はてなキーワード: 株価収益率とは
ご提示いただいた豆蔵デジタルホールディングスの財務構造に関する疑問は、**「株式譲渡(事業売却)を伴う事業再編と、それに先行して行われたMBO(マネジメント・バイアウト)の会計処理」**が主な要因となっています。
時価総額450億円に対して、自己資本が薄く、キャッシュが少ないというバランスシート(B/S)の構造的な違和感は、通常の事業会社とは異なる特殊な会計処理を経て形成されています。
豆蔵デジタルホールディングスがこのような財務構造になっている背景には、主に以下の2つの特殊な取引とその会計上の影響があります。
1. MBO(マネジメント・バイアウト)の「のれん代」処理の影響
ご質問の会社は、2022年後半にMBOを経て非上場化し、その後、事業再編(子会社売却)を経て、2024年7月に改めて再上場(グロース市場)を果たしています。
* MBOの実施: 従来の株主から株式を買い取り、経営陣が参加する新会社(豆蔵K2TOPホールディングスなど)の傘下に入りました。
* 会計上の処理: このMBOの際、非上場化のための株式取得時に、取得原価と被取得会社の純資産の差額として**多額の「のれん」**が発生しました。
* B/Sへの影響: この「のれん」を親会社側(非上場会社)で計上したことで、上場会社側(現・豆蔵デジタルホールディングス)のB/S上では「自己資本が薄い」状態になっています。また、MBOの資金調達は借入に依存しているため、グループ全体では負債が膨らんでいます。
先に確認したように、豆蔵グループは再上場前に大規模な子会社株式の売却(オープンストリームHD、JMTなど)を実施しました。
* 売却益の計上: これらの売却により多額の特別利益(売却益)が計上され、これが純利益の急増(ご指摘の「業績が良い」状態)の主因となりました。
* 資産の流出: 売却された子会社は、その保有していた資産(売掛金、固定資産など)と負債(買掛金、借入金など)をB/Sから切り離しました。
* 結果: 売り上げの大きな子会社を複数売却したため、連結B/Sの総資産規模が大幅に縮小し、ご指摘の「バランスシートが小さすぎて違和感を感じる」状態、つまり自己資本やキャッシュの絶対額が小さく見える構造となりました。
キャッシュの状況
大規模な子会社売却により現金は入ってきていますが、再上場後のB/Sでキャッシュが少ないと見えるのは、以下の理由が考えられます。
* MBOに伴う負債の返済: MBOのための資金調達に使われた多額の借入金の返済に売却で得たキャッシュが充当された可能性が高いです。
このような財務構造にもかかわらず時価総額が高いのは、投資家がこの会社を過去の実績ではなく、今後の成長戦略と収益力を評価しているためです。
* 高純利益の評価: 投資家は、売却益による一時的な高純利益を**一株当たり利益(EPS)として評価し、これを基にした高いPER(株価収益率)**を許容している可能性があります。
* 事業の「選択と集中」: 今後、売却で得たキャッシュと収益力を高成長が期待できるDX領域の中核事業に集中的に投下し、再び売上と利益を伸ばすという成長ストーリーが評価されています。
このB/Sは、**「MBOによる再編費用を計上し、将来の成長のために大きな事業を切り離した直後」**という特殊なトランザクションの時期を反映したものと言えます。
ご指摘の通り、大規模なMBO(マネジメント・バイアウト)とそれに続く事業再編、再上場は、非常に多額のコスト(株式取得費用や借入金利息、手数料など)を伴います。
豆蔵グループがそこまでしてMBOを実行した最大の理由は、上場企業では難しい抜本的な「事業構造の転換」と「経営の非連続な成長」を迅速に実現することにあります。
これは、MBOに伴うコストを上回る将来的な企業価値の向上を見込んでいるからです。
豆蔵グループがMBOを行った背景と、それによって得られる主なメリットは以下の2点に集約されます。
上場企業は株主からの目を意識し、四半期ごとの業績開示や株価への影響を考慮する必要があるため、大規模な事業売却や買収などの痛みを伴う改革を短期間で実行するのは困難です。
| 改革内容 | MBO後のメリット |
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| 事業の「選択と集中」 | 先に実施した、売上規模の大きい非中核子会社(オープンストリームHD、JMTなど)の大規模な売却を、外部からの干渉を受けずに断行し、経営資源を**高成長分野(DX・AIなど)**へ一気に振り向けることができました。 |
| 経営体制の刷新 | 買収や統合が完了した後のグループ全体の非効率な部分を迅速に整理し、再上場に向けて統一された経営体制を構築しました。 |
MBOは、外部株主の短期的な評価から解放されることで、長期的な視点で経営戦略を実行できます。
* 集中投資の実行: 事業売却で得たキャッシュを、短期的な利益の変動を気にせず、将来の成長のためのR&D(研究開発)や戦略的なM&Aに大胆に投資できます。
* 経営層と株主の利害一致: MBOでは、経営陣が主要な株主となる(またはMBOファンドと協働する)ため、経営層のインセンティブと企業価値向上へのコミットメントが極めて高まります。
費用対効果の考え方
確かにMBOはコストがかかりますが、経営陣は以下の費用対効果を計算しています。
豆蔵デジタルホールディングスのケースでは、**「DXを核とした高収益な事業ポートフォリオへの再構築」**によって、MBOコストを上回る企業価値の創造(高時価総額での再上場)を目指した結果であると言えます。
了解しました!ご質問が非常に具体的で、2025年8月から2026年への経済・株価動向、特にアメリカ株高の持続性やキャリートレードの影響、クラッシュのタイミングと要因について深掘りしたいという意図が伝わります。現在の日付(2025年8月12日午後4時JST)を基に、過去のデータや経験則を活用しながら分析します。少し長くなりますが、わかりやすく整理して進めますね。
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### 1. アメリカ株高が2025年いっぱいまで続く可能性
#### 2025年いっぱいまでの見通し
- **トランプ政策**: 減税(法人税引き下げ)やインフラ投資が2025年後半に具体化すれば、企業収益が向上し株高を支える。
- **利下げ効果**: FRBが9月または11月に0.25%利下げを実施すれば、企業借入コストが下がり、株価を下支え。
- **季節要因**: 11月の税金対策(税損売却後の買い戻し)で一時的な調整はあるが、年末にかけてボーナス投資やポジティブなムードで反発する傾向。
- **過熱感**: S&P500のPER(株価収益率)が25倍を超える水準(2025年8月推定)は、過去平均(15~20倍)より高く、バブル警戒論が浮上。
- **インフレ再燃**: 原油価格(1バレル=80ドル超)や供給網混乱でインフレが再加速(4%超)すれば、FRBの利上げ観測が再燃。
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- **日銀利上げ**: 2025年9~10月に0.5%超に引き上げ、円高(1ドル=140円以下)でキャリートレードが巻き戻し。
- **FRB政策ミス**: 利下げが遅れ(例: 11月ゼロ)、インフレが4%超に跳ね上がる。株価が過熱感から調整。
- **地政学ショック**: 米中貿易戦争の激化や中東情勢悪化で、リスクオフが加速。
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### 3. 2025年8月~2026年への経済・株価クラッシュ要因の分析
#### キャリートレードの影響力
#### 結論
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### 4. 対策と注意点
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### 補足
ご指摘の2010年代の傾向(アメリカ経済の強さ)は、2010~2019年の平均GDP成長率2.3%から裏付けられます。2025年も同様の回復力が見込まれますが、キャリートレードの影響で変動が大きくなっています。追加質問があればお気軽にどうぞ!
S&P500のPER(株価収益率)が30を超えているからといって、必ずしも全力で売るべきとは言えません。PERは株価の割高・割安を判断する指標の一つですが、それだけで投資判断を下すのは危険です。
PERは過去の利益に基づいて計算されるため、将来の成長性を考慮していません。成長性の高い企業や市場は、PERが高くても株価が上昇する可能性があります。
業種や市場によってPERの平均値は異なります。例えば、成長性の高いテクノロジー株はPERが高く、成熟した安定株はPERが低い傾向があります。
金利が低い環境では、投資家は株式に資金を移しやすく、PERが高くなる傾向があります。また、経済状況によってもPERは変動します。
PERは様々な要因を考慮する必要がある PERが高いからと言って株価が下落するとは限らず、他の要因も考慮する必要があります。
S&P500構成企業の将来の業績見通しを分析し、成長性が高いと判断できる場合は、PERが高くても保有を続ける価値があるかもしれません。
金利が上昇すると、株式市場から資金が流出し、株価が下落する可能性があります。金利動向を注視し、リスクを考慮する必要があります。
景気後退の兆候が見られる場合は、株価が下落する可能性があります。経済指標を分析し、リスクを考慮する必要があります。
S&P500以外の資産(債券、現金など)とのバランスを考慮し、リスクを分散することが重要です。
S&P500のPERが高い状況では、慎重な投資判断が求められます。PERだけでなく、将来の業績見通し、金利動向、経済状況、ポートフォリオ全体のバランスなど、様々な要因を考慮し、総合的に判断することが重要です。
為替ばっかりやってて株の方は苦手なんだよね
間違ってたらすまん
売上約130億円(3Qで101億円)
発行株価 約3000万株
PER 株価収益率 PriceEarningsRatio 1株当たりの純利益の何倍か
1株当たりの純利益=40億円/3000万=133円
相場は15倍
OLC 727倍
Sansan 563倍
ラクスル 256倍
ココナラ 243倍
PSR 株価売上高倍率 Price to Sales Rtatio 時価総額を年間売上高で割ったもの 振興成長企業に使われる
PSR=2434億円/130億円=18.7倍
平均は1.1倍、新興企業は高くなりがち、20倍を超えると割高
参考:PSRランキング上位
Freee 17倍(去年は58倍)
sansan 6倍(去年は21倍)
結論:
わからん、意外と他のベンチャーもバグった動きしている、アルトコインみたいだ
去年なら今の倍くらいはいけたのでは?
https://togetter.com/li/1257486
http://www.jbinc.co.jp/company/ir/index.html
キリンビバレッジが10%。この会社からは118億の仕入れを行い売り上げは33億のみ。完全に仕入れ超過。
流動資産280億。現金66億。固定資産270億。このうち自販機は73億。リース資産が88億。
最近はリース資産としてやってるんだな。どこが提供してるんだ?それとも自販機は73億ぶんだけで、リース資産はそれ以外?やたらと有価証券や不動産を所有していて、敷金残りだけで20億以上あるし、配当利益だけで年7億くらい儲けてる。
負債のほうは全部で306億。
いわゆる借入金がないという意味では無借金経営っぽいがその割には流動負債はやたらと多い。247億。買掛金が多いのは売掛金もそこそこ多いので問題ないがリース債務や未払い金、未払い販売手数料などが溜まっており支払利息が年3億円以上発生している。いわゆる優良企業とはちょっと違った財務内容。
純資産は240億で、利益剰余金が66億。しこたま金を溜め込んでやがりますね。
売り上げが1500億。粗利は754億。しかし意外なことに販管費が704億もあるため営業利益は50億程度。
参考までにキリンを見てみた。
https://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/library/tansin/pdf/2018_2q_tansin.pdf
2Qまでに売り上げが9180億に対して粗利は3978億。販売管理費は3117億で利益は860億。
やっぱり同業種と比較してみてもジャパンビバレッジの販管費は異常に高く感じる。
ということでこの会社、キリンよりも粗利は高い(値段はぼった食ってる)にも関わらず経営効率が非常に悪く、販売管理費が高すぎて利益を削っているということになる。
あとはこの販売管理費が何でこんなに高いのか、だが。粗利が高いということはまぁ、営業活動に苦戦しているとも思えない。
となると
2 オペレーション部分がひどくて金がかかりすぎる。あるいは社員がやめまくって常に採用してるから給料低いかわりに人件費がかさむ
キリンは売り上げ1.96兆、当期利益1550億(IFRS基準)。これで時価総額2.3兆。
ちなみにアサヒグループは売り上げ2.14兆。当期利益は1420億。
ビール業界においてはよくアサヒが強くてキリンというイメージが流布している。実際酒類のみに限ればアサヒのほうが強い。
しかし飲料・食品まで含めると、会計基準の差こそあれキリンのほうがここ数年優秀である。
とはいえ、まだそのイメージが強いせいか時価総額2.37兆。株価収益率は14.69%
さて。ではジャパンビバレッジはというと売り上げは1500億に対して当期利益は40億。
改善の余地は大きいにせよ、販売管理費の高さを抑制できる経営で無い限りかなり評価は低い。事業に対しては少なくともキリンよりも低い評価をつけるのが妥当と思われる。少なくとも私は時価総額500億円を超えた水準では買いたくない。
しかし純資産だけでも240億あり、金を溜め込んでおりお化粧次第では簡単に利益を倍にできるだろう。そうかんがえると、市場ではキチガイがおおいため時価総額1000億程度まで買われる可能性は十分ある。私は買わないけど。