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はてなキーワード: 児童文学とは

2025-11-17

ブックサンタ

去年は小学生向けの児童文学にしたんだけど、今年は絵本にしようと思ってる

でも絵本ってマジで何がいいのかよくわからん

自分でも知ってるような古い名作って子供からしたら説教くさくてつまんないんじゃないか?と心配になってしま

かといって同僚のお子さんが好きだと聞いたおしり探偵パン泥棒シリーズものなので避けた方がいいのかなと思う

自分子供の頃ものすごく「のみのぴこ」が好きだったけど、今の子は好きだろうか

2025-11-03

私的ラノベ定義

それに照らせばラノベと非ラノベの分類が万人が納得いく形で行われるような定義不可能であるにせよ、これはラノベではないといった消極的定義(いわゆる無理数有理数でないものというような形)やラノベと言われるものがほぼ確実に持っている特徴を抽出することはできる。

岩波古典文学体系収録の作品ラノベではない

ラノベとは文学の娯楽性を抽出したものである

ラノベジュブナイル性を持っている。これはハリーポッターのような(娯楽性が高い)児童文学住み分けされるために意識的に盛り込まれた特徴だろう

・これは条件というよりも上の条件の系というべきものだが、ラノベは中二的な要素を持っている。ラノベがどちらかというと現役中高生よりも成人オタクに読まれるのも成人オタクが中二的な感性を保持していることが多いと考えればむしろ自然だし、この特徴によってロードス島だろうが涼宮ハルヒだろうがなろうだろうがカバーできる。

dorawiiより

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2025-10-19

anond:20251019214325

自分は間違いを指摘しているだけ」ってのは言い訳にならないぞ

単なる認識に関することなら、個々の捉え方なんだからどうでもよいはずだ

それをあえて「嘘」と断言して誹謗するのは、それこそ相応の考えに基づく論理くらいあるんだろ?

俺はきちんと子供を基本とすることへの考えを述べているのに、君はなんら読まずくだらない言い訳しかしていない

君は俺の理屈反駁するしかないのに、それができない時点で君の言い分は無意味


君のは表面の字面しかなく、中身は一つもない

ようするにこの話に最初から加わる気もなく、荒したいだけの人間のいうことに意味はない


嘘だという根拠は何かと問われても、単なる年齢制限くらいしかずっといわないだろ

それも年齢制限ないけど子供ターゲットにした製品は様々に存在することを挙げれば一発で看破できるんだが?

例えばベイブレードとか、絵本とか、ラノベ児童文学は誰でも買えるし楽しめるが基本的子どもターゲットにしているし、子ども向けではあるよね

子供向けのおもちゃ商品は違うとかくだらないこというなよ?



さっきから君は同じこと繰り返してるだけで具体的な話は一つもない

実際、ハッピーセットの時はえらい勢いで饒舌になってるのに、トレカについてはほぼ製品名やメーカー名も出ていないことを鑑みる

最初からトレカことなんて一つも知らないけど表層的な言葉だけをみて何にも知らないけどとりあえず嘘って言っておけば論破できるぞという程度で噛みついているんだろう?

同じこと言い続けるし論理破綻してもなお嘘というしかない


自分意見なんて1つもないから、相手をただ罵倒する以外手段がないんだよ

馬鹿みたいに同じこと繰り返して相手の粗を見つけて攻撃することしかしていない

そういうことしかしないなら、君は単なる荒らしでありここで発言すること自体無意味

興味ないのに口出すだけな人間をまともと思えるのか?

もし俺にたてつくのであれば、自分意見だしなよ

できないのは知ってるし、やる気もないが他人を無根拠に嘘つき呼ばわりすることはする

まり君はそういう人間

2025-08-15

dorawii@執筆依頼募集中

児童文学児童文学っぽさってなんだ?

何か定まった要件定義として満たしているか児童文学児童文学っぽいのか?

ごんぎつねとかたとえどの分類に属するか知らなくても初見で「児童文学だな」って思うでしょ。

不思議だよね。

ラノベ挿絵なくて文章だけ提示されても一発でラノベと思えるのにはあん不思議さ無いのにね。

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2025-07-22

太平洋戦争飢餓イメージ

首相戦死者の6割は餓死病死発言でざわついてるの見て思ったんだけど、先の戦争といえば実際飢えのイメージがある。

べつにちゃんと調べたとかじゃなくて、子供の頃に読んだものはそういう話が多かった。最近戦争映画とかはそうでもないのかな、見ないから知らんけど。

よくおぼえてるのは「入れ歯をしたロバのはなし」という児童文学で、実際の話が元らしいんだけど、満州農家暮らしてたロバが日本軍接収されるのね。で、そこからはひたすら兵隊と一緒に行軍行軍、戦いなんて一度もない。ただただ疲れはててお腹が空く描写が続く。

自分戦争イメージがそれで作られたから、勇ましい戦闘ビジョンとか皆無なのよね。

かにもおぼえてるのは、道徳教科書に載ってたと思うけど、田舎疎開した子どもたちがお腹を空かせてばかりいて、カボチャのツルまで食べてそれでもお腹が空いて、落ちてたミカンの皮を食べた子が病気になってそのまま死んじゃう話。

ドラえもんにもあったよね。のび太のおじさんが南方に出征して死にかける話とか、パパが疎開先で食べ物がなかった話とか。

あと火垂るの墓

ともかく戦争というのは戦地も国も食べ物が無くなるんだ、飢えて苦しむんだ、ひもじくて情けないんだ、というイメージがある。

からまあ、太平洋戦争に勇ましさとかポジティブものを見出だす人たちってよくわからんてのはある。ある種反戦教育の賜物かも知らんけど。

2025-06-22

anond:20250622004605

その作品作家を知る入口として図書館重要だけど、知ったなら次からは買えや

日本全国の図書館の数はおおよそ3,300館、あり得ない仮定だが全館が購入したとしても3,300部の売上にしかならない

1500円の本で印税率が10%(これも今では理想に近いライン)として、作家に入るのは50万弱ちょっと

食っていける額だと思うか? 思わんだろう?

図書館で読んでツマンネと思ったなら、べつに協力する義理はない

でも面白いと思ったなら、その作品の続きや、作者の別な作品が読みたいと思ったのなら、”次”は買うべきだ

学生向けの本や児童文学に関しては、学校図書館があるので、まあ……ちょっと話が違ってくるが

2025-04-14

花畑チャイカ出会ってやっていけると思った話

3回目の休職の終わり頃、地元新幹線ホームで私は俯いていた。

きつい西日にじりじり焼かれる不健康な白い腕が、ほとんどのポケットと相性の悪い、重たいiPhone 13 Pro Maxを支えていた。

通算すれば半年ほど休みを貰っていたにもかかわらず、エネルギーは常に枯渇していて、喉と胸がいつもチクチク痛かった。

平日の日中は、実家リビングソファに寝転がって、ひたすら人がたくさん死ぬ映画アニメを見て、耐えがたい出来事を思い出し、ひとりで過呼吸を起こして繋がることのないいのちの電話を鳴らした。

親に見つからないようにこっそりと買い集めた「いつでも現世から逃避できるよキット」を眺めては、悲しいとか怖いとか辛いとか、そういう感情を置いてけぼりにして溢れてくる涙を流して今日が終わるのを待つ日々が続いた。

メメントモリすぎである

あの頃、私の傍には常に死があった。

ある時、タイムラインで誰かがリポストした、Vtuberの切り抜きを見た。

もともとアイドルがたくさん出てくるソシャゲ出身自分からすれば、リアルタイムで動く3D素体は荒っぽく見えた。

画質が悪くなったり、ありえない方向に腕が捻れてしまったりする彼らは、画面の向こうで声を張り上げ、大げさに笑い、床に転がり、また笑った。母が夕食時に好んで見ているような、毒にも薬にもならないバラエティ番組の真似事だ。

調べてみると、彼らはROF-MAOというVtuber4人が組んだユニットで、週一回決まった時間20前後動画投稿しているとのことだった。

かにくだらなくはおるものの、彼らには不思議な魅力があった。沢山のくだらないの中に、今でも正体のわからない、なにかきらきらしたものがあった。

私は多分、そこに共鳴したのだと思う。

私は、この週に一度の投稿を、自分目標とした。それは、友達も居らず孤独だった子供時代、好きな児童文学作品の続きが出る日を心待ちにしていた頃と同じだった。

そうやって、一週間、二週間、半月、一か月と寿命が延びた。

人がたくさん死ぬ作品の代わりに、配信の切り抜きなど、ROF-MAOメンバー投稿しているものを見るようになった。

正直なところ、おもしろいとは思わなかったが、無音は孤独を思い出す。

私はBGMのように、彼らの動画を垂れ流した。

そのうち、コラボ配信で一緒になった他のライバー配信も追うようになり、ジョー力一(じょーりきいち。りきいちは漢字だ)のラジオに辿りついた。

力一は、ピエロのような風貌をした男性のライバーVtuber所属する事務所にじさんじでは配信者のことをこう呼ぶみたい)がひたすらに無い話をするラジオ

アンパンマンキャラクターとして転生するならどうサバイブするかの話を真剣にする彼の姿を見て、私は久しぶりに声をあげて笑った。笑った後に、ちょっとだけ泣いた。

私は、三回目の復職を決めた。

笑えたか大丈夫、とまでは思わなかったけど、いつまでも現状に甘えているわけにはいかない。

貯金は底が見えていたし、私のかなしみは田舎より東京の方が紛れる気がした。

東海道新幹線静岡を横断するとき電波が悪くなる。

私はホームで俯きながら、泣かないための、なるべくくだらなくて、できれば笑える、を基準動画吟味してオフラインでも見られるようにダウンロードをしていた。

そのうちの一つが、舞元啓介主催のローションカーリング選手権だった。

舞元が、有志を募って(?)行った、ローションまみれのコマ(もちろんライバーである)がカーリングコースを滑り、お尻の位置得点になるという催しだ。

私は迷わずダウンロードした。

そして私は出会ったのだ。女装したデカエルフ花畑チャイカに。

グリーンの唇、バレッタで留めた黒髪、あからさまに男性の体格であり全然着こなせていないメイド服

彼の姿を一目見たとき、我が目を疑った。彼こそが運命だと思った。したことないけど、ひとめぼれとは恐らくこんな感じなのだろう。

舞元のことはジョー力一と共同でやっているラジオ舞元力一で知っていたし、叶も有名人から知っていた。剣持刀也と加賀美ハヤトは言わずもがな、その時点で大変お世話になっていた。

しかし、チャイカ存在は知らなかった。

私はローションカーリング選手権で初めて、花畑チャイカ認識したのである

彼の見事なまでに珍妙な滑りに、私は季節を忘れた。

衝撃だった。自分の背丈くらいの大きさの空気砲でドカンと打たれたら、あのときの衝撃が再現できると思う。

ただひたすら、私は大きな画面を見つめた。間違えて買ってしまったiPhone13Pro MAX感謝した。

気が付いたら私は新幹線座席に座り、普段はあまりしないマスクの上から口元を抑えて笑ってた。呼吸困難になるほど、声を殺して笑った。

笑いながら目的地に運ばて、私は今度こそやっていけると思った。

2025-04-13

アン・シャーリー 第一

飽きっぽい自分でも普通に最後まで視聴できた

原作は暗くて重い児童文学らしい

アン・シャーリーは暗さがまったくない別作品だった

それはそれでよかった

原作から要素を抜粋した感じ

歴史地理学習はに役立たないけど面白かった

・水彩風美術背景がとても美しい

 画集が欲しいな

アン・シャーリーは元気のいい不思議ちゃん

荷物を持ってあげようとするマシュウは優しいんだろう

・やってくる小僧のためにごはん作ってるマリラは優しい

井戸毒薬をぶちこんだ養女の話(フラグか)

・この小娘めっちゃしゃべる。三歳児かよ。

・マシュウたじたじ。

・赤い髪の独白は開始6分頃に速攻で出てくる

 個人的ルッキズムに捕らわれる醜形恐怖症っぽい子だ

・マシュウの家の外見をめっちゃ褒めてくるやん

2025-03-18

2020年代以降のホワイト化の恐ろしいところ

創作物において

悪役すら「それをやったらダメ」のラインが出てきている気がする

なんていうのか、微妙表現で避けてるというか

 

こういうのいつから進行してただろうと考えると、本当に昔から徐々に・徐々に進行していったと思う

昔はエログロ残酷表現OKだった、における「昔」は、つまり「本当は怖い昔話」における改変前の昔であり

「今」の範疇はおそらくここ100年くらいの話なんだと思う

 

こういうのって、善意からくる「子ども教育に良くない」に端を発している気がするんだけど

その「子ども」は我々であり、我々の親なわけだ

から世代レベルで徐々に徐々に、減ってきている

 

このままいくと、悪役ですら生ぬるいことしかできない

まり児童文学みたいになっていくのかもしれない

知らんけど

2025-03-13

anond:20250313121827

それはハシゲ児童文学図書館を「マンガばっかりだったやで!😁」って誇張して揶揄したあげく廃止したのと同じ言い方だな

2025-01-28

anond:20250128043353

すごい雑な、それこそ「解像度低い」感想しか書けないけど

雑な割に冗長になった

  

全文読んだ。

ぜんぜんついていけないけど、2点が頭に浮かんだ

 

きたがわ翔少年ジャンプから大ヒットした「鬼滅の刃」を少女漫画技法を取り入れていると評論してたなー

・「このエントリを読んでいる人の中にも心当たりあるよね?少女漫画読まなくなったでしょ?」にものすごくドキッとした。

私はまさに20年前に少女漫画を読まなくなった中年である大学生の頃、したり顔で「少女漫画ってなんかもう読めなくってさー」とか友人に語っていた。キャラ同士の狭い世界で惚れた腫れたしかやらないように見える少女漫画は、私の読みたい世界観ではなかった。子供のころからトールキンアーシュラ・K・ル=グウィン、C・S・ルイスはじめとするファンタジー小説、そのほかイギリス児童文学に親しんでいたため、そういう世界観が好きだった。だから篠原千絵紫堂恭子は当時も今も好きだし、世界観はまるで違うが「動物のお医者さん」などの名作を繰り返し読んでた。ただこの時点で少年ジャンプのほうをもっと読んでた。

 

終わり。以下もっとだらだら書いてる。

少女漫画から離れて長いからこそ、これだけ感情の籠ったエントリに浅い、遠巻きにした感想しか出てこないのかもしれない。

少し寂しく、また残念に思う。

完全に離れてはいるが、数年前から「なぜ少女漫画少女たちは読まなくなったのか?」という疑問は持っていた。

Twitterでもたまに取り上げられてTogetterでまとめられてる話題だよね。

出版不況への危惧から自滅の道を歩んでいたという内部から分析は新たな知見だった。それ以外の部分でも、エントリ書いてくれてありがとう

2025-01-13

anond:20250113001136

いや、本がどうこうじゃなくて、娯楽作品を出力させるなら商用LLMだけじゃなくてローカルLLMが必要だぞって現実の話をしてます

純文学児童文学作品なら商用LLMでも出力できるけど、元増田はそういうの読みそうもない(噓松では?)って話をしてます

 

ちな、戦闘シーンなし、性描写なし、殺人事件なしのテキスト限定するなら、このくらいであればパパッと書いてくれる

 

カップ麺を食べる:指示はカップラーメン作ってだけで設定無し。指示するともっとちゃんとしたの作れるらしい

彼は湯気の立つポットを静かに手に取り、その湯をカップの中に注ぎ込んだ。湯が乾いた麺を覆う音が、小さな部屋の静寂をわずかに乱した。夜の台所はひどく寒く、窓の外に月の光が白く降り注いでいる。彼はその光をちらりと見やったが、ただ視線を戻し、静かに蓋を閉じた。

 

「三分か……。」

彼はそう呟き、時計を見る。その目はどこか遠い場所を見つめているようだった。

ポットから立ち上る湯気が、冬の冷たさをほんの少しだけ和らげてくれる。しかし、その温もりは彼の指先をかすめるだけで、心の深い部分には届かない。

 

時計の針が、一つ、また一つと動く音が聞こえる。彼はじっとカップを見つめた。蓋の隙間からわずかに湯気が漏れ、その香りが彼の鼻腔をくすぐる。その香りには懐かしさがあった。だが、それが何を思い出させるのか、彼は思い出せない。ただ、遠い昔、誰かと一緒に湯気の立つ何かを待っていた記憶ぼんやりと浮かぶ

 

やがて三分が経った。

彼は蓋を開け、箸で麺を軽くほぐす。湯気が一気に立ち上り眼鏡が曇る。彼はその曇った視界の中で、ふと微笑んだ。まるでこの曇りが、彼自身曖昧記憶を映し出しているかのようだった。

 

いただきます。」

彼はそう小さく呟き、箸を静かに口元に運んだ。

 

外は冷たい冬の夜。カップラーメンの湯気だけが、彼に寄り添う静かな伴侶であった。

 

 

ちなみにこのレベルでもNSFWフラグ立つ。なんか魔法バトル(追記フラグ立ったのは剣でのバトルだったかも):指示は魔法バトル書いてだけで設定無し

暗闇の中で、空気が震えた。

 

アリスは手に持つ杖を軽く回し、余裕の笑みを浮かべた。額に滲んだ汗を指先で払うそ仕草さえもどこか挑発的だった。目の前には鋭い眼光を放つ敵の魔導師が立っている。だが、彼の威圧的視線など、今のアリスには何の意味もなかった。

  

「フン、観念たか。これで終わりだ。」

 

魔導師が言ったと同時に、彼の周りの空気が一変した。大地が割れるような音とともに、魔力が集まり空間が歪み始める。

バカね。」アリスは低く呟いた。

 

目の前の魔導師が手を一振りすると、空間が裂け、巨大な氷の槍が次々と現れ、アリスに向かって猛然と突き刺さる。氷の刃が、まるで命を持つかのように速く迫ってくるがアリスは動じなかった。杖を高く掲げ、魔力を集中させる。

 

「炎の守護!」

 

杖の先端から、炎の壁が瞬時に立ち上がり、迫る氷の槍を弾き返した。火花が散り、氷が溶けて蒸気となって空中に消えていく。

 

「ほう、なかなかやるな。」

 

魔導師冷笑を浮かべて再び手をかざすと、今度は大地が揺れ、巨大な岩の塊がアリスに向かって迫った。岩の塊は巨大で、まるで山そのものが動いているかのようだ。

だがアリスは動かない。彼女の目はすでに一点を見つめていた。杖を前に突き出し、低く呟く。

 

「雷の鎖!」

 

その瞬間、雷鳴が轟き、空から一条の雷がアリスの杖を包み込んだ。雷の力が渦巻き、鋭い稲妻となって地面に落ち、岩を砕いた。その光景は一瞬で周囲を照らし、爆風が吹き荒れた。

岩の塊は粉々に砕け、魔導師の顔に驚愕の色が浮かぶ

 

「なんだと?!」

 

「私を舐めないで。」アリスは冷たい声で言い放った。

 

アリスの周りに小さな火花が舞い、彼女の魔力はさらに高まっていく。杖の先端からは、再び炎の光が漏れ始める。

 

「終わりよ。」

 

魔導師が身構えた瞬間、アリスは足元から力強く蹴り出すと、瞬時に目の前に現れた。杖を目の前で一閃させると、炎の刃が魔導師を貫いた。

彼の体が一瞬で焼け焦げ、炎が消えたとき、静寂が訪れる。

 

アリスは冷ややかな目でその場に立っていた。かすかな息が漏れる。

 

戦いは終わった

anond:20250112232504

判定出そうな描写はもちろん避けるよ!

あくま課金欲を抑える代替品なので、ちゃん物語が読みたいなら本買った方がいいってのは常に考えてます

何でも読むけど児童文学は確かに好きかも、子供の頃友達がいなさすぎて学校図書室や市立図書館でたくさん本読んでたから今もその影響あるのかな、とは思う

2025-01-10

友人が子供に本を読ませたいか子供向けの本を教えて欲しいと言うので

ポプラ文庫角川つばさ文庫児童書をいくつか紹介したら「そういうのじゃない」と言う。

じゃあどういうのかと尋ねると、主人公はたしか少年だけど、わりと読書コストの重いファンタジー小説を挙げてきた。

それは「子供が好きな本」じゃなくて典型的な「おばさんが好きで子供に読ませたがる本」だよね。

押し付けがましいし、児童文学を名乗ってるくせに加齢臭がするのキツイんだけど。

って言ったらメッタ刺しにされて山奥に埋められて今地中。

誰カ…僕ヲ見ツケテ…。

2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する④

【前】anond:20250102174010

2-04「アメリカの鳥 」メアリー・マッカーシー 中野恵津子訳★★★

アメリカ少年ヨーロッパ留学に行くんだけれど、ママと仲良しで、自分の行動原理カント定言命法から導き出そうとしていて(すごく不正確に表現ちゃうと「普遍的道徳に一致するように行動しろ」っていうあれ)、政治的に正しくいようとしていて、頭でっかちで、マッチョで荒っぽいことができないところにシンパシーを感じる。あんまりモテそうじゃないしね。モテ主人公の話を読んで一体何が面白いというのか。あっはっは。

しかし、読後感がいいのは、やっぱり誠実だからだ。たとえば、アパートの家主がホームレスを追い出すときに「連中は寒さを感じないんだ」と言いつつも、「こいつらはあたたかいところに寄ってくる」とも言い、そういう矛盾というか二重思考にさっと気づくところがいい。

ピーターが思うに、最悪なのは、人々がこの世の現状に合わせて詭弁を弄することだった。たとえここの管理人のように、不運な人間を追い出すしか方法がない、世の中とはそういうものだと考えるにしても、それくらいでやめておくということができない。彼らは語らないと気がすまないのだ。たとえば、マダム・プエルは酔っぱらっているクロシャール(引用者註:浮浪者)は寒さを感じないのだと言って自分を納得させていた。「あの人たちは何も感じないの。あなたや私とは違うんです」彼女は本気でそれは科学的に証明されている事実だと思っているらしい。しかし、彼らが寒さを感じないなら、どうしてここのエレベーター玄関ホールに潜り込んでくるのか。その二つの事実を結びつけようとは思いもしないようだった。

ところで、実はこういう真っ直ぐな少年少女現実に屈して理想を捨てたり変節したりするお話がすごく好みだったりする。真っ直ぐな青年が悪意に勝てずに差別主義者になってしまうとかも含めてね。あとは、エリート候補挫折したりトップの座を失ったり夢を諦めたりするのも好きだった。進学校に行ったのに退学してしまヘッセ車輪の下」とかル・グインゲド戦記 影との戦い」でゲドが影を呼び出してしまってしばらくは闊達に才能を伸ばせなくなる場面とか、アナキン・スカイウォーカーダースベーダーへと堕ちる「スターウォーズ」のエピソード1~3とか。

そういうわけで、新海アニメ感傷マゾアニメ秒速5センチメートル」の少年が、ラストでどういう経緯でああい疲れた大人になってしまったのかを空想するのが好きだった時期がある。「童貞卒業風俗だったのかな?」とか考えたりね(マジ最低!)。とはいえ「結局お前モテてんじゃん! あの子好意に気づいてんだろ!」とも思っていたので、こう考えてしまうのもすべて個人的怨念であろう。今となっては恥ずかしすぎる。

2-05「クーデタジョン・アップダイク 池澤夏樹訳★★

まずこの小説舞台がよくわからない。密林があると言いながらトゥアレグ隊商がやってくるので、アフリカの西なのか東なのかとんと見当がつかない。日記を読み返したところ、アフリカ独裁者視点を通じて、アメリカ人の平均的な姿や人種対立風刺しているらしいのだが、「別に詳しくないのにアフリカ人以外が架空アフリカを書くってどうなの」って疑問を当時の僕は日記に書いていた(たぶんアチェベを読んだ後だからそう思ったんだろう)。それに特に必然性もなく素っ裸で暮らす少女が出てくるし、あれはいったい何だったんだ。一応、独裁者出身民族伝統的な暮らしを、宮殿の中でしているという体裁ではあるが……。

独裁者ものではやっぱりアメリカ風刺した側面のあるガルシアマルケスの「族長の秋」のほうががオススメ。今度新潮文庫で出るしね。

アップダイクは「ケンタウロス」のほうがピンときた。「ノルウェイの森」で主人公ワタナベトオルが一時期ハマっていた小説だ。これも古典パロディというか、アメリカのしがない高校教師生活と、ギリシア神話の神々を二重写しにしたもので、例えば体育教師とその浮気相手アレスアフロディテ、厳格な校長ゼウスたまたますれ違う酔っ払いホームレスヘルメスと、卑小な現実とそれを再解釈する神話無駄な壮大さ、あるいは逆に神話を卑小化する面白さがあった(どうでもいいんだが、神々がギリシア名なのにアフロディテだけ英語名ヴィーナス翻訳する美術書を見ると、定訳なのかもしれないが、イタリア関連の文献でヴェネツィアベニス表記されたような、釈然としなさを感じる)。

さな街で暮らすが故の悲哀もよく表現されていた。

僕は知的作品というか、浮世絵と加歌舞伎である見立てみたいに、知っていること前提で楽しむものに心ひかれる。原作を知っている映画のほうが好きなのもそれが理由だろうな。この素材で俺をどう楽しませてくれる? みたいな。

その点「ユリシーズ」も楽しめた。ただし、以前に必読書コピペマジレスしてから大分経つが、結局まだ「フィネガンズ・ウェイク」を読んでいない。ああいうのは気合がいる。

2-06「庭、灰/見えない都市ダニロ・キシュ 山崎佳代子訳/イタロ・カルヴィーノ 米川良夫訳 ★★★/★★

ダニロ・キシュ「庭、灰」はあまり記憶に残らなかった作品、その二。読んだ記憶があるのだが、デジタル化した二〇一〇年以降の日記を読み返しても読んだ記録がない。ここまで書いてきてなんだが、実は読んでいないのかもしれない。今度図書館で中身をきちんと確かめてみるつもりだ。

イタロ・カルヴィーノ「見えない都市飛ばした。というのも、過去文庫で読んだからだ。こちらかは架空都市伝説を、マルコ・ポーロがクビライ・カンに語る体裁で、僕は幻想的なホラ話が好きなのである。ギョルゲ・ササルマン「方形の円 偽説・都市生成論」もいいぞ。最近文庫化されたし。

同じ著者ではこれ以外にも「冬の夜ひとりの旅人が」というメタフィクション幻想譚もいいし、人間物理的に切断されてそれぞれ善悪両極端な人格になる「まっぷつの子爵」、地上に降りず木を伝って暮らしている「木のぼり男爵」(今にして思えば荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」に鉄塔で暮らすキャラいたな)、鎧の中が空っぽな「不在の騎士」と、児童文学っぽいのもいい。結構読んでいる。

全然関係ないけど、友人と雑談したときガルシアマルケス長編を半分くらい読んだと話したら、「全然読んでないじゃん」って煽られたので笑ってしまった。彼は全部読まないと読んだうちに数えないらしい。「じゃあ何人の作家を読んだんことになるんだ」と言い返して僕は笑った。一応長編を大体読んだのは夏目漱石ドストエフスキートルストイくらいか? 中島敦手帳メモ書きまで記載した全集を読んだ。何度も言うが一生のうち一人の作家しか読めなくなるなら中島敦を選ぶ。ちなみにブローティガンを勧めてくれたのは彼だ。

続く。

2024-12-29

乳幼児スマホ

今日はららぽーとで洋服屋さんや雑貨屋さんを周ってたんだけど、ベビーカーに乗ってるちっちゃい子にスマホ見せながら買い物してる親御さん多かった。

まあ子供が楽しめる動画とかあるだろうし、親御さんにとっても自分の買い物する間くらいはスマホを見ててもらう方が楽なんだろうけど、子供の目にはすごく悪そう。

私の視力が悪いのは小学生の時に有名な児童文学にハマって寝る時間になってもコッソリ豆電球で本読んでた結果1年で両目の視力をAからDに落としたか自業自得だと思ってるけど、もし自分子供の頃から目が悪くてその理由乳幼児の頃に親が子守をスマホに頼ってたからだとしたらちょっと複雑な気持ちになりそう。

2024-12-15

[]12月15日

ご飯

朝:なし。昼:グラコロ。夜:豚丼たまご豚汁。間食:スナック菓子ポッキーアイスバウムクーヘン

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすす。

いっぱい食べていっぱい寝た。

二日続けてマクドを食べることでグラブルコラボアイテムをゲット。

金剛嬉しいね

○ 阿津川辰海「透明人間密室に潜む」

ノンシリーズもの短編集。

本格ミステリらしい謎解きがたっぷり楽しめて、面白かった。

最後の一編だけは好みの範囲外だったが、他の三つは非常に好き。

透明人間密室に潜む

透明人間が題材の特殊設定もので、その透明人間犯人倒叙という構成自体がまずもう面白い。

更にそこから様々な趣向が多様に含まれており、ハウダニット一発ネタにしない怒涛の展開が続くのがすごかった。

ハウダニットホワイダニットの両面の謎が次々に解かれていく後半も勿論興味深いのだけど、個人的には透明人間は夜の営みをするにはそういう面を気をつける必要があるのかという、透明人間日常を掘り下げた序盤もかなり好みだ。

・六人の熱狂する日本人

とあるアイドルオタク同士の揉め事が発展した殺人事件、その裁判陪審員達がたまたま同じアイドルオタクだった。

滑稽な冒頭のテンションそのままに一気に駆け抜けるコメディ調の法廷もの

流石にご都合主義がすぎる前提ながら、アイドルオタクが畳み掛けるような専門用語オタクのありようの矛盾を見つけるシーンで一気にのめり込んだ。

殺人事件裁判で何を議論しているんだ? という引いた目線を許さない熱がある短編で、オタクらしさが楽しめる。

コメディ全振りながら、瑣末ながらオタク的には譲れない点が徐々に大きな違和感になって真面目な裁判官達も巻き込んでいく展開が面白く、地に足がついたロジックものとしても読み応えがあった。

・盗聴された殺人

僕としては本書のベスト

探偵事務所で働く聴覚に優れた美々香を主人公にした王道探偵助手ものフーダニット

犯人当ての趣向なので、作中の探偵が謎を解いた時点で自分も謎を考えてみた。

見当違いな推理をしてしまっただけに、驚いた。

ノンシリーズものらしい趣向もあるが、本題たる優れた聴覚で解き明かす意外なホワットダニットがいいね

そもそもそこが謎の焦点であることに中々気づけない構成が見事で、主人公聴覚は優れているが推理力は控えめな設定が、読者の目線でも推理可能な謎にしているのがにくい。

ミステリ的な点だけでなく、探偵助手関係値も心地よく、王道の楽しさが詰まっていた。

・第13号船室から脱出

脱出ゲームで本当の誘拐が起こったこから始まる、コンゲームっぽさもある「謎解き」もの

ヤングアダルトとか児童文学系を狙ったのかな? 上記三つとかなり色合いが異なっている上に、全体的にチグハグな内容で、しっくりこなかった。

特に脱出ゲームと誘拐がそれぞれ別に展開するのだが、脱出ゲームパートがあまりにもとってつけた内容で、作中人物たちとの評価の食い違いがつらかった。

最後の怒涛のどんでん返しも、どんでん返しありきの違和感のある構図だったため、驚きよりもそこに至るまでの遅さが気になった。

2024-12-09

anond:20241208220342

コピペ引用なのここまで明確に示してるのになんで内容の不満が俺に向けられてんだよ

だってけが多いなっておもったのによ

NHK朝ドラ 実在する人物を描いた作品一覧

1964年うず潮

作家林芙美子モデル

原作放浪記」「うず潮」など。

1966年おはなはん

原作者・林謙一の母、林ハナ(旧姓:深尾)がモデル

林謙一「おはなはん

1977年いちばん星

昭和流行歌手第1号で日本初のレコード歌手

佐藤千代子がモデル。「あゝ東京行進曲」が原作

1978年おていちゃん

女優 沢村貞子の半世紀。

沢村本人の「私の浅草」「貝のうた」が原作

1979年マー姉ちゃん

漫画家長谷川町子の姉、長谷川鞠子がモデル

長谷川町子の役は、田中裕子が演じた。

サザエさんうちあけ話」が原作

1981年本日も晴天なり

NHKアナウンサー作家近藤富枝モデル

1984年心はいつもラムネ色

上方漫才代表する漫才作家秋田實モデル

わろてんか」では藤井隆が演じている役。

秋田實関連書籍

1986年はね駒

女性新聞記者草分け、磯村春子モデル

1987年チョッちゃん

黒柳徹子の母、黒柳朝自伝エッセイ

チョッちゃんが行くわよ」が原作

1990年凛凛と

早稲田テレビジョン開発者川原田政太郎モデル

発明家でもあり、特許取得数は60にも及ぶ。

1994年春よ、来い

戦争を乗り越え、大学に進学し脚本家として成功した後、

最愛の夫を見送るまでが描かれている。

原作である脚本家橋田壽賀子モデル

1997年あぐり

美容師草分け的存在で、

女優吉行和子の母、吉行あぐりモデル

原作梅桃(ゆすらうめ)が実るとき

2000年オードリー

本作の作者である脚本家大石静モデル

DVD未発売。

2003年てるてる家族

作詞家作家なかにし礼の妻で、

女優いしだあゆみの実の妹、石田ゆりモデル

原作てるてる坊主の照子さん

2006年芋たこなんきん

ソフト化されていない。

小説家随筆家田辺聖子自伝ドラマ

田辺本人のエッセイなどが原案

楽天少女通ります私の履歴書

2010年ゲゲゲの女房

漫画水木しげるの妻、武良布枝モデル

原案は、妻布枝の自伝エッセイ

ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、すべてよし!!」

2011年カーネーション

ファッションデザイナーコシノ三姉妹」の母、

小篠綾子モデル。「コシノ洋装ものがたり」

2014年花子とアン

児童文学翻訳で知られる、村岡花子モデル

村岡恵里(孫)「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」が原案

2014年マッサン

ウィスキー製造技術者ニッカウヰスキー創業者

竹鶴政孝とその妻リタ夫婦モデル

竹鶴夫妻 関連書籍

マッサンとリタ ジャパニーズウイスキー誕生

2015年あさが来た

炭鉱事業大同生命創業に参画、銀行女子大学

設立した女性実業家広岡浅子モデル

吉川智映子「土佐堀川 広岡浅子の生涯」が原案

2016年とと姉ちゃん

暮しの手帖編集者大橋鎭子モデル

大橋鎭子著書「「暮しの手帖」とわたし

2016年べっぴんさん

子供服を中心とするアパレルメーカー

ファミリア」の創業者のひとり、坂野惇子がモデル

坂野惇子著書「子供服にこめた「愛」と「希望」」

2017年わろてんか

吉本興業創業者吉本せいモデル

吉本せい関連書籍お笑い帝国を築いた女」

2018年まんぷく

チキンラーメンカップヌードル開発者で、

日清食品創業者安藤百福の妻、仁子がモデル

関連書籍チキンラーメン女房 実録安藤仁子」

2019年なつぞら

アニメーション時代考証担当した

アニメーター小田部羊一の亡き妻奥山玲子がモデル

漫画映画漂流おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一

2019年スカーレット

女性陶芸家草分け神山清子がモデル

自然釉薬を使った陶芸第一人者

ドラマ内の陶芸作品は、神山から借りた作品

緋色のマドンナ 陶芸家神山清子物語

2020年エール

作曲家古関裕而とその妻で歌手金子モデル

古関著書「鐘よ鳴り響け」

2020年「おちょやん」

松竹新喜劇活躍した女優浪花千栄子モデル

関連書籍昭和日本笑顔にしたナニワのおかあちゃん女優

2023年「らんまん」

植物学者、牧野富太郎モデル

牧野富太郎関連書籍

2024年ブギウギ

ブギ女王といわれた歌手笠置シヅ子モデル

笠置著書「歌う自画像 私のブギウギ伝記」

2024年「虎に翼」

日本初の女性弁護士の1人であり、

初の女性判事及び家庭裁判所長の三淵嘉子がモデル

三淵嘉子関連書籍

2025年あんぱん」

漫画家やなせたかしの妻、小松暢がモデル

関連書籍アンパンマン誕生までの物語

2025年「ばけばけ」

小泉八雲パトリックラフカディオ・ハーン)の

妻・小泉セツがモデル

関連書籍思ひ出の記」小泉節子

2024-09-08

ごんぎつね児童侮辱した石井光太。恥じるべきはお前だ。恥を知れ!バカ

「『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語崩壊惨状」などという雑文がある。石井光太というバカが書いた文章だ。

石井光太は「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文に対し児童が死んだ母さんを煮ていると珍回答をしたことについて口を極めて罵っている。たしか母親を煮るのはおかしいだろう。それに違和感を覚えた石井は正しいよ。

でもよ。

おまえ、鍋の中で何を煮ているか、わかってんのか。おまえもわかってないだろ。わかってないならお前もお前がバカにした児童と同レベルなんだよ。なにかの煮物を作ってる?そんなわけないだろ。バカかよ。バーカバーカ。

鍋の中でグズグズ煮ているのはあぶらげ(油揚げ)だ。

油揚げを煮ていなり寿司を作ろうとしてるんだ。兵十と兵十のご近所さんいなり寿司を作ろうとしてるの。

いなり寿司とは限らないだ。なにか煮物を作ろうとしてるんじゃないの?」という意見があろうがこれは誤り。

兵十はかあちゃんが死んだら一人暮らし。参列者がそんな家に上がり込んで煮物を食べますか。食べないでしょ。キモいでしょ。兵十。独身中年だぞ。キモすぎてキモすぎるでしょ。独身中年だぞ。

兵十が出すのはいなり寿司以外はありえません。石井児童侮辱し、中年独身男性侮辱してる。最低だ。

ごんぎつねゴンと兵十の重なるようで重ならない想いを描写した児童文学であるが、同時に独身中年男性の悲哀を書いた文学でもあるんだよ。それがわからない石井には文学教育を語る資格はない。

 

お前なんかに人生児童文学を語る資格はない。恥をしれ!

2024-07-24

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

目次

HL

タイトル シェーラひめのぼうけん
作者 村山早紀
挿絵佐竹美帆

筆者と同世代か、もう少し下ならば読んだことがあるかもしれない児童文学。たぶん、自分記憶の最も深くにある恋愛観についての思い出は、このシリーズとあるシーン。

当時、筆者はたぶんまだ小学生。隣町の図書館に足しげく通う図書館っ子でまだまだ児童向け書架常連だった頃だと思う。ローワンシリーズや、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ魔法使いシリーズハウルの動く城シリーズなどにハマっていた。佐竹美帆さんの挿絵が好きだったので、シェーラひめのぼうけんを手にとったのも、挿絵繋がりだったかもしれない(正直まったく覚えていない)。その中で、胸に響くロマンス表現出会った。

シェーラひめのぼうけんは、主人公少女シェーラが幼馴染でお供で子分少年ファリードを怪力で振り回しながら、大人でも解決が難しい問題を剛腕で切り開いていくような物語世界のあちこちへ旅をして、仲間たちとワクワクドキドキの冒険をしながら、悪い魔術師に石にされてしまった故郷王国を復活させる方法を探し出すシェーラたちの話が紡がれる。

恋愛表現に疎かった当時の自分にとって、魔法が使えるけどひ弱なファリードがひめさまとシェーラを慕い、シェーラは幼馴染の兄貴分として彼の面倒を見るという二人の関係性は友情のものとして好ましく感じられた。もちろん男女の恋愛ちびっこが見るディズニー映画の中でも散々と描写されていたので、なんか男の子女の子は仲良くなったらキスするんだ〜程度の認識はあった。だけどそれは「そうなるもの」であり、自分の中で情緒に紐づいて腑に落ちる描写ではなかった。だから、当時は恋愛でキャッキャするよりも、男女の友情関係の方がずっと自然に思えていた。ウブなボーイだったからね。(今から考えたら、ハイルミリアム辺りとかは恋愛描写があった気がするけど)。

そんな中で胸がドキッとするような出会いがあったのが、最終巻近く。記憶だけを頼りに書いているので、間違っているかもしれないけど、確か、最終巻の一つ前の巻で、それまで一緒に旅をしてきたファリードが、実はシェーラの王国崩壊に導いた邪悪魔法使い血筋で、彼もその強大で忌まわしき力を宿していると判明する展開がある。この時、確か、ファリード敬愛するひめさまをその力で傷つけてしまい、自分の力に絶望して力を開放してドラゴンとなって空の彼方へ消え去ろうとするけど、当のひめさまからあなた必要だと説得され、再び仲間になる的なエピソードがあった(はず)。

シェーラの目の前でドラゴンから人間の姿に戻った幼馴染のファリード。旅に出る前は少女自分より身体が小さくてひょろひょろしていたのに、旅の終わりに近づいた今では、自分の方が彼を見上げるくらいに彼が成長していたことに気が付く。その時、シェーラのなかで、ファリードが頼りなくて守ってあげなければならない幼馴染ではなくなった……的な描写がある(ったはず)。

これがクリーンヒットだった。ここで以後の人生に永劫に刻まれる体格差萌え発症してしまった。挿絵があったかは忘れたけど、自分の心の奥底には、ファリードと彼を見上げるシェーラの二人の姿が佐竹絵で深く刻まれている。

その後、図書館ティーンズコーナーで少女小説(主に小林深雪先生)にハマったり、同時進行で大人向けの棚の新宿鮫などのサスペンスあとがきでいつも自作を傑作と書く夢枕獏作品(闇狩り師とか陰陽師)を開拓していったりした。

実はシェーラひめのぼうけん2は途中までしか読んでいなんだよな〜。これを書いている今、サウードおじさまの便利キャラっぷりを最後まで確かめたくなってきてしまった。

2024-07-09

anond:20240709085107

どうしてあの人らはそうなるかマジで理解不能

まずは、カルト信者暴走コントロールしてからその妄想を抱くんだって思ってるよ

まさか感覚麻痺して暴言暴走をなんとも思ってないとかないよな?

 

あと、実績があってすぐに実現可能なことを選ぶメリットとしてアピールするのとは別に

理想目標を説くがある思うんだけど、そこの目線弱者にあたっていないのが意味不明でどういうアドバイス受けてんだ?ってなる

 

それから普段から弱者目線を合わせて、障がい者福祉施設子ども食堂のお手伝い活動とかできるよなぁ

めちゃくちゃ医療費掛かるのに難病認定されない人の支援とか、介護してる人の休息や就職支援とか、家を無くしてしまった人のハウジングファースト支援就職支援とか

無限にできる事はあるよなぁ

 

実務は政治家としての基盤が強い人が担うことになるだろうけど、席を確保するだけなら上記いくらでも可能なんだわ

 

それらをしないで、ネットカルト集団作ろうって理解範疇を超えているね

 

 

アイドル化ガーとかじゃ無くて、フツーにこのくらいのアピールはやるべきだと思う

あと、とにかく笑顔と朗らかアピール

それから、わかりやすさについては児童文学役員へのプレゼン並みに真摯に向き合う

ネットサーフィンしてた時に、なんか怖いこと言ってた人たちじゃないのに票を入れるも忘れないで欲しい

 

田中角栄の7金言 【日刊ゲンダイdigital・令和3年1月1日】より

 

①「子供が10人いるか羊羹を均等に切るってのは共産主義自由主義は別だよ。羊羹チョンチョンと切ってね、一番年少の子に一番でっかい羊羹をやるんだ」

 

②「我と思わん者は遠慮なく大臣室に来てください。そして、何でも言ってほしい。上司許可を得る必要はありません。できることはやる。できないことはやらない。しかしすべての責任はこの田中角栄が背負う。以上」

 

③「選挙で人の悪口を言っても札(票)は増えんぞ。勘違いするなよ。敵をたくさんつくってどうする。槍衾(やりぶすま=大勢の者が槍を隙間なく突き出して構えること)になるぞ」

 

④「(政治とは)事をなすことだ」「政治家学者評論家とは違う。実践するために行動することだよ」「いつまでもあると思うな親と金。ないと思うな運と災難」

 

⑤「有名大学の学長とか教授などそういう人ばかりに上級叙勲をしている。けしからん人間の基本をつくるのは、一番教育の難しい小学校教員にこそあるんだ。そこのいわゆる幼年期の教育を恵まれない環境でやっている先生に、最大の敬意を表して最高の環境をつくってやらなきゃダメだ。そうならなきゃ日本は良くならん」

 

⑥「一分考えて答えの出ないものは、一生かかっても答えは出はせんよ」

 

⑦「そこに困った人がいて、何かをしてやろうという気持ちが起きない人間政治家などになってはいけない」「国民に対して情を持たない者は、政治家になるべきではない。政治家はなりたくてなるものではない。政治家になって何をするかというものを持ってない者は、政治家になるべきじゃないんだ」

2024-07-08

anond:20240708033957

ネットDE真実は諸刃なので、ある程度まとまった票が取れる某党は安易に考えないで欲しいよね

自民憎しの人がネトウヨの如く暴れたことが、無関心層・自治体運営が止まらない限りセーフの穏健な現状維持派(見方によっては無関心)の得票に繋がらんかった自覚は欲しい

ネットサーフィンや該当演説で目に入った時に、怖い感じでは無かった・感じが良かったところに、こういう人たち入れるよ

 

あと、あの候補個人的に支持しているとかならその人の信条から『そうなんだ』だけど、

反自民の受け皿としてあの候補を選ぶのは、ニュースと長文を見ない層と考えて良いので読み違えないで欲しいよね

 

それから、わかりやすさには、嘘や過激さではなく、児童文学並みの誠実さが欲しい

2024-07-07

anond:20240707172453

『なんか笑顔で穏やかそうな人だから』、『自治体運営が止まるレベルの失態はおかしてないから現職でいいでしょ』、

こういう投票行動の人(無関心層と穏健な現状維持派)に焦点を当てないと意味がないよ

 

多少でも政治ニュースに興味がある層は、絶対自民系に投票しないか、明確に自民信者から、もうこれ以上この層の伸びしろはないよ

苛烈真実!!!!とかやんなくていいよ。ネトウヨじゃあるまいし。それで増やすのは敵とおかしな人だけだよ(ネトウヨと同じ仕組み)

 

『目の前のタスクに追われてニュース政治に興味がない人』と『ロクデモナイので不愉快な気分になりたく無くて、意図的ニュース政治を避けている人』

この2パターンは、どうやったってニュース見ないし長文見ないよ

常時笑顔で、朗らかで、声のトーンも優しい・頼りがいのある人に入れるよ

余裕が出来た時に見れるページはあった方がいいが、わかりやすさについては児童文学役員へのプレゼン並みに真摯に向き合って欲しいよ

 

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