えており上映時間丁度に付いてしまった。焦ったが予告の時間があったので間に合った。
ビデオ中継と思ったら椅子とパネルが舞台にある。まさか生押井!?でもそれなら当日券取れるはずが…ぶらどらぶがアレだったからか…??と考えつつ上映を待つ(後から考えると多分天使のたまごがアレだからか)
上映が始まっても椅子とパネルが置いてあり、そういう演出かと思ったらスタッフが撤収。上映後に謝罪があった。
作画もいい…が、かなり長くセリフなしで進むからただただワカラン!水の作画とか、兵藤まこの表情とか風景はよい。
んだけど、やっぱわかんねえな~。ガラス瓶を集めてるのと、廃墟っぽい都市。根津甚八と出会っても特に展開はない。兵藤まこが思ったより小さくてビビる。貴方は誰?つっても答えねえもん。でも、そもそも自分が誰かもわからないらしい。じゃあしかたねえ…か??魚が出る、ってことで兵士?が捕らえようとするが影なのでつかまらず。こいつはシーラカンスっぽい。思わず根津甚八にすがり付くまこがかわヨ
根津甚八がノアの方舟の話をする。旧約聖書モチーフね。分からんが分かりやすくなった。両手ケガしてるっぽいのは聖痕?つーことはこいつらツガイだったり?
洞窟?の螺旋階段にビンがならべてあったりアンモナイトやらの化石があり。天使?の化石もある。なんか旧約聖書の天使っぽいな
焚き火のシーン、舞台挨拶でダレ場としてワザと長くしたという話があったが、個人的にはカヲル君握り潰すシーンを連想。時期的にはこっちが先か。寝てるスキにたまご潰すのはレイプのメタファーとかじゃあるまいな?
これで雨が止まった?んだろうか起きたとこで冒頭のリフレインやな、まさかループ?と思ったけどたまごがないから違う。叫び声は寝てるヤツの嫌がらせだろ
で、まこが根津を追いかけて、まだ近くにいるんかよ?いた!えっ転落??あったまご!!いや、ちょっと待…あっ冒頭のバックベアードみたいなヤツ…えっ銅像エンドですか!?最後に島自体が方舟と解る。舞台挨拶で言ってたが、ここが長いのは尺が余ったかららしい。
んー…旧劇とタローマンのが解りやすかったゾ…エンタメというか商業作品として…ん~
見終わって拍手するが苦笑
で、冒頭のミス謝罪後舞台挨拶。おお、生押井だ!撮影は禁止だけど後で撮影タイムがあるとアナウンス(有難い)
本とかだと女性の相槌で毒舌ぽくトークしてるが、あれもサービスというか営業なんだろうな。トークが意外にも(と言うと失礼だが)巧い。オチもつけるし笑いも取る。監督は説得する仕事、どの作品も業とダレ場を作ってる、スタッフや関係者の試写会で拍手が起きなかったのはこの作品だけ、など。方舟オチが当時あまり通じなかったと言う話があり、俺初見でわかったモンニ!と優越感。
ワイは、「天使のたまご」未見者だった。
その価値はあったのか?
と問われると、このように答える。
まず、天使のたまごを見たことがないから、とりあえず見てみたい。
というワイのような人間。
には、それだけの理由だったらもっとリーズナブルに見れる方法を選択をしてもいいかもしれない。
せっかくの4Kリマスターの大画面の上映という、今生には二度と訪れない機会を逸しさせるかもしれない懸念を持ちつつも、このような提案をするのには理由がある。
「天使のたまご」というのは、若き頃の押井守監督が、それをつくったがために3年間全く仕事が来なくなってしまったという記念すべき作品である。
あまりにも前衛すぎたために、見るものが理解不能であり(押井監督並みの知性を持っていれば可能)、予算を使って自己満足な作品を作ったことに対する、因果応報である。
私も、これを見る前までは、なるほど気持ちはわかるが、若いアニメ監督に対してそれはあまりにも厳しすぎる対応だったのではないのか?
などと思っていたが実際に見てみると納得してしまった。
「こんなもんつくったら、そりゃ仕事の依頼なんてくるわけがねえよ」
と深く深く得心した。
たぶん知性も知識も圧倒的に不足してて、下敷きとしている背景がわからないことが影響してることと、
その内容が
「見るものに強烈な眠気を催すためだけに作られたとしか思えないシーン」
それだけ、ただそれだけを集めてひとつの映像作品にしたとしかいいようないものだからだ。
たしかこの「天使のたまご」というのは押井守にとって重要な作品といえる。
その後の、押井作品の個性というものが、ビューティフルドリーマーよりも色濃く出ているとさえ言えるかもしない。
だから押井守作品が好きな人なら、一度は見ておくことはオススメする。
ただそれがIMAXなりドルビーシネマなりという体験として必要か?と言われるとやや難しい。
劇場版パトレイバーや、攻殻機動隊、イノセンスンなど、今後もリバイバル上映される可能性がある作品とは違い、
今後二度と、IMAXやドルビーシネマで見る機会は、絶対にこないだろうと言える、この機会を逃したらもう終わりであることが間違いがない
「天使のたまご」のリバイバル上映であるが、それをあえてスルーすることを推奨するのは非常に危険なのだが、
頭いい人は、たぶん概ね、押井守が天使のたまごで何をやろうとしてたのかは理解が出来ると思う。
それ以外の人は、自分が起きて映画を見ているのか、それとも眠ってしまって夢を見ているのかがわからなくなる映像だと思う。
とはいえ、まあ二度とない機会なんだから、せっかくだし一番でかい画面で見とけ、とも言えなくもない。
なんかそういう気分にもなってこさせるところが押井守作品の凄みだと思う。
なんかね、押井作品って、あとに余韻みたいなものが残るんだよね。
その余韻の再確認みたいなことがしたくなって、それが映画の価値を上げてると思う。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4778092331231403169/comment/bigburn
アニメ・ゲーム系ライターの多根清史氏がこんな発言してるけど、シロマサ氏は攻殻機動隊1.5巻でSACに文句言いまくってるだろ
この話は当初、「シリーズのうち1話だけ僕と北久保氏にくださいね」 という事で社長、監督共に了承してもらい、2人で進めていたもの。実作業が始まると作品は監督のものになり、シナリオも修正された。まぁそんな予感もしてたけどね・・・・・・残念。
p.227
放送第2話に当たるこのTが実質上アニメスタッフのカラーが前面に出た第1話でもある。その話で9課の面々があまりにも「役立たず」として描写されており残念だった。
アニメ版Tもそれなりに面白いお話なのだが・・・・・・。 草薙が顔を出して名乗ったり、それを一般警官が知っていたりね。
p.323
憶えているだけで4回 「あのやる気のないブルマはやめてください」とお願いしたが、却下された。
p.337
そもそも「原作改変しながら協力的だった」ってまず協力が先だろ?
そのシロマサ氏の数々のプロット提供や助言を無視して、約束も反故されても協力的なわけじゃないだろ
あのSAC名物「世の中に不満があるなら~」に対して
冒頭のセリフで、「あぁ TV版の草薙ってこういう人物なんだ………」と分かり、 僕の出番は無さそうなので、以降プロットの制作をやめた。
p.201
騒ぎたい人が大げさに言い出すだろうけど、あくまでもシロマサ氏は文句言ってるだけでキレてないからな
本書ではこの他にも多数批判されてるけど、テレビアニメ関係者にしっかり感謝も述べているし評価もしてる
https://b.hatena.ne.jp/entry/4778092331231403169/comment/q-Anomaly
あとこのブコメ「メディアの違いを理解しましょう」とか原作者は大人の態度取ってるだけと言いたそうだけど
シロマサ氏はイノセンスだって何度も繰り返し見てるぐらいお気に入りだし、こんだけ文句言ってるSACだろうが攻殻の映像作品に関してはキレてないわ
強いファン自称してるけどPIECES Gemですら読んでないだろ?
もともとシロマサ氏は押井監督好きで(一番好きなのは天使のたまご)、GHOST IN THE SHELL見て、思ってたより改変してないって拍子抜けしたかのような感想だったしな
実際押井監督も脚本の伊藤氏も、複雑な原作を映画の尺に収めるためにシンプルにまとめる方向性だったし、フチコマ削ったのもシロマサ氏は真っ先に評価してる
とにかくこの手の原作改変話は原作改変自体を批判したかと思えば、自分がただ原作より先に見た原作改変作品は擁護したり、自分の意見に都合よく原作者持ち出したり、無視したりする輩が多すぎる
アニメの脚本家が原作マンガの表現を「ノイズ」って言って改変したことで炎上した事件があったじゃないですか。
増田はその作品について原作もアニメも見てないので内容そのものには口出しできないけど、あの発言が燃えた理由についてはちょっと思うところがあるのでいっちょ噛みします。
(なお、増田は作品を未視聴です。したがって改変そのものの是非については論じませんのであしからず。)
つまり「アニメのクオリティアップを目指して原作改変するのはアリ?」って話。
アニメ化のときって監督や脚本家の判断で設定やストーリーが原作から変更されるのはよくあることじゃん。でも、この改変が少なければ少ないほど良いと考える人が一定数いるじゃん。これをここでは「原作準拠主義」と呼ぶことにする。今回の炎上の発端も、原作準拠主義的な、「原作の表現を脚本家がノイズ呼ばわりするのはどうなの?」という意見よね。悪意を込めて言い換えると「脚本家ごときが原作者様に口出しすんな」みたいな。(これはわかりやすさ重視の悪い誇張です。)
他の作品でも原作から大きく改変すると「原作レイプ」なんて言葉で叩かれることがあるし、やっぱり原作ファンは改変を嫌う傾向が強い。でもその気持ちは分かる。増田も『ビブリオ古書堂の事件手帖』で主人公の髪型が黒髪ロング(原作小説)からショートカット(ドラマ版)に変わったのが納得いかなくて、ドラマは見なかったくらいなので。
一方で、大きな改変があっても名作扱いされる作品もある。『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』や『攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELLやSAC)』とか。もちろんアンチもいるけど、全体的には名作扱いされてるよね。まぁ、ビューティフル・ドリーマーは高橋留美子原作マンガの映画化というよりは、押井監督作品と認識されがちなので、またちょっと話が違うのかもしれないが。
いずれにしても、あのインタビューで怒ってた人のうちいくらかは、原作準拠主義だったんじゃないかなと思う。
次に、炎上ポイント2つ目。改変対象が性的描写だったこと。これによって、表現規制論争に巻き込まれた感がある。いや、巻き込まれたというか、まさに未成年の裸体を描くことへの抵抗として水着への変更をしているので、性的描写の表現規制論争そのものかもしれない。ここについては作品未視聴なので特に意見はなし。一般的には入浴シーンだと「湯気」「すりガラス」「水面で隠す」みたいな処理が多いので、水着を着せるという処理はちょっと珍しいなと思ったくらい。
余談だけど、怒ってる人を揶揄するコメントで「そんなにぼっちちゃんの裸が見たかったの?」というコメントがあったので、原作マンガでも別にぼっちちゃんのおっぱいや局部が描かれたわけじゃないんじゃないの?と思ってググったら、わりとおっぱいは描かれていた。えっちじゃん。
さらに余談。インタビューで「現実の女の子は胸の大きさの話なんてしない」って発言があって、まぁそれはそうかもしれないけど、現実でしないからアニメの会話でも採用しないっていうのは違うんじゃない? 演出効果があるなら現実には言わないセリフでも入れるべきだし、逆にセクハラ的なら現実にありふれててもカットするべきじゃん。あるいは「普通は言わないけどこのキャラは言う」っていう個性の演出もありだし。
ていうか現実っぽさで言えば、「一人で家で水風呂に入るのにわざわざ水着を着る」人も現実にはいないと思うんですよね。
炎上ポイントの最後は単純に「脚本家本人が嫌いだから叩く/逆に擁護する」っていう感情論。ようするに脚本かくあるべしみたいな主題から外れた「ノイズ」だけど、実はこれが炎上の本質だったんじゃないのって思う。
これについても増田は特に意見はない。まぁ嫌いなやつを否定するために雑な理屈を捏ねるのは見ていて気持ちいいものではないけど。
まあいいけど人気は出ないよね。
うる星やつら、とかも期待だけはとてつもなく大きかったけどいざ始まれば1話以外は誰も見ない。
らんまとかもそうだし。
その理由は色々とあるんだろうけど、あえてヒットした要素を外してしまうからなんだと思う。
でもさ、実際にヒットしたアニメは押井のうる星なわけじゃない?
それを完全に無視するのはどうかと思う。
偉大なアニメをリメイクするに当たり、アレンジをどうするのかは鬼のようにもっと考えないといけないと思う。
なんちゅーか、もう一度大ブレイクを起こさせてやる!!という気概は欲しいよね。
ちょっと面白いアレンジ思いついたから見て見て、私を見てえええええ!!
みたいなノリなのは嫌。