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はてなキーワード: かくれんぼとは

2025-10-31

anond:20251031224933

かくれんぼを見ていた熊の子

人間っていいな

って言ってただろ

美味いんだよ、人間

2025-07-05

夢日記 引越しの夢

なんかすごい物件引っ越した夢見た

何平米だろ、200平米くらいか

あと上の階にはスポーツができる場所もあった

とても楽しそうだった、なんかパートナーみたいな人がいた(知り合いの誰でもない、俺の夢では良くあること)

途中友人達があそびにきてた(これも誰でもない、知り合いとタレントキャラが混ざった感じ)

「こんだけ部屋あったらかくれんぼできるじゃん」って俺は楽しそうに言った

 

所感

やっぱ10部屋くらいあると楽しいだろうな

2025-06-10

3歳児のかくれんぼと夜間無灯火歩行者は同じレベル

3歳児とかくれんぼすると、自分の目を隠したりする。何も見えない=相手にも見えていないと思っている。

夜間無灯火歩行者自分が見えていると思っている。対向の自転車歩行者からするとそこに人がいるなんて見えていない。

頼むから夜間に外を歩く人はライト持ち歩いてくれよ。犬の散歩で犬光らせてるように、犬がいなくても懐中電灯持って歩いてくれ。

あれはきっと生存バイアスひとつなんだろうな。今日まで夜に外を出歩く時、何の危険も無かったから明かりを持ち歩く必要なんて無いと思ってるんだ。

2025-05-10

anond:20240821174757

小学校高学年の頃、かくれんぼしてる女の子に鬼のふりして脅かしたら、びっくりしておしっこ漏らしたの見たのが今でも忘れられない。

2025-05-01

テレビが…テレビ面白くないぞォーーーッ!!

マジで

テレビ面白くなくねぇ?!

何が面白くないかってさ、どの番組とは言わないけどさ

エキストラなの見え見えな事象ドッキリ番組がここ最近じゃ素人カラオケ大会になってるしさぁ

掃除テクだとかの企画っやってる番組だと思ったらこ最近大食い激辛かたまぁ~~~に元不良大御所(?)お笑い芸人日曜大工でヨイショするだけだったりさぁ

ネットで何べんも見たような動画アニメ声優とってつけて芸人リアクションさせて視聴率取ろうとしたりさぁ

ま~~~~じで面白くねぇ

面白くねえな~って思う番組にぜってえ出てる連中が元子役大御所と暫くテレビ居なかったくせにやたら顔がデカい元お笑い芸人野球2世タレントの3人のうちどれかが出てるんだよ

なんか使わなきゃいけないノルマでもあるんけ!?

珍しくコント番組やるのかな~とか思ったそこそこ若い芸人が出てた番組も変な学校かくれんぼだの鬼ごっこだのやってる変な番組に成り下がったしよ、視聴率ってのはどうなってんだい!?

まあわかるよ、いやなら見なけりゃいいってさ。

でも電源付ければ見てもらえるっていうエンタメとしてネット動画を流用したりするのはどういう事だい、面白さじゃ勝てないっていう敗北宣言じゃん。

ネット冷笑ヲタク的な連中はテレビオワコンオールドメディア!って息巻いてるけどよ

ヲタク共の好きな漫画アニメ声優なんて奴らの言うオールドメディアに飼われてる存在でもあるんだぜ。

テレビ局が儲からなけりゃアニメなんてやってくれなくなるし、新聞出してる出版社が傾けば雑誌しわ寄せが寄っていくかもしれない。
全部何かしら繋がってる事をわかってないアホが多くないか

ネトフリだの配信サイトでどうにでもなるって思ってるだろうけど、ここ最近配信サイト広告入れるようになってる当たりあっちもカツカツなんだろうよ

まあ面白いこと考えるやつが一人で行動できる世の中になっちまったから、いろいろしがらみのあるテレビ局だかに入って年寄りおべっか使ってペコペコするより

YouTube自分動画作ったり、女だったらケツ出した写真ネットで売ってりゃガッポリいける時代からしゃーね―んだろうけどさ…

なんか面白番組バンバンやるような、夜10時まで面白番組が連なってたような時代がまた来ないかなぁ。

大人なっちまったから詰まんなく感じてるだけか?いや、違うよなぁ…

はぁ~あ、ようつべ配信でも見るかぁ~…

2025-04-26

死にたくない、痛いのは嫌だって思ってるやつほど

苦痛の中で苦しみながら死ぬ、そういうのがいいんだワ

戦争になったら敵国兵士に『的あてゲーム』や『鬼ごっこ』、『かくれんぼ』や『お医者さんごっこ』で『遊んでもらって』ね!

それで自分が知性と痛覚を持って生まれしまたことを後悔するような、そういう感じのね!

2025-02-21

大神はん、アンタはおしまい

アンタに大量の信者というのはおってはならん、そういうものをアンタが作っちゃならんのや

何故ならアンタは彼等を御せない。

せや、御せる奴が大量の人間を率いてええねん。

天岩戸かくれんぼしとるアンタに女臭(にょしゅう)がしたから言うて近寄うてくる奴等を御せるわけがないんや。

アンタの今までなんかどうでもよろしいんや。

アンタの今までを評価できること言うたら、謝り方をちゃんとわかってるかってところだけやねん。

からなかんで、謝るという行動、なんであやまってるかって理解してるかってこと、アホの企業のアホな体質を暴露してでもやらなかんこと、いっぱいあったけどな

でもアンタはただごめんなしあで終わってん。やからアンタには狂信者付けられへんねん。

明確に悪やから倒してええやったら世の中回っとらんねん。

明確な悪の倒し方にも作法があり、戦争には戦時作法があるんよ。

アンタのファンはそういうの全然わかってないカスしかおらんからアンタがクビを賭けて去ってもらうことでしかこ大岩騒動は鎮まらんのよ。

少なくとも『あーあ、またオモチャ壊したわこの企業』って思われるのは明白なんやで。

ええか、優遇されるのも、優遇される人の仕草によって優遇してくれた人達の見え方変わるんやで。

お前、その歳になってそういう基本的なこと教えることも教わることも知ることもなかったって、今回の事態で知れたで。

ええか、お前は人を殺したのよ、大神様よ。

垢を消すってのはそういうことやで、一つの表現法を潰すってそういう事態よ。

からアンタはこれからちゃんと闇から足を引っ張られる。

もうアンタを救う人はおらん。

アンタの後ろのおじさん達はアンタを指人形にして遊んでるだけやねんけどな。

アンタは良い加減その歪に気付かなあかんで、指人形にされとっても、『お前の歳で指人形にされたままとか笑わせるなよ。お前だって責任者なんだから首くくれ』は普通に言われるのよ。いっそなんかを自分に捧げる覚悟がいるってことや。

ええか、それが大人がやる仕草やねん。

大人大人の無体で無辜他人を傷付けたということは、そういうことやねん。

言うとるやろ、二人ごめんねしたから許す許すしようねはクソガキしか許されへんのよ。

お前、神名乗っとるから立場あるものなのよ。何年もそこに鎮座して、お前はアホ程力を振り回してるの。

行き遅れたことがすっげえ辛かったかもしれんけどよ、それとこれとは別なのよ。

早くアンタが引きなさいな。

じゃないともっと他の人達クビ差し出さなきゃいけなくなるよ。

裸で踊って笑わせてくれる女はもうおらんのよ。

いつまでも引きこもってたあかんよ。

2025-01-24

ブラコンを拗らせた

――どうしてこんなにも、あの人のことばかり考えてしまうんだろう。

である隼人が家の中を歩き回っている姿を見るだけで胸が苦しくなるし、学校の帰り道にちょうど自転車ですれ違えば、それだけでその日一日が特別ものに感じられる。気づかないうちに視線を追いかけてしまっている自分が怖い。でも、それ以上に、そんなふうに兄のことを想ってしま自分を止められない。

私はここでは名前を明かすことはしない。ただ、自分高校二年生の女子で、隼人とは三つ離れた妹だということだけ伝えておきたい。昔から仲は良かったと思う。家族は四人で、両親と私、そして隼人。私が小さかった頃、隼人は私の手を引いて近所の公園に連れていってくれた。かくれんぼが大好きな私を喜ばせるために、砂場の囲いをぐるぐる回りながら「もういいかい?」って聞いてくれた顔は今でも覚えている。

いつも優しくて、少し面倒くさがりだけど根は真面目で、おまけにスポーツも得意。小学生の頃は野球チームのエースで、中学生になるとバスケ部に入ってレギュラーをとっていた。成績だって中の上くらいをキープする程度には要領がよくて、なんでも器用にこなせる。私にとっては、そんな兄が小さい頃からの「憧れ」であり、「理想像」でもあった。

でも、いつの間にか「大好きなお兄ちゃん」では収まらない感情を抱くようになった。きっかけは自分でもはっきりとは言えない。中学生になってからかもしれないし、もう少し前からかもしれない。ただ、一緒に暮らしている間に、気づけばその気持ちはどんどん大きくなっていった。人を好きになるという気持ちは、きっと初恋と呼べるものなのだろう。でも相手は血の繋がった兄。しかも、普通に恋愛を楽しんでいる友達を見ると、自分けがおかしな道に迷い込んでしまっているようで怖くなる。

けれど、やっぱり怖さよりも「好き」という感情のほうが大きい。最近では、学校友達他愛のない話をしていても「今頃お兄ちゃんは何をしてるんだろう」なんて考えてしまうし、帰宅するときには少しでも早く顔を見たくて自転車を全速力でこぐ。家に着いてもすぐに部屋に戻るのではなく、リビングキッチン隼人の姿がないか探してしまう。ときどき目が合うと嬉しくなって、顔に出ていないかハラハラする。

そんな私の気持ちには当然ながら家族は気づいていない…と思っていたけれど、最近少しだけ不安になっている。というのも、母が「あなた隼人が出かけるとソワソワしてるわよね」と冗談めかして笑うことが増えてきたからだ。「兄妹なんだから、そりゃあ多少は気にするよ」と苦笑いを返してはいものの、内心はドキッとしてしまう。ほんのり頬が熱くなる感覚に気づかれていないかと、こっそり自分の頬を触りながら必死に平静を装う。

隼人自身は、私の気持ちをまるで察していないと思う。いや、察しているのかもしれないけど、まったく気づかないフリをしているだけかもしれない。兄は優しいから、たとえ妹が少しばかり不自然愛情表現をしても、見て見ぬ振りをしてくれるんだろう。たとえば、帰宅してすぐの隼人に「おかえり!」と元気よく言いながら駆け寄ったり、お風呂上がりにリビングのんびりしているところを見つけて、隣に座りたがったり。普通の妹だってやるかもしれない行動を、私はちょっと度を越えてやりすぎている気がする。でも隼人は「お前はいつでも元気だな」と笑うだけで、嫌な顔ひとつしない。たぶん、ここまで兄妹仲がいいのは当たり前のことじゃない。分かっているのに、どうしようもなく惹かれてしまう。

そうやって日々を過ごしていたある日、私は衝撃的な光景を目にした。隼人駅前カフェで女の人と二人で向かい合っていたのだ。夕方の薄暗くなりかけた時間に、店のガラス越しに見えた二人は楽しそうに話していた。私の視界に入った瞬間、胸がドクンと大きく鳴り、呼吸が一瞬止まった。どうしよう、これを見て見ぬ振りなんてできない――そう思った矢先、ふと兄がその女性に向かって笑顔になった。その顔は、私のことをかわいがってくれるときの表情にどこか似ていた。でも、そのときの兄の目には明らかに“私には向けない感情”の輝きがあった。

その日は家に帰ってからぼんやりしてしまって、夕食の支度を手伝う母の声がまるで耳に入らなかった。「どうしたの?」という母の問いにも適当に「なんでもない」と答えたまま、失礼だと分かっていつつも上の空で食事を済ませた。部屋に戻ってからはベッドの上で寝転がり、あの瞬間を何度も思い返す。胸の奥がギュッと締め付けられて、泣きそうになる。でも、私にはそんな資格はない。それなのに、悔しくて、そして苦しくて、どうしようもなかった。

――もしかしたら、あの人は隼人彼女なんだろうか。

少なくとも「ただの友達」や「バイト先の先輩・後輩」というふうには見えなかった。兄があんなにも嬉しそうに、そしてどこか恥ずかしそうに笑うなんて滅多にない。じゃあ、彼女に違いない…? 頭の中をそんな不安がめぐる。

翌日、私が部屋で宿題をしていると、兄がノックをして入ってきた。「ちょっといか?」なんて言いながら。隼人が私の部屋を訪れること自体は珍しくはない。いつも私が兄の部屋に入り浸っているから、たまには逆パターンだってある。けれど、なんだかぎこちない。椅子に座ったままの私を見下ろすように立って、首をかしげながら言いにくそうに言葉を継いだ。

明日さ、ちょっと友達ん家に泊まりに行くんだけど…

心臓が嫌な予感を察知したように跳ね上がる。隼人は私と視線を合わせない。もしかしてそれは男友達じゃなくて、昨日見かけたあの女性の家? 一瞬にしてそんな想像が膨らみ、思わず指先が震えそうになる。

「そっか。別にいいんじゃない?」

なんとか平然を装うように答えると、兄は続ける。

「いや、一応親にも言ってるんだけど…たぶん気にするだろうから。お前も変に心配しないでくれよ」

何を心配するというのか。兄妹の仲がいいとはいえ、私が兄の外泊をどうこう言う立場にはない。でも、兄は心配性だから、家のことをフォローしてほしいのかもしれない。私は「分かったよ」とだけ返した。言葉少なにドアを閉めて出て行く兄の姿を見送ったあと、机に突っ伏して「もうやだ…」と小さくつぶやいた。

次の日、兄は本当に泊まりに行ってしまった。リビングで朝食を食べているときに「じゃ、夜は帰らないから」と軽く言い残すのを聞くと、私は内心どうにも落ち着かなかった。でも、両親も特に咎める様子はない。大学生の兄なら、友達の家に泊まるくらいよくあることだろう。母は「あまり夜更かししないように」と声をかけながらも、どこか余裕のある笑みを浮かべていた。もしかしたら母のほうが私の挙動を気にしているのかもしれない。だけど、そんな母と目が合いそうになるたびに、私は慌ててスプーンを持つ手元に視線を落とし、朝食をかき込んだ。

兄がいない夜は驚くほど静かだった。いつもなら兄が廊下を行き来する音や、リビングテレビを見て笑っている声がかすかに響いているのに、それがない。こんなにも家が静寂に包まれるなんて、と改めて驚く。勉強をしようにも集中できず、気づけばスマホの画面を何度も見つめてしまう。LINEを開いても、兄とのトーク画面には特に更新はない。おやすみLINEくらい欲しいというのは、妹としての甘えなんだろうか。いや、ただの妹ならそこまで望まないものなのかもしれない。

そうしてもやもやしながら夜を過ごし、いつの間にか寝落ちしてしまった。朝になって目覚めたときにはすでに両親は出勤していて、リビングにはメモと朝食が置かれていた。昨日はろくに晩ご飯も食べていないかお腹が空いていたけれど、あまり食欲が湧かない。パンをかじりながら、ふと玄関のほうに耳を澄ます。兄はもう帰ってきているのか、それともまだなのか……。

結局、兄が戻ってきたのは昼近くだった。私はリビングぼんやりテレビを眺めていたが、玄関ドアの開く音を聞いた瞬間、反射的に立ち上がってしまった。心のなかで「落ち着け、ただいまの一言を返すだけだから」と自分を戒める。すると玄関のほうから兄の声がした。

「ただいまー…って、お前いたのか。学校は?」

今日土曜日だよ。補習も部活もないし」

そんな気の抜けたやり取りをしながら、私は兄の様子をこっそり観察する。目の下に少しクマができているように見えるのは、夜更かしした証拠だろうか。髪の毛は昨日の朝と変わらない感じなのに、服は昨夜見たのと同じものを着ている。あの女性の部屋に泊まった可能性は十分ある……。そう思っただけで胸がチクリと痛む。

「夜更かししたっぽい顔してるよ。何してたの?」

我ながら、尋ね方が妹っぽくない。少し詰問じみた言い方になってしまい、自分でも焦った。隼人は「まぁ、ちょっとな」と曖昧に笑うだけで、具体的に何をしていたのかは語らない。その態度が逆に私の不安を煽る。

――本当は、昨日見女性のことを聞きたい。あれは彼女なのか、どういう関係なのか、私が思い違いをしているだけなのか。けれど、聞けば聞くほど自分の“妹らしからぬ感情”が露呈してしまう気がする。私は何も言えず、ぎこちなく視線を逸らした。

兄はそのままシャワーを浴びると言って風呂場へ向かった。わずかに開いたドアの向こうからシャワーの音が聞こえてくると、どこか落ち着かない気分になる。しばらくして洗面所のドアが開き、「あー、さっぱりした」と兄の声が聞こえる。その後ろ姿はいつもと変わらないのに、昨夜は私の知らない場所で過ごしてきたんだという現実が頭をよぎって苦しくなる。

その日は土曜日で、家族みんなが出かける予定は特になかった。私は家にいても落ち着かないし、どうにも兄の様子を伺ってしま自分が嫌で、思い切って友達を誘ってショッピングモールへ出かけることにした。友達には「ちょっとストレス発散に買い物したいんだよね」と言っておけば、深くは聞かれない。

だけど、いざ待ち合わせて話をすると、友達自分バイト先の先輩に片想いしているらしく、その相談に花が咲いた。普通の恋バナだ。先輩が優しくて、ちょっと大人っぽくて、けれど同じ学校じゃないからなかなか会えなくて…という話を楽しそうに、でも時々せつなげに話してくる。それを聞きながら、私は胸が苦しくなった。

――私だって好きな人がいる。けど、その相手が兄だなんて言えるわけがない。もし打ち明けたら、相手ドン引きさせるか、あるいは冗談だと思われるか。どちらにしても受け入れてはもらえないだろう。だから黙っているしかなくて。

それでも、友達が「そろそろ告白ちゃおうかな」と言ったとき、私は全力で応援するモードに切り替えた。人を好きになる気持ちは止められないし、応援されると素直に嬉しいはずだ――そう思うからこそ、友達背中を押したい。だけど自分はどうなのだろう。いつも隼人の優しさに甘えて、妹という立場に安住しているだけじゃ何も変わらない。でも、変えたくても変えられない部分がある。そのギリギリラインが「兄妹」という関係のもどかしさだ。

買い物を終えた帰り道、夕日が街をオレンジ色に染めていた。友達と別れて一人になると、どうしようもなくあのカフェで見た光景を思い出してしまう。兄はあの女性とどんな会話をしたんだろう。その後、どんなふうに夜を過ごしたんだろう。妄想は際限なく膨らみ、しまいには自分の中の醜い嫉妬独占欲が顔を出す。血の繋がった兄に独占欲を燃やすなんて、普通に考えたらおかしい。だけど、その“おかしい”感情否定することができなくて、自分嫌悪感を抱く。

家に帰ると、兄はリビングソファゴロゴロしていた。テレビを見ているのかと思いきや、どうやらスマホの画面に集中しているらしい。私は心臓を落ち着かせながら「ただいま」とだけ声をかけた。すると兄は「ああ、おかえり」といつも通りに返してくれる。そんな小さなやり取りにさえ、嬉しさと苦しさが混じる。

兄はスマホをいじりながら、「今日どこ行ってたんだ?」と一応興味を示してくる。私は友達と買い物していたことを伝えた。友達の恋バナに盛り上がった話も少しだけする。すると兄は「へぇ、それでどうなったんだ?」なんて興味ありげに聞いてくる。いつもは私の話を「ふーん」で流すことが多いのに、やけに突っ込んだことを言うから少し意外だった。

――どうしてこんなふうに聞いてくるんだろう。まさか私が兄を好きだなんて勘づいて、探りを入れているのか? そんなわけはない、と思いながらも、妙に心がざわつく。

私は友達が先輩に片想い中で、告白する勇気が持てないという話をそのまま伝えた。兄は少し考え込むような間を置いてから、「まぁ、言わないと伝わらないもんな」とつぶやいた。まるで自分自身に言い聞かせているような口調に聞こえて、私はなんとも言えない気持ちになる。もしかして隼人は、昨日会っていた女性告白したのだろうか、あるいはされたのだろうか……。すぐに頭の中でいろいろな可能性が浮かんでしまう。

それから数日が過ぎても、兄の様子はいつも通りだった。大学の授業やバイトに出かけたり、家ではゲームをしたり、そして私と軽く言葉を交わしたり。何も変わらないからこそ、私の中で渦巻く疑問は膨らむばかりだった。時折、母が私を見てクスッと笑うのが気になるけれど、絶対に知られたくない。ましてや兄がどう思っているかなんて、想像しただけで顔から火が出そうになる。

ある夜、私は勇気を出して兄の部屋のドアをノックしてみた。部屋からはかすかに音楽が聞こえていたが、「入るよ」と言うとすぐに「おう」と返事があった。机には参考書が広げられていて、どうやらレポートか何かの課題に取り組んでいたようだ。

邪魔してごめん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど…

私が言いよどむと、兄は椅子くるりと回転させてこちらを向いた。どんな顔をしているのか、チラッとしか見られない。いつもと変わらない柔らかい表情なのが、逆に私を緊張させる。

「その…この前、駅前カフェで誰かと会ってたでしょ? あれって、彼女…なの?」

最後のほうは声がかすれてしまった。何を聞いているのか自分でも分からない。兄が「お前には関係ないだろ」と一蹴したらどうしよう、そんな不安が頭をよぎる。だけど、何も聞かずにモヤモヤし続けるのはもう嫌だった。

兄は一瞬、驚いたように目を見開いたあと、少し苦笑いした。

「ああ、あれ見られてたのか。別に隠してたわけじゃないんだけどな」

「そ、そうなんだ…。で、彼女なの?」

呼吸が苦しくなる。心臓が痛いくらいに鼓動を主張している。兄の返答次第では、私の中の何かが壊れてしまいそうな気がした。

彼女じゃないよ。昔のクラスメイトってだけ。ちょっと相談があるって言うから話を聞いただけなんだ。泊まったのも、そいつの話に付き合ってたら終電逃して…結局、男友達ん家に泊まったんだ。まぎらわしいことして悪かったな」

そう言いながら頭をかく兄の顔は、少しだけ照れくさそうに見えた。私の心からは一気に重たい霧が晴れていくようだった。それでも、「そっか…」とだけ言って、ドキドキを悟られないようにうつむく。安心したのと同時に、どうしようもなく涙が出そうになった。なんでこんなに泣きそうなんだろう。

「お前…もしかして心配してた?」

兄が小声でそう言うのを聞き、私は思わず体を強張らせた。つい顔を上げると、兄が少しだけ意地悪そうに笑っているのが見えた。心臓バクバクしてどうにかなりそうになる。

「べ、別に…!」

誤魔化そうとするけれど、どう見ても挙動不審だ。結局、兄は笑いながら「なんだよそれ」と言って、私の頭をポンポンと軽く叩いてくる。昔からそうやって優しくなだめるように触れる手に、どうしようもなく甘えたくなってしまう。だけど、私がこの気持ち言葉に出すことは決してできない。

それからしばらく私たちは黙ったまま、相手の顔もあまり見ないでいた。時間にしてみればほんの数秒かもしれないけれど、私にはとても長く感じられた。部屋には音楽も流れていて、そのメロディけが穏やかに空気を満たしている。

「…そろそろ寝るわ」

限界を感じて、私はそう告げて兄の部屋を出た。ドアを閉める前、兄は「おやすみ」とだけ言った。私も同じように「おやすみ」と返したけど、その声は震えていたと思う。自分の部屋に戻ってベッドに倒れ込むと、涙がこぼれた。何も変わっていないのに、胸がいっぱいだった。

私はきっとこれからも、隼人のことを好きなままでいる。兄妹であることを理由に、その気持ちを外に向かって叫べるわけでもないし、正当化できるわけでもない。だけど、今日みたいに「兄には私の知らない女性がいて、見たことのない笑顔を向けるかもしれない」と考えるたびに、あの苦しさが胸を焼く。だからと言って、勝手嫉妬独占欲を抱くのは間違いだと分かっている。分かっているのに、止められない。これがブラコンを拗らせた私の現実だ。

明日もきっと、兄はいつも通りの態度で接してくれるだろう。私も「妹として」振る舞い続けるはずだ。その穏やかな日常に救われると同時に、どうしようもない葛藤継続していく。それでも、今はまだ、兄がそばにいてくれることだけで十分なんだと思う。たとえ叶わない恋でも、隼人が生きて笑っていてくれるだけで、私は幸せだ。

――ただ、いつか誰かと本当に付き合ったり、結婚したりする日が来たら、私の心はどう壊れてしまうんだろう。そんな未来想像すらしたくないけれど、避けては通れない。いつかその時が来るまで、私はきっとこの気持ちを抱えたまま、妹として側にいる。それが私にとっての最善で、唯一の選択肢なんだと思う。

今日も、隣の部屋から聞こえてくる音楽と兄の足音に耳を澄ませる。彼がそこで生きていること、それだけを感じられるだけで少しだけ安心する。ブラコンを拗らせているのは重々承知。でも、やめたくてもやめられない。これが私の現実で、私の想いだ。もしかしたら、ずっと苦しみ続ける道かもしれない。けれど、一度芽生えてしまった感情は消せない。私はこれからも、この胸の痛みと温かさを抱えて生きていくのだろう。

そしてもし、いつか奇跡のような日が来て「本当の気持ち」を打ち明けるときが訪れたら。そのとき隼人は一体どんな顔をするのだろう。拒絶されるだろうし、気持ち悪がられるかもしれない。でも、それでもいい。今は――ただ、隼人の妹として、彼の笑顔を見守りながら、この拗らせたブラコンを密かに育て続けるしかない。妹という“特等席”をもらえているのだから、それだけで十分だと言い聞かせながら。

夜はふけていく。明日もまた、何も変わらない朝がやってくるだろう。だけど、この胸の奥で熱を帯びる感情は、決して冷めることはない。私はそう確信して、いつか来るかもしれない苦しい未来さえも受け止める覚悟をした。兄への想いを胸に秘めたまま、静かに目を閉じる。

――たぶんこれからも、ずっと私はブラコンを拗らせたままで生きていくんだろう。だけど、兄の笑顔を間近で見ることができるなら、それでも私は幸せなのだと思う。

2025-01-18

anond:20250118220423

今だと「新しいカギ」の学校かくれんぼ面白い

このヒット以降、完全に10若者対象企画ばかりになって視聴者若返ってる

横だけど、テレビみなさすぎて全く知らなかったからググった。

今風の誰も不幸にならない幸せな感じの企画だな〜。

芸人内輪ノリで盛り上がる感じの番組はもうあまり無かったりするのかな。

だったらいいな。

anond:20250118124200

今だと「新しいカギ」の学校かくれんぼ面白い

このヒット以降、完全に10若者対象企画ばかりになって視聴者若返ってる

2024-12-29

anond:20241229133221

かくれんぼで一人だけ隠れたままで置き去りにするプレイを楽しみながらやってた遠い記憶を思い出した

2024-11-20

学校かくれんぼ

最近よくテレビ番組を見るんだけど、偶然「学校かくれんぼ」というゲーム存在を知った



何年も前からやっていたそうなんだけど、自分の家は未就学児しかいないのでその手の話が入ってこなかった

けど、一度見ると結構楽しい自分の子供にやらせてあげたいと思う

ただこの企画、たぶん5年以内に破綻するだろう

隠れるためにふんだんな予算を使って様々な趣向を凝らしているのだが、たぶん今後何らかの形でエスカレートして学校備品破壊するなどに至りそうだ

また生徒側もこの企画のために事前に仕込みを用意したりするなど不正を行っていくだろうから収集がつかないことが予想される

なにより事故が起きて破綻する方が早いと思う

例えば美術が崩れて中の俳優等が生き埋めになったり、生徒が暴力をふるったり、過剰な捜索で周囲に迷惑をかけたりなど

そしてもう一つはマンネリ

現段階で隠れる要素は学校ごとに違うものの、似たような隠れ方が横行して視聴者が飽きる可能性もある

まあ子供が楽しむのが一番なので長く続いてほしいけど

2024-10-17

anond:20241016203813

ヨッピーブログnoteだっけ?みたけど、まあ行動力おばけのヨッピーなら自然にこれができてしまうんだろうなあと思った。

子供と家でかくれんぼとか思い立ったら出かけるとかできるといいよね。まあやるけど、やっぱしんどいなあってのがあるよね。遊んだご飯作ったりいろんな家事もやらないといけないしさ。

2024-10-16

立憲共産党が正体をあらわした!

さすが俺達のヨシフ。期待を裏切らない。

https://www.sankei.com/article/20241015-FSJINPJ36VBPVG6LL3AUMVXNVM/?outputType=theme_election2024

党首野田に代わり、左派も表に出ないことでリベラル色を消して有権者を騙すカメレオン作戦に出た立憲だったが、ここにきて正体をあらわした。前回衆院選自分山口補選都知事選から何も学んでないあたりさすがヨシフだ。

今月7日夜、市内のホールで開かれた有田氏の出馬会見。背後に数十人の市民らが控える独特な雰囲気の中、有田氏は国政選挙野党連携支援する市民連合」と政策協定を交わすと、「日本全体を変える象徴として八王子で新しい政治の枠組みを作りたい」と強調した。

頭代わっても正体は立憲共産党八王子市民にとってせめてもの救いは裏金マスター萩生田と市民連合とベタベタ有田究極の選択強いられてるわけではないところくらいかな。せっかく左派組織的かくれんぼしてたのに空気読まない味方がいて立憲共産党野田さんも大変ねー(棒

2024-09-30

アニメあるある学校屋上に入れる

学校屋上に入ることが可能だったことがない。

アニメであるようなフェンスに囲まれてベンチなどがある安全快適空間など学校屋上にはなかった。屋上への出口が最上階の天井にあるなどで簡単に生徒が入れるようにはなっていないし、どうせ何にもない地味な屋上だったに違いない。

うちの実家団地普通にエレベーターで行くことができて屋上洗濯物を干すことができ、かくれんぼくらいなら子供遊んだりもできなくはなかったのだが、その団地はもう取り壊され、そんな屋上のある住宅は他ではあまり見かけない。

2024-09-12

炎上回避術で物理的なノート有効にならない言い訳

かに物理的に流出しないという可能性は高いが、以下の言い訳が一応あるといえばある

その1:モヤモヤかくれんぼなどのお家訪問などによる企画に弱い

ノートに限らず裏垢にしろ何にしろ訪問されて中に侵入されたら最後と言える

もちろんそうした企画禁止エリアを設定し、エリアに配置した金庫などへぶち込めば凌げるかもしれないが、

入られている時点で完全なリスク0は不可能と考えるべきではある

その2:手軽さがない

特にインターネットでの悪口に対しては目の前にあるデバイスで返してしまった方が早いというのがある

もちろんこのこともハードウェアレベルによる対策(手軽に書けない内容は書くなよという意味)もあるが、

どれだけ対策しても失言などを対策できないのと同様に、使っている時点でリスクはあると考えるべきである

なおインターネットやめろの発言については、昨今の世の中を見てそれを考慮した上での発言かどうかについて判断すべきと反論する

その3:実は他人に聞いて欲しい欲求もある

私刑を誘発させて逮捕される可能性が出ているあの配信者が言うように、そうした発言は隠すのではなく他人に聞いて欲しいから書いたのではないかという欲求があるのではという観点もある

こうなってしまえばこうした対策は全て意味のないものとなり、より匿名特定しにくい増田などに落としてしまうため、どうにもならないのである

とはいえ

そもそもこうした発言をする理由ちゃん分析はすべきで、それの対策愚痴破壊以外の方法を見つけるのが最適とはされている

2024-08-21

anond:20240821150043

重要視点だと思う。

かくれんぼ」より FPS の方が面白いだろ

理由情報量が多いか

子どもたちは炎天が収まったらかくれんぼしてますよー

どんな遊びが楽しいかは属性によって、人によって異なる。

からゲーム面白自体には上下がない。

anond:20240821145521

子どもたちは炎天が収まったらかくれんぼしてますよー

かくれんぼよりシューティングゲームの方が面白かったら、子どもFPSが広まるでしょ

そして子ども用のモデルガンサバゲーして遊ぶはずですよね

anond:20240821144750

でも「かくれんぼ」より FPS の方が面白いだろ

理由情報量が多いか

そしてFPSよりもサバゲーの方が面白い

キリトだっけ? 現実世界解像度の高いゲームって言ってたよな

2024-08-19

クルド問題で良くやり玉にあがる解体トラックの積載とヤード問題に就いてパート1

産経新聞が報じているクルド人ヤードで大騒ぎ問題に関して。因みに本稿では記事事件のものには触れない。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sankei.com/article/20240818-Q7DJ43L7IVGBVIXACY4JX5FRBY/

 

トラック制裁制限

産経記事では冒頭に「過積載の(解体業)トラック」の写真掲載されている。Xでもよく同じような写真が「クルド人解体屋の過積載トラック」として掲示され「何故か警察検挙しない!」と指弾されている。

これらは違法積載なのだろうか?

 

道交法は近年改正され、車両からのはみ出しの制限が緩和された。

後方については車両長の20%以下となった(はみ出しが後方だけの場合)。これはいすゞエルフ2t積みの場合全長が4.7mなのではみ出しの最大は940cmとなる。写真トラックはそんなにでっぱっていない。

 

側方については片方10%づつの両方で20%までが可能になった。

産経写真トラックは上の方が広い積み方がされている。一番上に畳が2枚並んであるのでこれを基準に幅を考えてみる。

畳は地方により寸法が違うが関東で使われる江戸間だと短辺は88cmだ。これが2枚で176㎝。真ん中に間隙があり、柱も一本挟まっている。また少し斜めになっている。それらを修正すると188cmくらいか

エルフの全幅は1.7mなので両側合わせて34㎝まではみ出し可能だ。幅は1.7+0.34=2040㎝まで積載okであるから全然余裕である違反ではない。

 

では高さは?というと、実は規制がないのだ。いくらでも積んでいい。

でも道交法では「道路運行する車両の最大寸法」が決まっていて、3.8mとなっている。だから荷台の高さに拘らずに全車3.8mまで積める。

しかし3.8mというのは観光バス屋根とか電車の2階建てグリーン車屋根の高さで、とんでもない高さだ。だからトラックでそこまで積むという事はあまり無い。で、写真トラックもそこまで積んでいない。見たところ3.2~3.4mくらいだ。

 

重量は?というのは測らないと判らない。でも間隙が多い廃材なので重量はそこまでいかない。2tくらいではないだろうか?因みに木造住宅の重さは30坪2階建程度で30t強といったところ。検索すると1600kg/㎡という数字が出てくるだろうが、これは家の積載荷重と耐雪荷重を合わせた重さで、自重は半分程度になる。また壁材のモルタル石膏ボード漆喰を合わせた重さだから木材だけだと大した事ないのだ。

 

となると、これは過積載でも何でも無い定積載なのだ

 

トラックの積み方

トラックに積む場合、まずはあおりの内側にコンパネなどで壁を造る。その中で安定するようにテトリスみたいにぴっちり積んで、時にTスピンなんかも駆使して動かないようにする。

コンパネ壁の上に来たら安定する大物を外側に積んで真ん中の方に小物を積んで行く。これもテトリスっぽいな。

いい所まで来たらロープを掛けて思い切り絞り完成。コンパネと大物が押さえになって荷崩れを防止する。

 

多分、Xとかで騒いでいる人らは平トラックの積み方知らないのだろう。なので解体屋のトラックを見たら全てで「過積載」と騒ぐ。しかも慎重に情報を流すという動機がない。

しかも後ろからではドライバーが何人かなんて判る由もない。クルド人かどうかなんて聞かないと判らない。更に言うと撮影場所がどこかとかどこナンバーかというのも確認しないしその動機もない。

警察はなぜ検挙しない!」ってそれは平トラックの定積載だからだ。アホやね。

 

ヤードの中が見えない問題

ヤードっていうのは物流基地屋根のない構内をいうのだが、特に自動車解体屋の車両置き場の事も指す。最近ではそこから建築業の資材置き場や金属スクラップ置き場なんかのことも指す。これは自動車解体屋のヤード誤用っぽい転用だ。

で、この自動車解体ヤードは簡易な壁で仕切られて中が見えない、中で盗難解体しているのではないか?と言われ、それもクルド人問題として語られる事がある。

 

だがこれは無体な論難だ。壁を建てるのは法規制に拠る。

昔の自動車解体屋はテキトーで、その辺に廃車を積み上げ、外して売り物にするエンジンやボディーパーツをその辺に積み上げていた。

だがこれだと廃油や廃冷却水がタレ流しになって土壌にしみ込んでしまう。廃冷却水は河川流れると魚毒性が高い。

そこで各条例でこういう規制が出来た。

・1.廃車置き場と作業場コンクリ打ちして排水路を作り、オイルトラップを設置せよ

・2.1が難しい場合作業場だけコンクリ打ち+排水路+オイルトラップとしてそこで全液体を抜いてから廃車置き場に置け

・十分な高さのある塀で囲って部外者が入れないようにせよ

 

最後の塀は子供が入り込んでかくれんぼをしてたら転落したり、車ごとプレス機に突っ込まれキックアスの悪役みたいな死に方するのを防ぐ為の規制だ。

増田学生時代、金がないかマイカーは買えなかったが整備の腕は幾分あるのでバイト先の友人に駆り出されて工具箱持参で解体屋にフォークリフト86の廃車を下ろしてもらいミッション自分たちで外したり、シルビアのノンスリップデフを外したりして金払って帰り、それらを交換したりしていた。日産のL型エンジンは重かったな。

でも今はそういうのは出来なくなっていて、勝手ヤードの中歩いたりさせてくれないしそもそもから見えないか在庫が判らない。つまらん。

こういう仕事は当然がっつり汚れて暖房冷房も無いところで働くから人気が無く、外国人従業員が多くなっている。

それで色の黒いガイジンヤバいとなって、「中が見えない=犯罪?」と連想ゲームになるのだが、法規制ぐらい知っておけという話である

 

事件地の推定

「本稿では記事事件のものには触れない」って書いがあれは嘘だ。やっぱ記事の中身に触れたくなったわ。というのも地理的条件説明したいから。

 

記事中に「(川口)市東北部とあるが、市の東北側には人家がまれ地域があるのだ。一つは旧見沼、もう一つが木曽呂という地区だ。

 

見沼

 

江戸時代まで川口から大宮にかけて見沼という巨大な沼があった。土木工事狂の三代家光になると、見沼の下の方に堤を造って、今の川口市~足立区開拓する事になった。その直接指示官は利根川東遷事業荒川西遷事業を為した治水土木界のチャックノリス、かの伊奈忠治である

そこで八町堤が築造され、見沼は巨大溜池となり、その南は広大な田圃となって幕府石高を上げ、財政情況改善したのである

ところで荒川はそれまで元荒川を流れていたので、上尾より下流入間川けが流れていた。しかしこの入間川下流は今の荒川と相当に違う所を流れていた。

指扇付近からは今の荒川の西を蛇行して流れ、中浦和駅武蔵浦和駅南浦和駅浦和シリーズスランプラリーしてるみたいな流路を取ってから浦和競馬場に踵を返して川口市を横切り今の外環道クロスして、川口オート→毛長川→八潮という風に流れていた。地方競馬からオートレースはしごかよ。

で当時綾瀬駅を流れていた利根川に合流して自由に氾濫し辺りをぐちゃぐちゃにしていた。オケラオヤジの大暴れみたいな奴である

この川も荒川西遷で廃川になったので広大な土地を開墾でき、その辺は川が無くなったから見沼の溜池で潤すって感じだ。

この川の痕跡戦後すぐの航空写真にはくっきりと写っている。

https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.841125&lng=139.699960&zoom=14&dataset=tokyo50&age=10&screen=2&scr1tile=k_ort_USA10&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2

河川跡は出水やすいので田んぼとし、その横に形成された微高地自然堤防曽根)に集落を築いていたので川跡がくっきり残ったのだな。

 

享保の改革吉宗時代になると、見沼に泥が溜まって貯水力低下。そこで、見沼を全部干拓しちゃえという事になった。でもそのままじゃ水が足りないね。そこで見沼代用水という用水路を作るのだが、どこから取水してるというと羽生なのだ。見沼から60㎞以上あるのだ。

途中には当然沢山の川がある。そこでどうしたかというと、全部立体交差で通したのだ。江戸時代なのにちょっとイカれた工事だ。舎人ライナーに見沼代用親水公園って駅があるが、この代用水とは見沼の代わりの用水って意味なのだな。

それ以来、旧見沼は田んぼ地帯となっていて、地盤も悪いし土地が低いか都市化した後もそこに家を建てたり開発行為をしてはならないという規制が敷かれている。

武蔵野線東浦和東川口間、東武野田線大宮公園~大和田七里岩槻で突然住宅街が途切れて田園地帯や荒れ地が広がるのを見た事ないだろうか?あれが見沼なんである

 

で、八丁堤の下にあたる川口市の方は開発一切禁止というんじゃなくて調整地域という形になっている。これは一般都市計画建築物規制するやり方で、住宅工場などは建ててはならない。でも例外が設けられていて、学校病院特養ホームなんかはokなので、家は無くそういう建物ばかりが閑散に建つという風景になっている。

建物規制なので駐車場など建物がない用途では規制されない。すると、中古車屋(事務所は移動可能プレハブ)、解体ヤード建築資材置き場などは規制されないのでそれらが集まってしまい、景色としてはあまり良くない地域になっている。

 

パート2→https://anond.hatelabo.jp/20240819185125  

2024-08-01

anond:20240801133849

「おじちゃんかくれんぼしない?これあげるよ?」

札ドンッ!やろうなあ

2024-07-22

anond:20240722122443

石丸「おしりを出した子一等賞?それってかくれんぼなんですかねえ?」

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