「あのころ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: あのころとは

2025-11-04

友人が漫画家になった

幼馴染の友人の話をさせてほしい。

友人、増子と出会ったのは小学生の時。同じクラス漫画アニメが大好きなオタク同士、すぐに意気投合した。

同じ中学に進み、二人で美術部へ。オタク女子として二人そろって腐女子になり、毎日推しカプトークに勤しんだ。交換ノートイケメンキャラの模写で満ちていて、絵を描く楽しさに目覚めたのもこの頃だったと思う。

自然と二人で漫画家に憧れるようになった。イケメンがたくさん出てる漫画を描きたい、それがアニメ化したら最高だね。漫画家になるには絵がうまくないと。じゃあきっと美大に通った方がいいね。二人で通えたらいいね。そんな話を増子とした。

結果として増子は美大に行かなかった。行けなかった。

親が厳しく就職ができなさそうな大学に行かせる気はないの一点張り。一方自分の親は子供がやりたい事を自由やらせたいがモットーで、特に何の問題もなく許可が出た。

二人で美大に行けなくなったのは残念だったが、少し優越感を覚えた。自分特別人生を選ぶことを許された側なんだと。

高校は増子と違うところへ進学した。

画塾に通い始め本格的に美大受験への準備を進めていく。楽しい事ばかりではなかったけれども、好きな事を武器大学へ行くという希望の前では、その辛さだって耐えられる。受験も忙しくなり漫画アニメもあまり観なくなったし、増子とは話す機会もなくなっていった。次に彼女と会ったのは美大生になってからだった。

増子とは大学に進学して数か月経ったくらいでお茶約束をした。増子は受験が大変だったこと、今は親に勧められて資格勉強を始めたことを話してくれた。堅実な人生設計を語る増子に、自分はやはり一般的社会人人生を選べそうにない、増子が羨ましい、と告げた。羨ましいのは本当だったが、自逆風自慢も入っていたのは真実だ。

帰り際、増子から大学生になり自由時間も増えたので同人活動を始めた、とTwitterPixivの交換を求められた。

家に帰り、ROM専として使用していたPixivから増子へマイピク申請をしたら愕然とした。ヘロヘロの線で描かれた下手くそイケメンキャラ達。中学美術部の画力なんて大したことないのは知っていたが、少なくともあのころは私と同じくらい描けていたはずだ。美大受験を経たことで私の方が圧倒的にうまくなっていた。

増子がオリジナル漫画も描いて出版社投稿したが箸にも棒にも引っかからなかったと言っていたのを思い出したが、こんな絵では当たり前だ。友達から伝えなかったがはっきり言ってへたくそだった。

Twitterを開くと増子には崇めている同人作家がいるようでしきりにその人のイラストを神絵と褒めていた。自分からするとぱっと見の線だけ綺麗だがデッサンが崩れており何がいいのかわからない。

もう美術部だったころの私達には戻れない、と寂しい気持ちになったものの、同時に意地悪な気持ちも目覚めてしまった。すぐに中学時代に増子とはまっていたアニメキャライラストを描いてPixiv投稿。増子が描いた流行りのBLカプを題材にした漫画より、自分の懐かしアニメの一枚絵の方が閲覧数もいいね数も圧倒的に上なのを見て満足した。

当の増子は私のイラストも神絵と褒めてくれたが、デッサンの狂った同人作家を褒めた同じ口で褒められたのは正直イラっとした。

高校の時に忙しくなって卒業した漫画アニメはそのまま再熱することもなかった。私の周りの人たちだけかもしれないが、結局漫画アニメは「サブ」カルチャー漫画なんてわざわざ美大を出る必要のない画力で成り立つし、それを享受する読者は美術がわからない一般人編集部にこき使われるブラック職業、という風潮。

それに進学してわかったことだがそれなりの美大を出ていればそこそこ安定した職だって得られる。なのに漫画なんて水商売を選ぶ人間馬鹿のやる事だ。増子がゴミみたいな同人作家を褒めるのを目にしていた私もその気持ち理解できたし、就職漫画アニメ関係ないデザイン会社へと決めた。

親は大喜びだった。子供には好きなことをやらせたいと美大進学を許してくれたが、内心不安だったらしい。会う人全員に娘は美大卒でデザイン会社で働いている、と自慢をしていた。

美大受験の時と同じく、デザイナーだって楽しいことばかりではない。それでも自分の腕一本で生活費を稼げているというのは自分に自信を与えるのには十分だった。

ふと、増子が気になり彼女Twitterを覗いてみた。名の知れた企業に入ったと風の噂に聞いていたが毎日ノルマに追われ、パワハラ上司からの𠮟責も多く、大変そうな様子が見て取れた。その時、自分だけ美大進学を許された時と同じ優越感を覚えてしまった。

自分はこれからも好きなことで食べていく、増子は好きでもないことに一生疲弊して生活費を稼がないといけないんだ。

それから数年後、中学時代同窓会が開催された。増子とは大学生以来会っていないが、その他の友達も長い間連絡を取っていない。何をしているんだろうとワクワクしながら出席をした。

当時の友達は皆自分とは全く違う道を選んでいた。銀行員NPO職員営業職…。なんだか難しそうな世界だ。そういえば増子は今何をやっているんだろう、まだノルマに追われているのかな、と思っていると急に「漫画家になった」と言った。同人活動を続けていく中でスカウトされ、連載が軌道に乗ったところで会社は辞めたらしい。親は泣いていたけれどもアニメ化も決まったんだ、と増子は笑顔で述べた。

周りがざわつき始め「おめでとう!」と増子が祝われる。それはそうだ、業界が違う人間仕事内容なんて説明されても正直よくわからない。私だって銀行員仕事内容はわからなかった。でも素人にも漫画家は何をやっているか想像つくしアニメ化で拍がつくのも理解できるらしい。

ちゃんと増子ちゃんクリエイティブ業なんだねと同級生の一人から言われ、あいまいにほほ笑んでおいた。増子と同じにしてほしくないと本気で思ったが、友達の前で言うことではないのはわかっていた。それでも少しの意地悪心が抑えきれず「最近AI漫画描かれてて大変らしいね」と言ってしまった。

笑顔で皆と別れた後、本屋へ寄って増子の言っていたタイトル漫画を探す。アニメ化の棚のところにちょこんと置かれているのがみつかった。ゲボが出そうになった。

ふ ざ け る な !

増子の絵は相変わらずへたくそだった。以前よりは上達しているがデッサンも何もなっていない。これで漫画家として食べているなんて甘えている。同級生の皆もそうだ、この程度の絵を描く人間と私を一緒にしないでほしい。何がおめでとうだ。私は死ぬ思いをして絵を描いてきた。画塾が辛くても泣きながら通ったし、講評に怯えながら作品制作をした。就職だって一般大学生より大変だった。

ぬくぬくと安定した正社員の職を得ながら趣味で描いたようなクソ漫画クリエイターを名乗るな!

怒りが収まら単行本は買わないまま帰宅したが数日経つと少し落ち着いてきた。

増子の漫画電子コミックサイト無料立ち読みができることに気づき、気まぐれで読んでみることにした。もしかしたら話は面白いのかもしれない。

これも結論から言うと面白さが理解できなかった。それどころかへたな絵と意味不明ストーリー漫画家を名乗る彼女さらに苛立ちを感じ、口コミで最低評価を押しておいた。

でもあれから少し経った今となって思う。

増子の絵はへたくそだ。でも漫画家になってアニメ化をするという幼い頃の夢を叶えた。

私は漫画家になる夢の過程として美大へ進学して、その後他の目標をみつけ方向転換をした。自分選択に悔いはないが、子供の頃の夢を叶えられなかった側の人間だ。

思い返すと美大は変な人間がたくさんいた。その中には別の道を進んでいたはずなのに、神の手に導かれるように違う道に進まされ「何か」になってしま人間がいる。

美大に入ってすぐ自分はそちらの側の人間でないことを思い知らされた。私は美術を嗜んでいるだけの普通の人だ。

そして、漫画というフィールドで増子は「なってしまう」側の人間だった。

親に反対され一般大学に入り、安定した職業を選んだ。忙しい間に同人活動を続けて漫画デビューを果たした。スカウトで目に留まることも、そこから連載を勝ち取ることも、人気が出てアニメ化まで進むことも運の要素が絡んでくる。でも彼女はその運をつかめ人間で、漫画家になってしまった。

と、ここで夢に破れた自分を憂うのであれば綺麗な物語だが、結局これは現実だ。

漫画世界だったら私は美大進学をしたものの、ものづくりは好きでないと気づき美術の道を諦める。増子のアニメは大ヒットし国民漫画家として悠々自適生活をする。

でも現実の私はやっぱりものづくりは好きだし、自分選択が間違っていたとは思わない。今さらお堅いサラリーマン生活なんてできるとは思わないし、今大学生に戻ったとしても、漫画家は目指さない。

増子のアニメはたいして話題にならないまま終わった。今も細々と漫画家を続けてているらしいが、大ヒット漫画家にはなれないまま毎日生活費を稼ぐのみらしい。

結局私は何かになれなかった人間だ。もし自分が増子の立場だったらものづくりを仕事にはできなかったと思う。

増子はなってしまう側の人間だ。でもこれからもへたくそ漫画を描き続けるだろうし、中学時代に語ったような大手雑誌に載っているイケメン漫画は一生連載できないまま終わるだろう。

夢を叶えた友人が、羨ましいもののああはなりたくはないなと思った。

2025-10-12

anond:20251011232843

あのころ自民側にも菅義偉がいたんだよなあ

安倍派のカスどもは全く理解してないが、安部政権における対外調整(汚れ仕事、尻拭い)は全部彼がやってた

公明党はもちろん、野党官僚財界マスコミと、全てに繋がって押さえていたのがかつての菅義偉

今も一応いるが、菅さんの衰えが急速過ぎたのが結果的に今回の事態につながったとも言える

2025-09-27

anond:20250927024213

女は自分責任を認めないか自己決定権って概念理解できないんだ。

誰と結婚しようが1年もしたらお互い相手に不満だらけになって後悔するんだよ。

それで結婚決断した自分を棚にあげて、自分の悪いところは客観化しない女特有視点から、夫があーだこーだ言うみっともない姿をSNSさらす。事後的に、あの頃のアタシは判断力がなかったんだって思うようになる。

仮に離婚から再婚決めても、同じことの繰り返し。

男は自分結婚を決めたんだから仕方ないって思うのと対照的。後悔やあきらめを受け入れるのが自己決定権本質

一生身に付かない「判断力」とやらにすがって、あのころの若かったアタシを救ってあげたら?無理だけど。

2025-09-10

しっかりつまらない

8番出口を見に行った。

終わったあと、すぐ隣の客が、

「しっかりつまらなかったな」

と言っていて、そのとおりだと思った。

配信するなよ、絶対

登場人物の背景もストーリー展開も、二宮の演技くらい中身がない。

まーでも20年前だったら楽しかったのかな。

あのころトリックとか寝ずに見られたし。

2025-09-09

友人が失踪した

友人が失踪してもうすぐ五年が経過する。失踪、と言っていいのかさえ、よくわからない。ただ消息が途絶えた、という言い方のほうがしっくりくるだろう。

最後にやり取りしたのはLINEでの友人の発言

しあわせをおしえて

文末に句読点すらないそのメッセージが、俺のスマホの小さな矩形の中でいつまでも光を放っている。

彼の両親は未だに探している。警察にも相談し、ポスターも作ったが、手がかりはない。ニュースにならなかったのは事件性がないからだろう。

2000年代の俺たちは大学生だった。当時はまだガラケーで、ネットiモードか、PCADSLが主流だった。今みたいにSNS推し活なんて言葉もなかった。ただ掲示板チャットハンドルネームを名乗り、同じ作品を好きだというだけでどこまでも語れた。あいつと出会ったのも2ちゃんアニメ板、ラーゼフォンフルメタル・パニックスレッドを行き来していた頃だった。大学の構内のPCルームで、授業をサボってレスを投げていた。

 「エヴァが終わっても、終わりじゃない」

エヴァが終わったあとでも、俺たちの熱狂は続いていて、むしろエヴァ後のアニメ群──スクライドラーゼフォン∀ガンダムあたりをどう受け止めるかで、世代の色が決まっていた気がする。

当時はよく池袋に行ったものだ。デジキャラットのグッズを探すため。ブロッコリーが全盛期で、ゲーマーズ本店に並ぶ人の列は今よりずっと濃度が高かった。メイド喫茶がまだ秋葉原でようやく形を成し始めた頃で、池袋乙女ロードと呼ばれる前夜。帰り道にサンシャインシティの地下のゲーセンbeatmania IIDX 5th styleを遊んで、あいつはR5ばかりやっていた。俺はリズム感がないから失敗ばかりで、それを笑われた。

しあわせってなんだろうな。

歳のせいか最近そんな事ばかりをよく考える。

その度に思い出すのは、あの夏の新宿新宿駅南口から甲州街道を渡った先、紀伊國屋の前で待ち合わせて千と千尋の神隠しを観に行った。2001年夏休みで、俺たちは大学二年だった。劇場満席で立ち見になった。千尋が両親を助けるために湯屋で働く姿を見ながら、俺は隣であいつが泣いているのを横目で見ていた。映画の終わりに拍手が起こって、あいつは「やっぱジブリジブリだな」って呟いた。その帰りに寄った新宿中古ゲーム屋で、あいつはドリームキャストギルティギアXを買った。

あいつは本当にゲームが好きで、深夜までファイファンXIログインしていたことも覚えている。PS2HDDネットワークアダプタを買って、ADSLで繋いで、ヴァナ・ディール寝落ちした話をしてくれた。俺はオンラインゲームに馴染めなかったが、あいつにとっては現実と地続きの世界だったのだろう。

確か2005年頃だったと思う。俺たちは聖地巡礼という言葉を覚えた。AIRCLANNAD流行して、京都アニメーションが一気に名前を広めた時期だ。夏休みに二人で和歌山白浜に行った。AIR舞台に似ていると言われていた海辺で、青い空と蝉の声を聞きながら、あいつは「神奈がここで空に還るんだ」と真顔で言っていた。その帰りに白浜駅で食べた駅弁味噌カツサンドがやけに美味かったことまで覚えている。

同じ頃、俺たちは東京荻窪にも行った。ネギまイベントで、赤松健サイン会があったからだ。行列に並びながら「これって歴史証人になるんだな」とか言っていた。あの頃は何もかもがくすぶっていて、しかしそこにだけ輝くものが見えていた。

思えば、俺たちはずっとネット空間に生きていた。mixi日記掲示板書き込み、夜中のMSNメッセンジャー現実よりもそっちのログのほうが確かだった。あいつが消えたのは物理的なこの世界からであって、ネットのどこかにはまだいるんじゃないかとそんな気すらしている。俺が昔のハードディスクを漁れば、あいつの書いたレビューイラスト、短いテキストファイルが出てくる。2001年アップロードされたkyoani_fanpage.htmlとか、今となっては誰も開かないファイルに残っている。

俺は相変わらずアニメを見て、Blu-rayを買って、配信で昔の作品を見返している。先日はスクライドを観直した。あの頃、夕陽をバックにカズマと劉鳳が殴り合うシーンを「熱い」と言っていたあいつの声が頭に蘇った。

彼は今、どこで何をしているのだろう。まだネットのどこかにいるのか、それとももうどこにもいないのか。

大学四年の、ちょうど9月になって間もない頃。あいつと深夜のゲーセンを出て歩いた時のことを思い出す。

自販機コーヒーを買い、涼しくなり始めた夜風に身を包みながら歩き、少し憂いた顔で口ずさんでいたあの歌詞を。

あのころ未来に ぼくらは立っているのかなぁ…

全てが思うほど うまくはいかないみたいだ

2025-09-03

大学独身ヒラリーマン楽しすぎ問題

あのころ毎日が最高すぎた。天皇になったかと思ったわ。

こんな暮らしを味わっちゃったらもう結婚子育てなんて絶対できないねえ…朝飯も食わないといけないし、一日12時間ネットすることもできなくなるし。

そもそもこの暮らしを知らなければ他の人と同居してもそこまでストレス感じなかったと思う。高校までと比して人間関係強度が下がった感ある。一人暮らしライフ味わい率の増加は絶対少子化に効いてる。

2025-08-26

閉経に寄せて

初潮がいつだったかは覚えていない。

初潮なんてそれまでの短い人生の中では最も印象深い出来事の一つだろうに、全く覚えていない。私はこんな風に、たまに不安になるくらい子供のころのことを覚えていない。

でもまあ、中学の時点では始まっていたと思う。プールの授業を見学していた記憶があるから

肌が弱かったので、蒸れたり濡れた感じがしたりというのが不快だった。ちなみに神アイテムウィスパーは1986年に発売され、2018年に販売を終了したらしい。自分生理用品を買うようになってからはずっと使っていて、でもこの記事にある通り近年はソフィとかの方が快適だったので買ってなかった。長年お世話になりました。

生理痛も出血量もひどい方だったと思う。高校時代部活のお使いで生理2日目に電車ででかけたとき、あまり生理痛がひどくてホームでしばらくうずくまっていたのをいまでもよく覚えている。貧血もひどくて、鉄剤を飲んでいたのでいつもお腹が緩かった。

高校時代水泳部で、タンポンの使い方を覚えた。母親は何も教えてくれなかったので(聞かなかった私も悪いが)、生理関係水泳部友達にずいぶんと教わった。


大学時代生理の思い出は特にないな。ただ、とにかく定期的に来ていたことは覚えている。ほぼぴったり28日周期。1日目が一番生理痛が重く、2日目が出血ピークで5日くらい続く。そんな感じ。生理痛はひどくても薬を飲むのに抵抗があったので我慢していた。いま思えば普通に病院に行って薬をもらっておけばよかったのだけど、自分のその状態が異常だとは思っていなかった。小さいころ薬で蕁麻疹が出たことがあり、よほどのことがない限り薬は飲みたくなかった。いまならためらいなくバファリンを飲む。マジで楽。


生理との付き合い方がガラリと変わったのは30歳直前、海外に出てからである。ある事情で2年ほど海外で過ごすことになり、薬局普通に売られている低用量ピルを飲んでみることにしたのだ。

いやこれが楽。あり得ないほど楽。いままでの苦しみは何だったのかというくらい楽。血栓リスクがあるのは分かっていたけど、結局帰国後も個人輸入して飲み続けた。この経験はのちに少しだけ役に立つ。


ピルをやめたきっかけは東日本大震災である。直接の被害はなかったものの家が被災して帰れず、それどころではなくなってしまった。まあ潮時である

東日本大震災の時は奇しくも生理中で、避難させてもらった親せき宅に着くまで半日ほどナプキンが交換できずに膀胱炎になってしまった。避難先は病院普通に機能していたので薬を処方してもらえてすぐ治ったものの、被災して膀胱炎に苦しんだ女性も多かったんじゃないだろうか。

ちなみにこのとき私はうつ病治療中で、抗うつ剤睡眠導入剤の減薬をしており、抗うつ剤は順調に減らせていたもの眠剤はなかなかやめられなかったが、自宅に帰った数日後にスッパリと辞めた。普通に震度5~6の余震が来るので、眠剤で眠りこけていたら死ぬからである。なによりも、日中気を張りすぎているのか眠剤が効いてくる前に眠れるようになっていた。でも余震が来ると一瞬でぱっちり目を覚ます。いま思い出してもあのころ精神状態は異常だった。

ピルを辞めてからも、生理はきっちり28日周期でやってきて、でも昔ほど生理痛はひどくなく、出血量も減った。ピルの影響なんだろうか。


出産後も割とすぐ生理は戻ってきた。母乳の出が悪く、産後1か月で完ミ(って久しぶりに書いたな!「完全にミルク」の略である)に移行したからだろう。

私はすさまじい産後うつで(そのときのことを増田に書いてバズった。皆さん暖かい言葉ありがとう元増田は元気だろうか→https://anond.hatelabo.jp/20201012164343)、心療内科での投薬開始と同時に、生理前の気分の落ち込みがひどいということで、今度はちゃん産婦人科でかつて飲んでいたピルと同じものを処方してもらった。不安なく飲み始められたのは若かりしころの経験のおかげである。ちなみに抗うつ剤も前と同じものを処方してもらった。こちらの方が恩恵がでかい抗うつ剤自分に合うものを当てるまでが大変だから(前回大変だったから)。


産後うつは投薬と休養、出産から時間経過によるホルモンバランスの落ち着きにより2年ほどで寛解し、抗うつ剤ピルともに投薬終了。しばらくはまた規則正しく来ていて、生理痛は重かったり軽かったりだったが、5年くらい前、45歳から、周期が乱れ始めた。しかも、よりによって早い方に、である


28日周期だったのが、26日、24日、23日・・と早まってきたのだ。普通に生理痛もあり出血量もあるのに、その頻度が増えたということ。おかげで旅行の予定がとても立てづらくなった。勘弁してほしい。

で、突然50日くらい来ないというときも出てきた。ついにあがったか?!と思ったらまた始まる。その繰り返し。若いころなら迷いなく病院に行く周期の乱れ方だが、この歳だと普通にあることなので判断が難しい。長年子宮頸が軽度異形成~異常なしをフラフラしていたので余計に心配だったが、定期検査では特に大きな異常はなかった。

そして、今年の4月26日、前回から21日後というだいぶ早い周期で生理が来て以来、今日まで101日間来ていない。


閉経の定義は、生理が1年間来なかったこと、だそうなので、正確にはまだ閉経とは言えない。ただ、なんとなく体型や気持ちの変化があり、もう来ないような気がしている。

正直、生理が来ないのは楽だ。ナプキンは信じられないほど進化しているとはいえ不快もの不快である生理痛も、薬を飲めば落ち着くものの、ダルさまでは消えない。それがなくなったのだ。

ただ、これからは別の不安におびえることになる。まずは骨粗しょう症である。私はすでに同世代の91%ほどしか骨量がない。そして私の祖母はひどい骨粗しょう症で、90を過ぎて大腿骨骨折したが骨がもろすぎてレントゲンに写らなくて固定ができず、でも折れた骨がこすれて痛いということで足を切断した。怖くてしょうがない。

ホルモンバランスの乱れというのもある。これは産後うつで嫌というほど感じたやつだ。2回もうつ病に罹っているんだから絶対リスクが高い。

更年期障害も避けられない。どういう症状が出るかは分からないが、生活に支障をきたすようなのが来ないのを祈るしかない。


そして、いま強く感じているのは確実に死に近づいているという恐怖である

出産後も感じたことだけど、明らかに生物としての役割を終え、後続に道を譲る時期が来ているのを感じる。

生理だけではない。関節は痛いし老眼は進むし、寿命にはまだあるかもしれないけど体はどんどん衰えていく。

子供を見ていると、年寄りから死んでいくのは全くもって正しいと断言できる。とはいえ死の恐怖が消えるわけではない。

からいまは、せめて健康寿命を延ばそうと、せっせとストレッチしたり運動したりしている。

若いころからは考えられなかったが、1日に1時間自分メンテに当てている。



とりあえず自分の子宮および卵巣お疲れさま。13歳で初潮だとしたら、36年間、ブランクは多少あったもののずっと働いてくれた。こんな風に人生の途中からまり途中で終わり、かつこれほど長い間続いたものは他にないと思う。無趣味だし。

2025-08-21

あのころ仕事がイヤというかなにもかもがイヤで

正午前半時間前くらいから午後1時過ぎまで

昼食休憩してたわ。

ちょっと離れたところにあるファミレスかな?なんかのお店でジャージャー麵だったけ

なにかラーメン類を常食していたわ

黒歴史

あのころにもどりたくない

https://youtu.be/0a1enUE27Lk

2025-08-19

平成めくらいまで都会の水はめっちゃ変な味がして飲めたもんじゃなかったけど

あのころなら水道水そのまま飲むのはちょっと考えられなかったな

2025-08-12

Twitter は、あんなふうになって良かったのかもしれない

一時期 Twitter ばかり見ていた。

正直 1分に1回くらい TL に更新はないか確認してたと思う。

Twitterあんなふうになってしまって、アカウントを消してから数年経ったと思うけど、

あのころに比べて今は自分人生を生きている気がする。

Twitterあんなふうになって良かったのかもしれない。

2025-08-11

同人で知った神がおばさんになっていて本当にほっとした

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイトエンタボタンを押した先で、神は大人スポーツ漫画二次創作をやっていた。

漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代彼女二次創作では未成年キャラクターたちがとうぜんに飲酒喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。

神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏存在もこなれ感のある神の作品リンクしていて、この人だからこれを書けるんだと思った。

まだ可視化されたオタクが少なかった時代、私にとってのオタク自分のようにクラスの端っこでアンソロジーを読んでいる存在であり、そういう型にはまることがオタクとしてのアイデンティティ確立するんだと思いこんでいた。神はそれをひっくり返した。

そして私はあるとき偶然、神の姿を知ることになった。オタク世界は狭い。当時メル友を探すサイトで知り合ったオタクの友人が神と少しだけ交流があり、一緒にうつっている写真を送ってきたのだ。

「隣にいるの◯◯さん(神のハンドルネーム)だよ。知ってる?」

知っているなんてもんじゃない。でも激重の憧れをさらけだすのがはずかしく、サイトたことあるよ! くらいしかいえなかった。

写真の神は美人だった。神に美人であってほしいという私の願望によるフィルターをさしひいても完全に美人だった。当時の平成viviモデルのような派手な顔立ちで、すらっとしていてヒステリックグラマーとかディーゼルとかが似合いそうな雰囲気高校生になったばかりの私に突き刺さった。いま振り返ればいい作品を産む人がたまたま美人だったというだけだが、そのとき自分は幼すぎて、見た目も神だから作るものも神なんだと思いこんだ。

神に倣い私はコスメを服を買い漁った。絵も字も下手くそだったけれど買い物も美容も私にとってはオタク活動の一環だった。神がブログ彼氏と別れたことをほのめかせばいもしない彼氏と別れてみたいと思ったし、神が適当な誰かと遊んだことをほのめかせばいもしない適当な誰かと遊んでみたいと思った。異性そのものへの関心というより神がやったことを追いかけたい思いでいっぱいだった。たくさん真似した。それによって得たもの失ったものどちらもあるがハリボテでもわかりやす青春を送れたのは神のおかげだ。

それから数年を経て私は神に会うことになる。信者としてではなく「友人の友人」として、またしても広くて狭いオタク世界を泳ぐうちいつのまにかSNSでつながっていた。

名古屋なう」というなんてことない私のつぶやきに「うそ! ごはんいこ!」と名古屋にいた神が反応してくれて旅行先で会うことになった。

神は友人の友人であるだけの私のもとへ超多忙あいまを縫って駆けつけてくれた。服を褒めてくれた。メイクを褒めてくれた。神を真似た結果なのだから当たり前といえば当たり前だったけれどうれしかった。おしゃれなカフェでなにを話したか覚えていない。でもはげしい自己嫌悪におちいったり、緊張してうまく話せなかったりということはなかったからやっぱり神のコミュ力がすごかったのだと思う。あとはそれに憧れ続けた私のコミュ力もそこそこだったのかもしれない。

神は次の日の私の予定を確認して、「時間作れたらちょっとだけお茶しよう」といって翌日ほんとうにやってきた。忙しいようでいつもブログにのせるような格好とは違いパーカーミリタリーコートデニムリュックで髪もひとつにしばっていた。変な格好でごめんねと神はいったけれど変なところはひとつもなかった。めかし込んだ私の比じゃないくらい洗練されていた。私が背伸びしてもぜったい届かない領域にいる人なんだと見えてぼーっとしたまま帰った。

神に会ったのはその一度きりだった。ネットでの交流は続いたがいつのまにか神はオタクをやめ、つながっているSNSmixiからTwitterの身内アカウントに変わった。ずっと楽しそうでおおらかだった神のアカウントは途中からからだんだんおかしくなっていった。

鍵の中で、神は混沌とした異性関係をつづるようになった。たくさん男の名前が出てきて誰が誰だか、何人いるのかもわからなかったし、昔と違ってぜんぜん楽しそうではなかった。気に食わない同性に対して毒を吐くようになった。バカは嫌いだとかもろな学歴主義さらしたり別人のようになった。

激務が引き金のようだった。激務が原因で変わったのか、激務によりもともと眠っていたものが出てきてしまったのかどっちかなのかはわからない。

サイト時代絶妙な見切れ具合でぎりぎり全貌がわからないようにアップされていた顔面も、身内アカウントではドアップで全公開するようになった。

どんなに病んでいても造形の綺麗さは変わりようがなく20後半になっても30すぎてもずっと綺麗で、眼福で、だけどそれを見るたび落ち着かない気分になった。

どうしてだろう。歳をとっても綺麗なその人を見ていまだおとなげなく焦っているのだろうか。しか大人になった私はもうどれだけ真似ても自分彼女になれないことを知っていたし、あとは日々に追われて真似たい気持ちを保つだけの持久力を失っていた。

そうこうしているうちにいつのまにかTwitterはブロ解されていた。あいかわらず私がオタクすぎてキモかったのかもしれないし、不要人間関係を整理したかったのかもしれない。共通の友人とも疎遠になって二度とつながりようがなくなり、人生の半分以上追っていた神を三十路にして追えなくなった。落ち込むほどではなかったが、ふと気になってつながったままの化石としたfacebookをのぞいてみたりした。いっさい更新されていないのが常だった。そのまま日々に追われて忘れ、また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺。また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺

それを繰り返しながら7年くらい経った今。いきなりfacebookアイコンが変わった。

久しぶりに見る、新しい写真

初めて見る40歳の神。だれかが向けたカメラに向かって楽しそうに笑っている。真っ白だった肌にはそばかすのようなしみがたくさん飛んで、とがっていた顎には丸く肉がついている。かりかりだった腕はたくましくなって、長くてつるつるだった髪は短く少しぱさついている。

神もちゃんとおばさんになっていた。

なんだかすごくほっとした。もう憧れなくて済むからか。たぶんそうじゃなかった。

高校時代プリクラでてきた。人生最高って書いてあった。これになりたい」

まだTwitterがつながっていたころ、病んでいる神はそんなことをつぶやいて自撮りをあげまくっていた。サイトのとけないパスワードに何度も挑むようなもどかしさを神のその姿から感じていた。いつまでも綺麗で老けない自分の姿を何度も何度も打ち込んで、すり減る前の自分必死アクセスしようとしているように見えた。赤の他人である私がずっと大事にしている16歳の神を神自身はもう失ってしまったんだと思うと私までもが神を失ってしまったようで悲しかったんだろう。

40歳の神は取り戻したのかもしれない。あるいは失うことに腹をくくったのかもしれない。でもそのままをうつして笑っている姿はあの美しい自撮りよりよっぽどあのころの神とつながって見える。リュックデニムで駆けつけてくれた彼女40歳の神の中にはちゃんといるような気がする。

本当のことなんてわからない。

ももともとhtmlタグから始まった偶像崇拝から一枚の写真勝手解釈して終わる。あなたがおばさんになって本当にほっとした。幸せでいてほしい。おばさんになった私の中で16歳のあなたはずっと神様だ。

ジャンルの神とかカップリングの神とかい言い回しはしばしば攻撃される。「原作者が神で借り物でシコってるやつは神じゃない」それは本当にそうなんだけど、それはそれとして思春期に強烈に憧れた人はやっぱり一生神だと思う。

同人で知った神がおばさんになっていて本当にほっとした

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイトエンタボタンを押した先で、神は大人スポーツ漫画二次創作をやっていた。

漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代彼女二次創作では未成年キャラクターたちがとうぜんに飲酒喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。

神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏存在もこなれ感のある神の作品リンクしていて、この人だからこれを書けるんだと思った。

まだ可視化されたオタクが少なかった時代、私にとってのオタク自分のようにクラスの端っこでアンソロジーを読んでいる存在であり、そういう型にはまることがオタクとしてのアイデンティティ確立するんだと思いこんでいた。神はそれをひっくり返した。

そして私はあるとき偶然、神の姿を知ることになった。オタク世界は狭い。当時メル友を探すサイトで知り合ったオタクの友人が神と少しだけ交流があり、一緒にうつっている写真を送ってきたのだ。

「隣にいるの◯◯さん(神のハンドルネーム)だよ。知ってる?」

知っているなんてもんじゃない。でも激重の憧れをさらけだすのがはずかしく、サイトたことあるよ! くらいしかいえなかった。

写真の神は美人だった。神に美人であってほしいという私の願望によるフィルターをさしひいても完全に美人だった。当時の平成viviモデルのような派手な顔立ちで、すらっとしていてヒステリックグラマーとかディーゼルとかが似合いそうな雰囲気高校生になったばかりの私に突き刺さった。いま振り返ればいい作品を産む人がたまたま美人だったというだけだが、そのとき自分は幼すぎて、見た目も神だから作るものも神なんだと思いこんだ。

神に倣い私はコスメを服を買い漁った。絵も字も下手くそだったけれど買い物も美容も私にとってはオタク活動の一環だった。神がブログ彼氏と別れたことをほのめかせばいもしない彼氏と別れてみたいと思ったし、神が適当な誰かと遊んだことをほのめかせばいもしない適当な誰かと遊んでみたいと思った。異性そのものへの関心というより神がやったことを追いかけたい思いでいっぱいだった。たくさん真似した。それによって得たもの失ったものどちらもあるがハリボテでもわかりやす青春を送れたのは神のおかげだ。

それから数年を経て私は神に会うことになる。信者としてではなく「友人の友人」として、またしても広くて狭いオタク世界を泳ぐうちいつのまにかSNSでつながっていた。

名古屋なう」というなんてことない私のつぶやきに「うそ! ごはんいこ!」と名古屋にいた神が反応してくれて旅行先で会うことになった。

神は友人の友人であるだけの私のもとへ超多忙あいまを縫って駆けつけてくれた。服を褒めてくれた。メイクを褒めてくれた。神を真似た結果なのだから当たり前といえば当たり前だったけれどうれしかった。おしゃれなカフェでなにを話したか覚えていない。でもはげしい自己嫌悪におちいったり、緊張してうまく話せなかったりということはなかったからやっぱり神のコミュ力がすごかったのだと思う。あとはそれに憧れ続けた私のコミュ力もそこそこだったのかもしれない。

神は次の日の私の予定を確認して、「時間作れたらちょっとだけお茶しよう」といって翌日ほんとうにやってきた。忙しいようでいつもブログにのせるような格好とは違いパーカーミリタリーコートデニムリュックで髪もひとつにしばっていた。変な格好でごめんねと神はいったけれど変なところはひとつもなかった。めかし込んだ私の比じゃないくらい洗練されていた。私が背伸びしてもぜったい届かない領域にいる人なんだと見えてぼーっとしたまま帰った。

神に会ったのはその一度きりだった。ネットでの交流は続いたがいつのまにか神はオタクをやめ、つながっているSNSmixiからTwitterの身内アカウントに変わった。ずっと楽しそうでおおらかだった神のアカウントは途中からからだんだんおかしくなっていった。

鍵の中で、神は混沌とした異性関係をつづるようになった。たくさん男の名前が出てきて誰が誰だか、何人いるのかもわからなかったし、昔と違ってぜんぜん楽しそうではなかった。気に食わない同性に対して毒を吐くようになった。バカは嫌いだとかもろな学歴主義さらしたり別人のようになった。

激務が引き金のようだった。激務が原因で変わったのか、激務によりもともと眠っていたものが出てきてしまったのかどっちかなのかはわからない。

サイト時代絶妙な見切れ具合でぎりぎり全貌がわからないようにアップされていた顔面も、身内アカウントではドアップで全公開するようになった。

どんなに病んでいても造形の綺麗さは変わりようがなく20後半になっても30すぎてもずっと綺麗で、眼福で、だけどそれを見るたび落ち着かない気分になった。

どうしてだろう。歳をとっても綺麗なその人を見ていまだおとなげなく焦っているのだろうか。しか大人になった私はもうどれだけ真似ても自分彼女になれないことを知っていたし、あとは日々に追われて真似たい気持ちを保つだけの持久力を失っていた。

そうこうしているうちにいつのまにかTwitterはブロ解されていた。あいかわらず私がオタクすぎてキモかったのかもしれないし、不要人間関係を整理したかったのかもしれない。共通の友人とも疎遠になって二度とつながりようがなくなり、人生の半分以上追っていた神を三十路にして追えなくなった。落ち込むほどではなかったが、ふと気になってつながったままの化石としたfacebookをのぞいてみたりした。いっさい更新されていないのが常だった。そのまま日々に追われて忘れ、また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺。また思い出してのぞいてみる。変化なし。忙殺

それを繰り返しながら7年くらい経った今。いきなりfacebookアイコンが変わった。

久しぶりに見る、新しい写真

初めて見る40歳の神。だれかが向けたカメラに向かって楽しそうに笑っている。真っ白だった肌にはそばかすのようなしみがたくさん飛んで、とがっていた顎には丸く肉がついている。かりかりだった腕はたくましくなって、長くてつるつるだった髪は短く少しぱさついている。

神もちゃんとおばさんになっていた。

なんだかすごくほっとした。もう憧れなくて済むからか。たぶんそうじゃなかった。

高校時代プリクラでてきた。人生最高って書いてあった。これになりたい」

まだTwitterがつながっていたころ、病んでいる神はそんなことをつぶやいて自撮りをあげまくっていた。サイトのとけないパスワードに何度も挑むようなもどかしさ神のその姿から感じていた。いつまでも綺麗な老けない自分の姿をパスワードにして、すり減る前の自分必死アクセスしようとしているように見えた。赤の他人である私がずっと大事にしている16歳の神を神自身はもう失ってしまったんだと思うと私までもが神を失ってしまったようで悲しかっただろ。

40歳の神は取り戻したのかもしれない。あるいは失うことに腹をくくったのかもしれない。でもそのままをうつして笑っている姿はあの美しい自撮りよりよっぽどあのころの神とつながって見える。リュックデニムで駆けつけてくれた彼女40歳の神の中にはちゃんといるような気がする。

ほんとうのことなんてわからない。

ももともとhtmlタグから始まった偶像崇拝から一枚の写真勝手解釈して終わる。あなたがおばさんになって本当にほっとした。幸せでいてほしい。おばさんになった私の中で16歳のあなたはずっと神様だ。

ジャンルの神とかカップリングの神とかい単語ときどき攻撃対象になる。「原作者が神で借り物でシコってるやつは神じゃない」それは本当にそうなんだけど、それはそれとして思春期に強烈に憧れた人はやっぱり一生神だと思う。

連休を利用してプチ終活「昔のガラケースマホ処分

ガラケーは2台。

21年前のものと16年前のもの

昔のガラケーすごい。

21年前のほうなんて即電源入って即起動。

昨日まで使ってたじゃんみたいなノリでキビキビ。

それぞれをリセット操作してメール電話帳とか他諸々のデータを消去。

このあとがまた感動。

バッテリーストレージ(21年前のものソニーメモリースティックDuo、16年前のものマイクロSD)が

ユーザーによってなんとも簡単に取り外せる。

当時は何とも思わなかったけど、その一切を自由にできないスマホと比べたらはるかリムーバブル性が高い。

そこまでしたらドコモショップへ持ち込み。

バッテリーが取り外せるガラケーならショップ店員が目の前で物理破壊(電源ボタン、決定ボタン、0ボタンを万力みたいな用具で貫通破壊)してくれたあと、リサイクル品として引き取ってくれる。

すっきり。

面倒くせぇのがスマホ

12年前のiPhone5s

まずは「iPhoneを探す」機能オフ化。

だけどなぜかエラーが発生したの何だののメッセージが出てできない。

チャットGPTを頼りにicloudから解除して何とか成功。これをもってApple IDからサインアウト。

その後「すべてのコンテンツと設定を消去」の実行で終わり。

この後はアップルストアに持ち込み、リサイクルプログラムを利用して引き取ってもらう。

プログラム説明によると、アップルストア側が資源リサイクルするために処理(分解・再利用または再資源化)をしてくれる、らしい。

自分はその過程を見られないからね、これはもう信じるしかない。

本音を言うとスマホも確実性重視で物理破壊たかった。

分解動画も見て出来そうだとは思ったけど、これからいちいちこの先々買い替えるiPhoneや他に所持しているiPad miniなんかを全部自分バラしてどうこうするのかと考えたらウンザリなのでやめた。

チャットGPTによると

 ・Apple IDからサインアウト

 ・すべてのコンテンツと設定を消去

 ・再起動後「こんにちは」画面が出ることを確認

すればその後から個人情報漏洩する確率はほぼ 0%らしい。

iPhoneの内部ストレージ暗号化されており、消去時に暗号鍵も破棄されるため、元データ事実上復元不可能なんだって。ようわからんけど。

アップル社員がそういうふうに作ってるんだろうから大丈夫だろう。

自分は手先が不器用なので分解中にリチウムイオン電池爆発させて指ぶっ飛ばす確率のほうが高そうだし、それ考えればプログラムを利用するほうがローリスクということで。

これらは20代・30代のころに買ったもの

当時は思い入れもあったし、そもそも「これをいつまで持つのか?」なんてこと考えもしなかったのでずっと家の奥底にしまったままだった。

それから時が流れて50歳目前となった。

少し前にこれまた全然使わなくなったニンテンドースイッチたまたま見たら、リチウムイオン電池がハデに中年太りしてて驚愕

うわぁ、本当にこんなになっちゃうんだ。

こうなったらもうクソ面倒で、売却にも処分にも一ハードル上がってしまって扱いに手間取りまくり

こうなる前に不要電子機器(とくにリチウムイオン電池が内蔵されていてそれをユーザー自由に取り外せない機器)はきちんと処分しておいた方がいいと目が覚めた。

あと歳もある。

自分の死なんて考えもしなかった若いころは、これらのものはずっと大事に持っておくつもりだった。

でもあのころよりかはいづれこの世を去ることを現実として捉えるようになった。

持っておいても使わない、手放すにも時間が経てば手間取ることになるんなら、少しずつ処分をはじめようかねぇと考え方の舵をきった感じかな。

体も頭も動き、処分対象も動くうちに段階的に手放していこうと思う。

あー でも実家にあるサターンとかプレステとか、リチウムイオン電池ではないけどその類はもう完全アウトだろうなぁ。

2025-08-10

やっぱりスターウォーズ帝国の逆襲の評価が高いんだな。

おれも中2の時はビデオ録画した帝国の逆襲ばっかり見てたわ。

あのころは、ロッキー2風の谷のナウシカ、そして帝国の逆襲。

を録画したVHSテープを狂ったようにリピートしてた(最後テープが切れた)。

あとロッキーは、世間的には1作目が不朽の名作なんだろうけど、

おれのなかではロッキー2こそがロッキー

ロッキーというすでに俺が自分意志洋画を見るようになった年頃には

すでに評価が完全に確立していたロッキーという作品シルベスター・スタローン

ロッキー2の中で「ロッキー」であり続けることに苦闘するロッキーとが

絶妙シンクロしていて

俺の中ではロッキー2こそがロッキーである

2025-07-28

ねぇ、増田くん

増田くんの大好きな成功者の失態だよ?

いつもみたいにさ

口汚く罵らないの?

何回も何回も飽きずに連投しないの?

なんで?

どうしちゃったの?

スパムなんかに負けちゃうの?

らしくないよ…

そんな増田くん見たくなかった…

ゴシップには全力で食いついて

何日も何日も連投し続ける

あのころ増田くんが見たいよ…

2025-07-21

陰謀論に染まった親におすすめしたい面白いNetflixドラマ

以下、別に陰謀論関係ないけど

あらゆる親世代おすすめできるNetflixドラマを紹介するよ!ドラマって長いから、YouTubeとかSNS見てる暇無くなるんだよね〜。

ザ・クラウン

エリザベス女王即位からはじまる長編シリーズ。実際皇室をしっかり取材して真実を描いていくよ(まあフィクションだけどね!)

第1シーズンエリザベスなんだけど、シーズン6からダイアナが参戦してくるからあのころを知ってる人たちにはたまらない作品になってるよ。

エリザベスの苦労もそうだし、王室日本皇室の差や共通点も楽しめるから、かなり基礎教養としてもおすすめ

序盤ちょっとエッチなシーンあるけど、ドエロエロじゃないし馬のセックスシーンより気まずいものがないか安心してね。

シーズンごとに長いからザ・クラウン見終わるまでに次の選挙くるかも!

ブリジャートン家

ザ・クラウンに刺激が足りない。エロもっとくれ。そういう人におすすめだよ!とくに服飾関係とか美術をできるだけ忠実に描こうとして、最終的に地味だなって派手に盛っちゃう感じとかが最高にエンタメしてるよ!超豪華な昼ドラだよ。

VIVANT

世の中の中高年が熱心に見たドラマNetflixで見れる!続編も決まってるから予習にどうぞ〜!

クイーンズギャンビット

ざっくり言うと孤児チェスで完全に成り上がる話だよ。舞台設定もなんだかオシャレで気取った作品に見えるけど、薬漬けの天才美女賞金稼ぎしていく様を見届けて!

梨泰院クラス

なんかねぇ性格悪い奴らばっかで色々言いたいことあるんだけど面白いんだよこれ!香川照之が思い浮かぶ日本版を見たんだね。じゃあ韓国版を見よう。女性人気は高かったけど、なんなら寝ないで頑張ってきたビジネスマンのほうが楽しめるんじゃないかな?

愛の不時着

大バズしたけど見てない人も多いんじゃないかな?もうなんか脳みそ空っぽにして、なにも考えずに見れるって、ストレス社会大事だと思うんだ。その中でいがみ合う国同士の二人の関係大学生世代ヨン様世代にも幅広くおすすめできる恋愛ドラマだよ!

ザ・グローリー

ある女性が壮絶なイジメ体験から復讐果たしていく重苦しいドラマなんだけど、そういうの好きな人もいると思うんだ。陰湿韓国ドラマの頂点に立ってもいいと思う。こんなに胸糞なのに、めちゃくちゃ面白いんだからネットしかおすすめできなくて困っちゃうよね!

ウ・ヨンウ弁護士天才

陰湿韓国ドラマ正反対にある陽な韓国ドラマだよ。韓国ってこういう攻めた設定のヒューマンドラマうまい印象。自閉スペクトラム症弁護士主人公バッチバチの障害者なんだ!)が事件解決して成長していくよ〜かわいい雰囲気だし男性女性も楽しめる上質ドラマだよ!

ルパン

みんな一回は犯罪者の怪盗になりたいよね。あざやかに盗みを働く主人公を見てると脳汁出てくるよ〜!ちょっと違いはするけどミッションインポッシブルとかが好きな人は、ハマると思うな〜

ストレンジャー・シングス 未知の世界

ムー』の読者とかムー編集長おすすめドラマだよ!子供向けっぽく見えて濃厚キスとか普通にグロかぶっこんでくるあたりがまじアメリカ〜って感じなんだけど、シリーズ進んでキャストが成長していくとどん面白みを増して大ヒットしたドラマなんだ。陰謀論ってさ。やっぱフィクションで楽しむもんだと思うんだよね!?

リディア・ポエットの法律

イタリア初の女性弁護士の生涯をベースリディアバリバリ事件解決していく法廷ミステリだよ。虎に翼を思い出すけど、こっちはもっとエンタメで、1話から弁護士資格剥奪されることからして先が読めない面白さがあるよ!あとね!めっちゃセックスする!全裸

こっからちょっとネトフリで「これ見れるの!?」って思ったおすすめの名作日本ドラマ並べていくね。

アンメット
アンナチュラル
カルテット
大豆田とわ子と三人の元夫
流星の絆
HERO
JIN
阿修羅のごとく(ネトフリ独占)
白い巨塔(唐沢)
ゴールデンカムイ
踊る大捜査線
東京ラブストーリー
オレンジデイズ
昼顔
のだめカンタービレ
領域異常解決室(陰謀論好きにおすすめ★)
浅草キッド(ネトフリ独占)
タイガー&ドラゴン
やまとなでしこ
SPEC陰謀論好きにおすすめ★)
結婚できない男
ごめんね青春
コンフィデンスマンJP
ウォーターボーイズ


結構代表的な人気作品を上げてみたよ〜

みんなが陰謀論にハマった親におすすめしたい作品は何かな?

2025-07-17

参院選が近いのに卵が高い

参院選が近いのに卵が高い。投げるにはコストがかかりすぎる。前はもっと気軽に投げられたはずなんだ。スーパーに寄って値札を見るたびに、あのころの勢いが冷めていく。

昔はパフォーマンスの一つくらいに思えた。怒りや不満が手元の卵に乗っかって宙を舞っていく感じが、少しだけカタルシスになった。今はそんなことやったら財布が泣く。気持ちも冷めるし、冷蔵庫の前で黙るしかない。

テレビでは誰が何を公約にしてるかばかり流してるけど、卵の価格言及してる候補なんて見かけない。わかってない。日々の生活の中で、卵ってけっこう重要指標だと思う。主婦とか学生とか、朝に卵を焼けるかどうかで気分が決まったりする。

暴れるにも準備がいる。高すぎて手が出ないものは抗議の道具にすらならない。ふつうに食べたいし、ふつうに安くあってほしいだけなんだけど。そこすら叶わない今の状況を変えたい。

卵をもっと安くしてくれる候補に入れたい。正直なところ、それだけでも十分な理由になる気がする。演説理屈もいいから、卵を98円に戻してほしい。それだけで生活希望が戻る気がする。気軽に怒れる未来を取り戻したい。

2025-07-04

近所の店にSwitch 2が入荷された!という情報をきいて、自転車を漕いだ

こんなにわくわした気持ち自転車をこぐのは、小学生の頃、放課後公園に行くとき以来かもしれない

結果、Switch 2は売り切れていたけど、あのころ気持ちを思い出せたから、よかったかもしれない

2025-06-24

Switch2当たらないから、アニメ版シャインポスト感想書く(7,8)

Switch2が当たらないから、当たったら買う予定のゲーム版シャインポストの予習として、ユーチューブ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/@SHINEPOST)で期間限定公開をされているTVアニメシャインポスト感想を書いていく。

前 anond:20250623002741

7話

コメディ要素多めのゆきもじ回。これまでにも思わせぶりに TiNgS の三人に絡んできていた同じ事務所祇園寺(【ゆ】き【ね】)さんと伊藤(【も】み【じ】)が、実は元々は TiNgS の一員でその頃のグループ名は TINGS だと判明する。そして中野サンプラザでのライブ成功させるためにグループを抜けた二人を再加入させようと TiNgS 三人がドタバタする話。

……というか、ツンデレ祇園寺)さん練習生扱いだったの!? こんだけ姉御肌で頼りになるのに!? 別の意味で驚いてしまったが、7話8話でなぜこの二人がグループを抜けたのか明らかにされた時は得心した。筆者がある程度予測していた理由だったので。

さて、この7話の特徴として、今までマネージャーくんの前で「光って」言ったセリフは嘘であるというギミックを前提とした視聴者盲点を突くとある仕掛けが施されていた。それは「光らない」嘘があるということである。すなわちここまで作品を見てきた視聴者は視聴経験を通して、「嘘=光る」と認識するようになっている。キャラクターが嘘をつく光ると。しかしこれは真には「光るならば嘘」なのだ。つまりその逆「嘘ならば光る」は常に成り立つわけではない(古典命題論理における対偶・逆の関係)。

7話においてはマネージャーくんの嘘をついている人間が光るという特殊能力は、言語以外の嘘・偽り・誤魔化しについては効果を発揮していないことが明かされた。つまり、7話において明かされた真の事実は、ゆきもじの二人が元々 TINGS の一員だったことではなく、青天国春が今までずっと「パフォーマンスにおいて手を抜くという形で嘘をつき続けていた」という事実であったのだ。

言語的な嘘であったから光ることはなかったその偽りは、これまでに積もりに積もった青天国目標に真っすぐで嘘をつかないという視聴者先入観を真っ向から打ち崩すものだった。おそらく当時の視聴者は7話の最後でその嘘を指摘された青天国が「いつでも全力でやってるよ」と口に出して「光った」とき、ついに青天国春が光ったと大いに沸いたのだろうと推測する。

これは8話まで見終わって気がついたのだが、5人の頃のグループが大好きだったから戻ってきて欲しいと訴える青天国セリフに対して祇園寺さんの「あのころに戻りたいと思ったことなど、一度たりともない」と言う言葉マネージャーくんの前なのに「光ってない」。つまり嘘ではない本心言葉だ。8話を見終わればなぜ心から「あの頃に戻りたい」と思わないのか伏線が回収されるが、勘の良い視聴者彼女たちのグループ脱退の理由にここで気がついていたのだろうと思う。しかしまあ、青天国が手を抜いていたという事実を知ってからこのシーンを見返すと、本心を隠した彼女言葉祇園寺さんにとってはとんでもない侮辱になっていることが分かるな。

(ところで7話の後半の祇園寺さんが本音を言うシーン、正直興奮したよね。ギスギ修羅場スキーとして震え声の本音グフフフって厭らしい声出ちゃった。「私様」って作っていた性格を取っ払って「私」として本音を言うとこスキスキ。)

コメディパートということで面白かったところも。

8話

ゆきもじ回後半で過去回想。なぜ彼女たちがグループを抜ける決断をするに至ったのかが明かされる。

この回を見て思ったことは……辛い。いや、経験であることを隠していた青天国社長が一番問題なんだけど、それでも自分が唯一の芸能界経験者だから皆を引っ張っていかないとと奮起していたら自分より遥かに上手い青天国がわざと手を抜いていたことが分かるんだものしか彼女に対して目立った成長ができていないともアドバイスしちゃってたのだもの。惨めさやら悔しさやら恥ずかしさやら感情渋滞してしまうのはしょうがないよ。

イケメン芝居をしていたのを伊藤に見抜かれて、照れて素の声がでちゃう祇園寺さんかわいいね……)

天国が本気を出していないことに気がついた祇園寺さんと伊藤が、TINGS 全員が夢を叶えるため……青天国に本気を出させるためにあえてグループを抜けてライバル位置立とうとするの泣ける。すごい泣けるけど、実際やってたことは裏方としての TiNgS のサポートとか落ち込んでいる玉城や聖舞へのアドバイスとか普通に良き友人としての行為ライバルに徹しきれない情けないところがまた違った意味で泣ける。

(前から思ってたけど、ゆきもじのそのレッスン……根性論ベースで非効率的すぎやせんか?)

から本気を出して欲しいと言うゆきもじの訴えに、青天国は「本気なんて出さない方がいい!」と言ってもう一度「光る」。さあ次は青天国の憑き物落としだ。

今回ウケたところ。自分たちでは TiNgS を脅かすライバルになれなかったと言って崩れ落ちて号泣している祇園寺さんに、「あれだけ私達の心配をして面倒を見ていてくれて、それでライバルとか詰めが甘すぎる」と正論パンチしてギャン泣きさせる玉城。面倒見の良い祇園寺さんはあれで精一杯突き放しているつもりだったんだよ笑。確かにあれだけ構っておいて世話を焼いてライブでもバッチリ応援を送って、それで「ライバルに気安く声をかけるな」はギャグしかないけど笑。事実は時として人を傷つけるのだ。

次 anond:20250626175622

2025-06-19

anond:20250619154759

本当にいい映画だった。なんかこの感想不謹慎だって言われそうなとこも、あのころコロナ禍を再現していると思ったりした。

2025-06-13

イスラエル全然変わんねえな

全く丸くなってなかったんだな

建設中の原子炉ぶっ壊しに行ったあのころから

れいつだっけ

1981年

anond:20250613125810

はちまめっちゃ久々に聞いた。ゲハって言葉も久しく聞かなくなったな

あのころゲームハードって安くてクソガキもみんな買ってたから叩きも盛り上がったよな

2025-05-14

GQuuuuuuXを6話まで見たけど、だんだん自分が何を見せられてるのかよく分からなくなってきた

たぶんマチュがああいキャラなのは意図的なんだろうけど、正直見ててしんどいところが多くて、でもそれって多分“今”の視聴者が何に対してしんどさを感じるのかを逆手に取った演出なんだと思う。

6話でキシリア暗殺を絡めて◯◯する展開とかも、視聴者勝手に「そうはならないだろ」って思ってた部分を真正から折ってきた感じがあった。

あれを肯定するのも否定するのもめんどくさくなるような空気感を作ってくるのが本当に上手くて、クランバトルとか一皮むけば殺し合いなのにスポーツだと思い込んで盛り上がってる人がいるって構造が全員にとって当たり前のものとして扱われてるところとか、たぶんあれって「バトルものの皮を被ったSNS劇場」みたいなものとして作られてるんだと思う。

からこそ戦闘シーンより“その後のリアクション”の方が怖いというか、シュウジもマチュもあんだけ暴れまわっておいて結局は自分の中のエゴを発散することしか考えてない所があるっていうか、作品全体が持ってる“立脚点のなさ”みたいなのがファーストガンダムの頃とは視聴者の生きる時代のものが違うんだろうなと思うわけ。

ぶっちゃけこれってファーストとかZをちゃんと通ってきた人間でも、それこそZZ肩透かし食らって複雑な思いしたようなオールドタイプにはむしろ一番きついんじゃないかって感じがあって、あのころ「これもガンダムなのか?」って思いながらなんとか飲み込んできた世代にとって、今作の“やってること全部理解はできるけど心がついてこない”みたいな空気って一番しんどいと思うし、逆に最近若い視聴者からしたら「ガンダムってこういうのもあるんだ」って普通に受け止めてる様子があって、それはそれで悪いことじゃないんだけど、そうやって“全部アリ”にしていくことでシリーズ倫理観がどんどん空洞化していくのが見えてるから怖くて、クランバトルの仕組みとかSNS演出とかも一見新しいことしてるようでやってるのは80年代政治性をエンタメで覆い隠す手法の焼き直しだし、マチュの青臭さに拒否感を持ってる人と共感してる人で会話がまったく成立してないのも、ZZやGレコのときとすごく似てて、なんというか「ガンダムから観てるけどもうこれガンダムじゃないと思いたい」みたいな気持ちになってる人が自分含めてそれなりにいると思うし、それでも観てしまってるのは、たぶんこの作品がいろんな意味シリーズの終着点を一度“茶化しながら焼き払おうとしてる”からで、これを茶番と切るのも、傑作と持ち上げるのも、どっちも疲れるから黙って観てる人が一番多い気がする

2025-05-04

ネット20有余年

最近掲示板全盛時代趣味関係でやり取りがあった数歳年上の人がガンで亡くなったのを知った。もうみんなそんな年齢になっちゃったんだね。

あの頃の知り合いって、SNSにいるのかな?一部はまだ知り合い関係が続いているけど、他の人達ってどうしているんだろう。もうすっかりあのころ趣味からは足洗っちゃったんだろうか。自分は一時期離れても、興味がなくなることはなくて細々心の隅にあったりするんだけど。

もっと若い世代で同じ事に興味ある人達もいるけれど、世代も違うし知り会ったとしてももうそんな親しくなれるとは思えないしなあ。

最近は有名になって商売につなげたい人が多いみたいだけど、ただの趣味として遊んでいるのが良かった。

2025-05-03

あのころクワ

私は昔から寿司大好物だった。

小学生のころは、誕生日にお寿司をねだり、両親に近所の回転寿司に連れて行ってもらった。普段めったにありつけないものだったので、吐くほど食べ続けた。

好きなネタサーモンだ。普通サーモン、炙りサーモンオニオンサーモンを順番に口に放り込んだ。

中学生になってからは、さすがに吐くほど食べることはなくなったが、相変わらずお寿司が好きだった。

高校生になると、アルバイトを始めたので、自由に使えるお金が増えて、友達日常的にお寿司を食べに行けるようになった。

このころから、お寿司のありがたみというかワクワク感が薄れていった。簡単に手の届くものになってしまたかなのだろうか。

大人になって、回らないお寿司も食べに行った。確かに美味しい。美味しいけどなぜかワクワクしない。

お金がなくなって、再びお寿司が手の届かないものになったら、ワクワクする気持ちを取り戻せるのだろうか。

どうすればあのころ気持ちを取り戻すことが出来るのだろうか。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん