「ラム」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ラムとは

2025-11-14

食わず嫌いしてたゲーム

今までとにかくグラフィックが綺麗なアクションばっかりやってて横スクロールとか戦略がメインとかのゲームスルーしてたんだけど、友達にインスクリプションをおすすめされてなかば渋々やってみたらこれがもう面白くて面白くて

そっからアクションじゃなくてもやってみるようにしたんだけど、PSプラスエクストラおすすめゲームありませんか?

最近プレイして今更ながら面白かったゲーム

・インスクリプション

・デイブダイバー

ホロウナイト

ファズモフォビア

ハデス

カルトオブラム

アンダーテールは何故か全くハマれなかった…

あんなに人気なゲーム感性が刺さらなかったことに若干ショックを受けている

2025-11-11

契約 → 解約 or 乗り換えしたサブスクの記録

価格は調べたり当時から改定されていて記憶だったりいい加減です

広告ブロック

280blocker (¥900 / 年) → AdGuard (¥4000円? / 年) → NextDNS (¥2,500 / 年) → ControlD ($40 / 年) → blocky

280blocker は企業に買われてからなんとなく使うのをやめてしまった

AdGuard は結構ブロックが多く家族から不評でやめた

NextDNS は日本系のフィルタが弱く更新頻度も低い印象だったのでやめた

ControlD はよかったけどちょっと高かったのでやめた

今は VPS に blocky デプロイして家族で共有している。blocky はAdAway 記法フィルタは使えないけどおおむね満足している。AdGuard Home使用していた時期もあったが、重くて常用できなかった

パスワードマネージャー

1Password ($59? / 年) → iCloud+ (¥150 / 月) → Vaultwarden

1Password は使い勝手はよかったが高くてやめた

iCloud+ は家族との共有ができないため不便が多くなり代替検討

今は VPS に Vaultwarden デプロイして家族で共有している。今のところ満足している

LLM

ChatGPT ($20 / 月) → Gemini、Claude

ChatGPT は出始めは未来を感じ課金してガンガン使っていたが、GPT-4 の出来がいまいちに感じて他に乗り換えた

日常のあれこれは Gemini を使い、コード関係は Claude のほうがいい感じの答えが返ってくるので使い分けている

写真

Google Photo (¥3500 / 年) → おもいでばこ → Synology NAS

Google Photo 無料時代に膨大な写真を放り込んでしまったため、有料化が発表されてから脱出するまでに時間がかかった

継続課金は嫌だったのでバッファローのおもいでばこを買ったが、アップロードした写真の日付がなぜか認識されないことが多く使い物にならなかった

Synology NAS についている Synology Photos はそんなことはなく今はこれを使用

Immich とかに乗り換えてもいいかと思うこともあるが、サポート (モバイルアプリなど) の面も考えると OSS に全部まかせるのも怖いなと思ってそのまま

音楽

Apple MusicSpotifyYouTube Music (YouTube Premium)

Apple Musicアーティストへの分配金が多いと聞いたためそれを使っていたが、Apple に端末代も出してサブスクでも課金してと金払いすぎではと冷静になり乗り換えを検討

Spotify に乗り換えたが、数年使っても新しい体験がまったく感じられないので失望して解約

今は YouTube Premium に付帯している YouTube Music を使っている。UX過去使ってきたサービスの中でも最悪だと感じるが、音楽サブスクに金払うよりかは一回でもライブに行ったほうがいいかと割り切っている

メール

Fastmail → NameCheap Private Email → mioセーフティメール

Fastmail は使いやすかったのだが、価格ちょっと負担になってしまい解約

NameCheap は買ってたドメイン管理してたついでに安かったので契約していたが、ドメイントランスファーに伴い解約

mio セーフティメール機能スマートフォンへのプッシュとかは無く必要最低限って感じだけど、よく考えたらプッシュ来てもうざいだけだし値段なりのサービスかなと満足している

その他

住信 SBI ネット銀行プラチナビット11,000 / 年) → 解約のみ

メインバンクだったこともあり、数年前からモバイル端末保険目当てでついでに加入していた

d NEOBANK になってしまスマートプラグラム改悪も発表され、見切りをつけてメインバンクを切り替え、それに伴い解約した

モバイル端末保険は結局一度も使わなかったのだが、これに関して代替が見つかっていないためどうしようかと考えているところ

(年間一万円程度なら、昨今のスマートフォン価格を考えると十年に一回程度の利用でも元が取れそうなため)

替えがきかないやつ

Zaim家族銀行口座残高を共有したいニーズがあり (支出家族デビットカードにまとめているため)、手軽かつ安くあげられるサービスが他に見つからない。Zaim 自体はもう創業者の方が関わっていないらしく、プロダクトとして今後新しい驚きはなさそうなのでできれば課金したくない気持ちがあるのだが

U-NEXT映像サブスク大人暇つぶしだったり子供テレビ需要だったりで無いと困る場面が多い。y.u mobile 契約がありポイントで最新作もみられるので他は契約せずこれにしている

 

 

後半価格書くの面倒になった

昔よりは支出減らせてるかな

足幅広の人権がない

服が好きでな、かといってそれほどお金派使っていない。

ファストファッションばかりだ。

 

数年前にZARAコラボもののブーツを買ったんだ。

ビブラムソールのサイドゴアブーツ。

2万ぐらいかな。

コスパとしてはすごくいい。

 

自分の足は幅広で4Eとかあるが、全長24.5cmとかだ。

スニーカーは26.5か27。

革靴なら25.5cmのはずだとZARAのブーツもそのサイズで購入した。

 

しかサイズが合わず痛かった。

足の外側が痛い。

革は伸びるんじゃなかったのか?

ストレッチャーを使ってもいまいち、というかそこじゃないんだよなというストレッチャーしかない。

過度に安い革とかガラスレザーなら伸びないのもわかるんだけどなあ。

そんなこんなでワンシーズンに数回履くにとどまっていたが、先日革伸ばしスプレー発見した。

 

これはいい!伸びるぞ!

しかし足は痛かった。

 

そこで気づいたんだ、革が伸びてようやく。

そもそも底面が足りていないから革が伸びようとフィットが悪くて痛くなるんだと。

縦幅は若干緩いぐらいで、かかとに人差し指ぐらいなら入ると思うんだけどな。

 

大人しくニューバランス履くしかないのか。

革靴を安く手に入れたかった。

そりゃ金出せばね、いくらでもあるんだろうけどね。

2025-11-08

ここだけの話ラムーの惣菜より下手に作れる主婦っておるん?

滅多に自炊しないおじさんサラリーマンでもあそこまで美味しくない惣菜は作れないんじゃ?

ラムー、単純なチキンカツなら普通に食えるだろと思って買ってきたけど

普通に不味くて残り捨てるわ(笑)

2025-10-24

そういやラムーで買った100円フランパン風巨大コッペパンが期限切れから3日でカビてたわ

逆に感心した、添加物そんな入れてないってことだもんな

ラムーの激安パンは割と安心して買える雰囲気だわ

次買う機会があったらさっさと切って冷凍しとこ

2025-10-20

人間はただ、狂った時代に、狂ってダンスを踊ってるだけ?

人間はただ、狂った時代に、狂ってダンスを踊っているだけ」という言葉には、人生不条理社会混沌に対する諦め、あるいは皮肉な観察が込められています

ユダヤ教的な視点から見ると、この考え方は一面の真理を含みつつも、最終的にはユダヤ世界観とは異なる方向を指しています

1. ユダヤ教における時代の「狂気

タナハ(聖書)にも「狂った時代」についての意識はあります

たとえばコヘレト伝道の書)にはこう書かれています

「すべてのことに時があり、天の下の出来事には定められた時がある。」(コヘレト 3:1)

まりユダヤ教世界の混乱や理不尽さを否定しません。人間は確かに時代の流れに巻き込まれときに「狂ったように」見える世界を生きている。

しかし、それでも世界無意味ではなく、神の意志の中にある秩序が存在すると教えます

2. 「踊る」ことの象徴

「踊る」という比喩も興味深いです。

ユダヤ教では、踊りは単なる気まぐれではなく、神への喜びや生命への感謝表現です。

たとえばダビデ王が契約の箱の前で踊ったとき

ダビデは主の前で力の限りに踊った。」(サムエル記下 6:14)

この踊りは狂気ではなく、霊的な高揚の象徴でした。

まり、もし「踊り」が「混乱に流される無意味な行動」を指すならユダヤ教はそれを戒めますが、もし「踊り」が「困難な時代の中でも神を見失わず生命意味表現すること」なら、それは非常に尊いものです。

3. ユダヤ視点からの応答

ユダヤ教人間を「ただ狂った世界で踊る存在」とは見ません。

しろ人間ティクンオラム世界の修復)、すなわち「世界をより良くする責任」を負う存在とされます

世界が狂って見えるのは、私たちにその混乱の中で意味見出し、行動する使命があるからです。

正義を行い、慈しみを愛し、謙遜あなたの神と共に歩むこと。」(ミカ書 6:8)

これは、「狂った時代に、どう踊るか」を示すユダヤ的答えとも言えるでしょう。

まとめ

2025-10-19

ラムーに売ってた100円で売ってたフランスパン風巨大コッペパン

マーガリン塗ってケチャップかけてマジックソルト振って耳がカリッとなるまで焼くだけで激ウマですわ

これに半熟目玉焼き乗せたら美味さマシマシでもうたまんねえ

コスパいいってもんじゃねえわ

2025-10-18

ラムーに売ってた100円の巨大フランスパン買ってみたら

ただの巨大コッペパン

とりあえず噛むと給食で食ったコッペパンを思い出す素朴な味

厚めに切ってマーガリンを塗り砂糖を振って耳がカリッとなる程度に焼くと安心の美味さ

消費期限までに使い切るのは厳しいほどデカイのでスパスパ切って冷凍だぜ

主食はしばらくコイツでいいな

ピザソース買ってこよう

2025-10-17

anond:20251017213756

ラムーなら6個入りで100円らしいがこっちにはない

誰か買ってきて

2025-10-15

anond:20251015171402

幸せ、楽かどうか、おもしろいかどうかを目的にするのは弱者

真の強者は、神に遣えること、つまりティクンオラム目的とする

2025-10-13

飯野賢治」を理解するには当時のゲーム雑誌文化についても理解する必要がある

[B! 人生] 飯野賢治はいつ “クリエイター飯野賢治”を演じ始め、そして演じることをやめたのか?飯野賢治生誕55周年トークライブから見えたこと【飯野賢治とは何者だったのか】 | Game*Spark - 国内海外ゲーム情報サイト https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.gamespark.jp/article/2025/10/11/158293.html

kuruse_haya 飯野賢治は当時のゲーム雑誌でのインタビュー記事が圧倒的に面白かったんだよね。ゲームは二流・三流なんだけど。だから飯野賢治を語るには彼のゲーム作品ではなく当時のゲーム雑誌から語る必要があると思う

トップブコメのこの意見、まじでそうなのよ。

飯野賢治理解するには当時のゲームメディアを知る必要がある。

90年代日本雑誌文化の最盛期( https://current.ndl.go.jp/ca1697 によれば1996年に1兆5,984億円。この年は『エネミー・ゼロ』の発売年だ)で、もちろんゲーム情報ゲーム雑誌から入手するのが主流だった。セガサターンに限っても、ソフトバンクの『セガサターンマガジン』、徳間書店の『サターンFAN』、毎日コミュニケーションズの『グレートサターンZ』、メディアワークスの『電撃セガEX』/『電撃セガサターン』、さらCD-ROM付きのアスキー『TECHサターン』があった。

飯野ゲームスタークリエイターであったが、まずなんといってもゲーム雑誌におけるスターであった。

 

SFC時代まではゲーム雑誌でおなじみの人気クリエイターといえば、堀井雄二糸井重里さくまあきら広井王子といったフリーランスの人が多く、ゲーム会社所属しながら彼らと同等レベルで扱われるのは、宮本茂坂口博信といった上澄みも上澄みの人間に限られていた。SFC時代までに岡田耕始と金一馬が『ファミ通』に揃って登場した回数は2度しかない(それも他の人間を加えた座談会形式のものであった)。メガドライブ以前のセガハード専門誌を読むと驚かされるのだが、中裕司鈴木裕クラスですら滅多に誌面には登場しない(PCエンジン専門誌だと割とハドソンの人が出てたりはするのだけれど)。

 

ゲーム雑誌においてゲームクリエイター露出が広まったのはPS1時代というのは間違いないだろう。

――他に音楽業界手法で言うと、クリエイタークレジットちゃんと出す流れも、丸山さんのときに生まれものですよね。

 

川上氏:

 当時は、みんなゲームクリエイター名前は隠していましたからね。

 

丸山氏:

 でもさ、レコード映画クレジットを作るのが当たり前だし、あれば頑張る気になるじゃない。それに名前を隠すのはそもそも自然だし、親しみも湧かないでしょ。だいたい、高橋名人【※】みたいにプレイヤースターがいて、クリエイタースターじゃないというのはヘンじゃない。だからメーカーはみんな嫌がったけど、「名前を出した方がプロモーションやすいよ」と説得したんだ。

 

高橋名人

1959年まれゲーム関係者本名高橋利幸ファミコン全盛期にハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント所属ファミコン名人として一世を風靡した。ゲーム機のコントローラボタンを1秒間に16回押す「16連射」が有名。

 

 実際、これは有効なんだよ。だって普通に紹介したら雑誌で2ページ程度しか取れない作品でも、クリエイターが登場して苦労話を喋って、カメラに向かってポーズでも取ってくれたら、もう5ページくらいに露出が増えるわけ。どんどん可能なことが増えていくんだよね。

 

――つまり音楽プロモーションの「人を立てていく」手法を持ち込んだということですか?

 

丸山氏:

 そうそう。で、クリエイターには「ミュージシャンは顔出してやってるから、どこ行ってもモテるんだぜ」と教えてまわった。

https://news.denfaminicogamer.jp/interview/ps_history/3#i-2

 

PS1では現在でいうところのインディーゲームのようにいろいろな変わったゲームが登場し、フロム・ソフトウェアをはじめとする聞いたこともない会社ゲームを出すようになり、そして専門誌ではページを埋めるために開発者インタビューを大々的に載せるようになった。そうやってソニー・マガジンズの『ハイパープレイステーション』に頻繁に取り上げられていたクリエイターの一人が(セガサターン移籍前の)飯野賢治だった。

 

飯野賢治のなにが良かったか。まず見た目がインパクトある。ほかのゲーム開発者いかにも会社組織所属するサラリーマンオタクのような風貌のなか、巨体かつ長髪で眼光が鋭い。そして話すことが面白い。しがらみなく同業他社ゲーム言及するし、『ファミ通』のクロスレビューのありかたも批判する。ゲーム雑誌なのにビョーク坂本龍一の話をずっとしてたりする。セガサターン移籍前なのになぜかセガサターン専門誌で連載記事を持ってたりする。FMラジオMCもやっていたし、大阪ではピエール瀧と一緒にゲームバラエティ番組もやっていた(これ結構面白かった記憶あるんだけどネット動画上がってるの観たことないな)。『ゲーム批評』にいたっては飯野賢治だけの別冊号を出した。あと飯野賢治奥さんゲーム雑誌に連載コラムを書いていた。

彼はトリックスターとして面白かったし、次々に新しいなにかを起こしてくれるという期待があった。勢いのある深夜ラジオパーソナリティや、現代ならばSNSインフルエンサーのような受容をされていたといえば伝わるだろうか。

 

飯野ゲーム雑誌への露出が極まっていたのが『リアルサウンド風のリグレット〜』のときだった。映像のない音声だけのゲームである同作では、画面写真が使えないものから、そのぶん誌面を文字で埋めるしかない。だから飯野インタビューに登場する。ほかのゲームがせいぜいゲーム紹介記事1P+開発者インタビュー1Pという構成であったりするところを、『リアルサウンド』は飯野インタビューが2Pまるまる載る。そしてそれが毎号続く。もはやハックと言っていいだろう。誌面埋めのために飯野インタビューを取る→宣伝になるから飯野インタビューに出る→読者ウケがいいからまたリアルサウンド記事が載る、というサイクル。『セガサターンマガジン』は一時期は刊行ペースが週刊になっていたものから、誌面を埋められる人材は重宝されまくった。

 

いま飯野賢治を振り返ろうとすると、どうしても成果物ゲーム)をとっかかりにしてしまうが、あの時代における飯野賢治の受容を理解するには、それよりも当時の『ファミ通』、『ハイパープレイステーション』、『セガサターンマガジン』、『ゲーム批評』を読むほうがいいんじゃないのという話。

 

----

 

参考までに1990年代ソフトバンクセガハード専門誌からスタッフインタビューリストアップしてみた。32ビット(64ビット級)時代になった途端に開発者が一気に表に出てくるようになったのがわかるだろう。

Beep!メガドライブ 1993年12月

バーチャレーシング - 永田浩一(セガ

ファンタシースター ~千年紀の終りに~ - 小玉理恵子、津川一吉、西山彰則(セガ

矢野一隆(セガファルコム

重田守(セガ

 

セガサターンマガジン 1996年12月27日号(エネミー・ゼロ表紙)

ファイターズメガミックス - 片桐大智、片岡洋、光吉猛修セガ

エネミー・ゼロ - パーラム飯田和敏(※開発者ではない)

デイトナUSA CIRCUIT EDITION - 瀬上純、澤田朋伯(セガ

サイバーボッツ - 醤野貴至、澤田悦己(カプコン

ときめきメモリアルSelection藤崎詩織 - 流石野考(コナミ

新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression - 小林正英、茂木幸樹(セガ

意見無用 - 池袋サラ、新宿ジャッキーブンブン丸、柏ジェフリー

天外魔境 第四の黙示録 - 広井王子森本レオ桜井智

シャイニング・ザ・ホーリィアーク - 高橋宏之ソニック

EVE burst error - 藤田正人、野口征垣(シーズウェア)、鈴木達也イマジニア

佐々木建仁セガ)×後藤友恵、片平貴子レースクイーン

電脳戦機バーチャロン - 亙重郎セガ

セガサターンワープロセット - 大鹿敏宏(光栄)、中村憲二(エルゴソフト

センチメンタルグラフィティ - 為我井徹

サクラ大戦 - 田中公平牧野幸文(セガ)、原太郎ティーズミュージック

セガスキー スーパーG - 菅原誠(セガ

ラストブロンクス - 山下信行(セガ

電脳戦機バーチャロン - 亙重郎セガ

Digital Dance Mix Vol.1 - 安室奈美恵 鈴木裕セガ

スカッドレース - 名越稔洋宮本英明西村英士(セガ

 

Dreamcast Magazine 1999年12月31日号(D2表紙)

小島弘和、荷宮尚樹(セガ

シェンムー 一章 横須賀 - 松風雅也安めぐみ、岡安啓司(セガ

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム - 小林健太郎セガ

クレイジータクシー - 菅野顕二(セガ

スペースチャンネル5 - 水口哲也セガ

セガ ソフト7研 - 大場規勝、小玉理恵子、伊藤知行、瓜生貴士、大原徹、西山宗弘、松浦剛、西野陽

プロ野球チームで遊ぼう! - 瀬川隆哉、地宏之加藤真樹、石原学(セガ

Dの食卓2 - 飯野賢治ワープ

ROOMMANIA #203 - 牧野幸文、佐々木朋子(セガ

東京バス案内 - 泉麻人

ベルセルク 千年王国の鷹篇 喪失花の章 - 平沢進

爆裂無敵バンガイオー - NON、MURATA(トレジャー

央華封神 央華咲きし刻 - 金月真美田沼雄一郎

お・と・い・れ - 中村立行(ワカ製作所)、光吉猛修(※開発者ではない)

2025-10-12

うる星やつらラム声優さん上坂すみれさんかなり頑張ってたが平野文さんのネイティブさにはかなわんな

なんか上品な感じになってしまった

ほかの声優違和感なし やっぱヒロインは注目されてしまい大変だな

https://www.youtube.com/watch?v=5kuW3xP_MUE

2025-10-09

太字で弱者男性に物申す増田投稿を見て思ったけどさ

ウマ娘ってそんなにあてがわれる女として適切か?

あの娘達ってトップアスリートだし、弱者男性とはまず相性が悪すぎると思うんだよな。

まあ件の増田が他に挙げてるキャララムエミリアとそれっぽいチョイスだったから、おそらく流行ものというだけでウマ娘をチョイスしたであろう詰めの甘さが気になってしまった。

2025-10-01

福岡から北海道行ってきて美味い店を食べ歩いたけど、新鮮さや美味しさにそう違いはない感じがしたな

想定を超えて美味かったのは「吉山商店」の味噌ラーメンで、あれは美味かった

九州豚骨ラーメンがそこまで美味いと思えないから嗜好の問題だと思うけど

ラムも美味かったけど初めて食べて比較対象がないから何とも言えないな

全部美味かったけど想定を超えた美味さはそれくらい

2025-09-17

おそうじおせんたく

おわったあとのラムレーズン

おいしいな

2025-09-10

タイムズカーの料金体系変更について解説してみる

走行距離1万キロ超の元ヘビーユーザーとして、今回のタイムズカーの料金体系変更について解説してみる。

2025年12月1日距離料金およびタイムズカープログラムの改定について | カーシェアリングのタイムズカー

相変わらず、Twitterでの評価は良くない。

x.com/magasasu28/status/1965574932542480557

かなりの人が利用しなくなるだろうな。

物凄い改悪

x.com/nao_ele_desin/status/1965418729527017508

マイカー保持者の私にとっては

かなりの改悪ぶりに目が点です…

これならもう車持つ方がええやん…🫤

もしくわ他のカーシェア

とは言っても近所にタイムズがあるから便利だったか意味なし…



増田意見としては真っ当な料金体系の変更であり、逆にこれまでに穴が塞がれていなかったのが不思議だったという印象である

今回の変更の論点は以下の通り。

それぞれ解説していく。

距離料金の変更

利用時間が6時間を超えた場合走行距離が20Kmを超えた場合

以前の条件では6時間以内に抑えることで、格安ドライブ旅行可能だったので、増田は暇な土日に6時間以内のドライブを頻繁にしていた。

横須賀ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして1,360円。東京横須賀間の往復電車運賃が2,220円。グリーン席の追加コスト電車では目的地まではバスに乗らないといけないことを考えると安いし楽。

佐原ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして1,440円。東京横須賀間の往復電車運賃が3,388円。電車ダイヤの不便さ(本来特急利用すべき距離)を考えると安いし楽。

首都高ドライブ

参考までに、ガソリン代が160円/l、燃費が20km/lだとして2,400円。

はっきり言って、タイムズカーにも首都高にも利益にならない環境破壊行為である

ケチで暇な独身からこそできるドライブだったと思う。同乗者や家族がいたら、こんな乗り方はできない。デートで6時間タイムアタックをしたり、6時間制限のために遊びを切り上げるパパとか嫌だよね。

この6時間制約のせいで旅行先を限定してしまったり、帰りを急いだりしてしまうこともあったので「普通の」ユーザーにとっては良いことだと思う。

タイムズカープログラムの変更

ステージ3・ステージ4のミドルクラスプレミアムクラス優遇廃止

追加料金がかからないことをいいことに、1人でもアルファードに乗るようなユーザーも多かったのではないかと予想。本当に必要大人数での利用なら、追加料金を気にするということはないので、利用の最適化につながるはず。

ドルクラスプレミアムクラス必要ユーザーには予約しやすくなるメリットがある。

タイムズカーから乗り換えるのか?

x.com/hansen_a900/status/1965348999462047963

かに結構な値上げであり、皆さま阿鼻叫喚だけど極超短時間でもない限り元々レンタカーの方が安いやろ?全国各所にあり空きがあれば24時間即時使えるのがタイムズなので、レンタカーで済むならレンタカー使ってるし。皆タイムズ一本足打法なの?


実際のところ、レンタカーの方が安いかというと微妙である

例えばニコニコレンタカーSクラス12時間まで2,525円だが、カーナビ+550円、パーフェクト補償+2,200円を考えるとそんなに安くはない。何よりもカーシェアにはレンタカーにはないメリットがある。

増田タイムズカーを退会することにした

理由は単純で車を買ったかである

マイカーはいいぞー

2025-09-09

anond:20250909152153

冷凍で良いなら業スーだし、総菜ならちょっときついけどラムーでどうぞ

お前の近所にあるかどうかまでは責任持てない

anond:20250909145627

ラムーとか激安スーパーをご存じないと

少しは自分で調べれば

2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した③

https://anond.hatelabo.jp/20250908163905

善意呪詛、獣欲の悪意

俺は大学生の時、予備自衛官補の訓練で銃を撃ったことがある。64式小銃という銃だ。狩猟スポーツのためではない、純粋に「人を撃つために作られた、戦争をするために作られた軍用銃」だった

その銃床を肩に当て、撃った瞬間、日本人が考え得るもっとも強力な「戦争と殺しの道具」を手にしたと錯覚した。

…あの時は、それ以上に強い武器はないと思っていた。だが、人間人間を苦しめる手段に限りがないことを今知らされている。人は、人を軍隊武器で殺すばかりではない。視線と、言葉と、善意ですら、人を壊すのだ。

14歳の兄の娘は、俺がかつて持った64式小銃よりも恐ろしい武器をその小さな心に浴び続けた。それは悪意と性欲という視線心臓を撃ち抜かれ、言葉ナイフが幼い心を裂き、さらには善意や親切でさえ…猛毒の毒矢となって彼女に降り注いだのである彼女が生まれる遥か前、俺が4歳や5歳の頃、オウム真理教というテロ組織世界初首都圏化学兵器テロを実行した。その時、俺のよく知る秋葉原駅オウム実行犯の一人はサリンを散布したという。彼女にとってはそれをも超える「視線言葉善意化学兵器」が小さな体に降り注ぎ続けたのだ。

兄の娘は、母親容姿を引き継いでいる。今となっては、その美貌は、彼女にとって祝福ではなく災厄であった。俺が見ているウマ娘というアニメ、その中のトウカイテイオーという少女面影も立ち振る舞いも似ていると感じていた。

まだ14歳の幼い彼女をその獣欲を満たそうと、有象無象無頼の輩がやってきていた。それは、昔教科書で見た百鬼夜行絵巻を俺に想起させた…人間は時に、妖怪よりもよほど醜悪である

悪意ある大人たちは、艶めかしい視線と卑しい言葉彼女に浴びせ続けた。その感情は毒であった。幼い心は、その毒に壊されていった。俺も父も、完全にそれを防ぎきることはできなかった。

悪意ある「大人」たちに艶めかしく気持ち悪い性欲のこもった眼と言葉感情を向けられ続け、彼女の心は壊れた。

だが、何も悪意と性欲だけが兄の娘の心を壊したのではない。転校する前の私立、そして小学校時代の学友や友人が、彼女心配したのだろう。クラスで書いた寄せ書きを持ってきたことがあった。思えば、代わりに俺かルカねえが受け取るべきだった。

それを見た彼女は、半狂乱で泣きわめきながらそれを引き裂いた、破いた。布団に伏し、捨てられた小動物のようにおびえて泣いた。彼女にとってもはやクラスメイトの向ける善意純粋心配好意は、彼女の心を引き裂く研ぎ澄まされた言葉ナイフに変わっていたのだ。

俺は内心悲しみを隠せなかった。「また遊ぼうね」、「元気?」…子供らしい無垢な励ましの言葉だ。数々の言葉彼女の心を締め上げる呪詛呪文以外の何物でもない。感受性の強い彼女の壊れた心は、もはや善意幸せを受け止める器の形を保っていなかったのかもしれない。

兄は娘と伴侶の心さえ破壊していく毒を残していったのだ。あまりに業の深い行為である

補導した警察官の話によれば、彼女――兄の娘はトー横でさえ価値観や会話がかみ合わず容姿ゆえの性欲しか年代落ちこぼれたちからさえ向けられなかったらしい。

同性からは「見てくれのいい生意気な女」、異性からは「エロい女」、救いを求めて流れ着いた場所でさえ、彼女の前に待っていたのは俺達が防ぎきれなかった悪意と性欲のねばついたマナコと、悪意と嫌悪の眼だけだったようだ。

彼女が求めた救済の場は、結局、欲望嫌悪の眼が渦巻く修羅の巷であった。

兄が望んで往った「キラキラした人生」…見栄と虚栄と虚位と、嫉妬と悪意と打算と性欲が渦巻く世界に、行きたくもないのに叩き落とされたのだ。感受性の強いその娘が、望んでではなく、強いられて。

俺は兄の位牌を蹴り飛ばしたい衝動かられた。どこまでも身勝手自分勝手だった兄の残した業と毒…身勝手で、他者を顧みぬ男の残した毒は、一人の少女の心を取り返しのつかぬほど破壊してしまったのだ。

…兄の娘の心が再びその瑞々しさと平穏を取り戻せることを、俺と父はその祈りにすがるしかないのである

記憶の旅の終わり、西武新宿のReゼロのレム・ラム姉妹エミリア、そしてなろう小説トー

Xを覗くと、思いがけず俺の書いたものが拡がり、人々の口端にのぼっていた。

群れをなすオッサン達の姿は、かつての兄に重なった。彼らは互いに「自分は違う」と言い訳しながら、同類であることを確かめ合っている。肩書を飾り立て、やれどこぞの企業社長だ、案件募集だ、AIがどうとか…

実体の乏しい言葉を繰り返すだけで、そこにあるのは哀れにも似た虚ろさであった。恐らくAI意味も分かっておらず、それを錦の御旗にすればルカねえや俺の様なIT音痴人間がすごいと思って枕詞につけているのであろう。一抹の哀れさすら感じる連中である

俺はそれを見て、葉の裏にくっついて擬態しなければならぬ雑虫の輩の羽虫が、アスファルトにへばりついて隠れているかのような場違いな滑稽さを感じた。

だが、それを笑えるであろうか?彼らの有り様は、兄と同じだ。都市の灯に集う羽虫に似ている。かつて昆虫が森の落葉の陰に潜み、その自然の中で調和していたように、彼らもまたあるべき場所を持つはずであった。しかし今はアスファルトに貼りつき、光に惹かれ、Xの上をただ滑稽に舞う。

そう思えば、彼らの姿は羽虫に似ている。自然の中で葉裏に潜む虫であれば、まだ調和がある。だが都市の舗道に貼りつき、光に群がる姿には、どこか場違いな痛ましさがあった。兄の変貌もまた、その群れの一つに数えられるべきものだったのであろう。

俺みたいな人間から見れば、虫と同じだ。虫マニア昆虫学者ならナントカムシだのウンタラムシだの名前と種類が違うことがわかるのだろうが、俺から見れば兄と同じくネット虚妄自尊心毒虫の様に肥大化し、ITという腐葉土に群がる虫の様にしか映らない。そこには嫌悪侮蔑感情すら感じていた。

俺と父が見た、傷心のルカねえや兄の娘に群がっていった、性欲に狂った目でイチモツをオッ勃たせる事も気にせず…いや、寧ろ見せつけて嫌がる様に性的興奮すら感じているのであろうとしか思えない程の下劣教養のかけらもない言葉遣いと毒笑を浮かべた自称IT企業社長」、「ITコンサルタント」、「芸能界関係者」、「スポーツ関係者」と同じにしか見えない、日本社会の闇に蠢く虫の様な輩の姿を再び見て、俺は暗い気持ちを抱えざるを得なかった。

―――これを見て、折に触れて思い出すことがある。トー横で兄の娘が補導され、俺と、そしてルカねえが引き受けに行った時の光景だ。

西武新宿から降りてすぐ左手パチンコ屋に、姉妹メイドと一人の王女が映ったアニメキャラの大きな看板がある、なろう小説の有名なアニメ、Reゼロキャラクターだという。

その看板の下で兄の娘とルカねえと俺は合流した。

生前、兄もこのなろう系というものを好んでいた。そこには性格がひん曲がった社会負け組中年引きこもりが、タナボタチートなるパワーを得て死んだ先の世界無双し、美少女に囲まれるという、あまりにも惨め過ぎる夢物語の内容が主で、兄と同じく氷河期世代中年男性に人気だと聞く。

自業自得の自らの業と虚栄により、人生を自ら追い込み、ありもしない一発逆転に縋って、それでも「馬鹿にされる」、「男のメンツ」とくだらないプライドを持ったまま憐れに、惨めに、そして滑稽に独り相撲を続ける兄の姿を、兄自身も歪んだ認知の中で重ねていたのだろうか。少なくとも俺には、兄が彼の好むスバルだのカズマだのゴブリンスレイヤー何某だの、ロードウォーリアーズだかオーバーロードだとか、転生スライム男だという何某の様なキャラクターにダブって見えた。

ああ、空想の中の異世界では自尊心毒虫の様に肥大化した彼らの他責思想と無法を通したとしても、都合よく逆転し、美少女に愛され、英雄になれるのであろう。だが現実は冷たい経済機構歯車が迫る経済大国の社会の枠組みの中だ。そんな人間は、社会から「いらない存在」として排斥される。兄の憧れた彼らなろう主人公にも、ルカねえや娘、俺達に忍び寄る「社会底辺と闇の世界の住人」達の世界で生きることもできないだろう。

その末路は兄と同じなのやも知れない。

思い出す。京都アニメーション放火テロ事件主犯である青葉真司という氷河期世代中年男性がいた。彼も熱心に「小説家になろう」に投稿していた男だったと裁判証拠として提出されている、とニュースで見た。

そんな彼は狂って自らと無関係大勢他者を燃やして死んだ。実に身勝手な男だ。いつか兄が見ていたどこぞのなろうアニメの様にエクスプロージョンなどという魔法でも放ったつもりだったのであろうか?身勝手にクソをヒリ出し首を吊って死んだ兄も同じではないであろうか。ガソリンをぶちまけて火を放って焼け死のうとした青葉、身勝手に首を吊り糞と精子をヒリ出し死んだ兄。炎か汚物かの違いでしかない、俺はそう思っている。

もしくはすべてを投げ出して生きている俺達に迷惑をおおかぶせたまま、兄は自ら命を絶ち、勝手に「異世界転生」をしたつもりなのかもしれない。

…だがその先に、美少女を抱く未来も、英雄となる舞台も、永遠に訪れることはない。現実は冷酷であり、兄の望んだ「なろう」の世界は、永遠に来ないのである

みずいろ

――あれは兄の娘が中学受験に受かった翌年の夏だっただろうか。

音楽関係仕事についていたルカねえの血を継いでいるのか、兄の娘は感受性が強い子だった。

兄の家族と俺とで、片瀬江ノ島にいった夏の事だった。成層圏の黒みがかったほどの抜けるような青空入道雲が眩しい日の事だった。

――思えばそのころにはすでに破滅足音家族にも忍び寄っていた。それを幼い感受性で感じ取っていたのだろう。受験で塾通いで詰め詰めだったと言い訳をしながら、兄の娘の無邪気なはしゃぎぶりは今でも記憶に強く残っている。

…それは、終わりゆく夏と自分人生のこれからの先を予見して、一秒一秒、終わりゆく夏の光を記憶琥珀に、粒に封じ込め、未来の闇に消えぬように思い出を刻み込もうとしている様だった。砂を蹴って無邪気に走り回る姿が、今なお俺の記憶を去らない。

すでに破滅足音は背後に忍び寄っていた。その予兆を、彼女の鋭い感受性は察していたに違いない。当時はまだ13歳になる手前の12歳頃であっただろうか。年の割に無邪気にあふれる様な歓喜をしめしていたのも、せめて一刻を永遠に刻もうとする幼い魂のあがきであったかもしれない。

…今思えば彼女は知っていたのだ。この夏が家族の、ひいては彼女自身人生の、ひとつの終幕であることを

俺とルカねえはその光景悲しくて居た堪れなくて見ていられなかった。憔悴しきっている兄は、娘のその機微にすら気が付いていない。その鈍さが、憐れで腹立たしくてしょうがなかった。

江ノ島神社で、お参りをした時、彼女は俺達よりずっと長く目をつぶって祈っていた。彼女の小さな肩は震えているように見えた。強く強くと神様に願いをかける様に。ルカねえと俺は彼女に聞いた、そんなに長く何をお祈りしてたの、と

彼女は壊れそうな程儚い笑顔でこう言ったのである

「みんな仲良くこれからも暮らせますように」、「今の私が大切に思ってることが消えてしまわないように、消えてしまってもぎゅって守っていられるくらいの強さをくださいって」

…あの頃を思い出すたびに俺は自分のふがいなさと弱さに泣きそうになる。胸の奥底で嗚咽をかみ殺した。世の非情さを思い知らされたかである。だが、彼女は違った。あの瞬間、彼女はすでに、世の無常をその小さな胸で受け止めていたのだ。心が壊れ、すべてが崩れ去ろうとするなかでさえ、彼女は自らの「大切に思っていること」を決して手放さなかった

ーー兄の娘は、祈った。今でも忘れえぬことは、心が壊れてしまってもなお、彼女は自らの「好きな色」を忘れず、強く固執していた。

好きな色を聞けば必ず彼女は答える。

好きな色は、「みずいろ」と

…それは夏の空の色であり、壊れ行く者が最後に抱きしめる儚い希望の色だった。心が壊れてしまった彼女が胸の奥にひそかに抱いていた、あの淡い祈りの色である

… 兄の業に翻弄され、家族が砕け散るなかで、彼女はこの「みずいろ」だけを守ろうとした。

滅びゆく者が抱きしめる色――それが、みずいろであった。

…今も俺の机の上、地獄入り口PCブルーライトの光に照らされ、小さな球体の中の「みずいろ世界」に抱かれて泳ぐ小さな鯨とともに、その色は俺に語りかけている。その色は、淡く、だが確かに輝き続けていた。

AM2:00 東京都郊外某所 Xにて

兄の人生をたどる旅を終えて今わかった。兄の姿は彼らの現身なのだ。彼ら、彼女らの飾り立てるIT技術で変わる世界美辞麗句にどこか詐欺師の語るような違和感を感じざるを得ない理由も、今ならわかる。

彼らは本当は、ただ自身毒虫の様に肥大化した自尊心と、自己顕示欲、性欲、俺だけが主人公、それ以外はモブ、そんなあまりに幼稚で下劣すぎる欲望を満たしたいだけなのだ。力も度胸もないかテロリストや反社にでもなることもできず、またその方法もこの天下泰平の法治国家日本でわかるわけがなく、それを叶える魔法の道具に「IT」を選んだだけにすぎない。

彼らのいうAIだとかiPhone何某だとか、LLMだとかい言葉を「拳銃」や「爆弾」と言い換えて見よ、何も矛盾することはないではないか…彼らの中に「自分」以外の存在は介在していない。かつての兄と同じである

思えば、人類歴史とはかくのごとき欲望の繰り返しである古代に鉄剣がそうであり、中世には火薬がそうであり、近代機関銃戦車がそうであった。令和の世においては、それが「ITであるというだけのことだ。

だが彼らの願いが叶うことは永遠にこないと思う。その末路は令和の世に入ってから幾らでも例があるではないか孤独業火に焼かれた青葉、狂気の刃を振るった平原、性欲と憎悪欲望に溺れた和久井――いずれも同じ末路に至った。兄の姿もまた、その一つにすぎなかった。

IT神輿美辞麗句を飾り立てる彼らも兄と同じく、一皮むけば糞と小便と涎とザーメンの混合物…汚物の様な感情だけで動くそれらが詰まった肉の袋、人とは言えぬ何かでしかないのだ。

今では、ミサイル爆弾を落とすにもスマホ写真を撮ってSNSで座標を知らせる、ということまでウクライナで行われ、かつてのアフガニスタンでは行われていたらしい。IT世界は確かに変わった。だがそれは悪い方向に、でしかない。

――窓の向こうで、東京の都会の灯がうっすら見えている。

ルカねえや兄の娘、そして兄と見た府中分倍河原の夜の様な星空は、その虚栄の光に隠れて見えなくなっている。

羽虫の様に光に集まる人々たち、欲も善も悪も聖も全てのみ込んで、東京の夜は深まっていく、田舎と都会の合間に住まう窓の外を見て、何とも言えない兄と、人の業の深さを感じている。

窓外に目を転ずれば、府中の夜空に瞬いた星は、もはや東京の灯にかき消されていた。星が見えぬということは、文明の光に包まれているということである。だがその光は、羽虫の群れをも包み込み、欲も善も悪も、すべてを呑んでしまう。

兄はなぜ首を吊らなければいけなかったのか。なぜ変わってしまったのか、ルカねえと兄の娘はなぜあんな目に合わなければならなかったのか。なぜヒーローは助けに来なかったのか。

星空も夜も、そして東京の光も、この苛立ちとも悲しさとも怒りともつかない感情の疑問に、答えを出してくれない…時は、ただ深夜二時の時間だけを静かに刻んでいる。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん