はてなキーワード: 有害コミックとは
https://b.hatena.ne.jp/entry/4777981887164571393/comment/worris
https://b.hatena.ne.jp/entry/4777981887164571393/comment/Gl17
直接噛んでいたことの指摘もある。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4742477410485629295/comment/worris
◎最近は法華狼さんがエントリを上げると即座にブコメを付けに来る
ratepuroika さんの仲間がずいぶん増えたな。
男性向け性表現にしても、様々な議論が行われてきたし、「CHOISIR」でもそのことは取り上げられている。やおい論争が始まる前の「CHOISIR」14号(1991年10月)では、有害コミック騒動について、高松久子氏が集会のレポートを書いている。
https://wan.or.jp/dwan/detail/6206
「9・28誰が決めたの、「有害」コミック!? 集会のあとで・・・・」(p.2)
9月28日「有害コミック」問題で集会をもった。早稲田奉仕園で開いた集会には約140名が参加し、7時間あまりにわたって様々な問題が話し合われた。
(中略)
私が今回の集会に、主催者の一人として加わったのは、第一に、今回の規制の動きが、「性の商品化」批判を織り込みながらなされてきたという事実(弾圧の口実に、「性の商品化」批判が利用された)、そして第二に、「行動する女達の会」を始めとするフェミニストの「性の商品化」批判の言説に私自身違和感を持ちつつもフェミニズム内部でそれを問題にできてこなかったという苦い思いから来ている。
もっとも、高松久子氏は性差別表現は良くないという立場なので、やおい論争で「ゲイへの加害性への認識。また、そのうえでの対応」を求められても答えを出せなかった。
総括にあった対応の第3の選択肢「受容しつつ現状を肯定すること」を選ばず、第1の選択肢「反論」を選んで失敗し、今度は第2の選択肢「弁明」を選んだために論理矛盾に耐えられなかったのではないかと思う。
男性オタクが「即座にクレームを却下して一笑にふす」ように見えるのは、有害コミック騒動などのように過去の議論の蓄積があることと、総括でいう第2の選択肢「弁明」を選ぶ人が少ないからだと思う。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
実在する人間には保護権益があるが、実在しないキャラクターにはないため。性的・暴力的表現というのも警察・検察・裁判所の判断もあいまいになるため、規制に能わず。刑法175条のあいまいさは改善の余地あり。
設問(2-a):
設問(2-b):
刑法175条1項は、わいせつ文書などの頒布・公然陳列への罰則を規定しているが、「わいせつ」の定義がないため明確性の原則に反する。
設問(3):
サイバーパンク2077、ウィッチャー3 ワイルドハント、レッド・デッド・リデンプション2
「保護権益」は「保護法益」だと思いますが、それは重箱の隅ですね。規制反対の模範回答だと思います。あと、結構なゲーマーです。
設問(1-a):
設問(1-b):
製造、提供したりした場合は問題あるが、所持だけで処罰するのは如何なものか?自分の娘と風呂に入っている写真を持っているだけで処罰されるれてしまう。余程例外的なケースが生じた時のみ対処すれば良い。
設問1-aを実在の児童ポルノに関する問いと誤解されているようですが、実在であっても、単純所持規制が行き過ぎという意見には同意します。
設問(1-a):
設問(1-b):
ほとんどのことが現行法で取り締まることが可能。「単純所持」を一律に規制したり、創作物も規制の対象に加えたりすることは、問題解決に役立たないばかりか、逆に人権侵害、表現の自由の萎縮につながりかねません。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
設問(2-b):
社会のあらゆる場面で基本的人権が保障され、誰もが大切にされる社会をめざします。禁止や規制の規定には、明確に誰でも分かりやすい基準を設けないと、結果として捜査当局の恣意的な捜査を招く危険があります。
設問2-aの回答でDとFを選んでいる、共産の候補者では唯一の方。任意回答もテンプレではなく、内容も申し分ありません。
設問(1-a):
設問(1-b):
実在しない漫画等の表現の規制は、憲法21条の表現の自由を軽視するものである。表現の自由は民主主義を支える基礎的自由である。また、実害のない創作物によって犯罪が起きた等の因果関係も立証されていない。
設問(2-a):
C. クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G. 国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
全項目に「表現の自由を損なう可能性」があり、いずれの規制にも強い慎重論を持つ姿勢である。また、過度な規制は問題を悪化させる恐れさえあると考える。
ご存知NHK党党首。設問2-aの回答でA~Gを全て選んでいる、数少ない候補の一人。他の回答も同意できる内容です。
設問(1-a):
設問(1-b):
子どもの人権尊重と健全な社会形成の観点から、たとえ実在しないキャラクターであっても、性的・暴力的表現は社会的許容の範囲を超えるものであり、規制が必要です。
設問(2-a):
設問(2-b):
設問(3):
子どもの頃に夢中になった『ドラゴンボール』や『キン肉マン』が今でも印象に残っています。正義や努力、仲間との絆など、多くのことを教えてくれた作品です。
『ドラゴンボール』と『キン肉マン』、暴力的表現を多く含む作品だと思うのですが。これは牽強付会ではなく1990年代の有害コミック騒動で、『ドラゴンボール』は掲載誌共々、暴力的という理由で実際に指弾されていた漫画の一つです。
設問(1-a):
設問(1-b):
架空を描写すること自体は表現の自由が保障すべき範疇ですが、昨今のAIによる描写は人の感性から乖離する可能性があるため。
設問(2-a):
「理由を参照されたい」
設問(2-b):
https://anond.hatelabo.jp/20241012181121
https://anond.hatelabo.jp/20241023115157 のコミックジャンボ筆者がこっちにも手を出す。ブクマでは「ペンギンクラブ」のリクエストが多かったけど個人的にあの雑誌は汎用エロマンガ誌のイメージが高すぎて特定の10人を選べない。買ってまで読んでないので書けない、というのもあるので、もう1つ知っているこちらの雑誌で10選を考える。
で、コミック花いちもんめだが、メディアックスから出ていたコンビニエロマンガ誌。1991年から1995年まで存在し、なぜか名前がコミックゲイザーに変わり、その数号後にコミックライズに変わった。変わったのは名前だけでほとんど内容は変わらなかったが、たぶん何か大人の事情があったんだと思わなくもない。
たぶん「コミックジャンボ」よりは新しい時期だし、他誌で活躍している人もけっこう含まれている。
美衣 暁「LUNATIC NIGHT」
雑誌時代前半で同誌を一番引っ張っていたのがおそらくこの人。そして同時にこの雑誌が発刊されていた時期はあの「有害コミック騒動」真っ只中の時期に一致しており、おそらく雑誌で最も影響を受けた人だと思う。マンガは「バビル2世」を彷彿とさせる眷属の女性3人に主人公が振り回されるエロコメSFで、正直内容よりもそのへんの元ネタからのパロディのほうが面白い状態だった。いずれにせよ絡みのシーンで大股開きするとその周辺が修正で全部白消しされたのは買ってる方としても可愛そうだった。まさか消される前提で最初から描いてなかったなんてことないよね?(当該シーンだと半分くらい真っ白もあった)
メディアミックスとして考えると前述よりもこっちのほうがヒットしたかもしれない。掲載作はRPGなファンタジーベースの夫婦エロコメ。種族の差のせいで交わえない夫婦と、それを解決するための冒険譚というのはまあアイデアで(これが初出かどうかは知らないけれど)同誌内にアイデアのフォロワーすらいた(後述)。
別にこの雑誌が彼のデビューではないが、存在感を見せつけていた。表題作は連載ではなく読み切りだが、おそらく当時の彼の作風を最も表していると思えるのでここに挙げた。
個人的には役に立たなかったが、おそらく一般的には人気だった作家。勘違いしがちだが表題作は別に猫耳ものではないし獣姦ものでもない。実のところ印象としてはコミックライズ以降タイ移住して現地の邦字雑誌に連載を持っていたことのほうが印象が強い。
正直な話、彼を紹介するためにこのエントリを書いたと言ってもいい。この人もデビューがこの雑誌ではないけれど、長い事この雑誌を中心に活躍していた。竹本泉を思わせる画風であまりエロくない(コメディ寄りの)作品を連発した。表題作は森の中に1人住んでいる女魔法使いが本人の希望とは全く関係なくエロ絡みの依頼ばかり受けてその解決のために活躍しまくるという話で、R-18制限ながらマンガ図書館Zで読むことが可能。同サイトにある「恋の活造り」「なんぎな恋の物語」「愛の妙薬・恋の化学」もだいたいがコミック花いちもんめ(後継含む)が初出。
こういう雑誌でたいてい1つ2つはある非エロ作品枠を長い事務めていた。表題作は学校の召喚部という精霊召喚を目的とした部活動で起きるゴタゴタを描いた作品で、途中から異世界でのファンタジー的展開を見せる。
レズもののマンガで有名、と思ったら女性だった。この人に限らず、コミック花いちもんめの作家は女性であることが確認できる人が多い。昔からエロ関係に女性作家は多かったという説はあったが、それが明確になっていったのがこの頃からなのかもしれない。
いとう直
コミック花いちもんめ出身というとこの人を入れないわけにはいかない。いちおうこの雑誌近辺の新人賞受賞作家で、不定期だが継続的に単発を掲載していた。
こういう名前だが女性。表題作はそこそこの人気で、単行本化されたが、発売の直前に本人が肺炎で死亡してしまった。
林家ぱー(志弦)「表紙」
「花いちもんめ」「ゲイザー」「ライズ」の表紙を長い事務めていた。ペンネームは途中で「ぱー」から「志弦」に変更になった。本編は描いていないのでここに挙げるべきではないのかもしれないが、ここを足がかりにして出世、という意味では代表格なので挙げた(正直小林かずみと和田エリカのどちらを10人目にするか迷って決められなくなって彼女が入った)。
ジャンプのエッチ漫画がZ指定かそれ以上って、流石に言いすぎじゃないですかね・・言いたいことはなんとなくわかるけど。
ファミコンが出るずっと前から戦闘やエッチな漫画を載せてきたジャンプに、CEROの、それもA相当という基準を当てはめるのも正直ナンセンスすぎる発言ではないかなあ。
それに、漫画やアニメおたくの口が悪いのも確かですが、彼らが勝手に基準を決めてるわけじゃないですよ。CEROの基準がおかしいからって、ゲームおたくに文句を言わないでしょ。
成人向けっていうのは行政や出版社の倫理委員の判断も絡むんです、海賊出版じゃないんだから。
有害図書の話もあったけど、事後にそういう審査もあるんだから、本当に成人向けの内容なら、ジャンプのエッチ漫画は全部有害指定されてないとおかしいことになりますよね?
ジャンプがZ以上レベルというのが事実なら、おたくの感覚とかいう前にそれこそ行政の感覚の話になりませんか。
もちろん行政の意見に絶対従えってことじゃないですが、もう少し、ゲーム以外のものとも比較した上で考えた方がいいんじゃないでしょうか。
(フェアに話をすると、山口県で指定された電影少女などもありますが、これは有害コミック騒動当時なので基準がかなり違うかと。To LOVEるダークネスは青年誌寄りのSQ掲載で、ジャンプ本誌ではないことにも注意)
社会が成長するにつれ寛容になるのは通常。その歩みを阻害する可能性があるから規制を心配する。
声を上げ続けたために規制を防げたと考えることも可能なので、一律に狼少年扱いするのは疑問。
これは規制ではなく社会の変化の話だが、昔はポルノ映画のポスターが町中に貼ってあった。
女性の裸体写真がカジュアルに町にあった。テレビでの裸体は視聴率取るために当然だった。
これらがなくなったことを表現規制だと言うつもりはないが、社会の動きは無視すべきではない。
今ではポルノ映画は激減しテレビに裸体は映らない。その代わりにAVやエロ漫画が増えた。これ自体は結構なことだと言うのは同意。
規制については、都条例により基準が拡大した事実はある。非実在少年という概念も作られた。
児童ポルノ規制自体が子供を守るために機能しないなどの疑問点の多い法律だが、二次元児童ポルノの規制の動きも未だ活発。
自民党議員が性教育について教育委員会に圧力をかけるという事件もあった。
自民党憲法草案では表現の自由に関する記述が削られていたことが問題になった。
朝日新聞の例が出たが、首相や大臣が国会や記者会見で名指しで一新聞社を批判することは、弾圧とまでは行かなくても危うい状態と思われる。
トーンでの修正は2000年代の話で、恐らく2010年代半ばからは塗りつぶし修正が主流。
ラノベの表紙については「市井のブロガー風情」というが、有害コミック騒動はPTAなど市井の活動が大きな力になった。
それ以前の市民による漫画への抗議活動など大規模な運動の事例もある。
有害コミック騒動では日本会議系の政治家がそれらの活動を利用したと見られているわけだが、今回のラノベの表紙ではすでに勝部という人間が自民党の議員に話を持ち込んでいる。
楽観視はできない。
ゆうきまさみが書いてた。
「有害コミック問題」が喧しかった頃、若い者が婦女暴行事件など起こすと、新聞を中心にその動機をエッチなまんがに求める傾向があった。
で、ジョーダンじゃねーぞ!と、ぼくを含めて多くの同業者が反発したわけであるが、さて──
その後ぼくはハタと考え込んでしまったのだ
「読んだ者に何の影響も与えないまんがなんて物が存在するだろうか?」
描く側の論理というものがあるとすれば、次のような考え方も成り立つだろう。
「おれの描いたまんが読んでムラムラきて婦女暴行にまで及ぶ奴が出現するなんて 作品としては大成功じゃねーか!」
思想・信条としてこれはありだろう。もし意図的にそういう作品を描ける人がいたら、それはもうとんでもない才能だ。
「知らねーよ おれが暴行やったわけじゃねーもん」
こういう人がいらっしゃいましたら、ぜひ堂々と名のり上げて下さい。単行本が売れること間違いなしです。
ざっと列挙すると、こんな感じだろうか。
(ちょっと間が空く)
懐かしい話が多かったので思わず便乗してみた。記憶頼みなので資料はない。低質な記事ですまない。
90年代前半といえば団塊ジュニア世代が若者だった時期のはずなのだが、大量にいたはずのオタクじゃなかった人達は当時何やってたんだろう?
バブル崩壊、就職氷河期などが直撃して色々とどめを刺された世代なのは、団塊ジュニアの子ども世代が少ないことから見て明らかなのだが…
※先にとりあえずこれを読んでください。「STOP!今そこにある「漫画・アニメ禁止法案」」 http://svcm.2-d.jp/
昨年、単純所持禁止を争点にしなおかつマンガ・アニメ規制にも踏み込んだ改正案は出されたものの今の政局故にこう着状態が続いている児童買春・ポルノ禁止法について、特にマンガ側からよく出てくる話として
「「児ポ法と言う名の核ミサイル」が飛んでくるかもしれないのにマンガ・アニメ業界が危機感を持ってくれない!」
と言うのがある。確かに漫画家を中心とした表現規制反対運動は有害コミック騒動やマンガ防衛同盟とその発展となるNGO-AMIがあったけど、前者はともかく後者に関してはこれと言って動きもなく事実上瓦解状態と言っていい。
それではなぜか?と言われると様々な問題があるけど、一番の問題は
事だろう、正直創作活動を続けると児ポ法に限らず外部の情報はどうでもよくなるのだ。そしてもう一つが
つまりはこれまでの表現規制反対運動と言うのは「お前も一緒に汗をかけ」と負担を強要してきた節がある。特に創作現場にいる側としてはものづくりだけでいっぱいいっぱいなのにこういうのを考慮しないで運動を押し付けられては離れていく者が出てくるのも仕方が無いのではないか、もしくは不安を煽るオオカミ少年として表現規制反対運動は見られているのではないか?
では、どうすればいいのかと言うと色々あるんだけどとにかく盛り上げたいと言うのであれば市民運動かつボランティア的な考えではなくもう少しビジネスライクで負担をかけない形で問題に参加させる道を模索した方が良いのではないかと言う気がする。