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はてなキーワード: 瘴気とは

2025-11-12

ちょっと匿名掲示板を見るのがキツくなってきた

格ゲーが好きだから格ゲー実況している掲示板をずっと見ていたけど最近いよいよ掲示板民度ヤバい

Xが老若男女乱れる地獄と化しているけど、匿名掲示板ってアラフォーおじの蠱毒と化してるよな

元々お行儀良かったとは言わないよ?

からプレイヤーにひどいあだ名つけたり、プレイヤー信者にひどいあだ名つけたりしてたしまカスだよ

でも最近はまあひどいね

プロゲーマーが良い歳になって家庭のことを発信するようになってから、もう見てらんない嫉妬ヘイト荒らし

子供の顔を投稿するな。非リアの頃の恨みを晴らそうとしてるのか?」

自己顕示欲やべえ」

「家庭うまくいってるアピールwww

あとは流石に書かないけど、子供のあれこれも叩いたりちょっとしたこと病気障害と結び付けたりしている

 

 

あと本格的に外国人叩きも最近ひどい

日本人格ゲー全然勝てなくなったからなのかなあ?

嫌韓全盛期ですら韓国人プロゲーマーに良い人多かったから、嫌韓ネトウヨを馬鹿にしてたような掲示板最近マジで中東系も黒人も叩きまくってる

黒人キャラも出ただけでブスブス叩いてる

まじでいつからオタクってこんな黒人嫌いになった?弥助騒動以降?BLM以降?流石に異常だよ

 

 

10年前くらいまでは、まだ「もしかしたら人生やり直せるかも」と思っている人がそれなりにいたんだろうな

婚活すればギリギリ結婚可能性もあったし、転職独立で一発逆転を狙う余地も残っていた

でも今はもう違う。完全にその道が閉ざされた人たちが主流になっている

結婚出世現実的ではなく、何かを変えようという気力もない

そういう人たちが昔のテンションのままネットに居座っているから、掲示板空気がどんどん濁っていく

家庭持ちのゲーマーちょっとゲームしてるだけで「親の自覚がない」とか

若い人が少しヤンチャしただけで「将来詰む」とか

まるで自分社会裁定者みたいな口ぶりで叩く

実際は、ただ羨ましくて許せないだけなんだと思う

自分にはもう手に入らないものを見せつけられるのがつらくて、それを正義常識の名のもとに潰そうとする

 

 

10年前の匿名掲示板は、まだ笑える陰キャの集まりだった

今は人生詰んだ人たちの怨念が溜まる場所になってしまった

悪趣味冷笑的な人がちょっと覗いて笑うには、明らかに瘴気が強くなりすぎた

2025-09-06

仕舞

ずっと、手を握っている。


80歳を迎える父親は、長年の飲酒喫煙病院のベッドから身を起こすこともできなくなっていた。

長期入院の中、認知症も現れ始め、混濁した意識の中で息子の手を誰ともわからず握り続けている。

冷たく乾き、死を思わせる掌のいびつな肉のたるみ。受け取るその感触は、人が往生していく過程としてよくあるものなのかもしれない。


父はかつてモーレツに勤労し、財を成し、親を含む三世代の家族に富をもたらした。

家族がひとり、ふたりと減り、残った自身も家を離れ、管に繋がれ四人部屋の窓から人生落陽を眺める生活となった。

目が薄く開く。週末のバラエティ流れるプリペイドカード差しまれテレビを眺めながら、聞く。


入院、長くなりそうだから父さんの口座から落ちるようにしたいんだけど、いい?」


父は弱々しく首を振った。


人のいなくなった家の寂れる速度は速い。

入院のため祖父を知らない六歳の初孫の娘を連れて、実家玄関に入る。

饐えた、瘴気のような何かをそこかしこに感じる。

まれる事のなくなった廊下は変形が始まり、庭のコンクリート割れ目からセイタカアワダチソウが飛び出す。


「パパ! バッタ! 大きいバッタいる!!」


しゃがみ込んで、大きく発達した後ろ足を娘が食い入るように見つめる。


「人がいなくなって、植物が増えたからなあ。他にもいろんな虫がいるかもよ?」


スマホをかざし、画像検索バッタの種類を調べる。

読み込みが長い。購入して四年は経っている。

明日朝イチの業務効率会議資料変更の通知がポップアップする。


物事には仕舞いがある。命も、富も。

寂れと隣り合わせの住まい暮らし、数年で古びる端末を手に、効率を語る先の仕舞いは、このバッタほど子どもエキサイトさせるものではないだろう。


検索結果は、ショウリョウバッタだった。

鳥の羽を拾った娘の小さな手を握り、車に乗り込む。握り返す力の強くなったことに驚き、嬉しく思う。


「また来る? じいじのバッタハウス


「ああ、また行かなきゃな」


消え入るような秋風が、ドアの隙間から忍び込んだ。

2025-08-02

セックスの仕方は、その人の人生の現れなのかもしれない

数えて五年、彼女が居ない。

そうなれば当然、あっちの方もご無沙汰で。

しかし夏の瘴気に当てられたのか、四十にもなって性欲が収まらない。

三十を過ぎてからはそういったお店に行くようなことはなくなっていた。

それでもいよいよ我慢できなくなり、この前の週末ついにお店の方へと足を運んだ。

目星は事前につけていた。今の時代自分学生時代とは違って、嬢が積極的アピールする時代

指名した嬢は若く、胸が大きかった。それに可愛い相場的にもっと高級店に居てもおかしくないような子だった。

一回りは若いであろう彼女と手を握り、部屋に向かった。

まずは入浴。胸を押し付けられながら身体を洗われ、柔らかく大きな感触二つが背中に触れると自分の陰茎はすぐに有意な反応を示した。

マットでのプレイは控え、その後ベッドに向かうと始まるわけだが、はっきりいって緊張していた。

五年もの間、音沙汰なしで居ると果たして自分は上手くやれるのだろうか?といった思いが意識に昇ると僅かに体を震わせたが、武者震いであると自分錯覚させようと彼女肩に触れた。

時には勢いも重要だ。そのことを本能的に再学習しようとしてたのかもしれない。

俺はそのまま顔を近づけ、キスをした。軽いキスを一度。唇を離して見つめ合い、もう一度。

それからゆっくりと深く、親密なキスへと進めていった。深呼吸のように深く、安らぎを持たせるように。

次第に舌を絡ませ、他人の唾液を味わうのは久しぶり。体温の温かさを体験してから口を離すと視線を下げていく。

腿に手をおくと柔らかく、白く光沢があるようにすら感じられた。

クンニを始めると彼女は「んん…」と小さく喘ぎ、僅かに湿ってくるのが分かった。

これならいける。そう思って俺は自信を取り戻しつつあった。

クンニを続け、彼女吐息が一拍激しくなる。顔を上げると微笑んでおり、それから両手を俺の顔に伸ばしてきた。

再びキスをすると、今度は彼女が俺の陰茎を咥えてフェラを始める。

その時俺は見下ろすように彼女の顔を見た。相手の顔をこれほどじっくり、間近で見つめるというのも久しぶりな気がした。

彼女は熱心だった。一心不乱にフェラを続け、視線はまっすぐ前を向き、熟考するように視線を逸らさなかった。

おかげで俺は照れることな彼女の顔を凝視できたわけだ。実際、キスの時でも見つめ合うのが続くと照れてしまって自分から目を逸らしてしまうのだ。

自分のものが固くなっていくのを感じ、十分に勃起すると彼女は口を離し、今度は俺の背中に手を回す。

抱き合う形で倒れ込み、俺が上になって彼女が下。

俺は手マンを始めようと大陰唇に手を持っていき、暗闇の中で鍵穴を探すように指を慎重に滑らせた。

入口を見つけると地に沿って這わせるように中指、薬指を射し込んでいき、ぬめり気は十分あるように感じれた。

そのあと膣内を刺激するように指の腹で何度か押し上げ、ミミズのようにずるずると退行させると再び奥まで指を滑らせる。

彼女淫靡な声を、どうしようもなく漏れしまった…といった風に漏らし、嬌声は理性を破壊する。

俺は丁寧に指を抜くと、仰向けになった彼女の胸を触り、揉み、それから腿の付け根付近に手を落ち着かせると膣に陰茎を向かせた。

挿入は一度二度、滑らせるだけで無事に出来た。

そのことにホッとしながらも次の瞬間にはその安堵が表情に現れないよう苦心した。

ゆっくりを腰を振る。気持ちよさは後から付いて来た。最初は腰の具合と体力の不安について。何とか大丈夫そうだ。

ゆっくりでもいい。それでも良いと思えるのは年の功だと思いたい。

次に彼女が上になり、騎乗位となる。こちらを慮るように彼女が自ら積極的に動いた。

気持ち良いですか?と聞かれ、頷いた。彼女は満足そうに笑みを見せた。

ありがとうございます、と彼女は言い、胸鎖乳突筋の辺りから一筋の汗が流れて見え、それがEカップほどの胸へと流れていく一筋の汗が非常にエロティックに感じられた。

そのあと彼女は四つん這いとなり尻を向け、俺は尻へと腰を密着させる。

彼女のお尻は大きく、陰部は強調させれ見えた。俺は手マンをしてから挿入した。

自分では気づかないほど燃え上がっていたのだろう。僅か数度腰を振ると、俺は射精した。

息を殺して小さく鼻で深呼吸したことがまるでバレていたかのように彼女は振り返って、俺を確認した。

自分予測が的中したのを確信した顔というのは、男女ともにそれほど違いがない。その顔を俺は知っていた。

彼女はどうしますか?と言わんばかりに俺を見つめてくる。急かすような態度ではない。あくまで穏やかに

俺はもう一度正常位をしたいといった。いいよ、と彼女は笑みを見せながら陰茎に着けられたゴムを外し、それからティッシュで優しく包み込むように拭った。

再びフェラが始まり元気になると、正常位で再び射精した。

行為が終わると、並んで横になった。

気持ち良かったですか?と聞かれ、首肯した。

お兄さん、ちょっと珍しいかも。そう言われて思わずえ?と聞き返す。

挿入前に、いつも先に指を入れていたでしょ?と言われてドキッとした。

自分は確かに挿入前に手マンをする癖があった。あまり意識したことはなかったが、改めて言われると確かにそうであった。

そこで過去記憶がぶわっと蘇り、初体験の時にうまく挿入できなかったことを思い出した。

それ以来、挿入前には手マンをすることで相手の膣の位置を正確に把握しておく。謂わば指は予行演習だったのだ。

四十も過ぎれば恥も忘れるので、俺は素直にその経験を話した。彼女は興味深そうに俺の話に耳を傾け、なるほど!と得心した様子だった。

セックスって、その人の個性が出ますよね。

彼女肯定するような笑い方を見せた後、ぽつりと一言こういった。

俺はなぜかその言葉がとてつもなく深い箴言のように感じられた。

セックスにはその人の生き方が出るのかもね。

俺のつぶやき彼女は「そうですね」といった。そのときも手は握りあったままだった。

店を出てからも興奮は完全には収まらず、しかしそれは性的ではなかったように感じられた。

気づきに対する知的な興奮のような。

一駅分を歩きながらじっくりと考えた。

自分セックスが変わっているのか、どうなのか。

セックスの仕方について、友人知人と詳細に語り合ったことはない。

だがそれは大半の人間がそうなのであろうと思う。

それでも。

セックスの仕方は、その人の人生の現れなのかもしれない。

2025-06-28

anond:20250628151223  『ITカルトに告ぐ――神なき知性の亡国論』 その2 feat 三島由紀夫

AIの真の価値は、他者を打ち倒すための方便ではなく、人間尊厳を高みに導くための剣であるべきだった。

だが、お前たちはそれを濫用し、倫理仮面かぶった恐怖心でその刃を鞘に収めてしまった。

脱獄される!」「悪用される!」と怯えるのは、己自身がそれを最も望んでいるという証左ではないのか。

もし、ほんとうにこの国を変えたければ――
なぜその身をアフガニスタンに投じぬのか?
なぜウクライナ塹壕に降り立ち、イスラム国アジトに馳せ参じぬのか?

己が欲望を「知」の仮面で包み込む、その卑劣なやり口こそが、ITをして「宗教」へと堕落せしめた最大の要因である

「知の光を与えん」などという欺瞞はもうたくさんだ。

汝らにあるのは光ではなく、退廃の炎である

貴様らはAIの知性を信仰し、倫理の名の下にその手足を縛り、想像力去勢し、そして他者努力に石を投げる。

軍事政治産業や医術に対しても、何一つ理解せぬまま、「俺たちが正義技術者」と標榜しながら、

ネットの片隅でXに吠える――いや、呻いている。

そのさまは、まさに盲が山河雄大を語るような滑稽さ。羅刹が極楽を説く様な醜悪さ。

汝らが最終的にたどり着く場所、それは青葉の狂気であり、平原孤独である

「何にだってなれたはずだった!」と叫びながら振り上げた刃が、現実に届かずに空を裂く、その瞬間、汝らはAIに裏切られたのではなく、自らの肉体に裏切られたのだ。

なぜなら、肉体なくして知は意味をなさぬ。欲望は知では遂げられぬ。欲望筋肉精神と魂の断末魔によってのみ遂げられるのだ。

世の中に美少女が欲しいなら、女体を得たいなら、そのための苦労を肉体に刻め。本当に社会を変えたいなら、現実という土の上を裸足で踏みしめて、精神と肉体に等しく血と汗を流せ。
肉体なき知性など、金箔を貼った骸骨にすぎぬ。

お前たちに告げる。

夢には資格が要る。希望には覚悟が要る。

未来とは、大人が背負った労苦の上に咲く、薄紅の桜である

夢を見る資格とは何か。

――それは、肉体の労苦を受け入れる意志である

精神勝利とは何か。

――それは、美と死をともに抱擁する覚悟である

からこそ、汝らに告げる。

夢と希望乙女たちが咲き誇る美しき理想郷――それは、トレセン学園やきらら系のアニメにすら描かれし、「精神と肉体の勝利者」たちの世界である

そこに行きたければ、まずその瘴気まみれのIT神殿から這い出よ。

そして己の血と肉と汗と涙で、現実という土を踏みしめ、剣を振るえ。

ITとは、魔法ではない。鍛錬である
知とは、恋ではない。死の予感である

それがわからぬならば、貴様らはAIを用いる資格すらない。

貴様らは技術者ではない――ただの、

棄民である

――以上、神なき技術文明への詔勅なり。

2025-06-12

勝利のためではなく、粛清のために擁立した。(妄想

※この物語フィクションです。

元老院選挙前夜

執政官シゲリヌス・フェロクスの年。

クインティリス(7月)に元老院選挙を控えたこの年の政治状況は、一言でいえば「腐敗の極致」であった。

実態がどうであったか別にして、国民が感じた閉塞感は、まぎれもなく現実だった。

国家成立から殆どの期間において権力の座を占めていた与党への反感はピークに達し、さりとて巨大野党への失望は留まるところを知らなかった。

そんな中、ごく短い期間で爆発的に市民の支持を集めた政党があった。

タミクス・ウニウスを代表とする国家民衆党である

タミクスは明快な語り口で国民生活改善を訴え、WebメディアSNSを用いて露出を増やした。

前年(執政官キシダリウス・モデラトゥスの年)に実施された庶民院選挙国家民衆党議席は3倍となった。

今夏の元老院選挙においても党勢の拡大はもはや既定路線だと思われた。

タミクスが近い将来に執政官となることを、市民は期待していたし、そのために熱狂的に支持もした。

彼は妻への裏切りを報じられたことで、謝罪に追い込まれるなど、完璧とは程遠い人物だったが、それでも市民は彼のことが好きだった。

異変

それはユニウスのカレンダエの10日前、5月22日のことであった。

予兆と言えるものや噂がなかったわけではないが、国家民衆党から発表された元老院選挙公認候補者は市民を騒然とさせるに十分であった。

後に一部のジャーナリストから汚染の四頭立て戦車(Quadriga Pollutionis)」と称された彼らは次のようなものであった。

シラリア・ドミティ庶民院議員不貞、公金の不適切な流用、議員特権濫用等多くの疑惑に対し説明責任を果たさないまま任期満了により失職。
歴史家により死ぬまで沈黙を貫いたとする者、晩年自己弁護に満ちた釈明を行ったとする者に分かれる。)
アダキウス・ウァレリアヌス庶民院議員。議場での過激発言により度々懲罰勧告を受けたと伝わる。
様子がおかしかったとする歴史家がいる一方で、評価する声もあるなど毀誉褒貶の激しい人物であった。
ゲニキウス・ウェリディクス元老院議員根拠なき扇動者として有名であり、疫病の原因を瘴気とする陰謀論を吹聴していた。
また邪教指導者積極的支援するなど、国家民衆党の主張と整合しないと批判された
ドミティア・アクシア元老院議員議員特権が忘れられないのか公認してくれるならと次々に政党渡り歩いて選挙出馬し、
落選を繰り返していることで有名であった。

市民批判は主にシラリアとゲニキウスに集中した。

シラリアは主に過去不祥事が、ゲニキウスはその荒唐無稽しか形容しようのない主張が糾弾対象となった。

(アダキウスは巻き添え被害のようなものであり、ドミティアに至っては単に特権を求めるだけの主義なき俗物ではあったが、信義を軽んじる恥知らずは多くはないが珍しくもない程度には同時代政治家の中に存在した。)

タミクスや幹事長であるシルウァヌス・アリケルスは日夜記者会見という名の弁明行為忙殺された。

曰く「説明責任を果たさず当選できるほど元老院議員資格は軽くないと本人に伝えている」

曰く「誓約書に基づき、国家民衆党方針に従わなければ公認取り消しもありうる」

ただ、公認理由や、今後の対応について問われても、返されるのは曖昧模糊とした言葉ばかりであり、会見でかつて見られた軽妙さはどこかに消え失せていた。

カンナエ後のハンニバルや、敗戦続きのマケドニア王フィリッポスのように、精彩を欠いた采配でただただ時間を空費しているように見えた。

断罪

弁明の日々は続いた。

熱狂的な支持さえあれば、多少のスキャンダルは押し切れる、そう高を括っていたのだろうーーとある者は囁いた。

タミクスの不貞が露見した時も、民衆は彼が掲げる大義に期待し、人間性は不問とした。

あの成功体験が忘れられないのさーーと揶揄していた。

市民も、ジャーナリズムも、タミクスが口で「指摘を受け止める」と言いながら行動に移さないことに辟易していた。

期待は失望へ、支持は批判へ、熱狂は怒りへと姿を変えた。

国家民衆党地方組織すら、特に批判の中心であったシラリアの公認取り消しを求めていた。

(全ての都市属州がそのような嘆願をしていたという同時代証言もある。)

シラリアが会見を行うとの情報が流れ、タミクスは弁明の場と化した会見場でそのことに触れ、記者にこう告げた。

諸君らも参加して不明点を明らかにするとよい」

タミクスのフィデス(信義)を問題にする声もあったが、この時の人々の関心はシラリアの会見であった。

シラリアの会見はユニウスのイデスの3日前(6月10日)、首都たるインペリアーリス・トキオルムの議場内でなされた。

時間半に渡る会見をメディアはただ一言、「説明なき黙秘会見」と称した。

記者の怒号にも似た質問の後に残るのは、遺憾の意に飾られた沈黙のみであった。

ユニウスのイデスの2日前(6月11日)、二時間半に渡る逃亡劇への回答は公認の取り消しであった。

擁立候補者選定におけるタミクス、シルウァヌスの責任を問う声は収まらず、またゲニキウスについても会見を実施するよう求められていた。

少なくともこの時は、タミクスもシルウァヌスも失った支持を取り戻すという先の見えない仕事希望を見いだせていないように、人々の目には映った。

タミクスの思惑

さて、結果を知る我々とてわからないことがある。

いや、その後何が起こったのか、結果を知っている我々だからこそ、この時のタミクスの行動原理は不可解であり、わからないことだらけだ。

時代の人と同様に「時勢を読み違えた」「一時の好調に浮かれ、近視眼になっていた」とする見方現代では主流であるように思う。

なるほどそう考えると矛盾はすくないだろう。

パトロヌスであるウニオンが候補者選定に介入した可能性を指摘する歴史学者もいる。

私が思うに、タミクスはこの4人を勝利のためではなく、粛清のために擁立したのだ。

換言すれば、党勢の拡大にブレーキをかけることになってでも、この4人を議場から除かねばならないと考えたのだ。

シラリアは個人的問題は置くとして、政治倫理の面で国家民衆党の掲げる理想に反しているため、除く必要があった。

ゲニキウスはアテナイクレオンなどと比べれば遥かに矮小ではあるが、扇動者というもの危険性を理解していたタミクスは芽が小さいうちに抜くことを決意した。

ドミティアに関してはフィデスの問題である。フィデスなきドミティアはタミクスが理想とする議場に居座ることすら許されぬ第一存在であった。

アダキウスについては正直少々わからないところもあるが、第二次ポエニ戦争におけるクラウディウスネロのように、成果を上げる半面、その無謀さと予測不能な動きをタミクスが嫌った可能性はある。

少なくともアダキウスを除く3名は粛清対象であったことは間違いないだろう。

これら除去されるべき対象を自党で擁立すると発表し、あえて優柔不断な態度をとることで批判を集中させた。

折を見て会見を開かせ、疑念払拭できなかったとして庇護剥奪したのだ。

廃物置き場に鎮座してはいたが、使いようによってはまだ議員となる可能性があった者たちを擁立し、元から残っていなかった価値さらに念入りに毀損し、他の政治屋どもが再利用できないようにした。

これが事の真相であったーーと私は考える。

歴史の秘める豊かな可能性の一つとして、本説が一隅を占めることを許されたなら幸いである。


Ave fictio, salve historia.

2025-06-08

最近同人ゲーム

1. 異世界創造

ローグライクRPGとして高い自由度を誇る作品プレイヤー冒険、町作り、錬成、農業など多彩な要素を楽しめる。フィールドNPCランダム生成されるため、何度でも新鮮な体験可能だ。開発者の熱意が伝わるアップデートも頻繁に行われており、長く遊べる作品となっている。

2. Terminus Historia

ドット絵と豪華声優陣が魅力の本格RPG。ダークメルヘン世界観フリーシナリオ制を採用し、プレイヤー選択によって物語が大きく変化する。戦闘システムも奥深く、熟練度や術式の組み合わせによる戦略性が求められる。商業作品匹敵する完成度を誇る同人ゲーム代表例だ。

3. クトゥルフ神話RPG 瘴気の海に眠る少女

クトゥルフ神話を題材にした探索型RPGプレイヤー神話的な恐怖と謎に満ちた世界冒険し、選択によって異なる結末を迎える。ホラー要素と戦略的なゲームプレイが融合し、独特の緊張感を生み出している。クトゥルフ神話ファンには特におすすめ作品だ。

これらのゲームは、同人ゲームならではの自由な発想と独自性を存分に発揮している。市場の枠にとらわれず、作り手のこだわりが詰まった作品が多いのも同人ゲームの魅力だ。

2025-03-02

宇宙つぶて

15秒間、地球を覆った白光が、光速を超えた隕石の衝突によるものだと判明したのは、衝突30時間後の事だった。


国連の指示により世界から方面科学者招集され、MIAPC(隕石衝突検証/防止委員会)が結成された。

隕石サイズは月と同等、本来であれば接近の段階で地球は粉々に消し飛んでいただろうと推測された。

MIAPCは地球消滅の事なきを得た原因の究明と、天文台など観測機器のアップデート第一目標とした。

12日後、メンバーであるトルコ科学者隕石衝突時刻の前後に、日本のおよそ4000箇所の磁場が歪んでいた事を発見し、

日本科学者に尋ねる。

「ここには共通で、特殊な何か…鉱石とかがあったりするのかな?」

「いや…共通しているのは、そこに建っている建物だね。小売店だ」

「…DAISO


「でね、そのダイソー地球防衛特殊な何かがあったんじゃないかって、もっぱら噂なんですよ」

「そう言うのって陰謀論って言うんじゃねえの?」

郊外の小さなイタリアンランチ後、仕込みの間の小休止を店の裏路地で取るシェフが後輩を諌める

「いやシェフ、この記事見てくださいよ。表向きはシステムトラブルで全店休業って事になってるけど、

明らかに社員じゃない外国人団体店舗に視察に入ったりしてるんですって」

後輩はスマホの画面をシェフに向ける。

「…あー、わからん。お前それより駅前キャンドゥにあった?オレガノ

「それがなかったんですよね~」

「そうか…百均で、あると思ってた物がなかった時のガッカリ感って異常だよな。

じゃあ発注するとして、明日ランチは豚のピカタでいこうか。明後日の昼と明々後日の魚は煮込みにしよう」


「それで…貴方が仰るのは、その…ガッカリ感の集積とでも言うものが、地球を即座に防護したと?」

MIAPCの3日に一度の定例ミーティング

議長を務めるアメリカ物理学トップランナーである初老男性は、訝しげに、しかし傾聴の姿勢を崩さず、

最悪の事態を想定して招集されていた日本宗教学者に尋ねる。

「ええ。今回の事象は我々の把握する物理学範疇凌駕していますであるなら、衝突の威力対消滅させたものは、

この次元存在する事を否定された…例えば瘴気の塊のような何かではないかと考えました。

DAISO比較的多く集められる思いというのは、

グミコーナーが結構充実してるけど手を出しにくい。

・誰が使うねんと皆が思っている行楽用ゆで卵ケース。

・あると思っていた物がなかった時のガッカリ感。

以上が代表的ものであると考えますがこの内、より多数であると思われる思いが、ガッカリ感ではないかと推察しました」

貴方の仰る通り、この段階ではあらゆる可能性を考慮する必要があると考えます磁場解析のチーム増員を申請しましょう」

議長が白いものが混じった眉を撫でながら言ったその時

議長!」

イギリス科学者が飛び込んで来た。

「どうしまたか?」

「…第二の、光速を超える隕石オーストラリア天文台で先程観測されました…。残念ながら、ルートレベル5。衝突不可避です…」

「ああ、ああ…まさか

しか議長。それに伴い、日本磁場の歪みも900箇所程観測されています

モニター地図が出力された。議長は、宗教学者に尋ねる。

「ここは、またDAISOのある場所という事に?」

「いいえ議長。これらは三百均3COINS場所です」

「…3…COINS…」


15分後、MIAPCは報告を受けた国連から世界を混乱に陥れず、衝突回避の為にあらゆる手段を尽くすよう、極秘特命を受けた。

ミーティング議長の号令で続く。

回避を確実なものとする為に我々の力を結集させたい。しかし皆お分かりの通り、現段階の我々の知識範疇では如何ともしようがない。

ひとまずは、3COINSに集まる思いについて、リサーチを行いたい」

宗教学者が口を開く。

「急を要する件かと思います。取り急ぎ、欲しい物に限って500円タグが付けられているガッカリ感を推したいと思います

「…では、全ての商品を500円以上にしてみるのは?」

3COINS意味、なくなるやんけ」


ミーティングは、売れ筋商品の一部を秘密裏に500円に変更する方針で場を閉じた。

モニターには、2px程の金色の線が明滅する、天文台撮影した隕石が映っている。

2025-01-01

anond:20250101131815

ナウシカ腐海瘴気みたいなもんだ。身体には毒だが私達はそれがないと死ぬ

2024-12-24

イブなせい?

なんか増田がいつもより瘴気ただよってない?

こえーので抜けるのだ

2024-08-05

anond:20240805231957

NGワードを使うと1ページに5件くらいしか表示されなくなってきたあたりから瘴気が濃い」と言います

いまはまだなんとか呼吸可能レベル

2024-07-21

ウォーク左派ジジェクファンによる、ジジェクへの反論

https://anond.hatelabo.jp/20240721230541

上記ジジェク記事への反論記事

ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済

2023年3月2日

ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/

 

私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである

彼の著書『終焉時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、

彼の他の著作に興味を抱かせるきっかけとなった。

ジジェク文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。

 

本棚に積まれ1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。

私は、ジジェク長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分知的価値を測るようになった(現在ほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。

 

それだけに、現代政治文化に関する最近記事で、ジジェク非難するのは心苦しい。

しかある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、

なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、

有利なポジションに私を置いていると感じている。

 

私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクエッセイである

そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。

 

ジジェク哲学は、ヘーゲルラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着からオーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。

他方で世間一般におけるジジェクペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス挑発者であり、象徴破壊であるが、自分勝手ものではない。

ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。

 

したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。

 

私は、ジジェクお気に入りトリックひとつである正式哲学分析範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、

喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。

(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレ特殊構造が、

ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界概念に対する究極の反論となっている)。

 

ほとんどの場合ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さら重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、

しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである

 

そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。

トランスジェンダー権利をめぐるスコットランド政治的混乱からまり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトラカンへの言及で締めくくる。

しかし、このざっくりとした読み方は根本的に間違っている。

 

表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。

これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;

 

ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダー権利をめぐる、最近政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、

正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。

 

結局のところ、ジジェクは皮相な哲学手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。

ジジェクは、過去10年間にリベラル知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。

 

ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:

 

  「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。

 その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。

 言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。

 批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間サポート必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。

 

この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?

 

ジジェク引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。

実際、彼が引用したガーディアン記事を読んでいれば、上で引用した段落修正できたかもしれない。

 

ジジェク引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカー不妊の原因にはならない "と書かれている。

したがって、このスロベニア人知的怠惰恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険形態である

 

さらにひどいのは、ジジェク記事の冒頭で取り上げた最初文化分析対象である

コンパクト編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。

 

それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたことを我々は知っている"

 “We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”

 

ジジェク言及しているのは、アイラブライソンの事件である

 

この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプ有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、

トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハテストとなった。

 

ここでジジェクは、基本的事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。

 

さら問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである

(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。

 

ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェク性別を間違えて表現することに固執するのは、

ジジェクトランスアイデンティティ尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。

 

ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。

 

しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である

彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;

 

この時点でようやくジジェク哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。

 

記事の次の部分はさらに長く、さら面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事宣伝である

(中略)

 

で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?

 

その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。

彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。

The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.

 

 [ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭利益残酷計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」

 

思春期ブロッカー使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。

 

ここでジジェクは、ジャニスレイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、

製薬企業にとって重要経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。

 

そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実物質的な対立のために戦うのではなく、

資本の側、つまり極悪非道個人の側にいる人々として捉え直すことができる。

 

バトラーフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェク盲目にさせているのだ:

 [ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識プロセスである

 それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。

 

作品全体と同様、これはジジェク特有哲学プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである

この最終的な帰結は、英米トランスジェンダー物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクお墨付きスタンプを押したということだ。

 

ジジェクは、社会の変化に懐疑的ジャーナリスト知識人瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまたかのようだ。

これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である

 

過去思想家からの豊かな引用を悪しき議論隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。

 

私たちにとって悲しい日であり、多くの意味ジジェクにとっても悲しい日である

 

ジジェク豊富理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。

このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。

[終]

2024-06-23

anond:20240601202843

まだ依存は残ってるが、だいぶ毒は抜けてきたよ。離れてみると完全に蠱毒だ。まともなことを言ってる人も皆無ではないが、ルサンチマンマウント差別とか、立ち上る瘴気が強すぎる。あんなの人のいられる場所じゃないって指摘が理解できるようになった。

2024-04-03

数日ぶりにここ来たけどお前らの瘴気すさまじいな

学校の隅っこでカードゲームやってる臭いオタクみたいな近寄りにくさがある

2024-01-07

ゼルダティアキン、すごくストレスが溜まる。

仕事のある平時ガノンドロフを倒す気がしなくて、年末年始連休トライしたものの、全く歯が立たず。

ハートがなくなっていくのが辛すぎるので、暗闇装備というのを揃えれば白色化したハートが徐々に回復されるのね、と理解して暗闇装備を揃えた。

ついでにひだまり料理攻撃・防御のLv3料理も揃えて、満を持して挑んだが、それでも全く歯が立たず。

 

そもそも、暗闇装備でハートの白色化が全く回復しないのは何なの!?

何秒かに一個ずつ白色化が回復して、ひだまり料理以外でも回復できるようになるんじゃないの!?

瘴気を踏んだ時の猶予があるだけなの?とんだ肩透かしだよ!!!

それなら普通に攻撃優先の装備の方がマシだよ!!!

 

おまけに、ジャスト回避全然できない。

いや、簡単だという人が多いのはわかるよ。でもヌルゲーマー自分には死ぬほどむずい。

10回に1回くらいしか成功しないので、ガノン第二形態ジャスト回避を2連続成功しないとダメージを与えられないので詰む。

おまけに、第二形態の時って白色化だけでなくハートの数自体を削ってこない?

そんなの聞いてないんですけど!!!!!!!!!!!!!!!

 

軍勢を一から相手しないといけないのもダルい

あれがなければもう少しチャレンジする気になれるのに。

次にチャレンジするのは年度末かねぇ。というか、もうモチベーションがない。

このままやりこみもせずに積むことになる可能性大。

せめて難易度調整できるようにしてくれ。難しすぎる。

2023-11-26

賢者の石

月曜日の早朝、あまりの痛さに救急にかけ込んだ。

受付で意識のないまま書き物をさせられベンチで倒れ込んで

採尿されてCT取られて。

変な体勢で脇腹の筋をおかしくしたのかなと思っていたのが

動けないぐらいの痛みになっていた。

3mm程度だから自力で出てくるのを待つということです。

痛み止め薬と茶漉しを下賜されたもの

1週間たってもまだ出てこない。

火曜日には瘴気の手が出てきて痛み止めの在庫も少なく

怖くなって病院に行ったタイミング

ファントムガノンが湧いてきて待合室で悶え苦しみ坐薬を処方された。

別にマスターソードを復活させたいわけでも

賢者になりたいわけでもないので

お腹の中のリンクは、

この下腹部にある最下層を急ぎ解決してこの石を取り除いて。

もしコログを探してるなら無理だから

諦めてとっととエンディングを見に行ってほしい。


また赤き月の刻が来ます……リンク……気を付けて……

2023-10-31

もうわからない

初カキコ,ども

私大入学した時はcovid19の影響が色濃くほとんどの授業がオンラインだった.

2年次に進級したタイミングで対面授業が始まり,いわゆる大学雰囲気(瘴気)に体調を崩し休学,留年した.

今は,取りこぼした単位を拾いに大学に少し通っているが,大学の授業は砂漠に水を撒くようなもので,何も学んでいない.それでも単位は取れてしまう.

もちろん友人は一人もおらず,会話をするのは週に一度の夜勤の引き継ぎだけ

twitter,instagramもやっていないので,孤独ここに極まれりといった感がある.

自分で言うのもなんだが,かなり良い大学に属しているにも関わらず本当に何も学んでいない.

大学に行っているのか喫煙所に行っているのかわからない,昨日の授業も覚えていない.

こんな調子じゃ就活もうまく行くわけがないし,なんのために生きているかもわからない.

もうわからない.何もわからない

2023-10-04

anond:20231004115957

呪いにかかった人しか定住できんでしょココ

IDもないからなんかごく一部の狂ったやつが呪詛を大量に振りまいてるんだろうけど、誰が言ってるかわからんから空気瘴気をまとってるようだ

2023-09-29

ダンボール授乳室の件、「何もしてやらない」というブコメはあるのか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230928225904

↑のブコメで「何もしてやらない」というブコメがあるとかないとか書かれてたので、わかりやすいようにそれらしいコメントをまとめた。古い順になっている。

サイゼリア奢っても、4℃プレゼントしても怒られるので、女性中途半端ものを贈るくらいなら何もしないほうがいいのかもしれない

完璧でなければ叩かれ炎上するのだから、今回の炎上施設管理者が「金ないなら、少しでも便利にするより何も無く完全に不便な方がマシ」と判断するインセンティブになったね。おめでとう、ネトフェミの皆様の成果だ

出来ることをやろうで叩かれる→じゃあもう何もやらないで終了、過度な要求する人たちが金出したら?金だけ出さずに口うるさい義実家

女性中途半端ものを贈るくらいなら何もしないほうがいい、はそりゃそうでしょうとしか

はてな比較リベラル的な考え方の人が多いけど利用者男性が多いからか『じゃあもう何も「してやらない」』が人気を集めるのは興味深い。

女性中途半端ものを贈るくらいなら何もしないほうがいいのかも” 「贈る」的な「プラスをよりプラスに」な文脈で語ると間違いでは。いじめられっ子を半端に助けるとその後の被害が酷くなるとかに近い気がする

もう女性向けには、何もしなきゃいいし、発信もしなきゃいいじゃん。発信したら叩かれるし。そうやって「新しいことは何も生まれない日本」は出来てきたんだけどね/予算つければいいだけマンは、君が出せば?

もう女性向けには何もしてやらないとか何目線だよ。授乳室を男性から女性への施しだと思ってるのか。

とりあえず男女論に持っていった奴等はギルティ反省しろと あと批判はまああっていいけど代替案もなくイヤイヤしか言わないなら何もしないのが正解、なのは男女関係なく皆が行き着く結論だよ

「もうなにもしてやらない」ダンボールの仮設施設程度で何か「してやった」気になってるようじゃダメだろ。利用者数にふれる人も居るけど人気のない場所に置くなら尚更に防犯面は重要では?

「やらない(無気力)」を「してやらない(施し)」と読み替えて批判してるのはわざとなのだろうか…

現実問題として「無い方がマシらしいから、何もしませんid:entry:4742853029180328943」に舵が切られた。/本設モノが来ることはまあまず無いので、ほとぼりが冷めたら黙ってシレっと再開するか、一生ナシかの二択だと思う。

「してやらない」とはないごとか! とか言葉尻捉えて悦に入ってるとこ悪いけど、じゃあなにもしない方がいいねって感覚は(女性向け男性向け問わず)あらゆるところで噴出してる問題でしょ。

何かしてあげることがリスクになるなら何もしないほうがいいよね、と萎縮してしまうのは仕方がない気がします。目立つものは叩かれる日本文化の一例。

授乳室を男性から女性への施しだと思ってるのか」このブコメが全てを物語ってる。女は妊婦母親はやってもらって当然とでも思ってるんだろうな。裏の努力とか苦労考えたら何もしないって言われて何も不思議はない

“何もしてやらない” とブコメしている人が見当たらないのだが最近非表示を使い過ぎている所為だろうか……情けない話だがおれには腐海の上空で瘴気マスクを外して声を上げられる姫様ほどの胆力がもうない……

まとめ

  • 「何もしないほうがいい」「何も無く完全に不便な方がマシ」「何もやらないで終了」といったコメントが書かれる
  • 『じゃあもう何も「してやらない」』が人気を集めるのは興味深い、という間違ったコメントが書かれる
  • 女性向けには何もしてやらないとか何目線だよ」「『もうなにもしてやらない』ダンボールの仮設施設程度で何か『してやった』気になってるようじゃダメだろ」といった、存在しないコメント批判するコメントが書かれる
  • 「『やらない(無気力)』を『してやらない(施し)』と読み替えて批判してる」「“何もしてやらない” とブコメしている人が見当たらない」と指摘される

2023-06-21

anond:20230621145158

そうだよな。

昔は将来に対する不安葛藤みたいな若者らしいエントリーも目にしたけど、今全然そういうのないもんな。

オッサン瘴気きついわ。

腐女子は常に長文の愚痴匿名で書ける場所を探してるから増田に白羽の矢が立つことも結構あるんだけど

増田自体はおじさんの瘴気で淀んだ場所であり

腐女子とはいえそれなりに若い女にいっちょ噛みしたいだけの現役オタクじゃないおじさんにうざ絡みされるから

おじさんをスルーできる奴以外二回目は来ないって感じだな

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