「番組」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 番組とは

2025-11-08

anond:20251108234946

どうやって解決するんやろな

一応は子供向け番組やしファンタスティックビーストみたいに急に新キャスト視聴者が混乱するやろし

好きな人が出る番組に、大嫌いな人が出てると見れない。

嫌いな奴が抜かれたり発言する度にイラッとしてしまうので、端から見ない。スルー力がない。この性格どうにかしたい…

みんなは好きと嫌いどっちが勝つ?

https://anond.hatelabo.jp/20251108110041

   てるのりのわるのりは終了したからな。今現在東京拘置所内で流れているのは文化放送でも違うもの。秋の番組再編に伴って土曜日のわるのりはなくなった。

やさぐれ酒場ゲスト吉住が、「コンビを組むとしたら誰と?」って質問に対し色々な人を挙げている中で

「元スパナペンチ永田敬介さん」と言っていて、あの人か!!と思った

以前、「海外で髪を切るだけの番組」に出演した人だね。なかなかこじらせた感じの人だった

wikiを見ると、去年一昨年とM-1準々まで行ってるのか。今年はどうだろう(結成4年目の「コーツ」というコンビユニット?で、今年も3回戦突破している)

2025-11-07

昔々の話。

車の中でラジオを聞いていたら美輪ちゃま(ご本人)がDJ番組が聞こえてきた。

その番組の中で電話相談(だったと思う)というのが有って、

リスナーから相談事に美輪ちゃまが返答するという物だった。

ラジオの向こうの電話口にはとある母親という方が出ていた。


美「相談事は何ですか?」

母「実は息子の進路相談の事なんですけど...」

美「はいはい、どんなことかしら?」

母「息子は高校生で、今度受験を控えているんです。

   でも進路が決まっていなくて、あなた何になりたいの?

   ときつく聞いたところ、僕、女になりたい! って言われて、

   私びっくりして、どうしたらいいのか、どう返答したらいいのか、困ってしまって...」

美「何言ってるの!あなた母親でしょ、しっかりしなさい!!

   子供のやりたいことをやらせてあげなさい!!

   子供のやりたいことを理解してあげるのが親でしょ。

   自分でやりたい事が有るなら自分でその道に進んで行かなきゃいけないのよ!

   社会が何をしてくれたって言うの?

   社会が何をしてくれるって言うの?」

母「はあ... そうですか。ちょっと私も自分気持ちを整理して...

   ありがとうございました。」

...

正確では無いと思うけど、だいたいこういう内容だった。


自分は美輪ちゃまの事は好きではなかったけれど、この時ドキッとさせられて、

この人に対する気持ちというか考え方というのか、がらりと変わった。

ドキッとしたのは「社会が何してくれるって言うの」というところ。

そうだよな、ダラダラ生きてきた俺にはきつい一言だった。

社会が何かをしてくれるわけではないのだから

自分でしっかりと進みたい道に進まなきゃダメだよというのは、

今まで散々言われてきていたようで、スルーしていたと思うんだけど、

この人の言葉で頭をガツンと殴られたような気がした。


からと言って俺の人生が変わったわけでもなかった。

ただ、それまであまり好きではなかった美輪ちゃまを、凄い人だなと思うようになった。


学生の頃からやる気のない人生、それは今も変わってはいなかな。


落ちの無い増田すみませんでした。

JR列車内で芸能人が飯食う番組流れるんだけど大泉洋が6000円とかするちらし寿司食っててイラっと来たよね

人より幸せになるべき

所詮幸福競争

人より友達を作って、人より良い高校に行って、人より良い逸話を残して、人より良い大学に行って、人より多く実績を残して、人より良い大企業に行って、人より競争の激しい業界で勝ち残って、人より有名になって出世して、人より品があり顔の良い異性と結婚して、人より優れた子供を産んで、人より優れた人生を送らせて、人より大きい家に住んで金持ちになって、人より幸せそうに長く生きて、人より多くの場所に名を残す。

疲れた。多分こうあるのが幸せの雛形なんだろうけどやっぱり疲れる。

しかし何も残さな人間は人たり得るのか。

答えはNOだ。人間ではなく、ただ生まれ落ちただけの命、有象無象動物と変わらない。

そんなもの人生ではなく、コピペしただけの背景だ。幸せになった人の人生番組だとしたら、そういう人の人生CM、いや砂嵐しかいかもしれない。

そうならない為にも、人より幸せになることは目指すべきだと思う。

誰でも手に入るような、妥協した幸せに尊さは無い。しかし、周りから見ても幸せそうに見える人間になれば自分幸せに向かう勇気が手に入る。

客観的幸福が、自身幸せを作り上げるのだ。

人生レベルをあげよう。

人間になるために。幸せに、誰よりも幸せになる為に。

anond:20251107094929

毎週のように保護犬保護猫の番組まれてるだろ?

メジャーなところだと、みんなの動物園だけど、めちゃくちゃ増えてね?

路上で暮らす人間だってまだいるのに、児童擁護施設で暮らす子供だっているのにだな。

いや、するのはけっこうだけど、メディアってもっと報道優先順位あるんじゃねーの?

白人の命は重いかガザよりウクライナを大々的に報道するようなもん?

2025-11-06

NHKって今でも原則的には企業名とか商品名って出せないと思うんだけど、

YAMAHAって言っちゃったねえ…、NHK側じゃなくて展示場担当者さんが…😟

一瞬、放送事故っぽい雰囲気になって笑ってしまった

自分の親戚もNHKに出演したとき無限軌道キャタピラーみたいに言う気楽な気持ちで、

企業名商品名出しちゃって、番組後にNHKから色々注意されたらしいけど、

まあ、民法でもそうだけど、マイク向けられてる人がいきなり、彼女募集中で~す!とか言うようなもんだからね、極端に言うと…

意図せず、特定企業とか商品を紹介するのはアウトだと思う

でも、ちょっと前のNHKは朝に便利商品紹介するみたいなコーナーがあったはず、

あれは賄賂掴まされますわ、絶対…😟

テレ東だったらトレンディタマゴみたいにするんだろうけど…

赤ちゃん亀が産まれて海までのデスロードみたいな番組

スギィ!

松本憎しでダウンタウンプラスを叩いてる連中が知らないこと

1日から始まった「ダウンタウンプラス」だがアンチ信者松本人志ばかり話題にしてて、このサービス本質が語られてない気がしたのでちょっと書いてみる。

このニュースを知ってる人と知らない人でおそらく感じてること、見てる部分が違うと思うので、まずはこのニュースを見てほしい。

~~明石家さんま 吉本が発表「ダウンタウンチャンネル仮称)」などのコンテンツ料金は「一律じゃない」

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/08/24/articles/20250824s00041000074000c.html


明石家さんまが今年の8月ラジオで語った話だが最後の方に書かれてる文を引用する

吉本興業は18日にはコンテンツファンド組成を行ったと発表し、今後発表するコンテンツについても「明石家さんまダウンタウンをはじめ、中川家千鳥かまいたちマヂカルラブリーチョコレートプラネット渡辺直美霜降り明星や、今後活躍が期待できる若手を含む弊社所属タレントプロデュース・出演するコンテンツのほか、スポーツ選手ドキュメンタリーオーディション番組などの制作を予定しており、海外へのフォーマット販売視野に入れながら、順次拡大してまいります」と発表した。



この部分からも分かる通り、まずは吉本の顔であるダウンタウンから始めて、今後は他のタレントチャンネル順次増やしていく。その後コンテンツフォーマット海外販売していくつもりらしい。つまり吉本サービスの中に「さんまプラス」「千鳥プラス」みたいなチャンネルを増やしていくということ。自社タレントを核にした独自配信事業プラットフォーム)が今後増える可能性がある。

なので松本成功か失敗かというより、吉本的にはすでにアプリリリースして会員から集金出来てる時点でもう第一段階は終わってる。今は今後のためのノウハウを蓄積してる状況で、ダウンタウンくらい余裕のあるタレント時間を掛けてデータ収集・雛形作りをしてる状態だろう。

で、何が言いたいかというと、松本は「テレビ喧嘩するつもりはない」と言ってたみたいだが、どう考えてもテレビ業界への三行半というか、沈みゆ泥舟ともいえる既存テレビ業界から脱出と見える。今もテレビに出演中の浜田コンテンツを様子見してるのも、多分そのためだろう。なるべく喧嘩しないでゆるっとフェードアウトするみたいな。

テレビで復帰するため〜とか言ってる連中は本当になんも分かってないと思うよ。

このプラットフォーム商売のやり方)は今後の芸能界のあり方も変える大きな影響力を持つ、ゲームチェンジャーになりうる出来事だと思う。知らんけど。

「女から人権を奪って全ての男にあてがえ」「女がスペックで男を選べないシステムしろ弱者男性の訴えはなぜ強者男性から黙殺されるのか

スペック余り物男性身長年齢収入の項目撤廃を望んでるけど

フィルタリングされない男は他の男が足切りされてより多くの女を選べる環境を望んでるから不可能なんだよな

若い女セックスしたい」「従順性奴隷の女が欲しい」「一人でも多く、目新しい女とセックスしたい」

全ての男性に同じ性的欲求が搭載されてるからどうしてもそうなる

男性足切りしてふるい落として競合相手を減らすこれらの項目を望むのも上位男性

中居だってアテンド女を無駄に多数集めさせてその中で一番若く綺麗な女を選んでたからね

男は一人でも寄ってくる女の数を増やしてより若い可愛い女を選びたい

から身長コミュ障やチー牛やホモ出演者発達障害ストリーマーなど自分より劣った男を晒し者にしたりコンテンツ化して「自分あいつらより優れた存在ですよ」とアピールする本能を持つ

156とかホビッチョとか鯖読みとか上げ底靴とか発達障害や低身長を笑い者にしてコンテンツにまで発展させるのは男だけ

しかし低身長男性は変質者だからマッチングを拒む女に張り付き加害するのだけが生き甲斐から

男のチビ嘲笑コンテンツ化を見ないふりしてるだけなんだよね

628 番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です 警備員[Lv.8][新] (アウグロ MMb5-3Ra4) 2025/10/26(日) 18:10:43.01 ID:XUqVSq3oM

ハイドが後ろの席のリーマンが臭い足を伸ばしてきて迷惑だったという記事

「前の席は無人だと思われたんだろw」「足を伸ばしたくても伸ばせないw」と被害者を笑う反応ばかりだったからな

から見たらチビ存在おもしろギャグ

https://anond.hatelabo.jp/20251105101510

犬がテレビ見てるとき気持ち勝手想像して勝手共感した

まり動物動画は見ない方だけど、youtubeを開いたらショート動画のタブだったらしく、普段は見ない犬の動画再生された。

知らない家のリビングテレビが映っている。めざましテレビだったらしい。聞き慣れたジングルと共に「きょうのわんこ」が始まった。そのジングルを聞きつけて、ゴールデンレトリバーだろうか、クリームの子犬がぴょこぴょことテレビの前まで走ってきて、ちょこんと座る。なるほど、この子犬は映像の内容と音楽ちゃんと覚えていて、犬が映るコーナーだから見にきたのだなと分かる。

番組の内容はこうだった。ナレーション曰く、今日紹介している柴犬は、散歩の際にいつも会う近所の犬たちが大好きで、目視するだにすれ違うずっと前から伏せて待っているらしい。近寄られて初めて立ち上がり、全力でニオイを嗅ぐ。犬の世界ではそれが挨拶だった気がする。そうして最後に3匹仲良く散歩する映像が流れて、コーナーが終わった。

コーナーが終わると、そそくさとテレビの前を去る子犬。本当にきょうのわんこだけを見にきたらしい。

テレビを楽しみにする犬というのが、犬飼いの人ならよく見る光景なのか、それとも珍しい光景なのかは分からない。

でも私はこの動画を見て、なんとなく未就学児だった頃を思い出した。

幼い頃に社宅の団地みたいなところに住んでいた頃。父は仕事、母は井戸端会議アパートの前の駐車場。まだ幼稚園にも通っていなかったから私は1-2歳だったはず。昼寝から起きて、母がいないことに気付いて、部屋の窓から下を見ると母親たちが話している。うちが住んでいたのは3階だ。大声で呼んでも気付いて貰えなかったので、リモコンを触ってテレビをつけた。30年近く前、もちろんブラウン管だ。

テレビをつけると、知らない大人が知らない言葉を話し、知らないことをしていた。何の番組だったのかは全く覚えていないけど、おそらく何らかのドラマ再放送だったと思う。幼い子供認識力では、言葉も途切れ途切れにしか聞こえない。知っている言葉以外が全く耳に入らないのだ。何を言っているのかは全く分からない、知らない大人たちが大人らしく知らないことをしている映像を、不思議だなぁと思いながら私は眺めていた。

そう、このときの「よく分からない言葉を話しながらよく分からないことをしている人たち」を眺めていたとき感情を、さっきの子犬の動画を見て、ふと思い出した。子犬にはナレーションはもちろん理解できないだろうし、おそらく映像意味も分かっていないと思う。犬は数は数えられるらしいから、「3匹の犬が歩いているなぁ」くらいには思えていただろうか。それくらいの認識なら、おそらく私もかつてそうだったし、そうだったことを覚えている。映像意味は全く分からない、けれど何かが面白い私たちは、映像から社会を学ぼうとしていた。

犬は生後何ヶ月くらいか散歩をさせて貰えるのだろう。テレビを見て他の犬との関わり方を学んだ子犬は、散歩ときにどのような態度をとるのだろうか。私は立派な根暗に育ってしまったので、同じ轍を踏まないで欲しいものだ。

2025-11-05

スーパー戦隊終了したらありそうなこと

いい年して精神年齢ガキの特撮オタクが後番組にひたすら誹謗中傷かます

司会とかメインMC芸能人戦隊を追い出したとかありもしない噂・フェイクニュース捏造しゴネる

けものフレンズとかシンカリオンとかそんな感じだった

今年の仮面ライダーヤバすぎンゴwwww

公式から全く情報が出てない2号ライダーについて変身する役者変身アイテム含めフライング公開www

しかも詳しい内容は役者オンラインサロン誘導wwwww

そしてこんなやらかしてるのにほんと一部でしか話題になってない程の元の番組のつまらなさwwwwwww

2025-11-03

anond:20251103123357

ごっつみたいなタイプコント番組しばらくやってないけどな

変わらなかったってことはないんじゃない

2025-11-02

anond:20251102175323

おじいちゃん、いまどきテレビでは芸人は芸を打たないんですよ。

M-1みたいな大会年始番組くらいしかネタ番組無いんです。

令和で芸人見るならYouTube劇場に行くんですわ

DOWNTOWN+の感想

配信での一人喋り

思ってたよりリラックスして肩の力が抜けてるなという第一印象

本人的にはかなり緊張してたらしいが、緊張感みたいなのはスタジオ雰囲気含めてまったくないムードに見えた。

いわゆる「かかってる」状態になりそうだなと予想してたがそんなこともなく、終始落ち着いていた。

松本本人が流れに合わせて別の話題に切り替えたりの判断も冷静で的確に感じた。

しろフロアディレクター?がやたらと意気込んでいて「この番組ファンをなんて呼ぶべきか・・」とか言いだしてたけど

松本本人は「そういうのはちょっと、ただ色んな芸人が集まれ場所ひとつになったらいいなと」みたいな感じで温度差ありそうだった。

自分が唯一引いたのは観覧席に女性客多めに入れてたこと。これはさすがに意図を感じて引いてしまった。

実のない話トーナメント

あえてつまらない話をしようとすると、なぜかそれが面白くなってきてしまうという現象は確かに起きるんだが、

最終的に「本当につまらない話しかしない人が普通に強い」ということになってしまい、最後のほうはなにを見せられてるんだろうという気持ちに。

恐らく見切り発車でやってるので演者松本本人も難しさを感じながらやってるように見えた。

ぶっちゃけテストでやってたとしたらボツになる企画かもしれない・・

7:3トーク

松本ゲストがサシでトークするが、なにか作業しながら話すことでゆるめなトークにするのが狙いと思われる。

かに作業しながらの雑談って妙な面白さがあるから狙いは分かるんだが、

初回のゲストシソンヌ長谷川という微妙な人選。

相手ツッコミなのもあって芸人のノリが強まり、「餃子作りながら」の部分があんまり意味を感じなかった。

それより問題なのは松本はこういうサシでの対話だと面白いことをあまり言わなくなる。

せめて数人周りにおいてかつてのはしご酒くらいには場の空気を作らないと難しい。

しか芸人以外の芸能人番宣の一環で出たりするものなので、、なかなかつらいかもしれない・・・

大喜利GRAND PRIX

企画的には一番注目していた。

ルールにひねりをくわえてはいるけど、あまり良い方には効果が出てなかった。

ルール変則的なせいで(プレイヤーが出題者にもなる)競い合う感じが薄れた上に、大喜利の部分に集中しづらさもあり見てる側も気が散る。

途中から千原Jrが責めた感じに切り替えようとはしてたが、全体的にぬるっと終わってしまった。

写真一言みたいな分かりやすインパクトのある大喜利テーマが生まれないと、ルールにひねりを入れるだけではちょっと厳しそう。

ダウプラボイス

映像無しで、数人の芸人架空コンビ名と芸名自己紹介としてひたすら挙げていくだけのラジオ乗りな企画

正直、笑えるかどうかでいうと一番お金もかかってなさそうなこれが一番面白かった。

ただこの面白さは例えばもう寝る体制になりつつ流しっぱでニヤニヤするようなそれこそラジオ的な面白さであって、なんならこれだけ無料配信にするといいのでは、とも思う。

なんか全然褒めるとこがないような感じになったが、テレビお笑い番組自体がすっかりなくなってしまったので、

純度の高いお笑い番組をやってくれるというだけで、しばらくは見てみようと思っている。

あとこれはあまり話題になってないんだが、11/1の開始日に合わせて浜田側の後輩たちとの度企画も同日配信されるはずだったんだが、

なぜかそれが急遽延期になってしまっていた。

これはどういうことなのかちょっと気になっている・・・

ダウンタウンが昔から苦手だった」論について❷

「ダウンタウンが昔から苦手だった」論についての続きです

③単純につまらなかった

 これは彼らの責にはよらないところ、そして増田の嗜好による部分も大きかろうとは思うが、『ダウンタウンDX』などは端的につまらないとしか思えなかった。

 薄い記憶頼りの記述になってしまうが、例示した番組はいくつかのミニコーナーによって構成されていたはずである。そのコーナーのどれをとっても昼間のワイドショー的なノリに過ぎないように思えてしまっていた。

 もちろん、そうしたノリが好きな人も多いのだろうし、呼ばれたゲストが好きな回だけ見るという人も多かったのだろう。

 だが、増田はどちらにも当てはまらない。

サナ活」が工作されているのではと訝しまれる(実際にムーブメントとしてあるか・工作なのかはここでは問わない。単に首相皇族やへの支持まで「推し活」として括ることがあり得るものとして消化される)ほどの、この推し活大時代において、人生に一人とて「推し」がいたことがない。

 だからなのか、自分生活関係しない、他者たる有名人の惚れた腫れた不倫などなどへの興味も昔からなかった。

 もっとも、「昼のワイドショー」的な内容でこそあっても、話芸によって付加的なコンテンツ性が生まれるのだとの論はあるやもしれない。

 それでもなお笑いどころがわからなかったし、そのわからなさが、世界から拒絶されるような感覚さえも覚え、しんどかった(斜に構える思春期真っ盛りより前は、「みんなとなるべく同じになろう」と素朴に思っては達成されないと寂しさを覚えるものではありませんでした?)。

「お決まり」としての叶姉妹私服が高過ぎるオチ理解できるにしても、1時間尺の番組でこうした部分しか笑えないのなら、この時点ですでに「not for me」でもあった。

 けれど、「not for me」の「用法」もなければ、彼らがスターすぎた当時、そんなことを言えない閉塞感がたしかにあったのだ。

最後伝説TVスター」ではまだ足りないのか?

 ほかにも要因はあるかもしれないが、すぐに書き出せた「好きじゃない」理由はこのようなところである

 ①で書いたとおり、かつての「天才的なネタ」を(知りたいと思えた上で)知った先に、その文脈ありきで見方が変わる可能性は否定しない。

 だが、一視聴者として、①〜③の複合要因から長年にわたって苦々しく思ってきたのは事実だ。

 そのなかで現れたのが文春砲であり、マスメディアへの露出停止だったのである。そりゃ、一言二言、「好きじゃなかった」くらい言いたくなる人が出てくるのもやむなしでしょうに。

 こうした前提の上で、『DOWNTOWN+』の始動と、それ以上に、あまたの芸人賞賛や出演、そして視聴者の熱い支持に、どんよりとした思いを抱いている。

「“ゴシップ”になんて負けないで」というのは言語道断であるからよそにするが、「その存在の偉大さにこそ比べてしまうので“あれば”、瑣末な問題だ」とでも言いたげな反応が、苦しい。

 増田個人性が高い①や③を、なんなら②までも措いてしまって、掛け値のない偉大な芸人だったとしよう。

 だが、偉大であればこそ、勇退する判断をしてもよかったのではないかという問いは、問題なく成立するのではないか

 今ではびっくりするほど擁護論を聞かない島田紳助だが、引退間際のテレビ欄の染め上げっぷりはそれは凄まじかった。それでも引退し、はや14年が経つし、なおも動きはない。

 素人たる視聴者からの(紳助への)支持と、プロたる芸人からの(松本への)支持は等価でないとは言いやすいかもしれないが、島田紳助カムバックがもっと予見される状況かつ、SNSが今ほど発達している状態だったら、容易くそれだけが違いだとはいえないと思う。

※余談だが、増田島田紳助ファンでも当然ない。むしろクイズ!ヘキサゴン!』などは大嫌いだったし、『行列のできる(法律相談所』は長年の負の遺産だったと思っている。

 日本の一時代を築いた、伝説芸人ことダウンタウン松本人志がいた。あとから出た芸人はあまねくダウンタウンの影響を大いに受けて育まれた。

 これ以上に欲する名誉はあるか? 増田にはわからない。

日本お笑いしんどいと聞きまして」

 バブル前後の国力成長期に飛ぶ鳥を落とす勢いで力を蓄えていった氏には、たしかに「しんどく」も映るのかもしれない。だが、しんどいのは「お笑い」以前に、人々の生活のものなのではないか

 それに芸人当事者でいえば、「そこそこ」の暮らしができる芸人たちは、SNSによってかつてより増えているのではないか。「M-1グランプリ」の参加者数が毎年歴代最多を更新するような、成長産業ではないのか?

 たしかあなた(がた)は、変え難い伝説化身となった。それでもう、万事よいではないか。これ以上、なにを望むというのか。

 もうきっと、メディア構造上として、ダウンタウンの後釜は現れない。あなたが幻影を追っているとしばしば揶揄される、北野 武にこそあなたもなれずとも。それが時代残酷さであり、甘やかさではないかと思う。

課金しなくては見られない」、ゾーニング性のあるチャンネル活動を絞っている以上、顧客でない外野がとやかく言えたもんじゃないとの反論もあるだろう。

 だが、その反論こそ、「ダウンタウン松本」の影響力の大きさを軽視したものではないだろうか。

 増田はその影響力の大きさ強さを信じているからこそ、『DOWNTOWN+』を批判するのである

※令和に青春を過ごす世代のために蛇足の補足をしておくと、増田がここで書いたゼロ年代半ば〜10年代初頭くらいは、リビングテレビ(今はモニターの家も多いか)に、ネット接続されていなかった。

そのため、『8時だョ!全員集合』ほどの影響力は失った(リアタイではないか一般論だが)、メディアの過渡期ではあるにせよ、今とは比べ物にならないほどの力がテレビにあった時代なのである

東海オンエア」? 話にならない。幼児から高齢者まで、真の「テレビスター」ならば、その名前を誰もが知っていた時代の話である増田以上の世代なら、ヒカルよりも島田紳助みのもんたのほうが知名度はよほど高いだろう。

当時までは、まさに「お茶の間」がその場に出現した時点(食後、リビングを行き交うような時間空間のことだ)で、地上波アナログ放送)が点いていないことのほうがイレギュラーだった。だから、つまらないと思うテレビ番組のことも、このくらいに知っていてもなんらおかしくはないのである

ダウンタウンが昔から苦手だった」論について

 文春砲によってすっぱ抜かれて事態が大きくなっていった当時、「もともと(松本人志を/ダウンタウンを)好きじゃなかった」と告白する人が相次いだ。

 それはごく一部というには多過ぎたし、しかし「今それを言うのってダサ(勝ち馬に乗りたいだけじゃん)」と批判しながら、かの人物擁護する種の反応もまた多かった。

 雑で体制的な言説に頼ることでしか発言できない人々のことはさておいて、あえて今言いたい。

「私もダウンタウン20年以上ずっと好きじゃなかった」と。

 増田90年代の半ば生まれである。ゆえに、「ダウンタウン黄金時代」なるものを知らないとされる世代である

 天才的なネタによって「お笑い文化を書き換えた生ける伝説コンビであり、ゆえに世代に当たる人間神格化するのもやむなしの存在なのだ――とは耳タコになるほど聞かされてきた。

 それこそ10代の頃から

 なお、知人友人から上記と近しいコメントを返されてきた芸人には、とんねるずがいる。

 ダウンタウンほとんど同じような理由から苦手だったので挙げたまでであり、他意はそれ以外にない(言語化できない感覚値のみで苦手なのではないことを言いたかっただけだ)が。

 なぜ「好きじゃない」と思ってきたのかを、くだんの報道内容や今般の始動への言及は一切抜きに、まずは語らせてもらいたい。

①「伝説」の内容があやふや

「好きじゃない」と表明したとき、もっぱら返されるこの「伝説」としての文脈であるが、どのように伝説だったのかを、増田の知人友人から具体的に聞けることはないまま、今に至る。

 むろん、いくらでも動画合法違法わずアップロードされる時代だ。気になるなら自らの目でネタを確かめればよいかもしれない。

 けれど増田お笑い批評仕事でも学業でもなければ、お笑いフリークでも誰かのグルーピーでもない、ただの一お茶の間人間である

 嫌だから冠番組ほとんど見ないし、見るにしても当人らが話すシーンは飛ばしたり離席しようとする(ここ10年の話)だけでとどまっている。わざわざ自ら検証なり好きになりするための営みを取る動機はない。

 ただ、まとまった文章を読むことで考えを改めて視聴してみようと思う可能性は否定しないので、なにかい記事があれば教えてほしいし、コメントで教えてもらえることももちろん歓迎である

学校で起きる「いじめ」との違いがわからなかった

ダウンタウンガキの使いやあらへんで』を筆頭に、『リンカーン』などの番組でのイジリに対する印象である

 つい笑ってしまうような瞬間が皆無ではなかったと思うが、そこで得られる笑いによる快よりも、「これのなにがおもしろいの?(むしろ胸糞が悪いだけ)」と即時に感じてしまうことで生じる不快のほうが大きかった。

 古い純文学なんかを読んでいると、今では考えられないような価値観を目の当たりにして驚くこともままあるが、それによって作品キャンセルしたいとかもう読みたくないとかとは思わない。

 過去は今と地続きとはいえ、故人の、昔に固定された作品からである

 そして、快より不快が勝るものは閉じれば終われるほど、直線的な影響を持つものではもはやない。

 しかし、先に挙げたようなバラエティ番組は当時の自分にとって現在の話であり、出演者が同時代を生きている人間であるのはもちろんのこと、その番組を笑って見るのは、自分クラスメイトや、ときに友人だった。

 もちろん、「作り物」たる芸の世界での言動であるとは、みなわかっていたと思う。けれど、芸人ネタ言動ミーム化するものだ。「オッパッピー」は決め台詞以上の意味を見いだせないまま口にするだけのものであっても、「あーいとぅみまてーん!」は、(軽い?)謝罪シーンにおいて、流用されるものであったろう。

「なにをどんな視点で切り抜くと痛快か、共感を得られるか」ということを大小発見するのが、お笑いひとつ構造であるはずだ。

 だから、芸の世界での言動過激さや切れ味がそのままに持ち込まれることはなくとも、縮小版は容易に現実世界にも輸入される。そもそも現実世界の観察に立脚しているからこそ支持を得られるものなので、当然のことなのだが。

 彼らを単なる好き嫌いで終わらせられない理由が、このあたりにある。自分にとってはいじめにしか思えないものがひろく支持されている(まさに横の席に座る級友もだ!)ことが、恐ろしかったのだ。

だって、「覇王」の聖なる声なのだから

*長すぎるとブツ切りにされると聞いたので、「ダウンタウンが昔から苦手だった」論について❷勝手に続けます

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん