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2025-07-21

陰謀論に染まった親におすすめしたい面白いNetflixドラマ

以下、別に陰謀論関係ないけど

あらゆる親世代おすすめできるNetflixドラマを紹介するよ!ドラマって長いから、YouTubeとかSNS見てる暇無くなるんだよね〜。

ザ・クラウン

エリザベス女王即位からはじまる長編シリーズ。実際皇室をしっかり取材して真実を描いていくよ(まあフィクションだけどね!)

第1シーズンエリザベスなんだけど、シーズン6からダイアナが参戦してくるからあのころを知ってる人たちにはたまらない作品になってるよ。

エリザベスの苦労もそうだし、王室日本皇室の差や共通点も楽しめるから、かなり基礎教養としてもおすすめ

序盤ちょっとエッチなシーンあるけど、ドエロエロじゃないし馬のセックスシーンより気まずいものがないか安心してね。

シーズンごとに長いからザ・クラウン見終わるまでに次の選挙くるかも!

ブリジャートン家

ザ・クラウンに刺激が足りない。エロもっとくれ。そういう人におすすめだよ!とくに服飾関係とか美術をできるだけ忠実に描こうとして、最終的に地味だなって派手に盛っちゃう感じとかが最高にエンタメしてるよ!超豪華な昼ドラだよ。

VIVANT

世の中の中高年が熱心に見たドラマNetflixで見れる!続編も決まってるから予習にどうぞ〜!

クイーンズギャンビット

ざっくり言うと孤児チェスで完全に成り上がる話だよ。舞台設定もなんだかオシャレで気取った作品に見えるけど、薬漬けの天才美女賞金稼ぎしていく様を見届けて!

梨泰院クラス

なんかねぇ性格悪い奴らばっかで色々言いたいことあるんだけど面白いんだよこれ!香川照之が思い浮かぶ日本版を見たんだね。じゃあ韓国版を見よう。女性人気は高かったけど、なんなら寝ないで頑張ってきたビジネスマンのほうが楽しめるんじゃないかな?

愛の不時着

大バズしたけど見てない人も多いんじゃないかな?もうなんか脳みそ空っぽにして、なにも考えずに見れるって、ストレス社会大事だと思うんだ。その中でいがみ合う国同士の二人の関係大学生世代ヨン様世代にも幅広くおすすめできる恋愛ドラマだよ!

ザ・グローリー

ある女性が壮絶なイジメ体験から復讐果たしていく重苦しいドラマなんだけど、そういうの好きな人もいると思うんだ。陰湿韓国ドラマの頂点に立ってもいいと思う。こんなに胸糞なのに、めちゃくちゃ面白いんだからネットしかおすすめできなくて困っちゃうよね!

ウ・ヨンウ弁護士天才

陰湿韓国ドラマ正反対にある陽な韓国ドラマだよ。韓国ってこういう攻めた設定のヒューマンドラマうまい印象。自閉スペクトラム症弁護士主人公バッチバチの障害者なんだ!)が事件解決して成長していくよ〜かわいい雰囲気だし男性女性も楽しめる上質ドラマだよ!

ルパン

みんな一回は犯罪者の怪盗になりたいよね。あざやかに盗みを働く主人公を見てると脳汁出てくるよ〜!ちょっと違いはするけどミッションインポッシブルとかが好きな人は、ハマると思うな〜

ストレンジャー・シングス 未知の世界

ムー』の読者とかムー編集長おすすめドラマだよ!子供向けっぽく見えて濃厚キスとか普通にグロかぶっこんでくるあたりがまじアメリカ〜って感じなんだけど、シリーズ進んでキャストが成長していくとどん面白みを増して大ヒットしたドラマなんだ。陰謀論ってさ。やっぱフィクションで楽しむもんだと思うんだよね!?

リディア・ポエットの法律

イタリア初の女性弁護士の生涯をベースリディアバリバリ事件解決していく法廷ミステリだよ。虎に翼を思い出すけど、こっちはもっとエンタメで、1話から弁護士資格剥奪されることからして先が読めない面白さがあるよ!あとね!めっちゃセックスする!全裸

こっからちょっとネトフリで「これ見れるの!?」って思ったおすすめの名作日本ドラマ並べていくね。

アンメット
アンナチュラル
カルテット
大豆田とわ子と三人の元夫
流星の絆
HERO
JIN
阿修羅のごとく(ネトフリ独占)
白い巨塔(唐沢)
ゴールデンカムイ
踊る大捜査線
東京ラブストーリー
オレンジデイズ
昼顔
のだめカンタービレ
領域異常解決室(陰謀論好きにおすすめ★)
浅草キッド(ネトフリ独占)
タイガー&ドラゴン
やまとなでしこ
SPEC陰謀論好きにおすすめ★)
結婚できない男
ごめんね青春
コンフィデンスマンJP
ウォーターボーイズ


結構代表的な人気作品を上げてみたよ〜

みんなが陰謀論にハマった親におすすめしたい作品は何かな?

2025-07-07

嵐の思い出

櫻井くん①

小学生の時、二つ上のド美人はとこ櫻井くんと結婚したいと言っていた。もちろん本気ではなくノリだったけど(彼女モー娘。に入りたい。将来売れるからサイン書いてあげると言ってティッシュサインを書いてくれたのと同じようなノリだった。)なんとなく美人が好きなタイプ美男子というイメージがついた。実際美女は平均的に、若い頃の櫻井くん的な、誰が見ても一目でイケメンと認めるような捻りのないかつハッキリした造作イケメンが好きな傾向があるなと思う。

相葉くん①

同じく小学生の高学年のころ、家でほとんどチャンネル権がなく芸能人テレビ常識を知らなすぎて中学でうまくやれるか不安だった私は、友人に教えてもらうことにした。友人は嵐の下敷きを持っていたのでメンバー名前を教えてくれた。その時期、というかその下敷きで相葉くんは一人金髪だったので覚えやすかった。

松本潤さん①

中学2年生の時、花より団子のドラマをやっていて、小学生のころに友達に借りて読んでいた漫画の時点で怖かった道明寺をなかなか迫力のあるビジュアルのある松本氏が演じていて「怖…」と思った。ドラマはあまりまらなくて途中で見るのをやめた。

二宮くん①

高校生のころ、友達二宮くんのファンで、姿勢矯正するために服と背中の間に物差しを入れたら物差しが折れた話などを嬉しそうに教えてくれた。その友達が話が面白いし、勉強もできるし、その上とても優しい人だったので、今でも二宮くんを見ると心のどこかでその友達を思い出すのかほんわかした気持ちになる。

当時は嵐の勢いがすごかった。

私も流行っていた流星の絆とか見てた。

大野くん

高校生のころ、部活の先輩が魔王再放送大野くんにハマったとのことで部室でその話をよくしていた。ただどちらかというと大野くんというより魔王役所が好きなようだった。楽しそうだった。

大学サークル友達の家に遊びに行った時、彼女大野くんのファンだということでライブDVDを見せながら色んなことをイキイキと解説してくれて楽しかった。じっくり見たことがなかったけど歌い方が潔く王子様風であることに感動した。家でも動画を漁ったら特にモンスターパフォーマンスがめちゃくちゃかっこよかった。

ハマれそうだしハマったら楽しそうだなと思い、当時の冠番組二つを見るようになった。

しかしなんかいつも日焼けててヴィジュアル的に満足感が得られなかったり、番組自体をあまり面白いと思えず、いつのまにか見なくなった。

芝居も下手だと思う。

でも普段シャイ風とど真ん中アイドル風の歌い方を照れもせずやり抜くところは(狙ってるとは思うけど)いいギャップだなと思う。歌好き。上手いだけじゃなくて歌の演技もしっかりしてるというか、心がこもってるところが支持を集めているんだと思う。

お姉ちゃん深キョンだよ〜ってやつとお母さんいつも産んでくれてありがとう伊野尾くんいじりも面白くて好きだった。たまに冗談がかなり面白かった。ジュニア時代かわええ〜

なし崩し的に脱退するんじゃなく解散したいって言い出せるの人間として偉いなって思った。

増田で書かれてた大野くんのファン辞めエントリ面白かった。アイドルという付加価値のないお前の絵に価値ないみたいなやつ。

相葉くん②

元号変わった時の国の式典?で嵐が歌った時、相葉くんが先頭で入場したのは愛子さま相葉くんのファンからという女性自身が何かの記事が印象に残っている。マジなのかな?!マジならなんかいい。

ジャニーズソロよりグループが格上だから同期の風間俊介旅行に行った時も普通に温泉に入る時など風間くんが相葉くんの分も荷物を持っていたという週刊誌記事が真偽はともかく面白かった。

松本潤さん②

彼女井上真央)の名前を口にしたら殺すよ?」と浮気相手葵つかさに放ったというエピソードが、え、浮気相手に対してどの口で?と印象悪かった。まあ芸能界なんて一般人とはかけ離れた常識で動いているのだろうが…。

ガーシーが暴露しまくってた年に大河ドラマのどうする家康で主演していた。ガーシーが色んな芸能人の知人に態度を試す連絡をしてそれへの返事を晒していた。松潤のもの好意的に晒されていて、「俺はガーシーとの仲を諦めたくない!」という爽やかで情熱的なものだった。大河ドラマという念願の舞台に守るためにこんなに必死になるんだと、人間味を感じて好きになった。

松本潤部屋って…。それ暴露されるのは可哀想

失恋ショコラティエ漫画もだけど暗いドラマだったな。水城せとな脳内ポイズンベリーが1番好き。

櫻井くん②

家族ゲームドラマちょっと不吉でおどろおどろしい雰囲気が似合ってて見てて楽しかった。エンドレスゲームもよかった。

ジャニーズで何かあったときニュースゼロで神妙な顔を見るのが好きだった。偉いと思う。目が泳ぐやつも好き。

若い時はヴィジュアルに隙がない感じと神経質そうな感じが少し怖かったか中年になってからはちょうどよく見やすくなった。

菊池風磨大学の先輩

二宮くん②

いつも楽しそうな雰囲気だせるところがいい。

グループと多少ギクシャクしようがファンから顰蹙を買おうが伊藤綾子結婚した時にちょっとかっこいいなと思ったけど、どう考えても伊藤さんの妊娠リミットを考えてだろうな。私はなんとなく伊藤綾子さん好きだし、年の近いなんなら女性の方が年上のカップルって、いいね、って感じだった。子供だけにこだわるなら割り切って若いプロ彼女結婚してもいいわけだし。

でもファン立場ならファン配慮してくれる人とそうでない人がいるなら、後者結婚されたらやりきれなくなるんだろうな。

二宮くんの結婚の際に赤西仁ファンと仁とのエターナル言ってて感動した。

グループ全体

・なんだかんだ言ってどっぷりファンではないか週刊誌の内容を軽率に真に受けたりそうでなくても楽しんだりしてしま

・嵐のみんな、牧野田彩さんのことどう思ってるんだろう…知りようもないけども…。

・好きな曲はナイスな心意気とまどいながら、裸足の未来Monster

・一昨年辛いことがあった時きっと大丈夫を1週間くらい聞きまくってた。Spotifyの集計でその年の1番聞いた曲になって笑った。

2018-07-03

ジャニーズが好きだった頃の話

私が小学校高学年の時、ジャニーズグループ、嵐の人気が爆発した。メンバーの主演するドラマが次々に放送され、ゴールデンタイムバラエティスタートし、出したシングルがじゃんじゃん売れていた。当時の私もご多分に漏れず、嵐のファンだった。櫻井翔くんの知的スマートイメージと裏腹に、ひどい運動音痴というギャップが好きだった。

しかし、母は「テレビをだらだら見ているとバカになる」と言ってドラマバラエティ音楽番組もどれも見せてくれなかった。皆が寝静まったリビングでコソコソ見ていたところを捕まり、怒鳴られたことが何度もある。

アイドル俳優ライブ舞台といった現場に来ず、タダで見られるコンテンツのみでファンを称する人々の蔑称として「茶の間」がある。私はその茶の間にすらなれなかった。時折哀れんだ父親ガラケーワンセグ番組を見せてくれた。「流星の絆」だったかな、電波が悪く荒れ荒れの画面でも見られるだけで嬉しかった。優しい父のことはずっと大好きだ。

周りにも嵐のファンがたくさんいたから、たまに家に遊びに行って録画した番組を見せてもらったり、雑誌を読んだりした。コンサートも行ってないし、DVDも買ってないのに、何がファンだよは鼻で笑われてしまいそうだなとは思う。 まあ、ブームに乗っていただけなのかもしれない。

ある時私にも初潮が訪れた。保健体育の授業で聞いていたし、すでに「来た」という人はたくさんいたので、特に感傷は無かった。ただ、生理が始まると身体の成長が止まり体重が増えていく、と聞いていたので太ってしまうのは嫌だなあと思った。

生理が始まったら、お母さんにどうしたらいいか聞きなさい」という保健体育の授業の通り、母に相談した。(真面目だ)

話を聞いた母は

ジャニーズなんかにはまってるから生理が来るんだよ」と言って泣き出してしまった。

それを聞いた時のショックは今でも忘れられない。まず「初潮が来たという成長を喜んでくれない」 そして「ジャニーズが好きだから生理が来た」という母の反応は想定外だった。

母は私の体形のことを私以上に気にしていたからそれが心配だったのかもしれない。けれど、まるで私が嵐に性的感情を抱いていて、それがきっかけに性成熟したとでも思っているかのような口ぶりがとても気持ち悪かったし、悲しかった。

多くのアイドルジャニーズファンは、別に彼らに性的に興奮しているわけではないと思う。パフォーマンスや演技、パーソナリティが好きでファンをやっている。もちろん私もそうだった。

そういう「好き」ではないのに、嵐と私の気持ちを汚いもの扱いされて本当にショックだった。コソコソテレビを見ていたことや、音楽を聴いていたことをずっとそういう風に思われていたことにゾッとした。

それ以来、私はぷっつり嵐に対する関心を失った。綺麗な男性が出てくるコンテンツも楽しめなくなった。また母親に同じようなことを言われてしまう気がしたからだ。

今も相変わらず母との関係は最悪だけれど、実家を出してもらえないため一緒に暮らしている。居心地は最悪だけれども、お互い関わらないようにすることで平和を保っている。

友達が、母親コイバナするんだ、互いいい歳なのに……と言って笑っていたのを聞いて別の世界の話みたいだと思った。多分三十路になったら、そろそろ結婚したらどうなの?とか聞いてくるに違いない。

知るか。

2016-04-07

[]東野圭吾流星の絆

あらすじ

子供の頃に両親を殺された子供3人が、大人になって犯人探しをする

感想

んー・・・帯でネタバレされてた部分が、ストーリー展開にどんだけ影響及ぼしてくるのかと思ったけど、全然大したことなかった

でもこの期待はずれ感、竜頭蛇尾感、オチ適当さ加減が、言い知れぬけだるい心地よさを与えてくれる

あーこれでまた当分東野圭吾読まんでいいわ

最後らへんの、おそらくいちばんいいところであろう部分を飛ばし読みしちゃったくらい

途中まで全部の文章を真面目に読んで時間無駄にしちゃった

ななめ読みでちょうどいいレベルの内容だったな

2016-04-05

[]東野圭吾流星の絆を読んでいる

ドラマ化されたりしてるのは知ってたけど話は全然知んなかった

でもハードカバーの帯。てめーはダメ

ネタバレしてんじゃねーよマジで

あと感動とかなんとか安っぽい言葉使いやがってそれでも編集者かてめーは

閑話休題

久しぶりの東野圭吾は、あー東野圭吾だなあとしみじみしながら読んでる

一般受けするジャンクフードって感じだ

するする読めるけど一過性面白さっていうか

物語を楽しむ上ではそれで十分だと思ってるから別にdisってるわけじゃないよ

そのときがよければいいってのもありだと思ってるから

帯のアオリに、張り巡らされた伏線!みたいに書いてあったけどそこまで大仰にイウほどの伏線はないなあ今のところ

登場人物も最低限だし、ヘタに難しい言葉使わないし、著者の主張を押し付けてくるようなこともほとんど感じられないし、いやー東野圭吾たまに読むといいわあ

クスリにもならんけど毒にもならん

ただ合法麻薬的ないっときのぬるーい快感けがある

あと半分がんばって読んでこ―

2012-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20120808225125

ごめんなさい。勝手な判断なのであまり気にしないでください。

ラノベといってしまったけど、最近のいわゆる萌え萌えキューンとか表紙の背景が真っ白でキャラ絵だけとか「○○な俺が××な彼女と△△で□□」みたいなタイトルのとか、そういうのはラノベの中にすら入れてないです。コレも自分勝手境界線。

てか、東野圭吾は作品ごとにすごい差があるよね。例えば流星の絆ラノベ判断なんだけど、Xの献身ラノベ判断じゃないです。

2010-09-21

うぬぼれ刑事ゼロ年代批評風に絶賛してみるテスト

まいしゅう楽しみにしていた「うぬぼれ刑事」が終わってしまった。これから一体なにをささえに生きていけばいいのだろう。

やけくそでなって、ゼロ年代批評風に「うぬぼれ刑事」を絶賛してみた。

宮藤が一貫して書いてきたのは、「中間共同体を経由した公共性の回復」であった。高度成長に代表される「今日よりいい明日がやってくる」というような広く共有される「大きな物語」に依拠できなくなった現代社会では、社会に包摂性が失われ、個人がむき出しの状態で社会と対峙することになる。

その生き辛さを宮台は「終わりなき日常」と評したわけだが、宮藤は「中間共同体」の生成によって、その日常を「輝かせる」ことで、「終わりがない」ことを業苦ではなく、愉楽に変換する回路を描いてきた。

木更津キャッツアイ」の「キャッツ」たちのまったりとした日常、「流星の絆」の「血縁のない兄弟」の「スラップスティックなやりとり」、「うぬぼれ刑事」の「うぬぼれ5」の「ダベり」みなが、そうしたテーマの元に宮藤作品ではリプライズされ提示される。

神話のなくなった社会で生きていくひとつの解がそこにはある。

また、この「うぬぼれ刑事」にそれまでの宮藤作品と異なる特徴があるとすれば、それは「恋愛」がきわだって前景化していることだといえる。

従前の宮藤作品に恋愛の要素が欠けていたわけではないが、ここまでメインテーマとしてすえられたことはなかったように思う。では、宮藤は今回、「うぬぼれ刑事」で恋愛を軸に何を語りたかったのか。

それはとりもなおさず、「わたしのかけがえのなさ」の回復といってよいだろう。宮藤が「うぬぼれ刑事」で、「わたしが死んでもかわりはいるもの」といった90年代エヴァンゲリオン的心性の超克をはかったのであろうことは、「うぬぼれ5」のつどうバーの名称が「I am I」であることや、回想・妄想シーンでの「うぬぼれ」の口グセが「俺は俺だから」だったこと、何より最終話まで秘匿された主人公「うぬぼれ」の名前が「己」であったことからも容易に読み取れる。

その「わたしが死んでもかわりはいるもの」から「俺は俺だから」に至る回路として用意したのが宮藤にとって、今回の「恋愛」だったわけだ。

「ううぼれ刑事」で主人公「うぬぼれ」は次から次へと犯罪者であるゲスト女優たちに恋をする。その射程の広さ(節操のなさ)たるや加藤あいから三田佳子までと、宮藤の好みが露骨に反映されているわけだが、重要なのは、この節操のなさが、「運命女性」の「とりかえ可能性」を表象しているということだ。

一方で、うぬぼれにとっての「(真の)運命女性」である中島美嘉は、こうした「とりかえ可能性」から退避した、聖域にいるように書かれているが、最終話で彼女もまた「犯罪者」であることが暴かれ、「とりかえ可能性」のあるいままでの「(いつわりの)運命女性」と同じ地平にいたこと明らかになる。

これにより、宮藤は「とりかえ可能性」と「とりかえの効かないかけがえのなさ」を同じ地平に接続することで、「とりかえ可能性」つまり、「私が死んでもかわりはいるもの」という状況と「俺は俺」という「かけがえのなさ」は共存・併存することを主張する。つまり、誰もがみな「とりかえの効く<つまらない存在>」でありながら、みなが「誰かにとっての代わりの効かない存在」であるというごくあたりまえの状況を恋愛という回路であぶりだすことで、恋愛という誰もが主人公になれる「自己承認物語」の上で「わたしのかけがえのなさ」の回復を試みたということがいえよう。

上記のように「うぬぼれ刑事」はゼロ年代を代表する「中間共同体によるちいさな成熟」と「90年代エヴァ的心性からの脱却」というテーマあらためてここで提示し、かるがると超えていくことで、10年代の扉を開いたきわめて重要な作品ということができる。

・・・やっつけだし、本当にこんなこと思ってみてたわけじゃないです。

ふつうにクソくだらない小ネタに腹抱えて笑っていました。ここまで私を笑わせてくれるお笑いってあんまりないんで。

あと、加藤あいちょうかわいいし、石田ゆりこが出てくる回がすごいよかったです。プール制服のままたわむれる女子高生って青山裕企の写真かって話ですよ。クドカン変態

変態万歳

 
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