はてなキーワード: かまとととは
今xでは、メロいはシコいと同じ意味だという発言を巡り論争が勃発している。
メロいの解釈は人によってかなり異なるのだが、私はシコいのような性的要素はないという印象だ。
メロいの語源は「メロメロになる」で、類語が「骨抜き・ぞっこん・首ったけ」など。つまり夢中になるほど魅力的の意。
シコいの語源は「シコる」で、これは男性の自慰行為を表す。つまり自慰したくなるほど魅力的の意。
まぁメロいは最近できたばかりの新しい言葉なので、「ほぼエロだよ」「ちょっとエロい意味もあるよ」「全然エロじゃないよ」と意見が統一されないのは仕方ないことではある。
気になったのはそこではない。
メロい論争にあたって「女は自分の性欲を隠すな、綺麗事言いやがって」という主張が盛んに見られたことだ。
特に「メロいって『はわわ///』みたいな意味だと思ってた」「メロいって胸キュンだよね」というポストに山ほどこういう引用がつけられており、かなりびっくりした。
えっ、もしかして男性って、誰かに魅力を感じるとき、必ず性欲が付随してる……?
メロいの解釈を巡って意見がぶつかるのはわかるが、魅力を感じたら性欲なの? どういうこと? 私の性欲の定義が間違ってるのか? と混乱し、念のため調べてみた。
ですよね。
つまり、肉体的接触を望んだり、性器を触って発散する類のムラムラとした興奮が性欲なんだと思う。
で、私は性欲を抱くこともあるし、ときめき・胸キュンを感じることもあるから言えるんだけど、この二つは明確に違う。
ときめき・胸キュンは「好き!」という気持ちの高まりであり、性的な欲求ではない。
胸キュンと性欲を同時に感じることもあるだろうが、性欲がなくても胸キュンは成立する。
これをもしかして多くの男性は理解できないのではないか?と今回の論争を見てちょっと怖くなった。
もしそうなら男女間で話が噛み合わないわけである。
男性は「異性を魅力的に感じるのは全部性欲。女はかまととぶってる」と憤り、女性は「なんで男性は単なる好きの気持ちまで性欲にしたがるの?」と戸惑っているのだから。
この「女は性欲を隠してる」説はvtuberに母親面論争でもよく見かけた。
母親面かつ性欲を抱く人がいないとは言わんが、基本的に母親面したい欲は母親面したい欲であって、ほぼ性欲とは結び付かない。
支配欲・庇護欲の発露なんだよね、母親面。好きな人を自分の管理下で愛でたい気持ち。
多分この「好きな人に対する支配欲」を男性は性欲と捉えるんだろうけど、母親面は対象への性的興奮を伴わないので性欲ではない。
ここで性欲ではないと繰り返しているのは、「だから許せ」という意味ではなく、これは性欲とは別の厄介感情であり、同一視して「お前の母親面は女の性欲だ!」と言うと言われた本人は納得できない(だって肉欲はないので)から話が進まないためである。
とにかく男性は誰かを好きだという気持ちが性欲と結びついているという前提で考えるが、女性はそうではないので話が噛み合わない、ということがかなり議論をややこしくしているのではないかと思った。
なんで笑えるのかよくわからない。漫画とかででてきても特に流れで読み飛ばしている。
幼少期の頃からお腹が弱いのかよく便が溜まって夜中に病院行ってという事が多かった。ぶっちゃけ便なんて笑えるもんじゃなくて苦しいもので、人間にとって大事な機能なんだと思って、家でもしっかりトイレに行って大きい方をしたかどうかを確認していた。家でも大きい方が出ないとか、異様に出るとかお腹痛いなんてなったら大丈夫か!と心配するのが普通でそうだと思ってた。母も父も兄もみんな笑わず、面白くもしなかった。むしろ大事な健康管理として大切なことだから真剣に考えるもんだと思ってた。
でも小学校に上がるとそもそもトイレで用を足すことすら笑いもんにされていた。驚いた。うんこマンだとか息を吐くようにうんこ!ウンチ!と馬鹿にする。当然トイレに行く頻度が多かった自分は茶化されるのが嫌で学校でトイレに行くのをやめた。というかできなくなって、大人になった今でも外で大きい方をするのができなくなった。気にしている人なんかいないのにね。そういったいじりのある漫画はなんだか苦しくて読めなかった。何度もお腹に便が溜まってしまって倒れて母に「学校でもトイレに行っていいんだよ」と言われても笑うやつのせいで嫌だった。というか外だと出なくなってしまった。吐いてしまう事もあったがそれでもゲロゲロマンとか笑うやつはなんだったんだ?
今もSNSでうんこだとか言って笑えるとかいう話題になるたびに自分はずっと不思議になって、キャッキャしているとフォローを外す。どんなに仲がよくてもそういう発言で笑う人なんだと冷めてしまう。一度「そんなかまととぶらなくていいですよw」と言われたけど普通に嫌なんだが。
グループ通話中に「ちょっとトイレ離席。痛いので長い方です」という人間に「おwうんこすかw」「ブリブリ〜w」と笑いながら言うやつとは仲良くなれない。そんなにみんな面白いのか?何が面白いんだ?わざわざ「長い方です」と配慮した言い方をしているのにくみ取らないのか。「大丈夫?」と言ったのは何で自分だけなんだ。
今更かまととぶんな、って話なんだけどね。
テレビで性に関する際どいことが発言されるとピー音でかき消してるけどど典型的な言葉狩りだと思う。
エロ漫画にある伏せ字程度を推測するなら訳ない自分でもピー音に隠れされている言葉は見当もつかなかったりする。
でも分かる人は分かるのだろう。つまりテレビの放送コードとやらは知識の断層を生んでいるといえる。
ネットで勉強しても、たとえ性交渉を経験済みでも、そもそもコアな隠語ほどカタギとは異なるような特定の人間関係のなかでしか知ることのできない性質のものだ。
つまりネット検索を駆使するために、「まんこ」「ちんこ」せいぜい「正常位」「中出し」など知っているからとこれらの言葉で検索しても芋づる式にコアな隠語が載っている単語の辿りつくことは期待できそうにない。ガキでも知ってるような単語を頼りにしても同じくガキでも知ってるような単語しか出てくることはなく、コアな隠語を知るには同じぐらいコアな単語をあらかじめ知っていることが前提になってしまっていると思う。これが知識の断層というものだ。
私のような者はこのままで一生性知識に乏しい人間として仲間外れにされかねない。
私は普段は狭い人間関係での付き合いしかないけど、たまに他の人たちとの交流する機会があったときに、その人たちが話してる隠語が理解できなかったときに、そういうつもりがないのに「かまととぶってる」とか思われるのが嫌なんだ。
そういう知識を補える私にとっての唯一の手段は業界人の下ネタトークだというのに言葉狩りされてはたまらないってことだ。
テレビが唯一の希望なんだからマツコ・デラックスや松本人志やケンドーコバヤシのような方々の発言にお願いだからピー音をかけないでくれ。