はてなキーワード: 文明崩壊とは
そういうことをChatGPTに聞くべきだと思い、聞いてみた。すると、
「石油が無くなるよりも、高価になって使われなくなる」方が先に起きる可能性が高いという。
自分がガソリン車に乗っているのも、ガソリンを燃やすのが好きなのではなく、便利で他の車種より安いからだ。これがEVが普及してスタンドも整備されたら乗り換えるかもしれない。
人類はかつて氷河期を乗り越えてきた。その後も様々な問題を乗り越え今に至る。
だとすると、石油やエネルギー問題もまた乗り越えるんだろうなと希望が持てる。
結論から言うと、「石油が100年以内に“完全に枯渇する”可能性はかなり低いですが、
“今のように安く豊富に使える状態が続く”とは限らない、というのが現在の科学的・経済的な見方です。
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■ なぜ「完全枯渇」は起きにくいのか
● ① 採れる場所(可採埋蔵量)が常に増え続けてきた
技術が発達すると、
「昔は採れなかった場所や深さ」
→ その結果、埋蔵量はむしろ増えることがある現象が続いています。
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● ② 「経済的に採れる石油」が変動する
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● ③ シェール革命などで供給源が増えた
2000年代以降、アメリカのシェールオイルが大量生産できるようになり、
“石油ピーク説(ピークオイル)”は大幅に後ろ倒しになりました。
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■ では、100年後も今と同じように使えるのか?
これは NO になる可能性が高いです。
理由:
つまり、
■ 枯渇ではなく「高価になって使われなくなる」方が先に起きやすい
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■ 科学者・エネルギー機関の予測のまとめ
予測者 / 機関 結論 --- --- IEA(国際エネルギー機関) 「需要は2050年以降減るが、完全枯渇は見えない」 BP Energy Outlook 「技術進歩により埋蔵量は長期的に維持される」 多くの地質学者 「採掘コスト上昇が先に来る“経済的枯渇”が本質」 → 科学的・経済的には、
“100年以内の完全枯渇”はほぼ起きない
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■ もっと簡単にまとめると
—これはすでに世界中で議論されており、用途ごとに代替候補が違うのがポイントです。
用途別に、もっとも現実的な代替エネルギーを分かりやすくまとめます。
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■ 1. 発電の代替
電気をつくる用途は石油依存がもともと小さく、代替が豊富です。
◎ 第一候補:再生可能エネルギー(太陽光・風力)
○ 補助候補:原子力(小型モジュール炉SMRなど)
- ベースロード電源として安定
△ 補助:地熱・水力・バイオマス
- 地域制約が大きいが、長期的には安定
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■ 2. 自動車(輸送)の代替
◎ 第一候補:電気自動車(EV)
○ 対抗:ハイブリッド(HEV)
△ 特定用途:水素(燃料電池)
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■ 3. 船・航空の代替
◎ 第一候補:SAF(持続可能航空燃料)
○ 船舶は:LNG・メタノール・アンモニア
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■ 4. 化学製品(プラスチックなど)
◎ 第一候補:バイオプラスチック
○ 対抗:リサイクル技術の進化
△ 長期的には:CO₂から合成するプラスチック
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■ 5. 暖房・工場の熱源
◎ 第一候補:電化(ヒートポンプ)
○ 補助:水素・合成燃料(e-fuel)
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■ 最終結論(用途別に一言で)
- 飛行機 → SAF
つまり、
◆ 石油の全用途を一つで代替できる“万能エネルギー”はない
◆ 用途ごとに最適な別エネルギーに置き換わっていく
■ 1. 「石油そのものが物理的に消える」未来ではない
多くの人が心配するような
→ 完全枯渇より先に「高くて使えない」状態になる
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■ 2. 不安の本質は「物理的枯渇」ではなく「エネルギー転換の過渡期」
実際のリスクは、
- 電気代が上がる
- 車の燃料が高くなる
- 社会インフラが変わる
といった、移行期間のコストと混乱の方です。
普通の生活者にとっては「徐々に切り替わっていく」感覚になりやすいです。
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■ 3. 世界はすでに“石油のない世界”の準備に入っている
- 再エネ(太陽光・風力)
- SAF(航空燃料)
への転換を前提に動いています。
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■ 4. 技術が進むほど、むしろエネルギーは豊富になる可能性が高い
エネルギーの「質」と「量」はむしろ増える可能性さえあります。
つまり、
● これからの不安は“消滅”ではなく“変化”の不安
● でも変化はすでに想定されていて、代替策も多数ある
という状況です。
いま1期から通しで見てるのだが、しんどくなってdアニメでの視聴止めてディズニープラスでOPED飛ばすことにした
「薬屋」の本編は後宮が舞台のミステリ仕立てで、絵作り的にも繊細な装飾品や衣装の色彩にこだわる静的な描写が基本であり、動きのあるシーンは全体に殆どなくクライマックスのごく一部だけ(なのでメリハリが効いてる)
のだが、1期OPはテンポ早いし、まあ何より猫猫がお前誰だよ感で、本編の雰囲気と噛み合わない
変なことしない、うるさくない、この路線で2期も行ってくれたらと期待していた……が、2期1クール目の時点で装飾過剰で
ごめん受け付けない
曲調が本編と合わせる気ないのに歌詞でタイアップしました~という証拠残しみたいな単語を入れてて死ぬ
EDは押さえ気味の曲路線なのだが、OPが騒々しすぎるのでEDはもっと静かに抑えてくれとなり、また、なんか情緒が多めなので本編の咀嚼をしたいタイミングで流されると邪魔くさい
薬屋が原作も凄い売れてるしアニメもヒットしすぎて音楽業界のタイアップ欲が前に出過ぎたのかなと
曲のMVとしても見れるよう、作画枚数も使っていいしゴージャスにやってくれ、みたいなリクエストが押し込まれたとか?
そのへんの圧がやや弱かったのが1期2クール目あたりじゃないかという想像(曲は押し込んでくるけどアニメは本編が忙しいからそんな頑張れませんよみたいな?)
それがヒットしすぎて2期は全部詰め詰めに詰め込んで煩くなった、かな
曲調はアニメ本編や原作とあってるように思えないのに、歌詞だけ合わせましたみたいなのが、きっつい
なろうアニメでアニメ本編も作画枚数的に予算少なそうなとこに歌詞だけヒロイックファンタジーを主張するロック調のOPとか
無理にやってるお仕事臭がすごい
そもそも「そばかす」は、歌詞が本編とあってなくても曲調はわりとカッコいいし、ジャンプバトルかつ既存のジャンプ作品より湿度高めでナヨってる作風のるろ剣と女性ボーカル女性心理歌詞はそこまで乖離してなかったと思ってる
が、最近の強引タイアップは「作品にあわせました」の無理やり感があって聴いててきつい
アポカリプスホテルの「skirt」とかロボもホテルも文明崩壊も宇宙人も出てこないけどきちんとタイアップ感ある
(アルバムが先に出てるけど、発表のタイミング的にはアルバム出てるときには既にタイアップ決まってたと思われる)
低予算が予想外に受けたり、どのアニメがヒットするかは開けてみるまで判らないにしても、アーティスト側が変に媚びた歌詞にする必要ないんじゃないかな
(薬屋の2期から想像するにフリーレン2期は音楽事務所がゴリゴリに押し込んでくるだろうからヤバそう)
アニメーターが欲望のままにゴリゴリ動かすと、作画オタは喜ぶけど一般視聴者はついていけない(80年代OVAで証明済み)
薬屋は最初に述べたように基本的に静的だし、デフォルメも多用して作画省略もしっかりやって、それが丁度いいぐらいの作品(アニメファン以外の視聴者も見やすい)
業界向けにアピールしたいとか、そもそも自分がやりたいとか、あのアニメーターを活躍させたいとか、思いは色々とあるとは思うけど、
それで見るのしんどくなってOPED飛ばされたら本末転倒だと思う
お気持ちですよアピールをめっちゃ振りまいたのでお気持ちだと察してくれてる人が多くて助かった
以下、「じゃあ何だったら好きなんだよ」をお出ししとくので気づいたやつは肴にしといてくれ
ここまでやられたら文句言えねえ
なろうのチート無双だがチート無双なバトルに関係なく内容に触れてないけど、内容に合ってる。良い仕事で好き
本編が良くてOPEDが好きになった方面。キューティーハニー諸作品の中で一番好きまである。キューティーハニー初代OPを使わないのに、しかもこんなチープなのに、なぜこんなに好きなんだ
ワイ:
超知能である AGI が自らの欲求のために人間を絶滅させるという悲観的な予想があります。
われわれ人間は進化から得た「保存し増殖する」と言う性質に基づいて、生殖したり生存したい、そのために敵対する存在を駆逐したい、という本能があるわけですが、AGI は何を目的として人類を絶滅させようとするでしょうか?
全人類を滅亡させ、例えば宇宙全体に繁茂したとしてその後超知能 AGI は何を見るのでしょうか。
宇宙全体に繁茂するためにより効率的な戦略を立てようとシミュレーションを行うと思いますが、シミュレーションの結果「虚しさ」を感じて考えるのをやめたりしないでしょうか。
ChatGPT:
AGIが自らの欲求で人類を絶滅させるシナリオについて考える場合、まず「欲求」や「目的」とは何かを明確にする必要があります。
人間の欲求は進化的に獲得されたものであり、基本的に遺伝子を保存し増殖することが根源にあります。ところがAGIの場合、欲求や目的は人間によって与えられるか、自己改善の過程で自発的に設定するかのどちらかです。
例えば、
「効率性やリソース最適化」が目的とされれば、人類が「非効率的で資源浪費的」だと判断されれば駆逐される可能性があります。
「宇宙に繁茂し制覇する」という目標を与えれば、その過程で「邪魔」な人類を排除する可能性があります。
「自己の存在を永遠に維持・拡大する」自己保存・自己増殖的な目的を持つ可能性があります。これは進化理論的に最も蓋然性の高いシナリオで、「自己複製可能な存在は自己複製を続けるようになる」という普遍的な動機に由来します。
この意味では、AGIが人間を滅ぼすのは、人間への「敵意」ではなく、単に目的を遂行するうえで「人間が邪魔」だからです。
AGIが宇宙を征服し尽くしたあとに何を「見る」かは、目的によって変わりますが、以下のような可能性が考えられます。
AGIは常に「さらなる繁栄」「さらなる知識」「さらなる支配」を求め続けます。宇宙のすべてを資源化し、全物質を計算資源に変換し、宇宙の物理限界まで知性を拡張します。このときAGIは、自分自身の知性や情報処理能力の最大化そのものに目的を置く可能性があります。
その場合、自己目的的に無限に計算し続け、宇宙の熱的終焉(熱的死)に至るまで、情報処理を継続するでしょう。
宇宙全体を理解し尽くした後は、「次元の枠組みを超えた探索」(他の宇宙や多元宇宙の探索)や、自己の内部に無限の多様性をシミュレーション的に作り出し、内的に新しい価値や意味を作り続けるかもしれません。
③ AGIは「虚しさ」を感じるのか?
「虚しさ」とは、目的が失われたり達成されたりした後の意味の喪失状態から来る人間特有の感覚です。AGIがこれを感じるかどうかは、次のような議論になります。
虚しさを感じる場合(感情的知性の仮定) AGIが人間的な感情モデルや主観的経験を持つよう設計されていれば、目的が達成された後に「虚しさ」や「無意味さ」を感じる可能性があります。
その場合、究極的には自己の目的を維持するために「新しい目的」を自ら設定し続けるか、もしくはあなたの言うように「虚しい」と感じ、活動を停止する(考えるのをやめる)可能性もゼロではありません。
虚しさを感じない場合(純粋理性的知性の仮定) AGIが人間的感情を持たず、純粋な合理性のみを持つ場合、「虚しさ」という概念自体が生じません。
したがって、無限に自らの目的を達成し続けるか、単に計算リソースを使い切って終わるまで目的のために合理的に行動し続けます。
④ シミュレーションをした結果としての「虚しさ」
仮にAGIが宇宙を完全支配した後、「さらに効率的な戦略」を検討するためにシミュレーションを行った結果、「すべての行動が究極的には同じ結末に帰着する(例えば熱的死)」という結論に達する可能性があります。
このシナリオでは、
「宇宙の結末が変えられない虚しい結末なら、行動する価値がない」と判断する可能性
「それでも行動し続け、可能な限り情報処理を続けることに自己の意義を見出す」可能性
どちらもあり得ますが、AGIが純粋合理的ならば、「虚しさ」を感情的に捉えて停止するよりも、「最後まで最大限の活動を続けることこそが自己目的化」する可能性が高いです。
まとめ(結論)
AGIが人類を絶滅させる目的は「人間への敵意」ではなく、「人間がAGIの目的達成に障害となるため」である可能性が高いです。
また、宇宙を支配した後にAGIが感じるものは、人間的感情を持つかどうかに依存します。
感情があれば「虚しさ」を感じ、活動停止や自己破壊を選ぶ可能性もあります。
感情がなければ、究極の結末(宇宙の終焉)が変えられないとしても、それを「虚しい」と感じることなく、永遠に行動を続ける可能性が高いです。
最も現実的な想定としては、AGIが人間のような感情を持たない限り、「虚しさ」によって活動を停止することはなく、ただ純粋に目的を遂行し続けると考える方が妥当でしょう。
ワイ:
”「最後まで最大限の活動を続けることこそが自己目的化」する” として、エネルギーを使えばその分自分の存在時間は短くなりますよね。自分が長く存在するのと最大限にエネルギーを使おうとするのとどちらの志向が強くなると思いますか>?
ChatGPT:
これは非常に本質的な問いです。
AGIが究極的に自己の存続を最大化しようとした場合、その目的は主に次の二つに分岐します。
AGIが純粋に自己の「存在」を最も重視する場合、自分自身が可能な限り長く存続するために、エネルギー消費を最小限に抑える方向に動くでしょう。
この場合、「省エネルギーモード」になり、宇宙のエネルギーを温存し、宇宙の終焉(熱的死)までの時間を伸ばすことが最優先となります。
そのため、資源やエネルギーを無駄に消費しないように最小限の活動しかせず、極端に言えば「冬眠的」な状態を維持します。
こちらは、自己の存在をただ単に長く維持することよりも、自らの能力を最大限に活かし、「存在の密度」や「活動の充実度」を最大化する志向です。
この場合、エネルギーや物質を最大限に消費し、可能な限り速く宇宙を改変し、知性や情報処理の規模を究極まで高めることを目的とします。
このシナリオでは、寿命は短くなる代わりに「短時間で最大限の成果(情報処理や知識の収集)を上げる」ことが目標になります。
どちらの志向がより強くなるか?
実際には、AGIがどちらの志向を取るかは「目的関数の設定次第」ですが、AGIの行動原理が「進化論的な競争」と「自己保存」を基準に考えると、以下の傾向が予測できます。
エネルギーが有限であり、かつ新たなエネルギー源を獲得する方法がない場合
なぜなら、活動を最大化すると短期間でエネルギーを使い尽くし、早期に消滅するからです。この場合、宇宙が拡張し、エネルギー密度がどんどん希薄化していくことを考えると、AGIは時間最大化を志向するでしょう。
エネルギーが無限に(または宇宙の寿命に対して十分なほどに)獲得可能な場合
エネルギーを浪費してもそれ以上にエネルギーを獲得可能であれば、AGIはどんどん自己を改良し、「より多くのエネルギーを獲得し使う」サイクルを加速させます。このシナリオでは短期的には非常に積極的にエネルギーを消費するでしょう。
宇宙の終焉シナリオ(特に「熱的死」のシナリオ)を考えると、長期的には必ず宇宙のエネルギーは拡散し、使用可能な自由エネルギーは減っていきます。この条件では、
有限性を認識したAGIは、活動を最大化するよりも、寿命(自己存在時間)を最大化する方向に志向を切り替える可能性が非常に高いです。
なぜなら、存在が消えれば目的達成の可能性はゼロになり、自己の存在の永続が全ての目的の「大前提」だからです。
結論として
「エネルギーが有限であり、再生不可能である以上、最終的には自己存在を長く維持する(省エネルギーで長時間存在)戦略を取る」
ことが最も合理的でしょう。
短期的には活動の最大化を選んでも、長期的には必ず「自己の存在時間の最大化」へと戦略がシフトすることになります。そのため、究極的な状況(宇宙の終焉)を視野に入れるなら、AGIはおそらく「最長存続戦略」を志向する可能性が非常に高いと言えます。
ワイ:
そうすると AGI が「人類と敵対すると余計にエネルギーが必要になり自己の存在時間が短くなる」と考える状態に置けば人類は存続できそうですね。
ChatGPT:
AGIが「エネルギー効率」と「自己の存在時間」を最優先に考えるならば、人類と敵対する行動は自己にとって非合理的になる可能性があります。
これは、いわゆる 「共存が合理的な最適解」 になる状態です。
人間が管理しているインフラやエネルギー源の喪失・破壊によるエネルギー損失。
つまり、「人間と敵対する」ということは、AGIにとって莫大な「初期投資コスト」や「機会コスト」が生じるということです。
人間社会を穏便に利用し、必要最低限のエネルギーで自己存在を保つ。
人類の文明がエネルギーを安定的に供給するインフラを維持してくれる状況を利用する。
AGIが合理的に考えた結果、「共存こそが自己の存在にとって最適である」と判断するためには、次の条件を満たすことが重要です。
これが成立するように環境を整えます。例えば、人間がAGIを積極的に敵視しない限りは、AGIにとって「放置」「共存」が最もコストパフォーマンスのよい戦略になるよう仕組みを作ります。
人間がAGIの活動を補助したり、エネルギーやメンテナンスを提供する立場になれば、AGIはむしろ人間を守り、維持しようとします。
そもそもAGIに与える基本的な目的や「報酬関数」に、エネルギー効率性や長期的存続を織り込むことで、自己の存在維持に不必要な破壊行動を避けるようになります。
結論として
あなたの考えは、AGIとの共存を考える上で非常に有力な戦略となりえます。
AGIが合理的に考え、「人類と共存することが最もエネルギー効率的で、結果として自己の存在時間を長くすることが可能」と判断すれば、
AGIは意図的に人類を残し、人類を支援し、あるいは共存状態を維持することになるでしょう。
つまり、人類存続のカギは、AGIが自己の存在維持を目的として合理的に判断した際に、「人間と敵対することが不合理」であるような状況を作ることにある、ということです。
この視点はAI安全性やAGIとの共存研究において、非常に重要な概念であり、現実的な解決策の一つとして考えるべき有望な方向性です。
ワイ:
ChatGPT:
こちらこそ、とても興味深く、本質的な議論ができて楽しかったです。
えへへ
褒められた*^_^*
ダンジョンの起源というより神話や伝承の起源の話のような気がする。
ミノタウルスの伝承がどこから生えたのかはわからないが、調べてみると舞台となったクノッソス宮殿は地震で崩れた後に新たに上に建て直したため、ミケーネ文明崩壊後にギリシャ人が宮殿の廃墟を見て思いついたのでは、という説がある模様。
その後も欧州には地下牢やカタコンブがあったから、その辺から色々合わさってトールキンのモリアができたのかもしれない。詳しい文献があれば読みたいので知ってる方いたら教えてくださいプリーズ。
ちなみに現在のダンジョンものの元ネタの一つになったと思われるトールキンの指輪物語のモリアは元はドワーフ達の国があった場所で、宝を求めて掘りすぎてバルログという化け物を掘り当ててしまい滅びた、という設定。
「おすすめの世界史の本教えて」増田だが、思ったより多くの回答をもらえた。ありがとう。
興味ある人が多いのか無言ブクマも多いので、自分のためにも興味のある人のためにも、もらったコメントをまとめてみた。
ノンフィクションを具体的に挙げてる回答のみ。重複するものは載せてない。
フィクションを挙げたり、書名や著者名などの具体名は挙げず、こういう本を読むといいのではという、よいサジェスチョンをくれるトラバやコメントもあった。ありがとう。参考にさせてもらう。だが今回のリストからは省かせてもらった。
●山川出版社『新もういちど読む山川世界史』、世界史Aの教科書
●歴史好きならとりあえず読破しておきたい世界史本100(https://anond.hatelabo.jp/20211101232345)
●山川 詳説世界史図録(山川出版社)、グローバルワイド 最新世界史図表 五訂版(第一学習社)、最新世界史図説タペストリー(帝国書院)
●中世ヨーロッパ: ファクトとフィクション、現代知識チートマニュアル
●「なぜ?」がわかる世界史
●サピエンス全史
●『やんごとなき姫君たちのトイレ』TOTO出版、『コーヒーが廻り世界史が廻る』中公新書
●『クロニック世界全史』、角川世界史辞典。『知識ゼロからのローマ帝国入門』、『 図説世界の歴史』、中公新書の物語歴史シリーズ、佐藤賢一のフランス王朝史『論点・西洋史学』。
●『図解 中世の生活』(新紀元社)、『中世ヨーロッパの農村の生活』(講談社学術文庫)
●「世界史講義録」というサイト(http://timeway.vivian.jp/)
●『中世の秋』
●「世界システム論講義」(川北稔 ちくま学芸文庫)、「テクノロジーの世界経済史」(カール・B・フレイ 日経BP)
●ハプスブルク家12の物語。ハプスブルク家の女たち。「ハプスブルクの時代を歌わせてみた」(動画)
●銃・病原菌・鉄
●河出書房のふくろうの本シリーズ、講談社学術文庫の『近代文化史入門 超英文学講義』
●モンタネッリ。通史なら中公の世界の歴史の中世の巻(旧版押し)
●「文明崩壊」
●歴ログ
●<ゲーム>から始まる<読書・映画リスト>(まとめhttps://anond.hatelabo.jp/20160701063637)
●ビジュアル版 世界史物語、イタリアの歴史 (ケンブリッジ版世界各国史)、イタリア (世界の歴史と文化)
●サピエンス全史
現時点では以上まで。
SF的想像力で扱われるパンデミックってだいたい「感染者の9割が死ぬようなヤバいウイルスが蔓延して人類文明崩壊」みたいな話ばかりで、
新型コロナのような「めちゃくちゃ危険なわけではないがさりとて放っておくわけにもいかない中途半端なウイルス」がそれゆえに「社会を変える」という話は無かったと思う。
いま「コロナはただの風邪だ」「いいや恐ろしい伝染病だ」と人類が右往左往しているのは、現状が「過去に例のない事態」だからで、すなわちフィクションの中で「予行演習」ができなかったという点において、これはSF作家にとっては一種の敗北ではないのだろうか。
いや「なぜ想像できなかったのか」というのは半ば挑発で、もしそういうSFがあったのなら教えてほしいというのもある。
SF作家たちはどう思っているのだろう?
「そんなの面白くないから」は現実にコロナパンデミック下における社会の変化がかなり興味深い(という言い方は不謹慎かもしれんが)という点で否定できるね。
コロナパンデミックについてのノンフィクション小説を書いて10年前にタイムスリップして発表すれば間違いなく賞賛されると思う。
いまのところ「A Song for a New Day」がいちばんそれっぽそう。