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2025-11-18

映画ランボー2 怒りの脱出を見た

一体俺は何を見せられたんや……27点。

 

ランボーじゃない映画として見るなら57点くらいつけられるかもしれないけどさ。

ランボーってこういう映画だったっけッて感じでめちゃくちゃ微妙映画だった。

 

まずあいかわらずスタローンはよかった。前作のヒットを受けて作られた作品からしょうがないけど、ランボーをやってるランボーみたいなカリカチュアされた感じが気にはなったけど、悲哀と怒りを顔で表現できるアクション俳優ってやっぱ貴重やなと思った。これがシュワちゃんとの違いだよね。あと身体全体が明らかにバルクアップしてて草。収容所肉体改造に励んだのだろう。

次にアクションは……派手でよかったんじゃないかな、うん。サイレントキル、ド派手な銃撃戦、船、ヘリレパートリー豊富だし火薬シマシで見てて楽しくはあった。でも今基準で見たら「昔のアクションってこんな感じだよね~」くらいの印象だったので特に加点対象にはならない感じ。

 

問題ストーリーだよね。

 

収容所強制労働してるランボートラウトマンCIAにそそのかされてまたベトナムに戻って捕虜写真を撮るミッションアサインされる。輸送機から降下する際にうっかり弓矢とナイフ以外の装備を失ったランボー美人情報員と協力しながらいろいろあって写真撮らずに捕虜を救出。それを知ったCIAランボーの救出を中止。敵地に取り残されたランボーソ連率いるベトナム軍に捉えられるもなんだかんだあって捕虜と一緒に脱出美人はうっかり死ぬも頑張ってアメリカ軍基地に戻ってM60を乱射するのだった。

 

ストーリー、見せ場のための強引な設定が多すぎる。

1.最新鋭の機器の失い方がバカすぎる

CIAランボーに最新鋭の装備を渡すんだけど降下の際にベルトが機体に引っかかる。機体に引っかかってぶらぶらして「うわあああたいへんだぁ!」ってなってランボーナイフで装備を切り離す。そしてランボーは弓矢とナイフだけ持って戦場を駆け巡るのだった。

そうはならんやろ。

超高度で飛行機に引っかかってブラブラする危機的状況!ドキドしまっしゃろ!って言われてもバカなの?としか思わんよ。素人かよ。

 

2.ランボーを見捨てる見捨てない問題ガバ

無能ランボーCIAのおかげで不規則降下したランボーに対してCIAの偉い人が死んだと判断して、作戦中止終わり終わりって言い出す。トラウトマンは当然認めないがCIAは「生きてたら連絡来るやろ。来なかったら死んでるってことで」と救出を打ち切ろうとする。

一方その頃ランボーは現地の美人情報員と接触し、捕虜収容キャンプへ向かっているのだった。

情報員は連絡手段持ってないんか?おそらくCIAが仕込んだ情報員だと思うんだが、まず降下成功、合流成功したら一報入れるやろ。軍隊CIAって報連相とかない世界なんか?

その後、ランボー捕虜を救出して脱出。救助に向かっていたヘリがそれを発見基地に伝えるとCIAは沸き立つ軍人を指令室から締め出し極秘指令として彼らの救出の打ち切りを指示し、トラウトマンを除く軍人2名がそれに従いランボーは取り残される。

さっきまで必死ランボー救出しようとしてた軍人CIA命令されたら急にスンってなるのも意味不明だし、基地にいた捕虜が生きてることを知ってる軍人ランボー捕虜も乗ってないヘリが帰投したら不審に思うだろ。

その後、基地トラウトマンCIAが大声で口論してるけど誰にも聞こえんかったんか?

不審すぎる。

 

3.強引な死亡フラグと回収

美人情報員が「私アメリカ行きたいんすわ!」とランボーに話しランボーも行けるさ!って言った直後、気を抜いてぼーっと立ってた美人情報員はちょっとランボーが目を離した隙にベトナム兵に射殺されてしまう。

ニコレ。

その後、ランボーの手の中で「アメリカに行きたかった」とさっき聞いたなぁみたいなことを言いながら息を引きとる美人情報員。さすがにこれで泣けないだろ。戦場で気を抜くなよアホたれ。

 

4.ラストシーン意味不明さ。

なんだかんだあってロシア軍ベトナム軍を蹴散らし帰投したランボーはM60を手に司令部に戻り、司令部に並べられたコンピューターに向けて乱射する。ランボー特有の口を歪ませながら叫ぶ。ウオオオオオオ!

いや、なんでだよ。

今回の件はCIAおっさん世間捕虜救出捕虜救出うるせーから捕虜いなかったよ」っていうアリバイ作りのために捕虜がいないキャンプランボーを送り込んだら、たまたま1年間の強制労働を経て捕虜が帰ってきちゃってたので逆に面倒だなと思ってランボーもろとも捕虜殺しちゃお☆ってしたのが全部悪いって話であって、別にコンピューターは悪くねぇだろ。

仮にランボー捕虜を見捨てる判断を「コンピューターによると生存率は×%、割に合わない」とか判断して「戦場コンピューターじゃ測れねえんだよ!」みたいな展開があったんなら、人間のあるべき姿VS冷徹コンピューターって図式が成り立つけど、今回悪いのは全部CIAおっさんじゃんねぇ!

おっさんに全弾ぶち込めよ。

 

5.殺されるためだけの敵

今作の本筋は「金がかかるから捕虜を見捨てたいCIAおっさん」VS「捕虜を助けたい正義軍人ランボー」の構図なんだけど、実際に戦うのは捕虜を捕まえてるベトナム軍&なんかいてるソ連軍&金で動く船員でランボーは彼ら相手無双する。

ランボー1であんだけ銃撃たれまくってもなんとか殺しだけは避けていたランボーとは思えない容赦のなさである。金で動く船員なんかランボーソ連軍に売ろうとしただけなのに(いや、ダメだけど)ショットガンでぐちょぐちょに殺される。お前そんな奴だっけ?

ベトナム軍とソ連軍も「捕虜収容してる奴ら」ということ以外のバックボーンが一切描かれないので本当に銃撃ちカカシみたいに撃たれて死ぬためだけに大量に投入され実際に殺される。

あとどうでもいいけど、領空とか領土とかそういうものがない世界線なんだろうか。ベトナム(タイだったかな?)でベトナム兵やソ連兵をぶち殺しまくったら普通に国際問題になると思うんだけど。強いアメリカプロパガンダシコりファンタジーアクション映画と化しててランボーってそういう話だっけ?ってげんなりしちゃった。

こんな一人でほぼ1日で100人以上殺すスーパー殺人兵器奴が何人もいたであろうグリーンベレーがいたのにベトナム戦争で負けたってマジ?アメリカ無能すぎない?という皮肉は置いておいても「ベトナム戦争の悲惨さ」をむしろ矮小化する存在に堕してると思う。

ロシアウクライナ侵攻で「もしかして映画みたいなスーパーソルジャーって存在しない?」みたいなくだらないジョークがバズったりもしたけど、明らかにそれの先駆けだよね。1は存在しないから苦しんでるって話だったのに。

 

そんなこんなでランボー1見てから2見たら頭おかしくなると思う。

当時の基準ですごいアクションしてることは時代性を考慮すれば加点すべきなんだろうけど、ランボー1を前日に見た俺が期待したランボーのよさをむしろアクションがかき消してる部分が多すぎるのでプラマイゼロ、ややマイナスくらいにせざるを得ない。

そりゃラジー賞取るよ。はっきりゴミ映画だと思う。

2025-09-30

透明化する差別無自覚男性差別庶民差別に向けて)

弱者男性という言葉が言われるようになって数年が経った。が、未だに人権教育では、弱者というのは女性やLGBTQや障害者外国人高齢者といった「マイノリティ」というカテゴリに当てはまるとされている人のことを弱者と呼ぶ。

弱者とされるマジョリティカテゴリの人々が声をあげても人権派はそれを無視するどころか「弱者への攻撃である」「差別である」と訴えてきた。

実際にその人がどれだけ苦しんでいるか関係がなく、こっちにも支援がほしいと苦しみの声をあげれば

お前は強者属性なのに、差別をしている側なのに、日本人男性下駄をはかされ優遇されてきたのにと「加害者発言権が無い」とばかりに、社会学者マスメディアという権威が率先して、見えない弱者差別推し進めてきた。

その結果生まれたのが、 弱くなった中間層=見えない弱者 VS 無自覚強者属性弱者 という分断である

米国ではトランプ政権という、日本では参政党という右派ポピュリズムが躍進した。なぜこれらポピュリズムが躍進したかといえば、彼らは「強いアメリカ」「昭和の日本」という、豊かな中間層を訴えたかである

本来労働者階級弱者庶民の声を代表し、権威と戦う役割であるはずの、左派政党はそこには無い。

左派団体の中心は富裕層高学歴などで構成されており、彼らが見ているのは定義された弱者であり、社会問題として訴えられる分かりやす差別問題だ。

疲弊する中間層を救うには賃上げ物価対策経済活性化という地道な努力必要になるが、弱者を救えと叫ぶのは分かりやすく、既得権益との対立構造を作りやすい。マスコミけがよく、有権者アピールやすい。

この手の活動で最も分かりやすいのがいわゆる女性差別女性弱者とされる)問題で見過ごされる弱者男性問題だ。

暇空騒動やり玉に上がった仁藤夢乃氏は、私立中から私立大学卒業後も、労働に飛び込まなくても即人生終了ではないご家庭だ。フェミニズム大家である上野千鶴子氏は親が大学教授お嬢様だ。

彼女らはしばしばパフォーマンスとして漫画攻撃したり、男性は性加害をするので悪いと言ってみたりする。私から言わせれば、彼女らはそんな社会運動に身を投じて、それでもさして今後の心配をしなくてよいのだから弱者どころかメチャクチャ社会的強者である

現在疲弊する中間層は、明日のメシに困るわけではない。しか物価高で貯金は溜まらず、将来より素晴らしい未来が待っている確信も持てない。

そして、政治に目を向ければ「差別してきた側」と名指しされ、クーラーの効いた涼しい部屋で、小綺麗に身なりを整え、あくせく労働するわけでもない人たちから「お前たちは加害者として弱者を救う義務がある」と言われ、ささやかな楽しみである娯楽まで「架空存在だろうが女性をモノ化しているから加害である」などと言われるわけだ。

LGBTQも同様で、単に肉体的分類として「男性」「女性」というカテゴリを使うだけで差別差別だと騒がれ、業務が増え疲弊する。

外国人差別も同様だろう。なぜ苦しい我々より、出稼ぎにきた人々を救おうと叫ぶのか。彼らは祖国に帰ればいいじゃないか。そんなことは思っていても言えばたちまち大問題になる。だからネットしか吐き出せない。

ここでは、日々不安を持ちながら、差別主義者だと否定されながら、日々労働する本当の弱者は透明化されている。

本当の弱者は、大学教授社会活動家のような発信力を持たず、日々で疲弊して政治活動をやるような暇はなく、弱者カテゴリを貰えないがゆえ発言力や経済力で追いやられても下駄を履かされた人々と言われ透明化されている。そんな彼らが、ポピュリズムを支持し、日本社会の分断は確実に深まっている。

ここまで書くと「なんと情けない」「アップデートしろ」「お前の努力不足だろう」という声が飛ぶことだろう。ちなみに私もカテゴリでいえば弱者とは言えない。昼から思想の強い増田を書くような人間は余裕がある人間である。そして、外国人排斥論や女性差別不存在論などには反対する立場である

からこそ、人権派を自認するマスコミ社会学者文化人良識派自称する権威の人々へ、お前は恵まれ強者であり、弱者カテゴリとされた人にしか目を向けない偽善者であり、その独善性が分断の大きな要因である自覚しろと言いたいのだ。

差別を無くす為に活動してきたはずが見えない弱者を足蹴にして、別の差別を生み、それが最終的にポピュリズム暴走というカタストロフに至るのであれば、責任疲弊する中間層無視した側にも大いにある。

透明化する男性差別の原因

弱者男性という言葉が言われるようになって数年が経った。

が、未だに人権教育では、弱者というのは女性やLGBTQや障害者外国人高齢者といった

マイノリティ」というカテゴリに当てはまるとされている人のことを弱者と呼ぶ。

弱者とされるマジョリティカテゴリの人々が声をあげても

人権派はそれを無視するどころか「弱者への攻撃である」「差別である」と訴えてきた。

実際にその人がどれだけ苦しんでいるか関係がなく

こっちにも支援がほしいと苦しみの声をあげれば

お前は強者属性なのに、差別をしている側なのに、日本人男性下駄をはかされ優遇されてきたのに

と「加害者発言権が無い」とばかりに、社会学者マスメディアという権威が率先して、見えない弱者差別推し進めてきた。

その結果生まれたのが、 弱くなった中間層=見えない弱者 VS 無自覚強者属性弱者 という分断である

米国ではトランプ政権という、日本では参政党という右派ポピュリズムが躍進した。

なぜこれらポピュリズムが躍進したかといえば、彼らは「強いアメリカ」「昭和の日本」という、豊かな中間層を訴えたかである

本来労働者階級弱者庶民の声を代表し、権威と戦う役割であるはずの、左派政党はそこには無い。

左派団体の中心は富裕層高学歴などで構成されており、彼らが見ているのは定義された弱者であり

社会問題として訴えられる分かりやす差別問題だ。

疲弊する中間層を救うには賃上げ物価対策経済活性化という地道な努力必要になるが

弱者を救えと叫ぶのは分かりやすく、既得権益との対立構造を作りやすい。マスコミけがよく、有権者アピールやすい。

この手の活動で最も分かりやすいのがいわゆる女性差別女性弱者とされる)問題で見過ごされる弱者男性問題だ。

暇空騒動やり玉に上がった仁藤夢乃氏は

私立中から私立大学卒業後も、労働に飛び込まなくても即人生終了ではないご家庭だ。

フェミニズム大家である上野千鶴子氏は親が大学教授お嬢様だ。

彼女らはしばしばパフォーマンスとして漫画攻撃したり、男性は性加害をするので悪いと言ってみたりする。

から言わせれば、彼女らはそんな社会運動に身を投じて

それでもさして今後の心配をしなくてよいのだから弱者どころかメチャクチャ社会的強者である

現在疲弊する中間層は、明日のメシに困るわけではない。

しか物価高で貯金は溜まらず、将来より素晴らしい未来が待っている確信も持てない。

そして、政治に目を向ければ「差別してきた側」と名指しされ

クーラーの効いた涼しい部屋で、小綺麗に身なりを整え、あくせく労働するわけでもない人たちから

「お前たちは加害者として弱者を救う義務がある」と言われ、ささやかな楽しみである娯楽まで

架空存在だろうが女性をモノ化しているから加害である」などと言われるわけだ。

LGBTQも同様で、単に肉体的分類として「男性」「女性」というカテゴリを使うだけで

差別差別だと騒がれ、業務が増え疲弊する。

外国人差別も同様だろう。なぜ苦しい我々より、出稼ぎにきた人々を救おうと叫ぶのか。彼らは祖国に帰ればいいじゃないか

そんなことは思っていても言えばたちまち大問題になる。だからネットしか吐き出せない。

ここでは、日々不安を持ちながら、差別主義者だと否定されながら、日々労働する本当の弱者は透明化されている。

本当の弱者は、大学教授社会活動家のような発信力を持たず、日々で疲弊して政治活動をやるような暇はなく

弱者カテゴリを貰えないがゆえ発言力や経済力で追いやられても下駄を履かされた人々と言われ透明化されている。

そんな彼らが、ポピュリズム投票し、日本社会の分断は確実に深まっている

ここまで書くと「なんと情けない」「アップデートしろ」「お前の努力不足だろう」という声が飛ぶことだろう。

ちなみに私もカテゴリでいえば弱者とは言えない。昼から思想の強い増田を書くような人間は余裕がある人間である

そして、外国人排斥論や女性差別不存在論などには反対する立場である

からこそ、人権派を自認するマスコミ社会学者文化人良識派自称する権威の人々へ

お前は恵まれ強者であり、弱者カテゴリとされた人にしか目を向けない偽善者であり

その独善性が分断の大きな要因である自覚しろと言いたいのだ。

差別を無くす為に活動してきたはずが見えない弱者を足蹴にして、別の差別を生み

それが最終的にポピュリズム暴走というカタストロフに至るのであれば、責任疲弊する中間層無視した側にも大いにある。

2025-06-19

anond:20250619162022

ネタニヤフは戦争を口実に政権を維持したいだけだから

トランプはその戦争にいっちょ噛みして軍需産業を潤わせ、ついでに強いアメリカを誇示したいんだろうけど、イラン戦争しても泥沼化するだろうから強いアメリカは誇示できずベトナム戦争の二の舞だろうね。

2025-04-11

anond:20250411114137

そもそもシカゴ学派がかなり権力持ってるよね

クルーグマンケインジアンからずっと考え方が違うけど、フリードマンとその一派が比較的ずっと権力握ってたから今の強いアメリカがいると言う考え方もできるよ

ケインズが強いイギリス世界2位の経済大国から今は9位だよ

財務省汚職という形で似たような政策を取り続けた日本も衰退気味にある

後出し的に、限定的意見を言うのはすごく簡単

でもクルーグマンってガルブレイスとは違って国政とったことないんだよ

石破茂みたいにずっと外から批判してるだけでクルーグマンよりかなり左派的なガルブレイス経済指揮してた時期があるのと違ってクルーグマンにはそれがないんだよ

言うは易し

批判もね

その時の副作用が全くわからないんだから

2025-04-09

anond:20250409101206

トランプが一貫してやっているのは、資金の捻出。

リストラも、ウクライナも、関税も、そこは一貫している。

もちろん財政再建しようとか考えているわけではなく、自分の新しい施策を実行するための予算の捻出だと思う。

交代した経営者最初にやることとしては、特に珍しくもない。

 

そもそも関税引き上げがクレイジーだというのも単純化し過ぎで、得失を計算すると関税20%程度がアメリカ経済にとって一番いい、という調査結果は以前からあった。

計算の背景になっている理論は(国債はいくらでも発行できるみたいなことを言う真正気違いどもとは違って)まっとうな教科書にも普通に載っている。

(ただし、報復関税をされないことを前提にした計算

 ウクライナ停戦策もそうだけど、MAGAとか言ってるくせに、トランプ採用する提案は今現在強いアメリカを前提にしているものが多い気がする。)

トランプ自身は「うちで商売するならショバ代払うのが当然」という不動産屋的感覚かもしれないし、だからこその「純輸入÷輸入÷2」だという気もするけど、

その「÷2」がどこから出てきたのかと言えば、トータルで20%に近くなるように調整したのでは、という気もする。

 

ま。

あんまり興味も持っていない素人感想

2025-03-30

[] アメリカ領地拡大政策とその限界、そして文明新陳代謝

1. はじめに

アメリカグリーンランドカナダなどの領地拡大を試みる動きは、「安全保障」や「相互利益」を名目に掲げているが、その実態歴史的経済的観点から見て無理筋である。本レポートでは、この政策の非現実性アメリカ国民意識グローバル経済との矛盾歴史的パターン、そして政治・経済本質分析し、国家文明関係性について考察する。参考文献として、レイダリオの「世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか」を用いる。

2. アメリカ領地拡大政策無理筋

アメリカグリーンランドなどの領土獲得を「安全保障」や「相互利益」のためと主張するが、これは詭弁に近い。グリーンランド場合デンマーク及び現地住民から明確な拒絶を受けているにもかかわらず、戦略的価値資源理由圧力をかける姿勢は、対等な協力ではなく一方的支配欲を露呈している。歴史的に、領土拡大が安全保障を強化した例は少なく、むしろ敵対関係を増やし、帝国疲弊を招いたケースが多数である(例:イギリス植民地過剰支配)。この無理筋政策は、国際的孤立を深めるリスクを孕んでいる。

3. アメリカ国民意識と本気度の欠如

アメリカ国民の多くは、領地拡大に本気で取り組む姿勢を見せていない。2019年トランプ元大統領によるグリーンランド購入提案は、メディアSNS嘲笑対象となり、一般市民の関心は内政や生活問題に集中している。保守派軍事ロビーの一部が支持するものの、国民全体としては「現実的でない」と受け止められており、政策への熱意は希薄である。この意識乖離は、領土拡大が国家戦略として根付く土壌がないことを示唆する。

4. 「強いアメリカ」の幻想グローバル経済との矛盾

強いアメリカ」を追求する単独主義は、グローバル経済現実無視した危険幻想である。例えば、製造業国内回帰させれば、人件費の高騰でiPhoneのような製品が10000ドルに跳ね上がる可能性があり、国民生活に深刻な打撃を与える。また、同盟国との協調を軽視すれば、NATO日本との関係破綻し、ロシア中国への対抗力が低下する。グローバル経済相互依存が基盤であり、単独優位を追い求めることは自国競争力を削ぐ結果を招く。歴史的にも、イギリス植民地との関係を過信した結果、覇権を失った例がこれを裏付ける。

5. 歴史的観点孤立単独主義がもたらす衰退

レイダリオ分析によれば、国家の興亡は経済力、軍事力、教育格差などのサイクルに支配される。孤立や過度な単独主義は、帝国衰退の典型的な要因であるローマ帝国は周辺との交易を軽視し内向きになったことで崩壊し、イギリス植民地の反発を無視して疲弊した。現在アメリカも、債務膨張、所得格差拡大、準備通貨地位の低下という衰退兆候を示しており、「アメリカ・ファースト」はこのプロセスを加速させる可能性が高い。歴史は、単独主義が長期的な繁栄保証しないことを繰り返し証明している。

6. 政治本質経済教育役割

政治国民を豊かにするという期待は幻想である。真の豊かさは産業経済発展によってのみもたらされるが、その過程所得格差は不可避に生じる。アメリカでは、グローバル化が一部の富裕層を富ませる一方、中間層の没落を招いた。しかし、格差に負けない教育水準の維持が、国家の持続可能性を支える鍵である教育が疎かになれば、格差固定化し、社会の分裂が進行する。これはダリオが指摘する「内部秩序の崩壊」に直結するリスクであり、政治役割産業経済教育の補助に限定されるべきである

7. 文明新陳代謝国家役割

国家を長い視点で見ると、その興亡は防ぎようのない自然現象である可能性が高い。しかし、文明レベルでは、国家の衰退は必要悪として機能する。歴史上、ローマの滅亡がルネサンスの土壌を用意し、イギリスの衰退がアメリカの台頭を促したように、国家新陳代謝文明の発展に不可欠である現在アメリカ無理筋政策は、文明の次のステージへの移行を遅らせる試みにすぎず、AI新興国の台頭といった新たな担い手歴史の流れを加速させるだろう。

8. 結論

アメリカ領地拡大政策は、「安全保障」や「相互利益」の名の下に進められているが、その無理筋性質は明らかである国民の無関心、グローバル経済との矛盾歴史的パターンから見ても、この単独主義は衰退を早めるだけである政治は豊かさの源ではなく、産業経済教育の基盤を支える補助役に徹するべきである国家の終わりは文明新陳代謝として必然であり、アメリカの現状はそのサイクルの中にある。レイダリオ原則に基づけば、この歴史的転換を理解し、適応することが、今後の鍵となるだろう。

参考文献

レイダリオ世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか』(日経BP2023年

2025-03-02

anond:20250301171820

まず、会見を見て思ったのは、ヴァン副大統領は完全にトランプ太鼓持ちになっている、道化レベルで。ゴマすりと言って良い。それを前提としてなんだけど。

ヴァン副大統領

「いたずらにプーチンを刺激することは良くない。それをした民主党大統領を見てみろ。戦争引き起こしただけだ。問題解決するのは(両者の立場尊重しながら行う)外交しか無い。その外交ができるのは、トランプ大統領だけなのだ。」

と、ゴマすり(またはTVの前のトランプ支持者に対するアピール)をした。そこで、格好良く、「外交ができるのはトランプ大統領だけだ。」と終わりたかったのがヴァン副大統領ドヤ顔あり)。

対して、ゼレンスキー

あなたは(両者の立場尊重しながら行う)外交大事だという。しかし、外交プーチン侵略を止めることもできなかったことを理解しているはずだ。プーチン停戦協定をも平気で破る人物であるあなたが言う外交とは、一体どういう性質のものなのか?」

と言った。

おそらくゼレンスキーは、「アメリカウクライナ連携して、戦争犯罪を起こしたプーチンに厳しい姿勢をとりつつ、こんどは二度と停戦協定を破らないような保証をとるつもりである。」という様な言質、またはそこまではいかなくとも似たような言質をとりたかったのだと思われる。

ところが、What kind of dipromacy are you speaking? What do you mean? とやや直接的な表現での問いかけをゼレンスキーはした。

このような聞き方では、「あなたが言う外交ってなんなんだ?なに言ってんの?あなたが言う外交なんてもの意味があるのか?」と言っているのに等しい。すくなくともヴァン副大統領はそう受け取った。

そのため、ヴァン副大統領側としては、

1) 「外交を行うことが大事であり、それができるのはトランプだけ」と、せっかくトランプ及びトランプ支持者に対して格好よく決め台詞を言ったのに、TVの前でそして公衆面前で、茶化された。

2)そもそも、この会見の場は停戦を目指す外交の場であるのに、その外交自体意味があるのか?という挑発的な発言をされた。

と受け取ることになり、ブチ切れた。

そこで、外交のもの否定するゼレンスキーに対して、「あんたのために外交してやってんだよ。あんたは失礼だ。」と発言するに至った。

そしてブチ切れた挙げ句に、「兵士も足りていないのにほざくんじゃねえよ、そもそもお前、トランプ大統領に対して感謝一言も言っていねえじゃねえか。なめてんのか。」

と、ある意味、全く関係ないことを口走った。

それに対して、ゼレンスキーもキレて、

そもそもヴァン副大統領ウクライナの状況をわかって発言しているのか?ウクライナに来たこともないくせに。」

と、言い返した。

だが、当たり前だがヴァン副大統領は、機密情報も含めてウクライナ情報は知っているはずであるので、上のゼレンスキー発言自体ヴァン副大統領にとっては挑発的な発言しか無い。

ヴァン副大統領としては「ふざけんな、アメリカの諜報能力をなめてんのか。てめえのケツ毛の本数までわかってんだぞ。」と言いたいと思うけど、そんなことを発言したら、アメリカの諜報能力という極めて機密レベルの高い話をTVの前ですることになる。できるわけがない。フラストレーションは爆発する。

当然、ヴァン副大統領はキレ散らかすことになって、「クソやろうが。くだらねえ言い返しをしやがって。兵士が少ないことを否定できるのか?そもそも、さっさとありがとうとでも言って、我々に降伏しろ」という。

そこで、弱い立場であるゼレンスキーは、冷静に話をしようとして自国の窮状を訴える。

ウクライナはすぐとなりにロシアという敵国がある。アメリカ大西洋もあるし、ロシアの脅威を今は感じにくいのだろう。だが、ロシア侵略性は強く、いずれはロシアの脅威を感じることになるだろう。今、ウクライナアメリカEU尖兵となって、ロシア対峙している。我々を守ることは、アメリカ利益にもなることなのだ」

という様なことを言おうと思ったと思う。

しかし、そのまえにトランプがブチ切れて、ゼレンスキー発言を前半で遮った。

トランプ強いアメリカを常に意識する。アメリカロシアに脅威を感じる?怯える?そんなことを言われて、反論しないわけにはいかない。ロシア武力に怯えて停戦協定をしたなどとでも、アメリカ国民に少しでも思われたら、トランプは終わりだ。

からトランプが「こっちの感情勝手類推するんじゃねえよ、ボケが。あくま中立仲介してやろうとしてんだよ。」とキレた。

ところが、トランプがその後、なにか言おうとするとゼレンスキーが聞かずに被せて発言しようとする。これは、全世界において極めて無礼なことだ。喧嘩を売っていると受け取られても仕方ない。

それで、トランプが完全にキレ散らかした。。

というのが、決裂の経緯の気がする。

2025-02-27

トランプ強いアメリカを取り戻す!」

ロシアは正しい!ロシアを支持するぞ!」

中国の真似して都合よく関税するぞ!」 

 

 

あれ・・・・なんか・・・・これが強いアメリカなの?強い国にしっぽ振ってるだけにしか見えないんだけど

2025-02-26

弱いアメリカが見れる日がくるとは思ってなかった

強いアメリカを再び」は無理やろとは思ってたが

まさか「弱いアメリカ」を見る日がこんなに早く来るとは思ってなかった

 

どうせまた口八丁で適当言い訳ネットバラまいて誤魔化すんだろうけど、

プーチンに屈するアメリカとか、グレートアメリカプライドにしがみついてる人たち相手にどういう言い訳を持ってくるのか?

建前をどんどん捨ててきたグレートアメリカな人たちは、どんな虚構なグレートさにしがみつくのだろう?

現地では既にいろいろな無茶な言説が溢れてるんだろうけど、どんななのか、気になるわあ

2025-01-20

なんでトランプってヴィレッジ・ピープル好きなん?

さっきもトランプ集会映像ニュースで流れてたんだけど、ヴィレッジ・ピープルの、「Y.M.C.A.」にあわせてノリノリで踊ってたけど。 

あれって、ヤングマンたちあがれよ、ハッテン場であるY.M.C.A.のドミトリーいけば何でもできるのさ!っていうゲイの歌だけど、トランプ的な“強いアメリカ”はそれもアリなの?

2024-11-06

自分アメリカ人だったらトランプに入れる」って思うよな?

日本人だとトランプじゃない方がいいって思うかもだけど、アメリカ人だったらトランプを支持するよな

アメリカ経済は活発化するだろうし、不法移民も減るだろうし、外交強いアメリカとしてリーダーシップ発揮するだろうし、文句なくない?

アメリカ人トランプ選ぶのは文句言えないよ、残念だけど

2024-07-07

anond:20240707151444

それなりに真面目に考えてくれてるようで、こういうことを言うのは本当に申し訳ないんだが、

人権侵害法律違反フォーカスしたところで、問題の99.9%は今の課題とは関係がないんだ。

映像作品における「性的なシーンの撮影において、人権侵害とは言えないが問題がある」というシチュエーションについてもっと具体事例を知ってほしい。

行事例であり、個人人権尊重する意識日本よりずっと強いアメリカで、なぜ弁護士がそういった役割を担えずにICという職種が生まれたのか、

俺が前提知識勉強しろ、と言っているのはそういうことなんだ。

俺に限らず業界人間が、弁護士やその他エージェント役割ICの代わりを果たせないかと一度でも検討したことがないとでも思ってるのか?

申し訳ないが、お前との話はこれで終わりだ。

俺はお前が思ってるほど馬鹿ではないし、

他の建設的なブコメは、

俺たち業界人間の大半は、悪辣愚鈍人間でないとわかっているこそ、

お前が書いてるような話や検討はとっくに通り抜けた上での現状だ、ということぐらい認識した上での話なんだよ。

2024-04-17

中国韓国みたいな弱い者相手にだけヘイトをぶつけて

強いアメリカヨーロッパには逆らえない右翼

本当に最低だと思うし「愛国心」はどこにいったんだよ

2023-08-12

日本女子サッカー競技者数が増えないたった1つの理由

女子W杯なでしこジャパンベスト8で終わった。2年前の絶望的な状態からは良くはなったが、まだ発展途上に居ると言うことが良く分かった。

12年前の女子W杯まさかの優勝を遂げてから女子サッカー競技者数は大幅に増えると思われた。

しか実態は増えていない。

JFAの「選手登録数」によると12年前の2011年は26,237人で、そこから一時的に伸びて2013年には3万人を超えたが、以降は伸び悩み。ここ数年は28,000人前後をうろついている。→https://www.jfa.jp/about_jfa/organization/databox/player.html

日本はアメスポ文化の国なので他のスポーツ競技人口傾向はアメリカのそれと似てるのだが、女子サッカーだけは似ても似つかない。アメリカは知っての通り女子サッカー大国だが日本小国。それはなぜか。いろいろ調べてみたら・・・

吹奏楽部女性を取られている」という結論に至った。

日本アメリカ吹奏楽大国であるのは同じ。

しかし、日本アメリカでは、男女比率が決定的に違う。日本では男女比2:8~3:7で、アメリカはその逆だ。

米国における吹奏楽軍楽隊起源としており、男性だけ、または男性中心の吹奏楽部(あちらの部活動学校授業の一環だが詳細説明は省く)や楽団が多数構成されるようになり、その文化が今でも根付いている。近年は幾分女性率は上がっているが、未だに女子禁制のバンドも少なくない。

日本でも1950年代までは男性中心だったが、1960年代から一気に女性比率が増え、1970年の段階で男女比ほぼ半々となり、今や大半が女性だ。

こうなった理由はいくつか考えられる。この時期に何度か起きたギターブーム男子生徒がそちらに流れたこと、日本におけるウーマンリブ女性解放運動)でのターゲットの1つに吹奏楽が選ばれたことなどが挙げられている。ただ米国では男女比逆転の話はない。

世界的には女子サッカーは「女性解放運動」の象徴とも言われており、女子サッカーの強さと女性の権利の強さは比例すると言われる。男子サッカーがそこまで強くないアメリカスウェーデンが強いのが象徴的だ。

しかし、日本における女性解放運動の象徴は、1960年代から急激に女性比率が上がり、今やほとんどが女性で占められる「吹奏楽部」であり、女子サッカーではない。

日本女子サッカー競技者数が増えないのはバスケバレーボールかに女子生徒を取られているためとよく言われているが、それだと女子バスケバレー普通に強いアメリカ女子サッカーも強く、競技人数が桁違いの理由説明がつかない。

真の理由は「吹奏楽部女子生徒を取られているから」なのである

2023-06-28

anond:20230628123612

まともな国は、反自国カルト政権がズブズブになんて絶対ならない

中国共産党反中カルトと手を組むなんて有り得るか?

愛国心だけは強いアメリカ政府反米カルトと手を組むなんて有り得るか?

今も日本機密情報は全部他国ダダ漏れだよ。

2023-06-02

客が強い日本従業員強いアメリカ

米国とあるIT企業社長が書いているブログに、興味深い記事があった。

その内容は、プログラマーパフォーマンスを発揮してもらうには、一人一人に個室を用意することが大事だ、というものだ。

それを読んだとき、驚いた。日本企業ではプログラマーと言えど個室を用意されている人間なんて、部長以上でもないかぎりありえないだろう。

アメリカ大企業では、個室とまではいかなくても、大体5,6畳ほどのスペースがプログラマー一人に用意されていることが多い。

それをさらに、専用の個室を用意することを提言しているのだ。

しかし、同じ人の別の日のブログにはこんな内容の記事があった。

その内容は、レストラン食事をした時、明らかに注文と違うものを持ってきても謝りもしないやつが多すぎる、というものだ。

指摘をしても悪びれる様子もなく平然としているというのだ。

そんなことがしょっちゅう繰り返されて頭に来ていたのか、これはあなたミスで、それを謝罪すべきだということを説明したところ、ようやく「すみません、私のミスです。」と言われたそうだ。

その日は、ミスを一つ謝ってもらったことで、一日中気分が良かったのだそうだ。

なんというか、この二つの記事を読んで、日本アメリカを足して2で割れば、客にも従業員にも心地の良い環境になるんだろうな、と思った。

2023-05-19

anond:20230519225550

強いアメリカ、では一致してるからでしょ。

少数多党分立では政治は混乱に向かいます

2022-09-23

anond:20220923083408

そもそも、真の意味ロシア「でしか」作れないものってないからな。

他の国ではロシアの穴を埋める増産をすれば儲かるから増産をかける。特にもともとエネルギー食料に強いアメリカオーストラリア。だからこそアメリカでは景気が良くなりすぎて利上げに踏み切ってるところがある。

2022-09-11

坂本勇人アメリカだとどういう扱いになるのか知りたい

中絶実施産科医院が爆破されるようにキリスト教保守派強いアメリカだと坂本勇人はどういう扱いになるの?

2022-06-02

現代を取り巻く「ポピュラーミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95817

この記事案外よくできてる。ただし、フェミズム教義のまとめとして、あるいは、問題点象徴として。

一般人意味不明なのはオレオレ定義で話をするせいで問題から問題だという循環参照が不毛現実問題解決に毛ほども役に立たないから。

さらには、ミソジニー話を批判するのはミソジニーからといったカルト状態教義批判するのは悪魔の手先だから)に陥っている。

まずはとっかかりとして自分語りから

かつて私が若かったころに定年間際の先輩に言われたこと。

あんた、もう社会人なんだから、何かいいことがあっても浮かれた態度を見せるんじゃないよ。世の中苦労している人のほうが多いんだから

今の人には古い村のおきてとか、足の引っ張り合いに見えるかもしれないけど、これが本当の気遣い

嫉妬は、だてに7つの大罪をはってるわけじゃないってこと。

ここで、諸悪の根源新自由主義なわけだけど、かつてその象徴は大体ホリエモンだった。

彼の押し出しの強さ、稼いでるんだから文句いうな、金持ちもっと尊敬されるべきだ、勝ち組が勝てばよい負け組は知らん。

彼は早すぎた感じで、盛大にぶっ叩かれて、今では同情を集める側になった。

ただ、彼の犠牲もあってか、世の中の空気は変わった。

金持ちが人目をはばからずに人生満喫できるささやか幸せと引き換えに、万人が万人と闘争するエンドレスマウンティング地獄等価交換

シェリル・サンドバーグについては、はっきりと新自由主義尖兵と言えるし、インターネットによって一般庶民であるはずのキラキラ女子もその列に並んでしまっている。

人は見えない格差に傷つくことはないが、見える格差には非常にダメージを受ける(兄弟間でのおやつの量など)。

ネット上のヘイトスピーチくそう。まあその通り。良いことだろう。

だが、幸せ私生活ネットに上げることもまた、群衆に向かって中指立てレベル暴挙だと理解しているだろうか。

飾り付けられたSNSは他に対する攻撃となる(えむふじんがあらわれた!)。

エコーチェンバーがどうとか些末なことで、ネット問題私生活が全世界に公開されやすいということに尽きている。

勝者を率直にほめたたえる文化強いアメリカでなぜ「インセル犯罪」が多いのか。

positive, party, partnerのぱっぱらぱー3P文化中指立ているからだ。

フェミサイドとか問題設定を間違うから巨大な陰謀お化けが生じる。

フェミズムが論じるべきは、なぜ女は化粧を強制され、ヒール強制され、キラキラ生活を誇示することを強制されるかだ。

2022-05-19

世界中で一番良い場所・物を選択する時代個人国家メリットの差が問題になったよな

昔だったら、留学くらいはあったとしても、国を脱出して他の国でずっと住んでいくって、個人じゃ選べないやん。

今だと、世界中で一番条件がいいアメリカに行こうってなる。

日本で育つと、言葉さえなんとかできれば、どこの国でも受け入れてくれるはずだって前提からくるんだろうけどさ。


国力が強いアメリカはいいけど、2番以降の国だと吸い上げられて終わり。


国は国民投資しろっていうけど、投資しても回収できない可能性が国からすると出てきてる。

大学院研究者投資しても、海外に出ていくってなる。

個人自由ではあるが、国からすると投資を回収できてないわけでさ。

海外を目指せって国民の間でなればなるほど、国からすると投資したくなくなるよな。

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