はてなキーワード: 嘘松とは
ミスドのレジ並んでたら車椅子のおじいちゃんがいて、自分でドーナツを取る店舗だったから諦めて帰ろうとしてるのを見て、追いかけて一緒にドーナツ選びましょ!私持ちます!って声掛けたら喜んでもらえて、ばいばいする時に「ありがとう。今日のことは忘れません。」って言ってくれて涙腺ゆるゆる。
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それほど頻繁に書くほうではなかったけど、月に2~3回くらいその時々思ってたことなんかを書いていた。
身バレ対策でぼかしたり違う設定を入れることはあっても、できるだけ嘘は書かないようにしてたし、自分の気持ちに正直に書くようにしていた。
そんな風に書いたものが時々ホットエントリになったりするのが密かな楽しみでもあった。
ブコメで「AIだろ」みたいなのが目についたときに、そうか「嘘松」の代わりにこれが言われるようになるのか、と思った。
そういった仕組みだからこそ生まれてくる面白い文章というのがあるなと思っていた。毎年誰かがまとめてくれる増田文学なんかも大好きだ。
匿名の実在する誰かが書いたもの、として捉えるからこそ面白いのであって、AIが書いたものだと思って読むと味はなくなってしまう。
フィクションでもなんでも面白ければいいじゃん、という考え方もあって、それは自分も同じくなんだが、
増田はやっぱり実在する人が書いてる文章だから面白い、というそれこそ良い意味での「便所の落書き」的面白さだと思ってる。
だからその中にAIの文章が入り込んでしまうと個人的には魅力は激減してしまうなと思ってる。
さらに踏み込んで考えると、AIが考える文章が面白いなら、人がわざわざなにかを書いて、人に伝えようとすることももはや必要なくなるのでは?と思考が飛躍する。
私自身は物書きではないんだけど、他のジャンルで創作を生業としている。
なので創作における美味しいところだけを、AIが全部持っていきそうな予感を憂いてはいる。
人間はたぶん創作におけるつまらないところだけを作業する役割になるだろう。
アイデア、発想、創作の醍醐味を感じる部分はAIのほうが上手なのだ。
だって嘘の話でバズっても「あーこいつら嘘の話にマジレスしてる!恥ずかしー」としか思わないもの
そんなのでバズっても楽しくないんだよね
AIで作った文も、当たりもあればハズレもある
だから当たりを引くまで何度か作り直して、またそのままではAI丸出しなので適当に編集する
AIは命令しても「」や””を使っちゃうおバカさんなので、それを消す
またAIが書かないような固有名詞や表現、流行りのネタを取り入れる
…ってやるのが、本当にバカらしくてさ
何のために頑張ってるの俺?ってなる
自分の意見をAIに再構築してもらうのならいいんだけど、大抵はそうじゃなくて、AI任せだよね
「はてな匿名ダイアリーでバズるような、男女論で、極端な意見を書いて。筆者は弱者男性で」とかさ
たとえそれが嘘松だったとしてもさ
俺がそうだったから分かるんだよ
そして俺はもう飽きた
AIで作った文を投稿する奴は今後もずっと現れるだろうけど、その都度見破ってやるよ
そして「AIで作るのはやめよう」となれば御の字だよ
根拠のない怪文書を前にしてまるで神託を受けたかのようにコメントする光景が広がっている。
あれを真に受けるのはもはや愚かとかじゃなく病気に近い。
匿名の投稿を「内部告発」と信じ込み「これは氷山の一角だ」とか言い出す。氷山なんて最初から存在しない。あるのは誰かが暇つぶしに作った氷の模型だけ。
だがブクマカは目を輝かせて「真実を見つけた」と騒いでる。救いがない。
嘘松にマジレスしてるやつはまだ健全だ。他愛のない日常の話なら釣りでも笑えればいい。
しかし実在の団体を名指しで吊るし上げるような怪文書を「ついに暴かれた」と信じて拡散するのは、もう人災と言うしかない。
ブクマカは「自分は正義側」と思っているが、事実やっていることは偽情報の撒き散らしへの加担。あれほど危険な自己陶酔もない。
そのブクマカたちが普段は「メディアリテラシー」「情報の裏を取れ」とか講釈垂れてると言うのがまた凄い。
普段の賢者ムーブが一瞬で剥がれ落ち、怪文書を前にして感情だけで動く。自分たちがカルトに片足突っ込んでる自覚もない。
考えているフリをしながら、賢そうな言葉を並べ、適度に怒って、安心する。