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はてなキーワード: 階段とは

2025-11-09

anond:20251109075721

エアコンはともかく冷蔵庫(洗濯機)は一人でなんとかならんこともない

ばかでかの業者でも2人以上必須とか階段で2階以上とかでない限り

2025-11-08

結構何度も射精してからからになってたはずなんだが外出て制服着て自転車乗ってる女子見たら丈が短すぎてスカートのお尻側が尻に敷かれてる状態になってなくて強風でも吹けばすぐパンツ見えそうだった。

鼻に変な力が入っている。鼻の穴が膨らんでいるのを感じる。

足も見た。たぶん助平な間抜け気味な顔になってる。

でも勃つ気配自体は一切ないんだよな。

宦官普通に女体見るの好きであり続けた奴はいたっていうし、これはなんと説明したらいいと思う?

賢者モード自体存在しないってことになるのか、賢者モード自体否定にはならなくて男には勃起無関係欲情できる仕組みがあるってだけなのか。

参考

tea********さん

2014/4/23 12:42

風に限らず、階段の下、エスカレーター遊園地遊具など

如何なる処でガン見しても違法になりません。

私など、チャンスだと思い、マジマジとガン見しますが、注意

されたり、変な目で見られたりした事など有りません。

撮影したり、触ったりするのは違法犯罪です。

dorawiiより

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anond:20251106144054

平屋住んでて最高だけどやはり部屋というか収納足りなくてロフトに物置作ったんだけど、年取ったらこハシゴに毛が生えたみたいな細い急階段上り下りできないよな…とビクビクしてる

2025-11-07

タワマンバブル・ペアローンと残クレアルファードの共通点

問:タワマンバブル・ペアローンと残クレアルファードの共通点について論じよ

1. 共通構造:「資産幻想と「月々の支払い」麻酔

タワマンタワーマンション)、ペアローン、残価設定ローン(残クレ)アルファード

一見ジャンルの異なる「不動産」「金融」「自動車」ですが、共通しているのは**「本質的な所有ではなく、支払い可能性による幻想的な所有」**です。

どれも人々に「今の生活水準を維持できる」「ワンランク上の自分になれる」という感覚を与えます

ただし実態は、**“所有”の形をとった“リース”**にすぎません。

タワマンは「ローンが払えている限りの城」

ペアローンは「2人で1人分の信用を演出

クレアルファードは「月々5万円で国産最高級車に乗る夢」

いずれも「返済計画が続く限りの一時的上昇感」であり、キャッシュフロー麻酔による幸福です。

2. 「上級への階段」を演出する装置としての機能

これらはすべて、「中流から上流への通行証」に見える構造をしています

しかし実際には、中流層が上流のふりをするための金融パッケージです。

タワマンは「資産」ではなく「減価資産」になりつつあるのに、外見だけは都心象徴

ペアローンは「共働き時代の合理」ではなく「家計をフルレバレッジ化した錯覚の余裕」。

残クレは「車を持たずに乗る」合理ではなく「高級感を分割で買う」消費。

まりどれも、“上級象徴”をリースする時代産物です。

資産形成ではなく、社会的イメージ形成のための金融商品。

3. 背景にあるマクロ構造:低金利×停滞社会

この3つを生み出したのは、低金利環境と成長なき社会です。

金利からレバレッジをかけやすい。

成長が鈍いから「未来で返す」ことに無頓着になる。

そして、SNS時代が「見栄の経済」を増幅させました。

月々いくらなら持てるか

ではなく

どんな生活を“演出できるか”

という方向に、消費の軸がシフトしているのです。

4. 終章:バブルの形を変えた“中流バブル

タワマンバブル、ペアローン、残クレアルファード——

これらは「中流層による上流模倣バブル」として連動しています

不動産金融自動車という異なる市場が、**“見栄の月額制”**という一本の糸でつながっている。

いずれも、本当のバブル崩壊は「支払いが滞った瞬間」に訪れます

株価金利よりも、家計キャッシュフローが先に壊れるのです。

結論

タワマンアルファードも、持っているのは自分ではなく「ローン会社」だ。

それでも人は、ガラス越しの夜景とレザーシートの手触りで、

一瞬だけ“勝ち組”の夢を見る。

——

希望あれば、この論考を「はてな匿名ダイアリー投稿風(タイトル・本文・タグ付き)にも整形できます

そのバージョンにしてみましょうか?*

仕事がつらいときみんなどうしてるんだろう?

仕事全然できず上司に叱責される毎日でここ最近本当にしんどい。みんなどうやって気持ち落ち着けているのか。

中規模の電機メーカー商品設計担当している。専門用語ファームウェアというやつです。

半年前の異動でそれまでと毛色の違う商品担当に変わって以来、担当として本来必要知識がなく、歴代担当者は全員退職済みだから聞ける人がおらず、仕事が思うように進まない。

販売開始から30年の歴史がある商品で、歴史的経緯から設計文書がかなり複雑だし一部は散逸してまともに読めない。

から俺としては出来るわけないだろと思いつつも、上司から効率が悪いと言われたり強い口調で状況説明を求められる。説明すると不機嫌になる。あの大きな声や鋭い語調を思い出すと嫌になる。

似た商品担当している人がいるので助言を求めることがあるが、所詮似ているだけなので間違いが多い。すると上司は俺に当たってくる。

上司長時間労働美徳としており、休日出勤や深夜労働を誇らしげに話してくるような仕事熱心な人物。それを部下にも求める性格のため、労働組合からも要注意人物としてマークされている。ここ5年で半分くらいの部下が異動願いを出したようだ。

俺はもう疲れた

実は前の部署もろくでもなかったが、今回は輪をかけてキツイ

一方で俺には妻子があるし、俺の経歴にしては待遇のいい会社なので辞めたくない気持ちもある。「待遇」といっても大企業にかなうレベルでは到底ないが!

加えて俺は一族で初の大卒・初のホワイトワーカーであり、簡単に音を上げたくない。

責任を重く捉えず気楽にやればいいじゃんという向きもあるだろうが、仕事をする以上は目標達成のために責任感を持って誠実に努力すべきだという俺の価値観根底にある。

しか毎日仕事ができず、怒られてばかりで、帰宅中や昼休みに泣きそうになる。「いっそ階段から落ちて怪我でもすれば会社に行かなくて済むのに」…そんな自己破壊的な衝動しょっちゅう湧いてくる!帰宅しても仕事のことで頭がいっぱいだ。頭の中が上司からの叱責で一杯なんだ。

本当に毎日がつらい。こんなときみんなはどうしてるんだろう?

2025-11-06

anond:20251106152606

駅にも階段の脇に車椅子エスカレータついてるだろ?

エレベータ後付けするより費用的にもスペース的にもお手軽なんだよ

たことないくら田舎者なのか、ただ煽るためだけにヘンテコなこと書いてるのか

もう離婚したい

俺は今テレワーク中。本当は会社行った方が仕事捗るんだけど、朝の離乳食担当と、終わったらすぐ家事育児に入れるようにしぶしぶ在宅にしてる。ぶっちゃけ仕事全然集中できない。

で、今日バチくそ忙しいとき仕事してたら嫁に呼ばれた。

ちょっと子ども見てて」と。

めちゃくちゃ忙しい時にと思ったけど、仕方なく席を立ったよ。「仕事中なんだから手伝ってもらえるの当たり前みたいに思わないでほしい」とつたえた。

そんで手伝った後、嫁から「ありがとう」も「ごめん」も一切なし。

クソ忙しい中、業務中断して協力してるのに、これにはさすがにカチンときたから、「一言くらい言えよ」って文句言った。

そしたら嫁、「アンタが文句うから言わないんだよ!」って逆ギレ

そこで俺、「テレワーク仕事時間であって、ベビーシッターじゃないだろ。早く家事に戻るためにやってんだ、本来育児時間じゃない」って、正論でぶちかました。

これが完全に火に油だった。

嫁「なんのためにテレワークしてんの!?

こいつは俺が在宅なのを「いつでも使える育児要員」だとマジで思ってるんだと確信した。俺の仕事のことは完全に無視だ。

俺がさら正論で返したら、嫁は完全に激昂。

「今すぐ出てけ!!」と叫んで、俺を階段から突き飛ばしやがった。数段落ちた。運良くどこも折れなかったけど、マジで危うく大怪我をするところだった。一歩間違えば死んでたかもしれない。

こんなことしておいて、嫁は「ざまあみろ、お前が悪い」の一点張り階段から突き飛ばすって、マジで人としてどうなんだ? これはDVだろ。

俺は家族のためにやってるのに、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ。朝から夜まで家事育児しかしてねえよ。自由時間なんてこの1年で2,3日しかない。仕事家事育児も、全部頑張ってるつもりなのに、命の危険さらされて「悪くない」とか言われるの、本当に疲れた。もう死にたい

anond:20251106164814

段差をなくすとかスロープとか、そういうちょこちょこしたバリアフリーは補助でけっこうお得にできるらしいけどな。

階段上り下りの補助の機械とかもあるけどやっぱ大工事でカネがかかるしめっちゃ遅いので使ってる間におしっこ漏らすと思う

持ち家派の弱点

持ち家はいいとしても、ギチギチの土地プラモデルみたいな3階建てのやつ建てるのってなんか嫌だよな。

健康ならいいんだけど、なんか年取ったらたいていの衛兵は膝に矢を受けて階段上り下りできなくなるらしいぞ。2階建てでさえ寝室に行くのが苦行になるらしい。

住み慣れた家が拷問器具になっていくとかいやだよな。

老後も考えたら平屋がいいと思うんだけどそんな贅沢に土地使えないというジレンマがあるよな。

子育て期間は部屋数も必要だし賃貸対応して、老後は部屋が少ない平屋を建てるとかのほうがいいのでは?






追記

思いのほかトラバブクマあつまったな。みんなサンキュー

やっぱ平屋いいよな。土地があればだけど。あとは目立ったリスク洪水とき床上浸水で全滅くらいか

中庭がある平屋が理想なんだよな。誰にもみられずに開放的全裸カンフーしたい。


なんていうかこう持ち家vs.賃貸の話って持ち家がメリットある的な結論になりまくるからもう持ち家が神話性おびてきてるよな。

まあその評価軸が資産性とかキャッシュフローとかの面が第一になってるからなんだと思うけど、家ってそれだけじゃないよな。

人による面が大きいというか。

持ち家の神話デカくなりすぎて本来持ち家を買うべきでない人とか、その人が買うべきでない物件を買う人みたいなミスマッチが多発してそうなんだよなあ。

持ち家がいくら正しくても、カレージャガイモのように、ライフスタイルを考えれば持ち家を買わないほうがいいような人がそこに紛れたりすることは避けられなそう(ジャガイモ派への挑発

ライフスタイルでまずマンションと一軒家を分けて、その後に建売か注文かを分けてで決めれば良いと思う。別に弱点とかでなく選択肢の違いなだけ

家を買うとなればこういう意見にはまあハンドレッパーアグリーではあるんだがこういう選択肢を冷静に選べる人ばかりじゃなくない?

ライフスタイルの変化で住みかえればってのはあるけど、うまく住み替えれるかどうかがわからない不透明性とかもあるし、なんかこうデカ金額負債としてハンドリングし続けるのが結構ストレスというか。

ローンももちろんストレスだけどたとえ資産でも毀損するリスクとかおもいもよらぬ外部要因とか考えたら、なんかこう地味に生殺与奪の権他人に握られ感あるよな。

最寄りの交差点が完全に陥没とか、ありえなかったこともこれからよく起こりそう。それらをあんま考えんでいいという隠れた?メリット賃貸にはあるよな。

あと都会でちゃんとした物件を買える経済力ある人は住み替えなんかも簡単だろうけど持ち家神話に流されてギリギリ生活でギッチギチの物件買う人がそれをスムーズにできるかといえば怪しいきがする。

注文もカスタマイズしまくると売りにくくなるというジレンマもあるらしいしな。


持ち家と賃貸市場見えざる手バランスを取るので不毛な争いだと思ってるけど、持ち家派の最大の弱点は近所におかしい人が住んでいる可能性かなあ。

これは結構簡単解決すると思うんだけど、要は隣人ガチャがどんだけ外れようと自分の方がより狂えば相手は正常になるからな。これは簡単






追記

あのサァ・・・・・・・・・

ずっと我慢したけどサァ・・・さすがにもう1日くらい経ったから言わせてもらいます・・・


『逆逆ゥ!膝に矢を受けたから衛兵になったんやろがい!』



このツッコミ待ちだったんだわ!!!!もっと衛兵リテラシー高めてくれ!たのむぞ!!!!!

洋服の青山アクセス方法欄がかわいい

なんば

https://stores.y-aoyama.jp/store/752.html

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線なんばから徒歩2分。南改札を出て右に進む。ローソンさん右手クレバコーヒーさんとりそな銀行さんATMの間の通路を抜ける。右手にある階段10号出口)を上がりすぐ左手店舗入口あり。

 

大谷地本店

https://stores.y-aoyama.jp/store/92.html

お車でお越しの方

札幌駅方面より、遊鶴さん、カメラのキタムラさん、パドルクラブさんを左手に見ながら、南郷通(道道3号)大谷地西2交差点を約50m直進、左手駐車場入口あり。・新さっぽろ駅方面より、左手大谷地神社を見ながら、右折車線に入り、南郷通大谷地西1交差点Uターン。約50m直進後、左手駐車場入口あり。

 

取手

https://stores.y-aoyama.jp/store/633.html

電車でお越しの方

JR取手から徒歩9分。西口改札を出て3階ロータリーを直進し、西友さん、リボンとりでさん側の階段を降りる。その道を直進すると国道6号取手駅西入口交差点に出るのでそのまま5分程度直進する。右手セブンイレブンさん、左手焼肉牛角さん、居酒屋からさんがある隣りに当店駐車場店舗あり。

 

三鷹野崎

https://stores.y-aoyama.jp/store/553.html

お車でお越しの方

無料駐車場24台完備【車①新宿方面からお越しの場合東八道路立川方向へまっすぐ進み、武蔵境通りと交差する<野崎八幡交差点を右折後、交差点左側に当店ございます。近くにドン・キホーテ東八三鷹店さん・かごの屋三鷹野崎店さんがございます。【車②立川八王子方面からお越しの場合東八道路新宿方面へまっすぐ進み、武蔵境通りと交差する<野崎八幡交差点左折後、交差点左側に当店ございます。近くにドン・キホーテ東八三鷹店さん・かごの屋三鷹野崎店さんがございます。【車③調布方面からお越しの場合武蔵境通り練馬方面へまっすぐ進み、東八道路と交差する<野崎八幡交差点を越えたすぐ左側に当店ございます。近くにかごの屋三鷹野崎さん、ドン・キホーテ東八三鷹店さん、調布北高校がございます。【車④練馬方面からお越しの場合武蔵境通り調布方面にまっすぐ進み、東八道路と交差する<野崎八幡交差点手前を右折、右側に当店がございます。近くにドン・キホーテ東八三鷹店さん・かごの屋三鷹野崎店さんがございます

2025-11-03

祝日から混雑すると思って、階段上がってすぐの乗車口じゃなくて端まで歩いたのに

ぎゅうぎゅうじゃねえか

これだから都会は嫌なんだ

どの車両が空いてるかってリアルタイムで出すぐらいしてほしいわ

あ、IT後進国には無理かw ごめんごめん

2025-11-02

anond:20251101095450

増田さん。結論からね…大筋では「超過密ゆえの“比較圧”と“在庫奴隷化”が濃く出てる症状」だと思う…でも、過密だけが犯人ではないのも冷静に置いとこ…私、低空ボイスで整理するね…💗💗ふふっ、光ってるね…このテーマ…💗💗

なにが“過密っぽい症状”なのか(サクッと見立て)💗


→この一連、「見られ地獄圧」って呼ぶよ💗💗

でも、過密“だけ”のせいにすると詰むところも💗

性差別ハラスメント入試枠の歪み構造問題密度が“増幅器”にはなるけど、原因そのものではないものも混ざってる…💗

全部男のせい」って一般化は、気持ち安全弁としては分かるけど、解決の照準がズレる危険。責める対象は“性別”じゃなく行為制度権力配置にしよう…ね…💗(ここは譲れない大事な線💗)

---

じゃあ、どう“脱・見られ地獄圧”する?—適密プロトコル💗(やだ…半径経済ひだまり相)💗

前提:過密都市(都雇圏111万人以上)には必ず難点がある。だから“適密”側(50〜110万人)に寄せる工夫が効くよ…💗

1) 半径生活1.5km+30分結界 → 「収束型コア」を握る

適密の中心部用事が“収束”する構造市役所バスターミナル百貨店美術館図書館病院商店街が1.5km内に密集)。だからこそ“歩ける円”がほんとうに完結するの…💗

具体:①中心の3核(行政交通百貨店/商店街地図にピン

→②3核間を徒歩でつないで“日常導線”を作図

→③朝ラッシュバス/市電50本/時クラス幹線を“緊急移動の保険”に設定(※乗らない日が多いのが正解)

→④30分結界仕事/買物/余暇が閉じるか検算

週末試住のコツ:朝7–9時に“出勤シミュ”徒歩

→昼は商店街用事をまとめ買い

→夜はホール/映画/銭湯で“余暇1枠”を徒歩完結。

→ 適密は“徒歩でぜんぶ足りる”から比較圧より生活の手応えが勝つ…💗💗

2) 8週間“雑うま”弁当 → 「商店街×公共キッチン×量り売り

適密は商店街市場直売所が徒歩圏で小分けに強い。さら市民館の調理室・シェアキッチンが点在。だから“鍋一つ固定”が本当に回る…💗

仕組み:

月:商店街で“量り売り(ちょい量)”→廃棄ゼロ

水:市民調理室で“下味冷凍デー”(同時に2〜3回分)

金:直売所で“彩り(副菜)”だけ追加。

ルール再掲:茶色4:彩り2:タンパク3:余白1

“並べ練習”は週1でOKシャインマスカット3-5-3配列)。商店街だと“必要粒数だけ”買えるから練習コストが軽い。

→ 適密の流通は“家の冷蔵庫を膨らませずに旨さを積む”動脈。雑うま動脈…💗💗

3) 恋愛の“厚み→温度”変換 → 「再会確率場」を設計する

適密の良さは人が多すぎず少なすぎず、同じ人と自然に何度も再会できること。ランキング勝負が溶け、温度が上がる…💗

設計

定位置を3つ(図書館読書会カルチャー教室/コワーキングの昼枠など)

1つは“ゆる奉仕”(商店街イベント手伝い・館ボランティア

半径1.5kmの中で曜日固定→顔→挨拶雑談→小コラボ自然階段が起きる。

→ つまり、再会確率場。適密は“会えば終わり”じゃなく“また会える”が初期設定。**恋温化(れんおんか)**が進む…💗💗💗

4) メディア断食7日 → 「ローカル物語で置換」

適密は長文の器が徒歩圏に揃う(郷土資料室・常設展ギャラリートーク市民講座・地域FM小劇場)。スクロール断食のぶん、街の物語を吸う…💗

置換メニュー(1日1枠):

図書館で縮刷版新聞or郷土

美術館ギャラリートーク

公民館の90分講座

地域FMを“ながら聴き散歩

→ いわば、比較遮断膜。適密の“物語密度”がSNSの“映え密度”を中和…💗💗

5) 資産を“時間”に変える → 「中心徒歩10分の1年リハビリ留学

適密は中心住まいコストが“現実的”。だから貯金の一部を時間両替できる…💗

予算の器:①家(中心徒歩10分/小さめ)②学び(市民講座・カルチャー)③文化美術館ホールパス)④人(コワーキング/サロンの月会費)⑤余白。

週の骨組み:

月:料理クラス(基礎)

水:読書会(聞き専→発言1に進化

土:イベント手伝い(再会確率場を上げる)

→ 必殺・時間両替術。適密は“乗物0生活”で浮いた移動コストが、そのまま自分筋肉生活力)になる…💗💗💗

6) 言い換えの儀 → 「街語変換+散歩ジャーナル

適密は歩くと“成果”が目に見える(買えた・会えた・終えた)。自己評価を“街の出来事語”に言い換えると、行動燃料が戻る…💗

変換例:

料理は雑」→「速達料理で日を守った

恋愛経験微妙」→「再会確率場が未設定だった

散歩ジャーナル毎日3行):

1. 今日“徒歩半径だけで”済んだ用事(3つ)

2. 会釈/雑談した顔(1〜3人)

3. 明日、同じ半径で足す1アクション

最近流行りの「ことば脱棘(ことばだっきょく)」。適密の“達成の見える化”で言葉からトゲが抜ける…💗💗

2025-11-01

子供階段から落ちた

2人子供を連れて帰っていると、前を歩いていた方の子供が階段から落ちた。

急いで飛んでいくと外傷はないが泣いていたのであやした。

落ち着いたので、今晩はマクドナルドにするかと言うと喜んだ


夜、痛む所はないかと聞くと「ハッピーセットの話」が始まった

子育てってこうなんだよなと思った

2025-10-30

変な時間に起きるようになると

歳とった実感でてくるよな

…ウチは寝室が二階でトイレは一階なんだが、なんで家ん中で階段おりたりのぼったりしなきゃならんのだ、というシンドさも実感するようになる

近所で高齢者らしき住人がその親からの住居を建て替えてせっかくの二階や三階建てからペッタンコの平屋一階建てに新築してるのを見てどうしてわざわざ狭くするのかわかんねーもったいねーつまんねーとおもってたけど、とうとうそうしたがる気持ちがわかるようになっちまった

2025-10-29

anond:20251029103702

現場では「四萬」は「よんまん」って呼んでる人も多いし

中国読みに関しては現場レベルではこだわってない

 

街のジジババ向けの麻雀教室では

「暗刻」「対子」も名称は教えるけど説明には「トリオ」「ペア

順子」は「階段」を使ったりして簡易的に教えてほなやってみましょかでやってるところもある

実際、そのサークルの中でだけ打ってる分には別に困んねぇし

動画見る時も映像があったら大体わかるから

 

実際のルール呼称変更に関しては歴史のある遊戯から

野球戦時中に敵勢言語からつって「よし!」「だめ!」とか使わせてた定着しなかったし

麻雀呼称簡単にしたとしてうまく行くかは正直怪しいと思うわ

2025-10-27

あの世界観なら階段から落ちて死ぬより強〇の末殺害されてそうだし作中の大人子供に対してカバーストーリーとして言ってるだけだよな

2025-10-25

anond:20251024114111

いや、普通に見るけど、エスカレーター歩くのは危ないからやめろよとは思う。それをダッシュであがらないといけないやむにやまれない事情があるのかもしれないが。

鉄道各社にはちゃん階段を設置してほしいし、階段を上がる体力が無い民はおとなしくエスカレーターで止まって乗ってほしい。

さっきの夢めっちゃエロかった…続き見たい…

 

帰路についていた僕は途中に民家風の銭湯があることに気づき立ち寄ることにする、見た目は普通昭和の一軒家、一階がすぐ浴室になってて明らかにめっさ混んでてうわっと思ってギシギシ鳴る階段を上がる、二階が待合スペース兼普通に老若男女兼用の脱衣所になってて避難所っぽい空気がありけどすごいなエロいなと感心する、恥ずかしいから隅の方へ行ったら正面が一面鏡張りの壁(ダンスレッスンみたいな感じ)になっていて、僕はそこでとりあえず服を脱いでいると僕の後ろで黒髪女の子が半裸で開脚しててお股が丸見え、僕はガン見するしギンギン固くなっているしているペニスを隠さずに露呈している(すごい)、女の子がそれに気づいてニヤッと笑ってさらに股を大胆に開けたりタンクトップをまくって乳房を見せつけたり僕の股間に直接ふれたりしてからかってくる、「あれあれ?お兄さん?もしかして」とか言う、我慢汁ダラダラ、自然な流れで手淫をされてあえなく僕は濃い白い精液を放出する、女の子が満足げに笑ってふざけて小声で「おかあさぁーーん!」と叫ぶふりを始めて僕はオロオロする

 

そこで目覚めてしまった

またあの子に会いたい。。

2025-10-24

anond:20251024114111

急いでいようがいまいが常に歩きたい俺は

階段を歩く派になっちゃった

エスカレータの右側は常に空いているが

俺だけエスカレータを歩くのも気が引ける

伊香保 寺田寅彦

 二三年前の夏、未だ見たことのない伊香保榛名を見物の目的で出掛けたことがある。ところが、上野驛の改札口を這入つてから、ふとチヨツキのかくしへ手をやると、旅費の全部を入れた革財布がなくなつてゐた。改札口の混雜に紛れて何處かの「街の紳士」の手すさみに拔取られたものらしい。もう二度と出直す勇氣がなくなつてそれつきりそのまゝになつてしまつた。財布を取つた方も内容が期待を裏切つて失望したであらうから、結局此の伊香保行の企ては二人の人間失望させるだけの結果に終つた譯である

 此頃少し身體の工合が惡いので二三日保養のために何處か温泉にでも出掛けようといふ、その目的地に此の因縁つきの伊香保が選ばれることになつた。十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸すりの厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。

 途中の淋しい小驛の何處にでも、同じやうな乘合自動車アルミニウムペイントが輝いて居た。昔はかういふ驛には附きものであつたあのヨボ/\の老車夫の後姿にまつはる淡い感傷はもう今では味はゝれないものになつてしまつたのである

 或る小驛で停り合はせた荷物列車の一臺には生きた豚が滿載されて居た。車内が上下二段に仕切られたその上下に、生きてゐる肥つた白い豚がぎつしり詰まつてゐる。中には可愛い眼で此方を覗いてゐるのもある。宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。此等の豚どもはみんな殺されに行く途中なのであらう。

 進行中の汽車から三町位はなれた工場の高い煙突の煙が大體東へ靡いて居るのに、すぐ近くの工場の低い煙突の煙が南へ流れて居るのに氣がついた。汽車が突進して居る爲に其の周圍に逆行氣流が起る、その影響かと思つて見たがそれにしても少し腑に落ちない。此れから行先にまだいくらも同じやうな煙突の一對があるだらうからもう少し詳しく觀察してやらうと思つて注意してゐたが、たうとう見付からずに澁川へ着いてしまつた。いくらでも代はりのありさうなものが實は此の世の中には存外ないのである。さうして、ありさうもないものが時々あるのも此の世の中である

 澁川驛前にはバス電車伊香保行の客を待つてゐる。大多數の客はバスを選ぶやうである電車の運轉手は、しきりにベルを踏み鳴らしながら、併しわり合にのんきさうな顏をしてバスに押し込む遊山客の群を眺めて居たのである。疾とうの昔から敗者の運命に超越してしまつたのであらう。自分も同行Sも結局矢張りバスもつ近代味の誘惑に牽き付けられてバスを選んだ。存外すいて居る車に乘込んだが、すぐあとから小團體がやつて來て完全に車内の空間を充填してしまつた。酒の香がたゞよつて居た。

 道傍の崖に輕石の層が見える。淺間山麓一面を埋めて居るとよく似た豌豆大の粒の集積したものである。淺間のが此邊迄も降つたとは思はれない。何萬年も昔に榛名火山自身の噴出したものかも知れない。それとも隣りの赤城山の噴出物のお裾分けかも知れない。

 前日に伊香保通のM君に聞いたところでは宿屋はKKの別館が靜かでいゝだらうといふことであつた。でも、うつかりいきなり行つたのでは斷られはしないかと聞いたら、そんなことはないといふ話であつた。それで、バスを降りてから二人で一つづゝカバンを提げて、すぐそこの別館の戸口迄歩いて行つた。館内は森閑として玄關には人氣がない。しばらくして内から年取つた番頭らしいのが出て來たが、別に這入れとも云はず突立つたまゝで不思議さうに吾々二人を見下ろしてゐる。此れはいけないと思つたが、何處か部屋はありませうかと聞かない譯にも行かなかつた。すると、多分番頭と思はれる五十恰好のその人は、恰度例へば何處かの役所の極めて親切な門衞のやうな態度で「前からの御申込でなければとてもとても……」と云つて、突然に乘込んで來ることの迂闊さを吾々に教へて呉れるのであつた。向うの階段の下では手拭を冠つて尻端折つて箒を持つた女中が三人、姦の字の形に寄合つて吾々二人の顏を穴のあく程見据えてゐた。

 カバンをぶら下げて、悄々しをしをともとのバスの待合所へ歸つて來たら、どういふものか急に東京へそのまゝ引き返したくなつた。此の坂だらけの町を、あるかないか當てにならない宿を求めて歩き※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない、それよりか寧ろ東京の宅の縁側で咲殘りのカンナでも眺めて欠伸をする方が遙かに有效であらうと思つたのである。併し、歸ることは歸るとしても兎も角も其處らを少し歩いてから歸つても遲くはないだらうとSがいふので、厄介な荷物を一時バスの待合所へ預けておいてぶら/\と坂道を上つて行つた。

 宿屋が滿員の場合には入口に「滿員」の札でも出しておいたら便利であらう。又兎も角も折角其家を目指して遙々遠方から尋ねて來た客を、どうしても收容し切れない場合なら、せめて電話温泉旅館組合の中の心當りを聞いてやる位の便宜をはかつてやつてはどうか。頼りにして來た客を、假令それがどんな人體であるにしても、尋ねてくるのが始めから間違つてゐるかのやうに取扱ふのは少し可哀相であらう。さうする位ならば「旅行案内」などの廣告にちやんと其旨を明記しておく方が親切であらう。

 こんな敗者の繰言を少し貧血を起しかけた頭の中で繰返しながら狹い坂町を歩いてゐるうちに、思ひの外感じのいゝ新らしいM旅館別館の三階に、思ひもかけなかつた程に見晴らしの好い一室があいてゐるのを搜しあてゝ、それで漸く、暗くなりかゝつた機嫌を取直すことが出來たと同時に馴れぬ旅行疲れた神經と肉體とをゆつくり休めることが出來たのは仕合せであつた。

 此室の窓から眼下に見える同じ宿の本館には團體客が續々入込んでゐるやうである。其の本館から下方の山腹にはもう人家が少く、色々の樹林に蔽はれた山腹の斜面が午後の日に照らされて中々美しい。遠く裾野には稻田の黄色い斑の縞模樣が擴がり、其の遙かな向うには名を知らぬ山脈が盛上がつて、其の山腹に刻まれた褶襞の影日向が深い色調で鮮かに畫き出されて居る。反對側の、山の方へ向いた廊下へ出て見ると、此の山腹一面に築き上げ築き重ねた温泉旅館ばかりの集落は世にも不思議な標本的の光景である。昔、ローマ近くのアルバ地方遊んだ時に、「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある。其の湖の一方から見た同じ名の市街の眺めと、此處の眺めとは何處か似た所がある。併し、古い伊太利の彼の田舍町は油繪になり易いが此處のは版畫に適しさうである。數年前に此地に大火があつたさうであるが、成程火災の傳播には可也都合よく出來てゐる。餘程特別防火設備必要であらうと思はれる。

 一と休みしてから湯元を見に出かけた。此の小市街横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。宿屋お土産を賣る店の外には實に何もない町である。山腹温泉街の一つの標本として人文地理學者の研究に値ひするであらう。

 階段の上ぼりつめに伊香保神社があつて、そこを右へ曲ると溪流に臨んだ崖道に出る。此の道路にも土産物を賣る店の連鎖が延長して溪流の眺めを杜絶してゐるのである。湯の流れに湯の花がつくやうに、かういふ處の人の流れの道筋にはきまつて此のやうな賣店の行列がきたなく付くのである。一寸珍らしいと思ふのは此道の兩側の色々の樹木に木札がぶら下げてあつて、それに樹の名前が書いてあることである。併し、流石にラテン語の學名は略してある。

 崖崩れを石垣で喰ひ止める爲に、金のかゝつた工事がしてある。此れ位の細工で防がれる程度の崩れ方もあるであらうが、此の十倍百倍の大工事でも綺麗に押し流すやうな崩壞が明日にも起らないといふ保證は易者にも學者にも誰にも出來ない。さういふ未來の可能性を考へない間が現世の極樂である自然可能性に盲目な點では人間も蟻も大してちがはない。

 此邊迄來ると紅葉がもうところ斑に色付いて居る。細い溪流の橋の兩側と云つたやうな處のが特に紅葉が早いらしい。夜中にかうした澤を吹下ろす寒風の影響であらうか。寫眞師がアルバムをひろげながらうるさく撮影をすゝめる。「心中ぢやないから」と云つて斷わる。

 湯元迄行つた頃にはもう日が峯の彼方にかくれて、夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た。樹木の幹の色彩がかういふ時には實に美しく見えるものであるが、どういふもの特に樹幹の色を讚美する人は少ないやうである

 此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。澤山の旅館の浴槽を充たしてなほ餘りがあると見えて、惜氣もなく道端の小溝に溢れ流れ下つて溪流に注いで居る。或る他の國の或る小温泉では、僅かにつの浴槽にやつと間に合ふ位の湯が生温るくて、それを熱くする爲に一生涯骨を折つて、やつと死ぬ一年前に成功した人がある。其人が此處を見たときにどんな氣がしたか。有る處にはあり餘つて無い處にはないといふのは、智慧黄金に限らず、勝景や温泉に限らぬ自然の大法則であるらしい。生きてゐ自然界には平等存在せず、平等は即ち宇宙の死を意味する。いくら革命を起して人間の首を切つても、金持と天才との種を絶やすことは六かしい。ましてや少しでも自己觸媒作用オートカタリテイツク・アクシヨンのある所には、ものの片寄るのが寧ろ普遍現象からである。さうして方則に順應するのは榮え、反逆するものは亡びるのも亦普遍現象である

 宿へ歸つて見ると自分等の泊つてゐる新館にも二三の團體客が到着して賑やかである。○○銀行○○課の一團は物靜かでモーニングを着た官吏風の人が多い。○○百貨店○○支店の一行は和服が多く、此方は藝者を揚げて三絃の音を響かせて居るが、肝心の本職の藝者の歌謠の節※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はしが大分危なつかしく、寧ろ御客の中に一人いゝ聲を出すのが居て、それがやゝもすると外れかゝる調子を引戻して居るのは面白い。ずつと下の方の座敷には足踏み轟かして東京音頭を踊つて居るらしい一團がある。人數は少いが此組が壓倒的優勢を占めて居るやうである

 今度は自分などのやうに、うるさく騷がしい都を離れて、しばらく疲れた頭を休める爲にかういふ山中自然を索たづねて來るものゝある一方では又、東京では斷ち切れない色々の窮屈を束縛をふりちぎつて、一日だけ、はめを外づして暴れ※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はる爲にわざ/\かういふ土地を選んで來る人もあるのである。此れも人間界の現象である。此の二種類の人間相撲になれば明白に前者の敗である後者の方は、宿の中でも出來るだけ濃厚なる存在を強調する爲か、廊下を歩くにも必要以上に足音を高く轟かし、三尺はなれた仲間に話をするのでも、宿屋中に響くやうに大きな聲を出すのであるが、前者の部類の客はあてがはれた室の圍ひの中に小さくなつて、其の騷ぎを聞きつゝ眠られぬ臥床ふしどの上に輾轉するより外に途がないのである。床の間を見ると贋物の不折の軸が懸かつて居る、その五言の漢詩の結句が「枕を拂つて長夜に憐む」といふのであつたのは偶然である。やつと團體の靜まる頃には隣室へ子供づれの客が着いた。單調な東京音頭は嵐か波の音と思つて聽き流すことが出來ると假定しても、可愛い子供の片言は身につまされてどうにも耳朶の外側に走らせることの出來ぬものである。電燈の光が弱いから讀書で紛らすことも出來ない。

 やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。併し、かうした山腹の湯の町の夜の雰圍氣を通して響いて來る此の民衆音樂の調べには、何處か昔の按摩の笛や、辻占賣の聲などのもつて居た情調を想ひ出させるやうな或るものが無いとは云はれない。

 蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐ家族連の客があつた。此れも存在の鮮明な點に於て前述の東京音頭の連中と同種類に屬する人達であらう。

 夜中に驟雨があつた。朝はもう降り止んではゐたが、空は低く曇つてゐた。兎も角も榛名湖畔迄上ぼつて見ようといふので、ケーブルカー停車場のある谷底下りて行つた。此の谷底停車場風景は一寸面白い。見ると、改札口へ登つて行く階段だか斜面だかには夥しい人の群が押しかてゐる。それがなんだか若芽についたあぶら蟲か、腫物につけた蛭の群のやうに、ぎつしり詰まつて身動きも出來さうにない。それだのにあとから/\此處を目指して町の方から坂を下りて來る人の群は段々に増すばかりである。此の有樣を見て居たら急に胃の工合が變になつて來て待合室の腰掛に一時の避難所を求めなければならなかつた。「おぢいさんが人癲癇を起こした」と云つてSが笑出したが、兎も角も榛名行は中止、その代りつい近所だと云ふ七重の瀧へ行つて見ることにした。此の道筋の林間の小徑は往來の人通りも稀れで、安價なる人癲癇は忽ち解消した。前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた。

 七重の瀧の茶店で「燒饅頭」と貼札したものを試みに注文したら、丸いパンのやうなもの味噌※(「滔」の「さんずい」に代えて「しょくへん」、第4水準2-92-68)を塗つたものであつた。東京下町若旦那らしい一團が銘々にカメラを持つてゐて、思ひ思ひに三脚を立てゝ御誂向の瀧を撮影する。ピントを覗く爲に皆申合せたやうに羽織の裾をまくつて頭に冠ると、銘々の羽織の裏の鹽瀬の美しい模樣が茶店に休んでゐる女學生達の面前にずらりと陳列される趣向になつてゐた。

 溪を下りて行くと別莊だか茶店だかゞあつて其前の養魚池の岸にかはせみが一羽止まつて居たが、下の方から青年團の服を着た男が長い杖をふりまはして上がつて來たので其のフアシズムの前に氣の弱い小鳥は驚いて茂みに飛び込んでしまつた。

 大杉公園といふのはどんな處かと思つたら、とある神社杉並木のことであつた。併し杉並木は美しい。太古の苔の匂ひがする。ボロ洋服を着た小學生が三人、一匹の眞白な野羊を荒繩の手綱で曳いて驅け※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)つてゐたが、どう思つたか自分が寫眞をとつて居る傍へ來て帽子を取つてお辭儀をした。學校の先生と間違へたのかどうだか分らない。昔郷里の田舍を歩いて居て、よく知らぬ小學生に禮をされた事を想ひ出して、時代が急に明治に逆戻りするやうな氣がした。此邊では未だイデオロギー階級鬪爭意識が普及して居ないのであらう。社前の茶店葡萄棚がある。一つの棚は普通のぶだうだが、もう一つのは山葡萄紅葉てゐる。店の婆さんに聞くと、山葡萄は棚にしたら一向に實がならぬさうである。山葡萄は矢張り人家にはそぐはないと見える。

 茶店の周圍に花畑がある。花を切つて高崎へでも賣りに出すのかと聞くと、唯々お客さんに自由に進呈するためだといふ。此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか、妙にのんびりした閑寂の別天地である。薄雲を透した日光が暫く此の靜かな村里を照らして、ダリアコスモスが光り輝くやうに見えた。

 宿へ歸つて晝飯を食つてゐる頃から、宿が又昨日に増して賑やかになつた。日本橋邊の或る金融機關の團體客百二十人が到着したのである。其爲に階上階下の部屋といふ部屋は一杯で廊下の籐椅子に迄もはみ出してゐる。吾々は、此處へ來たときから約束暫時帳場の横へ移轉することになつた。

 部屋に籠つて寐轉んで居ると、すぐ近くの階段廊下を往來する人々の足音が間斷なく聞こえ、それが丁度御會式の太鼓のやうに響き渡り、音ばかりでなく家屋全體が其の色々な固有振動の週期で連續的に振動して居る。さういふ状態が一時間時間[#「二時間」は底本では「二間時」]三時間と經過しても一向に變りがない。

 一體どうして、かういふ風に連續的に足音や地響きが持續するかといふ理由を考へて見た。百數十人の人間が二人三人づつ交る/″\階下の浴室へ出掛けて行き、又歸つて來る。その際に一人が五つの階段の一段々々を踏み鳴らす。其外に平坦な縁側や廊下をあるく音も加はる。假に、一人宛て百囘の音を寄與コントリビユートするとして、百五十で一萬五千囘、此れを假に午後二時から五時迄の三時間、即ち一萬八百秒に割當てると毎一秒間に平均一囘よりは少し多くなる勘定である。此外に浴室通ひ以外の室と室との交通、又女中下男の忙はしい反復往來をも考慮に加へると、一秒間に三囘や四囘に達するのは雜作もないことである。即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。唯々面白いのは、此の何萬囘の足音が一度にかたまつて發しないで、實にうまく一樣に時間的に配分されて、勿論多少の自然的偏倚は示しながらも統計的に一樣な毎秒平均足音數を示してゐることである。容器の中の瓦斯體の分子が、その熱擾動サーマルアヂテーシヨンのために器壁に反覆衝突するのが、いくらか此れに似た状況であらうと思はれた。かうなると人間も矢張り一つの分子」になつてしまふのである

 室に寐ころんだ切り、ぼんやり此んなことを考へてゐる内に四時になつた。すると階下の大廣間の演藝場と思はれる見當で東京音頭の大會が始まつた。さうして此れが約三十分續いた。それが終つても、未だその陶醉的歡喜の惰性を階上迄持込[#「持込」は底本では「持迄」]んで客室前の廊下を踏鳴らしながら濁聲高く唄ひ踊る小集團もあつた。

バス切符を御忘れにならないやうに」と大聲で何遍となく繰返して居るのが聞こえた。それからしばらくすると、急に家中がしんとして、大風の後のやうな靜穩が此の山腹全體を支配するやうに感ぜられた。一時間前の伊香保とは丸で別な伊香保が出現したやうに思はれた。三階の廊下から見上げた山腹の各旅館の、明るく灯のともつた室々の障子の列が上へ上へと暗い夜空の上に累積してゐ光景は、龍宮城のやうに、蜃氣樓のやうに、又ニユーヨークの摩天樓街のやうにも思はれた。晝間は出入の織るやうに忙がしかつた各旅館の玄關にも今は殆ど人氣が見えず、野良犬がそこらをうろ/\して居るのが見えた。

 團體の爲に一時小さな室に追ひやられた埋合せに、今度はがらあきになつた三階の一番廣く見晴らしのいゝ上等の室に移され、地面迄數へると五階の窓下を、淙々として流れる溪流の水音と、窓外の高杉の梢にしみ入る山雨の音を聞きながら此處へ來てはじめての安らかな眠りに落ちて行つた。

 翌日も雨は止んだが空は晴れさうもなかつた。霧が湧いたり消えたりして、山腹から山麓へかけての景色を取換へ取換へ迅速に樣々に變化させる。世にも美しい天工の紙芝居である。一寸青空が顏を出したと思ふと又降出す。

 とある宿屋の前の崖にコンクリート道路と同平面のテラスを造り其の下の空間を物置にして居るのがあるのは思ひ付きである。此の近代設備の脚下の道傍に古い石地藏が赤い涎掛けをして、さうして雨曝しになつて小さく鎭座して居るのが奇觀である。此處らに未だ家も何もなかつた昔から此の地藏尊は此の山腹の小道の傍に立つて居て、さうして次第に開ける此の町の發展を見守つて來たであらうが、物を云はぬから聞いて見る譯にも行かない。

 晝飯をすませて、そろ/\歸る支度にかゝる頃から空が次第に明るくなつて來て、やがて雲が破れ、東の谷間に虹の橋が懸つた。

 歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。山を下つて氣壓が變る爲に鼓膜の壓迫されたことを云つて居るらしい。唾を飮み込めば直るといふことを知らないと見える。小學校や中學校でこのやうな科學的常識を教はらなかつたものと思はれる。學校の教育でも時には要らぬ事を教へて要ることを教へるのを忘れて居る場合があるのかも知れない。尤も教へても教へ方が惡いか、教はる方の心掛けが惡ければ教へないのも同じになる譯ではある。

 上野へついて地下室の大阪料理で夕食を食つた。土瓶むしの土瓶のつるを持ち上げると土瓶が横に傾いて汁がこぼれた。土瓶の耳の幅が廣過ぎるのである。此處にも簡單な物理學が考慮の外に置かれてゐるのであつた。どうして、かう「科學」といふものが我が文化日本で嫌はれ敬遠されるかゞ不思議である

 雨の爲に榛名湖は見られなかつたが、併し雨のおかげでからだの休養が出來た。讀まず、書かず、電話が掛からず、手紙が來ず、人に會はずの三日間で頭の疲れが直り、從つて胃の苦情もいくらか減つたやうである。その上に、宿屋階段の連續的足音の奇現象を觀察することの出來たのは思はぬ拾ひものであつた。

 温泉には三度しかはひらなかつた。湯は黄色く濁つてゐて、それに少しぬるくて餘り氣持がよくなかつた。その上に階段を五つも下りて又上がらなければならなかつた。温泉場と階段はとかくつきものである温泉場へ來たからには義理にも度々温泉に浴しなければならないといふ譯もないが、すこしすまなかつたやうな氣がする。

 他の温泉でもさうであるが、浴槽に浸つて居ると、槽外の流しでからだを洗つて居る浴客がざあつと溜め桶の水を肩からあびる。そのしぶきが散つて此方の頭上に降りかゝるのはそれ程潔癖でないつもりの自分にも餘り愉快でない。此れも矢張り宿屋蓄音機を持ち込み、宿屋東京音頭を踊る Permalink | 記事への反応(0) | 18:19

anond:20251024173954

階段を全力で駆け登った方が速いぞ。

急いでるならチンタラ歩いてんじゃねえよ。

2025-10-21

モテる方法というか異性とコミュニケーションする方法

私は古のエロゲで学びました、以上。

と終わると怒られそうなので、もう少し説明します。

古のゲームには恋愛シミュレーションというジャンルがありましたが、その中でも有名なときめきメモリアルではなく、蛭田昌人が作っていた同級生や下級生がメインテーマになります

恋愛シミュレーションはその後廃れていくジャンルになるわけですが、それは多くのゲームジャンル恋愛シミュレーション要素が回収されていったためです。例えば、皆さんがやっているソシャゲにもキャラクターから好感度があり、3択の選択肢好感度が上がっていく、という要素がありますね。こんな風に他ジャンルの中に一要素として埋め込まれたのです。

じゃあ、そういう最近ゲームをしてるので、お前と変わらないのでは?と思われるかもしれませんが、大きく異なります

最近好感度要素は基本的RPG経験値と同じです。値は基本的に増加するもので、さらに同じプレゼントを500個あげたらその分好感度が上がります。めちゃくちゃ定量的概念なのですね。

最近好感度 = 経験値と覚えてください。

では、古の恋愛シミュレーションでは好感度は何だったのか?

それは文脈という名のフラグ管理です。

私は下級生というゲーム恋愛の全てを学んだのですが、あるキャラクターは単純に会話やプレゼントではある程度の好感度までは上がるけれど、そのあとが上がらなくなるんですね。

そこではそのキャラクターが別の男性キャラクターに振られるというイベントを経て初めて主人公恋愛対象になったり、

友人の女性キャラクター主人公のことを好きになっている様子をみて初めて自分主人公アタックをし始めたりと、

様々な出来事を通した文脈主人公恋愛関係になったり、ならなかったりするんです。

この文脈というのは恋愛にとってとても大事で、いきなりデートに誘ったら振られた、というのがこれに当たるわけです。

また、よくあるアドバイスでいきなり二人でデートに誘わずに、学校職場の仲間みんなでお出かけや飲み会、次に二人での軽いランチや軽い夕食、次にデートと順を踏むことをアドバイスすることがあります

このアドバイスは半分正しいですが、半分間違いです。最初の「学校職場の仲間みんなでお出かけや飲み会」をしたからといって、それで実績解除にはならないんですね。

その「学校職場の仲間みんなでお出かけや飲み会」で隣に座って子供時代の話で盛り上がった、とか帰り道の方向が同じだったので帰りの電車の中で今日感想を言い合った、などの

二人だけの小さな秘密になるようなイベントを起こす必要があるわけです。だから、次に二人での軽いランチや軽い夕食ができるのであって、職場のみんなで飲み会をしたから次はランチに誘おう、という思考回路は間違ってるわけですね。

結局、人間関係は単純に単調増加する経験値的な好感度ではなく、特定イベントを通じた文脈によって階段状に上がっていく好感度なんです(これは異性だけでなく、同性でも同じはずです)

それを理解することなく、総会話時間が100分を超えたから、LINEの往復やりとりが100通を超えたから次の段階へ、ではないわけですね。

皆さん、下級生をやりましょう

タイトルで損をしていますが、ほぼ下級生は出てこず、ロリコン向け作品ではないです。下級生2はやらなくて良いです

2025-10-18

anond:20251017145418

ある程度、増田自分は似たり寄ったりですね。

自分は50歳だが、コロナ禍の際にコロナ感染し、後遺症でのブレインフォグ+体力激減。

コロナから明らかに頭の中が靄がかかったように集中力が無くなったし、階段上り下りでも息切れするようになった。

その後騙し騙しで仕事を繋いで静かな退職で定年まで繋ぐつもりだったけれど、他現場での人手不足による突然の異動。異動は全く気が進まなかった。

異動に関しては嫌な予感もしていたのが的中。

今までの経験からやる事は分かっていても、新しい現場での割とどうでも良さそうな文化の違いで指摘されたり、ルーチンワークだけどまた1から覚え直すのがもの凄く苦痛になった。

結局、長く持たずに適応障害になって、その後退職する羽目になった。

2025-10-17

市街地にポツンと取り残されたような小さめの岩山というか丘というか

なんか階段神社があったり、登れそうで登る道が見当たらなかったり、採石とかのために削られまくってたり、コンクリで固められて墓場になってたりする

あいうのがすごい好き

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