「上品」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 上品とは

2025-11-08

ゆで太郎富士そば小諸そば。どこに行くか悩む

🍜 3大チェーンの特徴(独断偏見込み)

チェーン名 主な特徴 傾向
富士そば年中無休・24時間営業店舗が多く、深夜の救世主そばは黒っぽく、つゆは濃いめ。「紅生姜天」など独特なメニュー豊富ジャンクさ、安定感、営業時間利便性勝負
小諸そば上品で素材の味を活かした風味。つゆも比較的あっさり。薬味ネギサービスや、そばの「二枚もり」など、そば自体満足度が高い。 そばの風味とクオリティを重視。女性にも人気。
ゆで太郎店内でそば製麺していることをアピールそばのコシや香りが良いと感じる人が多い。セットメニューや定食が充実しており、ボリュームがある。 「本格的なそば」に近く、コスパボリュームも両立。

📊 世間の評判

「最高にうまいと思うそばチェーン」のアンケート調査

富士そばが1位。

知名度店舗数、そして「そばチェーンといえば」というイメージの強さが影響

小諸そば

そばの味が良い」「つゆが上品」と、味のクオリティ評価される

ゆで太郎

そばを店内で作っている」という本格感と、定食などのメニューの充実度で支持される

結論

飲んだ後の〆や利便性なら → 富士そば

上品そばの味を求めるなら → 小諸そば

コスパ良く本格的なそばと満腹感を求めるなら → ゆで太郎

2025-11-07

正直、値段とか格式とか全部取っ払って「一番うまい食べ物」って考えたら、ラーメンだと思うんだよな。

寿司とかフレンチとか、確かに上品で美味しいけど、結局のところ「旨味×油×炭水化物×塩」っていう人間本能で喜ぶ組み合わせを全部ぶち込んでるのがラーメン

スープには動物系の脂とアミノ酸が溶けてて、麺がそれを絡め取る。

トッピングで肉や卵も入る。

こんなもん、うまくないわけがない。

寿司が勝ってるのは値段とイメージだけで、ラーメンが本気出したら人類幸福度で言えば余裕で勝ってる。

多分、最後の晩餐ラーメン選ぶ人の方が多いと思う。

国旗毀損罪への反対意見を、法解釈の側面から論破する

日本という共同体」そのものは目に見えない。触れないし、握れないし、形もない。でも私たちは、その「形のないもの」を前提にして、同じ道路を使い、同じルールで生きている。その目に見えない共同体をどうやって「そこにある」と確認してるのか?答えは単純で、象徴シンボル)だ。国旗は、政治的な押しつけアイテムじゃなくて、私たちは同じ場所に立っているという共通認識のマーカーなのだ

国旗を破って燃やして踏みつける行為は「私はこの国が嫌いです」という話ではなく、「この共同体を支える合意を破っていい」という宣言になりやすい。これは思想じゃなくて秩序の話。好き嫌いの話ではないし、心の中を強制しようとしているわけでもない。

共同体をつなぎ止めてる目印に対して、どこまで攻撃を許すか」という、いたって地味で現実的な議題なのだ

ここからが本題。代表的な反対意見(岩屋・橋下・日弁連)を見ると、どれもロジックがお粗末極まりなく、目も当てられなかった。法律専門家(笑)が言うことかよ、というレベルだったので、あえて向こうの土俵論破する。

--------------------------

岩屋毅引用元https://www.iza.ne.jp/article/20251104-KATPZGUBWFGNLBZXMVYLNT4XMA/

>「当時、反対しました。なぜなら『立法事実』がないからです。立法事実とは、実際にそうした事例が社会問題になっているかということです。日本で誰かが日章旗を焼いた? そんなニュースを見たことがない。立法事実がないのに法律を作ることは、国民を過度に規制することにつながるので、それは必要ないのではないかと言いました」

一見もっともらしいが、この論法立法事実という概念のものを誤解している。立法事実というのは「すでに大量に事件が起きているかどうか」だけではない。とくに象徴治安社会秩序に関する立法では、「問題顕在化してからでは遅い」という前提そのものが、法律必要性を支えている。実際、現代法律の多くは「予防的」に整備されている。

テロ対策は、テロが起きてから作るわけではない

ストーカー規制は、被害が拡大する前に作られた

不正アクセス法は、大規模事件が起きる前に準備された

では、岩屋の論法をそのまま適用してみよう。

大地震はまだ起きていない→防災整備は不要

火事はまだ起きていない→消火器必要ない」

・・・本当に早大を出て閣僚経験していてた人の理屈なのだろうか。国旗損壊罪が問題にするのは、「布が燃える現象」そのものではない。象徴公然と破られることで、社会の緊張が増幅される・対立敵対意識活性化する・集団統合が崩れる という作用のほうだ。この「象徴毀損社会不安の増幅」という因果関係は、国際的にはとっくに前提として認識されている。

イギリスでは国旗侮辱暴徒化の初動トリガー韓国では対立デモ象徴破壊が衝突に直結、フランスでは国旗侮辱は「共和国に対する攻撃」、ドイツでは象徴毀損は「民主秩序破壊行為」と解釈されている。

まり、「日章旗を燃やした事件日本で多いかどうか?」は論点の中心ではない。本当の論点はこうだ。象徴破壊は、共同体統合を揺るがす高い蓋然性があるかどうか。そしてそれは「ある」。岩屋の議論は、「国旗共同体をつなぐ象徴である」という視点最初から抜けている。だから彼の目には「問題がない」ように見えるだけだ。

言い換えるなら、日の丸を「自分共同体象徴」として認識していない人は、国旗損壊に「実害がない」ように感じる。ただ、それは「法的判断の結果」ではなく、立ち位置感覚問題だ。「国旗燃えてないか法律はいらない」は、「家が燃えてないか消火器はいらない」と言っているのと同じ構造である。そして、そう言えるのは結局、自分にとってその家が「帰る家」でも「守りたい家」でもないからだ。

--------------------------

橋下徹引用元https://x.com/hashimoto_lo/status/1985500133828805077

そもそも出だしか政治家不正糾弾する論点ずらしを使用しているところが小賢しいストローマン論調だが、論点も穴だらけである。本当にこの人は元弁護士なのだろうか。

>①国旗損壊罪の保護法益は?

法益は、「共同体象徴秩序」である。橋下はこれを「愛国心強制」だと見ているのかもしれないが、法益はそうではない。

象徴破壊されると、共同体のつながりの感覚が損なわれ、対立敵対意識が増幅する。これは国際比較すると常識に近い。

>②外国国旗損壊罪の保護法益は?

外国国旗外交関係の安定を守るために保護されている。つまり、すでに日本刑法は「象徴は秩序に作用する」という前提で立法されている。今回の議論は、その射程を「対外」→「国内共同体」へ拡張するだけ。理屈は同じ。

>③対象となる国旗範囲

ここは技術的な話に見えるが、実際は簡単。「公然性」「侮辱目的」を要件にすればいいだけ。すでに名誉毀損器物損壊侮辱罪で使っている手法。「プラカードとしての国旗」や「スポーツ応援の旗」が誤処罰される、というのは法技術ではなく「雑な想定」による不安構成要件回避できる話。

>④私的空間損壊まで処罰されるのか?

されない。すでに外国国旗損壊罪ですら公然性が要件私人の家で破ってる旗まで取り締まる制度設計そもそも立法技術的に想定されていない。「家の中でポスターを破ったら逮捕」はフィクションしかない。

>⑤国旗政治家に利用されてしまうのでは?

それは国旗損壊罪とは無関係国旗利用のガイドライン運用行政プロトコル問題。仮に「政治家国旗を利用したくなる」というのが懸念なら、それは政治倫理規定のほうで制御する話。つまりスプーンに毒を盛るかもしれない」からスプーン廃止しよう」と言っているようなもの

>⑥そもそも国家とは?

ここまで来ると、さすがに苦笑いである。「国家とは何か」論は、象徴理解していないからこそ無限抽象化する。けれど現実共同体抽象ではなく合意で維持されている。その合意可視化するのが象徴象徴理解しないまま国家論を語るのは、地図を見ずに登山ルート議論しているようなもの。まず「どこに立っているか」がわからなければ、そこから先は全部空中戦。橋下の6論点はどれも一見まともに見えるが、すべて「国旗は、共同体統合可視化する象徴である」という前提が抜けている。

この前提を共有しない限り、国旗損壊罪は「不要規制」に見え続ける。つまり、結局この話はこういうことだ。

国旗を「自分の属する共同体象徴」と思っているかどうか。

--------------------------

日弁連引用元https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2012/120601_2.html

>同法案は、損壊対象国旗官公署に掲げられたもの限定していないため、国旗商業広告スポーツ応援に利用する行為、あるいは政府に抗議する表現方法として国旗を用いる行為なども処罰対象に含まれかねず、表現自由侵害するおそれがある。

この「おそれ」という言葉に全てを預けて議論を閉じてしまうところに、まず問題がある。刑法は「おそれ」で動くわけではない。刑法構成要件を満たしたときにのみ成立する。ここは法学部の1年生でも最初に叩き込まれる部分だ。それにもかかわらず、その最も基本的な前提をまるごと無視して話を進めているあたり、本当にこの文書日弁連が出したものなのだろうかと不安になる。

国旗損壊罪が成立するのは、ただ「国旗に触れた」からではない。国旗侮辱する意図をもって、公然破壊した時だ。「わざとであること」と「侮辱という意思」が明確に必要になる。そのため、スポーツ応援で旗を振ることも、商業デザインに用いることも、抗議運動シンボルとして掲げることも、そもそも構成要件に当たらない。日弁連は「使うこと」と「破壊して侮辱すること」を意図的に混同している。その混同を前提にしている限り、彼らの議論最初から成り立っていない。

加えて、日弁連は「表現自由制限される」と言うが、表現自由憲法上、絶対無制限保障されているわけではない。人格権を守るために名誉毀損があり、社会尊厳を守るために侮辱罪があり、財産権を守るために器物損壊罪がある。どれも「表現」が関わる可能性があるが、社会を成立させるために必要領域では当然に制限がかけられている。国旗損壊罪が保護しようとする「共同体象徴秩序」も、それらと同じく社会をまとまりとして維持する機能を守るためのものだ。

では、「濫用されるおそれがある」という主張はどうか。これも、法制度の議論としてはあまりに雑だ。「濫用されるおそれがある」だけで法律否定できるなら、名誉毀損侮辱罪も、スパイ防止法も成立しないことになる。極端な話、殺人罪だって捜査側が恣意的に使える「おそれ」があると言えてしまう。法治国家は「おそれ」があるかどうかではなく、その「おそれ」が実際にどの場面で生じうるのか、そしてどのように構成要件運用基準で防ぐかを議論する。「おそれがある」とだけ言って反対した時点で、日弁連法律論を放棄している。

まり日弁連声明は、法律家として最もしてはならない論理の進め方をしている。構成要件には触れず、使用損壊混同し、法益概念を押さえないまま、「自由が脅かされる」とだけ言って議論を止める。これは法的主張ではなく、立場ありきのスローガンだ。

国旗損壊罪は、国旗を使う人を処罰するものではない。共同体侮辱する目的で、象徴破壊する者のみを対象とする。日弁連が「表現自由」を盾にして反対するのは、その前提を理解していないか理解した上で意図的にぼかしているかのどちらかだ。

どれほど上品言葉で包んだとしても、これはもはや法律家による議論ではない。法概念を手放したまま「自由」を振り回しているだけの、大声の政治声明にすぎない。弁護士バッジを捨てて、もう一度法学部からやり直してください。

----------------------------------------------------

日本社会には、法や監視に頼らずに秩序が保たれる場面が多い。繁華街に防犯ゲートが少なくても、万引きは多発しない。大都市でも夜に一人で歩ける安全がある。災害時には略奪ではなく、長い列を作って順番を守る。落とした財布は高い確率で手元に戻る。公園や駅の公衆トイレでさえ、世界基準で見れば極めて清潔だ。

これらは偶然ではない。日本には、古くから「和を乱さないことを尊ぶ」という共通意識がある。相手尊重し、自分けが突出しないように場を調整し、争いを避けて合意をつくる生き方が長く受け継がれてきた。重要なのは、この意識が誰かが教えたからあるのではなく、自然に共有されていることである。目に見えない合意は、形がなければ確認しにくい。そこで必要となるのが、象徴である

国旗は、国民が同じ共同体に属し、同じ空気の中で生き、同じ基盤を分かち合っていることを簡潔に示す印だ。日本人の精神性は、派手でも声高でもない。主張ではなく、ふるまいと習慣の中に現れる。その「共有されているもの」を一瞥で思い出させるのが日の丸である

国旗威圧のための道具ではなく「この社会は、この形で、ここにある」という確認の標だ。その確認があるからこそ、人々は互いを信頼し、余計な力を使わずに秩序が保たれる。日本治安や清潔さは、「日本人は良い人だから」という単純な話ではない。共同体を保つための共有されたふるまいが、長く維持されてきた結果である

日の丸は、日本人が無言で共有してきた社会秩序象徴である

2025-11-03

スナックバイト始めるんだけどさ

スナックバイト始めるんだけど、マジで何も分からなくて震えてる。

①どんなテンション感で行くのが良いのか

普段大衆居酒屋バーくらいしか行かないので、スナック雰囲気全然想像できてない。フレンドリー上品ぶっちゃけた感じ?

②-1 カラオケについて

カラオケってコールとかあるの?学生時代コールある飲み会とは無縁の人生だったので何も知らない。

サクランボイケナイ太陽コールするの!?どのタイミング

②-2 ウケがいい曲

マイナーバンドばっかり追いかけていたので、一般的に有名な曲をあまり知らない。女の子は何を歌うの?

スナックで働いてる人、働いてた人、よく行く人、マジで教えて。

ちなみに20代、酒は飲める、若干音痴コミュ力普通レベル(人見知りではある)

スナックは割と都心にあって、色んなタイプの人が来る系らしい。

頼む、有識者の知恵を貸してくれ...

バイト先に聞けばいいというのは分かってるが少しでも知りたい)

2025-11-02

最近気づいたこと。

これまで私は、自分のいいところは清潔感と知性だと思ってた。27歳になった今でも、そのスタンスは変わらないんだけど、ここ数ヶ月で何か重大な勘違いをしてたんじゃないかって気づき始めた。

仕事飲み会で、後輩の女の子が来た時のこと。正直に言うと、その子別に美人じゃない。背も低いし、顔だって私の方が整ってると思う。

でも。

その日、確実に男たちの反応が違かった。

後輩の女の子が話すと、男たちが身を乗り出して聞く。彼女が何か言うたびに笑ってる。デザート食べてる彼女を見つめてる男もいた。

一方、私が話しても「うん、そっか」くらい。

何が違うんだろう。

翌日、友達相談したら「あの子って、隙があるんだと思う。絶妙に男ウケ良さそうだよね。」と言われた。

隙?

考えてみた。

後輩の女の子ミニスカート履いてた。ニット身体ラインが見える。メイクも濃い。でも別にギャルとかじゃなくて、ただ手作り感がある。やたら完璧じゃない。

対して私は。

いつも通り、膝丈のスカートシンプルニットナチュラルメイク会社でもプライベートでも基本同じ格好だし、これが大人っぽくていいと思ってた。

でも、もしかして

これ、つまらないんじゃ。

次の週も飲み会に誘われてたので、試しに服装変えてみた。スカート短めにして、少し胸元開いたニット着た。いつもより濃いめのリップアイラインにした。

髪も、いつもは一つに結んでたけど、ほどいてウェーブかけた。

最初自分でも落ち着かなかった。こんなの、私じゃないって感じで。

でも。

その日の男たちの反応が明らかに違った。

「あ、髪下ろしてるんだ。似合う」とか「その格好いいね」とか。

終わったあと、連絡先交換したいと言われた。いつもは「また今度飲みましょう」で終わるのに。

帰り道、一人で考えてた。

私が今まで何を間違ってたのか。

別に清潔感がなくなったわけじゃない。でも、なんか隙を出してみたら、男たちが近づいてきた。

その後、何度か試すうちに気づいた。

男ウケって、実は完璧さじゃなくて、むしろその逆なんだ。

ちょっと崩れてる感じ。完璧じゃない感じ。手が届きそうな感じ。

自分で言うのもなんだけど、私って「できた女」オーラが出てるらしい。仕事もできるし、家事ちゃんとしてるし、知識もある。だから多分、近寄りがたいんだろう。

「この人、俺でもイケるかな」って思わせてくれない感じ。

でも後輩女の子とかは違う。ちょっと頼りなさそうで、ちょっと守ってあげたいって思わせる。

今度は、最初からそういう隙のある女を演じてみた。

ニット脱いでキャミ一枚になったり(寒いから上に羽織ったけど)、話聞いてるときに男の腕に少し寄りかかったり、下ネタに照れながらも反応したり。

完璧じゃない自分を見せるようにした。

その結果、男たちが安心したみたいで、積極的に話しかけてくれた。そのうち2人とは実際にあとで会うことになった。

でも。

これを書いてて、ちょっと悔しいんだ。

別に私は、本当に隙のある女じゃない。むしろ逆。でも、男ウケを狙うなら、そういう安っぽいものを演じる必要があるってわかった。

それって、すごく嫌だ。

自分を偽ってるみたいで。それに、こんなことしなくても、自分のままで好きになってくれる人がいたっていいじゃん。

でも現実は。

男たちが求めてるのは、できた女じゃなくて、守りたくなる女なんだ。

完璧な女より、ちょっと頼りない女。

聡い女より、ちょっと天然な女。

上品な女より、ちょっと下品な女。

それが「モテ」なんだ。

から今、私は二重人格みたいになってる。

仕事では今までのまま。でも、モテが欲しい場では、ちょっと隙のある女になる。

同僚とか友達には「最近ちょっと頑張ってない?」くらいにしか見えてないと思うけど、実は結構な演技をしてる。

正直、疲れる。

でも、モテたい。

から演じてる。

これが大人の女の現実なのかな。

自治体婚活指南本についての話

XX県が発行している婚活指南記載が削除されたらしい。

私は、「え〜残してもいいんじゃないの」と思っている。結論として、上品フェミニン服の他に、パンツスタイルを入れるとか、クール系の顔立ちでも似合うようなシンプルな服を載せれば良かったのでは。指南自体を削除すべきではない。

思っていることをつらつら書く。

最近になって、「多様性」とか「自己表現」という単語が目立つようになってきた。

(論点のすり替えと言われるかもしれないが)就活でもそうだ。ビジネススーツではなく、ビジネスカジュアル、なんなら私服で良いと言われることもある。

ボロボロジーンズよれて黄ばんだTシャツ、伸び切ってボサボサの髪で面接に登場するのはどうだろう。「これが盛ってない僕の自己表現です!」ということだ。

私は採用活動もやったことがあって色々な学生に会って来たが、「自己管理ができていない」「相手からどう見られるか意識できない」と判断してしまう。せめて髪は洗ってブラシでとかしてから来いよ…採用側は弊社のブランドを傷つけないよう、ベルボロボロになってるから買い換えようとか、靴磨いておこうとか、それなりに気を遣うので、「こっちに失礼だと思わんのかね」と思うこともある。これが多様性時代なのか。

ボロボロジーンズ君の中身が最高の技術者であったとしても、弊社製品不具合起こして客先に謝罪する時には間違っても出せない。うちの会社看板背負わせて大丈夫かな?と考えてしまう。最近はそういう、「会社看板」という考えが古臭いのかもしれない。でも逮捕された時にはニュース会社名出ますよね?

(一方で入社したときリクルートスーツだったはずなのに、ボロボロジーンズよれて黄ばんだTシャツで出社してくる入社25年目オジサンもいる。今回は議論対象から外したい)

ちょっとググって、就活サイトやらスーツ屋さんが出しているビジネススーツの着方を読んでシャツズボンの中に入れたり、ネクタイを緩めず締めたり、爪を短く切ったり、と基本をおさえて来てくれたら、面接0秒目にNGを出すことはない。結局、見た目が良くても、面接大事なのは内容だが、その第一歩に入れてないよという学生もいる。

リクルートスーツ中古で買ったりお下がりでもらったり、安いのだと2-3万円くらいでも買えるし、そこで9割の会社の0次面接突破できるなら確実だし安いくらいじゃないの?と思う。そのくらいの情報収集ができる学生に来て欲しいなあ…

就活から婚活に話を戻すと、リクルートスーツほどルールがないのが婚活だと思う。

自分婚活市場に居たことがある。マッチングアプリ中心にやっていたからか、実際会ってみると、とんでもない逸材ばかりだった。清潔感(髪に気を遣え、爪をととのえろ)を意識させたりという指南がなかなかないのか?ちょっとググって、何を着たらいいのか、髪を前日に洗った方がいいよとか、おさえてきてほしかった。楽しそうに色々な話をしてくれたが、相手パスタの上に降りかかるフケが気になって話に集中できなかった。

〇〇県が指南を出してくれていたのはありがたい。自治体だし、9割の人が好印象をもつためにはどうしたらいいか?を書いてればいいんじゃないの。ニッチ趣味や「素の姿」は2回目以降会うときにお互い出してください。でも、指南書に出す清楚系ふわふわフェミニンから怒られちゃったんじゃないの。「キュート」ならこれ「クール」ならこれ「フェミニン」ならこれって6種類だっけ?出したら喜ばれるんじゃ。

間違っても制服コス着ぐるみで来ないでねと書かないと、最近は「自己表現」する人がいるので。

男性側もそれなりに気を遣って来るはずなので、相手に失礼だと思わんのかね。

「この人はちょっとググることもできないの?」「この人は集団行動ができない人なのでは?」と相手に思わせる行動が、ビジネスの面でも、婚活の面でもプラスに働くのかマイナスに働くのかよく考えて欲しい。

anond:20251102042206

いいえ、完全に同じとは言い難いです。

どちらも困難さを表す表現であることは共通していますが、「ハードルが高い」は挑戦の困難さを表すのに対し、「敷居が高い」は縁を結ぶことの困難さを表します。

ハードル日常の慣れ親しんだ生活圏の外にあるもので、構造的・論理的な困難を指していることが多いです。例えば「今の実力で英検1級に挑むのはハードルが高い」。

敷居は人によっては日常の中のものであるはずが、社会的心理的理由自分にとってはそうではない、そして敷居の向こうには人の営みがあるという特徴があります

この社会的心理的理由は、戦前までの使われ方では不義理をした等で後ろめたくて訪ねづらいケースに限った用法でしたが、現代では高級さや上品さに気後れすることで縁遠く感じる場面でも使われます。例えば「スタバ陰キャの私にとっては敷居が高い」。

2025-10-28

岩手婚活炎上に見る男の甘やかし、清潔を求められるだけで発狂する

岩手官製婚活冊子で男女に求められること

男性

清潔感、体型にあった服、汚れてない服、明るい笑顔、横柄な態度を取らない、自信を持つ

女性

清潔感、美しさ、品の良さ、ナチュラル上品メイク、常に笑顔スカートパンプス、首と手首と足首を出す、透明感ある明るい服、痩せる、恋に興味を持つ、誰かに頼る

風呂入ることすら嫌だ男性差別だってブチギレる男どもどんな育てられ方したんだよ死ね

女の求められること多すぎだろ

なんだよ汚れてない服って幼稚園レベルのことこなせばそれで結婚できるんだからイージーモードすぎ

2025-10-24

旅行日常温度差激しすぎてグッピーが死んだ

友達鳥取旅行に誘われた。

砂丘スノボやろ」

それが誘い文句だった。砂丘には雪ないかスノボなんてできないでしょ、なんていちいち言ったりせず、黙ってYahooを開いてGoogle検索をかけた。『砂丘スノボ』は、正確にはサンドボードというらしい。鳥取砂丘の砂は粒子が細かく雪のように滑れる、らしい。

「私スキー場で滑れなくてボード担いでお尻で滑って降りたことあるぐらい苦手だけど、それでもいい?」

別にいいよ。わたし勝手滑るし」

レスだった。私に運動神経存在していないことを知っていても誘ってくれる心が広い友人に感謝しながら、私も「じゃあ行く」と即レスした。

それから4日後、私たち鳥取に向かう電車に乗っていた。スーパーはくとという名前のそれはなんの配慮電車真正面の景色モニターで見えるようになっていた。短いトンネルに入っては抜けて、暗い画面が白く眩くなっては暗くなる。そんな画面を見ながら、友人はわたしワープしてるみたいだ、と言った。私はローソンで買った昆布おにぎりを食べながら乗り物酔いしそうになっていた。

鳥取駅はなんだかこじんまりしていた。清潔で、スタバコンビニお土産屋もあって、けれど人は少なかった。曇り空の下にはシャッターが閉まった店が沢山あって、何故だか占いのお店が幅を利かせていた。とりあえずお昼を食べようと鳥取名物を調べたら、カレーと、海鮮と、ラッキョウと、砂丘関連の名物(プリンやら砂で蒸した卵やら)、あと梨だった。じゃあカレーでいいか、とカレーの有名な店を調べて向かった。メインの計画以外はその場で決めよう、何事にも縁ってものがあるからさ。というのが彼女の考えだった。だから、2泊3日の旅の内2日目のサンドボード以外は全くの無計画だったのだ。

カレーのお店は鳥取名物を謳っているから、という理由だけで決めたが、建物も新しくリーズナブルで美味しかった。彼女ブラックカレー、私はスープカレーを頼んだ。美味しかった。

店員さんにどうしてカレー鳥取名物なんですかって言ったら、鳥取カレー消費量が全国一位なんです、という答えが返ってきた。答えになってないような気がした。沢山食べたら自分たちの物にできるんですか。チェンソーマンみたいですね。そう思ったけど言わなかった。彼女チェンソーマンを知らない人だから

カレー食べた後は彼女希望で、海沿いを歩いて白兎神社に行った。縁結びが出来るんだって。でも因幡白兎元ネタらしくて、あれサメを騙して海を渡ろうとした兎がサメを怒らせて全身の毛をむしられた話だよね、どっから恋結びのご利益出てきたんだろうね?そう言ったら彼女はまぁねー、でも兎かわいいよ、と兎モチーフ石像ニコニコ眺めていた。答えになっていなかったけれど、彼女そもそも神なんか信じていないのかもしれない。それとも彼女はもう結婚しているから、ご利益があってもなくてもどっちでもいいのかもしれない。私は、転職成功と、ついでにいい感じの恋人ができますようにとお願いした。嘘ついて騙して、結局身ぐるみ剥がされた間抜けで最悪な兎じゃなくて、ウサギを助けた優しい神様の方に祈った。私の次の職場は完全未経験の、クラスに一人はいるなんでもできる陽キャだけ集めたような、そんな職場です。目一杯見栄を張って、使命感のある溌剌とした人間のフリをして面接に受かりました。本当の私はクラスに一人はいる、真面目でも不良でもない、何を考えているかからない女です。なんとか、どうにか、上手くやっていきたいです。ついでに誰か、今好きな人とは別の他の誰かを好きになれるようにしてください。優しい神様、どうか助けてください。

2日目は本命サンドボードだった。鳥取砂丘まではバスに揺られて一時間ほどだった。昨日の天気が嘘に思えるほどの晴天で、私は雨女からあなたが晴れ女なんだね、あなたって運がいいもんね、と言ったら、わたしはいいけど、天気なんて人一人の運でどうにかできるものじゃないでしょ、と穏やかに笑いながら言った。やっぱり彼女は、ほんとうは神様とか信じていないんだろうな、と思った。

サンドボード参加者私たち以外いなかった。早い時間参加者は少ないんです、だそうだ。荷物を持って砂丘へ足を踏み入れると、泥の上でもないのに深く足が沈んで歩きにくかった。私は足にどうやって力を入れていいかからなかったのだけれど、友達はスタスタ歩いていく。彼女は運もいいけれど運動神経も抜群にいいのだ。私はそれを追いかけるのに必死だった。その後どんどん丘陵地になっていき、荷物を抱えながら砂を蹴って丘を登った。ジグザグに歩きながら、息を切らしながら、ようやくてっぺんに辿り着き、インストラクター説明を聞いた。ボードに足を固定して、滑る。そしてボードを抱えて登る。要約するとこれだけだった。また登る、と聞いた時、小さく最悪、と行ってしまったのだけど、彼女はそれを耳聡く聞きつけて、顔を顰めながらそういうこと言わないで、と私を軽く叱った。ごめん、と謝ったら、うん、と言って、まるで数秒前の記憶ごと消し去ったかのように表情を元通りにした。大人の嗜みとして不機嫌を表に出さないようにしている訳じゃない。彼女は昔から、心が広いのだ。

サンドボード滑るのは楽しかった。とにかくバランスを取ることに必死になっているうちに丘の下に辿り着いていたが、それでもすぐに丘の上から砂を滑る快感が追いついて、楽しい、となる。体力が続く限り登って滑ってくださって結構ですよ、とインストラクターに言われたけど、滑る時より丘を登るのに体力を削られ、結局もう一度滑って体力が尽きてしまった。友達は体力が無地蔵なので滑っては登るを繰り返し、3回目からは丘をジグザグに登らず直線距離で駆け上ってきた。しんどくないの、疲れないの、と聞いたら、

「疲れるけど、その方が近いからさ」

って言って、そのまま4回目を滑り始めた。インストラクターが、すげーっすよあの子歴代一位の体力ですよ、いくつぐらいですか?と、私に聞いてきたので、すごいですよね、すごいんですよ、とだけ相槌を打った。遠くの丘からパラシュートが飛んで行くのが見えた。パラシュートは風に乗って飛んでいき、私の友達を通り越して遠くに着地したのが見えた。こっちの方がワープみたいだな、と思った。友達パラシュートの人の姿が、豆粒まではいかないけどずっと遠くに見えた。なんでかスピッツロビンソンを思い出した。いいな。私もそっちにワープしたい。私とそこ代わってよ。お願い。

その後砂丘前のお土産屋に行った。私は転職予定で現職を有休消化中の一人暮らしだったので、自分用のお土産砂漠プリンを一つと、近々会う予定の友達用に梨ジュースを買った。私の買い物はそれでおしまいだったけれど、彼女実家に、職場に、とじっくりとお土産吟味して、結局バス時間ギリギリまで迷っていた。一番時間をかけて選んだのは彼女旦那さんのお土産だった。何あげても喜んでくれるけど、やっぱり一番喜んでくれるものをあげたかたから、3つぐらい買ったんだってお土産あげた時の旦那さん、本当に可愛くて好きなんだって彼女は心が広いから、きっと家事分担やら稼ぎやら、結婚生活で起こり得る何かしらに少しも不満を抱いたりしないだろうな。長く続くんだろうな。きっと死ぬまで。

3日目も当然予定を立ててなかったんだけど、2日目のメイン目的を達成したからもう帰っても別にいいよね、みたいな雰囲気があった。でももう少し引き伸ばしたくて、牛骨ラーメン食べに行こって言った。鳥取牛肉イメージなかったけど有名らしかたから。それで、Google マップ適当検索して評価高いところに行った。チャーシュー多くてスープ上品な甘さがあって美味しかった。食べ終わった後、友達わたしラーメンきじゃないんだけどこれは美味しかったな、と言った。びっくりして、なんで言わなかったの、って言ったけど、いやでも美味しかたからよかったよー、としか言わなかった。ねぇ答えになってないんだけど。長い付き合いなのにそんなことすら全然知らなかったよ、心が広いの知ってるけど、でも、ちゃんと言ってくれたらいいのにさ。

ラーメンを食べた後、私たちスーパーはくとに乗った。はくとのモニターには相変わらずトンネルと田園風景が交互に映っていた。友達は今度はワープみたいだとは言わなかったけれど、そういえばこの電車って白兎から文字ってるんだね〜、と言った。そうだね、と言って寝たふりをした。また、最悪、と言いそうになった。しばらくして目を覚ましたら、前を走行している電車で急病人が出たとかで何処かの駅で停車していた。

恋山形駅だって。寝てるうちに観光地着いてた」

やっぱわたし運いい。と言って、彼女は窓から写真を撮っていた。私は寝たふりをしながら、このまま電車止まっててくれたらいいのにな、と思った。

2025-10-23

「端っこ」の素晴らしさ

「端っこ」とは、単なる両端のイレギュラーではない。それは、必然されど意図せず生み出される最高の特等席であり、選ばれし者のみが手にできる栄光である

濃縮された食感と風味の芸術

食べ物の「端っこ」は、真ん中とは一線を画す特異な美味しさを持っている。

カリッ、ザクッ! 焼き菓子パンの耳は、熱に最もさらされ、その結果、他にはない香ばしい歯ごたえを獲得する。このカリカリ感こそ、端っこ好きの特権である

濃厚な味わいの凝縮! カステラ羊羹の切れ端には、蜜や素材の風味がギュッと閉じ込められている。真ん中の上品さとは違う、力強い素朴な美味しさがある。

具材の氾濫! 巻き寿司卵焼きの端っこは、具がはみ出さんばかりに詰まっている。この「不恰好だけどお得!」という豪快さが、心を躍らせる。

人生を豊かにする「お得感」と「希少性」!

「端っこ」には、金銭的な価値を超えた、精神的な豊かさが詰まっている。

ひそやかなご褒美! 店頭に並ぶ「切れ端」「お徳用」の文字を見た時の、あの胸の高鳴り!最高品質のものを、こっそり安価に手に入れられる喜びは、何物にも代えがたい。

選ばれし者の特等席! 混雑する電車内でたまたま座席の「端っこ」をゲットできた時の、小さな勝利感!その場所が、あなたにとって最も落ち着くプライベート空間になるのである

謙虚がゆえにもたらされる安心感

そして「端っこ」は、いつも私たち安心調和を与えてくれる。

集合写真で端に寄りがち、トイレの端の個室に入る、といった習性からもわかるように、人は「端っこ」に身を置くことで、世界と適度な距離を取り、静かな安心感を得る。

決して華々しい中心にはないが、中心もまた端っこがなければ成り立たない。世界を完成させるためには欠かせない存在。その謙虚役割こそが、端っこの持つ最も奥ゆかしい魅力である

端っこで嫌なことはこの世に存在しない!ときどき観劇ライブで見えにくい指定席に当たった時くらいである!

端っこisポジティブ!端っこサンキュー!端っこフォーエヴァー

2025-10-20

[]忘れ鼻

検索すると美容整形界隈が出てくるんだけど(大きなシノギ匂いがするSEOってやつ?)私が知ったのは”鼻矯正グッズ”の広告SNSで流れて来たのがきっかけ。

たことない人は一度探してみて。ギョッとする広告画像・・・

-----------

・忘れ鼻とは、鼻自体が主張しすぎず、他のパーツとのバランスが取れていて自然に見える鼻のことを指します。

・派手な形の鼻ではなく、自然に顔立ちに溶け込む「忘れ鼻」と呼ばれるタイプ。強い存在感を放つわけではないのに、顔全体を上品に見せてくれる点が魅力として支持を集めています

・忘れ鼻とは、すっきりしていて良い意味で鼻に特徴がなく、目立たない鼻のことを指します。

忘れ鼻の特徴としては以下があげられます

☑目立たない鼻

☑主張のない鼻

☑大きすぎない・小さすぎない

☑太すぎない・細すぎない

☑高すぎない・低すぎない

特徴は色々ありますが、鼻が小さいから、鼻が高いから忘れ鼻に近づくわけではありません。

2025-10-19

anond:20251019114037

星乃珈琲はおじさん一人客にはより厳しいだろ

あん上品ババァしかいてなさそうな店にはちょっと行きにくいわ

最近は少なくなったがコンビニイートインが一番いい

スタバに行けないやつはしまむらしか行けない

この増田さ、

https://anond.hatelabo.jp/20251018225012

多分自己肯定感が低すぎるんだよ。

昔私もそうだったんだけど、自分を本当に底辺のドブスだと思ってたから、服を買う時もしまむらしか行けなかったんだよ。ショッピングモールキラキラした服屋になんて入ったらその場にいる全員に影でプークスクスされるって本気で思ってたから。

感覚的にはモール内の服屋は高級フレンチ店で、しまむらは気軽に入れるサイゼリアなんだよ。

で、高級フレンチに入ることを許されてるのは「マナーがしっかりした上品お金持ち」だけ、庶民が入ったら冷たい目で見られて恥をかく、怖い!みたいな思い込みがあるから誘われても全力で逃げる。

でも周りからしたらモール内の服屋はモール内の服屋でしかないししまむらしまむらなの。それだけなの。

増田スタバ拒否ってたけど、要はそれ相手からしたら自分勝手なんだよ。相手意見を受け入れず自分しまむら行きたい!みたいに言い張ってるのと同じことなんだよ。

ディズニー行きたいっつってんのにのんほいパークでいいじゃん!って駄々こねられたらイラつかん?いや私はディズニーでスペースマウンテン乗りたいんだよのんほいパークのキッズコースター乗ってもしょうがねえだろ、って話。

歪んだ自己認識のせいで相手価値観楽しい時間をぶっ潰してるとんでもわがままモンスターになってるってのを自覚しないと一生変われないよ。

2025-10-12

うる星やつらラム声優さん上坂すみれさんかなり頑張ってたが平野文さんのネイティブさにはかなわんな

なんか上品な感じになってしまった

ほかの声優違和感なし やっぱヒロインは注目されてしまい大変だな

https://www.youtube.com/watch?v=5kuW3xP_MUE

2025-10-10

dorawii@執筆依頼募集中

ちょっと不思議な話です。

小学生の頃、イオンモールで知らない人に「頭の上に猫が3匹憑いているよ。あなたを守ってくれているね。珍しくてつい声をかけちゃった。ごめんね」と言われました。60代くらいの上品そうなおばあちゃんでした。

最近アルバムを整理していたら、赤ちゃんの私と猫が3匹写っている写真を見つけてドキッとしました。

みえる人っいるんだな、と思ったのですが……頭の上に猫3匹。ツムツムみたいになってるのでしょうか?

-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE-----
Hash: SHA512

https://anond.hatelabo.jp/20251010183757# 
-----BEGIN PGP SIGNATURE-----

iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaOjT9gAKCRBwMdsubs4+
SFsEAQDsmBAnp8cQ2vZUjhO35mctpHMBm9RrQqOJkplFMkKWRwD/eps8Yg5ZVTk0
fkaOZtN1K5h1d4xwYM5EFtQkF1fq/go=
=n/mB
-----END PGP SIGNATURE-----

陰キャは夜空を見上げない

三年前、渋谷桜丘町にある古いマンションの一室で月に一度だけ開かれていた読書会があった。

「Books & Beyond」とか「本と珈琲」みたいなカフェが並ぶあの界隈で、オーナー趣味でやってるようなサブカル風の空間。壁にはカフカポスターが貼られ、スピーカーからボサノヴァが流れていた。

六畳ほどの小さなスペースに八人くらいが座りそれぞれが持ち寄った本を紹介し合う。それが俺と彼女出会いだった。

俺がその日持っていったのは『呪術廻戦』の第八巻。ほかの人たちが『中動態の世界』とか『そして誰もいなくなった』とか『サピエンス全史』とかを並べる中で、俺だけがジャンプコミックスを机に置いた。

もちろん場の空気ちょっと変わった。

でも当時の俺はそれを承知の上で、ある種の逆張り勇気みたいなもので挑んでいた。会社では誰にも話しかけられず、Slackアイコンもずっと初期設定のまま。それでも自分を注目して欲しいという欲求はあった。

 「呪術廻戦のテーマは、“死の受け入れ”よりも“存在肯定”にあると思うんです」

俺はそう言った。

それに対して、口を開いたのが彼女だった。白いマスクを外して冷静な目で俺をまっすぐに見た。

「でもそれって、“他者媒介にしない存在”ってことですか?」

唐突にそんな言葉が出てきた。返す言葉に詰まった。彼女の声は低くて落ち着いていた。大学院哲学を専攻していると言った。

その瞬間、空気が変わった。

みんなが「へえ〜」と頷いて、俺は笑ってごまかした。その笑いが妙に引きつっていたのを今でも覚えている。

そのあと彼女が言った。

「でも、面白いですよね。呪いって、社会の圧みたいなものですし」

その一言に、俺は救われた気がした。

彼女は俺を笑わなかった。

それどころか俺の話を拾って補足し、言語化してくれた。その会の後、俺たちは駅まで一緒に歩いた。

外は冷えていてコンビニの前のホットコーヒーの湯気が白く漂っていた。

「また来月も行きます?」と彼女が言った。

「行く」と俺は答えた。

彼女名前はSといった。

新宿御苑の近くに住んでいて、大学お茶の水彼女の持ってくる本はいつも背表紙が硬かった。

『悪について』

他者起源

グレアム・グリーン短編集』。

対して俺の持っていくのは『チェンソーマン』や『ブルーピリオド』。

彼女はよく笑った。

笑うときに、指先を口元に添える癖があった。

その仕草上品で、俺はそれを見るたびに自分がどれほど下卑た生き物なのかを思い知らされた。

付き合うようになったのはその年の秋だった。

彼女修論で忙しくなってから俺の存在息抜きになったらしい。

あなたと話してると、時間を忘れちゃう」と言われた夜、俺は人生で初めてコンビニの帰り道が輝いて見えた。ファミリーマートの青い光がネオンのように見えた。俺の中でなにかが初めて肯定された気がした。

冬のデートの夜、代々木公園を歩いた。

イルミネーションが飾られてSNSでは「#冬の光2021」というタグ流行っていた。俺は寒くてポケットに手を突っ込んでいた。彼女は小さな紙袋を下げていて中には文房具店で買ったモレスキンノートが入っていた。

「これ、修論終わったら旅行記書こうと思って」

彼女はそう言って笑った。そして突然立ち止まって空を指さした。

「ねえ、見える?オリオン座

俺は空を見上げた。

そこには三つの星が斜めに並んでいた。

「……あれか?」

「そう。ベテルギウスリゲル。あと真ん中がミンタカ

彼女はそう言って、星の位置を指でなぞった。

俺は正直何もわからなかった。

星はただの光の点にしか見えなかった。

俺の住んでいた葛飾区の夜空では、星なんてほとんど見えなかった。中学の帰り道、空を見上げてもあるのは街灯と電線だけだった。だから星座名前なんて知る機会がなかった。

「小さいころ星座図鑑とか見なかった?」

彼女がそう言った。

「うん、まあ、プラネタリウムとかは……行ったかな」

本当は行ったこともなかった。そんな余裕のある家庭じゃなかった。週末は母親スーパーで特売の鶏むね肉を買って帰るのが恒例で、俺はその肉を味噌マヨで焼いて弁当に詰めてた。

星よりも肉の値段を見てた。だから空を見上げるという行為が俺には贅沢に思えた。

彼女は俺の顔を見て、少し笑った。

かわいいね。知らないことがあるって」

それがなぜかすごく悔しかった。笑われたわけじゃないのに馬鹿にされた気がした。

俺は「そうだね」とだけ言って視線を落とした。

地面に落ちた枯葉を踏みつけた。カサッという音が、やけに大きく聞こえた。俺はあの夜自分が一生星座名前を覚えないだろうと悟った。

通勤電車の窓に映る自分の顔は相変わらず冴えなかった。イヤホンからはYOASOBIの「群青」が流れていた。「夢を描くことが全ての始まりだ」なんて歌詞を聞きながら俺は窓の外を見た。

見たのは空じゃなく、線路だった。

陰キャは夜空を見上げない。

だってそこに映るのは、自分の見なかった人生からだ。

星の位置を覚えられる人間は、いつだって上を見て生きてきた人間だ。

図書館に通い、正しい敬語を使い、誰かに恥をかかされないように育てられた人間だ。

俺はそうじゃない。

俺の星座コンビニ防犯カメラの赤い点滅と、タワマン最上階で光る部屋の灯りでできている。

 

これは遺書だ。

俺はもう彼女と会っていない。

LINEトーク履歴はまだ残っている。

最後メッセージは「また話そうね」

日付は2025年2月14日

バレンタインだった。俺はその日会社義理チョコすらもらえなかった。彼女からチョコを待っていたわけじゃないけど期待してた。

「ねえ、今年はどんな本読んでるの?」

その一言が来るだけで救われたと思う。メッセージはもう既読にならない。

通話をかけたこともある。

仕事帰りの山手線品川から田端までの間イヤホン越しに呼び出し音が虚しく鳴った。ワンコール目、ふたつ、みっつ、……留守電に切り替わる。

録音された「この電話現在使われておりません」という機械音声。それがまるで彼女の声に聞こえた。その瞬間息が止まった。ほんの数秒で胸が焼けた。

どうして?

俺のスマホには彼女写真がまだある。表参道青山ブックセンターの前で撮ったものだ。彼女は黒いコートを着て、手に『ロラン・バルト恋愛ディスクール』を持っていた。俺は同じ日カバンの中に『チェンソーマン』の最新巻を入れていた。

その夜二人で神宮外苑いちょう並木を歩いた。イルミネーションの下で彼女が「あなたはどんな未来を望むの?」と訊いた。俺は「普通に働いて普通に暮らせたら」と答えた。

俺は夢を語る勇気がなかった。陰キャは、夢を語ると笑われると思ってる。

それでもあの頃の俺は必死だった。休日には「丸善丸の内本店」で彼女が好きそうな本を探した。

夜と霧

レヴィ=ストロース

哲学の慰め』

表紙をめくっても内容の半分も理解できなかった。けど読んでるフリをすることに救われた。カフェ・ベローチェでブレンドを飲みながらマーカーで引いた単語スマホで調べた。

「内在性」

「超越」

主体性」。

どれも俺には関係ない言葉だった。それでも彼女世界に近づける気がした。

夏になっても連絡はなかった。彼女Twitterアカウントは鍵がかかりInstagramは削除されていた。

唯一Facebookけが残っていた。プロフィール写真は変わっていなかったけど交際ステータスの欄が消えていた。俺は夜中の三時渋谷ファミマストロングゼロを買って歩きながらそのページを何度も更新した。酔いで画面が滲み青白い光が夜風に揺れて、まるでオリオン座みたいだった。

俺は空を見上げた。

でもそこにあったのは、看板LEDだけだった。

もしこれを読んで俺のことだと気づいたのなら、どうか連絡をして欲しい。俺はおまえが好きだ。おまえがいないと俺はもう駄目みたいなんだ。

たくさん本も読んだし勉強した。今なら話にだってついていけるし、楽しませることだって出来る。

から連絡のひとつでいいからしてほしい。、お願いだ。頼む。

これを俺の遺書にはさせないでくれ。

2025-10-03

anond:20251003202612

なんかで見たやつ

近所のいいおうちの上品な奥様を久々に見かけたら

パチンカスの小汚いオバハンになっていて驚愕したというやつ

きっとすごい頑張って仮面かぶっていたのだろう…

2025-10-02

回らない寿司の良さがマジでからない

社員数300人弱の会社で、40手前で取締役になった。

周りからはやっかみ半分でおめでとうとか言われるけど、正直、全然幸せじゃない。

特に仕事関係のメシが苦痛しょうがない。


マジで回らない寿司の良さが分からないんだ。

いや、美味いよ?そりゃ美味い。でも、ちっちぇえのがポツンと出てきて、次を待つあの時間がクソほどダルい

「少量ずつを味わうのが良い」みたいなこと言うじゃん?

あれ、なんなの?中華料理見てみろよ。美味いし、量も種類もドカドカ出てくるだろ。あれでいいじゃん、なんでダメなの?俺は帆立なら帆立を10貫食べたいんだよ。


役員会食は地獄だ。周りは俺よりジジイばっかだから、店がまあ高くて上品なわけ。

精進料理とかもう最悪。腹が膨れないどころか、気疲れで逆に腹が減る。

同期と行く飯ですら、なんか知らんが見栄を張り合って高そうな店を選ぶから満足度が低すぎる。

おまけに俺は酒が一滴も飲めない。完全に拷問


結局、俺が求めてるのは「雑に美味いものを腹いっぱい食う」っていう、ただそれだけの幸せなんだよな。

仕事帰りに食うすた丼屋とか最高じゃん。あれ以上の幸福、あるか?


「身の丈に合った振る舞いをしろ」とか言うけどさ。

それって、好きでもないもの我慢して、ありがたがってるフリをしなきゃいけないってことか?

冗談じゃない。


俺はジジイになっても、ケンタッキーバケツを一人で抱えて、フライドチキンバカ食いする人生がいい。そんで喉に詰まらせてポックリ死ぬんだ。それでいいじゃんか。


なんか人生について考えちゃうんだよな。独り身だし両親も死別してるから気遣う相手もいないし、長生き願望もない。贅沢に鶏肉800g入れたカレーを肉がほろほろになるまで煮込んで、炊きたてご飯と一緒にかきこんでれば幸せなのになあ。

2025-09-29

白だしと白醤油(と小麦醸造調味料

デイリーポータルZめんつゆ白だし記事話題になっていたので。

各種メーカーのページにも書かれているが、白だしは、醤油出汁ベースとした色味の薄い調味料を指す。

対して、白醤油愛知県発祥醤油のもの。通常の醤油に比べて小麦割合が圧倒的に高く、琥珀色でそもそもからして淡い。味もほんのり甘め。

もちろん、白醤油による白だしもあるが、必ずしも白醤油が含まれているとは限らないので要注意。

他方、白だしも白醤油も素材の色味を損なわず上品に調味できる点は共通している。余裕があれば使い比べると面白いかもしれない。個人的にはホワイトシチューを作る際に白醤油を少し足すのが好き。

余談だが、JAS定義では、醤油には大豆必須となっている。白醤油アイデンティティである小麦のみ、大豆使用で白醤油を作ると、それは醤油とは名乗れず、小麦醸造調味料となる。白醤油を突き詰めると醤油ではなくなるのである

2025-09-21

ももクロでんぱ組に似たアイドルが、急に流行りだした理由

FRUIT ZIPPERとかCUTUE STREETとか超ときめき宣伝部とか。

あいう、メンバーカラーがあって、かつ曲が電波系アイドルに、なぜ再ブームの波が来てるのだろうか。

K-POPとかで「強くてスタイリッシュ女性」的ブームもあるにも関わらずだ。

あとこれ、原神始めとした上品中国コンテンツ流行ってたソシャゲ界に、急に日本コテコテラノベオタク精神が詰め込まれた学マスが流行ったのになんか似てる気がする。

2025-09-19

anond:20250919231917

ヴェンザって書けばなんか上品ブランドっぽい感じになるよ

anond:20250916231912

上品だがそれもなんかあれなので「太宰の人間失格の頭んとこですね」までいってしまうと逆に賢いマウントみたいで悩ましいやつや

2025-09-18

結婚したら自己肯定感が爆下がりした

夫はサラリーマン家庭で育った。彼自身もいわゆる大企業に勤め、新卒から今日まで順調に勤続年数を増やしている。「安定した社会的信用」を当然のように身につけているのだ。

その姿は私には一生手に入れられないもので、素直に「素敵だな」と思う一方、どうしても自分比較してしまう。

私は自営業の父を持ち、公営団地で育った。母から物心がつく頃からあなた会社員結婚しなさい」と口酸っぱく言われていた。

実際に会社員である夫と結婚した今、その言葉意味を日々痛感している。

毎月安定したお給料が入ってくるということは、先が見える。ローンも組める。年金は半分会社が出してくれているし、福利厚生も充実している。

もちろん私だって新卒からずっと正社員で働いているし、私自身に後ろめたいことは何ひとつないはずだ。

それでも日常ちょっとした選択が噛み合わない瞬間、

例えば夫が当然のようにグレードの高い家電を買うときや、廉価版パクリ商品ではなく有名なメーカー正規品を選んだり、古いホテルに泊まることに難色を示したりしたときなど

ふと自分出自を憂い、「この世のスタンダードは夫の側なのだから、間違っているのは私だ」と感じてしまう。

そんな瞬間を重ねるうちに、自分のすべてが浅ましく、恥ずかしい人間だと思うようになってしまった。これが、結婚後の自己肯定感の下がり方だ。

思えば、これまで長く付き合った男性父親は皆自営業だった。だからか、そこには自由空気があり、私は今まで後ろめたさを感じずに過ごしてきた。

しか結婚してから自分の中に深く刻まれた「サラリーマン家庭へのコンプレックス」が改めて浮かび上がった。それはきっと、母の価値観内面化してしまった影響でもあるだろう。

人との距離をすぐに詰めてしまうところや、自己開示をしすぎてしまうことも含め、結婚後に気付いた私の中の「浅ましさ」は数え切れない。結婚生活の中でそれらが浮き彫りになり、恥ずかしさとともに自分を苦しめる。

貧しい故に隣人と助け合っている両親の生き方しか知らなかったのだから仕方ない。

からせめて今は、上品人間になろうと努めるしかないのだ。

2025-09-16

知ること、経験することの大切さについて

昭和五十八年、俺は二十五だった。

大学一年留年し、卒業後に就職したのは都内貿易商大学の知人から、いわゆる伝で紹介してもらった職場だった。

英語が得意というほどでもなく、貿易知識も薄い。「景気がいいうちに滑り込め」と言われるまま、場違いスーツに身を包んで、霞が関の雑踏を毎朝くぐったのをよく覚えている。

入社後は雑用が主な仕事で右も左も分からぬまま伝票を運ぶ日々。そんなある昼休み、温厚で知られた課長コーヒーを啜りながら、ふと口にした。

給料が出たら、町で一番安い娼婦と一番高い娼婦を抱いて比べてみろ。ものの良し悪しが分かる。それは大きな経験になるぞ」

冗談かと思ったが、妙に胸に残った。

価値は本や噂で知るものじゃない、自分感覚で確かめろ。そんな含意が隠れている気がしたからだ。

給料日。初任給が振り込まれたその足で、俺は思い切って試してみた。

駅前にある寂れたソー○。

色褪せた扉。受付この先は年季の入った女将。一方では常連らしい作業着の男たちが黙々と爪を切っていた。

万札一枚を渡すと、女将が「はいよ」と短く応えた。

来た女性は衣がやや厚く、ところどころ揚げ染みのようなものがあり飴色に濁っている。

キスをするとカリリと音がした。

抱くと肉汁が溢れ、舌の上にじんわりと広がる。

少し重たいかおりが鼻に抜けるが、不思議と嫌味はない。

行為は何事もなく速やかにまり、速やかに終わった。顔を上げるとガラス越しに見える高架を電車が轟音とともに走り抜ける。

その響きすら、行為の一部に思えたことをよく覚えている。

夜、予約しておいた銀座路地裏の店へ。

白木のカウンターが照明を柔らかく反射し、落ち着いた客が低く囁くように話している。

指名を開くまでもなく、女将が「おすすめでよろしいですか」と微笑んできたその顔は非常に印象的であった。

通されたお座敷には澄んだ香りけが漂っており、上品な竹のような匂いがした。

女性は既に待機していた。正座のまま頭を下げており、顔を上げると上品に微笑んで見せた。

行為は慎みをもってして始められた。

○を入れると○がほろりと崩れ、淡い肉の香りが立った。ひと口目。○は驚くほど薄く、口の中で一瞬で消える。胸は驚くほど柔らかく、舌の上でほどけ、甘さがじんわりと広がる。

甘噛みすれば噛むというより、口の温度に合わせて自然にほぐれていく。後味はあっさりと清らかで、重さはどこにも残らない。身体は白く清らかで、瑞々しい甘みを保っていた。

そこで行われたのは神事のような、指先までが緊張するほどの静謐行為だった。

値段の差は歴然としていた。しかし高い方だけが“正解”ではない。昼の娼婦には、あの独特の匂い空気感、そしてがっしりとした肉らしい応えがあった。そこには、そこにしかない力があった。

高級店の透明な上品さとはまったく別の、生活のものを温めるような力。それもまた確かな価値だった。

二つを味わい比べたとき、初めて自分の中に一本のものさしができた。

値段ではなく、体験によって刻まれる“差”の感覚

他人評価価格表では得られない、確かな実感だった。

いまはむかし。振り返ると、当時のこの一日こそが何よりの学びだった。最近若い世代は…などと言えば年寄りくさいが、「失敗したくない」「無駄を避けたい」と口にして経験のものを恐れる姿に、どうしてももどかしさを覚える。

だが、恐れて経験しないことこそが本当の失敗だ。

欲は知らないことから生じる。

足るを知るためには、まず足りた状態自分で知る必要がある。そのためには、経験することが必須であり、試してみる他にないのだから

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん