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はてなキーワード: 購入予約とは

2025-06-09

やっぱ紙書籍じゃダメなんだよ!

書店に行かないと買えない。

書店に入荷してない。

品切れを起こす。

新刊を通知してくれない。

購入予約がめんどくさい。

何冊も持ち歩けない。

何百冊も部屋に置けない。

買ったはずの本が見つからない。

フォントを変えられない。

背景色を変えられない。

全文検索ができない。

気軽にマーカーの線を引けない。

内容をSNSに共有するのが大変。

シークバーがない。

ページ数の表示も統一されてない。

章の最初にすぐ飛べない。

前回どこまで読んでたかからない。

見開きイラストのノドの部分が読めない。

日焼けする。

破れる。

割れる。

濡れてシワシワになる。

友人に紙書籍の良さを聞いてみたら「パラパラめくれる」とか言ってる。

チャーハンかよ!

2025-03-24

2025年3月北京旅行備忘録

(3/26追記

たくさん見ていただいてありがとうございます。事前準備は大変でしたが、それでも現地で苦労したこともありました。しかし、それを上回る食事の良さと観光地の壮大さが味わえました。中国は怖い、と思ってる人も多くいると思いますが、現地で言葉がわからず苦労している我々に一生懸命手を差し伸べようとしてくる親切な人も数多くいたことをお伝えしておきます

・3世代続柄がよくわからない →増田を起点に母、増田、子の3世代です。修正しました。

ホテルの値段を知りたい →追記しました。日本のHilton系よりも安いと思う。

中国プリペイドSIMLINE使える? →使えますGoogle/Facebook/Xも問題なしでした。

スマホないと無理レベル? →旅行者は無理だと思う。ただ同行者全員がこの準備をする必要はない。今回は大人数でタクシー2台移動もあるため、増田夫婦2人がWeChat PayとAlipayを準備しておいた。(DiDiで2台同時に呼べない)

・Trip.com、タクシーに関する情報追記

以下本文

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2025年3月増田母/義母後期高齢者)、増田夫婦アラフィフ)、増田子(未成年)の3世代中国北京に5泊6日で旅行してきた。事前にネット情報収集したが、ガイドブック含めて日本語でアクセスできる最新情報が少なく苦労したので、誰かの役に立つことを願って備忘録として記載しておく。

目次

・事前準備

ホテルの予約

交通状況

観光地(次回)

食事(次回)

事前準備

中国電話番号付きSIMカード(プリペイド)の契約

WeChat Pay、AliPay日本携帯電話番号でも登録して、支払いのアクティベーションまで完了することはできるが、DiDiの利用や故宮の予約などを考えると中国電話番号が欲しいと思い契約した。私が契約したのはamazonでも売っているChina UnicomのeSIM中国電話番号付きシーズンSIM」。中国本土だけでなく日本でも中国電話番号宛てのSMSが受信できるところがミソで、このおかげでBaiduアカウント作成できたし、故宮の予約も日本で取得できた。

90日間有効データ容量は6GBだが、1週間程度の旅行であれば十分かと思う。足りなければチャージ&期間延長できる。GoogleサービスLINEも使えた。今回宿泊したHilton系ホテルWiFiでもLINEなどは制限されていて利用できなかったのでこれがあってよかった。

私のスマホGoogle Pixel 8 Pro)は物理SIM利用なので、このeSIMを追加して2本差し状態にしておけば現地で特に何もすることなくすぐに使える。

WeChat微信)とAlipay支付宝

支払いはこの2つのアプリをそれぞれインストールしておき、アカウント登録(要パスポート)とクレジットカード紐づけまでを日本完了させておく。ほとんどの店でどちらも使うことができるが、バックアップ用として両方ともが望ましい。紐づけるクレジットカードは別会社にしておくと更に良い。私は旅行中にAMEX不正利用確認として2度止められてWeChat Payが利用できなくなり、JCBを紐づけたAlipayで支払って難を逃れたことがあった。

支払いだけでなく、それぞれのアプリからミニプログラムを起動して故宮などの観光地の予約やDiDiでのタクシー配車をするので、これがないと何も始まらない。逆に現金はまったく不要だった。今回の旅行では中国元への両替を行わずにすべての観光ができたし、なんなら硬貨紙幣含めて使われているのを見てもいない。

百度地図

Google Map中国だとまったく役に立たない(地図の内容と位置情報が合っていない)ので、百度地図高徳地図のいずれかを使わないといけない。私は百度地図しか使わなかったので高徳地図のことはわからない。百度地図が使いやすいか?と言うとそんなことはなく、中国語以外の言語選択できないのでGoogleレンズ翻訳にらめっこしながら後は慣れで乗り切るしかない。また、Baiduアカウントがないと地点の「お気に入り登録」ができず、Baiduアカウント中国電話番号がないと作成できないという問題もある。今回は日本でもSMS受信可能中国電話番号付きSIMを購入したのでBaiduアカウント作成成功し、Google Mapに近い感じで利用することができた。

なお、Google Mapホテル場所確認するとまったく別の場所を表示されるので自力で行こうとするとホテルにたどり着けない可能性もある。ホテル場所百度地図確認しておくとよい。

・Trip.com

中国国内高速鉄道が予約できる。Web版もあるがアプリを入れた。今回は雲崗石窟大同南)と万里の長城八達嶺長城)の往復2回、高速鉄道に乗ったが、GUIもわかりやす日本語表示可能なのであまり苦労しないで列車予約できると思う。思ったより発券手数料がかかるが他に選択肢がないのでどうしようもない。

追記)利用登録にはパスポート必要。また同行者のチケットを購入するときも同乗者のパスポート情報必要なので、何度も購入するのであれば事前に同行者情報登録しておくと便利。あと、1回の発券では5人分までしか購入できない。今回の旅は大人数のため2回に分けて購入が必要だった。

ホテルの予約

私はHilton Honors会員なので、今回はHilton系しか調べていない宿泊していないので参考にならないと思う。HiltonのWebサイトから北京(Beijing)で調べていくと、ラグジュアリー系のウォルドルフ・アストリアコンラッドからヒルトンダブルリーアッパー系、アッパードルのHilton Garden Inn、Hamptonなど10個以上が見つかる。後述するように地下鉄が安く、タクシーが便利で安いので、ものすごく辺鄙場所でなければ、あとは予算志向に合わせて決めれば良いと思う。

今回の旅は、Hilton Garden Inn Beijing Guomaoに3泊、Conrad Beijingに2泊した。北京市内でホテルはしごするのは面倒ではあったが、アッパードルラグジュアリーグレードアップすることで終わりの印象がよい旅になったと思う。

Hilton Garden Inn Beijing Guomao(北京国貿希尓頓花園酒店)

2025年3月上旬開業(おそらくHiltonブランドへの変更リニューアルと思う)したばかりだったので、設備も新しくキレイだった。トイレウォシュレット完備だが、バスタブはなくシャワーのみ。朝食ビュッフェ(60元/人)、無料ランドリートレーニングマシン室もあるので、長期滞在でもリーズナブルかつ便利に過ごせると思う。スタッフはごく一部しか英語を話せないが、一生懸命理解しようとしてくれるし、日本人ならではとして漢字筆談できるのでなんとかなる。最寄り駅は国貿(Guomao)ではなく永安里から徒歩5分ちょっと。永安里は1路線地鉄1号線)のみだが天安門王府から3〜4駅と近く拠点としても優秀な部類だと思う。レストランの併設はないが近くに四川料理店があるのと、DiDi呼んで食べに行けばよいので困らない。

追記)3部屋3泊で約7,700元(朝食付き)だったので、1部屋(2人ないし3人まで宿泊可)の1泊分は約18,000円。

Conrad Beijing(北京康莱德酒店)

Hilton系列ラグジュアリークラスだが、繁華街王府井にあるHilton Hotelウォルドルフ・アストリアに比べたら安価ラグジュアリーではあるが2013年開業なので設備はあまり新しくない。トイレウォシュレットはなかった。シャワー室のほかバスタブが窓際にセパレートであるのでゆったりと過ごせる。地下にプールがあるらしいが今回は行かなかったので不明。朝食はさすがの高級ホテルビュッフェという感じ。上記のHilton Garden Innも悪くなかったが、比べてみると種類、質とも圧倒的。あと市街観光していても西洋系、アラブ系外国人ほとんど見ることはなかったが、Conradにはいっぱいいた。みなさん、ここにいたのね。

追記)3部屋3泊で1部屋はエクストラベッド追加で約11,000元(朝食付き)だったので、こちらは1部屋1泊分は約38,500円。

交通状況

・Beijing PASS

いわゆるSuica/PASMOと同じような非接触型のチャージ切符であり、ガイドブック等を読んだ限りでは便利そうだと思い空港で購入したが、買う必要はなかったなと思う。人数も多かったのでいちいち1枚ずつチャージするより、切符券売機でまとめて購入するほうが楽だったので、チャージが切れたあとは使っていない。少人数で地下鉄中心で移動する場合は購入してもよいかもだが、WeChat PayやAlipayで直接改札で支払い可能なので、個人旅行だとやっぱり不要

地下鉄地鉄

ものすごく地下鉄網が発達していて南北東西に走る線路のほか、環状線が大小あり至る所で乗換駅がある感じ。そして安い。初乗りは3元からで乗換含めて40〜50分地下鉄で移動しても6元とか。お金はあまり使いたくないが体力がある人には地下鉄おすすめ。ただ、古い路線(1号線とか2号線)はエレベータどころかエスカレータもなく、年寄や足が悪い人には向かない。タクシー日本に比べてずっと安いので、体力に自信のない人はタクシー活用したほうが良い。私たちは朝は地下鉄目的地まで行って、その後は無理をせずタクシーを使って移動していた。あと、だいたいどんな駅でも入口セキュリティチェックを受ける。

タクシー

日本だとタクシー配車アプリを使ったことはほとんどないが、中国ではDiDiというアプリ一択の状況。WeChatAlipayのそれぞれのアプリからミニプログラムとしてDiDiが起動できるので、DiDiアプリダウンロードしておく必要もない。使い方は英語画面だが直感でなんとかなる。自分位置情報が表示されるので”Where to goから行きたいところを検索して指定して、どのクラスの車を呼ぶか(複数選択可)を選べば、あとは数秒で自動マッチングして自分の居場所まで来てくれる。アプリには車のナンバーだけでなく、メーカーや車種なども表示される(されない場合もある)し、どこから向かってるかなどの位置情報もわかるので、あ、あれかも?とナンバーが見えなくてもなんとなくわかる。車が来ているのにこちらが見つけられないと、SMS電話がかかってくる場合もあるが、中国語が話せないとわかると向こうからキャンセルされる。その場合は、落ち着いてもう一度配車申し込みすればよい。

値段は20kmぐらい移動しても50元(1,000円)いかないぐらい。中心部にある観光地から周縁部のホテルに戻るぐらいの距離なら20〜30元でいける。3人旅であれば地下鉄よりもちょっと高いぐらいで楽々移動できる。

追記空港や主要駅などでは、タクシー白タクではない正規のもの)も客待ちしている。DiDi配車の待ち合わせスペースに行こうとすると必ずタクシーの運ちゃん客引きに合う。彼らは私が”I can't speak Chinese”と言ってもお構いなしにずっと声がけしてきてつきまとってくるので、かなりうざい。

声がけには白タクの人も混じってくるので無視するに限るが、正規タクシー目的地が有名どころではっきりしていれば特に問題ないと思う。

DiDiは目的の車が来たら自分助手席を開けて、自分携帯電話番号の下4桁を運転手に伝えることで確認完了となる。WeChat PayやAlipay登録した番号がそのままDiDiに連携される仕組み。増田中国SIM電話番号登録変更していたのでそっちを伝える。英語だと通じないことがあるので、そこだけは中国語の数字を覚えるか、紙に書いて見せるのでもよい。数字麻雀知ってる人はそんなに苦にならないと思う。リン、イー、アル、サン、スー、ウー、リュウ、チー、バー、ジュウなので、0834なら「リンバーサン・スー」とはっきり言えば伝わらないことはなかった。

高速鉄道(高鉄)

距離移動の場合は、高速鉄道新幹線)を使う。北京はいくつかの高速鉄道駅があるが、今回は北京北駅と清河駅の2つしか使っていないので、それ以外はよくわからない。パリロンドンと同じく行き先別で駅を使い分ける感じなんだと思う。(東京東京駅に行けばどこにでも行けるのと対照的だ)

そして高速鉄道駅はものすごくでかい。庇のついた巨大な駅舎で内部も余裕があり、こんなに大きくする必要もないだろうと思うが、中国人口を考えると繁忙期には激混みするのかもしれない。

チケットの購入はTrip.comで行った。他に方法があるのかは不明だが、日本語表示可能直感的に使えるGUIなので発券手数料高くても不満はない。チケットの予約は2週間前から可能だが、それ以前から購入予約をすることができる。春節などの繁忙期は列車が満員になることもあるらしい。

座席は1等席、2等席のほか、ビジネス席やファミリー席などがある列車もある。1等席以上は座席数も少ないので希望する場合は早めに予約を。あと1等席は飲み物(今回の旅では”お湯”だった)とスナックがついた。

追記セキュリティチェックも厳重で駅の建物に入るとき、出発待ちの待合室に入るときの2回のチェックがある。

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続き>https://anond.hatelabo.jp/20250328012232

2023-06-21

本日購入予約される場合主題歌を歌っていただきたく

せ、せーんねーんーねむーるーまちーはーウイーンプレー

はい次の方。

2022-09-10

iPhone購入予約サイコー!!!

たぶん一次出荷分の在庫はあっというまに売り切れたんだろうけど

それでもちゃんと予約はできて「時間はかかりますがお届けします」って言ってくれる。

私のぶんの出荷は一ヶ月後くらいらしいんだけどそれでもぜんぜんオッケー。

待ってれば確実に届くんだからさ。こんなに心休まることはないよ。

問題はどうして他社は同じようにやってくれないのかってことだ。

他社っつーか名指しするけどPS5な!

PS5も抽選とかじゃなくてこういう購入予約システムにしてくれよ!

何度も抽選に落ち続けてまったく買える見込みがないか精神が摩耗するんだよ。

それで心が折れるから買うのをやめてしまったり転売屋から買ってしまったりするんだよ。

一年後でもいいから必ず届く保証があるなら待ち続けるよ。

どうしてやってくれないの?

これってそんな難しいことなの?

知らんけどソニーだって他の商品ではそういう予約やってんじゃないの?

たのむよ〜ソニ〜。

2021-02-19

コロナ禍だし、猫を買ってくる

コロナ禍で、ずっと在宅勤務が続いていて、もう1年近くに渡って在宅が続いている弊社なのだが、

このほど会社はそれで回ってるし、オフィス賃貸代がもったいないので、最小限必要部門を残して開発部は在宅にしてしまおうぜって事が決まり

転職の予定もないので、いい機会だと思ってペットを飼おうということで引っ越しを済ませ猫をペットショップで買った(正確にはまだ購入予約)。

猫を飼うに当たって保護団体からというのも当然考えて、近所で活動してる団体に伺ってみたのだけど、単身者であることが問題らしく

などなど、煩い事このうえないし、こちらが単身者であることで信頼してないような蔑むような言動が目に余ったので、

面倒だなぁということでペットショップで買う事にして、本日と22日に有休入れて、本日から受け入れの準備をしている。

既に目当ての子は抑えてあるので、明日伺って買って帰ってくるだけなんだが、これから生活が楽しみだ。

随分、色んなものを揃えたから、ペット物件への引っ越しも含めると初期費用もかなりかかった事になるが、

ペットショップでは煩い事を言われて不快な思いもしなかったし、可愛い子猫にも巡り合えたし、初めから保護団体になんて行くべきじゃなかったなと後悔したよ。

2011-02-26

新潮社の新刊単行本に、発売後半年間は図書館での貸し出しをしないようにというメッセージがついているという話。

インクのついた紙の束は、はっきり言って、場所塞ぎである印刷所で出荷日出荷予定時刻の数時間から生産を開始されて、出来上がると同時にトラックにのせられた商品は、取次ぎの仕分け所に運ばれ、そこで、全国の書店に向けて、一店舗つのダンボール箱に詰められる。このダンボール箱が、再びトラックに載せられて配達される。

去年一年間に発行された新刊は、78501タイトルであり、一日に215タイトルである。去年の一月の時点で、全国の書店数は15500店ぐらいとされている。

単純に、発行部数が15500冊よりも少ない本は、日本全国の書店には確実に配られないし都心人口密集地の駅前店などの立地の良い店には重点配本されるから過去の販売実績を見て、その書店に向いていない商品は、最初から配本されないという事もある。初版3000冊程度だと、有名店上位200店舗ぐらいと、発売前から購入予約を入れてくれている図書館しか、配本されないと考えた方が良い。

それなりの規模の書店であれば、毎日数箱、立地が良くて売れる店だと数十箱の新刊が詰まったダンボール箱が届き、返本率を70%とすると、そのうちの30%だけが売れて、70%が、売れ残りとして、取次ぎに返送される事になる。

書店の棚に仮に1万タイトル並べられるとしても、一日に215冊出てくる新刊を全部並べ、古い本、すなわち売れなかった本を返本するというFIFOをやったとすると、売れた本の分だけ並べる余地が増えるので、書店に滞留できる日数は66日となる。約2ヶ月である

実際には、1万タイトルのうちの大部分が、雑誌文庫コミックと実用書でしめられていて、文芸書等の売れない本は、せいぜい1400タイトル分位のスペースしか与えられない。客が買っていってくれなかった本は、2ヶ月ぐらい棚に展示された後、出版社倉庫に返送されて、断裁処理されると考えて差し支えない。

半年間、図書館の取り扱いを控えるという事は、半年後に購入しようとしても在庫は全部パルプに溶かされてトイレットペーパー再生された後であり、出版社としても、品切れにつき出荷不能という答えを返すだけとなる。図書館が新刊販売と同時に購入した書籍を、半年間、倉庫に寝かせて置けというのであろうか。半年間貸し出ししないのであれば、それを読もうと言う物好きな人は全部購入してくれる筈であるという目論見で主張しているのであれば、図書館半年後に貸し出し可能としても、誰も借りないという事になる。つまり、図書館にとっては、購入費用倉庫代と産業廃棄物処理費用が、丸ごと損失となるのである

繰り返し読み直すような内容であれば、手元に置いておきたいという人も出てくるであろうが、文芸作品で、そのようなレベルに達しているモノは稀であり、その大部分が、一回読んだら十分という読み棄て小説である

小説の大部分が読み棄て小説である事に気がつくほどに大量の本を読んだ人は、図書館のような、ゴミとして棄てる手間が省ける上に、ただで読める場所を利用するようになる。これが、図書館文芸書を、短期間で需要が無くなって廃棄処分になると知りつつも、新刊が出るたびに購入して棚に並べる理由である

新人文芸作品をわざわざ指名買いしてくれるのは、蔵書リストに新刊をずらりと並べる事が存在理由となっている図書館だけである

ネームバリューがあるが、作品はわざわざ買って読む程の価値は無いと判断されるような人の本は、図書館の予約リストの人数が膨大になる傾向があるが、予約者数=購入者数ではない。閲覧に対して著作権料を支払えという考え方であれば、代金の大部分がインクのついた紙の束の制作費と物流・販売手数料である媒体を使い続ける事に正当性は無くなる。

矛盾こそが人間であるという哲学的主張を行うのであれば、そこに一捻りをいれて芸にして見せてこそ、文章芸人と言える。インクのついた紙の束という物質媒体が抱え込んでいる矛盾を放置したままでは、芸が無い。

図書館が買わなくなったら、ネームバリューの無い新人の本は、余計に売れなくなるという自滅願望の発露なのであろうか。そういう芸風は既に時代遅れなので、読む価値が無い駄作とわかる分だけ、親切と言える。図書館も、出版社側の意向にそって購入を取りやめ、半年後に注文を出して、品切れなので取り扱い不能とし、その本と作家ごと、無かった事にするのが合理的な行動となるであろう。出版社側が半年在庫を抱えてくれなかったという事で、その本の価値については出版社側が判断を下しているとなる。図書館側には責任は無いとなるのである

 
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