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2025-10-27

鬼滅とチェンソーまとめ見した(後半チェンソーマンネタバレ付き

はてブ上田麗奈凄いとあったのでチェンソー見る気になり、同じIMAXで鬼滅もついでに見た

 

鬼滅は後から考えるとすごかった

原作既読アニメは2期途中脱落、原作知ってれば大丈夫だろうと判断

和風建築立体物をビャーっと移動してはバトル、を2時間半ずっと繰り返すだけだった

全部をセリフ説明してて、絵も強調しておきたいとこをじっくり強調して見せてて、複雑なことは一切なく、平板の極み

 

が、よく考えるとストーリー知ってて新鮮味のないバトルだけで2時間半を特に引っかからず見れてしまった時点で凄かった

自分は途中で引っかかると直ぐ視聴を止めてしまうし、映画館でも見始めて1分で引いてしまったりするんで、

説明台詞ばっかバトルばっかの絵をずっと違和感なく見ていられたの変じゃね? と後からびっくりした

よくある作画凄いアニメのスゴイ飛び道具もあんまなかった気がするし、それだけ絵で保たせきったということなんだなと

 

チェンソーマンは思ってたのと違った

こちらは原作未読なのでTVアニメ(総集編じゃない通常版)を予習して見た

 

上田麗奈あんま蠱惑的じゃなかった

自分の知る上田麗奈の最悪蠱惑キャラは「陰の実力者になりたくて!」2期後半に出てた脇役

1期2期の二桁いるヒロインたち(ピンで客を引っ張れる声優ばっか)を全員一掃する攻撃力で「こいつラスボスだろ」と思ったのに違った

あのストーリー組み立てすらぶっ壊す破壊力を、映画館音響で聴けるのかと期待してた

・どっちかというとみゃー姉だった

から調べると演技プラン変更して抑える方向だったそう

おそらく

  1. 作画で蠱惑的に振舞ってるので声まで色気多めでやると過剰
  2. レゼの解釈の段階でファムファタールとして描いてない

1は、声優さんが演技全開するのは作画ヘタれて声で全部を表現しなきゃいけないときで(たとえば最高の故田中敦子が見れるのは「 Cutie Honey Universe 」)、上田麗奈が高めの攻撃力でやりすぎるとアカン、というのは判る

じゃあ、なぜ上田麗奈なのか

TVで上田麗奈を充てちゃったからかな?

いや上田麗奈でしっかりハマってましたけども、そこは普通に上手いからね

2は、デンジじゃなくレゼを映画主人公として描いたのかな

 

 

以下チェンソーマン界隈の話(ネタバレ

藤本タツキは金払うほど好きじゃない

ファイアパンチ途中までは覚えてるが最後どうなったか忘れた。その他はネット無料で見れるときは見る程度

基本的漫画がヘタで、技術的にヘタなのと本人の熱量というか過剰さがあるのと、

読者が漫画を読むの下手で過剰に押し込まれないと読めないのと、

読者が実写ぽさ(デフォルメじゃないという程度の意味)に寄せると絵が上手いと思ってくれるのとの合成で、藤本タツキ漫画が成立してる(最近は知らない)

TVアニメ版はオサレだった

監督が全部悪いとは思わないが、オサレだった

ジャンプ子供向けだと凄く子供向けに振る(スパイファミリーとか)し、女子向けだとすごく女子向けにするし(呪術とか)、たぶんアンケート高齢女性ファン層向けと判断してオサレOK出したんだろうし、ED曲が毎回違うとか監督独断で決めれるわけもないので、オサレで行くって関係者皆で決めたんだろうけど、呪術じゃないんだから

・なんで主人公チェンソーなのか

TVシリーズ最後のバトルで敵を一刀両断してたけど斬鉄剣みたいのだとチェンソー意味ない

原作どうか知らんが肌に食い込み肉を引き裂き血と肉片をそこらじゅうに撒き散らすチェンソーから藤本主人公

斬鉄剣やりたかったら主人公日本刀マンにリデザインすべきで、そこは「オフビート演出統一たかったんじゃね」で済む話ではない

原作もそういう絵だったらアニメでむしろ改変すべきですらある

とはいえアニメリアル肉片はムズイよね

漫画でもたぶん自粛ありそうだが血や肉片を散らかしまくると規制に引っ掛かりまくりそう

そのへんもオサレ路線理由かもしれない

映画チェンソーでぶった切りまくりのキメ絵を漫画に寄せてたのもガチ肉片とガチ血しぶきを避ける都合かな

・余談だがキメの絵を漫画書き込み調の止め絵にする演出増田が初めて見たのは実写デビルマン

デビルマンフォロワーであるチェンソーマンでこの技法を使ったのは意図的じゃないか

真似される技法開拓映画チェンソーマンに繋いだ実写デビルマンネットはいつまでネタ扱いし続けるのだろう

・ところで島本和彦は頭いい

藤本タツキぽさは過剰さがあって成立するわけで、ルックバックの二人に炎尾燃が割り込む同人表紙はそういう過剰さを足したいという批評だろう

炎の転校生」の頃から熱血を距離を置いて観察しつつ否定せずの島本ならでは

オサレでは足りないのだ

炎尾燃が割り込まないチェンソー映画は、TVとそこまで変わってない

藤本タツキぽい過剰さはあんまないというか、しっかり情報整理しまくって綺麗に腑分けしてる

オサレではなくなり、よく練りこまれたウェルメイドに落ち着いた感じ

・「映画」というワードを巡るぐるぐるがすごかった

藤本タツキ映画好き。その映画好き成分を漫画に上手く変換できてるわけではない

映画漫画にしきれない原形とどめた形でひり出しちゃった漫画原作劇場映画の形にする奇形入れ子状態

・TVアニメフォーマットの延長で「映画」になりおおせてるのが凄い

実写映画アニメーション映画既存形式よりかTVアニメ形式に寄ってる感じがある

詰め込んでるのもあって短いカットばかりだし映画でございみたいな構図で絵を作るみたいのもあん押し出してこない

しかしそこに原作の「映画のまねごと」という要素をうまく取り込んで映画ショットぽいのを取り込んでる

あくまで「ぽい」であり映画ショットのものではないが映画ショットのよう、ややこしいことやってる

・OPアニメがすごい

完全に日本のTVアニメのOPのフォーマットであり映画文法では全くないのだが

作品要素をOPで説明しきる」という伝統が培ってきた技法をフル活用して、

TVアニメ最終話の直後という時系列説明と同時にデンジが手放したくないと思ってる現在生活説明

マキマの存在感キャラクター説明をこなしつつ終盤に繋げる伏線を描き

ちょい出の脇キャラ顔みせしつつ悪魔存在主人公たちの悪魔退治業務説明

デンジチェンソーマンに変身するのとデンジ変顔しまくりのバカキャラなのを説明し、と

OPアニメ最初から全部読み取るのは無理だと思うが、TVアニメを見ずに映画だけ見に来た層が話についていける情報網羅しきっている

・マキマさんの映画感想がすごい

メタで本作について言われそうなのを先回りしてて、けなす方向でも褒める方向でもSNSのお手軽一言で終わらせねーぞという粘っこさがすごい

レゼ編全体の絵図面最初から描いてるらしきマキマが映画見て感想言うことで「映画ぽさを装う映画」という形式の上にさらに被せてくる

・このへんで鬼滅の映画ぽくなさと頭の中でつながり始める

チェンソーマンはいかに映画でございを装いつつもTVアニメフォーマットを駆使する

鬼滅は世間様の言うような映画ぽさをはなから捨て去って絵ぢから映画にしてる

なんだこいつら

しか原作映画漫画なので話としては手堅く映画

だいたい寅さんデンジ寅さんでレゼがマドンナ

・だけどデンジ寅さんじゃない

寅さん所属組織なしのフーテンだがデンジはマキマの飼い犬

ジゴロじゃなくてホストクラブホストで鎖つながれたままでした、という

レゼの気分的には「俺たちに明日はない」で、中盤で逃げようって言ってる時点で気分的には逃避行が始まってて

デンジとのバトルはまあ、無理心中であり、エッチ行為ですよね

マドンナというには境遇がだいぶ

デンジ最後二人が哀しきしあわせエッチってことはモブ殺し屋さん絞めてるの無理やりエッチメタファだろうし

売春なのか他のシチュなのかは不明だが行為あいだずっと意識を逸らして歌ってるのとか判りやすすぎる

・自認レゼ多いってそういう感じすか

薬屋の猫猫も左腕のは薬や毒の実験としてるけど露骨にためらい傷のメタファだし

服毒したがるとか自傷自己の肉体の存在確認してんだろうな、だし

推理しまくるくせに認識したくないことに気づきそうになると意識飛んで思考キャンセルするし

猫猫やレゼに自己投影する女性が多い時代って、あんまし……いや

・そら宇多田ヒカルが歌うよなあ

いい意味でも悪い意味でも納得感しかない

パワーが二人の思い出の喫茶店に来襲とか、うわ

幸せ上田麗奈

ファムファタールじゃなくていいよ

「ばくおん!」の頃にもどって

空っぽ天然でいて

 

映画のような映画でないような

フォーマットとしてTVアニメシリーズ形式性に強く規定された上で巷間での映画らしさみたいのを侵食してく

すごい時代すね

2025-08-12

中居くんが雷に打たれて骨描写の後、初恋弾き語り流れる番組めっっちゃ前にあって。すごいガキのときにそれを見た。

ノスタルジーだと思う。世紀末メダロットフィギュアと共に。姫神OP歌ってた動物番組と共に。幼き日の傍観が、「ガキって知ってることと知らないこと色々あるな。先生俺それ知ってる。言葉が出ない。覚えてよう忘れないように」と決意した幼稚園入口プール横に混ざる。

しかし、その映像を見るわけにはいかない。あまりにたどたどしいのだ。俺の辿った軌跡。フラフラしすぎ。情けない、未来のなさが垣間見える過去

FBのやつら、みんなすげー仕事してる。スキルある。俺はプータロー。月雇仕事に精を出す。個人事業主フーテン。俺は何なんだ。何丁目にいるんだ。GPSオフなのか。Bluetoothじゃだめですか(蓮舫)。

2025-03-27

anond:20250327010948

とら「私、生まれも育ちもアメリカ合衆国です。ハドソン川で産湯をつかい、姓はトランプ、名はドナルド、人呼んでフーテンのトラと発します」

2025-03-14

男はつらいよフーテン寅さんフーテン意味

なんか男は泣き言いうなとか男らしくないとか男から降りればいいなんて言う割には

以前から男はつらいよ」が人気らしかったけど、これって男はつらいから人気だったの?

フーテン寅さんフーテンって瘋癲と書く

瘋癲→「社会生活からあぶれた人間」とか「精神が安定してない人」「フラフラしてる怪しい人」みたいな意味あい言葉

まり弱者男性のものでは?あれ?弱者男性って透明化されてるんじゃなかったっけ?全然透明化されてなくない?

弱者男性って新そうで昔からあるじゃんとか思ってしまった

2024-06-13

バカ無能な女はつらいよ

まれも育ちも庶民

長野善光寺で産湯をもらって以来つつがなく生きてまいりました。

長野善光寺に産湯はないです。そういう書き出しにしたかっただけ)

卒業以来親元を離れ東京の片隅でそれなりに働いて暮らしております

会社には私のような庶民から上流の方々までいろんな階層人間がいて、多少交流させていただくこともございます

ある時、ひょんなことから重役のご子息とご一緒させていただきまして、不釣り合いだと思いながらもお付き合いさせていただくことになりました。

と、私は思っていましたが、どうも勘違いだったようです。

どうも世間知らずゆえ、体を重ねるということは即ち結婚を見据えた交際なのである思い込み、恥ずかしながらその後で、それはセフレというものであると知ったというていたらく。

お笑い種でございます

彼のご一族はみなさんなにかしらの立派な企業のお偉いさんらしく、都立大にある彼の広いマンションのお部屋でそのご一族会合のお写真なんかを拝見したりして、なんだか異世界に迷い込んだような心持ちがしたものです。

けれどもそんな夢心地もつかの間、何かの折に結婚の話になりまして「君みたいなのを家族に会わせたらみんなびっくりしちゃうよ、ありえない」と言われた時、そうかそれは承前のものとして弁えておくべきことであったか、私は何を勘違いしていたのかと、恥ずかしくて顔から火が出る思いでございました。

しかし同時にそういう上流の方々と私はなにが違うのか、私の何を見てびっくりさせてしまうのか、とんと見当がつかないことになにか心許なさのようなものを感じたことも覚えております

それから数年後、私と同じような家柄の庶民男性と一緒になりました。

二女をもうけ、不器用ながらも子育て仕事に励んでおりましたが、出産以降は体力が落ち、仕事パフォーマンスは全盛期の半分ほどになりました。

それでもなんとか夫と共に働き子育てをし、幸いなことに子供特に大きな病気などにも罹らず健やかに大きくなり、ある日、夫は中学受験をさせたいと言いました。

もっとも私も夫も片田舎出身ゆえ、ふたりともその経験はありません。

なにから始めたらいいか右も左もわからないまま上の子は5年生にさしかかりました。

とりあえず塾。しかし私も元々成績も芳しくなく偏差値50ちょっと学校をやっとこさ出たような身で、それも勉強のしかたなどなにもわからないままなんとなく末席に身を置いていたようなもの

子供に教えられるほどの効率的有効勉強法など持ち合わせてはおりません。

子供たちが安心して勉強できるようにとちょっと無理をして中古住宅を購入し、夫はこれからかかるであろう学費のためにも仕事に励んでくれていますから、夫に頼るわけにもいきません。

塾での成績もなかなか思わしくなく、塾を嫌がる子供をなだめたりすかしたりおどしたりしながらなんとか通わせる、家族ともどもストレスフルな日常

こんな状態では二月の勝者でいうところの「養分」にすぎないことは重々承知

それでもつきっきりで子供にしてやれそうなことはいくつかは思いつくものの、出産以来の体力の激減、それによる仕事の遅延への焦り、そこに更年期障害の体調の悪さも手伝って、子供になにもしてやれていないという忸怩たる思いに苛まれ毎日でございました。

私がもっと頭がいい人間だったら。

私がもうちょっと要領のいい人間だったら。

折しも夫は着実に昇進し、社会的地位は盤石なものとなっていきます

日頃から夫とは割合和やかにやっておりましたが、たまに諍いを起こすとき、なかなか切れ味の鋭い刃物のような皮肉でもって人を見下すような非道いことをうっかり口走る夫です。

いえうっかりではない。普段思っていることをいつもは黙っているけれども、ここぞという時に吐き出している風で、後から訂正されることは決してないのです。

そういうことも仕方ない、これは私の不出来のせいだと泣きながら自分を納得させるしかないのです。

でもいくら彼の話を理解しようとしても、私は同じような失敗をするらしく、彼を苛立たせます

そういうこともきっと他に何もなければちょっとは覚え改善できたでしょうが子育て仕事の悩みに苛まれている最中、夫の言葉はこたえます

そんな折、あの御曹司言葉を思い出しました。

私のような女は上流の方々が見ればすぐにこういう不出来がわかるのか。

本当にそれが言われたことの真意だったのかはわかりません。おそらくそれとは違う何かだったような気もします。

けれども無能ゆえのストレスで頭の多少おかしくなった女は、そんなつまらない記憶からさえわざわざ自虐することを止められなくなるようです。

同じく庶民の出ながら優秀である夫の足を引っ張るしかできない愚かな妻で母親です。

ともすればより安全地位子供を押し上げてやれたかもしれないところを私がだめにしてしまったのだ。

そう思うと絶望し、ますます生活は空回りしていく。

壊れていく私やわがままになって手がつけられなくなった子供たちに耐えられなくなり、夫はとうとう出て行きました。

誰が悪いわけでもない、ひとえに私の不出来と根性のなさが悪いのです。

けれども子供たちにはできればこういった種類のつまらない劣等感のようなものは味あわせたくはない。

さて、どうしたものか。

願わくば私のようなものではなく夫の優秀な遺伝子を受け継いでいることを願って、これからも私のできる限りをするしかないのだけれども。

そんな遺伝子存在するのか、あるいは人は育ちが全てなのか?私にはそれは分かりません。

なぜか唐突に思い出した、祖父が好きだったフーテン寅さん哀愁をおもいながら、これから人生子育てについて思いあぐねているところです。

2024-03-20

anond:20240320093951

海外旅行好きの女性って何か特徴ってあるのかな。

そういえば旅行好きにしばしばみられる行動として、訪問場所の事前チェックがある、とふと思った。

国内海外わずだし、男女問わずだけど。

旅行に行く前の準備行為として、絶対に逃すべきではない場所食べ物を入念にチェックする。

現地でセルフィを撮って、インスタなどSNSで送る、という行動、最近では、インバウンド来日する外国人にとてもよくみられる光景だ。

映え写真をとっては、憧れのいかにもNIPPON!な光景に興奮して即座にSNSで送る。

旅行好きの人たちにみられるこれらの行動は、スタンプラリーとほぼ同じ意味を持つ。

日常との差異体験やよその世界ちょっとだけ繋がったりできたことの証明自己顕示が欲しいのだ。

その意味で、他の人のインスタと同じ構図で撮影することが現地に到達したこと証明するうえでとても重要

このような形で消費される、「日常では手に入らない新しい体験」は、要するに、「ごっこ」であり、エコツアーにしてもアグリツーリズムにしても何しても、

現地との関係性を一瞬だけ体感できる、という意味で、旅行者が憧れていた「日常との差異」や「関係性」を消費する行動なんだろうな。

さて、それが近年の傾向なのか?というと恐らくそうではなく、これは、かつての絵葉書を送るというスタイルから変化した形で、

東海道五十三次時代からそうであっただろうし、男女にも差がなく、古今東西それほど大きな違いはなさそうだ。

日常との差異を消費し、疑似的な関係性に癒されるというのは、昔からあったのだろう。

ところで、僕は男性で、わりと旅行好きというか、仕事柄、年がら年中、スーツケースをころがしている。

そんな男性立場からみて、女性のほうが傾向として強く、逆に男性に弱いことでひとつだけ思い当たることがある。

それは、旅先で一時的体験する関係性を、その後も持続させようとする傾向だ。

旅先で知り合った人とその後も連絡を取り合ったりとする傾向は女性のほうが強い気がする。


「おもいでぽろぽろ」というジブリ高畑勲監督映画(1991)がある。

都会育ちのOL女性田舎暮らしに憧れる、というところからスタートするこの物語は、農家体験をしてゆくうちに気持ちが変化し、

最終的に田舎暮らし決断するところで終わる。

この映画場合、旅先の地に女性を迎え入れる男性やその家族という存在があるが、

いろいろふりかえってみると、必ずしも現地にそのような迎え入れるひとや団体がなくとも、旅先で憧れた現地に、そのまま飛び込んでいく女性というのをアジアアフリカ中南米でしばしばみてきた。

かつて、「なんでこんなところに日本人」という世界の片隅で暮らす日本人を紹介するテレビ番組があったが、その番組で紹介しているのも、若い女性の活動が目立っていたように思う。

「男女差」という視点で、いろいろ参考情報をみていくと、例えば

海外留学の男女比も女性のほうが10ポイントくらい高いのだそうだ。

また、男女管理職別で見ると、男性は自社内のキャリアアップ意向が高いのに対し、女性男性よりも転職でのキャリアアップ意向が高いのだという。

男性女性よりも保守的で、外に関心がない、という傾向はそこから見て取れるのだが、

だが!しかし、、、、

果たして、そんなふうに男女差を単純に断じていいのか?とも思う。

それでも確証はないけれども、これらの数字が出ている以上は、それにむすびつく何かしら男女差のような背景はありそうだ。

まずは、男女共同が叫ばれつつも今をもって日本男性社会であるという事実から出発してちょっと考えてみる。

突飛な発想かもしれないけど、1970年代初めごろの歌謡曲で「瀬戸の花嫁」という歌を思い出した。

瀬戸内海小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。

あなたの島へ お嫁にゆくの 若いと誰もが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの」

当時、女性が他の家に嫁ぐということは、程度の差こそあれ、この歌が表現しているように、

ホームからアウェイに飛び出してゆくことであり、その後一生アウェイで暮らす覚悟必要だった。

アウェイといえば、ドラマおしん」(1983年)。朝の連ドラとしては異例の一年間の長編ドラマとなった「おしん」。

そこでは、さらもっと幼少のころから嫁ぎ先へとひたすらアウェイ過酷人生が描かれ、しまいには終戦時に夫が自殺し、どん底な半生が半年くらい描かれている。物語の後半では、敗戦後、残された子供を抱えて女手ひとつ小売店を立ちあげ、自立してゆき、やがて息子へ引き継いでゆく姿が描かれ、多くの女性共感を呼んだ作品だった。

孫までいるおばあちゃんとなったおしんだったが、このドラマは、事業を引き継いだ息子が無謀な事業拡大を始めたことで経営リスクに直面し、育て方を間違えたと自信を喪失したおしんが、過去を振り返るために原点である山形への旅に出るというシーンから始まっている。一年近いドラマの終盤300話くらいから、その伏線を回収し始めるという、息の長いドラマで、橋田壽賀子、すげえという感じしかない。

アウェイ世界でたくましく生き抜くおしんとは対照的に、登場する男性はどいつもこいつもダメな男ばかり、というのも印象に残った。(補記:特におしんの夫は軍組織に尽くし、結果として多くの命を亡くした責任を感じて自殺したという筋書きだが、拠り所となる国家、軍などのホームベース敗戦により瓦解したことのショックが実際のところの引き金だろう。)

「嫁ぎ」に象徴されるように、簡単に引き返せないような事柄に身を投じる女性エネルギー、勇敢さ、芯の強さは、男性社会のなかで女性文化的に育まれものなのかもしれない。

昨今では、結婚就職になぞらえる向きもあるけれど、かつての日本社会はいったん他の家、姑の支配下に入ったら最後、そんなに生易しい現実ではなかったはずだ。

一方で、男性は芯がないくせに保守的で臆病だ。外の世界渡り歩いていて、仮に失敗してもギリギリホームグラウンドにもどってこれる、みたいに何か安全弁のようなもの男性社会のものが仕組みとしてもっていた。だからその範囲しか外に出歩かないのだ。ふるさと家業を継ぐなんて選択肢が30代くらいの人生の岐路に用意されているとかね。逆に成功を収めれば、故郷側が自分をほめてくれる。【故郷に錦を飾る】というのは男性的な価値観だ。

女性はというと、嫁ぐにしても出戻るにしても自分の居場所を確保するには厳しい世界

「嫁ぐ」という習慣、因習宿命からまれた、抑圧されてきた女性の生きるエネルギーが、むしろ社会を変える力になってゆく。

山崎ハコの「望郷」で歌われる故郷は、帰る家もない、戻るに戻れない場所としてうたわれた。これは失敗すれば帰って慰めてくれ、成功すれば褒めてくれる男性故郷観とは対照的だ。これはなかなかパラドックスだと思った。

翻って、旅行好きの女性について思うことは、ホームグラウンドからアウェイ世界に飛び込むという意味

かつての日本によくみられた嫁ぐという宿命と旅は似たところがある。嫁ぐ行為が違うのは、それが片道切符であり、二度と戻れない覚悟必要だということだ。

若い女性にとって、日常空間から飛び出す、という旅行体験は、やがては「嫁ぐ」という運命現実世界で待ち構えていた時代には、疑似的に自分覚悟能力を試す場としてより大きな意味があったかもしれない。

嫁ぎ先である日本社会日本人男性漠然失望している場合希望がもてなければ、いずれにしてもアウェイ世界で生きる宿命ならば、

いっそのこと、旅先の現地でとどまって残りの人生を過ごすことも選択肢としてはあり、くらいの感覚深層心理にあるのではないか妄想する。

一方で、男性のほうは、ホームグラウンドである故郷というもの概念として存在していた時代は、旅というのは、違った意味を持っていたと思う。都市に何世代も定着した人口が急増したここ四半世紀より前の20世紀の話だ。

かまやつひろしの歌で「どうにかなるさ」というフォークソングがある。

「見慣れた街の明り 行くなと呼ぶ」

この世界観は、瀬戸の花嫁のようなアウェイ世界で生きる覚悟は感じられない。アウェイでもどうにかなると思っているのだ。

なおかつ、ホームグラウンドを出て行ってもなお、ホームからかい視線旅人である自分に向け続けてくれていると信じているのであり、「男はつらいよ」のフーテン寅さんとほぼ同じ世界観だ。ボヘミアンを気取って出て行っても、いざとなったらただいまといって帰れる場所がある。

そういえば、寅さん映画も、旅先での関係性を持続できないということがひとつの大きなテーマになっていることに気がついた。


民俗学者宮本常一は、故郷を捨てて放浪する旅人考察した文章のなかで、そうした旅人

地元を去って放浪した末に、やがてひょっこりと故郷に戻ってきて、旅先で得た経験や新しい知識を広め、地域活性化寄与する機能果たしていたことを、

世間師という言葉表現した。フーテン寅さんのことを考えていたら、そんなことも思い出した。

世間師というのは、故郷側の人間が出戻りの人間に対して名付けた呼び名で、一種の敬意が込められている。

嫁ぐということが待ち構えておらず、ゆくゆくは地域社会リーダーシップをとっていかなければならない男性潜在的意識として、旅は武者修行であったり、広く見聞を広め、世の中の解像度を上げるための行為だったのかもしれない。会社組織が全国各地の赴任経験を重視しているのも同じ価値観といえる。

かつて東南アジアへのセックスツアーなどがあったように、赴任先、旅先で恥をかき捨てるのも主に男性だ。

男の旅というのは、ちまちましたもの火遊びのようなもの。家から離れて外の空気を吸いたいというものだ。近所のスナックだったり、家庭が壊れないようにという不安があるからまり大きなことはできないが、脇が甘いから夫が捨てたラブホテルマッチを妻がゴミ箱から発見してしまう。やまだ紫の「しんきらり」という漫画では、そんな情景が描かれていたのを思い出した。

しかし、この四半世紀、女性社会進出や、結婚観は大きく様変わりし、嫁ぐということを前提としない将来像を女性模索する時代になった。

テレビドラマも、90年代以降、女性社会進出を反映して、トレンディドラマ代表されるように、キャリアウーマンがオシャレなレストラン食事する、みたいなシーンが増えた。

東京ラブストリーとか。憧れのロールモデルが描かれるようになったということだ。ドラマ世界にあこがれる、ということが90年代まではあり得た。

しかし、現実女性社会的地位はどうだったかというと、総合職課長以上に登れるのは一握りで、相変わらず賃金格差があり、お茶くみやらと男性社会における旧態依然とした女性役割押し付けられていたのが現実だ。その現実90年代ドラマショムニ」でよく表現されていたように思う。

しかし、さら時代は変わって、憧れの東京に向かって、急速に人が流入しつづける時代は終わりつつあり、受け入れるキャパもなくなってきた。「おもいでぽろぽろ」の主人公少女時代1970年代)は、都会の夏休みラジオ体操に二人しか参加していないほど、ふるさと田舎そもそも持たない世帯が少なかった。今では想像もできない光景だ。

中長期的には東京一極集中トレンドは変わらないものの、それは不動産価格トレンドに連動したもので近隣県から流入が中心。一方で、田舎というベースをもち帰省必要な人というのは減っているのではないか首都圏の人は首都圏世代を重ねるし、地方の人は地方価値見出し仕事をみつけ、結婚し、次世代を育てる、という人口流動の安定期になってきたようにも思う。帰省という形でつながっていた地方ふるさとホーム)との関係が途切れてきているといってもいい。

そうなると、都会の人間地方に見出す価値というのものというのは、失われた関係性そのものに重きがおかれるようになるのは自然なことだ。

その結果、その後に続くドラマの傾向としてみても、(都会で活躍するキャリア女性理想像ではなく、もっと実態に即した現実を映し出す、自分探しのようなドラマが増えていったように思う。

一昨年のドラマファーストペンギン」とか「ユニコーンに乗って」なども、スタートアップ企業テーマ女性自画像模索した作品で、近年の傾向を象徴しているように思えた。

ファーストペンギン」のように地方移住テーマにした作品は、アウェイ環境女性ポテンシャルを試そうとするという意味では、「嫁ぎモデル」の延長線上にあるような気もするが、都会との関係性が交錯しながら物語が進むところに、考えるヒントを与えてくれるドラマではあった。


そんなことをおもった。そもそも旅行の話からはかなりズレてしまったけれど、女性が旅に何を見出しているのか、というのは女性人生観ということと絡めて考えてみると、興味深いテーマだとは思う。

とりとめもないメモです。

補記

上記の書きなぐりをAIが次のように要約したので感心した。ここまで断言できないからゴチャゴチャ書いてたのに。

旅行好きの女性の特徴と男女差

旅行好きの人々は、事前に訪問地の情報をチェックし、SNSでの共有を楽しむ傾向がある。これは、日常からの脱却と、新しい体験への憧れを表している。特に女性は、旅先での関係性を持続させることに価値を見出すことが多いようだ。

歴史的に見ても、男女間で旅行に対するアプローチに大きな違いはないものの、女性はより積極的に新しい環境文化に飛び込む傾向があると言える。これは、社会的な役割や期待に対する反応として、女性自己実現のために旅行を利用していることを示唆している。

一方で、男性はより保守的で、旅行を通じて得た経験故郷に持ち帰り、地域社会に貢献する傾向がある。これは、男性社会的なリーダーシップを担う役割を果たすことが期待されているためかもしれない。

故郷と都会の関係性の変化

現代日本では、故郷と都会の間の伝統的な絆が薄れつつある。かつては、人々は故郷を離れて都会で働き、定期的に帰省することで地方とのつながりを保っていた。しかし、今では都会で生まれ育った世代が増え、地方への帰属意識が低下している。これにより、都会の人々が地方に求める価値は、失われつつある関係性そのものになっている。

この変化は、地方と都会の間の人口流動の安定化を示しており、それぞれの地域価値見出し生活を築く傾向が強まっている。結果として、地方への憧れや関係性の再構築は、新たな形での自己探求や社会的な動きに影響を与えている。これは、女性旅行を通じて自己実現自己探求を行う動機に影響を与えていると考えられる。

旅行は、日常から一時的な脱却を提供し、新しい環境文化に触れる機会を与える。特に女性にとっては、旅行自分の居場所を見つける手段となり、故郷とは異なるアイデンティティを探求するプラットフォームになることがある。

2024-03-04

脳内地図文化

個人脳内にある地図について。

生涯のほとんどを別の地域での生活を知らずに過ごしている人もいるのだろうし、例えば進学を機に他所移転して生活拠点が変わる人、また、職業上の必要フーテン人格のために生活拠点を多数回移動する人もいるだろう。

人っていうのは、アプリで利用できるものや、書店文房具屋で販売されている紙の地図ではない、個人専用の脳内構成されている地図を持っているよね。

冒頭の幾つかのパターンの人たちにしたって、点と線と面で言ってしまえば、点の数や線の長さ、面積などまったく違うはずで、同じ町内で生きている人だからって同じになるものではない。その人が生きてきた文化、経歴がその地図には記されているんじゃないかな。

紙の地図はただの印刷なんだけど、脳内地図はその人が生きた情報のものだよね。紙の地図も現地の実在があるけれども。

ふとね、特定の人を思い浮かべたり、個人を前にして、この人の地図はどんなだろうと妄想するんだよね。国立国会図書館とかで申請したらドゴッって出てくるみたいなハードカバーに布貼ってる巨大なのとかね、あるのかな。塹壕から帰還した兵卒が懐中に忍ばせて折り目で千切れかかってる黄ばんだ写真のようなのもね…

個人の語りを聞くことがあれば、地図の書き取りなんかもやってみたいよねえ。親しい間柄でもできるじゃない?

なんというか、閉塞した雰囲気時代が続いて、コスパとかタイパに代表されるような殺伐とした価値観の優先があからさまで、皆がそうではないにしても世相は明らかに傾斜していて、文化は無価値ものであって、文化を扱うことで引き寄せられる資本価値があるみたいな現象一般化されている向きを感じてしまい、いや、もう、探せ!すべての宝をそこに置いてきたオレの地図!みたいなのを作りたいよなあ、ってさ。オレはオレの死を死にたいんだよ。生きたら地図ができる。地図の見え方がみんな違うので、それを表現できるアーティストがいてもいいと思うよ。個人の願望だけどさ。もっとなんか、もっともっとなんかあるんじゃないのか!

2024-01-11

ブクマコメント

https://anond.hatelabo.jp/20240110155226についたブクマコメント

カクテル名前が分からなくても「柑橘系が好き」「ゆっくり飲みたい」「炭酸苦手」「お酒は強くない」など条件を指定することでバーテンダーは色々と工夫してくれます。勿体ぶらず格好つけず、素直に話すのが1番。

本当にこれが一番。オーセンティックバー醍醐味バーカウンターにあると書いた理由ひとつがこれ。でもこれを難しいと思う人を想定してオーダーの例を書いた。

 

何が嬉しくてバーに行くのかが単純によくわからない。

人によって違うと思うけど増田バー雰囲気が好きなのが一番の理由バーに行ってる。

増田昭和世代)が子供の頃にいだいていた大人イメージひとつバーであこがれていたので酒を飲むようになって背伸びしてバーに行ってみたら自分大人になった気がして嬉しかったし居心地も良かった。それが今につづいているけど確かに人によるので無理して行くものでもないと思う。

 

殆ど行ったことないな。私にとっては村上春樹世界だ。ビール飲みに行ってみるか

増田バーにあこがれた理由ひとつ村上春樹小説だったかもしれない。村上春樹小説家になる前にジャズ喫茶ジャズバー経営していたからかバーのシーンが多い。

 

アドバイス欲 なにが目的赤の他人自分テリトリーに誘うのか その「善意」が謎なんですが

己の客観性への過信頼信条強化のプロセスだが他人帰属欲求マズロー

自分でも確信を持てないけどそのアドバイス欲を満たすのが目的なんだろう。ただ増田に書くのはマズローで言えば承認欲求によるものだと思う。100ブクマ超えて嬉しい。

 

何を頼むかより、飲みながらどう過ごすのかがよくわからん

バーテンダーと喋ってる人が多いかな。複数の客がいても会話をさばくバーテンダーが多いと思う。あまりバーテンダー話題に乗らなければバーテンダーも会話が苦手な人か会話を望まない人として扱うのでぼーっとしていたりスマホを見ていることもできる。

増田バーテンダーと喋るのもぼーっとバックバーを見ているのも好きだ。あとウイスキーを飲んでいるときはそのボトルのことをスマホで調べたりもする。

 

つべこべ言ってもうまい酒をうまく飲める場所だと思う

増田もそう思う。同じ酒をストレートで飲んでも家で飲むよりバーで飲む方が美味く感じるくらい。

 

行きたくなったけど、マスターと話するのを楽しむのか、酒をしっぽりと味わってのむのかどっちだろう…。普通に挙げられたお酒は飲んでみたい

増田基本的バーで酒を飲むこと自体が好きなので注文さえとってくれればバーテンダーに放っておかれても気にならないけど話をすることを目的に来ていると思われる人もいるから人それぞれ。

 

店内禁煙オーセンティックバーがないのでいかない。禁煙オーセンティックバーがあれば行く。

あるにはあるんだけど自分の行動範囲にあるかどうかだね。

 

増田は1人で2、3杯でバーに1〜2時間もいるのか。大人だな。店によっては間が持たないんだよなー。酒を味わってるとすぐ無くなっちゃうし。別にバーテンと長話をしたいわけでもないし。ずっとスマホ見てるのもなー。

増田は3杯相当で1時間半強ということが多く周りの客と比べても特に遅いこともないと思うけどもっとペースが速い人もよくいるので、さっと飲んでさっと帰ればいいんじゃないかな。店にとっても良い客だろうし。

 

いいHow To…若い頃に背伸びしていくのがいいよね、正直に慣れてないですって言えば、バーテンさんも優しく教えてくれる。年取るとそういう態度取り難いみたいで、時々知ったかしてる年配のお客さんいて見てられない

知ったかしている年配の客にもある程度知識があって知ったかしている人と知識がないので逆に知ったかする人の2種類あるように思ってる。知識がないので逆に知ったかする様な人はバーテンダーに「慣れていない」と言うことができない人だと思うのだけどそういうタイプの人もバーに行きやすいようにというのもオーダーの例を挙げた理由ひとつ

 

"バーでは店に入っても勝手に座ってはいけない"→ここでもう「うわめんどくせえ!」ってなった。逆に言えば、この敷居の高さで客筋を保ってるとも言えるんだろうけど

バーは狭いことが多いから実際には勝手に座る前に声かけられるのがほとんどだけどね。

 

行きたいなー。カクテルが上手で生フルーツ飲み物があってリクエストにこいつ女だしって先入観入れてこない店ないかな…昔これは通いたいと思った店、新幹線で四時間なんだよ無理すぎる

増田が行くバーはそんな店ばかりなのでいくつか試せば近場で見つけられるんじゃないかな。

 

バーテンさんって呼び方ほんとにアカンの?

バーテンという言葉フーテンという言葉から作られた蔑称というのは多分誤り(実際にはフーテンという言葉一般に使われるようになる前から略語としてバーテンという言葉が使われていた)だろうけど、漫画バーテンダーシリーズの影響でそう思っているバーテンダーもいると思うから使わない方が無難だと思う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC#%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%80%81%EF%BD%A2%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%EF%BD%A3%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%95%A5%E7%A7%B0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

 

この人も一時間弱を一時間強として使う人かな?

いや、ロングドリンク30分程度+ショートドリンク20分程度+αで1時間以内という意味で使った。

 

酒はもう絶対に飲まないんだけど、飲みに行くのは好きなので友人の店以外で行ける店を探したい。オーセンティックバー理想なんだけど、行っていいのかまじで悩む。金は私が飲めない以上に払う。

行ってみたいけど下戸からなぁ。全部ノンアルにしてくれ、はダメか…。

行ってみたいけど「カネがない」「人見知り」「酒弱い」の3点セット揃っちゃってるからなぁ。安くて入りやすいノンアル専門バーでもあれば通いつめるのに。

最近ノンアルコールカクテルメニューに掲げているバーも多くなっているから探せば近くにあるかもしれない。そういうバーノンアルコールカクテルをモクテルと呼んでいることも多いので検索の時の参考に。ただ(増田はモクテル飲まないので間違ってるかもしれないけど)女性向きという感じで作っているような気はするので男性はやっぱり厳しいのかもしれない。

 

ずっと在宅で外食しなくなったからたまに飲みに行きたくなるよね。 カクテルは飲まないので良いウイスキーを良いグラスで出してくれるバーの探し方をお願いします。あとはシガーバーで葉巻お試ししてみたい。

単純に「駅名 バー ウイスキー」で検索すればいいんじゃないかな。さらに見つけた店の名前を加えて「駅名 バー ウイスキー 店名」で検索して画像を見ればだいたいストレートときのグラスがわかる(ウイスキーが充実しているバーならテイスティンググラスなどの飲み口が狭くなったグラスだろう)。ロックハイボールとき画像が見つかることもある。

 

この記事に書かれてるお酒アルコール度数ってどうなの。スクリュードライバーって、バー全然行かない私でも知ってる、アルコール度数高くて酔い易いカクテル(男から勧められたら飲んじゃダメなやつ)だけど。

カクテルは作る人によって度数が変わるから一概に言えないけど一般的と思えるスクリュードライバーレシピhttps://www.asahibeer.co.jp/cocktailguide/recipe/index.psp.html?ID=1010400412 )だと12%、純アルコール量が14.4gで、度数5%のビール350mlの純アルコール量とほぼ同等(350ml×5%×比重0.8=14g)。缶ビール1本と同じ時間をかけて飲めば問題ない。仮に同席者とバーテンダーが結託してアルコール量を増やした場合はさすがにきつくて飲みにくいので早く飲めないと思う。

 

1人だと間が持たないとか緊張するって人は素直に人誘って行くといいよ。酒だけじゃなく雰囲気だって売りなんだから。今は行く機会がないけどデート終わりとかにしっぽり飲んで語らうにはとても良かったな。

かにその通り。自分大丈夫からハードル上げた書き方になってしまっているかもしれない。行きたいという気持ちがあるけど1人だと行きにくい人は人を誘ってとにかく行ってみるのがいいね

デートももちろんいいんだけど書きたいことが増えすぎそうなので省略した。

 

個人的には初めて行くバーの一杯目はモスコミュールモスコミュールの良し悪しがそのバーの良し悪しだって誰か言ってたような言ってないような…

モスコミュールは店によってはかなり辛口ジンジャーエールを使うことがあってその場合飲みやすとはいえ初心者向きではないと思って今回の1杯目の候補から外した。またオーセンティックバーではモスコミュールは銅製のマグカップで出てくることも多くそれにもバー初心者は面食らってしまうと思うし。

 

“ロングドリンクは氷とともに長めのグラスに入っていることが多く比較的長い時間で飲むのに適していると言われる。”ロングドリンクを一杯目のビールが如くゴクゴク飲みほす私には向いていない。

冷たいカクテルは冷たいうちに飲んだ方が美味いので強い人ならそれでももちろん良いと思う。ただ度数ビールより高いことがほとんどだから気をつけて。

 

この記事はいい。だがオーセンティックに行く前にhubに行く事をオススメしたい。で好みの酒がわかってからにした方がいい。人によるがウィスキーいきなり頼んでまずそうな顔をしてしまう状況は誰しもが避けたい。

ひとまず一通りの蒸留酒を家で嗜んでおき、バーに行くのが良い気がする。ジンウォッカモルトバーボン、ラムなど。好きなのがあればそれをベースに。ちなおすすめドライマティーニクラッシュアイスで。

それが出来てやりたい人はやれば良いのだけどバーに行くハードルが上がりすぎと思うので出来ればジンだけでも試しておくと良いのではないかと書いた。

 

バーに行く服がない

そのバーのある繁華街違和感ないという程度で大丈夫だと思う。

 

 

あと増田での反応への反応 anond:20240113104919

2023-12-31

2023年観た映画

公開年・鑑賞方法わずとりあえず記録しはじめた。

今年観たのは以下のとおり。いちおう感想っぽいものも書き留めているけど、大した感想も浮かんでこないやつも多い。

雑な感想しか書いていなくてあれだけどとりあえず。

1/1『メイン・テーマ

森田芳光監督

知っている風景ちょっと映っていた。時代を感じるけどそれがいい。

1/2 『ちょっと思い出しただけ』

松居大悟監督

良かった。

1/8 『アルファヴィル

ジャン・リュックゴダール作品、初。

なんども寝落ちしてそのたびに巻き戻しながら観た。でも面白かったと思う。

ウルトラセブンの「第四惑星悪夢」のネタ元になっているのもよくわかった。たまに観返したい。

1/8 『RRR』

かに面白かったけど3時間は長い。

1/21 『ゾッキ

蒲郡舞台映画

2/4 『卓球温泉

結構良かった。

98年の映画なせいか、あまりノスタルジック雰囲気を感じなかった。

2/11ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー』

まらなかった。

チャドウィック・ボーズマンの抜けた穴が大きすぎる。

2/12 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー

30分なのでいつものドンブラって感じ。というより、いつもよりつまらない。

2/17 『彼のオートバイ彼女の島』

大林宣彦監督作品80年代臭のするコテコテ大林映画だった。

2/25 『天国にいちばん近い島

大林宣彦監督作品。まだ10代と思われる主人公口説き出す峰岸徹が辛かった。

終盤ずっと無口だった原田知世20歳くらい上の人に恋愛説教をしだすのも辛かった。

3/17 『シン・仮面ライダー

金曜18時の最速上映で観てきた。

シン・シリーズのなかで一番いい出来じゃないかと思った。けど、感想を見てみると賛否両論みたい。

4/1 『続・男はつらいよ

1作目より面白かった。くすっとくるシーンが多かった気がするし、寅次郎イラッとする箇所もあまりなかった。

4/2『マイ・ブロークン・マリコ


4/9『未来の想い出 Last Christmas

森田芳光監督作品

90年代香りのする映画だった。まぁそれを堪能したくて観たのだけども。

4/16『ブレット・トレイン

伊坂幸太郎原作らしい。

良かった。また観てもいいかな。

4/16 『グリッドマンユニバース

https://ssss-movie.net/

超超良かった!

5/1 『シュシュシュの娘』

期待しすぎた気がする。

5/20 『その日、カレーができるまで』

画面が暗いのとセリフ聞き取りづらすぎた。

カレーは美味しそうだった。

5/20 『NOPE』

一回目は前半寝落ちしたのでよく分からなかった。

解説読んで再度みたらなんだかんだ面白かった気がする。

5/24ケイコ、目を澄ませて』

静かで良い映画だった。

5/28 『MONDAYS / このタイムループ上司に気づかせないと終わらない』

Prime Videoで視聴。

途中までは面白かったけど漫画描き始めたあたりからまらなくなった。

6/15 『ちひろさん』

Netflixで視聴。

今泉力哉監督だけどいまいち面白そうじゃないなと直感しつつ観た。けどやっぱりあまりおもしろくなかった。

『窓辺にて』が早く観たい。

6/16 『男はつらいよ フーテンの寅』

面白かった。

7/16 『きさらぎ駅

途中まで見ていた続きを。

あんまりホラーではなかった。CGがしょぼい。

7/17かがみの孤城

なんか泣けてしまった。

想像以上に話が重かったけどいい作品なのではと。

7/18 『君たちはどう生きるか

TOHOシネマズにて鑑賞。

前半なかなり眠かったけど良かった気がする。

8/13 『ミッションインポッシブル: フォールアウト』

デッドレコニングの予習としてPrimeVideoで観た。

思った以上に楽しめた。

8/14 『アナザーラウンド』

マッツ・ミケルセンだけで画が保っていた。

けっこう良かった。

9/18 『バーバー吉野

プライムビデオで鑑賞。

もたいまさこが主演でノリが似ていたのであれ?と思ったら「めがね」かもめ食堂」と同じ監督だった。納得。

パーマネント野ばら」とごっちゃになる。

9/22 『ベイビーわるきゅーれ』

Netflixでなんとなく観始めたけどめちゃくちゃおしろかった。

2021年公開らしいけど、2021年イチかなと思う。最後の格闘シーンがすごすぎて、あそこまで飽きずに観れたのは久々。

9/23 『ある用務員』

ベイビーわるきゅーれに続いて、同じ監督作品

ベイビーわるきゅーれの2人が似たような役で出ている。アサシン集合シーンが最高すぎた。

テンポ感が「鮫肌男と事桃尻女」を想起させた。

10/7「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」

それぞれのパートは良かったけど最後パートは対して面白くなかった。お互いのいいところを殺しているというか、

それぞれで面白ものを混ぜても別に面白くはならないんだなと思った。

10/21 『エヴリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

Netflixで視聴。シリアスさとくだらない下ネタバランスが適度で面白かった。

マルチバースまたいだ親子三世代の和解話でもある。ただ2時間オーバーと長いので一回で十分かな。

11/3 『ゴジラ -1.0』

TOHOシネマズで鑑賞。

まぁまぁ良かった。ゴジラの登場シーンは良い。ストーリーパートはなんかゴジラあんまり関係のない話していて乗り切れなかった。

11/12 『半世界

プライムビデオで鑑賞。

良かった。 主人公たち3人が39歳設定はちょっときついなと思った(自分と同い年だ)

稲垣吾郎田舎の旧体質めいた父親役だったけどやはり無理があった。

12/2 『すずめの戸締まり

プライムビデオで鑑賞。

なんかよくわからなかったけど良かった気がする。

12/9 『イコライザー2』

Netflixで視聴。結構面白かった。

12/23チケット・トゥ・パラダイス

プライムビデオで視聴。

ジョージ・クルーニージュリア・ロバーツということで、どことなオーシャンズ11ぽい鑑賞体験を期待して観た。

実際カラッと終わってよかったけど、最後最後そうするかぁ?!と思った。

12/31 『ザ・スーパーマリオブラザーズムービー

まぁまぁ面白かった。

12/31 『新・男はつらいよ

Netflixで視聴。

2023-08-02

anond:20230801144109

知り合いの話だけど、長男龍太郎とつけて次男が生まれた。

龍虎はセットだから

虎次郎となる予定だったのがさすがになんかダメだろうとなって

ただの次郎となった。

そのあと福武書店がBenesseとなり進研ゼミちゃれんじとかで「しましまとらのとらじろう」をつくったのでギリギリ回避

というかフーテン寅さん本名寅次郎なんだよね…回避できてよかった

2023-01-21

anond:20230120141359

おまえが写真とりたくならないようなおまえを他人さまに売りつけるんじゃありませんよってことでは?

個人的には旅先で宿屋の娘に恋してまわって実は地元で有名な既婚だったり彼氏がいる美人だったことを知ってがっかりして次の土地に旅立つ旅人てのは人生そこそこたのしそうだとおもうけどね、フーテン寅さんみたいで。

2022-10-28

フーテンとは、定職を持たず、特異な容姿をしてぶらぶらと日を送っている人。

・・・って寅さんのことしかないやん!と思うんだけど、これって偶然?

2022-08-21

anond:20220820221916

最近非モテだとか、喪女コミュ障といった属性タイトルにいれる文章が多いとふと思った(最近といってもここ10年くらいのスパン

これって、物語にスッと入ってもらうにはとてもいいキーワードではあるんだけど、

読み手に対する予防線でもあるんだよね。「不器用人間ですから。そっから先は聞かないでください(高倉健)」みたいな。

自虐的自称は、80年代の「オタク」、90年代の「ニート」が最初ではなくて、もっと遡れば1960-70年代ノンポリ

そのほか、もっと広くとらえれば、モラトリアム世代フーテンヤクザ浪人渡世人と、江戸時代までさかのぼる。

とりあえず非モテで考える。

タイトル自称するということは、非モテイデオロギー的な主体読み手に受け入れさせ、非モテイメージコーティングされた主体だけを提示し、物語を展開する、ということ。

非モテという言葉違和感なく入り込める、まず読者の選別をする。

そこに読者を誘導する意味は、結局のところ、選別した読者に、見せたい自分をみてもらいたいということなんだろう。

そうすると、必然的に、主題は、「自分に対する評価」になる。

自分の話がいかに読者の心に響いたか、あるいは、いか自分評価されたか、されなかったか

2022-08-04

anond:20220804130629

でも資産家は資産家で大変だよ。

思い通りに育たなかったフーテン息子が親に殺されたり、親の代から利益団体のしがらみで恨まれて殺されるリスクがある。

やっぱクレヨンしんちゃんみたいな普通の家庭で育つのが一番気楽だと思う。

2022-06-26

昭和ヤング山月記

◼︎ローサ出身・李徴クンのバヤイ。

モーレツにお勉強ができちゃった李徴クン。えらーいお受験に通って、江南慰のお役人になれたのね。

しかバンザイするにはちと早い。

ザンネンな事にカレは生来キョーレツな気ムズカシ屋の自信家だったのダ。

そーゆう性分なもンで、お仕事ついて5秒でプッツン。

よーするに「オレサマよりトンマなヤロー共にペコペコバッタしてられっかッ!」てな具合。

そいでお役所おん出て、お里トに帰り詩人になるぞとエイエイオー。

しかしマ、ゲンジ問題、文筆業ッてそう甘かないのよね(記者のおぢさんも日夜ピイピイしてンのヨ……トホッ)。

登校拒否児もかくやのヒキコウモリで、がぜんシコシコやってみたンだけども、ぜーんぜんダメなんだなコレが。ハシにもボーにもかかンない。

チャンコになった李徴クン、去る日のビボーはどこへやら、スッカリげっそりフーテンルック

一家大黒柱たる男児がこれだもの。嫁さん、チビちゃん、困っちゃうよネ。

「いよいよマズイぞッ」てんでお役所仕事に戻った李徴クン。だけども、待っていたのはヒジョーにキビシーイ向かい風だった!

なーんと、かつてカレがマヌケだトンマだ見下した同期のサクラは、もうリッパにおエライさんまで滝登りしていたのである

トーゼン、ヒラのヒラな李徴クンは、カレらの指差し差しハイハイ従わにゃならんワケ。こりゃプライドたまンないよネ。

てな成り行きで、下唇カミカミ、ペコペコやってたカレ、ある日ついにクルクルパーになって蒸発しちゃったの。

《オワビ》

えー、ケンメイな読者の皆々様より「隴西の読みはローサイじゃなくてローセイだッ! このカバッ!」とゆーお叱りを多数頂戴しちゃったのねん。

ドーセイっちゅーねん。

ゴホン。アライザライ白状しますと、恥ずかしくもショーセイ、青空文庫からオハナシを引っ張り出してズルッコをしておりました。

まったくモーセイの至りでありますハイ

全体どーして、青空クンは隴西に「ろうさい」なんてカバなルビを振っとるンだ。責任者出てこい!

……そーゆーことで、どーかひとつ

P.S.

今後は編集部にアーセイコーセイとTELしてこないよーに。オーセイな探究心は、どーか勉学に注いでくれたまへ。

2021-12-27

anond:20211226143428

もっと主体的に生きて他人迷惑をかけた方がいいのかもね。

増田言葉からは「言われたことをちゃんとやったのに見返りがない」という受動的、奴隷的な思考を感じる。

扶養される立場の子どもや小中高の学生だったらそれが一番権力者にウケがいいけど、実社会に出たらそんな奴チャンチャラおかしいとされるじゃん、実際。

やりたい事やって周囲に迷惑をかける人間の方がまだ受け入れられる。

「言われた事やったのに社会はなんで助けてくれないんだ!」と自己憐憫に浸る引きこもりより

実家に帰る度に愚痴られるフーテン寅さんの方がまだ社会に受け入れられる。それが現実

上野千鶴子の言ってることは「30代の頃の水木しげる」や「成田悠輔の父親」を潰すようなもんで、それに対しては「うるせーバカ」っつってしぶとく生きればいい。

あの女の机上の話をまともに受け入れる必要はない。

「言われたことをちゃんとやったのに!」が肥大化すると徐々に電車無差別殺人する奴に変貌していく。

それを食い止めるためにもちゃんと「他人迷惑をかけるワガママなクソ野郎」になろう。

2021-10-01

anond:20211001094552

あれは「人呼んでフーテン寅次郎と発します」て口上なのであって、人からそう呼ばれたからそう言ってるだけやで。

人の言うこと鵜呑みにして自分意見のように言う、そんじょそこらネット民と同じタイプなんやねw

2020-08-01

男はつらいよは、なぜ人気が出たのか

男はつらいよという作品は車寅次郎人情あふれるストーリーが売りだったが、内容を見てみると人情というよりか…

寅次郎がどれだけワガママ理不尽な行動をして周囲に迷惑を振りまいていたか映像にしただけにしか思えなかった。

女性問題では、ヒロインに対しいい顔をしているだけでそれによって生じた周囲への迷惑は「オレが悪いのか?!」と怒鳴り声をあげて、世話になっている叔父さんや叔母さんの心の負担を与え続け、妹のさくらとその旦那に対しても迷惑行為によって振り回していく。

これがなぜ人気が出ていたのかが不思議と感じる。

フーテンの寅と自称するが、単に無職おっさんである露天商をやっているが適当に拾い集めたのを売っているようなものホームレスが少し行動的になった程度だ。

やっぱりなぜ人気が出たのかが分からない。

行く場所行く場所で騒ぎを起こし、時には無銭飲食で妹を無理やり遠出させ迎えにこさせているにも関わらず、寅次郎は人に迷惑をかけても知らん顔で温泉に入っていい気分である

妹に説教されても逆ギレを起こすか、ふてくされた顔。叔父さんの家に戻って説教されれば怒鳴り声で逆ギレ挙げ句旦那が勤めている工場社長と大喧嘩

身銭も何も持っていないのに人様の金は平気で使い、何が悪いのか?と理解してない歩く迷惑行為者。

人情のシーンは全体の数分しかない。毎回いつもの音楽で締めくくって終わるだけで、殆ど自分勝手生き様ヒロインを振り回す、勝手に惚れて勝手勘違いして勝手に振られるという流れ。

こうダメな所を並べると、やはり人気が出たのが理解できない。

良いところもあるんだよという人もいるが、ほんの少しの良いところのために、大部分の自分勝手な行動を相殺できるわけはないのだけど、その少しの良いところを評価する人も居る。

でも理解できない。

あれはなぜ…そんなに人気が出たのだろうか。

2020-04-11

anond:20200411231826

親父も自分ひとりっ子祖母が亡くなったから、管理する代わりに家をもらったって形だよ。都内の古い家だから狭いもんだし。

正社員になるとしても、いままでがフーテンみたいな仕事だったかハードル高く感じてなあ。選んでる場合じゃないんだろうけど…

2020-02-21

anond:20200221155935

フーテンチャンネルあわせなきゃ目にしないで済むし子供にみせたくなければ家庭内チャンネルつけたやつにその場で注意すれば済むって話

おまえはほんとかんけいないか理解しないことまで首突っ込むなよ

無知を恥じろゴネ得野郎

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